JP2014115363A - 画像表示装置、および画像表示装置の制御方法 - Google Patents

画像表示装置、および画像表示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像表示装置において、他の画像表示装置に異常が発生した場合に現在表示中の画像とともに他の画像表示装置が表示していた画像を表示する。
【解決手段】プロジェクターは、通信手段により他のプロジェクターの異常発生通知を受信すると(ステップS101)、モード設定手段は2画面表示モードに設定し(ステップS103)、プロジェクターが現在投写中の画像と、異常が発生したプロジェクターが投写していた画像とを2画面で画像投写する(ステップS104)。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像表示装置、および画像表示装置の制御方法に関する。
画像を投写する画像表示装置(例えばプロジェクター)を2台使い、それぞれ異なる画像を表示することでデモンストレーションを行うことがある。このとき、どちらか1台の画像表示装置に異常が発生し画像の表示が不可能になると、デモンストレーションが成立しなくなる。
特許文献1には、プロジェクターがスクリーン装置に異常情報を送信し、スクリーン装置は異常情報を表示部に表示することで、ユーザーに異常を知らせるプロジェクターが開示されている。このようなプロジェクターによれば、プロジェクターの投写部に異常が発生して異常発生通知を投写画面で確認できない場合でも、スクリーン装置の表示部により、異常発生をユーザーが知ることができる。
特開2011−34028号公報
しかし、特許文献1のプロジェクターでは異常が発生したことをユーザーが知ることはできるものの、異常発生したプロジェクターを修理し、再度画像を投写できるようになるまで、デモンストレーションが中断されてしまうという問題は解決されなかった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る画像表示装置は、画像入力端子より入力される画像信号に基づく画像を表示手段に表示する画像表示装置であって、他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する異常検出手段と、前記画像入力端子より入力される前記画像信号に基づいた画像のうち、一つの画像を前記表示手段に表示する1画面表示モードと、異なる二つの画像を、前記表示手段に配置された第1表示領域、及び第2表示領域にそれぞれ表示する2画面表示モードとのいずれかを設定するモード設定手段と、前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合に、前記モード設定手段により前記2画面表示モードに設定する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合にモード設定手段により2画面表示モードに設定されるため、例えば、2台の画像表示装置で異なる画像を表示するデモンストレーションを行っている場合、1台の画像表示装置に異常が発生して画像を表示できなくなったときにもう1台の画像表示装置により二つの画像を2画面表示モードで表示する。これによりデモンストレーションが中断してしまうのを防止することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載の画像表示装置において、前記他の画像表示装置と通信を行う通信手段をさらに備え、前記異常検出手段は、前記通信手段により前記他の画像表示装置より異常発生通知を受け付けた場合に、前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する、ことを特徴とする。
本適用例によれば、通信手段によって画像表示装置間で通信を行い他の画像表示装置より異常発生通知を受け取るので、どのような異常が発生したかを識別し、2画面表示モードにおいて異常内容を表示し、ユーザーに対処を促すことが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載の画像表示装置において、前記画像入力端子に画像信号が入力されているか否かを検出する信号検出手段をさらに備え、前記異常検出手段は、所定の画像入力端子に画像信号が入力された場合に、前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する、ことを特徴とする。
本適用例によれば、他の画像表示装置に異常が発生した場合、他の画像表示装置が表示していた画像信号が所定の画像入力端子に入力されるようにしておくことにより、センサーや通信装置などを用いずに他の画像表示装置に異常が発生したことを検出することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載の画像表示装置において、前記異常検出手段により、前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合に報知する報知手段、をさらに備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、報知手段により、他の画像表示装置に異常が発生したことを報知するので、他の画像表示装置に異常が発生したことをユーザーに報知することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に記載の画像表示装置において、当該画像表示装置に異常が発生したことを検知する異常検知手段と、前記他の画像表示装置に当該画像表示装置の異常を検出させる手段をさらに備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、他の画像表示装置に、当該画像表示装置の異常を検出させることができるため、例えば、2台の画像表示装置で異なる画像を表示するデモンストレーションを行っている場合、1台の画像表示装置に異常が発生して画像を表示できなくなったときに、もう1台の画像表示装置に異常の発生を検出させることができる。これによりスムーズなデモンストレーションの実施が可能となる。
