JP2008306327A - テレビ会議装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なるネットワークへの接続や、元のネットワークへ接続を戻す処理を簡単な構成で実現すること。
【解決手段】本発明のテレビ会議装置1Aは、異なるネットワークと物理的に接続する複数の接続ポートP1、P2、…、Pnと、異なるネットワークに対応したネットワーク設定と複数の接続ポートP1、P2、…、Pnのうちいずれかとの対応を記憶するネットワーク設定記憶部11と、切り替え指示に応じて複数の接続ポートP1、P2、…、Pnのうち一つを選択し、その選択された接続ポートとネットワークとの物理的な接続を可能に設定し、当該選択された接続ポート以外の接続ポートとネットワークとの物理的な接続を遮断する選択部12と、選択部12で選択された接続ポートと対応したネットワーク設定をネットワーク設定記憶部11から読み出して設定し、ネットワーク接続を実行するネットワーク接続部13とを備えるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークを介して映像および音声を双方向通信するテレビ会議装置に関する。
従来、テレビ会議装置においてネットワークとの接続を行うポート(接続ポート)は一つしかなく、別のネットワークに接続しない場合にはケーブルの抜き挿しとネットワークに合わせた設定のやり直しとを行う必要がある。この際、ネットワーク接続に対応した設定情報は一つしか記憶されておらず、テレビ会議装置の設置場所や、つなぐネットワーク環境を変えた場合、前の設定に戻すためにはメモなどで設定を控えておき、それを後から上書きで設定する必要がある。また、ネットワークポートを無効にしたいとき、オフの設定がなく、ネットワークケーブルを接続ポートから抜くことで対処している。
具体的には、例えば社内LAN(Local Area Network)とインターネットと入れ替えてネットワークを使うときや、異なるインターネットサービスプロバイダにつなぐとき、前に使っていた情報に上書きして保存するため、元に戻したいときのためにユーザが自分でメモ等に保存しておき、戻す際にはメモ等を参照して再度設定し直し、上書き保存する必要がある。その際、メモ等をなくしてしまい、設定値がわからなくなったり、PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)のユーザ名やパスワードなど再入力する項目や字数が多く、非常に面倒となる。
また、テレビ会議装置に複数のネットワークポートをつけた場合、ネットワークケーブルを指し間違えたときなどケーブルを入れ替えたいときや、使いたくないポートがあったとき、機器がすぐ手に届くところになくラックや天井裏に設置されていると、ケーブルの挿抜が面倒である。ここで、複数のネットワークの切り替えを行う技術として、特許文献1、2が挙げられる。
特開2002−252839号公報 特開平4−290054号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に開示の技術では、ネットワークの切り替えにおいて複雑な処理および装置構成が必要となるという問題が生じている。
本発明はこのような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、ネットワークを介して相手方と映像および音声を双方向通信するテレビ会議装置において、異なるネットワークと物理的に接続する複数の接続ポートと、異なるネットワークに対応したネットワークの設定情報と複数の接続ポートのうちいずれかとの対応を記憶するネットワーク設定記憶手段と、切り替え指示に応じて複数の接続ポートのうち一つを選択し、その選択された接続ポートとネットワークとの物理的な接続を可能に設定する選択手段と、選択手段で選択された接続ポートと対応したネットワークの設定情報をネットワーク設定記憶手段から読み出して設定し、当該選択された接続ポートを介したネットワーク接続を実行するネットワーク接続手段とを備えるテレビ会議装置である。
このような本発明では、複数のネットワークと物理的に接続可能な複数の接続ポートを備え、各接続ポートと対応付けしてネットワークの設定情報をネットワーク設定記憶手段に記憶していることから、切り替え指示に応じて接続ポートを選択した場合、その選択した接続ポートに対応付けされたネットワークの設定情報を読み出して設定するだけで目的のネットワークへの切り替えを行うことができるようになる。
