JP2009049625A - 電子機器、プロジェクタ、及び電子機器の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利便性を損なうことなく、第三者による不正な操作を防止することが可能な電子機器、プロジェクタ、及び電子機器の制御方法を提供する。
【解決手段】操作モードが通常操作モードに設定された場合には、操作モードの設定が変更されるまで操作パネルは常に有効であり、操作モードがリモコン操作モードに設定された場合には、操作モードの設定が変更されるまで操作パネルは常に無効となる。一方、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定された場合には、操作パネルは使用状況に応じて有効と無効との間で切り替わる。具体的には、リモコンを用いて何らかの遠隔操作(電源オフ操作を除く)がなされた場合に、制御部は、これ以降の操作パネルの使用を不可とする。また、電源オフ操作がなされた場合には、制御部は、これ以降の操作パネルの使用を許可する。
【選択図】図7
【解決手段】操作モードが通常操作モードに設定された場合には、操作モードの設定が変更されるまで操作パネルは常に有効であり、操作モードがリモコン操作モードに設定された場合には、操作モードの設定が変更されるまで操作パネルは常に無効となる。一方、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定された場合には、操作パネルは使用状況に応じて有効と無効との間で切り替わる。具体的には、リモコンを用いて何らかの遠隔操作(電源オフ操作を除く)がなされた場合に、制御部は、これ以降の操作パネルの使用を不可とする。また、電源オフ操作がなされた場合には、制御部は、これ以降の操作パネルの使用を許可する。
【選択図】図7
Description
本発明は、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器、プロジェクタ、及び電子機器の制御方法に関する。
近年、特許文献1に記載の投射装置(プロジェクタ)のように、第三者による不正使用を防止するため、所定の認証操作が行われた場合にのみ使用可能となる電子機器が知られている。このような電子機器を使用するためには、機器本体に備わる操作部(入力操作部)や、機器本体を遠隔操作するためのリモコンに対して、所定のシーケンスの操作(例えば、暗証番号の入力操作等)を行う必要がある。
しかしながら、上記のような電子機器であっても、正規のユーザが所定の認証操作を行った後では、第三者による使用が可能になってしまうため、第三者によって望まない操作が行われてしまう恐れがあった。例えば、学校の授業でプロジェクタを使用する場合において、正規のユーザである教師が認証操作を行ってプロジェクタを使用可能にし、その投写画像の説明をスクリーンの近傍で行っているときに、プロジェクタの近傍にいる生徒に操作部を操作されてしまい、授業が妨げられてしまう事態が生じ得る。
一方、リモコンによる遠隔操作のみを受け付けるべく、操作部に対する入力操作を無効に設定することが可能なプロジェクタも存在する。しかしながら、その設定をした後では、常にリモコンで操作しなければならなくなるため利便性が損なわれるうえ、リモコンを紛失してしまうとプロジェクタを使用することができなくなってしまうという問題を有している。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電子機器は、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器であって、当該電子機器の本体に備えられ、入力操作を受け付ける入力操作部と、前記リモコンから送信される操作信号を受信する受信部と、前記受信部が前記操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にする制御部と、を備えたことを特徴とする。
この電子機器によれば、受信部がリモコンからの操作信号を受信した場合に、制御部が入力操作部に対する入力操作を無効にするため、ユーザがリモコンを操作してその操作信号を受信部に受信させれば、それ以降、入力操作部に対する不正操作を防ぐことが可能となる。また、受信部がリモコンからの操作信号を受信するまでは、入力操作部に対する入力操作が有効であるため、利便性が損なわれずに済む。
[適用例2]上記適用例に係る電子機器において、前記操作信号には、操作対象となる機器を識別するための識別情報が含まれており、前記制御部は、前記受信部が受信した前記操作信号に当該電子機器が操作対象であることを示す識別情報が含まれている場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にすることが望ましい。
この電子機器によれば、受信部が当該電子機器を操作対象とする操作信号を受信した場合に、制御部が入力操作部に対する入力操作を無効にするため、当該電子機器とは無関係な操作信号を受信して、入力操作部に対する入力操作が不用意に無効になってしまうことを抑制することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係る電子機器において、前記制御部は、前記入力操作部に対する入力操作が無効になっている状態で、前記受信部が前記リモコンから電源をオフにするための操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を有効にすることが望ましい。
この電子機器によれば、受信部が電源をオフにするための操作信号をリモコンから受信した場合に、制御部が入力操作部に対する入力操作を有効にするため、入力操作部に対する入力操作が一旦無効になった後でも、次回、電源をオンにするための操作を入力操作部で行うことも可能となり、利便性が向上する。
