JP2008042409A - 受信装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザ毎に、行うことができる操作をより確実に制限する。
【解決手段】操作ユーザ特定部142は、ユーザを特定するユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定し、制限制御部145は、操作ユーザを特定するユーザ特定情報に対応付けられている、操作ユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報に基づいて、操作ユーザによる操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定する。さらに、制限制御部145は、操作ユーザによる操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、操作ユーザによる操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図4
【解決手段】操作ユーザ特定部142は、ユーザを特定するユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定し、制限制御部145は、操作ユーザを特定するユーザ特定情報に対応付けられている、操作ユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報に基づいて、操作ユーザによる操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定する。さらに、制限制御部145は、操作ユーザによる操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、操作ユーザによる操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する。本発明は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は、受信装置、制御方法、およびプログラムに関し、特に、例えば、ユーザ毎に、行うことができる操作をより確実に制限することができるようにした受信装置、制御方法、およびプログラムに関する。
例えば、テレビジョン受像機に対する操作には、チャンネルの切替や、画質、音質の設定などの、特定のユーザが行うことを制限しなくても問題とならない操作の他、ユーザの年齢に応じて所定の番組の視聴を制限する視聴制限を設定又は解除する操作などの、特定のユーザが行うことを制限すべき操作がある。
このため、テレビジョン受像機では、特定のユーザが行うことを制限すべき操作が行われた場合には、その操作を行ったユーザ(操作ユーザ)にパスワードの入力が求められる。さらに、テレビジョン受像機では、操作ユーザにより入力されたパスワードにより、特定のユーザが行うことを制限すべき操作を行うことができるユーザであるとの認証が成功しなかった場合には、操作ユーザによる操作は制限される。
一方、認証が成功した場合、テレビジョン受像機では、操作ユーザによる操作は制限されず、その操作に対応する処理が実行される。
このような特定のユーザが行うことを制限すべき操作を制限する技術としては、例えば、指紋の情報をテレビジョン受像機に入力することができる指紋入力装置を用いて、ユーザが自己の指紋の情報を入力し、視聴制限を設定する設定者であると認証された場合に、他のユーザの視聴の制限を設定することができる技術が、特許文献1に開示されている(特に、特許文献1の[0021]段落および[0022]段落を参照)。
なお、ユーザ毎に、ユーザ専用のリモートコマンダを用意しておき、ユーザが操作するリモートコマンダから送信される、ユーザを識別する識別情報に対応付けられた画像データのみにアクセスを制限する技術が特許文献2に開示されている(特に、特許文献2の[0047]段落乃至[0052]段落および図15を参照)。
また、テレビジョン受像機を視聴しているユーザが、ユーザに関するユーザ情報にアクセスするための条件であるユーザ条件を満たす場合に、ユーザ情報にアクセスすることができる技術が特許文献3に開示されている(特に、特許文献3の[0020]段落を参照)。
特開2001−86479号公報
特開2005−64757号公報
特開2002−288135号公報
ところで、上述したように、パスワードによる認証を行って、ユーザの操作を制限するテレビジョン受像機では、ユーザがパスワードを失念した場合に、パスワードにより制限された操作を一切行うことができなくなることを考慮し、テレビジョン受像機の状態(設定)を、パスワードによる操作の制限がない初期状態にする初期化を行う初期化操作は、パスワードによる制限が行われないようになっている。
従って、ユーザは、パスワードを失念した場合でも、パスワードにより制限されない初期化操作を行うことで、すべての操作を行うことが可能となる。
しかしながら、パスワードにより制限されない初期化操作は、どのユーザも行うことができるため、どのユーザも、初期化操作を行うことで、その後に、すべての操作を行うことができてしまうことになる。
なお、特許文献1には、他のユーザの視聴の制限を設定する操作を制限する技術が開示されている。また、特許文献2や3には、画像データやユーザ情報へのアクセスを制限する技術が開示されている。しかしながら、特許文献1乃至3のいずれにも、初期化操作については開示されていない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザ毎に、行うことができる操作をより確実に制限することができるようにするものである。
本発明の一側面の受信装置は、テレビジョン放送を受信する受信装置であり、ユーザを特定するユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定する特定手段と、前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する処理制御手段とを備え、前記制限/許可操作は、前記可否操作情報を、前記操作手段の操作のすべてを制限しないことを表す初期状態、又は前記操作手段の操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化する初期化操作を含む。
前記記憶手段には、前記操作手段の操作に応じて、前記ユーザ特定情報と前記可否操作情報とを対応付けて記憶させることができる。
一側面の受信装置は、テレビジョン受像機とすることができる。
