JP2009048513A - 電子機器およびプログラム - Google Patents

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亮 波多
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Abstract

【課題】複数種類の電子機器を自動的にユーザ所望の設定にすることができ利便性が向上する電子機器およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明の電子機器は、機器の設定情報および操作手段により入力されたパスワードを暗号化し、暗号化された設定情報およびパスワードをリムーバブルメディアに記録させ、暗号化された設定情報およびパスワードが記録されたリムーバブルメディアが装着されると、パスワードを要求し、正しいパスワードが入力されると、リムーバブルメディアに記録された暗号化された設定情報を復号化し、復号化された設定情報のうち機器に設定可能な設定情報を機器に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器およびプログラムに関する。
テレビ、テレビ放送受信機、DVD機器等のあらゆる電子機器ではユーザが各種の設定を行えるようになっている。
電子機器として例えばテレビ放送受信機について、特許文献1には、ユーザが設定した映像調整値等の設定情報を自動的に外部メモリに記憶させ、外部メモリが接続されるとその外部メモリに記憶されている設定情報を読み出し、その設定情報に応じた映像の調整等を行うようなテレビ放送受信機が開示されている。このようなテレビ放送受信機によれば、自動的にテレビ放送受信機をユーザ所望の設定にすることができる。
特開2002−16853号公報
しかし、上記特許文献1のテレビ放送受信機では、テレビ放送受信機という一種類の電子機器に対してしか自動的な設定が行えないという問題点があった。
上記問題点を鑑み、本発明は、複数種類の電子機器を自動的にユーザ所望の設定にすることができ利便性が向上する電子機器およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の電子機器は、機器の設定情報および操作手段により入力されたパスワードを暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段により暗号化された前記機器の設定情報および前記パスワードを機器に装着されたリムーバブルメディアに記録させる記録手段と、を備え、
さらに、暗号化された機器の設定情報およびパスワードが記録されたリムーバブルメディアが機器に装着されると、そのリムーバブルメディアに記録された前記暗号化された機器の設定情報およびパスワードを復号化する復号化手段と、
前記暗号化された機器の設定情報およびパスワードが記録されたリムーバブルメディアが機器に装着されると、表示手段にパスワード入力用画面を表示させる画面表示手段と、
前記パスワード入力用画面において操作手段によりパスワードが入力され、その入力されたパスワードと前記復号化手段により復号化されたパスワードとが一致した場合、前記復号化手段により復号化された機器の設定情報のうち機器に設定可能な設定情報を機器に設定し、前記入力されたパスワードと前記復号化手段により復号化されたパスワードとが一致しない場合、前記復号化手段により復号化された機器の設定情報を機器に設定することはしない設定手段と、を備えることを特徴としている。
このような構成によれば、ある電子機器によりリムーバブルメディアに機器の設定を記録させてから、そのリムーバブルメディアを複数種類の電子機器に装着することで、複数種類の電子機器を自動的にユーザ所望の設定にすることができ、利便性が高い。また、正しいパスワードが入力されなければ、リムーバブルメディアに記録された設定は機器に反映されないので、他人が勝手にリムーバブルメディアに記録された設定を使用することを防げる。
また、本発明の電子機器は、上記構成において、前記記録手段は、機器に設定されたOSD表示言語設定情報を前記リムーバブルメディアに記録させ、
前記画面表示手段は、OSD表示言語設定情報が記録された前記リムーバブルメディアが機器に装着されると、そのリムーバブルメディアに記録された前記OSD表示言語設定情報に基づき前記表示手段に前記パスワード入力用画面を表示させることを特徴としている。このような構成によれば、ユーザ所望の言語でパスワード入力用画面を表示させることができる。
