JP5279052B2 - 映像表示システム、アダプタおよび映像表示装置 - Google Patents

映像表示システム、アダプタおよび映像表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、映像表示装置と他の装置との間に接続されるアダプタと、アダプタおよび映像表示装置からなる映像表示システムとに関する。
プロジェクタや大型ディスプレイ装置などの映像表示装置は、会社のオフィスなどでは複数の部署で共有設備として扱われてきた。現在、映像表示装置は、オフィスのような限られた場所だけでなく、学校や講堂など、多くの人がいる場所で共同使用されるようになった。そのため、映像表示装置の管理がより重要になり、映像表示装置の不正使用を防ぐためのセキュリティに対するニーズも増えてきた。
決められたパスワードを入力しなければ映像を表示しないプロジェクタの一例が、特開2008−90285号公報に開示されている。
プロジェクタの使用をパスワードで管理すると、プロジェクタの利用者は、パスワードを覚えていなければならない。また、プロジェクタのオンスクリーンディスプレイ(OSD)におけるパスワードの入力はリモコンを操作して行う必要があり、リモコンがパスワード入力を考慮して設計されていなければ、パスワードの入力作業が利用者にとって煩わしかった。パスワードの管理や入力が利用者にとって負担になっていた。
そのため、パスワードによるセキュリティ機能をプロジェクタが備えていても、その利用頻度が低く、セキュリティとして機能せず、正規の利用者以外の人に勝手に使用されてしまうことが問題になっていた。
本発明の目的の一つは、利用者の負担を軽減し、映像表示装置の不正使用を防止することを可能にした映像表示システムおよびアダプタを提供することである。
本発明の一側面の映像表示システムは、所定のコードが予め登録された第1のメモリを有し、映像出力装置から受信する映像信号による映像を表示するための機能を起動するか否か制御する制御部を含む映像表示装置と、映像出力装置および映像表示装置のそれぞれと接続され、映像表示装置に対応するコードが予め登録された第2のメモリを有し、映像出力装置からセキュリティ設定要求信号を受信すると、第2のメモリに登録されたコードを映像表示装置に送信するマイクロコンピュータを含むアダプタと、を有し、第1のメモリに登録されたコードと、第2のメモリに登録されたコードとは、映像表示装置およびアダプタの組み合わせ毎に異なるものであり、制御部は、アダプタから第2のメモリに登録されたコードを受信すると、受信したコードと第1のメモリに登録されたコードとの2つのコードが一致するか否かを判定し、2つのコードが一致する場合、映像を表示するための機能を起動し、2つのコードが一致しない場合、映像を表示するための機能を起動しない構成である
本発明の一側面のアダプタは、映像信号を出力する側の映像出力装置および映像信号を受信する側の映像表示装置のそれぞれと接続される信号線と、映像表示装置において映像を表示するための機能を起動するか否かの判定に用いられ、映像表示装置に対応するコードが予め登録された第2のメモリと、映像出力装置からセキュリティ設定要求信号を信号線を介して受信すると、第2のメモリに登録されたコードを信号線を介して映像表示装置に送信するマイクロコンピュータと、を有する。
図1は本実施形態の映像表示システムを説明するための図である。 図2は図1に示したPCの一構成例を示すブロック図である。 図3は図1に示したプロジェクタの一構成例を示すブロック図である。 図4は図1に示したアダプタの一構成例を示すブロック図である。 図5はプロジェクタのセキュリティの設定をオフからオンに変更する際の手順を示すシーケンス図である。 図6はセキュリティがオンに設定されたプロジェクタを起動するための動作手順を示すフローチャートである。 図7はプロジェクタのセキュリティの設定をオンからオフに変更する際の手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 アダプタ
12、13 ケーブル
103 マイコン
105 プロジェクタ
本実施形態の映像表示システムを説明する。図1は本実施形態の映像表示システムを説明するための図である。本実施形態では、映像表示装置がプロジェクタの場合とする。