前記記憶手段には、前記ユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザ用にカスタマイズされた前記受信装置の設定を表す設定情報とをさらに対応付けて記憶させることができ、前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記設定情報に基づいて、前記受信装置の設定を前記操作ユーザ用にカスタマイズされた設定にする設定制御手段をさらに設けることができる。
本発明の一側面の制御方法、またはプログラムは、テレビジョン放送を受信する受信装置を制御する制御方法、またはテレビジョン放送を受信する受信装置を制御する制御処理をコンピュータに実行させるプログラムであり、ユーザを特定するユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定し、前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定し、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可するステップを含み、前記制限/許可操作は、前記可否操作情報を、前記操作手段の操作のすべてを制限しないことを表す初期状態、又は前記操作手段の操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化する初期化操作を含む。
本発明の一側面においては、ユーザを特定するユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザが特定され、前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている、前記操作ユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かが判定される。さらに、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理が制限又は許可される。
本発明によれば、ユーザ毎に、行うことができる操作をより確実に制限することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の受信装置は、テレビジョン放送を受信する受信装置(例えば、図1のテレビジョン受像機11)であり、ユーザを特定するユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報とを対応付けて記憶する記憶手段(例えば、図4のユーザ情報記憶部100)と、前記ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定する特定手段(例えば、図4の操作ユーザ特定部142)と、前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定する判定手段(例えば、図6のステップS64の処理を実行する図4の制限制御部145)と、前記判定手段により、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する処理制御手段(例えば、図6のステップS67の処理を実行する図4の制限制御部145)とを備え、前記制限/許可操作は、前記可否操作情報を、前記操作手段の操作のすべてを制限しないことを表す初期状態、又は前記操作手段の操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化する初期化操作を含む。
前記記憶手段は、前記ユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザ用にカスタマイズされた前記受信装置の設定を表す設定情報とをさらに対応付けて記憶し、前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記設定情報に基づいて、前記受信装置の設定を前記操作ユーザ用にカスタマイズされた設定にする設定制御手段(例えば、図4の設定情報制御部148)をさらに備える。
本発明の一側面の制御方法、またはプログラムは、テレビジョン放送を受信する受信装置(例えば、図1のテレビジョン受像機11)を制御する制御方法、またはテレビジョン放送を受信する受信装置を制御する制御処理をコンピュータに実行させるプログラムであり、ユーザを特定するユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報とを対応付けて記憶する記憶手段(例えば、図4ユーザ情報記憶部100)に記憶された前記ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定し(例えば、図5のステップS32)、前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定し(例えば、図6のステップS64)、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する(例えば、図6のステップS67)ステップを含み、前記制限/許可操作は、前記可否操作情報を、前記操作手段の操作のすべてを制限しないことを表す初期状態、又は前記操作手段の操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化する初期化操作を含む。
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明を適用したテレビジョン受像機システムの一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1のテレビジョン受像機システムは、テレビジョン受像機11、アンテナ12、およびリモートコマンダ13により構成される。
図1のテレビジョン受像機11は、チューナ52、ビデオ入力端子53、AVスイッチ54、画像信号処理部55、OSD(On Screen Display)生成部56、ビデオプロセッサ57、ディスプレイ58、オーディオプロセッサ59、アンプリファイア60、スピーカ61、不揮発性メモリ62、操作部63、リモートコマンダ受信部64、メインマイクロコンピュータ65、およびIIC(Inter Integrated Circuit)バス66により構成される。
チューナ52は、アンテナ12から供給される放送信号のうちの所定のチャンネルの放送信号を復調し、その結果得られるコンポジットビデオ信号およびオーディオ信号をAVスイッチ54に供給する。
ビデオ入力端子53は、図示せぬ再生装置などから供給されるコンポジットビデオ信号およびオーディオ信号が入力される端子であり、さらに入力されたコンポジットビデオ信号およびオーディオ信号は、AVスイッチ54に供給される。