また、本発明の電子機器は、上記構成において、前記設定手段は、前記リムーバブルメディアが機器から取り外されると、前記機器に設定した設定情報による設定を前記リムーバブルメディアが機器に装着される前に機器に設定されていた設定に戻すことを特徴としている。このような構成によれば、ユーザはリムーバブルメディアに記録された設定を一時的に使用した後、リムーバブルメディアを取り外すことで元の設定に戻すことができる。
また、上記目的を達成するために本発明のプログラムは、コンピュータを、操作手段により指定された複数種類の電子機器についての設定内容を表す設定情報および操作手段により入力されたパスワードを暗号化する手段と、暗号化された前記設定情報および前記パスワードをリムーバブルメディアに記録させる手段として機能させるプログラムとしている。
このようなプログラムにより複数種類の電子機器の設定が記録されたリムーバブルメディアを複数種類の電子機器に装着することで、複数種類の電子機器を自動的にユーザ所望の設定にすることができる。また、正しいパスワードが入力されないとリムーバブルメディアに記録された設定を機器に反映させないようにすることができ、他人が勝手にリムーバブルメディアに記録された設定を使用することを防げる。
本発明の電子機器およびプログラムによれば、複数種類の電子機器を自動的にユーザ所望の設定にすることができ利便性が向上する。
以下、本発明の実施形態の一例について図面を参照して説明する。ここでは電子機器としてテレビおよびDVDプレーヤを例として説明する。
図1に、本発明に係るテレビの概略構成を示す。本発明に係るテレビ100は、選局部2と、復調部3と、映像音声処理部4と、映像表示部5と、音声出力部6と、OSD(On Screen Display)部7と、リモコン受信部8と、USB(Universal Serial Bus)インタフェース9と、記憶部10と、制御部11とを備えている。
選局部2は、アンテナ1からの放送信号から所望のチャンネルの放送信号を抽出して復調部3へ出力する。復調部3は、選局部2からの放送信号をデジタル復調し、ストリーム情報を映像音声処理部4へ出力する。映像音声処理部4は、復調部3からのストリーム情報から映像情報、音声情報を分離し、各情報をデコードする。そして、映像音声処理部4は、デコードされた映像情報に対して画質調整を行い、画質調整後の映像情報を映像表示部5へ出力する。映像表示部5は、映像音声処理部4からの映像情報に基づき映像を表示する。また、映像音声処理部4がデコードした音声情報は音声出力部6へ出力され、音声出力部6は、音声情報に基づき音声を発生する。
OSD部7は、OSD映像情報を生成し、そのOSD映像情報を映像音声処理部4を介して映像表示部5へ出力し、映像表示部5はOSD映像を表示する。
リモコン受信部8は、不図示のリモコンから赤外線信号を受信しリモコンコードに変換して制御部11へ出力する。記憶部10は、後述する各種設定情報が記憶される。USBインタフェース9は、リムーバブルメディアであるUSBメモリ200を着脱可能なインタフェースである。
ここで、記憶部10には、不図示のリモコンにおける設定操作に応じて各種設定情報が記憶され、このような設定情報には画質調整設定情報、テレビ視聴制限設定情報、OSD表示言語設定情報が含まれる。
画質調整設定情報はブライトネス、コントラスト、シャープネス等からなり、映像音声処理部4は記憶部10に記憶された画質調整設定情報に基づき画質調整を行う。また、記憶部10に記憶されたテレビ視聴制限設定情報および映像音声処理部4によりストリーム情報から分離された視聴制限情報に基づき映像音声処理部4による映像音声出力の停止が制御され、視聴制限が行われる。また、記憶部10に記憶されたOSD表示言語設定情報に基づきOSD部7はOSD映像情報を生成し、映像表示部5にはOSD表示言語設定情報が表す言語でOSD映像が表示される。
このような各種設定情報を本発明に係るテレビ100によればUSBメモリ200に記録させることができる。以下、本発明に係るテレビ100によるUSBメモリ200への設定情報の記録について図2のフローチャートを用いて説明する。
不図示のリモコンにおいてメインメニュー表示操作がされると、OSD部7によるOSD映像情報生成により、映像表示部5にメインメニュー画面が表示される。本画面には設定情報保存メニューが含まれ、本メニューがリモコン操作により選択されると、ステップS21でOSD部7によるOSD映像情報生成により、パスワード入力画面が映像表示部5に表示される。本画面においてリモコン操作によりパスワードが入力され、リモコンにおいて記録実行操作がされると、ステップS22に進む。
