JP2011133602A - 画像表示装置及び画像表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の画像表示装置を一括して操作することが容易な画像表示装置及び画像表示システムを提供する。
【解決手段】電源をオンにするための指示を受けた場合、即ち操作パネルの電源オンキーが操作されるか、或いは、リモコン通信部の受信部が電源をオンにするためのリモコン信号(電源オン信号)を受信した場合には、制御部は、電源回路に指示をして、各部への動作電力の供給を開始させ、プロジェクターを電源オン状態に移行させる。その後、制御部は、リモコン通信部の送信部から、電源オン信号を送信する。つまり、制御部は、リモコンの電源オンキーが操作された場合に送信されるリモコン信号と同一のリモコン信号を送信部から送信する。そして、制御部は、この電源オン信号を、所定の待機時間を隔てて複数回送信し、画像表示システムを構成する他のプロジェクターに受信させる。
【選択図】図8
【解決手段】電源をオンにするための指示を受けた場合、即ち操作パネルの電源オンキーが操作されるか、或いは、リモコン通信部の受信部が電源をオンにするためのリモコン信号(電源オン信号)を受信した場合には、制御部は、電源回路に指示をして、各部への動作電力の供給を開始させ、プロジェクターを電源オン状態に移行させる。その後、制御部は、リモコン通信部の送信部から、電源オン信号を送信する。つまり、制御部は、リモコンの電源オンキーが操作された場合に送信されるリモコン信号と同一のリモコン信号を送信部から送信する。そして、制御部は、この電源オン信号を、所定の待機時間を隔てて複数回送信し、画像表示システムを構成する他のプロジェクターに受信させる。
【選択図】図8
Description
本発明は、画像表示装置及び画像表示システムに関する。
複数の画像表示装置を所定の空間内で利用する場合において、これら複数の画像表示装置が、共通のリモコンで操作可能な構成であれば、1つのリモコンで複数の画像表示装置の遠隔操作が可能となり、利便性が向上する。ところが、上記のような構成では、複数の画像表示装置を同時に遠隔操作したい場合でも、各画像表示装置の配置やリモコンを操作する位置によっては、一部の画像表示装置においてリモコン信号を受信できない場合が生じ得る。
そこで、特許文献1に示す投写型画像表示装置(プロジェクター)のように、複数の画像表示装置をケーブルで接続し、1つの画像表示装置が受信したリモコン信号を、ケーブルを介して他の画像表示装置に伝達する構成とすれば、1つの画像表示装置にリモコン信号を受信させるだけで、すべての画像表示装置を遠隔操作することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の画像表示装置では、ケーブルを介した通信を行うためのインターフェイスが必要となるため、回路構成が複雑になってしまううえ、ケーブルを接続する作業が必要となるため、事前の準備が煩雑になってしまうという問題を有している。また、画像表示装置同士がケーブルで接続されるため、各画像表示装置の配置(レイアウト)に制限が加わったり、部屋の美観を損ねたりしてしまう恐れがある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る画像表示装置は、画像を表示する画像表示装置であって、外部から送信されたリモコン信号を受信する受信部と、前記受信部が前記リモコン信号を受信した場合に、前記リモコン信号に基づく所定の処理を当該画像表示装置に行わせる制御部と、前記受信部が前記リモコン信号を受信した場合に、他の画像表示装置に前記所定の処理を行わせるためのリモコン信号を送信する送信部と、を備えたことを特徴とする。
この画像表示装置によれば、受信部がリモコン信号を受信した場合に、制御部は、このリモコン信号に基づく所定の処理を当該画像表示装置に行わせ、送信部は、他の画像表示装置にもこの処理を行わせるために、リモコン信号を送信(再送信)する。このため、複数の画像表示装置が配置されている状況において、リモコン信号が一部の画像表示装置にのみ受信された場合であっても、このリモコン信号を受信した画像表示装置からの再送信により、他の画像表示装置にも受信されやすくなる。このため、複数の画像表示装置を一括して操作することが容易になる。なお、受信部が受信するリモコン信号と、送信部が送信するリモコン信号とは、全く同一の信号であってもよいが、同一の処理を行わせるためのリモコン信号であれば、異なる信号であってもよい。
[適用例2]上記適用例に係る画像表示装置において、前記受信部が受信する前記リモコン信号及び前記送信部が送信する前記リモコン信号は、前記画像表示装置の電源状態を制御するためのリモコン信号であることが望ましい。
この画像表示装置によれば、複数の画像表示装置が配置されている状況において、これら複数の画像表示装置の電源状態(オン又はオフの状態)を揃えることが容易になる。
[適用例3]上記適用例に係る画像表示装置において、前記受信部が受信した前記リモコン信号が、前記電源状態のオンとオフとをトグル状に切り替えるリモコン信号である場合には、前記制御部は、前記電源状態のオンとオフとを切り替える処理を行わせ、前記送信部は、当該画像表示装置の電源状態に基づいて、前記電源状態をオンにするためのリモコン信号、及び前記電源状態をオフにするためのリモコン信号のいずれか一方を送信することが望ましい。
この画像表示装置によれば、電源状態のオンとオフとをトグル状に切り替えるリモコン信号を受信部が受信した場合に、送信部は、自らの電源状態に基づいて、電源状態をオンにするためのリモコン信号、及び電源状態をオフにするためのリモコン信号のいずれか一方を送信する。このため、電源状態のオンとオフとをトグル状に切り替えるリモコン信号を複数回受信してしまうことによって電源状態が元に戻ってしまう事態が抑制され、複数の画像表示装置の電源状態を揃えることが容易になる。
[適用例4]上記適用例に係る画像表示装置において、光源と、前記光源から射出された光を変調して前記画像を形成する光変調装置と、前記光変調装置で形成された前記画像を投写する投写光学系と、をさらに備え、前記送信部は、前記投写光学系から前記画像が投写される方向に前記リモコン信号を送信することが望ましい。
この画像表示装置によれば、送信部が、画像の投写方向と同一方向にリモコン信号を送信するため、画像が投写される投写面での反射を利用して、他の画像表示装置にリモコン信号を送信することが可能となる。例えば、1つの投写面に複数の画像表示装置から画像が投写されている場合に、リモコン信号の伝達を効率的に行うことができる。
[適用例5]上記適用例に係る画像表示装置において、前記送信部は、前記投写光学系から前記画像が投写される投写範囲よりも広い範囲に向けて前記リモコン信号を送信し、前記受信部は、前記投写範囲よりも広い範囲から送信される前記リモコン信号を受信可能であることが望ましい。
この画像表示装置によれば、複数の画像表示装置から投写された画像が1つの投写面に並んで表示されるように配置されている場合において、隣り合う他の画像表示装置との間でリモコン信号の送信範囲と受信範囲とが重なり合うことになるため、投写面での反射によってすべての画像表示装置にリモコン信号を伝達することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に係る画像表示装置において、入力操作を受け付ける入力操作部をさらに備え、前記送信部は、前記入力操作部が前記入力操作を受け付けた場合には、前記入力操作に対応するリモコン信号を送信することが望ましい。
