JP2009122752A - 電気機器装置及び電気機器装置における設定方法 - Google Patents
電気機器装置及び電気機器装置における設定方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】設定値を変更できる権限が管理者と使用者で異なる電気機器装置において、設定値を工場出荷設定値、管理者設定値、使用者設定値に分けて管理することで、電気機器装置の工場出荷設定値または管理者設定値または使用者設定値を設定することができ、また各々の設定値間で設定値をコピーできる電気機器装置を提供する。
【解決手段】電気機器装置の調整を行うために設定される設定値を設定することができる調整値設定手段27を備えた電気機器装置1において、工場出荷設定値を記憶する工場出荷設定値記憶手段19と、管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶手段20と、使用者設定値を記憶する使用者設定値記憶手段21と、記憶されている工場出荷設定値、管理者設定値、又は使用者設定値から管理者設定値又は使用者設定値にコピーすることができる制御手段15を備え、設定値を変更できる管理者と使用者が制御手段15により設定値を設定する。
【選択図】図1
【解決手段】電気機器装置の調整を行うために設定される設定値を設定することができる調整値設定手段27を備えた電気機器装置1において、工場出荷設定値を記憶する工場出荷設定値記憶手段19と、管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶手段20と、使用者設定値を記憶する使用者設定値記憶手段21と、記憶されている工場出荷設定値、管理者設定値、又は使用者設定値から管理者設定値又は使用者設定値にコピーすることができる制御手段15を備え、設定値を変更できる管理者と使用者が制御手段15により設定値を設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、電気機器装置及び電気機器装置における設定方法に係り、特に電気機器装置の調整を行うために設定される設定値(以下設定値という)をグループやグループ内の使用者の目的や要求に合わせて設定できる電気機器装置と電気機器装置の設定方法に関するものである。
プロジェクタ装置などの電気機器装置の使用形態として、グループでの共有やシアタールームでの共用や業者によるレンタル等がある。そのような場合、電気機器装置の管理者と利用者が異なり、さらにその利用者は次々に入れ替わる。利用者は所望の設定をするが、次の使用者がその設定をそのまま使用してしまうと不都合が生じる場合がある。このため、全ての設定値を初期化する機能があるが、それでは管理者が予め設定しているものまで初期化されてしまう。こうした点に対処するため、特許文献1に開示の技術では、工場出荷時の設定値が記憶されている第1のメモリ部と使用者の設定値が記憶される第2及び第3のメモリ部を備え、予め再設定が面倒な設定値は第2のメモリに記憶し、トラブル時に設定値をリセットする場合は第3のメモリのみをリセットすることで、再設定が面倒な第2のメモリを保持して、設定値を工場出荷状態に戻すことが出来るリセット電気機器装置を提供するようにしている。
上記特許文献1に記載の方式では、グループで電気機器装置を共有して使用する場合、再設定が面倒な設定値を第2のメモリ部へ、トラブル時にリセット可能な設定値を第3のメモリ部へ、使用者により設定できる。しかし複数の使用者が頻繁に入れ替わり、これら使用者が頻繁に設定値を変更すると、特に再設定が面倒な設定値が変更されると設定値を適切な値に再設定することが困難であった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できる電気機器装置と電気機器装置の設定方法を提供することを目的とする。
本発明の電気機器装置は、電気機器装置の調整値を設定することができる調整値設定手段を備えた電気機器装置において、工場出荷設定値を記憶する工場出荷設定値記憶手段と、管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶手段と、使用者設定値を記憶する使用者設定値記憶手段と、記憶されている前記工場出荷設定値、前記管理者設定値、又は前記使用者設定値から前記管理者設定値又は前記使用者設定値にコピーすることができる制御手段を備えたことを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記制御手段は、管理者が選択できるコピー操作の管理者用の設定タイプを選択できる管理者用コピー操作選択手段を備え、前記管理者用コピー操作選択手段から設定タイプが選択されると、設定タイプに基づいて設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記制御手段は、使用者が選択できるコピー操作の使用者用の設定タイプを選択できる使用者用コピー操作選択手段を備え、前記使用者用コピー操作選択手段から設定タイプが選択されると、設定タイプに基づいて設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記管理者設定値記憶手段は、複数の管理者設定値を記憶することを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記使用者設定値記憶手段は、複数の使用者設定値を記憶することを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記管理者用コピー操作選択手段は、前記管理者設定値記憶手段により記憶されている管理者設定値を特定する領域番号と前記使用者設定値記憶手段により記憶されている使用者設定値を特定する領域番号を設定することにより、管理者用の設定タイプに基づいて領域番号の管理者設定値または使用者設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記使用者用コピー操作選択手段は、前記管理者設定値記憶手段により記憶されている管理者設定値を特定する領域番号と前記使用者設定値記憶手段により記憶されている使用者設定値を特定する領域番号を設定することにより、使用者用の設定タイプに基づいて領域番号の管理者設定値または使用者設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記調整値設定手段は、電気機器装置に接続される外部装置から設定するように構成されたことを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記調整値設定手段は、電気機器装置に接続される別の電気機器装置に設定されている設定値からコピーして設定するように構成されたことを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置は、プロジェクタ装置であることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の設定方法は、調整値を設定することができる調整値設定方法において、工場出荷設定値を記憶する工場出荷設定値記憶工程と、管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶工程と、使用者設定値を記憶する使用者設定値記憶工程と、記憶されている前記工場出荷設定値、前記管理者設定値、又は前記使用者設定値から前記管理者設定値又は前記使用者設定値にコピーすることができる制御工程を備え、電気機器装置を管理する管理者と電気機器装置を利用する利用者が前記制御工程により設定値を設定することを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記制御手段は、管理者が選択できるコピー操作の管理者用の設定タイプを選択できる管理者用コピー操作選択手段を備え、前記管理者用コピー操作選択手段から設定タイプが選択されると、設定タイプに基づいて設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記制御手段は、使用者が選択できるコピー操作の使用者用の設定タイプを選択できる使用者用コピー操作選択手段を備え、前記使用者用コピー操作選択手段から設定タイプが選択されると、設定タイプに基づいて設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記管理者設定値記憶手段は、複数の管理者設定値を記憶することを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記使用者設定値記憶手段は、複数の使用者設定値を記憶することを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記管理者用コピー操作選択手段は、前記管理者設定値記憶手段により記憶されている管理者設定値を特定する領域番号と前記使用者設定値記憶手段により記憶されている使用者設定値を特定する領域番号を設定することにより、管理者用の設定タイプに基づいて領域番号の管理者設定値または使用者設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記使用者用コピー操作選択手段は、前記管理者設定値記憶手段により記憶されている管理者設定値を特定する領域番号と前記使用者設定値記憶手段により記憶されている使用者設定値を特定する領域番号を設定することにより、使用者用の設定タイプに基づいて領域番号の管理者設定値または使用者設定値をコピーすることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記調整値設定手段は、電気機器装置に接続される外部装置から設定するように構成されたことを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の前記調整値設定手段は、電気機器装置に接続される別の電気機器装置に設定されている設定値からコピーして設定するように構成されたことを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置は、プロジェクタ装置であることを特徴としている。