ステップS22で、制御部11は、上記で入力されたパスワードを用いて記憶部10に記憶された画質調整設定情報およびテレビ視聴制限設定情報を暗号化し、USBインタフェース9を介してUSBメモリ200に記録させる。また、このとき制御部11は、画質調整設定、テレビ視聴制限設定それぞれを表すタグ情報も上記入力されたパスワードを用いて暗号化し、USBインタフェース9を介してUSBメモリ200に記録させる。また、制御部11は、上記入力されたパスワードを鍵を用いて暗号化し、USBインタフェース9を介してUSBメモリ200に記録させる。また、制御部11は、記憶部10に記憶されたOSD表示言語設定情報およびOSD表示言語設定を表すタグ情報については暗号化しないでUSBインタフェース9を介してUSBメモリ200に記録させる。このような記録後のUSBメモリ200の記録状態を図3に示す。
また、図4に、本発明に係るDVDプレーヤの概略構成を示す。本発明に係るDVDプレーヤ300は、DVD再生部12と、映像音声処理部13と、OSD部14と、リモコン受信部15と、記憶部16と、USBインタフェース17と、制御部18とを備えている。
DVD再生部12は、DVDを再生してストリーム情報を映像音声処理部13に出力する。映像音声処理部13は、DVD再生部12からのストリーム情報から映像情報、字幕情報、音声情報を分離し、各情報をデコードする。そして、映像音声処理部13は、デコードされた映像情報および字幕情報を合成して合成映像情報を生成し、合成映像情報に対して画質調整を行い、画質調整後の映像情報を外部のモニタへ出力する。また、映像音声処理部13がデコードした音声情報は外部のスピーカへ出力される。
OSD部14は、OSD映像情報を生成し、そのOSD映像情報を映像音声処理部13を介して外部のモニタへ出力し、モニタにはOSD映像が表示される。
リモコン受信部15は、不図示のリモコンから赤外線信号を受信しリモコンコードに変換して制御部18へ出力する。記憶部16は、後述する各種設定情報が記憶される。USBインタフェース17は、USBメモリ200を着脱可能なインタフェースである。
ここで、記憶部16には、不図示のリモコンにおける設定操作に応じて各種設定情報が記憶され、このような設定情報には画質調整設定情報、DVD音声言語設定情報、DVD字幕言語設定情報、DVD視聴制限設定情報、OSD表示言語設定情報が含まれる。
画質調整設定情報はブライトネス、コントラスト、シャープネス等からなり、映像音声処理部13は記憶部16に記憶された画質調整設定情報に基づき画質調整を行う。
また、映像音声処理部13は、記憶部16に記憶されたDVD音声言語設定情報が表す言語の音声情報をストリーム情報から分離された音声情報から選択し、選択された音声情報をデコードし外部のスピーカへ出力し、スピーカから設定された言語の音声が発生される。
また、映像音声処理部13は、記憶部16に記憶されたDVD字幕言語設定情報が表す言語の字幕情報をストリーム情報から分離された字幕情報から選択し、選択された字幕情報をデコードし、外部のモニタには設定された言語の字幕が表示される。
また、映像音声処理部13は、記憶部16に記憶されたDVD視聴制限設定情報が表すレベルの映像情報、字幕情報、音声情報をストリーム情報から分離された各情報から選択し、選択された映像情報、字幕情報、音声情報をデコードし、外部のモニタには設定された視聴制限レベルに応じた映像が表示され、外部のスピーカから設定された視聴制限レベルに応じた音声が発生される。
また、記憶部16に記憶されたOSD表示言語設定情報に基づきOSD部14はOSD映像情報を生成し、外部のモニタにはOSD表示言語設定情報が表す言語でOSD映像が表示される。
このような各種設定情報を本発明に係るDVDプレーヤ300によればUSBメモリ200に記録させることができる。以下、本発明に係るDVDプレーヤ300によるUSBメモリ200への設定情報の記録について図2のフローチャートを用いて説明する。
不図示のリモコンにおいてメインメニュー表示操作がされると、OSD部14によるOSD映像情報生成により、外部のモニタにメインメニュー画面が表示される。本画面には設定情報保存メニューが含まれ、本メニューがリモコン操作により選択されると、ステップS21でOSD部14によるOSD映像情報生成により、パスワード入力画面が外部のモニタに表示される。本画面においてリモコン操作によりパスワードが入力され、リモコンにおいて記録実行操作がされると、ステップS22に進む。
ステップS22で、制御部18は、上記で入力されたパスワードを用いて記憶部16に記憶された画質調整設定情報、DVD音声言語設定情報、DVD字幕言語設定情報、DVD視聴制限設定情報を暗号化し、USBインタフェース17を介してUSBメモリ200に記録させる。また、このとき制御部18は、画質調整設定、DVD音声言語設定、DVD字幕言語設定、DVD視聴制限設定それぞれを表すタグ情報も上記入力されたパスワードを用いて暗号化し、USBインタフェース17を介してUSBメモリ200に記録させる。また、制御部18は、上記入力されたパスワードを鍵を用いて暗号化し、USBインタフェース17を介してUSBメモリ200に記録させる。また、制御部18は、記憶部16に記憶されたOSD表示言語設定情報およびOSD表示言語設定を表すタグ情報については暗号化しないでUSBインタフェース17を介してUSBメモリ200に記録させる。このような記録後のUSBメモリ200の記録状態を図5に示す。