この画像表示装置によれば、1つの画像表示装置に対して行った入力操作が、他の画像表示装置にもリモコン信号として伝達されるため、リモコンを用いることなく、複数の画像表示装置を一括して操作することが可能となる。
[適用例7]上記適用例に係る画像表示装置において、当該画像表示装置の本体に対して着脱可能に構成されたリモコンをさらに備え、前記リモコンは、前記本体に装着された状態では、前記送信部として機能して前記リモコン信号を送信することが望ましい。
この画像表示装置によれば、画像表示装置の本体に対して着脱可能に構成されたリモコンを備えており、このリモコンは、本体に装着された状態では、送信部として機能する。つまり、本体に送信部を新たに設ける必要がなくなるため、本体の構成を簡略化することが可能となる。
[適用例8]本適用例に係る画像表示ステムは、上記の画像表示装置を複数備えたことを特徴とする。
この画像表示システムによれば、上記の画像表示装置を複数備えて構成されているため、リモコン信号が一部の画像表示装置にのみ受信された場合であっても、このリモコン信号を受信した画像表示装置からの再送信により、他の画像表示装置にも受信されやすくなる。このため、複数の画像表示装置を一括して操作することが容易になる。
(第1実施形態)
以下、画像表示装置であるプロジェクターの第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本実施形態のプロジェクターを示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、プロジェクター1は、装置本体を収容する筐体2を備えて構成されており、筐体2の上面2tには、ユーザーにより入力操作が行われる操作パネル27が配置されている。筐体2の前面2fには、投写レンズ13を露出させるための開口部3が形成されており、この投写レンズ13から前方に向けて画像が投写される。
以下、画像表示装置であるプロジェクターの第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1及び図2は、本実施形態のプロジェクターを示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、プロジェクター1は、装置本体を収容する筐体2を備えて構成されており、筐体2の上面2tには、ユーザーにより入力操作が行われる操作パネル27が配置されている。筐体2の前面2fには、投写レンズ13を露出させるための開口部3が形成されており、この投写レンズ13から前方に向けて画像が投写される。
また、筐体2の前面2fには、リモコン通信部28が備えられている。プロジェクター1は、リモコン40等による遠隔操作が可能になっており、リモコン通信部28は、リモコン40等から送信されるリモコン信号を受信する。さらに、リモコン通信部28は、他のプロジェクター1に対してリモコン信号を送信することも可能になっている。
図2に示すように、プロジェクター1は、スクリーンや壁面等の投写面Sと対峙するように設置され、投写レンズ13から投写面Sに画像Pを投写する。また、リモコン通信部28は、前方、即ち画像Pの投写方向と同一方向に向けてリモコン信号を発するとともに、前方から到達するリモコン信号を受信することができる。ここで、リモコン通信部28の通信範囲Cは、画像Pが投写される範囲(投写範囲)よりも上下左右に広い範囲に設定されている。言い替えれば、リモコン通信部28の通信範囲Cは、投写レンズ13の投写範囲を包含するように設定されている。つまり、リモコン信号を送信する際には、リモコン通信部28は、通信範囲Cの全域に向けてリモコン信号を送信する。また、リモコン通信部28は、この通信範囲Cから到達するリモコン信号を受信することができる。
図3は、プロジェクター1の概略構成を示すブロック図であり、図4は、プロジェクター1の操作パネル27を示す平面図である。
図3に示すように、プロジェクター1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、画像情報入力部22、画像処理部23、OSD処理部24、電源回路25、光源制御部26、操作パネル27、リモコン通信部28等を備えており、このうち、制御部20、記憶部21、画像処理部23、OSD処理部24、電源回路25、光源制御部26、操作パネル27、リモコン通信部28は、バス29を介して互いに接続されている。
図3に示すように、プロジェクター1は、画像投写部10、制御部20、記憶部21、画像情報入力部22、画像処理部23、OSD処理部24、電源回路25、光源制御部26、操作パネル27、リモコン通信部28等を備えており、このうち、制御部20、記憶部21、画像処理部23、OSD処理部24、電源回路25、光源制御部26、操作パネル27、リモコン通信部28は、バス29を介して互いに接続されている。
画像投写部10は、光源としての光源装置11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12B、投写光学系としての投写レンズ13、ライトバルブ駆動部14等で構成されている。画像投写部10は、表示部に相当するものであり、光源装置11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調して画像を形成し、この画像を投写レンズ13から投写して投写面Sに表示する。
光源装置11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。光源装置11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリクス状に配列された複数の画素が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源装置11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像が色光毎に形成される。形成された各色の画像は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラー画像となった後、投写レンズ13によって拡大投写される。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶部21に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりプロジェクター1の動作を制御する。つまり、制御部20は、記憶部21とともにコンピューターとして機能する。
記憶部21は、フラッシュメモリーや、マスクROM(Read Only Memory)、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶部21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
画像情報入力部22には、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、図示しない外部の画像供給装置から各種形式の画像情報が入力される。画像情報入力部22は、入力された画像情報を画像処理部23に出力する。