したがって、本発明によれば、異なるネットワークへの接続や、元のネットワークへ接続を戻す処理を簡単な構成で実現することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。
<テレビ会議システム>
図1は、本実施形態に係るテレビ会議装置が適用されるテレビ会議システムの概要を説明する模式図である。図1に示すテレビ会議システムでは、主として3つのテレビ会議装置1A〜1Cが用いられており、テレビ会議装置1Aとテレビ会議装置1BとがネットワークN1を介して接続され、テレビ会議装置1Aとテレビ会議装置1CとがネットワークN2を介して接続されている。なお、ネットワーク接続は他の形態も考えられるが、説明を分かりやすくするため本実施形態では図1に示す形態を例とする。
ここで、ネットワークN1とネットワークN2とは異なるネットワークを意味しており、ネットワーク網が異なる場合、ネットワークプロトコルが異なる場合、同じネットワーク網であっても接続設定が異なる場合を含む。例えば、ネットワークN1がLAN(Local Area Network)、ネットワークN2がインターネットであったり、ネットワークN1とネットワークN2とがインターネットであるが、接続プロバイダーが異なる場合であったりする。
テレビ会議装置1Aには、ディスプレイD1、マイクM1、カメラC1およびスピーカS1が接続され、テレビ会議装置1Bには、ディスプレイD2、マイクM2、カメラC2およびスピーカS2が接続され、テレビ会議装置1Cには、ディスプレイD3、マイクM3、カメラC3およびスピーカS3が接続されており、ネットワークN1、N2を介して相互に映像および音声を送受信できるようになっている。
例えば、テレビ会議装置1Aとテレビ会議装置1BとがネットワークN1で接続されている場合、テレビ会議装置1AのカメラC1で撮影した映像は、ネットワークN1を介してテレビ会議装置1Bに送信され、テレビ会議装置1BのディスプレイD2に写し出され、テレビ会議装置1AのマイクM1で取り込んだ音声は、ネットワークN1を介してテレビ会議装置1BのスピーカS2から出力される。反対に、テレビ会議装置1BのカメラC2で撮影した映像は、ネットワークN1を介してテレビ会議装置1Aに送信され、テレビ会議装置1AのディスプレイD1に写し出され、テレビ会議装置1BのマイクM2で取り込んだ音声は、ネットワークN1を介してテレビ会議装置1AのスピーカS1から出力される。
また、テレビ会議装置1Aとテレビ会議装置1CとがネットワークN2で接続されている場合、テレビ会議装置1AのカメラC1で撮影した映像は、ネットワークN2を介してテレビ会議装置1Cに送信され、テレビ会議装置1CのディスプレイD3に写し出され、テレビ会議装置1AのマイクM1で取り込んだ音声は、ネットワークN2を介してテレビ会議装置1CのスピーカS3から出力される。反対に、テレビ会議装置1CのカメラC3で撮影した映像は、ネットワークN2を介してテレビ会議装置1Aに送信され、テレビ会議装置1AのディスプレイD1に写し出され、テレビ会議装置1CのマイクM3で取り込んだ音声は、ネットワークN2を介してテレビ会議装置1AのスピーカS1から出力される。
図中3つのテレビ会議装置1A〜1Cのうち、本実施形態に係るのはテレビ会議装置1Aである。このテレビ会議装置1Aでは、先に説明した異なるネットワークN1、N2との接続を容易に切り替えることができる構成となっている。
すなわち、テレビ会議装置1Aには複数のネットワークとの物理的な接続を行うため、複数の接続ポートP1、P2、…、Pnが設けられている。図1に示す例では、接続ポートP1にネットワークN1と物理的に接続するためのネットワークケーブルCB1が接続され、接続ポートP2にネットワークN2と物理的に接続するためのネットワークケーブルCB2が接続されている。なお、図1に示す例では2つのネットワークN1、N2との接続例を示しているが、必要に応じて更に別のネットワークと接続することもできる(接続ポートPnまで合計n個接続可能)。
本実施形態のテレビ会議装置1Aでは、複数の接続ポートP1、P2、…、Pnに接続される異なるネットワークとの接続の切り替えを行う構成を備えており、複数の接続ポートP1、P2、…、Pnのうち、ユーザの指示による一つを選択し、この選択された接続ポートとの物理的なネットワーク接続を行い、その他の接続ポートとの物理的なネットワーク接続を遮断するようになっている。