本実施形態の映像表示システムは、プロジェクタ105と、アダプタ10とを有する。図1に示すように、アダプタ10は、パーソナルコンピュータ(以下では、PCと表記する)107およびプロジェクタ105のそれぞれと接続されている。アダプタ10はケーブル12、13を有し、ケーブル12を介してPC107と接続され、ケーブル13を介してプロジェクタ105と接続されている。なお、PC107は、プロジェクタ105に映像信号を供給するための映像出力装置の一例である。
図2は図1に示したPCの一構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、PC107は、記憶部171と、表示部172と、制御部173と、操作部174と、コネクタ部175とを有する。コネクタ部175は図1に示したケーブル12を介してアダプタ10と接続されている。制御部173は、プログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)181と、プログラムを記憶するメモリ182とを有する。メモリ182には不揮発性メモリである。
制御部173は、プロジェクタのセキュリティについて設定するか解除するかを問い合わせるメッセージをアダプタ10から受信すると、表示部172に表示させる。制御部173は、操作部174を介してセキュリティを設定する旨の指示が入力されると、セキュリティをオンに設定することを要求する旨の制御信号であるセキュリティ設定要求信号をアダプタ10に送信する。その反対に、制御部173は、操作部174を介してセキュリティを解除する旨の指示が入力されると、セキュリティをオフに設定することを要求する旨の制御信号であるセキュリティ解除要求信号をアダプタ10に送信する。
次に、プロジェクタ105の構成を説明する。図3は図1に示したプロジェクタの一構成例を示すブロック図である。
図3に示すように、プロジェクタ105は、映像表示部152と、映像信号処理部151と、制御部153と、操作部154と、コネクタ部155とを有する。コネクタ部155は図1に示したケーブル13を介してアダプタ10と接続されている。制御部153は、プログラムにしたがって処理を実行するCPU161と、プログラムを記憶するメモリ162とを有する。
メモリ162は不揮発性メモリである。メモリ162には、プログラムの他に、プロジェクタ105およびアダプタ10の組み合わせ毎に異なるコードが予め登録されている。プロジェクタ105およびアダプタ10の組み合わせの一例は、プロジェクタ105を購入した際に付属品としてアダプタ10が添付されている場合である。また、メモリ162には、プロジェクタのセキュリティをオンに設定するか、オフに設定するか情報を示すセキュリティ設定情報が登録される。セキュリティ設定情報は、不正使用防止を設定するか解除するかの情報に相当する。
映像信号処理部151は、コネクタ部155を介して入力される映像信号に対して、水平周波数、垂直周波数および解像度などの信号判別を行う。そして、映像信号処理部151は、映像信号に対して、映像表示部152で表示可能な解像度への変換および画質処理などの画像処理を行い、画像処理後の映像データを映像表示部152に出力する。
映像表示部152は、映像信号処理部151から入力される映像データから映像を形成するライトバルブ(不図示)と、ライトバルブによって形成された映像をスクリーンに投写するための光源(不図示)および複数のレンズ(不図示)と、レンズを光軸に沿って移動させるフォーカス調整部(不図示)とを有している。
操作部154には、プロジェクタ105をオン/オフするための電源スイッチと、外部から入力される映像信号による映像をスクリーンに投射させるための複数のコントロールボタンとが設けられている。リモコンも操作部154に含まれる。
制御部153は、メモリ162に登録されるセキュリティ設定情報を管理する。制御部153は、アダプタ10からコードを受信すると、受信したコードがメモリ162に登録されたコードと一致するか否かを判定する。これらの2つのコードが一致する場合、制御部153は、映像信号処理部151を起動する。その際、制御部153は、セキュリティ設定情報が登録されていないか、セキュリティ設定情報がオフに設定されていると、セキュリティ設定情報をオンに設定する。これにより、不正使用防止が設定される。なお、上記2つのコードが一致しない場合、制御部153は何も処理しない。
メモリ162に登録されたセキュリティ設定情報がオンに設定されていると、制御部153は、アダプタ10からコードを受信しないと、映像信号処理部151を起動せず、ユーザはプロジェクタ105を使用できない。