[適用例4]本適用例に係るプロジェクタは、入力される画像情報に基づく画像を投写して表示するプロジェクタであって、当該プロジェクタの本体に備えられ、入力操作を受け付ける入力操作部と、当該プロジェクタを遠隔操作するためのリモコンから送信される操作信号を受信する受信部と、前記受信部が前記操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にする制御部と、を備えたことを特徴とする。
このプロジェクタによれば、受信部がリモコンからの操作信号を受信した場合に、制御部が入力操作部に対する入力操作を無効にするため、ユーザがリモコンを操作してその操作信号を受信部に受信させれば、それ以降、入力操作部に対する不正操作を防ぐことが可能となる。また、受信部がリモコンからの操作信号を受信するまでは、入力操作部に対する入力操作が有効であるため、利便性が損なわれずに済む。
[適用例5]本適用例に係る電子機器の制御方法は、入力操作を受け付ける入力操作部を本体に備えるとともに、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器の制御方法であって、前記リモコンから送信される操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にすることを特徴とする。
この電子機器の制御方法によれば、電子機器が、リモコンからの操作信号を受信した場合に、入力操作部に対する入力操作を無効にするため、ユーザがリモコンを操作してその操作信号を電子機器に受信させれば、それ以降、入力操作部に対する不正操作を防ぐことが可能となる。また、リモコンからの操作信号を受信するまでは、入力操作部に対する入力操作が有効であるため、利便性が損なわれずに済む。
また、上述した電子機器及びその制御方法が電子機器に備えられたコンピュータを用いて構築されている場合には、上記形態及び上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、電子機器の内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
以下、電子機器の実施形態として、外部の画像出力装置から入力される画像情報に基づく画像(入力画像)を投写して、スクリーンや壁面等にこの入力画像を表示するプロジェクタについて説明する。本実施形態のプロジェクタは、機器本体に備わる操作パネルによって各種操作が可能であるとともに、リモコンによる遠隔操作も可能になっている。
図1は、プロジェクタの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、プロジェクタ1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作パネル22、受信部23、入力端子群24、入力ソース選択部25、画像処理部26、OSD処理部27、電源回路28、光源制御部29等を備えている。
図1に示すように、プロジェクタ1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、操作パネル22、受信部23、入力端子群24、入力ソース選択部25、画像処理部26、OSD処理部27、電源回路28、光源制御部29等を備えている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14等で構成されている。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像(画像光)を形成し、この画像を投写レンズ13から投写してスクリーンSC等に表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクタ11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリクス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像を表す画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクタ1の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピュータとして機能する。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部21には、プロジェクタ1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクタ1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
操作パネル22は、プロジェクタ1の本体に備えられ、ユーザからの入力操作を受け付ける入力操作部に相当するものであり、ユーザがプロジェクタ1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。操作パネル22が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー、メニュー画像上での項目の選択等に用いられるカーソルキー、メニュー画像において選択された項目を決定するための決定キー、操作の取り消し等を行うための取消キー、入力ソースを切り替えるための入力ソース切替キー等がある。ユーザが操作パネル22の各種操作キーを操作すると、操作パネル22は、ユーザの操作内容に応じた操作信号を制御部20に出力する。
上述したように、本実施形態のプロジェクタ1は、操作パネル22の代わりにリモコン40を用いた遠隔操作も可能になっている。
