JP2009253718A - 電子機器、プロジェクタ、電子機器の制御方法、及び電子機器システム - Google Patents

電子機器、プロジェクタ、電子機器の制御方法、及び電子機器システム Download PDF

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Abstract

【課題】共通のリモコンで遠隔操作が可能な複数の電子機器が近接して存在する場合でも、個別の遠隔操作を容易に行うことが可能な電子機器、プロジェクタ、電子機器の制御方法、及び電子機器システムを提供する。
【解決手段】複数のプロジェクタ1を備えたプロジェクタシステム100において、ユーザは、プロジェクタ1毎に異なる識別情報を設定することにより、各プロジェクタ1の電源のオン及びオフをリモコン40で個別に切り換えることができる。具体的には、リモコン40の電源キーを操作した後に、設定された識別情報に対応する数字キーを操作することにより、特定のプロジェクタ1のみを対象として、電源のオンとオフとを切り換えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器、プロジェクタ、電子機器の制御方法、及び電子機器システムに関する。
画像を投写するプロジェクタを同一の室内に複数設置すれば、それぞれが投写する画像を1つの壁面に並べて表示させたり、それぞれを異なる壁面に表示させたりすることが可能となる。このように、同一の機能を有する複数の電子機器を所定の空間内で利用する場合において、これら複数の電子機器が、共通のリモコンによって遠隔操作が可能な構成であれば、1つのリモコンで複数の電子機器の操作が可能となり、利便性が向上する。
ところが、上記のような構成では、電子機器を個別に遠隔操作したい場合でも、複数の電子機器がリモコンに反応して動作してしまう事態が生じうる。このため、特許文献1には、複数のプロジェクタをケーブルで接続し、1つのプロジェクタが受信した操作信号を、ケーブルを介して他のプロジェクタに伝達する構成とすることにより、個別の操作を可能とするプロジェクタ(投写型画像表示装置)が提案されている。
特開2005−338604号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプロジェクタでは、ケーブルを介した通信を行うためのインターフェイスが必要となるため、回路が複雑になってしまううえ、ケーブルを接続する作業が必要となるため、事前の準備が煩雑になってしまうという問題を有している。また、プロジェクタがケーブルで接続されるため、各プロジェクタの配置(レイアウト)に制限が加わったり、部屋の美観を損ねたりしてしまう恐れがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電子機器は、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器であって、前記リモコンから、操作内容を指示する第1の操作信号及び操作対象を指定する第2の操作信号を受信する操作信号受信部と、複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための識別情報を記憶する記憶部と、前記操作信号受信部が受信した前記第2の操作信号が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定部と、前記操作信号受信部が、前記第1の操作信号と前記第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、前記判定部が、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする。
この電子機器によれば、操作信号受信部が、操作内容を指示する第1の操作信号と、操作対象を指定する第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、受信した第2の操作信号が、記憶部に記憶されている識別情報に対応した操作信号であると判定部が判定した場合に、制御部が第1の操作信号に基づく制御を行う。つまり、ユーザは、操作内容を指示するための操作に加えて、操作対象としてこの電子機器を指定すべく、識別情報に対応する第2の操作信号を送信するための操作を行うだけで、この電子機器を個別に遠隔操作することが可能となる。このため、共通のリモコンで操作可能な複数の電子機器が近接して存在する場合でも、これらを個別に遠隔操作することが容易になる。
[適用例2]上記適用例に係る電子機器において、前記識別情報を設定する識別情報設定部をさらに備えることが望ましい。
この電子機器によれば、識別情報を設定する識別情報設定部を備えているため、ユーザは、識別情報を使用形態等に応じて設定することが可能となり、利便性が向上する。例えば、複数の電子機器のそれぞれに異なる識別情報を設定して、これらを個別に遠隔操作する態様と、複数の電子機器に共通の識別情報を設定して、複数の電子機器を一括して遠隔操作する態様とを、使用形態等に応じて使い分けることが可能となる。
[適用例3]上記適用例に係る電子機器において、前記記憶部は、複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための前記識別情報とともに、他の電子機器と共通の共有情報を記憶しており、前記判定部は、前記第2の操作信号が前記識別情報及び前記共有情報のいずれかに対応した操作信号であるか否かを判定し、前記制御部は、前記第2の操作信号が前記識別情報及び前記共有情報のいずれかに対応した操作信号であると前記判定部が判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行うことが望ましい。
この電子機器によれば、記憶部に識別情報と共有情報とが記憶されており、受信した第2の操作信号が、識別情報及び共有情報のいずれかに対応した操作信号である場合に、制御部が第1の操作信号に基づく制御を行うため、ユーザは、識別情報と共有情報とを使用状況等に応じて使い分けることが可能となる。例えば、識別情報に対応する第2の操作信号を送信すれば、複数の電子機器を個別に遠隔操作することが可能となり、共有情報に対応する第2の操作信号を送信すれば、複数の電子機器を一括して遠隔操作することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に係る電子機器において、前記制御部は、前記第1の操作信号及び前記第2の操作信号のうち、一方の操作信号を受信してから所定の時間内に他方の操作信号を受信した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行うことが望ましい。