また、テレビ会議装置1Aは、物理的なネットワーク接続を行ったネットワークについて、予め接続ポートごとに設定されたネットワークの設定情報を用い、このネットワークとの論理的なネットワーク接続を実行することになる。
<テレビ会議装置の構成>
図2は、本実施形態に係るテレビ会議装置の主要構成を説明するブロック図である。先に説明したように、本実施形態に係るテレビ会議装置1Aは、複数の接続ポートP1、P2、…、Pnを備えており、必要に応じて異なるネットワークと物理的に接続するためのネットワークケーブルCBが接続されている。なお、図2に示す例では接続ポートにネットワークケーブルCBが、無線による接続形態であっても同様である。
テレビ会議装置1Aの主要構成としては、ネットワーク設定記憶部11、選択部12、ネットワーク接続部13であり、また、カメラ制御部15、ディスプレイ制御部16、音声制御部17および音声制御部18も設けられている。
ネットワーク設定記憶部11は、異なるネットワークに対応した設定情報(ネットワーク設定情報)と、このネットワークの設定情報と複数の接続ポートP1、P2、…、Pnとのいずれかとの対応付けを記憶する部分である。ネットワークの設定情報や接続ポートとの対応の情報は、ユーザが適宜設定可能であり、接続ポートの数とは関係なく設定することができる。
また、ネットワーク設定記憶部11は、複数の接続ポートP1、P2、…、Pnの各々についてネットワーク接続を有効にするか、無効にするかの設定情報も記憶することができる。つまり、複数の接続ポートP1、P2、…、Pnのうち、ネットワーク接続が有効に設定されているもののみネットワーク接続可能であり、無効に設定されている場合にはユーザによる選択が不可もしくは選択されても物理的な接続を行わないようにする。これにより、ネットワーク接続を無効に設定した接続ポートでは、ネットワークケーブルCBを実際に抜くことなく、ネットワークケーブルCBが接続されていないのと同じ状態を設定によって作り出すことができる。
選択部12は、ユーザから送られた切り替え指示に応じて、複数の接続ポートP1、P2、…、Pnのうちいずれの一つの接続ポートを選択し、その接続された接続ポートとネットワークとの物理的な接続を可能に設定する。また、選択された接続ポート以外の接続ポートとネットワークとの物理的な接続を遮断する制御を行う。選択された接続ポート以外の接続ポートのネットワーク接続を遮断することで、接続対象となっていない接続ポートに取り付けられたネットワークケーブルCBを抜くことなく、ネットワークとの確実な切り離しを行うことができる。
選択部12の機構としては、例えばスイッチングトランジスタを有しており、切り替え指示によって必要なスイッチングトランジスタを動作させ、物理的な接続状態を制御する。
ネットワーク接続部13は、選択部12で選択された接続ポートと対応したネットワークの設定情報をネットワーク設定記憶部11から読み出して設定し、当該接続ポートを介したネットワーク接続を実行する部分である。すなわち、ネットワーク設定記憶部11には、各ネットワークとの接続を行うための設定情報が記憶されているとともに、その設定情報と接続ポートとの対応付けが行われている。したがって、ネットワーク接続部13は、選択部12で選択された接続ポートと対応して記憶される設定情報をネットワーク設定記憶部11から読み出し、その設定情報をネットワーク接続に反映させる。そして、その設定情報を用いた通信プロトコルにてネットワーク接続を実行し、所定の情報入出力を制御することになる。
ここで、選択された接続ポートに対応付けされたネットワークの設定情報が一つの場合には、その設定情報を選択する。また、選択された接続ポートに対応付けされたネットワークの設定情報が複数ある場合には、その中で適用するものを示すフラグが付されたものを選択する。つまり、ネットワークの設定情報には、対応付けする接続ポートの情報のほか、適用するか否かを示すフラグも設定できるようになっている。
カメラ制御部15は、テレビ会議装置1Aに接続されるカメラC1で取り込んだ映像をネットワーク接続部13を介してネットワークに出力する制御を行う。すなわち、カメラ制御部15は、カメラC1で取り込んだ映像をネットワーク制御部13に送り、選択部12で選択された接続ポートに接続されるネットワークケーブルCBを介してネットワークの通信相手先に送る。