AVスイッチ54は、チューナ52から供給されるコンポジットビデオ信号およびオーディオ信号、またはビデオ入力端子53から供給されるコンポジットビデオ信号およびオーディオ信号のうちの、いずれかのコンポジットビデオ信号およびオーディオ信号を選択する。
また、AVスイッチ54は、選択したコンポジットビデオ信号を画像信号処理部55に供給するとともに、同じく選択したオーディオ信号をオーディオプロセッサ59に供給する。
画像信号処理部55は、AVスイッチ54から供給されるコンポジットビデオ信号を輝度信号と色差信号に変換し、ビデオプロセッサ57に供給する。
OSD生成部56は、例えば、メニュー画面などのGUI(Graphical User Interface)、その他、ディスプレイ58にOSDで表示する画像であるOSD画像を生成し、ビデオプロセッサ57に適宜供給する。
ビデオプロセッサ57は、画像信号処理部55から供給された輝度信号および色差信号を、RGB信号に変換し、そのRGB信号に対応するコンテンツ画像を、ディスプレイ58に供給して表示させる。
また、ビデオプロセッサ57は、OSD生成部56からOSD画像が供給される場合、RGB信号に対応するコンテンツ画像に、OSD生成部56から供給されるOSD画像を重畳(合成)し、その結果得られる合成画像をディスプレイ58に供給して表示させる。
ディスプレイ58は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などにより構成され、ビデオプロセッサ57から供給される画像を表示する。
オーディオプロセッサ59は、AVスイッチ54から供給されるオーディオ信号の音質などを調整してアンプリファイア60に供給する。
アンプリファイア60は、オーディオプロセッサ59から供給されたオーディオ信号を増幅し、スピーカ61に供給する。
スピーカ61は、アンプリファイア60から供給されたオーディオ信号に対応する音声(音)を出力する。
不揮発性メモリ62は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などにより構成され、メインマイクロコンピュータ65が実行するプログラムや、メインマイクロコンピュータ65の処理に用いられる各種のデータを記憶する。
ここで、各種のデータとしては、ユーザ情報がある。ユーザ情報とは、テレビジョン受像機11を操作するユーザのユーザID(IDentification)や、そのユーザがテレビジョン受像機11を操作中であるか否かを表す操作ユーザ情報、テレビジョン受像機11を操作するユーザである操作ユーザを特定するユーザ特定情報、ユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報、ユーザ特定情報によって特定されるユーザ用にカスタマイズされたテレビジョン受像機11の設定を表す設定情報などを対応付けた情報である。
操作部63は、ユーザによって操作され、ユーザによる操作部63の操作に対応した操作信号を、メインマイクロコンピュータ65に供給する。
リモートコマンダ受信部64は、リモートコマンダ13から出射された無線の操作信号を受信し、メインマイクロコンピュータ65に供給する。
メインマイクロコンピュータ65は、汎用または専用の組み込み型マイクロコンピュータであり、IICバス66を介して、AVスイッチ54や、画像信号処理部55、OSD生成部56、ビデオプロセッサ57、オーディオプロセッサ59を制御する。
即ち、メインマイクロコンピュータ65は、RAM(Random Access Memory)67を内蔵し、そのRAM67を作業用領域として使用しながら、不揮発性メモリ62に記憶された所定のプログラムを実行することにより、テレビジョン受像機11を構成する各ブロックを制御する。また、メインマイクロコンピュータ65は、その他、例えば、操作部63またはリモートコマンダ受信部64から供給された操作信号に応じた各種の処理を行う。
なお、テレビジョン受像機11には、図示せぬドライブを接続することができる。メインマイクロコンピュータ65が実行するプログラムは、そのドライブに、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディアを装着して、そのリムーバブルメディアから不揮発性メモリ62にインストールすることができる。また、メインマイクロコンピュータ65が実行するプログラムは、図示せぬ通信インタフェースを介して、インターネット上のサーバ等からダウンロードし、不揮発性メモリ62にインストールすることができる。
アンテナ12は、電波である放送波を受信し、その結果得られる電気信号である放送信号をチューナ52に供給する。
リモートコマンダ13は、ユーザにより操作される操作部21を有し、例えば、ユーザが操作部21を操作した場合に、ユーザによる操作部21の操作に対応した操作信号などを、赤外線などの無線により、リモートコマンダ受信部64に出射する。
リモートコマンダ13の操作部21は、例えば、メニューを表示させるメニュー表示ボタンや、音量を変更させる音量ボタンなどの操作キーを有する。さらに、操作部21は、操作部21を操作しているユーザを特定するユーザ特定情報を出力するユーザ特定情報出力部31を有する。
図2は、不揮発性メモリ62に記憶された、ユーザ情報のリストであるユーザ情報リストの例を示す図である。
図2のユーザ情報リストには、ユーザID、操作ユーザ情報、ユーザ特定情報、可否操作情報、および設定情報が対応付けられたユーザ情報が、1行に登録される。
即ち、ユーザ情報リストにおいて、左から1番目の欄(列)には、ユーザ情報のうちのユーザIDが登録される。ここで、ユーザIDは、ユーザ情報を、ユーザ情報リストに登録するときに、ユーザによるリモートコマンダ13や操作部63の操作に応じて、または、テレビジョン受像機11によって決定される。
ユーザ情報リストの左から2番目の欄には、左から1番目の欄のユーザIDが表すユーザが、テレビジョン受像機11を操作中であるか否かを表す操作ユーザ情報が登録される。
また、ユーザ情報リストの左から3番目の欄には、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザIDが表すユーザを特定するユーザ特定情報が登録される。ここで、ユーザ特定情報としては、例えば、ユーザの親指や人差し指の指紋から得られる指紋情報や、ユーザの虹彩から得られる虹彩情報、ユーザの静脈の状態から得られる静脈情報などを採用することができる。