この電子機器によれば、第1の操作信号及び第2の操作信号のうち、一方の操作信号を受信してから所定の時間内に他方の操作信号を受信した場合に、第1の操作信号に基づく制御を行うため、一方の操作信号のみ受信した状態のまま放置された場合等に生じうる誤操作を防止することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に係る電子機器において、前記第1の操作信号は、電源のオン及びオフの切り換えを指示する操作信号であり、前記制御部は、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると前記判定部が判定した場合に、前記電源のオンとオフとを切り換えることが望ましい。
この電子機器によれば、第1の操作信号が電源のオン及びオフの切り換えを指示する操作信号であり、制御部は、第2の操作信号が識別情報に対応した操作信号である場合に、電源のオンとオフとを切り換えるため、操作対象外の電子機器の電源が不用意にオン又はオフに切り換わってしまう事態を抑制することが可能となる。
[適用例6]本適用例に係るプロジェクタは、リモコンによる遠隔操作が可能なプロジェクタであって、光源から射出された光を変調して画像を形成し、当該画像を投写する画像投写部と、前記リモコンから、操作内容を指示する第1の操作信号及び操作対象を指定する第2の操作信号を受信する操作信号受信部と、複数のプロジェクタの中から当該プロジェクタを識別するための識別情報を記憶する記憶部と、前記操作信号受信部が受信した前記第2の操作信号が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定部と、前記操作信号受信部が、前記第1の操作信号と前記第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、前記判定部が、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする。
このプロジェクタによれば、操作信号受信部が、操作内容を指示する第1の操作信号と、操作対象を指定する第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、受信した第2の操作信号が、記憶部に記憶されている識別情報に対応した操作信号であると判定部が判定した場合に、制御部が第1の操作信号に基づく制御を行う。つまり、ユーザは、操作内容を指示するための操作に加えて、操作対象としてこのプロジェクタを指定すべく、識別情報に対応する第2の操作信号を送信するための操作を行うだけで、このプロジェクタを個別に遠隔操作することが可能となる。このため、共通のリモコンで操作可能な複数のプロジェクタが近接して存在する場合でも、これらを個別に遠隔操作することが容易になる。
[適用例7]上記適用例に係るプロジェクタにおいて、前記第1の操作信号は、前記光源の点灯及び消灯の切り換えを指示する操作信号であり、前記制御部は、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると前記判定部が判定した場合に、前記光源の点灯及び消灯を切り換えることが望ましい。
このプロジェクタによれば、第1の操作信号が、光源の点灯及び消灯の切り換えを指示する操作信号であり、制御部は、第2の操作信号が識別情報に対応した操作信号である場合に、光源の点灯及び消灯を切り換えるため、操作対象外のプロジェクタの光源が不用意に点灯又は消灯に切り換わってしまう事態を抑制することが可能となる。
[適用例8]本適用例に係る電子機器の制御方法は、リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器の制御方法であって、複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶ステップと、前記リモコンから、操作内容を指示する第1の操作信号と、操作対象を指定する第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信する受信ステップと、前記第2の操作信号を受信した後に、前記第2の操作信号が前記識別情報記憶ステップで記憶された前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定ステップと、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると前記判定ステップで判定された場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御ステップと、を備えたことを特徴とする。
この電子機器の制御方法によれば、操作内容を指示する第1の操作信号と、操作対象を指定する第2の操作信号とをリモコンから受信し、受信した第2の操作信号が、記憶部に記憶されている識別情報に対応した操作信号であると判定した場合に、第1の操作信号に基づく制御を行う。つまり、ユーザは、操作内容を指示するための操作に加えて、操作対象としてこの電子機器を指定すべく、識別情報に対応する第2の操作信号を送信するための操作を行うだけで、この電子機器を個別に遠隔操作することが可能となる。このため、共通のリモコンで操作可能な複数の電子機器が近接して存在する場合でも、これらを個別に遠隔操作することが容易になる。
[適用例9]本適用例に係る電子機器システムは、リモコンと、前記リモコンによる遠隔操作が可能な複数の電子機器とを備えた電子機器システムであって、前記リモコンは、操作内容を指示するための操作指示キー、及び操作対象を指定するための複数の操作対象指定キーを含む複数の操作キーと、前記操作キーになされた操作に基づいて操作信号を送信する送信部と、を備え、前記電子機器は、前記リモコンから、前記操作指示キーが操作された際に送信される第1の操作信号と、前記操作対象指定キーが操作された際に送信される第2の操作信号とを受信する操作信号受信部と、複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための識別情報を記憶する記憶部と、前記操作信号受信部が受信した前記第2の操作信号が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定部と、前記操作信号受信部が、前記第1の操作信号と前記第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、前記判定部が、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御部と、を備えたことを特徴とする。
この電子機器システムによれば、操作信号受信部が、操作内容を指示する第1の操作信号と、操作対象を指定する第2の操作信号とを所定の順序で連続してリモコンから受信し、受信した第2の操作信号が、記憶部に記憶されている識別情報に対応した操作信号であると判定部が判定した場合に、制御部が第1の操作信号に基づく制御を行う。つまり、ユーザは、操作内容を指示するための操作指示キーの操作に加えて、識別情報に対応する第2の操作信号を送信するための操作対象指定キーの操作を行うだけで、電子機器を個別に遠隔操作することが可能となる。このため、共通のリモコンで操作可能な複数の電子機器が近接して存在する場合でも、これらを個別に遠隔操作することが容易になる。