また、本発明の電気機器装置の設定方法は、調整値を設定することができる調整値設定方法において、工場出荷設定値を記憶する工場出荷設定値記憶工程と、管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶工程と、使用者設定値を記憶する使用者設定値記憶工程と、記憶されている前記工場出荷設定値、前記管理者設定値、又は前記使用者設定値から前記管理者設定値又は前記使用者設定値にコピーすることができる制御工程を備え、電気機器装置を管理する管理者と電気機器装置を利用する利用者が前記制御工程により設定値を設定することを特徴としている。
本発明によれば、グループで電気機器装置を共有して使用する場合には、電気機器装置の初期値(以下工場出荷設定値という)、電気機器装置の管理者(以下管理者という)が設定した共通の設定値(以下管理者設定値という)とそのグループの使用者(以下使用者という)が管理者設定値以外に設定した設定値(以下使用者設定値という)について分けて管理することで、他の使用者が設定値を変更した場合でも容易に使用者設定値に戻すことができる電気機器装置及び電気機器装置における設定方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施形態は、グループ内に準備されたプロジェクタ装置に本発明を適用した例を挙げる。このプロジェクタ装置は管理する管理者が決められており、その管理者により予めグループとして同じ値にしなければならない共通の設定値が管理者設定値として設定され、またこのプロジェクタ装置の使用者により所望の設定値が使用者設定値に設定される。このような設定ができるプロジェクタ装置において、管理者は更に管理者設定値、使用者設定値、及び電気機器装置に現在適用されている設定値(以下現在設定値という)を変更して設定することができ、また使用者は更に使用者設定値、及び現在設定値を変更して設定することができる。また、このプロジェクタ装置は使用者が電源をオフするときに、管理者設定値を使用者設定値に設定することで使用者設定値を何も設定されていない状態(初期化)することができる。なお、現在設定値は工場出荷設定値、管理者設定値、使用者設定値とは別のメモリ領域に記憶されるもので、具体的には後述の現在設定値記憶メモリ18に記憶される。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施形態は、グループ内に準備されたプロジェクタ装置に本発明を適用した例を挙げる。このプロジェクタ装置は管理する管理者が決められており、その管理者により予めグループとして同じ値にしなければならない共通の設定値が管理者設定値として設定され、またこのプロジェクタ装置の使用者により所望の設定値が使用者設定値に設定される。このような設定ができるプロジェクタ装置において、管理者は更に管理者設定値、使用者設定値、及び電気機器装置に現在適用されている設定値(以下現在設定値という)を変更して設定することができ、また使用者は更に使用者設定値、及び現在設定値を変更して設定することができる。また、このプロジェクタ装置は使用者が電源をオフするときに、管理者設定値を使用者設定値に設定することで使用者設定値を何も設定されていない状態(初期化)することができる。なお、現在設定値は工場出荷設定値、管理者設定値、使用者設定値とは別のメモリ領域に記憶されるもので、具体的には後述の現在設定値記憶メモリ18に記憶される。
図1は、本発明の第1の実施形態であるプロジェクタ装置の主要な構成を示す機能ブロック図である。このプロジェクタ装置1には、初期値として工場出荷設定値がメモリに記憶されている。また、プロジェクタ装置1は、管理者や使用者が設定した設定値をメモリに記憶する機能やメモリに記憶されている設定値を他のメモリの設定値にコピーする設定値メモリ管理機能を備えている。
図1のプロジェクタ装置1は、接続された外部装置2(パソコン、DVDプレーヤー、ビデオ機器、ゲーム機、テレビ受信機など)から映像信号を入力し、スクリーン3はこの映像信号に基づき映像を表示する。管理者や使用者はリモコン4を用いてプロジェクタ装置1を遠隔操作して、プロジェクタ装置1の電源オンオフ操作やメニュー画面を表示する操作を行うことができる。また、管理者や使用者は操作ボタン5を用いてプロジェクタ装置1の電源オンオフ操作やメニュー画面を表示して操作を行うこともできる。
以下、図1のプロジェクタ装置1の構成について更に詳しく説明する。
図1に示す信号入力部11は、外部装置2から出力される映像信号を入力して映像生成部12に出力する。映像生成部12は、この映像信号からスクリーン3に表示できる映像データを生成する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データに、OSD生成部14にて生成されるOSD表示のためのデータを重ね合わせた後、その重ね合わせた映像データを基にスクリーン3に映像として投射する。このOSD表示には、管理者や利用者の操作により設定値を設定するためのメニュー画面の表示等が含まれる。
制御処理部15は、管理者や使用者によるリモコン4や操作ボタン5の操作に基づきプロジェクタ装置1の各部の動作を制御するようになっている。加えて、制御処理部15には、各種設定値が記憶されているメモリの管理を行う設定値メモリ管理処理部27が設けられている。制御処理部15は、リモコン受信部22または操作入力部23からの操作データにより、電源オンオフ、メニュー画面の表示、操作画面の表示等を行うことができる。メモリ16は制御処理部15の実行するアプリケーションプログラムやこのプログラムにて用いられるデータ、また管理者が操作した設定値(以下管理者操作設定値という)や使用者が操作した設定値(以下使用者操作設定値という)を一時的に記憶し、また放送受信装置1の基本機能を実現するためのプログラムを記憶している。メモリ16はROMとRAMで構成されている。HDD17は、制御処理部15が実行するプログラムや管理者の暗号化されたパスワードを保存するハードディスクドライブである。また、HDD17には電源をオフしたときに、メモリに記憶されている設定値を保持するために電源オフ直前の設定値が保存される。
現在設定値記憶メモリ18は、プロジェクタ装置1の現在設定値が記憶されているメモリ(RAM)である。工場出荷設定値記憶メモリ19は、工場出荷設定値が記憶されているメモリで、書き替えが出来ない不揮発性メモリ(ROM)である。管理者設定値記憶メモリ20は、管理者設定値が記憶される書き替え可能不揮発性メモリ(FLASHメモリ等)である。使用者設定値記憶メモリ21は、使用者設定値が記憶される書き替え可能不揮発性メモリ(FLASHメモリ等)である。現在設定値記憶メモリ18、管理者設定値記憶メモリ20、使用者設定値記憶メモリ21については、メモリ16と各メモリ18、19、20、21を分けずに、メモリ16にこれらのメモリ領域を確保することができる。また、現在設定値記憶メモリ18に記憶されている設定値については、プロジェクタ装置1の電源オフにより記憶されているメモリから消去されてしまうので、電源オフの直前で設定値はHDD17に保存され、電源オンの直後にHDD17から取り出され該当するメモリに復元される。
リモコン4は、リモコン4に設けられた操作ボタンに対する管理者や使用者の操作に応じて赤外線による操作信号を送信し、リモコン受信部22はこの操作信号を受信すると電気信号に変換し制御処理部15に出力する。操作ボタン5は、プロジェクタ装置1に設けられた操作ボタン5に対する管理者や使用者の操作に応じて操作信号を出力し、操作入力部23はこの操作信号を受信すると各操作ボタンに対応するディジタルデータに変換し制御処理部15に出力する。電源25は、電源が必要な箇所へ電源を供給する装置であり、電源制御部24により電源の供給が制御される。以上の各部11〜24はシステムバス26により接続されている。
図2は、本発明の第1の実施形態であるプロジェクタ装置1の設定値の流れを示す図である。以下、プロジェクタ装置1の設定値の流れについて説明する。