画像処理部23は、画像情報入力部22から入力される各種形式の画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報、即ち各画素に印加する駆動電圧を規定するための画像情報に変換する。さらに、画像処理部23は、制御部20の指示に基づいて、変換した画像情報に対して、明るさ、コントラスト、シャープネス、色合い等を調整するための画質調整処理等を行い、処理後の画像情報をOSD処理部24に出力する。
OSD処理部24は、制御部20の指示に基づいて、画像情報入力部22に入力された画像情報に基づく画像P上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳するための処理を行う。OSD処理部24は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。制御部20が、OSD画像の重畳を指示すると、OSD処理部24は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、画像P上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像処理部23から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、ライトバルブ駆動部14に出力される。なお、制御部20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部24は、画像処理部23から入力される画像情報を、そのままライトバルブ駆動部14に出力する。
ライトバルブ駆動部14が、入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
電源回路25には、外部からAC100V等の商用電源が供給される。電源回路25は、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する(供給経路については図示せず)。また、電源回路25は、制御部20の指示に基づいて、プロジェクター1の電源(電源状態)のオンとオフとを切り替えることができる。具体的には、電源回路25は、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(以降、「電源オン状態」とも呼ぶ。)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(以降、「電源オフ状態」又は「スタンバイ状態」とも呼ぶ。)とを切り替えることができる。
光源制御部26は、制御部20の指示に基づいて、光源装置11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源装置11の点灯及び消灯を切り替える。
操作パネル27は、ユーザーからの入力操作を受け付ける入力操作部に相当するものであり、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。図4に示すように、本実施形態の操作パネル27には、電源をオンにするための電源オンキー27a、電源をオフにするための電源オフキー27b、各種設定を行うためのメニュー画像を重畳表示させるメニューキー27c、メニュー画像上での項目の選択等に用いられる方向キー(上下左右に対応する4つの操作キー)27d、メニュー画像において選択された項目を決定するための決定キー27e、メニュー画像が表示された状態において操作の取り消し等を行うための取消キー27f等の操作キーが含まれている。ユーザーが操作パネル27の各種操作キーを操作すると、操作パネル27は、操作された操作キーに応じた制御信号を制御部20に出力する。そして、制御部20は、操作パネル27から制御信号が入力されると、プロジェクター1の動作を制御して、この制御信号に基づく処理を行わせる。
リモコン通信部28は、受信部28Rと、送信部28Tとを含んで構成されている。受信部28Rは、リモコン40又は他のプロジェクター1から赤外線の点滅信号として送信されるリモコン信号を受信して制御部20に伝達するものであり、受光装置やデコーダー(いずれも図示せず)等で構成されている。受信部28Rは、リモコン40又は他のプロジェクター1から送信されるリモコン信号を受光装置によって受光し、これを電気信号に変換する。そして、デコーダーによって復調した後、制御信号として制御部20に出力する。制御部20は、受信部28Rから制御信号が入力されると、プロジェクター1の動作を制御して、この制御信号に基づく処理を行わせる。
送信部28Tは、他のプロジェクター1に対してリモコン信号を送信するものであり、赤外線通信用のエンコーダーや赤外線発光装置(いずれも図示せず)等で構成されている。送信部28Tは、制御部20から入力される制御信号(電気信号)をエンコーダーで変調し、赤外線発光装置により赤外線の点滅信号(リモコン信号)として外部に送信する。
次に、プロジェクター1を遠隔操作するためのリモコン40について説明する。
図5は、本実施形態のリモコン40の平面図であり、図6は、リモコン40の概略構成を示すブロック図である。
図5に示すように、リモコン40は、筐体41で覆われた構成を有しており、その表面には、ユーザーの入力操作を受け付ける複数の操作キーが配列されている。リモコン40には、電源オンキー40a、電源オフキー40b等、操作パネル27に備わる操作キーと同一の指示を行うための操作キーが含まれているとともに、リモコン40にのみ備わる操作キーも含まれている。
図5は、本実施形態のリモコン40の平面図であり、図6は、リモコン40の概略構成を示すブロック図である。
図5に示すように、リモコン40は、筐体41で覆われた構成を有しており、その表面には、ユーザーの入力操作を受け付ける複数の操作キーが配列されている。リモコン40には、電源オンキー40a、電源オフキー40b等、操作パネル27に備わる操作キーと同一の指示を行うための操作キーが含まれているとともに、リモコン40にのみ備わる操作キーも含まれている。
図6に示すように、リモコン40は、制御部50、記憶部51、入力検出部52、送信部53を筐体41の内部に備えている。
制御部50は、CPU等からなり、記憶部51に記憶されている制御プログラムに従って動作することによりリモコン40の動作を制御する。記憶部51は、ROM又はRAMにより構成され、リモコン40の動作を制御するための制御プログラムや各種データ等を記憶する。
入力検出部52は、各操作キーが操作(押下)されたことを検出して、操作された操作キーに対応する検出信号を制御部50に出力する。制御部50は、入力検出部52から検出信号が入力されると、この検出信号に基づいて、操作された操作キーに対応する制御信号を生成して送信部53に出力する。
送信部53は、赤外線通信用のエンコーダーや赤外線発光装置(いずれも図示せず)等で構成され、制御部50から入力される制御信号をエンコーダーで変調し、赤外線発光装置により赤外線の点滅信号(リモコン信号)として外部に送信する。