[適用例6]上記適用例に記載の画像表示装置において、前記通信手段により前記他の画像表示装置に当該画像表示装置の異常を検出させることを特徴とする。
本適用例によれば、通信手段によって画像表示装置間で通信を行い他の画像表示装置に異常発生通知を送るので、どのような異常が発生したかを識別させ、2画面表示モードにおいて異常内容を表示させ、ユーザーに対処を促すことが可能となる。
[適用例7]上記適用例に記載の画像表示装置において、画像信号を出力する画像出力端子をさらに備え、前記画像出力端子から当該画像表示装置が表示すべき画像を示す画像信号を前記他の画像表示装置に出力することにより、前記他の画像表示装置に当該画像表示装置の異常を検出させることを特徴とする。
本適用例によれば、異常が発生した画像表示装置が表示していた画像信号を、センサーや通信装置などを用いずに異常が発生していない画像表示装置に表示させることが可能となる。
[適用例8]本適用例に係る画像表示装置の制御方法は、画像入力端子より入力される画像信号に基づく画像を表示する表示手段と、前記画像入力端子より入力される前記画像信号に基づいた画像のうち、一つの画像を前記表示手段に表示する1画面表示モードと、異なる二つの画像を、前記表示手段に配置された第1表示領域、及び第2表示領域にそれぞれ表示する2画面表示モードとのいずれかを設定するモード設定手段とを備えた画像表示装置の制御方法であって、他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する異常検出ステップと、前記異常検出ステップにより前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合に、前記モード設定手段により前記2画面表示モードに設定する制御ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、異常検出ステップにより他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合に、制御ステップにおいてモード設定手段により2画面表示モードに設定するため、例えば、2台の画像表示装置で異なる画像を表示するデモンストレーションを行っている場合、1台の画像表示装置に異常が発生して画像が表示できなくなったときにもう1台の画像表示装置により二つの画像を2画面表示モードで表示する。これによりデモンストレーションが中断してしまうのを防止することが可能となる。
プロジェクターが投写した画面を表す図であり、(a)は2台のプロジェクターがそれぞれ異なる画像を1画面表示モードで投写している状態を示し、(b)は1台のプロジェクターに異常が発生し、もう1台のプロジェクターが二つの画像を2画面表示モードで投写している状態を示す。 第1実施形態におけるプロジェクターの接続状態を示す図。 第1実施形態におけるプロジェクターの回路構成を示すブロック図。 第1実施形態におけるプロジェクターの動作を示すフローチャート。 第2実施形態におけるプロジェクターの接続状態を示す図。 第2実施形態におけるプロジェクターの回路構成を示すブロック図。 第2実施形態におけるプロジェクターの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態であるプロジェクターについて説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(第1実施形態)
第1実施形態について図面を用いて説明する。
本実施形態においては、画像表示装置がプロジェクター1に相当し、複数台のプロジェクター1としてプロジェクターPJ1、プロジェクターPJ2を用いて説明する。
図1は本実施形態のプロジェクター1の投写した画面を示す図であり、(a)はプロジェクターPJ1と、他のプロジェクターPJ2が1画面表示モードで正常に画像を投写している状態を示し、(b)は他のプロジェクターPJ2に異常が発生し、プロジェクターPJ1が2画面表示モードで投写している状態を示す。
図1(a)に示すように、プロジェクターPJ1の画像投写領域G1に画像P1、プロジェクターPJ2の画像投写領域G2に画像P2がそれぞれ1画面表示モードで投写されている。
図1(b)に示すように、プロジェクターPJ1の画像投写領域G1内に2つのサブ画像投写領域G1A,G1Bが生成され、第1表示領域としてのサブ画像投写領域G1Aに画像P1、第2表示領域としてのサブ画像投写領域G1Bに画像P2が投写され2画面表示モードを実行している。画像投写領域G1の画像P1,P2が表示されない空白部分にはプロジェクターPJ2に異常が発生したことを示すメッセージM1が表示される。異常が発生したプロジェクターPJ2の画像投写領域G2には画像が投写されない。
図2は本実施形態のプロジェクターPJ1,PJ2の接続状態を示す図であり、プロジェクターPJ1が、他のプロジェクターPJ2より異常発生通知を受け取る場合の接続を示す。
図2に示すようにプロジェクターPJ1の画像入力端子61A,62Aには映像機器V1(例えばPC)、および映像機器V2(例えばVideo)より画像信号が、プロジェクターPJ2の画像入力端子61B,62Bには映像機器V1,V2より画像信号がそれぞれ入力される。またプロジェクターPJ1の通信端子8AとプロジェクターPJ2の通信端子8Bが接続されている状態で、プロジェクターPJ2に異常が発生した場合、異常発生通知がプロジェクターPJ2からプロジェクターPJ1へ送られるようになっている。同様にプロジェクターPJ1に異常が発生した場合もプロジェクターPJ2に異常発生通知が送られる。
図3は本実施形態のプロジェクター1の回路構成を示すブロック図である。
図3に示すように、プロジェクター1は、画像入力端子6、通信端子8、画像投写手段10、信号検出手段15、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、報知手段25、異常検知手段26、電源端子30、電源部31、通信手段40等で構成されており、これらは図示しないプロジェクター1の筐体の内部または外面に収容されている。