ディスプレイ制御部16は、テレビ会議装置1Aに接続されるディスプレイD1に映像を出力する制御を行う。すなわち、選択部12で選択された接続ポートに接続されるネットワークケーブルCBを介してネットワークから送られる映像をディスプレイD1に出力する。ディスプレイ制御部16は、ネットワークから送られる映像を所定の表示領域に出力する。例えば、ネットワークを介して送られる映像をディスプレイD1の全面に表示したり、複数の地点から送られる複数の映像をディスプレイD1に分割して割り当てる表示を行う。また、カメラC1で取り込んだ自装置側の映像を挿入して表示することも行う。
音声制御部17は、テレビ会議装置1Aに接続されるマイクM1で取り込んだ音声をネットワーク接続部13を介してネットワークに出力する制御を行う。すなわち、マイク制御部17は、マイクM1で取り込んだ音声をネットワーク制御部13に送り、選択部12で選択された接続ポートに接続されるネットワークケーブルCBを介してネットワークの通信相手先に送る。
スピーカ制御部18は、テレビ会議装置1Aに接続されるスピーカS1から音声を出力する制御を行う。すなわち、選択部12で選択された接続ポートに接続されるネットワークケーブルCBを介してネットワークから送られる音声をスピーカS1から出力する。スピーカ制御部18は、ネットワークを介して複数の音声が送られてきた場合、これらを合成してスピーカS1から出力する処理も行う。
なお、図1および図2では、スピーカS1が独立した構成として設けられているが、スピーカ制御部18をディスプレイ制御部16が兼用し、映像と共に送られる音声を受信した後これを分離し、ディスプレイD1に内蔵されたスピーカから音声を出力するようにしてもよい。
<ネットワーク設定情報>
図3は、ネットワーク設定情報を説明する模式図である。ネットワーク設定情報は、テレビ会議装置1Aに内蔵される記憶部もしくは外部接続される記憶媒体に記憶される。本実施形態では、複数のネットワーク設定情報を記憶することができ、接続ポートとの対応付けの情報も記憶される。また、必要に応じて、接続ポートごとのネットワーク接続の有効・無効に関する情報も記憶される。
ネットワーク設定情報は、例えば、DHCP、IPアドレス、ネットワークマスク、ゲートウェイアドレス、DNSアドレス、NAT設定、NATアドレス、PPPoE、PPPoEユーザ名、PPPoEパスワード、PPPoE固定IP、PPPoE固定IPアドレス、PPPoEDNSの情報を有している。これらを一つのまとまりとして、複数のネットワーク設定情報を格納できるようになっている。
また、各ネットワーク設定情報は、接続ポートとの対応付けの情報も含まれている。これにより、選択部12によって選択された接続ポートと対応付けされたネットワーク設定情報が読み出され、その設定情報を用いてネットワーク接続が行われることになる。
したがって、ユーザが所定の接続ポートを選択すると、その接続ポートとネットワークケーブルCBとの物理的な接続が行われるとともに、その接続ポートと対応付けされたネットワーク設定情報が読み出され、このネットワーク設定情報を用いて選択された接続ポートからネットワーク接続を行うことができる。この際、選択されていない接続ポートについてはネットワークケーブルCBとの物理的な接続が遮断され、他のネットワークを介した通信を行えないようになる。
つまり、選択された接続ポートに対応付けされたネットワーク設定情報の読み出しといった簡単な処理によって迅速に別なネットワークへの接続切り替えが可能となる。
また、ネットワーク設定情報として、各接続ポートにおけるネットワーク接続の有効・無効の情報が設定されている場合、選択部12によって選択された接続ポートについて、このネットワーク接続の有効・無効の情報を読み出し、無効となっている場合にはネットワークケーブルCBとの物理的な接続を行わず、有効となっている場合のみネットワークケーブルCBとの物理的な接続を行うようにする。これにより、接続しないネットワークと接続される接続ポートについて、ネットワークケーブルCBを外すことなく、簡単な設定情報のみよってネットワークを遮断することができるようになる。
ネットワーク設定情報は、上記の例に限定されず、各種ネットワークプロトコルに対応した情報を設定できるようになっている。例えば、ゲートキーパ、SIP(Session Initiation Protocol)サーバ等の設定が可能である。ネットワーク設定情報は、ユーザによって適宜設定できるものであり、ネットワークを介してブラウザ表示によるインタフェースで各プロトコルごとに必要な設定情報を入力し、保存することができる。
<具体例>