リモコン40は、上記のように構成されているため、ユーザーが操作キーを操作すると、この操作キーに対応するリモコン信号が送信部53から送信される。例えば、ユーザーが電源オンキー40aを操作した場合には、プロジェクター1の電源をオンにするためのリモコン信号(以降、「電源オン信号」とも呼ぶ。)が送信部53から送信される。また、ユーザーが電源オフキー40bを操作した場合には、プロジェクター1の電源をオフにするためのリモコン信号(以降、「電源オフ信号」とも呼ぶ。)が送信部53から送信される。
図7は、複数のプロジェクター1とリモコン40とを備えて構成される画像表示システム100を示す斜視図である。
図7に示すように、画像表示システム100は、複数のプロジェクター1から投写される画像Pを並べて1つの大きな画像を表示するシステムであり、本実施形態では、左右方向に並べられた3つのプロジェクター1(プロジェクター1a,1b,1c)を備えている。各プロジェクター1は、同一方向に画像P(画像Pa,Pb,Pc)を投写するとともに、それぞれから投写される画像P(画像Pa,Pb,Pc)が左右方向に連結されるように配列されている。なお、図示は省略しているが、各プロジェクター1から投写される画像Pの境界に隙間が生じることを防ぐために、隣り合う画像P同士が僅かに重畳するように各プロジェクター1を配置することが望ましい。また、この場合には、重畳させることを加味した画像Pを投写することが望ましい。
図7に示すように、画像表示システム100は、複数のプロジェクター1から投写される画像Pを並べて1つの大きな画像を表示するシステムであり、本実施形態では、左右方向に並べられた3つのプロジェクター1(プロジェクター1a,1b,1c)を備えている。各プロジェクター1は、同一方向に画像P(画像Pa,Pb,Pc)を投写するとともに、それぞれから投写される画像P(画像Pa,Pb,Pc)が左右方向に連結されるように配列されている。なお、図示は省略しているが、各プロジェクター1から投写される画像Pの境界に隙間が生じることを防ぐために、隣り合う画像P同士が僅かに重畳するように各プロジェクター1を配置することが望ましい。また、この場合には、重畳させることを加味した画像Pを投写することが望ましい。
また、上述したように、リモコン通信部28の通信範囲C(通信範囲Ca,Cb,Cc)は、投写範囲(画像P)よりも上下左右に広い範囲に設定されているため、3つのプロジェクター1から投写される画像Pを連結させた状態では、隣り合うプロジェクター1の通信範囲Cは部分的に重なり合う。このため、隣り合うプロジェクター1同士は、投写面S等での反射を利用して、リモコン信号の送受信を行うことができる。具体的には、投写面Sに向かって最も左側に配置されたプロジェクター1aの通信範囲Caは、中央に配置されたプロジェクター1bの通信範囲Cbと部分的に重なり合っており、投写面Sに向かって最も右側に配置されたプロジェクター1cの通信範囲Ccも、中央に配置されたプロジェクター1bの通信範囲Cbと部分的に重なり合っている。このため、プロジェクター1bは、プロジェクター1aから送信されるリモコン信号と、プロジェクター1cから送信されるリモコン信号の双方を受信することができる。同様に、プロジェクター1a及びプロジェクター1cは、プロジェクター1bから送信されるリモコン信号を受信することができる。但し、本実施形態では、プロジェクター1aとプロジェクター1cの通信範囲は、重なり合っていないため、プロジェクター1a及びプロジェクター1cは、リモコン信号の送受信を直接行うことはできない。
次に、プロジェクター1の動作について説明する。
プロジェクター1に商用電源が供給されると、電源回路25は、制御部20、記憶部21、操作パネル27、及びリモコン通信部28に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御部20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。商用電源が供給された直後には、プロジェクター1は、電源オフ状態(スタンバイ状態)であり、光源装置11を消灯させた状態で、電源をオンにするための指示(例えば、操作パネル27やリモコン40に備わる電源オンキー27a,40aの操作)を待機する。
プロジェクター1に商用電源が供給されると、電源回路25は、制御部20、記憶部21、操作パネル27、及びリモコン通信部28に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御部20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。商用電源が供給された直後には、プロジェクター1は、電源オフ状態(スタンバイ状態)であり、光源装置11を消灯させた状態で、電源をオンにするための指示(例えば、操作パネル27やリモコン40に備わる電源オンキー27a,40aの操作)を待機する。
図8は、本実施形態のプロジェクター1が電源オフ状態から電源オン状態に移行する際の動作を説明するフローチャートである。
図8に示すように、まず、ステップS101では、プロジェクター1の制御部20は、電源をオンにするための指示を受けたか否かを判断する。そして、指示を受けた場合、即ち操作パネル27の電源オンキー27aが操作されるか、或いは、リモコン通信部28の受信部28Rが電源をオンにするためのリモコン信号(電源オン信号)を受信した場合にはステップS102に移行する。一方、電源をオンにするための指示を受けていない場合には、制御部20は、指示を受けるまで本ステップを繰り返す。
電源をオンにするための指示を受けてステップS102に移行すると、制御部20は、この指示に応じて、電源回路25に電源をオンにするための処理を行わせる。具体的には、制御部20は、電源回路25に指示をして、各部への動作電力の供給を開始させ、プロジェクター1を電源オン状態に移行させる。そして、ステップS103では、制御部20は、光源制御部26に指示をして光源装置11を点灯させ、画像Pの投写が可能な状態とする。
ステップS104では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を無効にする。具体的には、これ以降、リモコン通信部28の受信部28Rがリモコン信号を受信した場合でも、制御部20は、受信したリモコン信号を無視し、このリモコン信号に基づいた制御を行わないようにする。
ステップS105では、制御部20は、リモコン通信部28の送信部28Tから、電源オン信号を送信する。つまり、制御部20は、リモコン40の電源オンキー40aが操作された場合に送信されるリモコン信号と同一のリモコン信号を送信部28Tから送信する。そして、制御部20は、この電源オン信号を、所定の待機時間を隔てて複数回送信し、画像表示システム100を構成する他のプロジェクター1に受信させる。
ステップS106では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を有効に戻して、フローを終了する。なお、ステップS104でリモコン信号による遠隔操作を無効にしたのは、ステップS105で送信部28Tから繰り返し送信する電源オン信号を、自己の受信部28Rで受信して無駄な制御をしてしまうことを防ぐためである。
本実施形態のプロジェクター1は、上記のように動作するため、ユーザーが操作パネル27の電源オンキー27a、又はリモコン40の電源オンキー40aを操作していずれか1つのプロジェクター1を電源オン状態にすれば、このプロジェクター1が電源をオンにするためのリモコン信号(電源オン信号)を送信部28Tから送信するため、他のプロジェクター1をも連鎖的に電源オン状態にすることができる。