図2は、リモコン40の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、リモコン40は、ユーザによる入力操作を受け付ける複数の操作キー41、リモコン記憶部42、キー検出部43、リモコン制御部44、送信部45等を備えている。リモコン40が備える操作キー41としては、操作パネル22と同様、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー、メニュー画像上での項目の選択等に用いられるカーソルキー、メニュー画像において選択された項目を決定するための決定キー、操作の取り消し等を行うための取消キー、入力ソースを切り替えるための入力ソース切替キー等がある。
図2は、リモコン40の概略構成を示すブロック図である。
図2に示すように、リモコン40は、ユーザによる入力操作を受け付ける複数の操作キー41、リモコン記憶部42、キー検出部43、リモコン制御部44、送信部45等を備えている。リモコン40が備える操作キー41としては、操作パネル22と同様、電源のオン・オフを切り替えるための電源キー、各種設定を行うためのメニュー画像を表示させるメニューキー、メニュー画像上での項目の選択等に用いられるカーソルキー、メニュー画像において選択された項目を決定するための決定キー、操作の取り消し等を行うための取消キー、入力ソースを切り替えるための入力ソース切替キー等がある。
リモコン記憶部42は、ROM又はRAMにより構成され、リモコン40の動作を制御するための制御プログラムや各種データ等を記憶する。また、リモコン記憶部42には、リモコン40の操作対象である機器(本実施形態ではプロジェクタ1)を識別するための識別情報が記憶されている。
キー検出部43は、各操作キー41が押下(操作)されたことを検出して、押下された操作キー41を特定可能な検出信号をリモコン制御部44に出力する。
リモコン制御部44は、CPU等からなり、リモコン記憶部42に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりリモコン40の動作を統括制御する。そして、リモコン制御部44は、キー検出部43から検出信号が入力されると、押下された操作キー41に対応する制御情報と、リモコン記憶部42に記憶されている識別情報とを含んだ操作信号(以降、リモコン信号RSという。)を生成する。
図3は、リモコン制御部44が生成するリモコン信号RSの構成を説明するための説明図である。
図3に示すように、リモコン信号RSには、信号の先頭を表すリーダ部R1と、操作対象となる機器のメーカーを表すメーカーコードR2と、機器の種別(プロジェクタ、ビデオ等)を表す機器コードR3と、制御情報を表すデータコードR4と、信号の終了を表すトレーラ部R5とが含まれており、メーカーコードR2と機器コードR3が識別情報に相当する。リモコン制御部44は、生成したリモコン信号RSを送信部45に出力する。
図3に示すように、リモコン信号RSには、信号の先頭を表すリーダ部R1と、操作対象となる機器のメーカーを表すメーカーコードR2と、機器の種別(プロジェクタ、ビデオ等)を表す機器コードR3と、制御情報を表すデータコードR4と、信号の終了を表すトレーラ部R5とが含まれており、メーカーコードR2と機器コードR3が識別情報に相当する。リモコン制御部44は、生成したリモコン信号RSを送信部45に出力する。
送信部45は、赤外線通信用のエンコーダや赤外線発光装置(いずれも図示せず)等で構成され、リモコン制御部44から入力されるリモコン信号RSをエンコーダで変調し、赤外線発光装置により赤外線の点滅信号として外部に送信する。
図1に戻って、受信部23は、リモコン40から赤外線の点滅信号として送信されるリモコン信号RSを受信して制御部20に伝達するものであり、受光装置やデコーダ(いずれも図示せず)等で構成されている。受信部23は、点滅信号を受光装置によって受光して電気信号に変換した後、デコーダによって復調して制御部20に出力する。
なお、プロジェクタ1の記憶部21には、リモコン記憶部42と同様、プロジェクタ1を他の機器と識別するための識別情報が記憶されている。そして、リモコン40から送信されたリモコン信号RSを受信部23が受信して制御部20に伝達すると、制御部20は、リモコン信号RSに含まれる識別情報と記憶部21に記憶されている識別情報とを比較することによって、受信したリモコン信号RSがプロジェクタ1を対象とした信号であるか否かを識別することができるようになっている。
入力端子群24は、ビデオ再生装置やパーソナルコンピュータ等、図示しない外部の画像出力装置から、各種形式の画像情報を入力可能な複数の入力端子24aを備えている。各入力端子24aに入力された画像情報は、入力ソース選択部25に供給される。
入力ソース選択部25は、複数の入力端子24aのうち、制御部20の指示に基づく1つの入力端子24aを選択し、この入力端子24aに入力される画像情報を画像処理部26に出力する。ユーザが、操作パネル22或いはリモコン40に備わる入力ソース切替キーを操作して所望の入力端子24aを指定すると、制御部20は、この入力端子24aに入力されている画像情報が画像処理部26に出力されるよう、入力ソース選択部25に指示をする。
画像処理部26は、入力ソース選択部25から入力される各種形式の画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報、即ち各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像情報に変換する。さらに、制御部20の指示に基づいて、変換した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、処理後の画像情報をOSD処理部27に出力する。