さらに、ユーザ情報リストの左から4番目の欄には、ユーザが行うことを制限する制限操作を表す可否操作情報が登録される。なお、可否操作情報については、後述する図3において詳細に説明する。
また、ユーザ情報リストの左から5番目の欄(右から1番目の欄)には、画質(明るさ等)や音量、画面モード(画像を4:3のアスペクト比で表示するノーマルモードや、画像を16:9のアスペクト比で表示するワイドモード等)、メニュー画面に表示されるメニューの項目などの、テレビジョン受像機11の設定を表す設定情報が登録される。
なお、図2において、ユーザ情報リストの1行目には、ユーザIDが“default”のユーザ(以下、適宜、デフォルトユーザという)のユーザ情報が登録されている。デフォルトユーザのユーザ情報のユーザ特定情報は登録されておらず、デフォルトユーザのユーザ情報以外のユーザ情報のユーザ特定情報によって特定することができないユーザは、デフォルトユーザとして扱われる。
また、ユーザ情報リストは、後述する初期状態においては、デフォルトユーザのユーザIDだけが登録された状態となる。テレビジョン受像機11の購入直後においては、ユーザ情報リストは初期状態になっており、また、初期化操作が制限されていないユーザが、リモートコマンダ13や操作部63により初期化操作をした場合も、ユーザ情報リストは初期状態になる。
次に、図3を参照して、図2の可否操作情報の例を説明する。
図3の可否操作情報には、ユーザが行うことを制限する操作である制限操作の情報が登録される。
従って、図3の可否操作情報に対応付けられたユーザIDが表すユーザがテレビジョン受像機11を操作する場合、図3において、可否操作情報の1行目に登録された画質の変更や、2行目に登録された音量の変更などの操作が制限され、図3の可否操作情報に登録された制限操作以外の操作だけを行うことができる。
ここで、制限操作には、可否操作情報を、操作のすべてを制限しないことを表す初期状態に初期化する初期化操作が含まれる。さらに、初期化操作を含む各種の操作を、制限操作として、可否操作情報に登録する操作(可否操作情報登録操作)や、初期化操作を含む各種の操作の、制限操作としての登録を解除する操作(可否操作情報解除操作)も、制限操作に含まれる。
初期化操作が制限操作として可否操作情報に登録されているユーザによる初期化操作は制限される。従って、初期化操作は、初期化操作が制限操作として可否操作情報に登録されていないユーザしか行うことができない。
同様に、可否操作情報登録操作が制限操作として可否操作情報に登録されているユーザによる可否操作情報登録操作も制限される。従って、可否操作情報登録操作も、可否操作情報登録操作が制限操作として可否操作情報に登録されていないユーザしか行うことができない。
また、可否操作情報解除操作が制限操作として可否操作情報に登録されているユーザによる可否操作情報解除操作も制限される。従って、可否操作情報解除操作も、可否操作情報解除操作が制限操作として可否操作情報に登録されていないユーザしか行うことができない。
図1のメインマイクロコンピュータ65は、図2および図3で説明したユーザ情報リストを用いて、様々な処理を行う。
即ち、図4は、メインマイクロコンピュータ65が所定のプログラムを実行することにより実現されるメインマイクロコンピュータ65の機能的な構成例を示すブロック図である。
メインマイクロコンピュータ65は、ユーザ特定情報受信部141、操作ユーザ特定部142、キー受信部143、キー判定部144、制限制御部145、キーイベント発生部146、キーイベント処理部147、および設定情報制御部148により構成される。
なお、図4において、ユーザ情報記憶部100は、図1の不揮発性メモリ62の一部の記憶領域であり、上述した図2および図3で説明したユーザ情報リストを記憶する。
ユーザ特定情報受信部141は、図1の操作部63やリモートコマンダ受信部64から供給されるユーザ特定情報を受信し、操作ユーザ特定部142またはキーイベント処理部147に供給する。
操作ユーザ特定部142は、ユーザ特定情報受信部141から供給されるユーザ特定情報に基づいて、リモートコマンダ13または操作部63を操作している操作ユーザを特定し、その操作ユーザに基づいて、ユーザ情報記憶部100に記憶されているユーザ情報リストの操作ユーザ情報を更新する。
キー受信部143は、図1の操作部63やリモートコマンダ受信部64から供給された操作信号を受信し、キー判定部144に供給する。
キー判定部144は、キー受信部143から供給された操作信号に基づいて、操作ユーザが操作した図1のリモートコマンダ13や操作部63の操作キーを判定し、その判定結果である操作キー情報を制限制御部145に供給する。
制限制御部145は、ユーザ情報記憶部100に記憶されているユーザ情報リストから、テレビジョン受像機11を操作中であることを表す操作ユーザ情報に対応付けられた可否操作情報を読み出し、その可否操作情報と、キー判定部144から供給された操作キー情報とに基づいて、操作ユーザによる操作キーの操作が制限操作であるか否かを判定する。
制限制御部145は、操作ユーザによる操作キーの操作が制限操作でないと判定した場合、キー判定部144から供給された操作キー情報を、キーイベント発生部146に供給する。
一方、制限制御部145は、操作ユーザによる操作キーの操作が制限操作であると判定した場合、その操作キーに応じて行われる処理を制限する制限処理を行い、さらに、必要に応じて、操作ユーザによる操作キーの操作が制限されている旨を、例えば、図1のディスプレイ58にOSDで表示するように、キーイベント処理部147に指示する。
キーイベント発生部146は、制限制御部145から供給される操作キー情報に応じたキーイベントを発生させ、キーイベント処理部147に供給する。
キーイベント処理部147は、キーイベント発生部146から供給されたキーイベントや、制限制御部145からの指示に基づいて、各種の処理を行う。即ち、キーイベント処理部147は、表示制御部147a、音声制御部147b、ユーザ情報登録部147c、およびユーザ情報初期化部147dにより構成され、各種の処理を行う。
表示制御部147aは、OSD画像をディスプレイ58に表示させることを制御する。即ち、表示制御部147aは、図1のOSD生成部56を制御することにより、OSD画像を生成させ、さらに、そのOSD画像をディスプレイ58に表示させるように、ビデオプロセッサ57を制御する。
ここで、OSD画像としては、例えば、メニュー画面のOSD画像や、操作が制限されている旨のメッセージのOSD画像などがある。
音声制御部147bは、例えば、音量や音質を変更する操作に対応するキーイベントなどに従い、オーディオプロセッサ59(図1)を制御する。
