JP2008064876A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】盗難防止効果をより高めることが可能なプロジェクタを提供すること。
【解決手段】プロジェクタ本体に対して着脱可能な受信ユニット200が、リモコン300からの操作情報を受信する受信部220と、プロジェクタ本体から固有識別情報を入力する入力部210と、識別データ232を記憶する記憶部230と、固有識別情報と、識別データ232に基づき、使用可能なプロジェクタかどうかを判定する判定部240と、使用可能であると判定された場合、プロジェクタ本体を起動する制御情報をプロジェクタ本体に出力するとともに、操作情報を受信部220に受信させて操作情報をプロジェクタ本体に出力する制御部230とを含んで構成され、プロジェクタ本体が、受信ユニット200とプロジェクタ本体との着脱を検出する検出部130と、制御情報に基づき、プロジェクタ本体の起動を制御する起動制御部120とを含んで構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、盗難防止機能を有するプロジェクタに関する。
従来、プロジェクタは重く大きかったため持ち運びは困難であったが、近年、プロジェクタは小型化軽量化されて持ち運びが容易になっている。しかし、小型化軽量化されることにより、プロジェクタが盗難される事態が深刻になっている。
盗難防止および非正規ユーザーによる不正使用の防止のため、起動時にパスワードの入力を要求するプロジェクタが提案されている。しかし、パスワードの入力は煩雑である。
このような問題を解決するため、特開2005−351996号公報では、USBキーを用いて認証を行い、画像表示装置の起動を制御することが記載されている。
特開2005−351996号公報
しかし、従来の盗難防止手法は、ユーザーがプロジェクタの使用を試みた時に初めて使用制限がされていることがわかるものであり、盗難防止効果が不十分であった。
本発明の目的は、盗難防止効果をより高めることが可能なプロジェクタを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、プロジェクタ本体に対して着脱可能な受信ユニットを有するプロジェクタであって、
前記受信ユニットは、
リモートコントローラからの操作情報を受信する受信部と、
前記プロジェクタ本体に接続された状態で、前記プロジェクタ本体から当該プロジェクタ本体の固有識別情報を入力する入力部と、
少なくとも1つの使用可能なプロジェクタ本体の前記固有識別情報を示す識別データを記憶する記憶部と、
前記入力部によって入力された前記固有識別情報と、前記識別データとに基づき、使用可能なプロジェクタかどうかを判定する判定部と、
使用可能であると判定された場合、前記プロジェクタ本体を起動する制御情報を前記プロジェクタ本体に出力するとともに、前記操作情報を前記受信部に受信させて前記操作情報を前記プロジェクタ本体に出力する制御部と、
を含み、
前記プロジェクタ本体は、
前記受信ユニットと前記プロジェクタ本体との着脱を検出するとともに、前記受信ユニットに接続された状態で、前記固有識別情報を出力し、前記制御情報を入力する検出部と、
前記制御情報に基づき、前記プロジェクタ本体の起動を制御する起動制御部と、
を含み、
操作パネルおよび電源ボタンを有さず、前記使用可能である場合に前記検出部によって入力される前記操作情報に基づいて操作されることを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタは、操作パネルおよび電源ボタンを有さないため、外観において通常のプロジェクタとは異なり、プロジェクタがそのままでは使用できないことを認識させやすいため、盗難防止効果をより高めることができる。
また、本発明によれば、プロジェクタ本体と適合する受信ユニットでなければ、プロジェクタの起動およびリモートコントローラの操作情報の受信を行えないため、盗難防止効果をより高めることができる。
また、本発明によれば、ユーザーは、レンズユニットや電源ユニットのような大型の部分ではなく、小型の受信ユニットを着脱してプロジェクタの使用可否を制御することができるため、取り外し、持ち運びも容易である。
また、本発明によれば、ユーザーは、受信ユニット側に複数のプロジェクタ本体の固有識別情報を登録することにより、1つの受信ユニットで複数のプロジェクタを使用することができる。