また、上述した電子機器及びその制御方法が電子機器に備えられたコンピュータを用いて構築されている場合には、上記形態及び上記適用例は、その機能を実現するためのプログラム、或いは当該プログラムを前記コンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体等の態様で構成することも可能である。記録媒体としては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気ディスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカード、バーコード等の符号が印刷された印刷物、電子機器の内部記憶装置(RAMやROM等のメモリ)、及び外部記憶装置等、前記コンピュータが読み取り可能な種々の媒体を利用することができる。
(第1実施形態)
以下、スクリーンや壁面等に画像を投写するプロジェクタ、及びこのプロジェクタを複数備えたプロジェクタシステムについて説明する。
図1は、第1実施形態のプロジェクタシステムを示す斜視図である。
図1に示すように、プロジェクタシステム100は、所定の空間内(例えば、同一の室内)に近接して設置された複数のプロジェクタ1(プロジェクタ1a,1b,1c)と、これらのプロジェクタ1を遠隔操作するためのリモコン40とを備えている。
各プロジェクタ1は、同一のハードウェア構成及び同一のソフトウェア構成を有しており、その本体は、筐体2に収容されている。筐体2の上面2tには、ユーザにより入力操作が行われる操作パネル28が設けられ、筐体2の前面2fには、画像を投写する投写レンズ13と、リモコン40から送信される赤外線の操作信号を受信するための操作信号受信部29とが備えられている。各プロジェクタ1には、図示しない画像出力装置(パーソナルコンピュータ等)から画像情報(画像信号)が入力され、各プロジェクタ1は、入力される画像情報に応じた画像(以降、「入力画像」という。)を投写レンズ13から投写する。
図2は、プロジェクタ1の概略構成を示すブロック図であり、図3は、操作パネル28を示す平面図である。
図2に示すように、プロジェクタ1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、入力端子群22、入力ソース選択部23、画像処理部24、OSD処理部25、電源回路26、光源制御部27、操作パネル28、操作信号受信部29等を備えている。
画像投写部10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14等で構成されている。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像を形成し、この画像を投写レンズ13から投写して外部のスクリーンSC等に表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクタ11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレータ光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリクス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像が色光毎に形成される。形成された各色の画像は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像となった後、投写レンズ13によって拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクタ1の動作を統括制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピュータとして機能する。また、制御部20には、時間の計測を行う計時部としてのタイマ20aが備えられている。
記憶部21は、マスクROM(Read Only Memory)や、フラッシュメモリ、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリ)等の不揮発性のメモリにより構成されている。記憶部21には、プロジェクタ1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクタ1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。本実施形態の記憶部21には、プロジェクタシステム100において各プロジェクタ1を識別するための識別情報と、すべてのプロジェクタ1に共通の共有情報とが記憶されている。識別情報及び共有情報は、共に1桁の数字からなり、識別情報は、ユーザによって「1」〜「9」の任意の数字に設定(変更)することが可能になっている。一方、共有情報は「0」で固定され、ユーザによる変更ができないようになっている。なお、本明細書では、共有情報と識別情報とを区別しているが、共有情報を、識別情報の一形態、即ちすべてのプロジェクタ1に共通の識別情報と捉えることも可能である。
入力端子群22は、ビデオ再生装置やパーソナルコンピュータ等、図示しない外部の画像供給装置から、各種形式の画像情報を入力可能な複数の入力端子22aを備えている。各入力端子22aに入力された画像情報は、入力ソース選択部23に供給される。
入力ソース選択部23は、複数の入力端子22aのうち、制御部20の指示に基づく1つの入力端子22aを選択し、この入力端子22aに入力される画像情報を画像処理部24に出力する。ユーザが、操作パネル28やリモコン40に備わる入力切換キー36,46(図3、図4参照)を操作して所望の入力端子22aを指定すると、制御部20は、この入力端子22aに入力されている画像情報が画像処理部24に出力されるよう、入力ソース選択部23に指示をする。
画像処理部24は、入力ソース選択部23から入力される各種形式の画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報、即ち各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像情報に変換する。さらに、制御部20の指示に基づいて、変換した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、処理後の画像情報をOSD処理部25に出力する。
OSD処理部25は、制御部20の指示に基づいて、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を、入力画像上に重畳するための処理を行う。OSD処理部25は、図示しないOSDメモリを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部25は、必要なOSD画像情報をOSDメモリから読み出し、入力画像の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部24から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部25は、画像処理部24から入力される画像情報を、そのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