次に、本発明に係るテレビ100(図1)へUSBメモリを装着したときの自動設定について図6のフローチャートを用いて説明する。
ここで、予め記憶部10には、画質調整設定情報、テレビ視聴制限設定情報、OSD表示言語設定情報を含む各種設定情報が機器の設定として記憶されているものとする。そして、USBメモリ200がUSBインタフェース9に装着されると、制御部11はこれを検知し、ステップS61で、USBメモリ200にOSD表示言語設定を表すタグ情報が記録されているか否か確認し、タグ情報が記録されていればUSBメモリ200に各種設定情報が記録されているものとして(ステップS61のY)、ステップS62に進み、タグ情報が記録されていなければUSBメモリ200に各種設定情報が記録されていないものとして(ステップS61のN)、そのまま処理終了となる。
ステップS62で、制御部11は、USBメモリ200からOSD表示言語設定情報を読み出し、読み出したOSD表示言語設定情報を記憶部10に機器の新たな設定として記憶させる。
そして、ステップS63で、OSD部7が、上記機器の新たな設定として記憶されたOSD表示言語設定情報に基づきOSD映像情報を生成し、映像表示部5にそのOSD表示言語設定情報が表す言語でのパスワード入力画面が表示される。ここでは、ユーザ所望の言語でパスワード入力画面が表示されることとなる。
ここで不図示のリモコンの操作によりパスワードが入力されると、ステップS64で、制御部11は、USBメモリ200からパスワードを読み出し、読み出されたパスワードを鍵を用いて復号化し、復号化されたパスワードとパスワード入力画面で入力されたパスワードとを比較して一致するか確認する。
もし、パスワードが一致すれば、入力されたパスワードが正しいとして(ステップS65のY)、ステップS66に進む。ステップS66で、制御部11は、USBメモリ200から暗号化されたタグ情報および設定情報を読み出し、読み出されたタグ情報および設定情報を上記復号化されたパスワードを用いて復号化し、復号化されたタグ情報に基づき復号化された設定情報のうち設定可能な設定情報を検索し、復号化された設定情報のうち設定可能な設定情報を記憶部10に機器の新たな設定として記憶させる。
なお、この後、USBメモリ200がUSBインタフェース9から取り外されると、制御部11は、ステップS62およびステップS66で記憶部10に新たな機器の設定として記憶された設定情報を削除し、USBメモリ装着前に記憶部10に記憶されていた対応する設定情報を新たな機器の設定とし、機器の設定がUSBメモリ装着前の設定に戻る。
また、ステップS64でパスワードが一致するか確認され一致しなかった場合、入力されたパスワードは正しくないとして(ステップS65のN)、ステップS67に進む。ステップS67で、制御部11は、ステップS62で記憶部10に新たな機器の設定として記憶されたOSD表示言語設定情報を削除し、USBメモリ装着前に記憶部10に記憶されていたOSD表示言語設定情報を新たな機器の設定とし、機器の設定がUSBメモリ装着前の設定に戻る。これにより、他人が勝手にUSBメモリに記録された設定を使用することを防げる。
次に、本発明に係るDVDプレーヤ300(図4)へUSBメモリを装着したときの自動設定について図6のフローチャートを用いて説明する。
ここで、予め記憶部16には、画質調整設定情報、DVD音声言語設定情報、DVD字幕言語設定情報、DVD視聴制限設定情報、OSD表示言語設定情報を含む各種設定情報が機器の設定として記憶されているものとする。そして、USBメモリ200がUSBインタフェース17に装着されると、制御部18はこれを検知し、ステップS61で、USBメモリ200にOSD表示言語設定を表すタグ情報が記録されているか否か確認し、タグ情報が記録されていればUSBメモリ200に各種設定情報が記録されているものとして(ステップS61のY)、ステップS62に進み、タグ情報が記録されていなければUSBメモリ200に各種設定情報が記録されていないものとして(ステップS61のN)、そのまま処理終了となる。
ステップS62で、制御部18は、USBメモリ200からOSD表示言語設定情報を読み出し、読み出したOSD表示言語設定情報を記憶部16に機器の新たな設定として記憶させる。