また、本発明に係るプロジェクタは、プロジェクタ本体に対して着脱可能な受信ユニットを有するプロジェクタであって、
前記受信ユニットは、
リモートコントローラからの操作情報を受信する受信部と、
前記プロジェクタ本体に接続された状態で、前記プロジェクタ本体から前記受信部の受信可否を示す受信制御情報を入力する入力部と、
前記プロジェクタ本体に接続された状態で、当該受信ユニットの固有識別情報を前記プロジェクタ本体に出力するとともに、前記受信制御情報が受信許可を示す場合、前記操作情報を前記受信部に受信させて前記操作情報を前記プロジェクタ本体に出力する制御部と、
を含み、
前記プロジェクタ本体は、
少なくとも1つの使用可能な受信ユニットの前記固有識別情報を示す識別データを記憶する記憶部と、
当該プロジェクタ本体の起動を制御する起動制御部と、
前記受信ユニットと前記プロジェクタ本体との着脱を検出するとともに、前記受信ユニットに接続された状態で、前記受信制御情報を出力するとともに、前記固有識別情報を入力する検出部と、
前記検出部によって入力された前記固有識別情報と、前記識別データとに基づき、使用可能な受信ユニットかどうかを判定するとともに、使用可能である場合に受信許可を示す前記受信制御情報を生成するとともに前記起動制御部に当該プロジェクタ本体を起動させ、使用可能ではない場合に受信拒否を示す前記受信制御情報を生成するとともに、前記起動制御部に当該プロジェクタ本体を起動させない判定部と、
を含み、
操作パネルおよび電源ボタンを有さず、前記使用可能である場合に前記検出部によって入力される前記操作情報に基づいて操作されることを特徴とする。
本発明によれば、プロジェクタは、操作パネルおよび電源ボタンを有さないため、外観において通常のプロジェクタとは異なり、プロジェクタがそのままでは使用できないことを認識させやすいため、盗難防止効果をより高めることができる。
また、本発明によれば、プロジェクタ本体と適合する受信ユニットでなければ、プロジェクタの起動およびリモートコントローラの操作情報の受信を行えないため、盗難防止効果をより高めることができる。
また、本発明によれば、ユーザーは、レンズユニットや電源ユニットのような大型の部分ではなく、小型の受信ユニットを着脱してプロジェクタの使用可否を制御することができるため、取り外し、持ち運びも容易である。
また、本発明によれば、ユーザーは、プロジェクタ本体側に複数の受信ユニットの固有識別情報を登録することにより、1つのプロジェクタ本体で複数の受信ユニットを使用することができる。
また、前記起動制御部は、前記受信ユニットが前記プロジェクタ本体から離脱した際に、前記プロジェクタ本体の起動を終了してもよい。
これによれば、プロジェクタは、電源ボタンを有さなくても、受信ユニットが取り外されることにより、起動を終了することができるため、盗難防止効果をより高めることができる。
以下、本発明をプロジェクタに適用した場合を例に採り、図面を参照しつつ説明する。なお、以下に示す実施例は、特許請求の範囲に記載された発明の内容を何ら限定するものではない。また、以下の実施例に示す構成の全てが、特許請求の範囲に記載された発明の解決手段として必須であるとは限らない。
(第1の実施例)
(システム全体の説明)
図1は、本実施例におけるプロジェクタ100の外観図である。
本実施例におけるプロジェクタ100は、リモコン(リモートコントローラ)300用の小型の受信ユニット200がプロジェクタ本体と着脱可能に形成されている。また、プロジェクタ100には操作パネルおよび電源ボタンが設けられていない。プロジェクタ100に受信ユニット200が差し込まれて正しく認証されることによってプロジェクタ100が起動し、受信ユニット200がプロジェクタ100から抜き取られることによってプロジェクタ100の起動が終了する。また、リモコン300からの操作情報に基づいてプロジェクタ100は動作する。
このように、プロジェクタ100に操作パネル等を設けないことにより、プロジェクタ100の外観は通常のプロジェクタの外観とは異なるため、盗難防止効果をより高めることができる。
次に、このような機能を有するプロジェクタ100の機能ブロックについて説明する。
図2は、本実施例におけるプロジェクタ100の機能ブロック図である。