図2に示すa1〜an1は映像調整に分類される設定値で、b1〜bn2はガンマ調整に分類される設定値で、c1〜cn3は同期調整に分類される設定値で、d1〜dn4はその他調整に分類される設定値である。工場出荷設定値には、図2(a)に示すようにa1〜an1、b1〜bn2、c1〜cn3、d1〜dn4の全てに工場出荷の時に初期値である設定値が設定され、図1に示す工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている。図2(b)に示す現在設定値には、プロジェクタ装置1に現在適用されている設定値(a1〜an1、b1〜bn2、c1〜cn3、d1〜dn4に対応する全ての設定値)が設定され、図1に示す現在設定値記憶メモリ18に記憶されている。現在設定値の初期値には、工場設定値と同じ値が設定される。図2(c)に示す管理者操作設定値は、グループとして同じ値にしなければならない設定値であり、管理者によりリモコン4または操作ボタン5から設定され、図1に示すメモリ16に記憶される。例えば管理者が図2(b)に示す設定値c2’(同期調整の水平位置)、設定値c3’(同期調整の垂直位置) 、設定値d2’(その他調整の字幕調整)、設定値d3’(その他調整のOSD調整)を設定変更すると、メモリ16の図2(c)に示す管理者操作設定値に一時的に記憶される。管理者が設定変更を確定するとメモリ16から取り出した管理者操作設定値が図2(d)に示す管理者設定値として設定され、図1に示す管理者設定値記憶メモリ20に記憶される。図2(e)に示す使用者操作設定値は、使用者が自由に設定することができる設定値であり、使用者によりリモコン4または操作ボタン5から操作した設定値が設定され、図1に示すメモリ16に記憶されている。例えば使用者が設定値a1’(映像調整の映像ポジション)、設定値a2’(映像調整のコントラスト) 、設定値a3’(映像調整の明るさ)、設定値b1’(ガンマ調整のガンマポジション)を設定変更すると、メモリ16の図2(e)に示す使用者操作設定値に一時的に記憶される。使用者が設定変更を確定するとメモリ16から取り出した使用者操作設定値が図2(f)に示す使用者設定値として設定され、図1に示す使用者設定値記憶メモリ21に記憶される。管理者設定値と使用者設定値については、設定変更により図2に示すように現在設定値に設定することができる。更に、工場出荷設定値を管理者設定値に設定、使用者設定値を管理者設定値に設定、管理者設定値を使用者設定値に設定することができる。以上のような設定値の設定は、管理者または使用者の設定変更で行うことができる。
図2に示すa1〜an1は映像調整に分類される設定値で、b1〜bn2はガンマ調整に分類される設定値で、c1〜cn3は同期調整に分類される設定値で、d1〜dn4はその他調整に分類される設定値である。工場出荷設定値には、図2(a)に示すようにa1〜an1、b1〜bn2、c1〜cn3、d1〜dn4の全てに工場出荷の時に初期値である設定値が設定され、図1に示す工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている。図2(b)に示す現在設定値には、プロジェクタ装置1に現在適用されている設定値(a1〜an1、b1〜bn2、c1〜cn3、d1〜dn4に対応する全ての設定値)が設定され、図1に示す現在設定値記憶メモリ18に記憶されている。現在設定値の初期値には、工場設定値と同じ値が設定される。図2(c)に示す管理者操作設定値は、グループとして同じ値にしなければならない設定値であり、管理者によりリモコン4または操作ボタン5から設定され、図1に示すメモリ16に記憶される。例えば管理者が図2(b)に示す設定値c2’(同期調整の水平位置)、設定値c3’(同期調整の垂直位置) 、設定値d2’(その他調整の字幕調整)、設定値d3’(その他調整のOSD調整)を設定変更すると、メモリ16の図2(c)に示す管理者操作設定値に一時的に記憶される。管理者が設定変更を確定するとメモリ16から取り出した管理者操作設定値が図2(d)に示す管理者設定値として設定され、図1に示す管理者設定値記憶メモリ20に記憶される。図2(e)に示す使用者操作設定値は、使用者が自由に設定することができる設定値であり、使用者によりリモコン4または操作ボタン5から操作した設定値が設定され、図1に示すメモリ16に記憶されている。例えば使用者が設定値a1’(映像調整の映像ポジション)、設定値a2’(映像調整のコントラスト) 、設定値a3’(映像調整の明るさ)、設定値b1’(ガンマ調整のガンマポジション)を設定変更すると、メモリ16の図2(e)に示す使用者操作設定値に一時的に記憶される。使用者が設定変更を確定するとメモリ16から取り出した使用者操作設定値が図2(f)に示す使用者設定値として設定され、図1に示す使用者設定値記憶メモリ21に記憶される。管理者設定値と使用者設定値については、設定変更により図2に示すように現在設定値に設定することができる。更に、工場出荷設定値を管理者設定値に設定、使用者設定値を管理者設定値に設定、管理者設定値を使用者設定値に設定することができる。以上のような設定値の設定は、管理者または使用者の設定変更で行うことができる。
図3は、本発明の第1の実施形態である設定変更メニュー画面のフォーマットである。
設定変更メニュー画面は、管理者や使用者がリモコン4または操作ボタン5から操作するとスクリーン3にOSD表示される画面である。管理者による設定変更か使用者による設定変更で設定変更メニューが異なるので、設定変更メニュー画面から「管理者設定変更メニュー画面」か「使用者設定変更メニュー画面」のどちらかを選択する。また、設定変更メニュー画面には、設定変更メイン項目である「映像調整」などの調整値の入力欄があり、設定変更メイン項目の中から一つを選択する。「管理者設定変更メニュー画面」と「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると図4に示す管理設定変更メニュー画面が表示される。また、同様に「使用者設定変更メニュー画面」と「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、図5に示す使用者設定変更メニュー画面が表示される。
設定変更メニュー画面は、管理者や使用者がリモコン4または操作ボタン5から操作するとスクリーン3にOSD表示される画面である。管理者による設定変更か使用者による設定変更で設定変更メニューが異なるので、設定変更メニュー画面から「管理者設定変更メニュー画面」か「使用者設定変更メニュー画面」のどちらかを選択する。また、設定変更メニュー画面には、設定変更メイン項目である「映像調整」などの調整値の入力欄があり、設定変更メイン項目の中から一つを選択する。「管理者設定変更メニュー画面」と「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると図4に示す管理設定変更メニュー画面が表示される。また、同様に「使用者設定変更メニュー画面」と「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、図5に示す使用者設定変更メニュー画面が表示される。
図4は、本発明の第1の実施形態である管理者設定変更メニュー画面のフォーマットで、図3における設定変更メイン項目として「同期調整」が選択された例である。管理者は、管理者設定変更メニュー画面が表示されるとパスワードの入力が要求される。このパスワードは、管理者が行う設定変更を管理者だけに許可するために設けられたパスワードである。パスワードによる認証で許可されると図3の設定変更メニュー画面で選択した設定変更メイン項目の設定変更サブ項目と設定タイプが選択可能となり、この設定変更サブ項目を選択すると、この設定変更サブ項目の枠内の設定値を入力し、あるいは変更ができる。ここで変更された設定値は、メモリ16に管理者操作設定値として一時的に記憶される。また、管理者は、予め決められた設定タイプを選択することで管理者設定値や現在設定値を変更することができる。選択できる設定タイプは設定タイプ1から設定タイプ6である。設定タイプ1は、管理者操作設定値を管理者設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ2は、工場出荷設定値を現在設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ3は、管理者設定値を現在設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ4は、使用者設定値を現在設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ5は、管理者設定値を使用者設定値にコピーする設定タイプである。設定タイプ6は、工場出荷設定値を管理者設定値にコピーする設定タイプである。