OSD処理部27は、制御部20の指示に基づいて、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を、入力画像上に重畳するための処理を行う。OSD処理部27は、図示しないOSDメモリを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部27は、必要なOSD画像情報をOSDメモリから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部26から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部27は、画像処理部26から出力される画像情報を、そのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像(画像光)を形成し、この画像が投写レンズ13からスクリーンSCに投写される。
電源回路28には、外部からAC100V等の商用電源が供給される。電源回路28は、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換して、プロジェクタ1の各部に電力を供給する。なお、制御部20は、電源回路28から電力の供給を受けて動作している間、電源回路28に指示をして、画像の投写に必要な電力(動作電力)の供給と停止とを切り替えることができる。なお、本明細書では、プロジェクタ1の各部に動作電力が供給された状態を電源オン状態と呼び、動作電力の供給が停止した状態を電源オフ状態或いはスタンバイ状態と呼ぶ。また、ユーザは、操作パネル22或いはリモコン40の電源キーを操作することによって、電源オン状態とスタンバイ状態とを切り替えることが可能になっている。このため、本明細書では、スタンバイ状態から電源オン状態に切り替えるための電源キーの操作を電源オン操作と呼び、電源オン状態からスタンバイ状態に切り替えるための電源キーの操作を電源オフ操作と呼ぶ。
光源制御部29は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り替える。
ここで、本実施形態のプロジェクタ1は、第三者による不正な使用(操作)を防止するために、操作パネル22を使用不可にする設定、即ち操作パネル22に対する入力操作を無効にする設定を行うことが可能になっている。具体的には、ユーザは、操作パネル22及びリモコン40の双方による操作が可能な「通常操作モード」と、操作パネル22を使用不可にしてリモコン40による遠隔操作のみを可能とする「リモコン操作モード」と、リモコン40による操作を受け付けた場合に操作パネル22を一時的に使用不可にする「一時的リモコン操作モード」の3つの操作モードのうち、いずれか1つの操作モードを選択することができるようになっている。
図4は、操作モードの設定を説明するための説明図である。
ユーザが、操作パネル22或いはリモコン40に備わるメニューキーを操作して図示しないメニュー画像(メインメニュー)を入力画像上に重畳表示させた後、さらに所定の操作を行うと、制御部20は、OSD処理部27に指示をして、図4に示すメニュー画像(操作モード設定メニュー)を入力画像上に重畳表示する。
ユーザが、操作パネル22或いはリモコン40に備わるメニューキーを操作して図示しないメニュー画像(メインメニュー)を入力画像上に重畳表示させた後、さらに所定の操作を行うと、制御部20は、OSD処理部27に指示をして、図4に示すメニュー画像(操作モード設定メニュー)を入力画像上に重畳表示する。
図4に示すように、操作モード設定メニューMpには、タイトル「操作モードの設定」の下に、「通常操作モード」、「リモコン操作モード」、「一時的リモコン操作モード」の3つの項目(操作モード)が縦に並んで表示された構成を有している。3つの操作モードのうち、現在設定されている操作モード(この例では「通常操作モード」)は、選択された状態(背景色が異なる状態)になっており、ユーザは、操作パネル22或いはリモコン40に備わるカーソルキーを操作することにより、任意の項目を選択することができる。ユーザが、所望の項目を選択した後に決定キーを操作すると、制御部20は、選択された操作モードを操作モード情報として記憶部21に記憶し、その後、OSD処理部27に指示をして操作モード設定メニューMpの重畳表示を終了させて、入力画像の表示を再開させる。
さらに、制御部20は、選択された操作モードに応じて操作パネル22に対する入力操作を有効又は無効に設定すべく、「有効」及び「無効」のいずれか一方を表すフラグ(操作パネルフラグ)の設定を行って記憶部21に記憶する。具体的には、操作モードが通常操作モードに設定された場合には、制御部20は、操作パネルフラグを「有効」に設定することにより、操作パネル22に対する入力操作を有効にして操作パネル22を使用可能とする。また、操作モードがリモコン操作モードに設定された場合には、制御部20は、操作パネルフラグを「無効」に設定することにより、操作パネル22に対する入力操作を無効にして操作パネル22を使用不可とする。また、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定された場合には、制御部20は、リモコン40による操作を受け付けるまで操作パネル22を使用可能とするために、操作パネルフラグを一時的に「有効」に設定する。