そして、ステップS63で、OSD部14が、上記機器の新たな設定として記憶されたOSD表示言語設定情報に基づきOSD映像情報を生成し、外部のモニタにそのOSD表示言語設定情報が表す言語でのパスワード入力画面が表示される。ここでは、ユーザ所望の言語でパスワード入力画面が表示されることとなる。
ここで不図示のリモコンの操作によりパスワードが入力されると、ステップS64で、制御部18は、USBメモリ200からパスワードを読み出し、読み出されたパスワードを鍵を用いて復号化し、復号化されたパスワードとパスワード入力画面で入力されたパスワードとを比較して一致するか確認する。
もし、パスワードが一致すれば、入力されたパスワードが正しいとして(ステップS65のY)、ステップS66に進む。ステップS66で、制御部18は、USBメモリ200から暗号化されたタグ情報および設定情報を読み出し、読み出されたタグ情報および設定情報を上記復号化されたパスワードを用いて復号化し、復号化されたタグ情報に基づき復号化された設定情報のうち設定可能な設定情報を検索し、復号化された設定情報のうち設定可能な設定情報を記憶部16に機器の新たな設定として記憶させる。
なお、この後、USBメモリ200がUSBインタフェース17から取り外されると、制御部18は、ステップS62およびステップS66で記憶部16に新たな機器の設定として記憶された設定情報を削除し、USBメモリ装着前に記憶部16に記憶されていた対応する設定情報を新たな機器の設定とし、機器の設定がUSBメモリ装着前の設定に戻る。
また、ステップS64でパスワードが一致するか確認され一致しなかった場合、入力されたパスワードは正しくないとして(ステップS65のN)、ステップS67に進む。ステップS67で、制御部18は、ステップS62で記憶部16に新たな機器の設定として記憶されたOSD表示言語設定情報を削除し、USBメモリ装着前に記憶部16に記憶されていたOSD表示言語設定情報を新たな機器の設定とし、機器の設定がUSBメモリ装着前の設定に戻る。これにより、他人が勝手にUSBメモリに記録された設定を使用することを防げる。
前述のように、本発明に係るテレビ100によりUSBメモリ200に設定情報が記録され、USBメモリ200が図3に示すような記録状態であり、このUSBメモリ200を本発明に係るテレビ100に装着すると、図6のフローチャートにより、USBメモリ200からOSD表示言語設定情報が読み出されテレビ100に一時的に設定され、パスワードをテレビ100が要求し、ここでユーザが正しいパスワードを入力すれば、USBメモリ200に記録された画質調整設定情報およびテレビ視聴制限設定情報が復号化され、このうちテレビ100に設定可能である復号化された画質調整設定情報およびテレビ視聴制限設定情報がテレビ100の新たな設定として設定される。
また、前述のように、本発明に係るテレビ100によりUSBメモリ200に設定情報が記録され、USBメモリ200が図3に示すような記録状態であり、このUSBメモリ200を本発明に係るDVDプレーヤ300に装着すると、図6のフローチャートにより、USBメモリ200からOSD表示言語設定情報が読み出されDVDプレーヤ300に一時的に設定され、パスワードをDVDプレーヤ300が要求し、ここでユーザが正しいパスワードを入力すれば、USBメモリ200に記録された画質調整設定情報およびテレビ視聴制限設定情報が復号化され、このうちDVDプレーヤ300に設定可能である復号化された画質調整設定情報がDVDプレーヤ300の新たな設定として設定される。
このように、テレビ100によりUSBメモリ200にテレビ100の設定を記録した後、USBメモリ200をテレビ100やDVDプレーヤ300に装着することで、USBメモリ200に記録された設定がテレビ100やDVDプレーヤ300に自動的になされ、複数種類の機器を容易にユーザ所望の設定状態にすることができる。
また、前述のように、本発明に係るDVDプレーヤ300によりUSBメモリ200に設定情報が記録され、USBメモリ200が図5に示すような記録状態であり、このUSBメモリ200を本発明に係るテレビ100に装着すると、図6のフローチャートにより、USBメモリ200からOSD表示言語設定情報が読み出されテレビ100に一時的に設定され、パスワードをテレビ100が要求し、ここでユーザが正しいパスワードを入力すれば、USBメモリ200に記録された画質調整設定情報、DVD音声言語設定情報、DVD字幕言語設定情報、DVD視聴制限設定情報が復号化され、このうちテレビ100に設定可能である復号化された画質調整設定情報がテレビ100の新たな設定として設定される。