図5は、本発明の第1の実施形態である使用者設定変更メニュー画面のフォーマットで、図3における設定変更メイン項目として「映像調整」が選択された例である。使用者設定変更メニュー画面が表示されると、図3の設定変更メニュー画面で選択した設定変更メイン項目の設定変更サブ項目が表示され、この設定変更サブ項目を選択すると、この設定変更サブ項目の枠内に設定値を入力し、あるいは変更ができる。ここで変更された設定値は、メモリ16に使用者操作設定値として一時的に記憶される。また、使用者は、予め決められた設定タイプを選択することで使用者設定値や現在設定値を変更することができる。選択できる設定タイプは、設定タイプ1から設定タイプ5である。設定タイプ1は、使用者操作設定値を使用者設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ2は、管理者設定値を現在設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ3は、使用者設定値を現在設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ4は、管理者設定値を使用者設定値へコピーする設定タイプである。設定タイプ5は、管理者設定値を使用者設定値にコピーした後にプロジェクタ装置1の電源をオフする設定タイプである。
図6は本発明の第1の実施形態における、管理者設定変更処理の流れを示すフローチャートである。図6のフローチャートに示すステップ順に基づいて以下説明する。
(ステップA0)
管理者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「管理者設定変更メニュー画面」と、「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
管理者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「管理者設定変更メニュー画面」と、「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
(ステップA1)
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に管理者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、図4に示す管理者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された管理者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に管理者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、図4に示す管理者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された管理者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
(ステップA2)
管理者は表示された管理者設定変更メニュー画面のパスワードをリモコン4または操作ボタン5から設定すると、リモコン受信部22または操作入力部23からパスワードが制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27に出力される。設定値メモリ管理処理部27はこのパスワードを入力する。
管理者は表示された管理者設定変更メニュー画面のパスワードをリモコン4または操作ボタン5から設定すると、リモコン受信部22または操作入力部23からパスワードが制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27に出力される。設定値メモリ管理処理部27はこのパスワードを入力する。
(ステップA3)
次に設定値メモリ管理処理部27は処理をステップA3に進め、管理者が設定したパスワードを暗号化し、HDD17に暗号化して保存されているパスワードと同じであるかチェックすることで、パスワードが正しいかを判定する。パスワードが正しくない(No)と判定されると、本処理を終了する。
次に設定値メモリ管理処理部27は処理をステップA3に進め、管理者が設定したパスワードを暗号化し、HDD17に暗号化して保存されているパスワードと同じであるかチェックすることで、パスワードが正しいかを判定する。パスワードが正しくない(No)と判定されると、本処理を終了する。
(ステップA4)
ステップA3において設定値メモリ管理処理部27がパスワードは正しい(Yes)と判定したときはステップA4に進む。管理者がスクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を管理者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定タイプを管理者がリモコン4または操作ボタン5から選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプのデータを入力する。
ステップA3において設定値メモリ管理処理部27がパスワードは正しい(Yes)と判定したときはステップA4に進む。管理者がスクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を管理者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定タイプを管理者がリモコン4または操作ボタン5から選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプのデータを入力する。
(ステップA5)
設定値メモリ管理処理部27は、管理者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(管理者操作設定値を管理者設定値へコピー)であればステップA6の処理に進み、設定タイプが2(工場出荷設定値を現在設定値へコピー)であればステップA7の処理に進み、設定タイプが3(管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップA8の処理に進み、設定タイプが4(使用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップA9の処理に進み、設定タイプが5(管理者設定値を使用者設定値にコピー)であればステップA10の処理に進み、設定タイプが6(工場出荷設定値を管理者設定値にコピー)であればステップA11の処理に進む。
設定値メモリ管理処理部27は、管理者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(管理者操作設定値を管理者設定値へコピー)であればステップA6の処理に進み、設定タイプが2(工場出荷設定値を現在設定値へコピー)であればステップA7の処理に進み、設定タイプが3(管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップA8の処理に進み、設定タイプが4(使用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップA9の処理に進み、設定タイプが5(管理者設定値を使用者設定値にコピー)であればステップA10の処理に進み、設定タイプが6(工場出荷設定値を管理者設定値にコピー)であればステップA11の処理に進む。
(ステップA6)
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップA6に進み、メモリ16に記憶されている管理者操作設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶し、本処理を終了する。
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップA6に進み、メモリ16に記憶されている管理者操作設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶し、本処理を終了する。
(ステップA7)
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップA7に進み、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップA7に進み、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップA8)
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップA8に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップA8に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップA9)
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップA9に進み、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップA9に進み、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップA10)