ユーザ情報登録部147cは、ユーザ情報の追加、削除、変更をする操作に対応するキーイベントなどに従い、ユーザ情報記憶部100に記憶されたユーザ情報リストに対するユーザ情報の追加、削除、変更を行う。
ユーザ情報初期化部147dは、初期化操作に対応するキーイベントに従い、ユーザ情報記憶部100に記憶されたユーザ情報リストを、初期状態とする。
ここで、初期状態のユーザ情報リストとは、上述したように、デフォルトユーザのユーザ情報のみが登録されたユーザ情報リストであり、このときのデフォルトユーザの可否操作情報は、どの操作も制限操作ではないことを表す可否操作情報、つまり、デフォルトユーザはすべての操作を行うことができることを表す可否操作情報になっている。
設定情報制御部148は、ユーザ情報記憶部100に記憶されているユーザ情報リスト(図2)から、テレビジョン受像機11を操作中であることを表す操作ユーザ情報に対応付けられた設定情報を読み出し、その設定情報に基づいて、図1のAVスイッチ54や、画像信号処理部55、OSD生成部56、ビデオプロセッサ57、オーディオプロセッサ59を制御する。これにより、ユーザ毎に、テレビジョン受像機11により受信されるチャンネルとそのチャンネルにおいて表示されるチャンネルの番号との組み合わせを設定するチャンネルの設定や、画質、音量の設定、メニュー画面に表示されるメニューの項目などの設定が異なる、ユーザ用にカスタマイズされたテレビジョン受像機11を利用することができる。
以上のように構成される図4のメインマイクロコンピュータ65では、リモートコマンダ13や操作部63を操作している操作ユーザを特定する操作ユーザ特定処理が行われる。
即ち、図5は、テレビジョン受像機11が操作ユーザを特定する操作ユーザ特定処理を説明するフローチャートである。
操作ユーザ特定処理は、例えば、ユーザが、操作ユーザ特定処理を行うように、図1のリモートコマンダ13や操作部63を操作したときに開始される。
ここで、以下では、説明を簡単にするため、ユーザが、リモートコマンダ13と操作部63のうちの、例えば、リモートコマンダ13を操作する場合に注目して説明を行う。
ユーザが、リモートコマンダ13を手で持ち、操作ユーザ特定処理を行うように、リモートコマンダ13を操作すると、リモートコマンダ13のユーザ特定情報出力部31(図1)は、例えば、ユーザの指紋情報を検出して出力する。
即ち、リモートコマンダ13の筐体の所定の位置には、ユーザの指紋情報を検出するセンサ部(図示せず)が設けられており、ユーザが、そのセンサ部に、右手または左手の親指を載せると、ユーザ特定情報出力部31は、そのセンサ部の出力に基づき、ユーザの指紋情報を検出して出力する。
そして、リモートコマンダ13は、ユーザ特定情報出力部31が出力した指紋情報を、ユーザ特定情報として送信する。
リモートコマンダ13が送信したユーザ特定情報は、図1のリモートコマンダ受信部64で受信され、リモートコマンダ受信部64からメインマイクロコンピュータ65のユーザ特定情報受信部141(図4)に供給される。
ステップS31において、ユーザ特定情報受信部141は、リモートコマンダ受信部64から供給されたユーザ特定情報を受信し、操作ユーザ特定部142に供給して、ステップS32に進む。
ステップS32において、操作ユーザ特定部142は、ユーザ情報記憶部100に記憶されたユーザ情報リストと、ユーザ特定情報受信部141から供給されたユーザ特定情報とを用いて、操作ユーザを特定する。
即ち、操作ユーザ特定部142は、ユーザ情報記憶部100に記憶されたユーザ情報リストに登録されたユーザ特定情報の中に、ユーザ特定情報受信部141から供給されたユーザ特定情報と一致するユーザ特定情報が存在するか否かを判定し、ユーザ特定情報受信部141から供給されたユーザ特定情報と一致するユーザ特定情報が存在すると判定した場合、そのユーザ特定情報に対応付けられているユーザIDが表すユーザを、操作ユーザとして特定する(そのユーザ特定情報に対応付けられているユーザIDを、操作ユーザのユーザIDとして特定する)。
一方、操作ユーザ特定部142は、ユーザ特定情報受信部141から供給されたユーザ特定情報と一致するユーザ特定情報が存在しないと判定した場合、デフォルトユーザを、操作ユーザとして特定する(デフォルトユーザのユーザIDを、操作ユーザのユーザIDとして特定する)。
その後、ステップS32からステップS33に進み、操作ユーザ特定部142は、ユーザ情報記憶部100のユーザ情報において、操作ユーザのユーザIDに対応付けられた操作ユーザ情報を、図2のユーザ情報リストの2行目に登録された操作ユーザ情報のように、テレビジョン受像機11を操作中であることを表す操作ユーザ情報「操作中」に更新する。
また、本実施の形態においては、1人のユーザが、図1のリモートコマンダ13を操作することを前提とするため、ステップS33において、操作ユーザ特定部142は、ユーザ情報記憶部100のユーザ情報において、操作ユーザのユーザID以外のユーザIDに対応付けられた操作ユーザ情報を、図2のユーザ情報リストの1行目や3行目に登録された操作ユーザ情報のように、テレビジョン受像機11を操作中でない(未操作である)ことを表す操作ユーザ情報「未操作」に更新して、操作ユーザ特定処理は終了される。
図5の操作ユーザ特定処理では、ユーザによるパスワードの入力なしで、操作ユーザを特定するため、ユーザがユーザ特定情報を失念することのみに起因して、特定の操作を行うことができなくなる事態を回避することができる。
図5の操作ユーザ特定処理により操作ユーザが特定されると、その後、テレビジョン受像機11では、操作ユーザに対応付けられている図3の可否操作情報に基づいて、図1のリモートコマンダ13の操作に応じた処理を制限する操作制限処理が行われる。
図6は、操作制限処理を説明するフローチャートである。
例えば、操作ユーザが、テレビジョン受像機11に対して所定の処理を行わせるように、図1のリモートコマンダ13を操作すると、リモートコマンダ13は、ユーザの操作に対応した操作信号を送信する。リモートコマンダ13からの操作信号は、リモートコマンダ受信部64(図1)で受信され、メインマイクロコンピュータ65のキー受信部143(図4)に供給される。
ステップS61において、キー受信部143は、リモートコマンダ受信部64から供給された操作信号を受信し、キー判定部144に供給して、ステップS62に進み、キー判定部144は、キー受信部143から供給された操作信号に基づいて、ユーザが操作した図1のリモートコマンダ13の操作キーを判定し、その判定結果である操作キー情報を制限制御部145に供給して、ステップS63に進む。