プロジェクタ100(プロジェクタ本体)は、プロジェクタ100内の各部に電力を供給する電源110と、電源110の起動を制御する起動制御部120と、受信ユニット200の着脱を検出する検出部130と、固有識別データ142等を記憶する記憶部140と、PC(Personal Computer)等から画像信号を入力する信号入力部150と、画像信号を処理する画像処理部160と、画像処理部160からの画像信号に基づき、画像を投写する投写部190とを含んで構成されている。なお、固有識別データ142は、プロジェクタ100を識別するための固有識別情報を示すデータである。
また、受信ユニット200は、プロジェクタ100に挿入された際にプロジェクタ100から固有識別情報を入力する入力部210と、リモコン300からの操作情報を受信する受信部220と、当該操作情報をプロジェクタ100に出力する制御部230と、識別データ252、パスワードデータ254等を記憶する記憶部250と、認証等を行う判定部240とを含んで構成されている。なお、識別データ252は、少なくとも1つの使用可能なプロジェクタの固有識別情報を示すデータであり、パスワードデータ254は、識別データ252の更新可否を判定するためのパスワードを示すデータである。
また、リモコン300は、ユーザーがプロジェクタ100を操作するための操作部310と、操作部310からの操作情報を受信ユニット200へ向け送信する送信部320とを含んで構成されている。
なお、これらの各部の機能を実装するためのハードウェアとしては、例えば、以下のものを採用してもよい。
例えば、起動制御部120としてはCPU等、検出部130としてはスロット、スイッチ、CPU等、記憶部140としてはRAM、ROM等、信号入力部150としては、入力端子等、画像処理部160としては画像処理回路等、投写部190としてはランプ、液晶パネル、レンズ等を採用してもよい。また、入力部210としては入力ポート等、受信部220としては赤外受光ユニット、デコーダ等、制御部230としてはCPU、出力ポート等、判定部240としてはCPU等、記憶部250としてはRAM等を採用してもよい。なお、リモコン300は、一般的なリモコンをそのまま採用可能である。
(処理の流れについての説明)
次に、これらの各部を用いた処理の流れについて説明する。
図3は、本実施例における受信ユニット200への識別データ252の登録および削除の手順を示すフローチャートである。
受信ユニット200がプロジェクタ100に挿入された状態で、ユーザーは、リモコン300を用いてプロジェクタ100の固有識別データ142を受信ユニット200に登録する作業を行う。
ユーザーは、リモコン300のボタン(操作部310)を操作してパスワードを入力する(ステップS1)。送信部320は、当該パスワードを示す操作情報を受信ユニット200へ向け送信する。
受信部220は、当該操作情報を受信し、判定部240は、当該操作情報とパスワードデータ254に基づき、パスワードが正しいかどうかを判定する(ステップS2)。
パスワードが正しい場合、制御部230は、固有識別情報の登録または削除を行わせるための制御情報を生成し、検出部130は、当該制御情報に基づき、画像処理部160に設定画像を表示させるための画像情報を生成させる。
投写部190は、当該画像情報に基づき、固有識別情報の登録または削除を行わせるための設定画像を投写し、さらに、ユーザーの選択に応じて登録を行わせるための設定画像または削除を行わせるための設定画像を投写する。
図4は、本実施例における登録時の設定画像400の一例を示す図である。また、図5は、本実施例における削除時の設定画像402の一例を示す図である。
例えば、識別データ252に新たな固有識別情報を登録する場合、投写部190は、例えば、図4に示す設定画像400を投写する。設定画像400は、固有識別情報を入力するための画像、当該固有識別情報を識別データ252に登録することを示す文字列画像、登録することを示す登録ボタン画像、登録をキャンセルすることを示すキャンセルボタン画像を含む。ユーザーは、リモコン300を操作することにより、固有識別情報を手動または自動で入力し、登録ボタン画像を選択し、リモコン300の「決定」ボタンを押すことにより、固有識別情報を受信ユニット200に登録できる。