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定したときはステップA10に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定したときはステップA10に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
(ステップA11)
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ6と判定したときはステップA11に進み、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶し、本処理を終了する。
ステップA5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ6と判定したときはステップA11に進み、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶し、本処理を終了する。
図7は本発明の第1の実施形態における、使用者設定変更処理の流れを示すフローチャートである。図7のフローチャートに示すステップ順に基づいて以下説明する。
(ステップB0)
使用者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「使用者設定変更メニュー画面」と、「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
使用者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「使用者設定変更メニュー画面」と、「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
(ステップB1)
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に使用者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、図5に示す使用者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された使用者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に使用者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、図5に示す使用者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された使用者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
(ステップB2)
ステップB2において、使用者がスクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を使用者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定タイプを使用者がリモコン4または操作ボタン5から選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプのデータを入力する。
ステップB2において、使用者がスクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を使用者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定タイプを使用者がリモコン4または操作ボタン5から選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプのデータを入力する。
(ステップB3)
設定値メモリ管理処理部27は、使用者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(使用者操作設定値を使用者設定値へコピー)であればステップB4の処理に進み、設定タイプが2(管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップB5の処理に進み、設定タイプが3(使用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップB6の処理に進み、設定タイプが4(管理者設定値を使用者設定値へコピー)であればステップB7の処理に進み、設定タイプが5(電源オフの時に管理者設定値を使用者設定値にコピー)であればステップB8の処理に進む。
設定値メモリ管理処理部27は、使用者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(使用者操作設定値を使用者設定値へコピー)であればステップB4の処理に進み、設定タイプが2(管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップB5の処理に進み、設定タイプが3(使用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップB6の処理に進み、設定タイプが4(管理者設定値を使用者設定値へコピー)であればステップB7の処理に進み、設定タイプが5(電源オフの時に管理者設定値を使用者設定値にコピー)であればステップB8の処理に進む。
(ステップB4)
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップB4に進み、メモリ16に記憶されている使用者操作設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップB4に進み、メモリ16に記憶されている使用者操作設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
(ステップB5)
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップB5に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップB5に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップB6)
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップB6に進み、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップB6に進み、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップB7)
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップB7に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップB7に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
(ステップB8)
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定されたときはステップB8に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶する。
ステップB3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定されたときはステップB8に進み、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶する。
(ステップB9)
次にステップB9に進み、設定値メモリ管理処理部27は電源制御部24にプロジェクタ装置1の電源オフの指令を行う。指令を受けた電源制御部24が電源25の電源オフを行うことで本処理は終了する。
次にステップB9に進み、設定値メモリ管理処理部27は電源制御部24にプロジェクタ装置1の電源オフの指令を行う。指令を受けた電源制御部24が電源25の電源オフを行うことで本処理は終了する。
このような第1の実施形態によれば、管理者は現在設定値に工場出荷設定値または管理者設定値または使用者設定値を容易に設定することができ、また管理者設定値と使用者設定値の間で設定値のコピーをすることで、管理者設定値や使用者設定値に容易に設定できるプロジェクタ装置(電気機器装置)及びプロジェクタ装置(電気機器装置)における設定方法を提供することができる。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態における管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21を複数の領域に分けて、複数の管理者設定値と複数の使用者設定値を記憶することができる実施形態である。第2の実施形態のプロジェクタ装置の機能ブロック図は、第1の実施形態と同じである。
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態における管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21を複数の領域に分けて、複数の管理者設定値と複数の使用者設定値を記憶することができる実施形態である。第2の実施形態のプロジェクタ装置の機能ブロック図は、第1の実施形態と同じである。