操作モードが通常操作モードに設定された場合には、操作モードの設定が変更されるまで操作パネル22は常に有効となり、操作モードがリモコン操作モードに設定された場合には、操作モードの設定が変更されるまで操作パネル22は常に無効となる。一方、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定された場合には、操作パネル22は使用状況に応じて有効と無効との間で切り替わる。具体的には、リモコン40を用いて何らかの遠隔操作(電源オフ操作を除く)がなされた場合に、制御部20は、操作パネルフラグを「無効」に設定し、これ以降の操作パネル22の使用を不可とする。また、操作パネル22が無効の状態で、リモコン40により電源オフ操作がなされた場合には、制御部20は操作パネルフラグを「有効」に設定し、これ以降の操作パネル22の使用を許可するようになっている。
ここで、本実施形態のプロジェクタ1の動作について説明する。
プロジェクタ1に商用電源が供給されると、電源回路28は、制御部20、記憶部21、操作パネル22、受信部23に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御部20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。商用電源が供給された直後には、プロジェクタ1は、スタンバイ状態であり、この状態では、制御部20は、操作パネル22及びリモコン40の電源キーに対する操作(電源オン操作)を監視する。
プロジェクタ1に商用電源が供給されると、電源回路28は、制御部20、記憶部21、操作パネル22、受信部23に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御部20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。商用電源が供給された直後には、プロジェクタ1は、スタンバイ状態であり、この状態では、制御部20は、操作パネル22及びリモコン40の電源キーに対する操作(電源オン操作)を監視する。
図5及び図6は、スタンバイ状態におけるプロジェクタ1の動作を説明するためのフローチャートであり、図5は、スタンバイ状態においてリモコン40による遠隔操作がなされた際の動作を示し、図6は、スタンバイ状態において操作パネル22が操作された際の動作を示している。
スタンバイ状態においてリモコン40に備わるいずれかの操作キー41がユーザによって操作され、この結果送信されるリモコン信号RSを受信部23が受信すると、制御部20は、図5に示すフローに従って動作する。
図5に示すように、ステップS101では、制御部20は、受信したリモコン信号RSに含まれる識別情報と、記憶部21に記憶されている識別情報とを比較して、両者が一致するか否かを判断する。両者が一致する場合、即ち受信したリモコン信号RSがプロジェクタ1を操作対象とする信号である場合にはステップS102に移行し、両者が一致しない場合には、スタンバイ状態のままフローを終了する。
図5に示すように、ステップS101では、制御部20は、受信したリモコン信号RSに含まれる識別情報と、記憶部21に記憶されている識別情報とを比較して、両者が一致するか否かを判断する。両者が一致する場合、即ち受信したリモコン信号RSがプロジェクタ1を操作対象とする信号である場合にはステップS102に移行し、両者が一致しない場合には、スタンバイ状態のままフローを終了する。
ステップS102に移行した場合には、制御部20は、受信したリモコン信号RSに含まれる制御情報に基づいて、操作された操作キー41が電源キーであるか否か、即ち電源キーに対する電源オン操作がなされたか否かを判断する。この結果、電源オン操作がなされた場合にはステップS103に移行し、電源キー以外のキー操作がなされた場合には、スタンバイ状態のままフローを終了する。
電源オン操作がなされてステップS103に移行した場合には、制御部20は、記憶部21に記憶されている操作モード情報を参照して、設定されている操作モードが一時的リモコン操作モードであるか否かを判断する。この結果、一時的リモコン操作モードに設定されている場合にはステップS104に移行し、他の操作モード(通常操作モード或いはリモコン操作モード)に設定されている場合にはステップS105に移行する。
操作モードが一時的リモコン操作モードに設定されていてステップS104に移行した場合には、制御部20は、操作パネルフラグを「無効」に設定してステップS105に移行する。これ以降、電源オフ操作がなされてスタンバイ状態に移行するまでの間、操作パネル22は使用不可となり、リモコン40による遠隔操作のみが可能な状態(リモコン操作モードと同等の状態)となる。
ステップS105では、制御部20は、電源回路28に指示をして動作電力の供給を開始させてプロジェクタ1を電源オン状態に移行させ、続くステップS106では、光源制御部29に指示をして光源11を点灯させる等の必要な初期動作を行った後に、フローを終了する。この結果、画像出力装置から入力される画像情報に基づく入力画像が画像投写部10から投写される。
このように、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定されている場合には、ユーザは、リモコン40を用いて電源オン操作を行うことにより、これ以降の電源オン状態の間、操作パネル22に対する入力操作を無効にすることが可能となる。
また、スタンバイ状態において操作パネル22に備わるいずれかの操作キーがユーザによって操作され、この入力操作を操作パネル22が受け付けると、制御部20は、図6に示すフローに従って動作する。
図6に示すように、ステップS111では、制御部20は、操作パネル22から入力される操作信号に基づいて、操作された操作キーが電源キーであるか否か、即ち電源キーに対する電源オン操作がなされたか否かを判断する。この結果、電源オン操作がなされた場合にはステップS112に移行し、電源キー以外のキー操作がなされた場合には、スタンバイ状態のままフローを終了する。