また、例えば、識別データ252から固有識別情報を削除する場合、投写部190は、例えば、図5に示す設定画像402を投写する。設定画像402は、識別データ252に登録された固有識別情報の一覧を示す一覧画像、当該一覧画像において削除対象の固有識別情報を選択するためのカーソル画像、削除対象の固有識別情報を受信ユニットから削除することを示す削除ボタン画像、削除をキャンセルすることを示すキャンセルボタン画像を含む。ユーザーは、リモコン300を操作することにより、削除対象の固有識別情報を選択し、削除ボタン画像を選択し、リモコン300の「決定」ボタンを押すことにより、当該固有識別情報を受信ユニット200から削除できる。
より具体的には、ユーザーは、リモコン300を操作して固有識別情報の登録等を行うための設定情報を入力する(ステップS2)。判定部240は、リモコン300からの操作情報に基づき、固有識別情報の登録を選択したのかどうかを判定し(ステップS4)、登録ではない場合は固有識別情報の削除を選択したのかどうかを判定する(ステップS6)。
例えば、固有識別情報の登録が選択された場合、判定部240は、リモコン300からの操作情報に含まれる新たな固有識別情報を識別データ252に登録する(ステップS5)。
また、例えば、固有識別情報の削除が選択された場合、判定部240は、リモコン300からの操作情報に含まれる削除対象の固有識別情報を識別データ252から削除する(ステップS7)。
以上の手順により、ユーザーは、受信ユニット200に新たな固有識別情報を登録したり、不要な固有識別情報を削除したりすることができる。もちろん、プロジェクタ100は、識別データ252に登録済みの固有識別情報の一部をユーザーに修正させてもよい。
次に、プロジェクタ本体における起動制御等の処理の流れについて説明する。
図6は、本実施例におけるプロジェクタ本体における処理の流れを示すフローチャートである。
検出部130は、スロットに受信ユニット200が挿入されたかどうかを判定する(ステップS11)。
受信ユニット200が挿入された場合、検出部130は、固有識別データ142に基づく固有識別情報を受信ユニット200に出力する(ステップS12)。
そして、検出部130は、受信ユニット200から制御情報が入力されるかどうかを判定し(ステップS13)、制御情報が入力されない場合は受信ユニット200が取り外されたかどうかを判定する(ステップS14)。
受信ユニット200が取り外された場合、検出部130は、再び受信ユニット挿入の判定(ステップS11)からの処理を続行する。
制御情報が入力された場合、検出部130は、当該制御情報を起動制御部120に出力する。起動制御部120は、当該制御情報に基づき、電源110をONにする(ステップS15)。これにより、投写部190等の各部に電力が供給され、プロジェクタ100は起動する(ステップS16)。
検出部130は、受信ユニット200が取り外されたかどうかを判定する(ステップS17)。
受信ユニット200が取り外されていない場合、検出部130は、リモコン300から受信ユニット200を介して入力される操作情報を入力し、プロジェクタ100は、当該操作情報に基づいて映像入力ソースの切り替え、表示モードの設定等の種々の処理を実行する(ステップS18)。
なお、ステップS17、S18の処理は受信ユニット200が取り外されるまで繰り返し実行される。
受信ユニット200が取り外された場合、プロジェクタ100は、投写の終了、ランプの消灯等の終了処理を実行し(ステップS19)、起動制御部120は、電源110をOFFにする(ステップS20)。
次に、受信ユニット200における処理の流れについて説明する。
図7は、本実施例における受信ユニット200における処理の流れを示すフローチャートである。
受信ユニット200がプロジェクタ100に挿入された状態で、判定部240は、入力部210によってプロジェクタ100の固有識別情報が入力されたかどうかを判定する(ステップS21)。
固有識別情報が入力された場合、判定部240は、当該固有識別情報が識別データ252に含まれているかどうかを判定することによって認証処理を実行し、認証が成功したかどうかを判定する(ステップS22)。
認証に失敗した場合、制御部230は、リモコン300からの操作情報を受信できないように受信部220を設定する(ステップS23)。具体的には、例えば、制御部230は、受信部220の受信機能をOFFにしたり、受信部220のデコード処理を実行させないようにしたりする。また、認証に失敗した場合、制御部230は、プロジェクタ100を起動するための制御情報をプロジェクタ100に出力しない。