また、制御部153は、セキュリティをオフに設定する旨とコードの情報を含むセキュリティ解除信号をアダプタ10から受信すると、セキュリティ設定情報をオフに設定し、不正使用防止を解除する。メモリ162に登録されたセキュリティ設定情報がオフに設定されると、アダプタ10が接続されていなくても、また、アダプタ10からコードを受信しなくても、ユーザは、プロジェクタ105を自由に使うことが可能となる。
なお、本実施形態では、コードがプロジェクタおよびアダプタの組み合わせ毎に異なる場合で説明するが、コードは1種類であってもよい。
次に、アダプタ10の構成を説明する。図4は図1に示したアダプタの一構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、アダプタ10は、マイクロコンピュータ(以下では、マイコンと称する)103と、ケーブル12、13とを有する。ケーブル12、13のそれぞれのコネクタ部(不図示)、PC107のコネクタ部175、およびプロジェクタ105のコネクタ部155は規格が統一されている。本実施形態では、コネクタの規格は9pinのD−Subである。
図4に示す、制御信号線114はマイコン103とPC107との間で制御信号を送受信するための信号線であり、制御信号線115はマイコン103とプロジェクタ105との間で制御信号を送受信するための信号線である。
また、アダプタ10には、マイコン103に電力を供給するための電源線113が設けられている。本実施形態では、電源線113はPC107と接続され、マイコン103はPC107から電力の供給を受ける。マイコン103には、例えば、PC107から供給される電源電圧5Vで動作可能なほど消費電力の低いものが使用されている。
ケーブル12およびケーブル13には、アダプタ10を中継する制御信号線111および映像信号線112が設けられている。制御信号線111は、プロジェクタ105が使用可能になった後に、PC107とプロジェクタ105との間で直接に制御信号を送受信するための信号線である。映像信号線112は、プロジェクタ105が使用可能になった後に、PC107からプロジェクタ105へ直接に映像信号を送信するための信号線である。
本実施形態のマイコン103の構成は、IC(Integrated Circuit:集積回路)チップである。マイコン103は、プログラムにしたがって処理を実行するCPU121と、プログラムを記憶するメモリ122とを有する。メモリ122は不揮発性メモリである。メモリ122には、同じ組み合わせのプロジェクタ105に対応するコードが予め登録されている。
マイコン103は、PC107から電力供給を受け始めると、プロジェクタのセキュリティについて設定するか解除するかを問い合わせるメッセージをPC107に送信する。そして、マイコン103は、セキュリティ設定要求信号をPC107から受信すると、メモリ122からコードを読み出してプロジェクタ105に送信する。また、マイコン103は、セキュリティ解除要求信号をPC107から受信すると、セキュリティ解除信号をプロジェクタ105に送信する。
次に、本実施形態の映像表示システムにおける各種動作の手順を説明する。
はじめに、プロジェクタ105のセキュリティの設定をオフからオンに変更する場合の手順を説明する。図5はプロジェクタのセキュリティの設定をオフからオンに変更する際の手順を示すシーケンス図である。
ユーザは、図1に示したように、アダプタ10のケーブル12をPC107に接続し、ケーブル13をプロジェクタ105に接続する。続いて、ユーザは、プロジェクタ105およびPC107の電源を入れる。これにより、PC107およびプロジェクタ105が起動する。
PC107からアダプタ10に電力が供給されると、マイコン103は、セキュリティをオンにするか、オフにするかを問い合わせる旨のメッセージをPC107に送信する(ステップ101)。PC107は、マイコン103から受信したメッセージを表示部172に表示する(ステップ102)。ユーザが操作部174を操作して、セキュリティをオンに設定する旨の指示を入力すると、PC107は、セキュリティ設定要求信号をケーブル12を介してアダプタ10に送信する(ステップ103)。