電源回路26には、外部からAC100V等の商用電源が供給される。電源回路26は、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換して、プロジェクタ1の各部に電力を供給する。また、電源回路26は、制御部20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オンの状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り換えることができる。
光源制御部27は、制御部20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯及び消灯を切り換える。
操作パネル28は、ユーザからの入力操作を受け付ける入力操作部に相当するものであり、ユーザがプロジェクタ1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。図3に示すように、操作パネル28に備わる操作キーには、電源のオン及びオフの切り換えを指示するための電源キー31、各種設定を行うためのメニュー画像(トップメニュー)を重畳表示させるメニューキー32、メニュー画像上での項目の選択等に用いられる方向キー(上下左右に対応する4つの操作キー)33、メニュー画像において選択された項目を決定するための決定キー34、メニュー画像が表示された状態において操作の取り消し等を行うための取消キー35、入力ソースを切り換えるための入力切換キー36が含まれている。ユーザが操作パネル28の各種操作キーを操作すると、操作パネル28は、操作された操作キーに応じた操作信号を制御部20に出力する。
操作信号受信部29は、リモコン40から赤外線の点滅信号として送信される操作信号を制御部20に伝達するものであり、受光装置やデコーダ(いずれも図示せず)等で構成されている。操作信号受信部29は、リモコン40から送信される操作信号を受光装置によって受光し、これを電気信号に変換した後、デコーダによって復調して制御部20に出力する。
次に、プロジェクタ1を遠隔操作するためのリモコン40について説明する。
図4は、リモコン40の平面図であり、図5は、リモコン40の概略構成を示すブロック図である。
図4に示すように、リモコン40は、筐体40aで覆われた構成を有しており、その表面には、ユーザの入力操作を受け付ける複数の操作キーが配列されている。リモコン40に備わる操作キーには、操作パネル28の操作キー31〜36とそれぞれ同一の用途に用いられる電源キー41、メニューキー42、方向キー43、決定キー44、取消キー45、及び入力切換キー46に加えて、「0」〜「9」の各数字に対応する10個の数字キー47が含まれている。
図5に示すように、リモコン40は、上記の操作キー41〜47の他に、制御部50、記憶部51、キー検出部52、送信部53を筐体40aの内部に備えている。
制御部50は、CPU等からなり、記憶部51に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりリモコン40の動作を統括制御する。記憶部51は、ROM又はRAMにより構成され、リモコン40の動作を制御するための制御プログラムや各種データ等を記憶する。
キー検出部52は、各操作キー41〜47が操作(押下)されたことを検出して、操作された操作キーに対応する検出信号を制御部50に出力する。制御部50は、キー検出部52から検出信号が入力されると、この検出信号に基づいて、操作された操作キーに対応する操作信号を生成して送信部53に出力する。
送信部53は、赤外線通信用のエンコーダや赤外線発光装置(いずれも図示せず)等で構成され、制御部50から入力される操作信号をエンコーダで変調し、赤外線発光装置により赤外線の点滅信号として外部に送信する。
次に、プロジェクタ1の動作について説明する。
プロジェクタ1に商用電源が供給されると、電源回路26は、制御部20、記憶部21、操作パネル28、操作信号受信部29に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御部20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。商用電源が供給された直後には、プロジェクタ1は、スタンバイ状態(電源オフの状態ともいう)であり、光源11を消灯させた状態を維持している。そして、ユーザが、操作パネル28或いはリモコン40に対して電源をオンにするための操作(オン操作)を行うと、制御部20は、電源回路26に指示をして各部に動作電力を供給させ、プロジェクタ1を電源オンの状態にするとともに、光源制御部27に指示をして光源11を点灯させる。つまり、スタンバイ状態は、電源オンの状態に移行するための操作を待機する状態であり、電源オンの状態に比べて電力消費は僅かである。
電源オンの状態に移行して光源11が点灯すると、プロジェクタ1は、画像情報に基づく画像の投写を開始する。また、電源オンの状態では、プロジェクタ1は、操作パネル28やリモコン40に対する操作を待機しており、ユーザによってなされた操作に応じた処理を実行する。そして、電源をオフにするための操作(オフ操作)がなされた場合には、プロジェクタ1は、光源11を消灯させて、スタンバイ状態に移行する。
ユーザは、操作パネル28の電源キー31を操作することにより、電源のオン及びオフの切り換え、即ち電源オンの状態とスタンバイ状態との切り換えを行うことができる。一方、リモコン40を用いて電源のオンとオフとを切り換える際には、電源キー41の操作に引き続いて、記憶部21に記憶されている識別情報又は共有情報に対応する数字キー47を操作する必要がある。
前述したように、識別情報は、「1」〜「9」の任意の数字に設定可能になっており、ユーザは、操作パネル28やリモコン40に対して所定の操作を行うことによって識別情報を設定することができる。具体的には、プロジェクタ1が電源オンの状態において、ユーザによりメニューキー32,42が操作されると、制御部20は、OSD処理部25に指示をして、図示しないメニュー画像(トップメニュー)を入力画像上に重畳させる。その後、ユーザが、トップメニューに含まれる複数の項目の中から識別情報を設定するための項目を選択すると、制御部20は、OSD処理部25に指示をして、トップメニューの重畳を終了させるとともに、識別情報を設定するためのメニュー画像(識別情報設定メニューM)を入力画像上に重畳表示させる(図6参照)。
図6は、識別情報設定メニューMを示す説明図である。
図6に示すように、識別情報設定メニューMには、「1」〜「9」の9つの数字が横一列に配列されており、このうち、その時点で識別情報として設定されている1つの数字(本図では、「1」)が選択された状態(反転表示の状態)になっている。ユーザは、方向キー33,43を操作することによって他の数字を選択することが可能であり、所望の数字を選択した後で決定キー34,44を操作すると、制御部20は、OSD処理部25に識別情報設定メニューMの重畳を終了させるとともに、選択された数字を識別情報として記憶部21に記憶する。これにより、識別情報が設定される。