例えば、リモコン40の電源オンキー40aの操作により、リモコン40から送信された電源オン信号が、1つのプロジェクター1aのみに受信された場合には、まず、このプロジェクター1aが図8のフローに従って動作する。つまり、プロジェクター1aは、電源オン状態に移行して、受信したリモコン信号、即ち電源オン信号を送信部28Tから送信する。プロジェクター1aから送信されたこの電源オン信号は、隣り合うプロジェクター1bに受信される。その結果、今度は、プロジェクター1bが図8のフローに従って動作し、電源オン状態に移行して、電源オン信号を送信部28Tから送信する。プロジェクター1bから送信されたこの電源オン信号は、隣り合うプロジェクター1cに受信される。同様に、今度は、プロジェクター1cが図8のフローに従って動作し、電源オン状態に移行して、電源オン信号を送信部28Tから送信する。なお、プロジェクター1cから送信されるこの電源オン信号は、再び隣り合うプロジェクター1bに受信されることになるが、プロジェクター1bは、既に電源オン状態にあるため、電源状態は変化しない。
また、リモコン40の電源オンキー40aの操作により、リモコン40から送信された電源オン信号が1つのプロジェクター1bのみに受信された場合には、まず、プロジェクター1bが図8のフローに従って動作する。つまり、プロジェクター1bは、電源オン状態に移行して、受信したリモコン信号、即ち電源オン信号を送信部28Tから送信する。プロジェクター1bから送信されたこの電源オン信号は、隣り合う2つのプロジェクター1a,1cに受信される。その結果、今度は、プロジェクター1a,1cの双方が図8のフローに従って動作し、電源オン状態に移行する。
図9は、本実施形態のプロジェクター1が電源オン状態から電源オフ状態に移行する際の動作を説明するフローチャートである。
図9に示すように、まず、ステップS111では、プロジェクター1の制御部20は、電源をオフにするための指示を受けたか否かを判断する。そして、指示を受けた場合、即ち操作パネル27の電源オフキー27bが操作されるか、或いは、電源をオフにするためのリモコン信号(電源オフ信号)を受信部28Rが受信した場合にはステップS112に移行する。一方、電源をオフにするための指示を受けていない場合には、制御部20は、指示を受けるまで本ステップを繰り返す。
電源をオフにするための指示を受けてステップS112に移行すると、制御部20は、光源制御部26に指示をして光源装置11を消灯させ、画像Pの投写を停止させる。
ステップS113では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を無効にし、続くステップS114では、制御部20は、リモコン通信部28の送信部28Tから、電源オフ信号を送信する。つまり、制御部20は、リモコン40の電源オフキー40bが操作された場合に送信されるリモコン信号と同一のリモコン信号を送信部28Tから送信する。そして、制御部20は、この電源オフ信号を、所定の待機時間を隔てて複数回送信し、画像表示システム100を構成する他のプロジェクター1に受信させる。
ステップS115では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を有効に戻す。そして、ステップS116では、制御部20は、電源回路25に電源をオフにするための処理を行わせて、フローを終了する。具体的には、制御部20は、電源回路25に指示をして、各部への動作電力の供給を停止させ、プロジェクター1を電源オフ状態に移行させる。
本実施形態のプロジェクター1は、上記のように動作するため、ユーザーが操作パネル27の電源オフキー27b、又はリモコン40の電源オフキー40bを操作していずれか1つのプロジェクター1を電源オフ状態にすれば、このプロジェクター1が電源をオフにするためのリモコン信号(電源オフ信号)を送信部28Tから送信するため、他のプロジェクター1をも連鎖的に電源オフ状態にすることができる。
以上説明したように、本実施形態の画像表示システム100及びプロジェクター1によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクター1によれば、電源状態を制御するためのリモコン信号、即ち電源をオン又はオフにするためのリモコン信号を受信部28Rが受信した場合に、制御部20は、このリモコン信号に基づいて、プロジェクター1の電源状態を切り替え、送信部28Tは、受信したリモコン信号と同一のリモコン信号を外部に送信(再送信)する。このため、複数のプロジェクター1が配置された画像表示システム100において、リモコン信号が一部のプロジェクター1にのみ受信された場合であっても、このリモコン信号を受信したプロジェクター1からの再送信により、他のプロジェクター1にも受信されやすくなる。このため、複数のプロジェクター1の電源状態を揃えることが容易になる。また、本実施形態では、プロジェクター1間の通信が赤外線によるリモコン信号で行われるため、プロジェクター1同士をケーブルで接続する必要もない。
(2)本実施形態のプロジェクター1によれば、送信部28Tが、画像Pの投写方向と同一方向にリモコン信号を送信するため、画像Pが投写される投写面S等での反射を利用して、他のプロジェクター1にリモコン信号を送信することが可能となり、リモコン信号の伝達を効率的に行うことができる。
(3)本実施形態のプロジェクター1によれば、送信部28Tは、投写範囲よりも広い範囲に向けてリモコン信号を送信し、受信部28Rは、投写範囲よりも広い範囲から送信されるリモコン信号を受信可能になっている。このため、複数のプロジェクター1から投写された画像が1つの投写面Sに並んで表示される画像表示システム100では、隣り合う他のプロジェクター1との間でリモコン信号の送受信範囲(通信範囲C)が重なり合うことになる。この結果、投写面S等での反射によってすべてのプロジェクター1にリモコン信号を伝達することが可能となる。
(4)本実施形態のプロジェクター1によれば、操作パネル27の電源オンキー27a又は電源オフキー27bが操作された場合にも、それぞれに対応するリモコン信号、即ち電源オン信号又は電源オフ信号を送信部28Tから送信するようにしているため、リモコン40を用いることなく、複数のプロジェクター1の電源状態を揃えることが可能となる。
(5)本実施形態のプロジェクター1によれば、送信部28Tからリモコン信号を送信する際に、所定の待機時間を隔てて複数回送信するようにしているため、例えば、外来のノイズや障害物等によって一時的に通信異常が生じた場合でも、正常な通信を行うことが可能となる。
(第2実施形態)
以下、第2実施形態のプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
図10は、本実施形態のプロジェクター1の操作パネル27を示す平面図であり、図11は、本実施形態のプロジェクター1を遠隔操作するためのリモコン40を示す平面図である。
以下、第2実施形態のプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
図10は、本実施形態のプロジェクター1の操作パネル27を示す平面図であり、図11は、本実施形態のプロジェクター1を遠隔操作するためのリモコン40を示す平面図である。