ステップS63において、制限制御部145は、ユーザ情報記憶部100から、テレビジョン受像機11を操作中であることを表す操作ユーザ情報に対応付けられた可否操作情報、より具体的には、例えば、図2のユーザ情報リストの2行目に登録された図3の可否操作情報を読み出し、ステップS64に進み、ユーザ情報記憶部100から読み出した可否操作情報と、キー判定部144から供給された操作キー情報とに基づいて、ユーザによる操作キーの操作が制限操作であるか否かを判定する。
ステップS64において、制限制御部145は、ユーザによる操作キーの操作が制限操作でないと判定した場合、キー判定部144から供給された操作キー情報をキーイベント発生部146に供給して、ステップS65に進み、以下、操作キー情報が表す操作キーに応じた処理を実行する操作キー処理が行われる。
即ち、ステップS65において、キーイベント発生部146は、制限制御部145から供給された操作キー情報に応じたキーイベントを発生し、キーイベント処理部147に供給する。さらに、ステップS65では、キーイベント処理部147は、キーイベント発生部146から供給されたキーイベントに基づいて、所定の処理を行う。その後、操作制限処理は、終了される。
一方、ステップS64において、制限制御部145は、ユーザによる操作キーの操作が制限操作であると判定した場合、ステップS67に進み、操作キー情報が表す操作キーに応じた処理を制限する制限処理を行う。
即ち、制限制御部145は、制限処理として、例えば、操作キー情報を、キーイベント発生部146に供給せずに破棄(無視)する処理をする。これにより、キーイベント発生部146は、キーイベントを発生せず、その結果、キーイベント処理部147では、キーイベントに基づく処理が行われないことになり、ユーザの操作に応じた処理が制限される。
その後、操作制限処理は、終了される。
なお、ステップS67の制限処理においては、制限制御部145は、さらに、ユーザによる操作キーの操作は制限された旨のメッセージを、例えば、図1のディスプレイ58にOSDで表示するように、キーイベント処理部147に指示することができる。
この場合、キーイベント処理部147は、制限制御部145から供給された指示に基づいて、ユーザによる操作キーの操作は制限された旨のメッセージを、例えば、ディスプレイ58にOSDで表示させる。
このようなメッセージを表示することにより、テレビジョン受像機11が故障したと、ユーザが勘違いすることを防止することができる。
以上のように、ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、リモートコマンダ13を操作する操作ユーザが特定され、操作ユーザを特定するユーザ特定情報に対応付けられている可否操作情報に基づいて、操作ユーザによるリモートコマンダ13の操作が制限操作であるか否かが判定される。そして、操作ユーザによるリモートコマンダ13の操作が制限操作である場合には、操作ユーザによるリモートコマンダ13の操作に応じて行われる処理が制限される。さらに、制限操作には、ユーザ情報を、操作のすべてを制限しない初期状態に初期化する初期化操作が含まれる。
従って、例えば、家庭の父親や母親は、自身による操作を制限しないようにすることにより、子供による操作を、確実に制限することができる。
即ち、例えば、操作の制限がない父親や母親は、子供による初期化操作を制限するように、子供のユーザ情報を設定することにより、子供が、初期化操作を行うことを確実に制限することができる。
さらに、子供が、初期化操作を行うことを確実に制限することができる結果、子供が、初期化操作を行ってしまうことによって、ユーザ情報を初期状態にして、制限操作となっていた操作を行うことができるようになってしまうことを防止し、制限操作となっている操作を確実に制限することができる。
また、操作の制限のない父親や母親は、パスワードの入力なしに、初期化操作を行い、すべての操作が制限されないようにすることができるので、パスワードを失念するといった心配をせずに、子供が行うことができる操作を制限することができる。
さらに、例えば、乳幼児や幼児については、ユーザ情報を登録しなければ、デフォルトユーザに特定されるので、デフォルトユーザによる音量ボタンの操作を制限操作としておくことにより、いわゆるチャイルドロックを実現することができる。即ち、デフォルトユーザによる音量ボタンの操作を制限操作としておくことにより、デフォルトユーザである乳幼児や幼児が音量ボタンを押し続けたとしても、デフォルトユーザである乳幼児や幼児により行われた音量ボタンの操作は制限(無視)されるので、チャイルドロックを実現することができる。
なお、本実施の形態では、図2のユーザ情報リストに複数のユーザ情報が登録されていることを前提として説明したが、デフォルトユーザのユーザ情報のみが登録されている初期状態である場合には、ユーザは、すべてデフォルトユーザとして扱われる。この場合のデフォルトユーザは、いずれの操作も制限されないユーザであり、いわゆるコンピュータの管理者権限のユーザのように、ユーザ情報をユーザ情報リストに登録することができる。
また、テレビジョン受像機11の電源がオフされた後、さらに電源がオンされたときには、電源がオフされた直前までテレビジョン受像機11を操作していたユーザが、電源がオンされたときにテレビジョン受像機11を操作しているユーザであるとは限らないことから、テレビジョン受像機11の電源がオンされたときのユーザは、デフォルトユーザとして扱われるようにすることができる。
これは、操作ユーザ特定部142において、テレビジョン受像機11の電源がオフされたときに、デフォルトユーザの操作ユーザ情報をテレビジョン受像機11を操作中であることを表す操作ユーザ情報に、デフォルトユーザ以外のユーザの操作ユーザ情報をテレビジョン受像機11を操作中でない(未操作である)ことを表す操作ユーザ情報に、それぞれ更新することで行うことができる。
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本実施の形態では、ユーザが、デフォルトユーザ以外のユーザとして図1のリモートコマンダ13を操作する場合、図5の操作ユーザ特定処理で操作ユーザとしてデフォルトユーザ以外のユーザが特定され、その後、特定されたデフォルトユーザ以外のユーザのユーザ特定情報に対応付けられている可否操作情報に基づいて、図1のリモートコマンダ13が操作されるごとに、図6の操作制限処理が行われることとしたが、図1のリモートコマンダ13が操作されるごとに、図5の操作ユーザ特定処理と図6の操作制限処理とが行われるようにすることができる。