また、前述のように、本発明に係るDVDプレーヤ300によりUSBメモリ200に設定情報が記録され、USBメモリ200が図5に示すような記録状態であり、このUSBメモリ200を本発明に係るDVDプレーヤ300に装着すると、図6のフローチャートにより、USBメモリ200からOSD表示言語設定情報が読み出されDVDプレーヤ300に一時的に設定され、パスワードをDVDプレーヤ300が要求し、ここでユーザが正しいパスワードを入力すれば、USBメモリ200に記録された画質調整設定情報、DVD音声言語設定情報、DVD字幕言語設定情報、DVD視聴制限設定情報が復号化され、このうちDVDプレーヤ300に設定可能である復号化された画質調整設定情報、DVD音声言語設定情報、DVD字幕言語設定情報、DVD視聴制限設定情報がDVDプレーヤ300の新たな設定として設定される。
このように、DVDプレーヤ300によりUSBメモリ200にDVDプレーヤ300の設定を記録した後、USBメモリ200をテレビ100やDVDプレーヤ300に装着することで、USBメモリ200に記録された設定がテレビ100やDVDプレーヤ300に自動的になされ、複数種類の機器を容易にユーザ所望の設定状態にすることができる。
なお、テレビ100やDVDプレーヤ300がUSBメモリ200に設定情報を記録させる際にOSD表示言語設定情報およびOSD表示言語設定のタグ情報は記録させないようにする場合は、図6のフローチャートにおいて、ステップS61では、USBメモリ200に暗号化された情報が記録されているか確認するようにし、ステップS62は省略し、ステップS63では、予め機器に設定されているOSD表示言語設定を用いてパスワード入力画面を表示させ、ステップS67は省略するようにすればよい。
以上の実施形態では、テレビやDVDプレーヤによりUSBメモリに設定を記録させていたが、パーソナルコンピュータ(以下、PC)によりテレビやDVDプレーヤの設定をUSBメモリに記録させるようにしてもよい。以下、PCによる実施形態について説明する。
図7に、PCの概略構成を示す。PC400は、CPU19と、メモリ20と、チップセット21と、ビデオカード22と、HDD(ハードディスクドライブ)23と、USBインタフェース24、25、26とを備えている。また、ビデオカード22にはモニタ27が、USBインタフェース24にはキーボード28が、USBインタフェース25にはマウス29が接続される。また、USBインタフェース26はUSBメモリ200が着脱可能である。
キーボード28やマウス29により本発明に係るプログラムの実行操作がされると、CPU19は、HDD23に記録された本発明に係るプログラムの実行を開始する。まず、CPU19はビデオカード22に表示信号を出力させ、モニタ27に図8(a)のような設定画面が表示される。本画面では、テレビおよびDVDプレーヤ共通用の設定項目(OSD表示言語設定、画質調整設定)、テレビ専用の設定項目(TV視聴制限設定)、DVDプレーヤ専用の設定項目(DVD音声言語設定、DVD字幕言語設定、DVD視聴制限設定)が設定項目表示欄81に表示され、各設定項目の各設定内容が設定内容表示欄82に表示される。ここではデフォルトとして、OSD表示言語設定の設定内容として「日本語」が表示され、それ以外の設定項目の設定内容は「なし」と表示される。
ここで、マウス29の操作により設定内容が選択されると、その設定項目の設定内容の候補が表示され、マウス29の操作により一つの候補を選択できる(OSD表示言語設定については「なし」という候補は表示されない)。このような候補選択の結果の一例を図8(b)に示す。
そして、マウス29の操作により画面右下の「次へ」というボタンが押し下げられると、図8(c)のようなパスワード入力画面がモニタ27に表示される。ここで、キーボード28の操作によりパスワードが入力され、画面右下の「記録」というボタンが押し下げられると、CPU19は、OSD表示言語設定以外で設定内容が「なし」以外の設定項目を表すタグ情報と、その設定項目の設定内容を表す設定情報とを上記で入力されたパスワードを用いて暗号化してUSBメモリ200に記録させる。また、CPU19は、OSD表示言語設定を表すタグ情報と、OSD表示言語設定の設定内容を表す設定情報とを暗号化しないでUSBメモリ200に記録させる。また、CPU19は、上記で入力されたパスワードを鍵を用いて暗号化してUSBメモリ200に記録させる。例えば、図8(b)のような画面表示の後、記録が実行されると、USBメモリ200の記録状態は図5のようになる。
このようにPC400によりUSBメモリ200にテレビおよびDVDプレーヤの設定を記録後、USBメモリ200をテレビ100やDVDプレーヤ300に装着すれば、図6のフローチャートにより、USBメモリ200に記録された設定がテレビ100やDVDプレーヤ300に自動的になされ、複数種類の機器を容易にユーザ所望の設定状態にすることができる。また、USBメモリ200をテレビ100やDVDプレーヤ300に装着して、正しいパスワードが入力されない場合、USBメモリ200に記録された設定は機器に反映されず、他人が勝手にUSBメモリに記録された設定を使用することを防げる。