図6に示すように、ステップS111では、制御部20は、操作パネル22から入力される操作信号に基づいて、操作された操作キーが電源キーであるか否か、即ち電源キーに対する電源オン操作がなされたか否かを判断する。この結果、電源オン操作がなされた場合にはステップS112に移行し、電源キー以外のキー操作がなされた場合には、スタンバイ状態のままフローを終了する。
電源オン操作がなされてステップS112に移行した場合には、制御部20は、記憶部21に記憶されている操作パネルフラグを参照して、操作パネル22が有効(使用可能)か否かを判断する。この結果、操作パネル22が使用可能である場合、即ち操作パネルフラグが「有効」を示す場合にはステップS113に移行し、操作パネル22が使用不可である場合、即ち操作パネルフラグが「無効」を示す場合には、スタンバイ状態のままフローを終了する。
なお、前述したように、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定されている場合には、操作パネル22が無効となった後でも、電源オフ操作がなされたときに操作パネル22を有効にするようにしているため、スタンバイ状態では、操作パネル22は有効になっている。つまり、スタンバイ状態において操作パネル22が無効となるのは、操作モードがリモコン操作モードに設定されている場合のみとなる。このため、ステップS112では、操作パネルフラグを参照する代わりに、記憶部21から操作モード情報を読み出して、設定されている操作モードが通常操作モード或いは一時的リモコン操作モードに設定されている場合に、ステップS113に移行し、リモコン操作モードである場合に、スタンバイ状態のままフローを終了するようにしてもよい。
ステップS113に移行した場合には、制御部20は、電源回路28に指示をして動作電力の供給を開始させてプロジェクタ1を電源オン状態とし、続くステップS114では、光源制御部29に指示をして光源11を点灯させる等の必要な初期動作を行った後にフローを終了する。この結果、画像出力装置から入力される画像情報に基づく入力画像が画像投写部10から投写される。
上記のように、リモコン40による電源オン操作(図5参照)或いは操作パネル22による電源オン操作(図6参照)がなされ、プロジェクタ1が電源オン状態に移行して入力画像の投写を開始すると、ユーザは、電源キーに限らず、様々な操作キーを用いて各種入力操作を行うことができる。
図7及び図8は、電源オン状態におけるプロジェクタ1の動作を説明するためのフローチャートであり、図7は、電源オン状態においてリモコン40による遠隔操作がなされた際の動作を示し、図8は、電源オン状態において操作パネル22が操作された際の動作を示している。
図7及び図8は、電源オン状態におけるプロジェクタ1の動作を説明するためのフローチャートであり、図7は、電源オン状態においてリモコン40による遠隔操作がなされた際の動作を示し、図8は、電源オン状態において操作パネル22が操作された際の動作を示している。
電源オン状態においてリモコン40に備わるいずれかの操作キー41がユーザによって操作され、この結果送信されるリモコン信号RSを受信部23が受信すると、制御部20は、図7に示すフローに従って動作する。
図7に示すように、ステップS201では、制御部20は、受信したリモコン信号RSに含まれる識別情報と、記憶部21に記憶されている識別情報とを比較して、両者が一致するか否かを判断する。両者が一致する場合、即ち受信したリモコン信号RSがプロジェクタ1を操作対象とする信号である場合には、ステップS202に移行し、両者が一致しない場合にはフローを終了する。
図7に示すように、ステップS201では、制御部20は、受信したリモコン信号RSに含まれる識別情報と、記憶部21に記憶されている識別情報とを比較して、両者が一致するか否かを判断する。両者が一致する場合、即ち受信したリモコン信号RSがプロジェクタ1を操作対象とする信号である場合には、ステップS202に移行し、両者が一致しない場合にはフローを終了する。
ステップS202に移行した場合には、制御部20は、記憶部21に記憶されている操作モード情報を参照して、設定されている操作モードが一時的リモコン操作モードであるか否かを判断する。この結果、一時的リモコン操作モードに設定されている場合にはステップS203に移行し、他の操作モード(通常操作モード又はリモコン操作モード)に設定されている場合にはステップS205に移行する。
操作モードが一時的リモコン操作モードに設定されていてステップS203に移行した場合には、制御部20は、受信したリモコン信号RSに含まれる制御情報に基づいて、操作された操作キー41が電源キーであるか否か、即ち電源キーに対する電源オフ操作がなされたか否かを判断する。この結果、電源オフ操作がなされた場合にはステップS206に移行し、電源キー以外のキー操作がなされた場合にはステップS204に移行する。
電源キー以外のキー操作がなされてステップS204に移行した場合には、制御部20は、操作パネルフラグを「無効」に設定してステップS205に移行する。これ以降、電源オフ操作がなされてスタンバイ状態に移行するまでの間、操作パネル22は使用不可となり、リモコン40による遠隔操作のみが可能な状態となる。
ステップS205では、制御部20は、操作内容に応じた処理、即ち操作された操作キーに応じた処理を行った後にフローを終了する。
一方、ステップS203において電源オフ操作がなされてステップS206に移行した場合には、制御部20は、操作パネルフラグを「有効」に設定してステップS205に移行する。そして、ステップS205では、操作内容に応じた処理(この場合には電源オフ操作に応じた処理)、即ち、光源制御部29に指示をして光源11を消灯させるなどの終了処理を行うとともに、電源回路28に指示をして動作電力の供給を停止させてプロジェクタ1をスタンバイ状態とした後にフローを終了する。