図8は、本発明の第2の実施形態である管理者設定値記憶メモリ20の構成を示し、管理者設定値記憶メモリ20は複数の領域に分けられ、領域毎に設定日時とタイトルが付けられ、それに該当する管理者設定値が記憶されている。図9は、本発明の第2の実施形態である使用者設定値記憶メモリ21の構成を示し、使用者設定値記憶メモリ21は複数の領域に分けられ、領域毎に設定日時とタイトルが付けられ、それに該当する使用者設定値が記憶されている。図8の領域番号1のタイトル「今期成果発表会」と図9の領域番号1のタイトル「今期成果発表会(上期)」と領域番号2のタイトル「今期成果発表会(上期)」については関連があり、また図8の領域番号2のタイトル「プレゼンテーション」と図9の領域番号3のタイトル「K社向けプレゼンテーション」と領域番号4のタイトル「L社向けプレゼンテーション」と領域番号5のタイトル「M社向けプレゼンテーション」については関連している。管理者または使用者は、コピー操作を行う前に図8に示す管理者設定値記憶メモリの構成と図9に示す使用者設定値記憶メモリの構成を画面に表示することで、領域番号に該当するタイトルを確認することができるので、管理者や使用者はコピー操作のときに所望する領域番号を容易に選択することができる。
本発明の第2の実施形態である設定変更メニュー画面のフオーマットと表示方法は、本発明の第1の実施形態である図3に示す設定変更メニュー画面と同じである。本発明の第2の実施形態である管理者設定変更メニュー画面と使用者設定変更メニュー画面の表示方法は、本発明の第1の実施形態である図4に示す管理者設定変更メニュー画面と図5に示す使用者設定変更メニュー画面の表示方法と同じであるが、フォーマッについては、管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を指定する入力項目を設け、領域番号の指定が必要な設定タイプについては指定するようになっている。
図10は本発明の第2の実施形態における、管理者設定変更処理の流れを示すフローチャートである。図10のフローチャートに示すステップ順に基づいて以下説明する。
(ステップC0)
管理者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「管理者設定変更メニュー画面」と、「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
管理者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「管理者設定変更メニュー画面」と、「設定変更メイン項目」の一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
(ステップC1)
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に領域番号を指定できる図4に示すような管理者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、管理者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された管理者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に領域番号を指定できる図4に示すような管理者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、管理者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された管理者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
(ステップC2)
管理者は表示された管理者設定変更メニュー画面のパスワードをリモコン4または操作ボタン5から設定すると、リモコン受信部22または操作入力部23からパスワードが制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27に出力される。設定値メモリ管理処理部27はこのパスワードを入力する。
管理者は表示された管理者設定変更メニュー画面のパスワードをリモコン4または操作ボタン5から設定すると、リモコン受信部22または操作入力部23からパスワードが制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27に出力される。設定値メモリ管理処理部27はこのパスワードを入力する。
(ステップC3)
次に設定値メモリ管理処理部27は処理をステップC3に進め、管理者が設定したパスワードを暗号化し、HDD17に暗号化して保存されているパスワードと同じであるかチェックすることで、パスワードが正しいかを判定する。パスワードが正しくない(No)と判定されると、本処理を終了する。
次に設定値メモリ管理処理部27は処理をステップC3に進め、管理者が設定したパスワードを暗号化し、HDD17に暗号化して保存されているパスワードと同じであるかチェックすることで、パスワードが正しいかを判定する。パスワードが正しくない(No)と判定されると、本処理を終了する。
(ステップC4)
ステップC3において設定値メモリ管理処理部27がパスワードは正しい(Yes)と判定したときはステップC4に進む。管理者がスクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を管理者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定タイプの選択と領域番号の指定を管理者がリモコン4または操作ボタン5から行い確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプと指定された領域番号のデータを入力する。
ステップC3において設定値メモリ管理処理部27がパスワードは正しい(Yes)と判定したときはステップC4に進む。管理者がスクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を管理者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された管理者設定変更メニュー画面の設定タイプの選択と領域番号の指定を管理者がリモコン4または操作ボタン5から行い確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプと指定された領域番号のデータを入力する。
(ステップC5)
設定値メモリ管理処理部27は、管理者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(管理者操作設定値を設定された領域番号の管理者設定値へコピー)であればステップC6の処理に進み、設定タイプが2(工場出荷設定値を現在設定値へコピー)であればステップC7の処理に進み、設定タイプが3(指定された領域番号の管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップC8の処理に進み、設定タイプが4(指定された領域番号の利用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップC9の処理に進み、設定タイプが5(指定された領域番号の管理者設定値を指定された領域番号の使用者設定値にコピー)であればステップC10の処理に進み、設定タイプが6(工場出荷設定値を指定された領域番号の管理者設定値にコピー)であればステップC11の処理に進む。
設定値メモリ管理処理部27は、管理者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(管理者操作設定値を設定された領域番号の管理者設定値へコピー)であればステップC6の処理に進み、設定タイプが2(工場出荷設定値を現在設定値へコピー)であればステップC7の処理に進み、設定タイプが3(指定された領域番号の管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップC8の処理に進み、設定タイプが4(指定された領域番号の利用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップC9の処理に進み、設定タイプが5(指定された領域番号の管理者設定値を指定された領域番号の使用者設定値にコピー)であればステップC10の処理に進み、設定タイプが6(工場出荷設定値を指定された領域番号の管理者設定値にコピー)であればステップC11の処理に進む。
(ステップC6)
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップC6に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、メモリ16に記憶されている管理者操作設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップC6に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、メモリ16に記憶されている管理者操作設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