本実施形態のように、複数のプロジェクタ1(プロジェクタ1a,1b,1c)を備えたプロジェクタシステム100(図1参照)において、ユーザは、プロジェクタ1毎に異なる識別情報を設定することにより、各プロジェクタ1の電源のオン及びオフをリモコン40で個別に切り換えることができる。具体的には、リモコン40の電源キー41を操作した後に、設定された識別情報に対応する数字キー47(「1」〜「9」のいずれか1つ)を操作することにより、特定のプロジェクタ1のみを対象として、電源のオンとオフとを切り換えることができる。また、すべてのプロジェクタ1において、共有情報は「0」で固定されているため、ユーザは、電源キー41に引き続いて数字キー47の「0」を操作することにより、リモコン40の操作信号を受信可能な位置にあるすべてのプロジェクタ1に対して、電源のオンとオフとを切り換えることができる。
図7は、リモコン40の操作キーが操作された際のプロジェクタ1の動作を説明するフローチャートである。スタンバイ状態又は電源オンの状態において、操作信号受信部29がリモコン40から送信された操作信号を受信し、これが制御部20に出力されると、プロジェクタ1は、図7に示すフローに従って動作する。
図7に示すように、ステップS101では、制御部20は、入力された操作信号に基づいて、操作された操作キーが電源キー41であるか否かを判断する。そして、電源キー41が操作された場合にはステップS104に移行し、電源キー41以外の操作キーが操作された場合にはステップS102に移行する。
電源キー41以外の操作キーが操作されてステップS102に移行した場合には、制御部20は、プロジェクタ1がスタンバイ状態であるか電源オンの状態であるかを判断する。そして、電源オンの状態である場合には、操作された操作キーに応じた処理を実行し(ステップS103)、フローを終了する。一方、プロジェクタ1がスタンバイ状態である場合には、制御部20は、入力された操作信号を無視してフローを終了する。つまり、スタンバイ状態で電源キー41以外の操作キーが操作された場合には、操作キーに応じた処理は実行されない。なお、図7では詳細を省略しているが、電源オンの状態であっても、数字キー47が操作された場合や、メニュー画像を表示していない状態で方向キー43、決定キー44、又は取消キー45が操作された場合等、実行すべき処理がない場合には、入力された操作信号を無視してフローを終了する。
ここで、制御部20のRAMには、電源がオンかオフか、即ちプロジェクタ1がスタンバイ状態か電源オンの状態かを示すフラグが記憶されており、制御部20は、電源のオンとオフとを切り換える度にフラグの内容を更新するようになっている。このため、制御部20は、プロジェクタ1がスタンバイ状態にあるのか電源オン状態かにあるのかをこのフラグを参照することによって判別することができる。
ステップS101において電源キー41が操作されてステップS104に移行した場合には、制御部20は、電源キー41の操作に基づく操作信号を受信してからの経過時間を計測すべく、タイマ20aによる計時を開始する。
ステップS105では、制御部20は、操作信号受信部29からの操作信号の入力の有無に基づいて、操作信号受信部29が新たな操作信号を受信したか否か、即ち電源キー41の操作に連続してリモコン40のいずれかの操作キーが操作されたか否かを判断する。そして、操作信号受信部29が新たな操作信号を受信した場合には、ステップS107に移行し、新たな操作信号を受信していない場合には、ステップS106に移行する。
新たな操作信号が受信されずにステップS106に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aの計時結果に基づいて、電源キー41の操作に基づく操作信号を受信してから所定時間(例えば、3秒)が経過したか否かを判断する。そして、所定時間が経過していない場合には、ステップS105に戻って新たな操作信号の受信を待機する。一方、操作信号を受信してから所定時間が経過した場合には、タイマ20aの計時を停止して、フローを終了する。つまり、電源キー41の操作に基づく操作信号を受信してから所定時間が経過する前に新たな操作信号を受信しない場合には、電源キー41の操作は無効となり、電源のオン及びオフの切り換えは実行されない。
所定時間内に新たな操作信号が受信されてステップS107に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aによる計時を停止するとともに、新たに受信した操作信号が、記憶部21に記憶されている識別情報及び共有情報のいずれかを表す操作信号であるか否かを判定する。そして、操作信号が識別情報又は共有情報を表す信号の場合、即ち電源キー41に続いて操作された操作キーが、識別情報に対応する数字キー47(「1」〜「9」の数字キー47のうち、識別情報として設定された数字に対応する数字キー47)、又は共有情報に対応する数字キー47(「0」)である場合には、ステップS108に移行する。一方、操作信号が識別情報又は共有情報を表す信号ではない場合には、なされた操作(電源キー41の操作、及びこれに続く操作キーの操作)を無効としてフローを終了する。
電源キー41に引き続いて識別情報又は共有情報に対応する数字キー47が操作されてステップS108に移行した場合には、制御部20は、プロジェクタ1がスタンバイ状態であるか電源オンの状態であるかを判断する。そして、スタンバイ状態の場合にはステップS109に移行し、電源オンの状態の場合にはステップS111に移行する。
プロジェクタ1がスタンバイ状態であってステップS109に移行した場合には、制御部20は、電源回路26に指示をして各部への動作電力の供給を開始させて、プロジェクタ1を電源オンの状態に移行させる。続くステップS110では、制御部20は、光源制御部27に指示をして光源11を点灯させる等の必要な初期動作を行い、画像投写部10からの画像の投写が可能な状態としてフローを終了する。この結果、入力端子22aに入力される画像情報に応じた画像がスクリーンSC等に投写される。
一方、プロジェクタ1が電源オンの状態であってステップS111に移行した場合には、制御部20は、光源制御部27に指示をして光源11を消灯させる等の必要な終了動作を行い、続くステップS112では、電源回路26に指示をして動作電力の供給を停止させ、プロジェクタ1をスタンバイ状態に移行させてフローを終了する。