このように、一時的リモコン操作モードに設定されている場合において、リモコン40によって電源オフ操作以外の入力操作がなされると、ステップS204において操作パネル22が無効(使用不可)となるため、操作パネル22を用いた不正操作を防止することが可能となる。また、操作パネル22が無効になった後でも、電源オフ操作がなされた際に、ステップS206において操作パネル22を有効(使用可能)に戻すようにしているため、次回の電源オン操作及びその後の各種入力操作を、操作パネル22を用いて行うことも可能である。
また、電源オン状態において操作パネル22に備わるいずれかの操作キーがユーザによって操作され、この入力操作を操作パネル22が受け付けると、制御部20は、図8に示すフローに従って動作する。
図8に示すように、ステップS211では、制御部20は、記憶部21に記憶されている操作パネルフラグを参照して、操作パネル22が有効(使用可能)か否かを判断する。この結果、操作パネルフラグが「有効」を示し、操作パネル22が使用可能である場合にはステップS212に移行して、操作内容に応じた処理、即ち操作された操作キーに応じた処理を行った後にフローを終了する。
図8に示すように、ステップS211では、制御部20は、記憶部21に記憶されている操作パネルフラグを参照して、操作パネル22が有効(使用可能)か否かを判断する。この結果、操作パネルフラグが「有効」を示し、操作パネル22が使用可能である場合にはステップS212に移行して、操作内容に応じた処理、即ち操作された操作キーに応じた処理を行った後にフローを終了する。
一方、ステップS211において、操作パネルフラグが「無効」を示し、操作パネル22が使用不可である場合、即ち、操作モードがリモコン操作モードの場合、又は操作モードが一時的リモコン操作モードであってリモコン40による電源オン操作がなされた場合、或いは操作モードが一時的リモコン操作モードであってリモコン40による入力操作がなされた後の場合には、操作された操作キーに応じた処理を行わずにフローを終了する。つまり、この場合には、操作パネル22になされた入力操作は無効となる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定されている場合において、リモコン40からのリモコン信号RSを受信部23が受信した際に、制御部20が操作パネル22に対する入力操作を無効にするため、一度リモコン40からリモコン信号RSを送信して受信部23にそれを受信させれば、それ以降、操作パネル22に対する不正操作を防ぐことが可能となる。また、受信部23がリモコン40からのリモコン信号RSを受信するまでは、操作パネル22に対する入力操作が有効であるため、例えば、手元にリモコン40がない場合でも操作パネル22により所望の操作を行うことが可能となり、利便性が損なわれずに済む。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、操作モードが一時的リモコン操作モードに設定されている場合において、リモコン40からのリモコン信号RSを受信部23が受信した際に、制御部20が操作パネル22に対する入力操作を無効にするため、一度リモコン40からリモコン信号RSを送信して受信部23にそれを受信させれば、それ以降、操作パネル22に対する不正操作を防ぐことが可能となる。また、受信部23がリモコン40からのリモコン信号RSを受信するまでは、操作パネル22に対する入力操作が有効であるため、例えば、手元にリモコン40がない場合でも操作パネル22により所望の操作を行うことが可能となり、利便性が損なわれずに済む。
(2)本実施形態のプロジェクタ1によれば、制御部20は、リモコン40から受信したリモコン信号RSに含まれる識別情報を参照し、このリモコン信号RSがプロジェクタ1を操作対象とする信号である場合にのみ操作パネル22に対する入力操作を無効にするようにしているため、受信部23がプロジェクタ1とは無関係な赤外線信号を受信した場合等に、操作パネル22に対する入力操作が不用意に無効になってしまうことを抑制することが可能となる。
(3)本実施形態のプロジェクタ1によれば、受信部23が電源をオフにするためのリモコン信号RSをリモコン40から受信した場合に、制御部20は、操作パネル22に対する入力操作を有効にするため、次回の電源オン操作を、操作パネル22及びリモコン40のいずれからでも行うことが可能となり、利便性が向上する。
(変形例)
また、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、リモコン40とプロジェクタ1とが赤外線により通信を行う態様を示しているが、赤外線以外の光通信であってもよいし、電波や超音波等を用いた通信、或いは有線による通信を採用してもよい。
また、前記実施形態は、以下のように変更してもよい。
前記実施形態では、リモコン40とプロジェクタ1とが赤外線により通信を行う態様を示しているが、赤外線以外の光通信であってもよいし、電波や超音波等を用いた通信、或いは有線による通信を採用してもよい。
前記実施形態では、リモコン40の電源キーによって電源オフ操作がなされた際に、操作パネル22に対する入力操作を有効にするようにしているが、電源キー以外の所定の操作キーが操作された場合に、操作パネル22に対する入力操作を有効にするようにしてもよい。
前記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出した光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
前記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