(ステップC7)
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップC7に進み、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップC7に進み、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップC8)
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップC8に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップC8に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップC9)
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップC9に進み、指定された使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている領域番号の使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップC9に進み、指定された使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている領域番号の使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップC10)
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定したときはステップC10に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定したときはステップC10に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
(ステップC11)
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ6と判定したときはステップC11に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
ステップC5において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ6と判定したときはステップC11に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、工場出荷設定値記憶メモリ19に記憶されている工場出荷設定値を取り出し、管理者設定値記憶メモリ20の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
図11は本発明の第1の実施形態における、使用者設定変更処理の流れを示すフローチャートである。図11のフローチャートに示すステップ順に基づいて以下説明する。
(ステップD0)
使用者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「使用者設定変更メニュー画面」と、設定メイン項目からいずれか一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
使用者がリモコン4または操作ボタン5を操作して図3に示す設定変更メニュー画面を表示し、「使用者設定変更メニュー画面」と、設定メイン項目からいずれか一つを選択して確定キーを押下すると、制御処理部15の設定値メモリ管理処理部27が管理者設定変更処理を開始する。
(ステップD1)
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に使用者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、領域番号を指定できる図5に示すような使用者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された使用者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
設定値メモリ管理処理部27は、OSD生成部14に使用者設定変更メニュー画面のOSD表示指令を出力する。OSD生成部14は、領域番号を指定できる図5に示すような使用者設定変更メニュー画面を生成し表示部13に出力する。表示部13は映像生成部12にて生成された映像データにOSD生成部14にて生成された使用者設定変更メニュー画面を重ね合わせ、その重ね合わせた映像データをスクリーン3に出力して映像表示する。
(ステップD2)
ステップD2において、使用者がスクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を使用者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定タイプの選択と領域番号の指定を使用者がリモコン4または操作ボタン5から行い確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプと指定された領域番号のデータを入力する。
ステップD2において、使用者がスクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定変更サブ項目の一つを選択して確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの操作した設定値を使用者操作設定値としてメモリ16に記憶する。また、スクリーン3に表示された使用者設定変更メニュー画面の設定タイプの選択と領域番号の指定を使用者がリモコン4または操作ボタン5から行い確定キーを押下すると、設定値メモリ管理処理部27はこの選択された設定タイプと指定された領域番号のデータを入力する。
(ステップD3)
設定値メモリ管理処理部27は、使用者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(使用者操作設定値を使用者設定値へコピー)であればステップD4の処理に進み、設定タイプが2(管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップD5の処理に進み、設定タイプが3(使用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップD6の処理に進み、設定タイプが4(管理者設定値を使用者設定値へコピー)であればステップD7の処理に進み、設定タイプが5(電源オフの時に管理者設定値を使用者設定値にコピー)であればステップD8の処理に進む。
設定値メモリ管理処理部27は、使用者が選択した設定タイプをチェックし、設定タイプが1(使用者操作設定値を使用者設定値へコピー)であればステップD4の処理に進み、設定タイプが2(管理者設定値を現在設定値へコピー)であればステップD5の処理に進み、設定タイプが3(使用者設定値を現在設定値へコピー)であればステップD6の処理に進み、設定タイプが4(管理者設定値を使用者設定値へコピー)であればステップD7の処理に進み、設定タイプが5(電源オフの時に管理者設定値を使用者設定値にコピー)であればステップD8の処理に進む。
(ステップD4)
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップD4に進み、指定された使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、メモリ16に記憶されている使用者操作設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ1と判定したときはステップD4に進み、指定された使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、メモリ16に記憶されている使用者操作設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21の領域番号に記憶し、本処理を終了する。
(ステップD5)
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップD5に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ2と判定したときはステップD5に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップD6)