本実施形態のプロジェクタ1は、上記のように動作するため、ユーザがリモコン40を用いて電源のオン及びオフの切り換え、即ちスタンバイ状態と電源オン状態との切り換えを指示する際には、電源キー41の操作に引き続いて数字キー47を操作する必要がある。そして、電源キー41の後に「1」〜「9」の数字キー47を操作した場合には、この数字を識別情報として記憶しているプロジェクタ1のみを対象として電源のオン及びオフの切り換えが可能であり、電源キー41の後に「0」の数字キーを操作した場合には、操作信号を受信可能なすべてのプロジェクタ1を対象として電源のオン及びオフの切り換えを行うことができる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクタ1によれば、操作信号受信部29が、電源のオン及びオフの切り換えを指示する操作信号を受信した後に、操作対象を指定する操作信号を連続して受信し、この操作信号が記憶部21に記憶されている識別情報に対応した操作信号である場合に、制御部20が電源のオン及びオフの切り換えを実行する。つまり、電源キー41の操作に加えて、識別情報に対応する数字キー47の操作を行って操作対象を指定するだけで、電源のオン及びオフの切り換えを個別に遠隔操作することが可能となる。このため、共通のリモコン40で遠隔操作が可能な複数のプロジェクタ1が近接して存在する場合でも、各プロジェクタ1の電源のオン及びオフを個別に切り換えることが容易になる。
(2)本実施形態のプロジェクタ1によれば、識別情報を「1」〜「9」の任意の数字に設定可能になっているため、ユーザは、識別情報を使用形態等に応じて設定することが可能となり、利便性が向上する。例えば、プロジェクタシステム100において、3つのプロジェクタ1a,1b,1cをそれぞれ単独で使用する頻度が高い場合には、プロジェクタ1毎に異なる識別情報を設定すればよい。また、2つのプロジェクタ1a,1bを常に同時に使用する場合には、プロジェクタ1a,1bに共通の識別情報を設定し、他のプロジェクタ1cに異なる識別情報を設定することにより、2つのプロジェクタ1a,1bの電源のオン及びオフを、一括で切り換えることが可能となる。
(3)本実施形態のプロジェクタ1によれば、記憶部21に識別情報と共有情報とが記憶されており、ステップS105で受信した操作信号が、識別情報及び共有情報のいずれかに対応した操作信号である場合に、制御部20が電源のオン及びオフの切り換えを行うため、ユーザは、識別情報と共有情報とを使用状況等に応じて使い分けることが可能となる。つまり、電源キー41に続いて識別情報に対応する数字キー47を操作すれば、複数のプロジェクタ1を個別に操作することが可能となり、電源キー41に続いて共有情報に対応する数字キー47を操作すれば、複数のプロジェクタ1の電源のオン及びオフを一括で切り換えることが可能となる。
(4)本実施形態のプロジェクタ1によれば、電源キー41の操作に基づく操作信号を受信してから所定の時間内に次の操作信号を受信しなかった場合に、電源キー41の操作を無効にするため、電源キー41が操作された状態で放置された場合等に生じうる誤操作を防止することが可能となる。
(5)本実施形態のプロジェクタ1によれば、電源キー41の操作、即ち電源のオンとオフとを切り換えるため操作を行う場合に、識別情報又は共有情報に対応する数字キー47の操作が必要となるため、プロジェクタ1の電源が不用意にオン又はオフに切り換わってしまう事態を抑制することが可能となる。また、電源キー41の操作は、光源11の点灯及び消灯を切り換えるための操作でもあるため、光源11が不用意に点灯又は消灯に切り換わってしまう事態が抑制される。この結果、短時間に点灯と消灯とが繰り返されることによる光源11の寿命の低下を抑制することが可能となる。
なお、本実施形態では、プロジェクタ1が、電子機器に相当し、プロジェクタシステム100が、電子機器システムに相当する。また、電源キー41が操作された際にリモコン40から送信される操作信号が、操作内容を指示する第1の操作信号に相当し、数字キー47が操作された際にリモコン40から送信される操作信号が、操作対象を指定する第2の操作信号に相当する。また、ステップS107を実行して、受信した操作信号が識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する際の制御部20が、判定部に相当する。また、識別情報設定メニューMを表示して、ユーザに識別情報を設定するための操作を行わせる制御部20及びOSD処理部25が、識別情報設定部に相当する。また、リモコン40の電源キー41が、操作指示キーに相当し、リモコン40の数字キー47が、操作対象指定キーに相当する。
(第2実施形態)
以下、第2の実施形態のプロジェクタについて説明する。
上記第1実施形態では、電源キー41の後に数字キー47を操作することによって、電源のオン及びオフを切り換える対象(プロジェクタ1)を指定していたが、本実施形態では、電源キー41の操作の前に数字キー47を操作することによって操作対象を指定するようになっている。これ以外の構成については、上記第1実施形態と同一である。
図8は、本実施形態において、リモコン40の操作キーが操作された際のプロジェクタ1の動作を説明するフローチャートである。スタンバイ状態又は電源オンの状態において、操作信号受信部29がリモコン40から送信された操作信号を受信し、これが制御部20に出力されると、プロジェクタ1は、図8に示すフローに従って動作する。
図8に示すように、ステップS201では、制御部20は、受信した操作信号が、記憶部21に記憶されている識別情報及び共有情報のいずれかを表す信号であるか否かを判定する。そして、操作信号が識別情報又は共有情報を表す信号の場合、即ち操作された操作キーが、識別情報に対応する数字キー47、又は共有情報に対応する数字キー47である場合には、ステップS204に移行する。一方、操作信号が識別情報又は共有情報を表す信号ではない場合には、ステップS202に移行する。
識別情報又は共有情報に対応する数字キー47以外の操作キーが操作されてステップS202に移行した場合には、制御部20は、プロジェクタ1がスタンバイ状態であるか電源オンの状態であるかを判断する。そして、電源オンの状態である場合には、操作された操作キーに応じた処理を実行し(ステップS203)、フローを終了する。一方、スタンバイ状態である場合には、制御部20は、入力された操作信号を無視してフローを終了する。なお、図8では詳細を省略しているが、電源オンの状態であっても、数字キー47(識別情報又は共有情報に対応する数字キー47以外の数字キー47)が操作された場合や、メニュー画像を表示していない状態で方向キー43、決定キー44、又は取消キー45が操作された場合等、実行すべき処理がない場合には、入力された操作信号を無視してフローを終了する。
ステップS201において識別情報又は共有情報に対応する数字キー47が操作されてステップS204に移行した場合には、制御部20は、この数字キー47の操作に基づく操作信号を受信してからの経過時間を計測すべく、タイマ20aによる計時を開始する。
ステップS205では、制御部20は、操作信号受信部29からの操作信号の入力の有無に基づいて、操作信号受信部29が新たな操作信号を受信したか否か、即ち識別情報又は共有情報に対応する数字キー47の操作に連続してリモコン40のいずれかの操作キーが操作されたか否かを判断する。そして、操作信号受信部29が新たな操作信号を受信した場合には、ステップS207に移行し、新たな操作信号を受信していない場合には、ステップS206に移行する。