マイコン103は、セキュリティ設定要求信号をPC107から受信すると、メモリ122からコードを読み出し、読み出したコードをケーブル13を介してプロジェクタ105に送信する(ステップ104)。プロジェクタ105の制御部153は、アダプタ10からコードを受信すると、受信したコードがメモリ162に予め登録されたコードと一致するかを判定する(ステップ105)。
制御部153は、判定の結果、これら2つのコードが一致すると判断すると、メモリ162のセキュリティ設定情報をオフからオンに変更する(ステップ106)。一方、ステップ105の判定で2つのコードが一致しなければ、制御部153は、メモリ162のセキュリティ設定情報を更新せず、そのままにする。
なお、ここではPC107の電源を入れる際にプロジェクタ105の電源も入れたが、プロジェクタ105の電源は後で入れてもよい。この場合、マイコン103は、コードを一定時間毎にプロジェクタ105に送信する。プロジェクタ105の制御部153は、プロジェクタ105の電源が投入され、電力供給が開始された後に、コードをアダプタ10から受信することが可能となる。
次に、予めセキュリティをオンに設定したプロジェクタを起動させる手順を説明する。
図6はセキュリティがオンに設定されたプロジェクタを起動するための動作手順を示すフローチャートである。
ユーザは、図1に示したように、アダプタ10のケーブル12をPC107に接続し、ケーブル13をプロジェクタ105に接続する。続いて、ユーザは、プロジェクタ105およびPC107の電源を入れる。その際、PC107は起動するが、プロジェクタ105はセキュリティがオンに設定されているため、制御部153は、映像信号処理部151を起動しない。
PC107からアダプタ10に電力が供給されると、図5で説明したステップ101からステップ104までの処理と同様に行われる(ステップ201〜204)。プロジェクタ105の制御部153は、アダプタ10からコードを受信すると、受信したコードがメモリ162に予め登録されたコードと一致するかを判定する(ステップ205)。
制御部153は、判定の結果、これら2つのコードが一致すると判断すると、映像信号処理部151への電力供給を開始し、映像信号処理部151を起動する(ステップ206)。映像信号処理部151が起動すると、ユーザはプロジェクタ105を使用することが可能になる。
一方、ステップ205の判定で2つのコードが一致しなければ、制御部153は、映像信号処理部151を起動しない。映像信号処理部151が起動しないので、ユーザはプロジェクタ105を使用することができない。
なお、PC107の電源を入れる際にプロジェクタ105の電源も入れたが、プロジェクタ105の電源は後で入れてもよく、その場合、マイコン103は、コードを一定時間毎にプロジェクタ105に送信する。
次に、プロジェクタ105のセキュリティの設定をオンからオフに変更する場合の手順を説明する。図7はプロジェクタのセキュリティの設定をオンからオフに変更する際の手順を示すシーケンス図である。
ユーザは、図1に示したように、アダプタ10のケーブル12をPC107に接続し、ケーブル13をプロジェクタ105に接続する。続いて、ユーザは、プロジェクタ105およびPC107の電源を入れる。その際、PC107は起動するが、プロジェクタ105はセキュリティがオンに設定されているため、制御部153は、映像信号処理部151を起動しない。
PC107からアダプタ10に電力が供給されると、図5で説明したステップ101からステップ102までと同様の処理が行われる(ステップ301〜302)。続いて、ユーザが操作部174を操作して、セキュリティをオフに設定する旨の指示を入力すると、PC107は、セキュリティ解除要求信号をケーブル12を介してアダプタ10に送信する(ステップ303)。
マイコン103は、セキュリティ解除要求信号をPC107から受信すると、メモリ122からコードを読み出し、セキュリティ解除信号をケーブル13を介してプロジェクタ105に送信する(ステップ104)。
プロジェクタ105の制御部153は、アダプタ10からセキュリティ解除信号を受信すると、セキュリティ解除信号に含まれるコードがメモリ162に予め登録されたコードと一致するかを判定する(ステップ305)。制御部153は、判定の結果、これら2つのコードが一致すると判断すると、メモリ162のセキュリティ設定情報をオンからオフに変更する(ステップ106)。続いて、制御部153は、映像信号処理部151への電力供給を開始し、映像信号処理部151を起動する。一方、ステップ305の判定で2つのコードが一致しない場合、制御部153は、メモリ162のセキュリティ設定情報を更新せず、そのままにする。