第1実施形態では、電源をオンにするための操作キー(電源オンキー27a,40a)と、電源をオフにするための操作キー(電源オフキー27b,40b)とが別々に備わっていたが、図10及び図11に示すように、本実施形態の操作パネル27及びリモコン40には、それぞれ1つの電源キー27g,40gが備わっている。ユーザーは、この電源キー27g,40gを操作することによって電源オン状態と電源オフ状態とをトグル状に切り替えることが可能であり、リモコン40の電源キー40gを操作した場合には、リモコン40は、電源のオンとオフとを切り替えるためのリモコン信号(以降、「電源切替信号」とも呼ぶ。)を送信する。
そして、電源切替信号を受信したプロジェクター1、又は操作パネル27の電源キー27gの操作を受け付けたプロジェクター1は、それまでの電源状態が電源オフ状態であれば、電源オン状態に移行し、それまでの電源状態が電源オン状態であれば、電源オフ状態に移行する。また、プロジェクター1は、第1実施形態と同様、電源オフ状態から電源オン状態に移行する際には、電源オン信号を送信部28Tから送信し、電源オン状態から電源オフ状態に移行する際には、電源オフ信号を送信部28Tから送信する。このように、送信部28Tから送信されるリモコン信号が、電源オン信号又は電源オフ信号である点は、第1実施形態と同様であるが、リモコン40から送信されるリモコン信号が、電源切替信号である点については、第1実施形態と異なっている。
上記以外の構成については、第1実施形態と同一である。
上記以外の構成については、第1実施形態と同一である。
本実施形態のプロジェクター1が電源オフ状態である場合には、プロジェクター1は、第1実施形態と同一のフロー(図8参照)に従って電源オン状態に移行する。
つまり、図8に示すように、ステップS101では、プロジェクター1の制御部20は、電源をオンにするための指示を受けたか否かを判断する。そして、指示を受けた場合、即ち操作パネル27の電源キー27gが操作されるか、又はリモコン40から送信された電源切替信号を受信部28Rが受信するか、或いは他のプロジェクター1から送信された電源オン信号を受信部28Rが受信した場合にはステップS102に移行する。一方、電源をオンにするための指示を受けていない場合には、制御部20は、指示を受けるまで本ステップを繰り返す。
電源をオンにするための指示を受けてステップS102に移行すると、制御部20は、電源回路25に指示をして、各部への動作電力の供給を開始させ、プロジェクター1を電源オン状態に移行させる。そして、ステップS103では、制御部20は、光源制御部26に指示をして光源装置11を点灯させ、画像Pの投写が可能な状態とする。
ステップS104では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を無効にし、続くステップS105では、制御部20は、リモコン通信部28の送信部28Tから電源オン信号を送信する。そして、制御部20は、この電源オン信号を、所定の待機時間を隔てて複数回送信し、画像表示システム100を構成する他のプロジェクター1に受信させる。
ステップS106では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を有効に戻して、フローを終了する。
図12は、本実施形態のプロジェクター1が電源オン状態から電源オフ状態に移行する際の動作を説明するフローチャートである。本実施形態のプロジェクター1が電源オン状態である場合には、プロジェクター1は、図12に示すフローに従って電源オフ状態に移行する。なお、本実施形態では、電源オン状態において、ユーザーが誤って電源キー27g,40gを操作してしまった場合を想定し、電源オフ状態に移行する前に確認メッセージを表示するようにしている。
図12に示すように、まず、ステップS211では、プロジェクター1の制御部20は、操作パネル27又はリモコン40に備わる電源キー27g,40gの操作がなされたか否かを判断する。そして、電源キー27g,40gが操作された場合、即ち操作パネル27の電源キー27gが操作されるか、或いはリモコン40の電源キー40gの操作によって送信される電源切替信号を受信部28Rが受信した場合にはステップS213に移行する。一方、電源キー27g,40gが操作されていない場合にはステップS212に移行する。
ステップS212に移行すると、制御部20は、他のプロジェクター1から送信された電源オフ信号を受信部28Rが受信したか否かを判断する。そして、この電源オフ信号を受信した場合にはステップS217に移行し、受信していない場合にはステップS211に戻る。
ステップS211において電源キー27g,40gが操作されてステップS213に移行した場合には、制御部20は、OSD処理部24に指示をして、電源オフ状態への移行を確認するためのメッセージ画像Mc(図13参照)を画像P上に重畳表示させる。図13に示すように、メッセージ画像Mcには、電源オフ状態に移行するか、即ち電源をオフにするかを確認するための確認メッセージ(「電源をオフにしますか?」)とともに、確認メッセージに対する応答方法(「はい」の場合には、電源キー27g,40gを操作し、「いいえ」の場合には、他の操作キーを操作すること)が表記されている。
ステップS214では、制御部20は、電源オフ信号を受信したか否かを再度判断する。そして、受信した場合、即ち他のプロジェクター1から送信された電源オフ信号を、メッセージ画像Mcを表示している間に受信部28Rが受信した場合にはステップS217に移行し、受信していない場合にはステップS215に移行する。
ステップS215に移行した場合には、制御部20は、確認メッセージに対する応答として、電源キー27g,40gの操作(ステップS211に続く2回目の操作)がなされたか否かを判断する。そして、電源キー27g,40gが操作された場合にはステップS217に移行し、電源キー27g,40gが操作されていない場合にはステップS216に移行する。
電源キー27g,40gが操作されずにステップS216に移行した場合には、制御部20は、電源キー27g,40g以外の他の操作キーが操作されたか否かを判断する。そして、他の操作キーが操作された場合には、OSD処理部24にメッセージ画像Mcの表示を終了させた後で、フローを終了する。即ちステップS211での電源キー27g,40gの操作はキャンセルされ、電源オン状態が維持される。一方、いずれの操作キーも操作されていない場合にはステップS214に戻る。
確認メッセージに対する応答として、電源キー27g,40gの2回目の操作がなされるか、或いは、他のプロジェクター1から電源オフ信号を受信してステップS217に移行した場合には、制御部20は、光源制御部26に指示をして光源装置11を消灯させ、画像Pの投写を停止させる。
ステップS218では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を無効にし、続くステップS219では、制御部20は、リモコン通信部28の送信部28Tから電源オフ信号を送信する。そして、制御部20は、この電源オフ信号を、所定の待機時間を隔てて複数回送信し、画像表示システム100を構成する他のプロジェクター1に受信させる。