新たな操作信号が受信されずにステップS206に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aの計時結果に基づいて、数字キー47の操作に基づく操作信号を受信してから所定時間(例えば、3秒)が経過したか否かを判断する。そして、所定時間が経過していない場合には、ステップS205に戻って新たな操作信号の受信を待機する。一方、操作信号を受信してから所定時間が経過した場合には、タイマ20aの計時を停止して、フローを終了する。つまり、数字キー47の操作に基づく操作信号を受信してから所定時間が経過する前に新たな操作信号を受信しない場合には、この数字キー47の操作は無効となる。
所定時間内に新たな操作信号が受信されてステップS207に移行した場合には、制御部20は、タイマ20aによる計時を停止するとともに、入力された操作信号に基づいて、操作された操作キーが電源キー41であるか否かを判断する。そして、電源キー41が操作された場合にはステップS208に移行し、電源キー41以外の操作キーが操作された場合には、フローを終了する。
識別情報又は共有情報に対応する数字キー47に引き続いて電源キー41が操作されてステップS208に移行した場合には、制御部20は、プロジェクタ1がスタンバイ状態であるか電源オンの状態であるかを判断する。そして、上記第1実施形態と同様、プロジェクタ1がスタンバイ状態の場合には、制御部20は、プロジェクタ1を電源オンの状態とした後に光源11を点灯させ(ステップS209,S210)、フローを終了する。一方、プロジェクタ1が電源オンの状態の場合には、光源11を消灯させた後にプロジェクタ1をスタンバイ状態とし(ステップS211,S212)、フローを終了する。
本実施形態のプロジェクタ1は、上記のように動作するため、ユーザがリモコン40を用いて電源のオン及びオフの切り換え、即ちスタンバイ状態と電源オン状態との切り換えを指示する際には、電源キー41を操作する前に数字キー47を操作する必要がある。そして、電源キー41の前に「1」〜「9」の数字キー47を操作した場合には、この数字を識別情報として記憶しているプロジェクタ1のみを対象として電源のオン及びオフの切り換えが可能であり、電源キー41の前に「0」の数字キーを操作した場合には、操作信号を受信可能なすべてのプロジェクタ1を対象として電源のオン及びオフの切り換えを行うことができる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクタ1によれば、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。ただし、本実施形態では、数字キー47の操作に基づく操作信号を受信してから所定の時間内に次の操作信号を受信しなかった場合に、数字キー47の操作を無効にするため、数字キー47が操作された状態で放置された場合等に生じうる誤操作を防止することが可能となる。
なお、本実施形態では、ステップS201を実行して、受信した操作信号が識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する際の制御部20が、判定部に相当する。
(変形例)
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記実施形態では、電源キー41を操作する際、数字キー47によって操作対象となるプロジェクタ1を指定するようにしているが、電源キー41以外の操作キー(例えば、メニューキー42や入力切換キー46等)についても、数字キー47によって操作対象を指定できるようにしてもよい。ただし、メニュー画像を表示している際に用いられる方向キー43、決定キー44、及び取消キー45については、ユーザの利便性が損なわれることがないよう、単独で、即ち数字キー47を操作することなく使用できるようにすることが望ましい。
上記実施形態では、「1」〜「9」の9つの数字キー47を、それぞれ「1」〜「9」の9つの識別情報に対応させ、数字キー47によって操作対象を指定する構成を示しているが、操作対象を指定するための操作キーは数字キー47に限定されない。また、操作対象を指定するための操作キーの数、即ち識別情報の数も9つに限定されない。例えば、入力切換キー46、メニューキー42、取消キー45の3つの操作キーをそれぞれ3つの識別情報に対応させ、電源キー41の操作に引き続いてこれら3つの操作キーのいずれかを操作することにより、操作対象を指定するようにしてもよい。また、4つの方向キー43をそれぞれ4つの識別情報に対応させ、この4つの方向キー43で操作対象を指定するようにしてもよい。
上記第1実施形態において、電源オンの状態でリモコン40の電源キー41が操作された場合に、数字キー47の入力を促すメッセージ画像(OSD画像)を表示するようにすれば、数字キー47の操作のし忘れが抑制され、利便性が向上する。
上記実施形態では、リモコン40とプロジェクタ1とが赤外線により通信を行う態様を示しているが、赤外線以外の光通信であってもよいし、電波や超音波等を用いた通信方式を採用してもよい。
上記実施形態では、光変調装置として3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた3板式のプロジェクタについて説明したが、これに限定されない。例えば、各画素の中にそれぞれR光、G光、B光を透過可能なサブ画素を含んだ1つの液晶ライトバルブによって画像を形成する態様とすることも可能である。
上記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源11から射出される光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
上記実施形態では、光源11は、放電型の光源ランプ11aによって構成されているが、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
上記実施形態では、電子機器の例としてプロジェクタ1について説明しているが、リモコン40による遠隔操作が可能な電子機器であれば、他の電子機器に適用することも可能である。この中でも、上記実施形態のように、光源(バックライトを含む)から射出された光を変調して画像を形成する画像表示装置(例えば、液晶表示装置やプロジェクタ等)に適用した場合には、光源11が不用意に点灯したり消灯したりする頻度を低減できるため、光源11の点灯に伴う電力の消費や光源11の消耗が抑制されるとともに、短時間に点灯と消灯とが繰り返されることによる光源11の寿命の低下を抑制することができる。
プロジェクタシステムを示す斜視図。 プロジェクタの概略構成を示すブロック図。 操作パネルを示す平面図。 リモコンの平面図。 リモコンの概略構成を示すブロック図。 識別情報設定メニューを示す説明図。 第1実施形態において、リモコンの操作キーが操作された際のプロジェクタの動作を説明するフローチャート。 第2実施形態において、リモコンの操作キーが操作された際のプロジェクタの動作を説明するフローチャート。
符号の説明