前記実施形態では、電子機器の例としてプロジェクタ1について説明しているが、入力操作がなされる入力操作部(操作パネル)を本体に備えるとともに、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器であれば、プロジェクタ以外の画像表示装置(例えば、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクタ、或いは、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等)、或いは画像表示装置以外の電子機器にも適用可能である。
1…プロジェクタ、10…画像投写部、11…光源、11a…光源ランプ、11b…リフレクタ、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、21…記憶部、22…操作パネル、23…受信部、24…入力端子群、24a…入力端子、25…入力ソース選択部、26…画像処理部、27…OSD処理部、28…電源回路、29…光源制御部、40…リモコン、41…操作キー、42…リモコン記憶部、43…キー検出部、44…リモコン制御部、45…送信部、RS…リモコン信号、SC…スクリーン。
Claims (5)
- リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器であって、
当該電子機器の本体に備えられ、入力操作を受け付ける入力操作部と、
前記リモコンから送信される操作信号を受信する受信部と、
前記受信部が前記操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にする制御部と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器であって、
前記操作信号には、操作対象となる機器を識別するための識別情報が含まれており、前記制御部は、前記受信部が受信した前記操作信号に当該電子機器が操作対象であることを示す識別情報が含まれている場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にすることを特徴とする電子機器。 - 請求項1又は2に記載の電子機器であって、
前記制御部は、前記入力操作部に対する入力操作が無効になっている状態で、前記受信部が前記リモコンから電源をオフにするための操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を有効にすることを特徴とする電子機器。 - 入力される画像情報に基づく画像を投写して表示するプロジェクタであって、
当該プロジェクタの本体に備えられ、入力操作を受け付ける入力操作部と、
当該プロジェクタを遠隔操作するためのリモコンから送信される操作信号を受信する受信部と、
前記受信部が前記操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にする制御部と、
を備えたことを特徴とするプロジェクタ。 - 入力操作を受け付ける入力操作部を本体に備えるとともに、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器の制御方法であって、
前記リモコンから送信される操作信号を受信した場合に、前記入力操作部に対する入力操作を無効にすることを特徴とする電子機器の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007212661A JP2009049625A (ja) | 2007-08-17 | 2007-08-17 | 電子機器、プロジェクタ、及び電子機器の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=40501428
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JP2007212661A Withdrawn JP2009049625A (ja) | 2007-08-17 | 2007-08-17 | 電子機器、プロジェクタ、及び電子機器の制御方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8378784B2 (en) | 2008-11-17 | 2013-02-19 | Seiko Epson Corporation | Projection system, screen, and projector |
JP2018090452A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | ウシオ電機株式会社 | オゾン発生装置 |
-
2007
- 2007-08-17 JP JP2007212661A patent/JP2009049625A/ja not_active Withdrawn
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US8378784B2 (en) | 2008-11-17 | 2013-02-19 | Seiko Epson Corporation | Projection system, screen, and projector |
JP2018090452A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | ウシオ電機株式会社 | オゾン発生装置 |
WO2018105402A1 (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | ウシオ電機株式会社 | オゾン発生装置 |
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