ステップS220では、制御部20は、リモコン信号による遠隔操作を有効に戻す。そして、ステップS221では、制御部20は、電源回路25に指示をして、各部への動作電力の供給を停止させ、フローを終了する。この結果、プロジェクター1は、電源オフ状態に移行する。
本実施形態のプロジェクター1は、上記のように動作するため、ユーザーが操作パネル27の電源キー27g、又はリモコン40の電源キー40gを操作していずれか1つのプロジェクター1を電源オフ状態にすれば、このプロジェクター1が電源オフ信号を送信部28Tから送信するため、他のプロジェクター1をも連鎖的に電源オフ状態にすることができる。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、第1実施形態の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
(1)本実施形態のプロジェクター1によれば、電源のオンとオフとをトグル状に切り替えるリモコン信号(電源切替信号)を受信部28Rが受信した場合に、送信部28Tは、自らの電源状態に基づいて、電源をオンにするためのリモコン信号(電源オン信号)、及び電源をオフにするためのリモコン信号(電源オフ信号)のいずれか一方を送信する。このため、電源切替信号を複数回受信してしまうことによって電源状態が元に戻ってしまう事態が抑制され、複数のプロジェクター1の電源状態を揃えることが容易になる。
(第3実施形態)
以下、第3実施形態のプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
図14は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示すブロック図である。
図14に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、リモコン信号を送信する送信部28T(図3参照)を一体的には備えておらず、その代わりに、USB(Universal Serial Bus)規格に基づくデータ転送を行うためのUSB通信部30と、図示しないUSB端子を介してUSB通信部30に接続されたリモコン60とを備えている。そして、プロジェクター1の制御部20は、USB通信部30を経由してリモコン60に制御信号を出力することができる。
以下、第3実施形態のプロジェクターについて、図面を参照して説明する。
図14は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示すブロック図である。
図14に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、リモコン信号を送信する送信部28T(図3参照)を一体的には備えておらず、その代わりに、USB(Universal Serial Bus)規格に基づくデータ転送を行うためのUSB通信部30と、図示しないUSB端子を介してUSB通信部30に接続されたリモコン60とを備えている。そして、プロジェクター1の制御部20は、USB通信部30を経由してリモコン60に制御信号を出力することができる。
図15は、本実施形態のリモコン60の概略構成を示すブロック図である。
図15に示すように、リモコン60は、第1実施形態のリモコン40(図6参照)にUSB通信部54を付加した構成になっている。リモコン60は、プロジェクター1の本体に対して着脱が可能であり、このリモコン60を、USB端子(図示せず)を介してプロジェクター1の本体に装着すると、プロジェクター1のUSB通信部30とリモコン60のUSB通信部54とが接続され、プロジェクター1の本体から出力された制御信号がリモコン60に入力される。リモコン60のUSB通信部54に制御信号が入力されると、リモコン60の制御部50は、入力された制御信号に基づくリモコン信号を送信部53から送信する。また、リモコン60をプロジェクター1の本体に装着した状態では、リモコン60は、画像の投写方向(前方)と同一の方向に向けて、第1実施形態と同一の通信範囲C、即ち投写範囲よりも上下左右に広い通信範囲C(図2参照)にリモコン信号を送信可能な姿勢となる。
上記以外の構成は、第1実施形態と同一である。
図15に示すように、リモコン60は、第1実施形態のリモコン40(図6参照)にUSB通信部54を付加した構成になっている。リモコン60は、プロジェクター1の本体に対して着脱が可能であり、このリモコン60を、USB端子(図示せず)を介してプロジェクター1の本体に装着すると、プロジェクター1のUSB通信部30とリモコン60のUSB通信部54とが接続され、プロジェクター1の本体から出力された制御信号がリモコン60に入力される。リモコン60のUSB通信部54に制御信号が入力されると、リモコン60の制御部50は、入力された制御信号に基づくリモコン信号を送信部53から送信する。また、リモコン60をプロジェクター1の本体に装着した状態では、リモコン60は、画像の投写方向(前方)と同一の方向に向けて、第1実施形態と同一の通信範囲C、即ち投写範囲よりも上下左右に広い通信範囲C(図2参照)にリモコン信号を送信可能な姿勢となる。
上記以外の構成は、第1実施形態と同一である。
このプロジェクター1を単体で利用する際には、ユーザーは、リモコン60をプロジェクター1の本体から離脱させ、リモコン60の各種操作キーを操作することによってプロジェクター1の本体を遠隔操作することができる。一方、このプロジェクター1を用いて画像表示システム100(図7参照)を構成する場合には、ユーザーは、リモコン60をプロジェクター1の本体に装着させる。これにより、第1実施形態における送信部28Tの代わりに、リモコン60の送信部53からリモコン信号が送信される。なお、この態様では、プロジェクター1の本体にリモコン60を装着しておく必要があるため、画像表示システム100を遠隔操作するためには、リモコン40又はリモコン60を別途用意する必要がある。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、第1及び第2実施形態の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
本実施形態のプロジェクター1によれば、プロジェクター1の本体に対して着脱可能に構成されたリモコン60を備えており、このリモコン60は、プロジェクター1の本体に装着された状態では、他のプロジェクター1にリモコン信号を送信するための送信部として機能する。つまり、プロジェクター1に送信部28Tを新たに設ける必要がなくなるため、プロジェクター1の構成を簡略化することが可能となる。
(変形例)
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
上記実施形態では、複数のプロジェクター1を左右方向に並べて画像表示システム100を構成しているが、プロジェクター1の配列は左右方向に限定されない。例えば、上下方向(図16参照)であってもよいし、マトリクス状(図17参照)に配列してもよい。
上記実施形態では、通信範囲Cが投写範囲(画像P)よりも上下左右に広くなっているが、すべての方向に広い必要はなく、プロジェクター1を左右方向に配置する場合には、左右方向に広くするだけでもよいし、プロジェクター1を上下方向に配置する場合には、上下方向に広くするだけでもよい。