図4は、本実施形態に係るテレビ会議装置の具体例を説明する模式図で、(a)は本実施形態のネットワーク切り替え例、(b)は従来のネットワーク切り替え例である。ここでは、複数のネットワークとして、一つがインターネット、一つが社内LANを例とし、テレビ会議システムのサーバとして、ゲートキーパもしくはSIPサーバが接続されているものとする。
図4(a)に示す例では、本実施形態に係るテレビ会議装置1Aが適用され、インターネットおよび社内LANから成る各ネットワークと、複数の接続ポートとがネットワークケーブルCBを介して各々接続されている。
一方、図4(b)に示す従来例では、テレビ会議装置に一つの接続ポートしか設けられていないことから、接続ポートにはネットワーク切替器(切り替えスイッチ)を接続し、このネットワーク切替器の接続ポートにネットワークケーブルCBを接続し、インターネットおよび社内LANと各々接続されている。
先ず、比較のために従来例でのネットワーク切り替えを説明する。ユーザは、ネットワーク接続の切り替えを行う場合、ネットワーク切替器のスイッチによって所望のネットワークが接続された接続ポートを選択する。
例えば、インターネットが接続ポートP1、社内LANが接続ポートP2に接続されており、インターネットから社内LANにネットワーク接続を切り替える場合、ネットワーク切替器のスイッチによって社内LANが接続された接続ポートP2を選択する。これにより、ネットワーク切替器とネットワークケーブルCBとの物理的な接続は、インターネットから社内LANへと切り替えられる。
従来例では、このネットワーク切替器の切り替えだけでは物理的な接続のみが切り替わるだけで、この状態でテレビ会議装置と社内LANとのネットワーク接続(論理的接続)は行われない。つまり、テレビ会議装置には一つのネットワーク設定だけしか登録できないことから、いままで接続していたインターネットとの接続のための設定がそのまま残っている状態である。そこで、ユーザは、テレビ会議装置に記憶されたネットワーク設定の情報を社内LANとの接続に合わせて書き替えることになる。これにより、テレビ会議装置はインターネットから社内LANへと切り替わることになる。
また、この状態から再度インターネットへの切り替えを行うには、ネットワーク切替器のスイッチをインターネットが接続された接続ポートP1に切り替える。先と同様に、この切り替えによって物理的な接続はインターネットに切り替わるが、テレビ会議装置に設定されたネットワーク接続のための設定情報は社内LAN用のままであることから、この設定情報を再度インターネット用に書き替える必要が生じる。
一方、図4(a)に示す本実施形態のテレビ会議装置では、上記のようなネットワーク接続のための設定情報の書き替えは一切発生しない。すなわち、予め、各ネットワークごとに対応してネットワーク接続のための設定情報がネットワーク設定記憶部11に記憶されており、接続ポートとの対応情報も記憶されている。
したがって、ユーザは、ネットワーク接続の切り替えを行う場合、テレビ会議装置1Aの選択部12にリモートコントローラ等によって切り替えの指示を与えるだけでネットワークの切り替えを行うことが可能となる。
例えば、インターネットが接続ポートP1、社内LANが接続ポートP2に接続されており、インターネットから社内LANにネットワーク接続を切り替える場合、ユーザは選択部12に接続ポートP2を選択する旨の指示を与える。選択部12は、この指示に応じて、接続ポートP1から接続ポートP2にネットワークケーブルCBとの物理的な接続を切り替える処理を行う。この際、切り替え前に接続されていた接続ポートP1とネットワークケーブルCBとの物理的な接続は遮断される。
選択部12が接続ポートP2を選択すると、ネットワーク接続部13は、接続ポートP2と対応付けされたネットワーク接続の設定情報をネットワーク設定記憶部11から読み出し、その設定情報を用いて接続ポートP2から社内LANへのネットワーク接続を実行する。これにより、接続ポートP2を介した社内LANとのネットワーク接続が実現される。
また、この状態から再度インターネットへの切り替えを行うには、ユーザは、テレビ会議装置1Aの選択部12にリモートコントローラ等によって接続ポートP2から接続ポートP1への切り替えの指示を与える。この指示に応じて選択部12は接続ポートP2とそこに接続されたネットワークケーブルCBとの物理的な接続を遮断し、接続ポートP1とそこに接続されたネットワークケーブルCBとの物理的な接続を行う。
そして、選択部12が接続ポートP1を選択すると、ネットワーク接続部13は、接続ポートP1と対応付けされたネットワーク接続の設定情報をネットワーク設定記憶部11から読み出し、その設定情報を用いて接続ポートP1からインターネットへのネットワーク接続を実行する。これにより、接続ポートP1を介したインターネットとのネットワーク接続が実現される。