上述した方法であれば、コードの異なるアダプタ10を用いてプロジェクタ105のセキュリティを解除しようとしても解除できない。よって、プロジェクタ105と同じ組み合わせのアダプタ10を持たない人がプロジェクタ105のセキュリティを解除しようとしても解除することができず、プロジェクタ105の不正使用を防げる。なお、プロジェクタ105のセキュリティを解除すれば、プロジェクタ管理者以外のユーザも、アダプタ10がなくてもプロジェクタ105を自由に使用することが可能となる。
なお、本実施形態では、コードがプロジェクタおよびアダプタの組み合わせ毎に異なる場合で説明したが、コードが1種類しかなく、どの組み合わせでも同じとしてもよい。本実施形態では、コードがプロジェクタに対する起動を指示する旨の情報と識別子としての2つの役目を果たしていたが、コードが1種類しかない場合、コードはプロジェクタに対して起動を指示する旨の信号の役目を果たす。
コードが1種類しかない場合、図5に示したステップ105、図6に示したステップ205および図7に示したステップ305の判定の処理は省略される。図6の場合で説明すると、プロジェクタ105は、ステップ204でアダプタ10からコードを受信すると、映像信号処理部151を起動し、プロジェクタ105を使用可能な状態にする。
上述したように、本実施形態では、プロジェクタのセキュリティがオンに設定されていると、アダプタがないとプロジェクタを使用することができないため、プロジェクタの不正使用を防止できる。ユーザは、アダプタが不正に使われないように、プロジェクタとは別の所でアダプタを保管すればよい。1つのマイコンを主な構成とするアダプタはプロジェクタに比べてコンパクトであり、アダプタの保管の方がプロジェクタの保管よりもユーザへの負担は小さい。また、ユーザは、パスワードを暗記する必要がないため、ユーザの負担が軽減する。
また、本実施形態で説明したように、プロジェクタおよびアダプタの組み合わせ毎にコードが異なっていれば、組み合わせの異なるアダプタではプロジェクタを使用できないだけでなく、セキュリティの設定を変更することができず、不正使用に対する防止効果が向上する。
また、アダプタのマイコンへはPCから電力を供給する構成であるため、アダプタに電源を搭載する必要がなく、アダプタをよりコンパクトにすることができる。また、マイコンを集積回路にすれば、アダプタをさらにコンパクトにすることができる。
なお、本実施形態では、プロジェクタ105の制御部153は、セキュリティの設定に対応して映像信号処理部151への電力供給を制御しているが、映像信号処理部151の代わりに映像表示部152を制御対象としてもよい。その制御対象となる、映像を表示するための機能として、映像信号処理部151および映像表示部152に限らず、ランプの電源など他の構成であってもよい。
また、マイコンへの電力供給をPC側から行う場合で説明したが、マイコンへの電力供給をプロジェクタ側から行ってもよい。
本発明を、会社のオフィスで使用される場合に限らず、学校や講堂などの教育分野で使用される場合、および携帯用の場合の映像表示装置の不正使用防止対策に適用することが可能である。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

Claims (8)

  1. 所定のコードが予め登録された第1のメモリを有し、映像出力装置から受信する映像信号による映像を表示するための機能を起動するか否か制御する制御部を含む映像表示装置と、
    前記映像出力装置および前記映像表示装置のそれぞれと接続され、前記映像表示装置に対応するコードが予め登録された第2のメモリを有し、前記映像出力装置からセキュリティ設定要求信号を受信すると、前記第2のメモリに登録された前記コードを前記映像表示装置に送信するマイクロコンピュータを含むアダプタと、
    を有し、
    前記第1のメモリに登録された前記コードと、前記第2のメモリに登録された前記コードとは、前記映像表示装置および前記アダプタの組み合わせ毎に異なるものであり、
    前記制御部は、前記アダプタから前記第2のメモリに登録された前記コードを受信すると、該受信したコードと前記第1のメモリに登録された前記コードとの2つのコードが一致するか否かを判定し、該2つのコードが一致する場合、前記映像を表示するための機能を起動し、該2つのコードが一致しない場合、前記映像を表示するための機能を起動しない映像表示システム。