具体的には、図1のリモートコマンダ13が操作されるごとに、ユーザが操作した操作キーに対応した操作信号と、その操作キーを操作したユーザのユーザ特定情報とが、リモートコマンダ13から図1のメインマイクロコンピュータ65に供給される。そして、メインマイクロコンピュータ65では、リモートコマンダ13からのユーザ特定情報と、ユーザ情報記憶部100に記憶されているユーザ特定情報とに基づいて、図5の操作ユーザ特定処理を行うとともに、その操作ユーザ特定処理により特定されたユーザの可否操作情報に基づいて、図6の操作制限処理を行うことができる。
なお、上述したように、本実施の形態では、ユーザが、デフォルトユーザ以外のユーザとして図1のリモートコマンダ13を操作する場合、図5の操作ユーザ特定処理で操作ユーザとしてデフォルトユーザ以外のユーザが特定され、その後、特定されたデフォルトユーザ以外のユーザのユーザ特定情報に対応付けられている可否操作情報に基づいて、図1のリモートコマンダ13が操作されるごとに、図6の操作制限処理が行われることとしたが、この場合、図5の操作ユーザ特定処理で操作ユーザとしてデフォルトユーザ以外のユーザが特定された後は、ユーザが、操作ユーザ特定処理を行うように、リモートコマンダ13を操作しない限り、操作ユーザ特定処理は行われない。
従って、操作ユーザ特定処理で操作ユーザとしてデフォルトユーザ以外のユーザが特定された後、操作ユーザ特定処理で特定された操作ユーザ以外のユーザが、リモートコマンダ13を操作したとしても、操作ユーザ特定処理で特定された操作ユーザのユーザ特定情報に対応付けられている可否操作情報に基づいて、操作制限処理が行われてしまう。
ここで、例えば、操作の制限のない父親や母親が、操作ユーザ特定処理で操作ユーザとして特定された後、操作の制限のある子供が、リモートコマンダ13を操作すると、操作の制限のない父親や母親のユーザ特定情報に対応付けられている可否操作情報に基づいて、操作制限処理が行われる。
この場合、操作の制限のある子供は、操作の制限のない父親や母親と同様の操作を行うことができる。これにより、操作の制限のある子供は、操作の制限のない父親や母親になりすまして、リモートコマンダ13を操作することができる。
一方、リモートコマンダ13が操作されるごとに、図5の操作ユーザ特定処理と図6の操作制限処理とが行われるようにした場合、リモートコマンダ13が操作されるごとに、その操作を行ったユーザが特定されるため、操作の制限のない父親や母親によりリモートコマンダ13が操作され、操作の制限のない父親や母親が操作ユーザとして特定された後、操作の制限のある子供が、リモートコマンダ13を操作したとしても、操作ユーザ特定処理により、操作の制限のある子供が、操作ユーザとして特定されるため、操作の制限のない父親や母親になりすまして、リモートコマンダ13を操作することを防止することができる。
また、本実施の形態では、ユーザ特定情報として、例えば、ユーザの指紋情報などを用いることとしたが、ユーザ特定情報は、これに限定されるものではなく、ユーザによるパスワードの入力なしでユーザを特定することができる情報であればよい。例えば、ユーザ毎に、ユーザ特定情報としてユーザ固有の情報があらかじめ記憶された、ユーザ専用のリモートコマンダを用意しておき、そのリモートコマンダが操作されるごとに、ユーザ固有の情報をテレビジョン受像機11に送信するようにすることができる。
なお、本実施の形態においては、図4のユーザ情報記憶部100に、ユーザが行うことを制限する制限操作を表す可否操作情報を登録し、その可否操作情報に基づいて、ユーザによる操作が制限操作であるか否かを判定し、ユーザによる操作が制限操作であると判定した場合に、ユーザによる操作を制限することとしたが、ユーザが行うことを許可する許可操作を表す可否操作情報を登録し、その可否操作情報に基づいて、ユーザによる操作が許可操作であるか否かを判定し、ユーザによる操作が許可操作であると判定した場合に、ユーザによる操作に応じて行われる処理を許可するようにすることができる。
この場合、初期化操作によれば、可否操作情報が、ユーザによる操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化されることになる。
なお、制限制御部145は、上述したように、ユーザによる操作キーの操作が制限操作であると判定した場合、キー判定部144から供給された操作キー情報をキーイベント発生部146に供給することなく破棄することで、ユーザによる制限操作に応じた処理を制限することとしたが、キーイベント発生部146やキーイベント処理部147を制御することで、ユーザによる制限操作に応じた処理を制限するようにしてもよい。
即ち、制限制御部145は、ユーザによる操作キーの操作が制限操作であると判定した場合、キーイベント発生部146を制御することにより、キー判定部144から制限制御部145を介して供給された操作キー情報に応じて発生させたキーイベントを、キーイベント発生部146からキーイベント処理部147に供給させないようにすることで、ユーザによる制限操作に応じた処理を制限することができる。
また、制限制御部145は、ユーザによる操作キーの操作が制限操作であると判定した場合、キーイベント処理部147を制御することにより、キーイベント発生部146から供給されたキーイベントを破棄させるようにすることで、ユーザによる制限操作に応じた処理を制限することができる。
ここで、制限操作とする操作としては、リモートコマンダ13や操作部63の操作の他、メニュー画面に表示されるボタンやレバーなどの操作を採用することが可能である。メニュー画面に表示されるボタンやレバーなどの操作が制限操作である場合には、制限制御部145では、キーイベント処理部147(の表示制御部147a)を制御し、制限操作の対象のボタンやレバーなどを操作することができない状態のメニュー画面や、制限操作の対象のボタンやレバーなどがない状態のメニュー画面を表示させることにより、そのボタンやレバーなどの操作に応じた処理を制限することができる。
さらに、デフォルトユーザの可否操作情報は、可否操作情報を設定することが制限されていないユーザが設定する(操作を行う)ことができるが、その他、デフォルトユーザの可否操作情報は、図2のユーザ情報リストに登録されている、デフォルトユーザを除くすべてのユーザのユーザ情報の可否操作情報の、いわば論理和とすることができる。この場合、デフォルトユーザが行うことができる操作は、デフォルトユーザを除くすべてのユーザが共通に操作することができる、いわば最大公約数の操作に制限される。
なお、ユーザ情報リストに登録されているいずれかのユーザによる操作に起因して、ユーザ情報リストに登録されているすべてのユーザの初期化操作と可否操作情報解除操作との両方が制限操作とされた場合、ユーザ情報リストに登録されているすべてのユーザは、制限操作となっている初期化操作を行うことができず、また、初期化操作を、制限操作から解除することもできなくなってしまう。その結果、テレビジョン受像機11は、ユーザ情報リストに登録されているいずれのユーザによっても、初期化操作を行うことができなくなる登録ユーザ初期化不能状態となる。