また、本実施形態では、ネットワーク設定記憶部11に複数のネットワーク設定情報を記憶できるため、同じ接続ポートであっても異なるネットワーク設定情報を登録しておくことができ、いずれのネットワーク設定情報を用いるかのフラグを設定できる。このため、ネットワーク設定情報としてゲートキーパやSIPサーバの各々の設定を登録したものを用意しておき、切り替えを行う際、適用するゲートキーパやSIPサーバに対応したネットワーク設定情報のフラグを適用するにすれば、同じ接続ポートであっても異なるサーバへの切り替えを容易に行うことが可能となる。
また、図4(b)に示す従来例において、いずれかの接続ポートとネットワークとの接続を無効にしたい場合、その接続ポートに接続されたネットワークケーブルCBを抜いておくといった対処が必要となる。
図4(a)に示す本実施形態では、ネットワーク設定の情報として各接続ポートとネットワーク接続の有効・無効を設定できることから、この設定によって接続ポートの有効・無効を制御でき、ネットワークケーブルCBを抜く必要がなくなる。
このように、本実施形態では、接続ポートとネットワーク接続の情報との対応付けによって、所定の接続ポートが選択された場合、ネットワークの設定情報も自動的に切り替わることになり、ネットワークの容易な切り替えが可能となる。例えば、上記説明したインターネットと社内LANとの切り替え、同じインターネットでも異なるプロバイダーとの接続切り替え、同じネットワークでもサーバ等の設定の切り替えなど、各種のネットワーク切り替えに迅速に対応することが可能となる。
特に、テレビ会議装置を用いたテレビ会議システムでは、テレビ会議装置本体がユーザの近くに配置されていないことが多く、ネットワークの切り替えにネットワークケーブルの抜き差しを行うのが非常に困難である。したがって、本実施形態のような切り替え機能を備えることで、テレビ会議システムの円滑な運用を図ることが可能となる。
本実施形態に係るテレビ会議装置が適用されるテレビ会議システムの概要を説明する模式図である。 本実施形態に係るテレビ会議装置の主要構成を説明するブロック図である。 ネットワーク設定情報を説明する模式図である。 本実施形態に係るテレビ会議装置の具体例を説明する模式図で、(a)は本実施形態のネットワーク切り替え例、(b)は従来のネットワーク切り替え例である。
符号の説明
1A〜1C…テレビ会議装置、11…ネットワーク設定記憶部、12…選択部、13…ネットワーク接続部、15…カメラ制御部、16…ディスプレイ制御部、17…音声制御部、18…スピーカ制御部

Claims (3)

  1. ネットワークを介して相手方と映像および音声を双方向通信するテレビ会議装置において、
    異なるネットワークと物理的に接続する複数の接続ポートと、
    前記異なるネットワークに対応した設定情報と前記複数の接続ポートのうちいずれかとの対応を記憶するネットワーク設定記憶手段と、
    切り替え指示に応じて前記複数の接続ポートのうち一つを選択し、その選択された接続ポートとネットワークとの物理的な接続を可能に設定する選択手段と、
    前記選択手段で選択された接続ポートと対応したネットワークの設定情報を前記ネットワーク設定記憶手段から読み出して設定し、当該選択された接続ポートを介したネットワーク接続を実行するネットワーク接続手段と
    を備えることを特徴とするテレビ会議装置。
  2. 前記選択手段は、前記選択された接続ポート以外の接続ポートとネットワークとの物理的な接続を遮断する
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ会議装置。
  3. 前記ネットワーク設定記憶手段は、前記複数の接続ポートごとにネットワーク接続の有効・無効の設定情報を記憶しており、
    前記ネットワーク接続手段は、前記選択手段で選択された接続ポートを介したネットワーク接続を行うにあたり、前記ネットワーク設定記憶手段に記憶された当該選択された接続ポートに対応する設定情報を参照し、ネットワーク接続が有効である場合のみネットワーク接続を実行する処理を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ会議装置。
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