これにより、プロジェクタ100が起動しない上、ユーザーがリモコン300を使って操作しようとしても操作が受け付けられない。具体的には、例えば、プロジェクタ100の盗難者が受信ユニット200とは別の受信ユニットを使ってプロジェクタ100を起動させようとしても起動しない。
一方、認証に成功した場合、制御部230は、プロジェクタ100を起動するための制御情報をプロジェクタ100に出力する(ステップS24)。
そして、制御部230は、受信部220をリモコン300からの操作情報を受信できるように設定する(ステップS25)。具体的には、例えば、制御部230は、受信部220の受信機能をONにしたり、受信部220のデコード処理を実行させたりする。
また、受信部220は、リモコン300からの操作情報を受信し(ステップS26)、当該操作情報をプロジェクタ100で処理可能な形式にデコードする(ステップS27)。
制御部230は、デコード後の操作情報をプロジェクタ100に出力する(ステップS28)。
以上の手順により、プロジェクタ100は、受信ユニット200が挿入されて認証が成功した場合のみリモコン300からの操作情報に基づいて操作される。一方、受信ユニット200が挿入されなかったり、受信ユニット200での認証が失敗したりした場合、プロジェクタ100は起動しないし、操作不能のままになる。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクタ100は、操作パネルおよび電源ボタンを有さないため、外観において通常のプロジェクタとは異なり、プロジェクタ100がそのままでは使用できないことを認識させやすいため、盗難防止効果をより高めることができる。
また、本実施例によれば、プロジェクタ本体と適合する受信ユニット200でなければ、プロジェクタ100の起動およびリモコン300の操作情報の受信を行えないため、盗難防止効果をより高めることができる。
また、本実施例によれば、ユーザーは、レンズユニットや電源ユニットのような大型の部分ではなく、小型の受信ユニット200を着脱してプロジェクタ100の使用可否を制御することができるため、取り外し、持ち運びも容易である。
また、本実施例によれば、ユーザーは、受信ユニット側に複数のプロジェクタ本体の固有識別情報を登録することにより、1つの受信ユニット200で複数のプロジェクタ100を使用することができる。
(第2の実施例)
第1の実施例では、受信ユニット200が使用可否の判定を行ったが、第2の実施例として、プロジェクタ本体が使用可否の判定を行う実施例について説明する。
図8は、本実施例における他のプロジェクタ102の機能ブロック図である。
プロジェクタ102は、プロジェクタ100と同様の構成であるが、判定部240と同様の機能を有する判定部170を有し、記憶部141が固有識別データ142ではなく、識別データ143、パスワードデータ144等を記憶し、検出部132が受信制御情報を出力するとともに、固有識別情報を入力する点でプロジェクタ100と相違する。なお、識別データ143は、少なくとも1つの使用可能な受信ユニット202を示すデータであり、パスワードデータ144は、使用可能な受信ユニット202の固有識別情報の登録、削除等を行うためのパスワードを示すデータである。
また、判定部170は、検出部132によって入力された固有識別情報と、識別データ143に基づき、使用可能な受信ユニット202かどうかを判定するとともに、使用可能である場合に受信許可を示す受信制御情報を生成するとともに起動制御部120にプロジェクタ102を起動させ、使用可能ではない場合に受信拒否を示す受信制御情報を生成するとともに起動制御部120にプロジェクタ102を起動させない機能を有する。
また、受信ユニット202は、受信ユニット200と同様の構成であるが、入力部212がプロジェクタ102から受信部220の受信可否を示す受信制御情報を入力し、制御部232がプロジェクタ102に接続された状態で、当該受信ユニットの固有識別情報をプロジェクタ102に出力するとともに、受信制御情報が受信許可を示す場合、操作情報を受信部220に受信させて当該操作情報をプロジェクタ102に出力し、記憶部251が受信ユニット202の固有識別情報を示す固有識別データ253を記憶している点で受信ユニット200と相違する。