そこで、ユーザ情報リストに登録されているいずれかのユーザが、登録ユーザ初期化不能状態となる操作を行おうとしているときには、テレビジョン受像機11は、そのユーザに対して、登録ユーザ初期化不能状態となる操作を行うと登録ユーザ初期化不能状態となる旨のメッセージの表示などを行うことにより、登録ユーザ初期化不能状態となることの注意を喚起することができる。これにより、テレビジョン受像機11が、登録ユーザ初期化不能状態となることを未然に防止することができる。
なお、テレビジョン受像機11が登録ユーザ初期化不能状態となったとしても、ユーザ情報リストに登録されているユーザのうちの、新たなユーザを登録するユーザ登録操作が制限操作として登録されていないユーザが、ユーザ登録操作を行い、初期化操作が制限操作として登録されていない新たなユーザを登録することにより、その新たなユーザは、初期化操作を行うことができる。
しかしながら、ユーザ情報リストに登録されているすべてのユーザについて、初期化操作、可否操作情報解除操作、およびユーザ登録操作が制限操作とされた場合には、ユーザ情報リストに登録されているすべてのユーザは、初期化操作も、初期化操作の、制限操作からの解除も行うことができず、さらに、初期化操作が制限操作として登録されていない新たなユーザを登録するユーザ登録操作も行うことができなくなってしまう。その結果、テレビジョン受像機11は、ユーザ情報リストに登録されているすべてのユーザによるどのような手段によっても、完全に初期化操作を行うことができなくなる完全初期化不能状態となる。
そこで、ユーザ情報リストに登録されているいずれかのユーザが、完全初期化不能状態となる操作を行おうとしているときには、テレビジョン受像機11は、そのユーザに対して、完全初期化不能状態となる操作を行うと完全初期化不能状態となる旨のメッセージの表示などを行うことにより、完全初期化不能状態となることの注意を喚起することができる。これにより、テレビジョン受像機11が、完全初期化不能状態となることを未然に防止することができる。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 テレビジョン受像機, 13 リモートコマンダ, 31 ユーザ特定情報出力部, 62 不揮発性メモリ, 63 操作部, 65 メインマイクロコンピュータ, 100 ユーザ情報記憶部, 142 操作ユーザ特定部, 145 制限制御部, 147 キーイベント処理部 , 148 設定情報制御部
Claims (6)
- テレビジョン放送を受信する受信装置において、
ユーザを特定するユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定する特定手段と、
前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する処理制御手段と
を備え、
前記制限/許可操作は、前記可否操作情報を、前記操作手段の操作のすべてを制限しないことを表す初期状態、又は前記操作手段の操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化する初期化操作を含む
受信装置。 - 前記記憶手段は、前記操作手段の操作に応じて、前記ユーザ特定情報と前記可否操作情報とを対応付けて記憶する
請求項1に記載の受信装置。 - テレビジョン受像機である
請求項1に記載の受信装置。 - 前記記憶手段は、前記ユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザ用にカスタマイズされた前記受信装置の設定を表す設定情報とをさらに対応付けて記憶し、
前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記設定情報に基づいて、前記受信装置の設定を前記操作ユーザ用にカスタマイズされた設定にする設定制御手段をさらに備える
請求項1に記載の受信装置。 - テレビジョン放送を受信する受信装置を制御する制御方法において、
ユーザを特定するユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定し、
前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定し、
前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する
ステップを含み、
前記制限/許可操作は、前記可否操作情報を、前記操作手段の操作のすべてを制限しないことを表す初期状態、又は前記操作手段の操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化する初期化操作を含む
制御方法。 - テレビジョン放送を受信する受信装置を制御する制御処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
ユーザを特定するユーザ特定情報と、そのユーザ特定情報によって特定されるユーザが行うことを制限又は許可する制限/許可操作を表す可否操作情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記ユーザ特定情報に基づいて、ユーザによるパスワードの入力なしで、ユーザにより操作される操作手段を操作する操作ユーザを特定し、
前記操作ユーザを特定する前記ユーザ特定情報に対応付けられている前記可否操作情報に基づいて、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であるか否かを判定し、
前記操作ユーザによる前記操作手段の操作が制限/許可操作であると判定された場合に、前記操作ユーザによる前記操作手段の操作に応じて行われる処理を制限又は許可する
ステップを含み、
前記制限/許可操作は、前記可否操作情報を、前記操作手段の操作のすべてを制限しないことを表す初期状態、又は前記操作手段の操作のすべてを許可することを表す初期状態に初期化する初期化操作を含む
制御処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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2007
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