なお、以上の実施形態において、タグ情報および設定情報の暗号化、復号化についてはパスワードではなく、鍵を用いて行うようにしてもよい。また、リムーバブルメディアとしてUSBメモリでなく、SDカード等でもよい。
は、本発明に係るテレビの概略構成を示す図である。 は、本発明に係るテレビおよびDVDプレーヤにおけるUSBメモリへの設定記録動作に関するフローチャートである。 は、本発明に係るテレビによる記録後のUSBメモリの記録状態を示す図である。 は、本発明に係るDVDプレーヤの概略構成を示す図である。 は、本発明に係るDVDプレーヤによる記録後のUSBメモリの記録状態を示す図である。 は、本発明に係るテレビおよびDVDプレーヤにおけるUSBメモリ装着時の自動設定動作に関するフローチャートである。 は、パーソナルコンピュータの概略構成を示す図である。 は、本発明に係るプログラム実行時の(a)初期設定画面、(b)設定画面における設定例、(c)パスワード入力画面を示す図である。
符号の説明
100 テレビ
200 USBメモリ
300 DVDプレーヤ
400 パーソナルコンピュータ
1 アンテナ
2 選局部
3 復調部
4 映像音声処理部
5 映像表示部
6 音声出力部
7 OSD部
8 リモコン受信部
9 USBインタフェース
10 記憶部
11 制御部
12 DVD再生部
13 映像音声処理部
14 OSD部
15 リモコン受信部
16 記憶部
17 USBインタフェース
18 制御部
19 CPU
20 メモリ
21 チップセット
22 ビデオカード
23 HDD
24、25、26 USBインタフェース
27 モニタ
28 キーボード
29 マウス

Claims (4)

  1. 機器の設定情報および操作手段により入力されたパスワードを暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段により暗号化された前記機器の設定情報および前記パスワードを機器に装着されたリムーバブルメディアに記録させる記録手段と、を備え、
    さらに、暗号化された機器の設定情報およびパスワードが記録されたリムーバブルメディアが機器に装着されると、そのリムーバブルメディアに記録された前記暗号化された機器の設定情報およびパスワードを復号化する復号化手段と、
    前記暗号化された機器の設定情報およびパスワードが記録されたリムーバブルメディアが機器に装着されると、表示手段にパスワード入力用画面を表示させる画面表示手段と、
    前記パスワード入力用画面において操作手段によりパスワードが入力され、その入力されたパスワードと前記復号化手段により復号化されたパスワードとが一致した場合、前記復号化手段により復号化された機器の設定情報のうち機器に設定可能な設定情報を機器に設定し、前記入力されたパスワードと前記復号化手段により復号化されたパスワードとが一致しない場合、前記復号化手段により復号化された機器の設定情報を機器に設定することはしない設定手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記記録手段は、機器に設定されたOSD表示言語設定情報を前記リムーバブルメディアに記録させ、
    前記画面表示手段は、OSD表示言語設定情報が記録された前記リムーバブルメディアが機器に装着されると、そのリムーバブルメディアに記録された前記OSD表示言語設定情報に基づき前記表示手段に前記パスワード入力用画面を表示させることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記設定手段は、前記リムーバブルメディアが機器から取り外されると、前記機器に設定した設定情報による設定を前記リムーバブルメディアが機器に装着される前に機器に設定されていた設定に戻すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. コンピュータを、操作手段により指定された複数種類の電子機器についての設定内容を表す設定情報および操作手段により入力されたパスワードを暗号化する手段と、暗号化された前記設定情報および前記パスワードをリムーバブルメディアに記録させる手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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