  2. 記制御部は、
    さらに、前記第1のメモリに登録される、セキュリティをオンまたはオフに設定する旨を示すセキュリティ設定情報を管理し、
    前記第1のメモリに登録された前記セキュリティがオンに設定されている場合、前記アダプタから前記第2のメモリに登録された前記コードを受信すると、前記2つのコードが一致するか否かを判定し、該2つのコードが一致する場合、前記映像を表示するための機能を起動し、該2つのコードが一致しない場合、前記映像を表示するための機能を起動せず、
    前記第1のメモリに登録された前記セキュリティがオフに設定されている場合、前記第2のメモリに登録された前記コードによらず、前記映像を表示するための機能を起動するか否かを制御する、
    請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 前記制御部は、
    前記アダプタから前記第2のメモリに登録された前記コードを受信すると、前記2つのコードが一致するか否かを判定し、
    該2つのコードが一致する場合、前記セキュリティ設定情報が前記第1のメモリに登録されていないと、前記セキュリティ設定情報をオンに設定して前記第1のメモリに登録し、または、前記セキュリティ設定情報がオフに設定して前記第1のメモリに登録されていると、該登録された前記セキュリティ設定情報をオンに設定して更新し、
    該2つのコードが一致しない場合、前記セキュリティ設定情報登録しない、または、更新しない、
    請求項2に記載の映像表示システム。
  4. 前記マイクロコンピュータは、
    記映像出力装置からセキュリティ解除要求信号を受信すると、前記第2のメモリに登録された前記コードおよびセキュリティオフに設定する旨の情報を含む解除信号を前記映像表示装置に送信し、
    前記制御部は、
    前記解除信号を前記アダプタから受信すると、該解除信号に含まれるコードおよび前記第1のメモリに登録された前記コードの2つのコードが一致するか否かを判定し、
    該2つのコードが一致する場合、前記セキュリティ設定情報が前記第1のメモリに登録されていると、該登録された前記セキュリティ設定情報をオフに設定して更新し、
    該2つのコードが一致しない場合、前記第1のメモリに登録された、前記セキュリティ設定情報を更新しない、
    請求項2または3に記載の映像表示システム。
  5. 前記マイクロコンピュータは、前記第2のメモリに登録された前記コードを前記映像表示装置に送信する場合、該コードを一定時間毎に前記映像表示装置に送信する、請求項1から4のいずれか1項記載の映像表示システム。
  6. 前記アダプタに、前記映像出力装置または前記映像表示装置から電力供給を受けるための電源線がさらに設けられた、請求項1から5のいずれか1項記載の映像表示システム。
  7. 映像信号を出力する側の映像出力装置および該映像信号を受信する側の映像表示装置のそれぞれと接続される信号線と、
    前記映像表示装置において映像を表示するための機能を起動するか否かの判定に用いられ、該映像表示装置に対応するコードが予め登録された第2のメモリと、
    記映像出力装置からセキュリティ設定要求信号を前記信号線を介して受信すると、前記第2のメモリに登録された前記コードを前記信号線を介して前記映像表示装置に送信するマイクロコンピュータと、
    を有するアダプタ。
  8. 外部から入力される映像信号による映像を表示するための機能を起動する旨の情報を含むコードを送信するアダプタと接続される映像表示装置であって、
    自装置に対応するコードが予め登録された第1のメモリを含み、前記映像を表示するための機能を起動するか否かを制御する制御部を有し、
    前記制御部は、前記アダプタから送信された前記コードを受信すると、該受信したコードと前記第1のメモリに登録された前記コードとの2つのコードが一致するか否かを判定し、該2つのコードが一致する場合、前記映像を表示するための機能を起動し、該2つのコードが一致しない場合、前記映像を表示するための機能を起動しない映像表示装置。
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