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップD6に進み、指定された使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている領域番号の使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ3と判定したときはステップD6に進み、指定された使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、使用者設定値記憶メモリ21に記憶されている領域番号の使用者設定値を取り出し、現在設定値記憶メモリ18に記憶し、本処理を終了する。
(ステップD7)
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップD7に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、領域番号の使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ4と判定したときはステップD7に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、領域番号の使用者設定値記憶メモリ21に記憶し、本処理を終了する。
(ステップD8)
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定されたときはステップD8に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21の領域番号に記憶する。
ステップD3において設定値メモリ管理処理部27が設定タイプ5と判定されたときはステップD8に進み、指定された管理者設定値記憶メモリ20と使用者設定値記憶メモリ21の領域番号を入力し、管理者設定値記憶メモリ20に記憶されている領域番号の管理者設定値を取り出し、使用者設定値記憶メモリ21の領域番号に記憶する。
(ステップD9)
次にステップD9に進み、設定値メモリ管理処理部27は電源制御部24にプロジェクタ装置1の電源オフの指令を行う。指令を受けた電源制御部24が電源25の電源オフを行うことで本処理は終了する。
次にステップD9に進み、設定値メモリ管理処理部27は電源制御部24にプロジェクタ装置1の電源オフの指令を行う。指令を受けた電源制御部24が電源25の電源オフを行うことで本処理は終了する。
このような第2の実施形態によれば、複数の管理者設定値と使用者設定値を記憶することができるので、複数の管理者設定値や使用者設定の中から設定値を選んで容易に設定できるプロジェクタ装置(電気機器装置)及びプロジェクタ装置(電気機器装置)における設定方法を提供することができる。
上記の実施の形態ではスクリーン3に操作画面を表示し、管理者または使用者がこの操作画面に基づいてリモコン4または操作ボタン5から操作を行っている。しかし、その他の実施例として、このプロジェクタ装置1に接続された外部装置2の表示器に操作画面を表示し、その操作画面に基づいて外部装置2から操作することができる。このようにすれば、プロジェクタ装置の本体と外部装置であるパソコンなどを接続しパソコンの画面から操作ができるので、操作画面をスクリーンに表示させたくない場合などに好適である。また、既に設定値が設定されている別のプロジェクタ装置をプロジェクタ装置1に接続し、別のプロジェクタ装置の設定値をプロジェクタ装置1の設定値にコピーしたり、また逆にプロジェクタ装置1の設定値を別のプロジェクタ装置の設定値にコピーすることができる。このようにすれば、管理者設定値を別のプロジェクタ装置にコピーしたい場合や、またプロジェクタ装置をリプレースして既設の設定値に設定したい場合などに好適である。
以上、本発明を具体的な実施の形態により説明したが、本発明はプロジェクタに限定されることなく、設定値を変更できる権限が管理者と使用者で異なる電気機器装置に適用することができる。
本発明は、電気機器装置及び電気機器装置における設定方法に好適であるが、電気機器装置及び電気機器装置における設定方法に限られるものではない。
1・・・プロジェクタ装置(電気機器装置)
2・・・外部装置
3・・・スクリーン
4・・・リモコン
5・・・操作ボタン
11・・・信号入力部
12・・・映像生成部
13・・・表示部
14・・・OSD生成部
15・・・制御処理部
16・・・メモリ
17・・・HDD
18・・・現在設定値記憶メモリ
19・・・工場出荷設定値記憶メモリ
20・・・管理者設定値記憶メモリ
21・・・使用者設定値記憶メモリ
22・・・リモコン受信部
23・・・操作入力部
24・・・電源制御部
25・・・電源
26・・・システムバス
2・・・外部装置
3・・・スクリーン
4・・・リモコン
5・・・操作ボタン
11・・・信号入力部
12・・・映像生成部
13・・・表示部
14・・・OSD生成部
15・・・制御処理部
16・・・メモリ
17・・・HDD
18・・・現在設定値記憶メモリ
19・・・工場出荷設定値記憶メモリ
20・・・管理者設定値記憶メモリ
21・・・使用者設定値記憶メモリ
22・・・リモコン受信部
23・・・操作入力部
24・・・電源制御部
25・・・電源
26・・・システムバス
Claims (11)
- 電気機器装置の調整値を設定することができる調整値設定手段を備えた電気機器装置において、
工場出荷設定値を記憶する工場出荷設定値記憶手段と、
管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶手段と、
使用者設定値を記憶する使用者設定値記憶手段と、
記憶されている前記工場出荷設定値、前記管理者設定値、又は前記使用者設定値から前記管理者設定値又は前記使用者設定値にコピーすることができる制御手段を備えることを特徴とする電気機器装置。 - 前記制御手段は、
管理者が選択できるコピー操作の管理者用の設定タイプを選択できる管理者用コピー操作選択手段を備え、
前記管理者用コピー操作選択手段から設定タイプが選択されると、設定タイプに基づいて設定値をコピーすることを特徴とする請求項1に記載の電気機器装置。 - 前記制御手段は、
使用者が選択できるコピー操作の使用者用の設定タイプを選択できる使用者用コピー操作選択手段を備え、
前記使用者用コピー操作選択手段から設定タイプが選択されると、設定タイプに基づいて設定値をコピーすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電気機器装置。 - 前記管理者設定値記憶手段は、複数の管理者設定値を記憶することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気機器装置。
- 前記使用者設定値記憶手段は、複数の使用者設定値を記憶することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電気機器装置。
- 前記管理者用コピー操作選択手段は、前記管理者設定値記憶手段により記憶されている管理者設定値を特定する領域番号と前記使用者設定値記憶手段により記憶されている使用者設定値を特定する領域番号を設定することにより、管理者用の設定タイプに基づいて領域番号の管理者設定値または使用者設定値をコピーすることができる請求項4から請求項5のいずれか一項に記載の電気機器装置。
- 前記使用者用コピー操作選択手段は、前記管理者設定値記憶手段により記憶されている管理者設定値を特定する領域番号と前記使用者設定値記憶手段により記憶されている使用者設定値を特定する領域番号を設定することにより、使用者用の設定タイプに基づいて領域番号の管理者設定値または使用者設定値をコピーすることができる請求項4から請求項5のいずれか一項に記載の電気機器装置。
- 前記調整値設定手段は、電気機器装置に接続される外部装置から設定するように構成されたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電気機器装置。
- 前記調整値設定手段は、電気機器装置に接続される別の電気機器装置に設定されている設定値からコピーして設定するように構成されたことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の電気機器装置。
- 当該電気機器装置は、プロジェクタ装置であることを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載の電気機器装置。
- 電気機器装置の調整値を設定することができる調整値設定方法において、
工場出荷設定値を記憶する工場出荷設定値記憶工程と、
管理者設定値を記憶する管理者設定値記憶工程と、
使用者設定値を記憶する使用者設定値記憶工程と、
記憶されている前記工場出荷設定値、前記管理者設定値、又は前記使用者設定値から前記管理者設定値又は前記使用者設定値にコピーすることができる制御工程を備え、
電気機器装置を管理する管理者と電気機器装置を利用する利用者が前記制御工程により設定値を設定することを特徴とする設定方法。
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- 2007-11-12 JP JP2007293283A patent/JP2009122752A/ja active Pending
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