なお、ハードウェア構成は第1の実施例と同様であり、例えば、判定部170としては、CPU等を用いてもよい。
第2の実施例ではプロジェクタ102が認証処理等を実行する。検出部132は、受信ユニット202がスロットに挿入されたことを検出し、受信ユニット202から固有識別情報を入力する。
判定部170は、当該固有識別情報が識別データ143に記憶されているかどうかを判定する。なお、識別データ143の登録、削除等は、判定部170が、プロジェクタ102に入力されたパスワードとパスワードデータ144とが一致するかどうかを判定し、一致する場合に識別データ143の登録、削除等を許可してもよい。
当該固有識別情報が識別データ143に記憶されている場合、判定部170は、起動制御部120に電源110をONにさせ、プロジェクタ102を起動する。そして、判定部170は、受信許可を示す受信制御情報を生成し、検出部132は、当該受信制御情報を受信ユニット202に出力する。
入力部212は、受信制御情報を入力し、制御部232は、当該受信制御情報が受信許可を示す場合、リモコン300からの操作情報を受信できるように受信部220を制御する。
そして、受信部220がリモコン300からの操作情報を受信した場合、制御部232は、受信部220によってデコードされた後の操作情報をプロジェクタ102に出力する。
検出部132は、当該操作情報を入力し、プロジェクタ102は、当該操作情報に基づいて映像入力ソースの切り替え、表示モードの設定等の種々の処理を実行する。
なお、判定部170は、受信ユニット202の認証に失敗した場合、受信拒否を示す受信制御情報を生成し、制御部232は、当該受信制御情報に基づき、リモコン300からの操作情報を受信できないように受信部220を制御してもよい。
以上のように、本実施例によれば、プロジェクタ102は、第1の実施例と同様の作用効果を奏し、盗難防止効果をより高めることができる。
また、本実施例によれば、ユーザーは、プロジェクタ102に複数の受信ユニット202の固有識別情報を登録することにより、1つのプロジェクタ102で複数の受信ユニット202を使用することができる。
具体的には、例えば、学校で使用する場合、教師がそれぞれの受信ユニット202を持ち、使用する場合に自分の受信ユニット202を1台のプロジェクタ102に挿入して使用することができる。
(その他の実施例)
なお、本発明の適用は上述した実施例に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、受信ユニット200、202にユーザーごとの環境設定データを記憶しておき、認証成功時にプロジェクタ100、102に当該環境設定データを出力して環境設定データに応じた設定でプロジェクタ100、102を動作させてもよい。
また、例えば、プロジェクタ100、102が音声出力部を有する場合、認証に失敗した際に音声出力部が警告音を出力してもよい。また、例えば、プロジェクタ100、102が警告表示用のLEDを有する場合、プロジェクタ100、102は、認証に失敗した際に当該LEDを発光してもよい。
これらによれば、ユーザーは認証に失敗したことを把握することができる。
また、上述したパスワードの入力、登録等は、PCを用いてもよい。
また、上述した実施例では、受信ユニット200を取り出した場合にプロジェクタ100、102の起動を終了したが、例えば、受信ユニット200、202からのプロジェクタ100、102の起動を停止するための制御情報をプロジェクタ100、102に入力することにより、プロジェクタ100、102の起動を終了してもよい。
また、プロジェクタ100、102は、液晶プロジェクタには限定されず、例えば、米国テキサス・インスツルメンツ社が開発したDMD(Digital Micromirror Device)を用いたプロジェクタ、CRTプロジェクタ、有機ELを用いたプロジェクタ等であってもよい。
本実施例におけるプロジェクタの外観図である。 本実施例におけるプロジェクタの機能ブロック図である。 本実施例における受信ユニットへの識別データの登録および削除の手順を示すフローチャートである。 本実施例における登録時の設定画像の一例を示す図である。 本実施例における削除時の設定画像の一例を示す図である。 本実施例におけるプロジェクタ本体における処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例における受信ユニットにおける処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例における他のプロジェクタの機能ブロック図である。