上記第1及び第2実施形態では、送信部28Tから、画像の投写方向と同一方向である前方に向けてリモコン信号を送信する態様を示したが、リモコン信号の送信方向は、前方に限定されない。例えば、図18に示すように、筐体2の左右双方の側面にそれぞれリモコン通信部28(受信部28R及び送信部28T)を備えて、左右方向にリモコン信号を送信するようにすれば、左右に隣り合う他のプロジェクター1との間で、リモコン信号の送受信を行うことが可能となる。同様に、筐体2の上面及び底面にリモコン通信部28(受信部28R及び送信部28T)を備えて、上下方向にリモコン信号を送信するようにすれば、上下に隣り合う他のプロジェクター1との間で、リモコン信号の送受信を行うことが可能となる。
上記実施形態では、電源状態を切り替える操作、即ち電源をオンにしたりオフにしたりするための操作がなされた場合について説明したが、電源状態を切り替える操作以外の操作についても適用可能である。例えば、周辺環境や画像の内容(コンテンツ)等に応じて画質の調整方法(画質調整モード)をユーザーが指定できる画像表示装置である場合には、ユーザーによって画質調整モードを指定する操作がなされた際に、画質調整モードを指定するためのリモコン信号を送信部28T(又はリモコン60)から送信するようにしてもよい。この例では、画像表示システム100を構成するすべてのプロジェクター1の画質調整モードを揃えることが容易になる。
上記実施形態では、光変調装置として3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた3板式のプロジェクター1について説明したが、これに限定されない。例えば、各画素の中にそれぞれR光、G光、B光を透過可能なサブ画素を含んだ1つの液晶ライトバルブによって画像を形成する態様とすることも可能である。
上記実施形態では、光変調装置として、透過型の液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いているが、反射型の液晶ライトバルブ等、反射型の光変調装置を用いることも可能である。また、入射した光の射出方向を、画素としてのマイクロミラー毎に制御することにより、光源から射出された光を変調する微小ミラーアレイデバイス等を用いることもできる。
上記実施形態では、光源装置11は、放電型の光源ランプ11aを備えて構成されているが、LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)光源等の固体光源や、その他の光源を用いることもできる。
上記実施形態では、画像表示装置の一例として、プロジェクター1について説明しているが、画像表示装置はプロジェクター1に限定されない。例えば、透過型のスクリーンを一体的に備えたリアプロジェクター、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等、他の画像表示装置に適用することも可能である。
上記実施形態では、リモコン信号が赤外線の点滅信号である場合について説明しているが、リモコン信号は、無線信号であればよく、赤外線信号に限定されない。例えば、Bluetooth(登録商標)等のように、電波を利用した態様であってもよい。
1,1a,1b,1c…プロジェクター、2…筐体、2f…前面、2t…上面、3…開口部、10…画像投写部、11…光源装置、11a…光源ランプ、11b…リフレクター、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…ライトバルブ駆動部、20…制御部、21…記憶部、22…画像情報入力部、23…画像処理部、24…OSD処理部、25…電源回路、26…光源制御部、27…操作パネル、27a…電源オンキー、27b…電源オフキー、27c…メニューキー、27d…方向キー、27e…決定キー、27f…取消キー、27g…電源キー、28…リモコン通信部、28R…受信部、28T…送信部、29…バス、30…USB通信部、40…リモコン、40a…電源オンキー、40b…電源オフキー、40g…電源キー、41…筐体、50…制御部、51…記憶部、52…入力検出部、53…送信部、54…USB通信部、60…リモコン、100…画像表示システム、C,Ca,Cb,Cc…通信範囲、Mc…メッセージ画像、P,Pa,Pb,Pc…画像、S…投写面。
Claims (8)
- 画像を表示する画像表示装置であって、
外部から送信されたリモコン信号を受信する受信部と、
前記受信部が前記リモコン信号を受信した場合に、前記リモコン信号に基づく所定の処理を当該画像表示装置に行わせる制御部と、
前記受信部が前記リモコン信号を受信した場合に、他の画像表示装置に前記所定の処理を行わせるためのリモコン信号を送信する送信部と、
を備えたことを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1に記載の画像表示装置であって、
前記受信部が受信する前記リモコン信号及び前記送信部が送信する前記リモコン信号は、前記画像表示装置の電源状態を制御するためのリモコン信号であることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項2に記載の画像表示装置であって、
前記受信部が受信した前記リモコン信号が、前記電源状態のオンとオフとをトグル状に切り替えるリモコン信号である場合には、
前記制御部は、前記電源状態のオンとオフとを切り替える処理を行わせ、
前記送信部は、当該画像表示装置の電源状態に基づいて、前記電源状態をオンにするためのリモコン信号、及び前記電源状態をオフにするためのリモコン信号のいずれか一方を送信することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像表示装置であって、
光源と、
前記光源から射出された光を変調して前記画像を形成する光変調装置と、
前記光変調装置で形成された前記画像を投写する投写光学系と、
をさらに備え、
前記送信部は、前記投写光学系から前記画像が投写される方向に前記リモコン信号を送信することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項4に記載の画像表示装置であって、
前記送信部は、前記投写光学系から前記画像が投写される投写範囲よりも広い範囲に向けて前記リモコン信号を送信し、
前記受信部は、前記投写範囲よりも広い範囲から送信される前記リモコン信号を受信可能であることを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像表示装置であって、
入力操作を受け付ける入力操作部をさらに備え、
前記送信部は、前記入力操作部が前記入力操作を受け付けた場合には、前記入力操作に対応するリモコン信号を送信することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像表示装置であって、
当該画像表示装置の本体に対して着脱可能に構成されたリモコンをさらに備え、
前記リモコンは、前記本体に装着された状態では、前記送信部として機能して前記リモコン信号を送信することを特徴とする画像表示装置。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像表示装置を複数備えたことを特徴とする画像表示システム。
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