1,1a,1b,1c…プロジェクタ、2…筐体、10…画像投写部、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、20a…タイマ、21…記憶部、22…入力端子群、22a…入力端子、23…入力ソース選択部、24…画像処理部、25…OSD処理部、26…電源回路、27…光源制御部、28…操作パネル、29…操作信号受信部、31…電源キー、32…メニューキー、33…方向キー、34…決定キー、35…取消キー、36…入力切換キー、40…リモコン、40a…筐体、41…電源キー、42…メニューキー、43…方向キー、44…決定キー、45…取消キー、46…入力切換キー、47…数字キー、50…制御部、51…記憶部、52…キー検出部、53…送信部、100…プロジェクタシステム、M…識別情報設定メニュー。

Claims (9)

  1. リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器であって、
    前記リモコンから、操作内容を指示する第1の操作信号及び操作対象を指定する第2の操作信号を受信する操作信号受信部と、
    複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための識別情報を記憶する記憶部と、
    前記操作信号受信部が受信した前記第2の操作信号が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定部と、
    前記操作信号受信部が、前記第1の操作信号と前記第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、前記判定部が、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記識別情報を設定する識別情報設定部をさらに備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1又は2に記載の電子機器であって、
    前記記憶部は、複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための前記識別情報とともに、他の電子機器と共通の共有情報を記憶しており、
    前記判定部は、前記第2の操作信号が前記識別情報及び前記共有情報のいずれかに対応した操作信号であるか否かを判定し、
    前記制御部は、前記第2の操作信号が前記識別情報及び前記共有情報のいずれかに対応した操作信号であると前記判定部が判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行うことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記制御部は、前記第1の操作信号及び前記第2の操作信号のうち、一方の操作信号を受信してから所定の時間内に他方の操作信号を受信した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行うことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記第1の操作信号は、電源のオン及びオフの切り換えを指示する操作信号であり、
    前記制御部は、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると前記判定部が判定した場合に、前記電源のオンとオフとを切り換えることを特徴とする電子機器。
  6. リモコンによる遠隔操作が可能なプロジェクタであって、
    光源から射出された光を変調して画像を形成し、当該画像を投写する画像投写部と、
    前記リモコンから、操作内容を指示する第1の操作信号及び操作対象を指定する第2の操作信号を受信する操作信号受信部と、
    複数のプロジェクタの中から当該プロジェクタを識別するための識別情報を記憶する記憶部と、
    前記操作信号受信部が受信した前記第2の操作信号が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定部と、
    前記操作信号受信部が、前記第1の操作信号と前記第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、前記判定部が、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とするプロジェクタ。
  7. 請求項6に記載のプロジェクタであって、
    前記第1の操作信号は、前記光源の点灯及び消灯の切り換えを指示する操作信号であり、
    前記制御部は、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると前記判定部が判定した場合に、前記光源の点灯及び消灯を切り換えることを特徴とするプロジェクタ。
  8. リモコンによる遠隔操作が可能な電子機器の制御方法であって、
    複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための識別情報を記憶する識別情報記憶ステップと、
    前記リモコンから、操作内容を指示する第1の操作信号と、操作対象を指定する第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信する受信ステップと、
    前記第2の操作信号を受信した後に、前記第2の操作信号が前記識別情報記憶ステップで記憶された前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると前記判定ステップで判定された場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする電子機器の制御方法。
  9. リモコンと、前記リモコンによる遠隔操作が可能な複数の電子機器とを備えた電子機器システムであって、
    前記リモコンは、
    操作内容を指示するための操作指示キー、及び操作対象を指定するための複数の操作対象指定キーを含む複数の操作キーと、
    前記操作キーになされた操作に基づいて操作信号を送信する送信部と、
    を備え、
    前記電子機器は、
    前記リモコンから、前記操作指示キーが操作された際に送信される第1の操作信号と、前記操作対象指定キーが操作された際に送信される第2の操作信号とを受信する操作信号受信部と、
    複数の電子機器の中から当該電子機器を識別するための識別情報を記憶する記憶部と、
    前記操作信号受信部が受信した前記第2の操作信号が、前記記憶部に記憶されている前記識別情報に対応した操作信号であるか否かを判定する判定部と、
    前記操作信号受信部が、前記第1の操作信号と前記第2の操作信号とを所定の順序で連続して受信し、前記判定部が、前記第2の操作信号が前記識別情報に対応した操作信号であると判定した場合に、前記第1の操作信号に基づく制御を行う制御部と、
    を備えたことを特徴とする電子機器システム。
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