符号の説明
100、102 プロジェクタ(プロジェクタ本体)、110 電源、120 起動制御部、130、132 検出部、140、141、250、251 記憶部、142、253 固有識別データ、143、252 識別データ、144、254 パスワードデータ、200、202 受信ユニット、210、212 入力部、220 受信部、230、232 制御部、170、240 判定部、300 リモコン(リモートコントローラ)

Claims (3)

  1. プロジェクタ本体に対して着脱可能な受信ユニットを有するプロジェクタであって、
    前記受信ユニットは、
    リモートコントローラからの操作情報を受信する受信部と、
    前記プロジェクタ本体に接続された状態で、前記プロジェクタ本体から当該プロジェクタ本体の固有識別情報を入力する入力部と、
    少なくとも1つの使用可能なプロジェクタ本体の前記固有識別情報を示す識別データを記憶する記憶部と、
    前記入力部によって入力された前記固有識別情報と、前記識別データとに基づき、使用可能なプロジェクタかどうかを判定する判定部と、
    使用可能であると判定された場合、前記プロジェクタ本体を起動する制御情報を前記プロジェクタ本体に出力するとともに、前記操作情報を前記受信部に受信させて前記操作情報を前記プロジェクタ本体に出力する制御部と、
    を含み、
    前記プロジェクタ本体は、
    前記受信ユニットと前記プロジェクタ本体との着脱を検出するとともに、前記受信ユニットに接続された状態で、前記固有識別情報を出力し、前記制御情報を入力する検出部と、
    前記制御情報に基づき、前記プロジェクタ本体の起動を制御する起動制御部と、
    を含み、
    操作パネルおよび電源ボタンを有さず、前記使用可能である場合に前記検出部によって入力される前記操作情報に基づいて操作されることを特徴とするプロジェクタ。
  2. プロジェクタ本体に対して着脱可能な受信ユニットを有するプロジェクタであって、
    前記受信ユニットは、
    リモートコントローラからの操作情報を受信する受信部と、
    前記プロジェクタ本体に接続された状態で、前記プロジェクタ本体から前記受信部の受信可否を示す受信制御情報を入力する入力部と、
    前記プロジェクタ本体に接続された状態で、当該受信ユニットの固有識別情報を前記プロジェクタ本体に出力するとともに、前記受信制御情報が受信許可を示す場合、前記操作情報を前記受信部に受信させて前記操作情報を前記プロジェクタ本体に出力する制御部と、
    を含み、
    前記プロジェクタ本体は、
    少なくとも1つの使用可能な受信ユニットの前記固有識別情報を示す識別データを記憶する記憶部と、
    当該プロジェクタ本体の起動を制御する起動制御部と、
    前記受信ユニットと前記プロジェクタ本体との着脱を検出するとともに、前記受信ユニットに接続された状態で、前記受信制御情報を出力するとともに、前記固有識別情報を入力する検出部と、
    前記検出部によって入力された前記固有識別情報と、前記識別データとに基づき、使用可能な受信ユニットかどうかを判定するとともに、使用可能である場合に受信許可を示す前記受信制御情報を生成するとともに前記起動制御部に当該プロジェクタ本体を起動させ、使用可能ではない場合に受信拒否を示す前記受信制御情報を生成するとともに、前記起動制御部に当該プロジェクタ本体を起動させない判定部と、
    を含み、
    操作パネルおよび電源ボタンを有さず、前記使用可能である場合に前記検出部によって入力される前記操作情報に基づいて操作されることを特徴とするプロジェクタ。
  3. 請求項1、2のいずれかに記載のプロジェクタにおいて、
    前記起動制御部は、前記受信ユニットが前記プロジェクタ本体から離脱した際に、前記プロジェクタ本体の起動を終了することを特徴とするプロジェクタ。
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