画像投写手段10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12(12R,12G,12B)、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、投写レンズ13から投写することによって表示手段としてのスクリーンSC等に画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。
光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能になっている。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
本実施形態では、光源11として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、本発明は光源としてLED(Light Emitting Diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
制御手段20は、CPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。制御手段20は、他のプロジェクターに異常が発生したことを検出する異常検出手段201と、1画面表示モードまたは2画面表示モードのいずれかを設定するモード設定手段202を備える。
記憶手段21は、フラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶手段21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。
入力操作手段23は、プロジェクター1が、ユーザーからの入力操作を受け付けるものであり、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備え、プロジェクター1の本体筐体外面に備えられる本体キーで構成される。
入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、画像信号入力手段18に画像信号を入力する複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、設定メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、決定キー、エスケープキー、等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
画像信号入力手段18は、複数の画像入力端子6(61A,62A,61B,62B)より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像信号が入力される。入力された画像信号は、制御手段20の指示に基づき、画像信号処理手段17に出力される。
信号検出手段15はそれぞれの画像入力端子6から画像信号入力手段18への画像信号の入力があるか否かを検出して、その結果を制御手段20に送る。
画像信号処理手段17は、画像信号入力手段18から入力される画像信号を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R),緑(G),青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、液晶駆動手段14に出力される。
なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14は、OSD処理手段16から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、及び消灯を切り替える。
電源部31には、電源端子30を介してAC100V等の電力が外部から供給される。電源部31は、入力した電力(交流電力)を所定の直流電力に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
報知手段25は、LEDやブザーなどで構成され、他のプロジェクターに異常が発生したことを報知する。
異常検知手段26は、各種センサーなどで構成され、プロジェクター1に異常が発生したことを検知し、制御手段20に通知する。制御手段20は通信手段40により異常発生通知を他のプロジェクターに送信する。
通信手段40は、他のプロジェクターと通信端子8(8A,8B)を介して接続し、双方向で通信して他のプロジェクターに異常が発生した旨の通知を受け取り。また、プロジェクター1に異常が発生した旨の通知を他のプロジェクターに送信する。
次に、本実施形態のプロジェクターPJ1がプロジェクターPJ2の異常を検出した場合の動作を、図4のフローチャートを用いて説明する。
図4に示すように、プロジェクターPJ1が通信手段40により他のプロジェクターPJ2の異常発生通知を受信すると(ステップS101)、ステップS103に遷移する。ステップS101が異常検出ステップに相当する。
ステップS103においてモード設定手段202は、2画面表示モードに設定し、ステップS104に遷移する。
ステップS104において制御手段20は、プロジェクターPJ1が現在投写している画像P1と、異常が発生した他のプロジェクターPJ2が投写していた画像P2とを2画面で画像投写し(図1(b)参照)ステップS105に遷移する。ステップS103、およびステップS104が制御ステップに相当する。
ステップS105において制御手段20は、報知手段25により他のプロジェクターPJ2に異常が発生したことを報知し、S106に遷移する。
ステップS106において本動作フローを終了する。
以上、説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、プロジェクターPJ1と他のプロジェクターPJ2がそれぞれ異なる画像P1,P2を投写するデモンストレーションを行っている場合、プロジェクターPJ2に異常が発生して画像P2を投写できなくなったときに二つの画像P1,P2を2画面表示モードで投写する。これによりデモンストレーションが中断してしまうのを防止することが可能となる。
また、プロジェクターPJ2に異常が発生して画像P2を表示できなくなったときにもう1台のプロジェクターPJ1に異常の発生を検出させることができる。これによりスムーズなデモンストレーションの実施が可能となる。
また、通信手段40によってプロジェクター間で通信を行いプロジェクターPJ2がプロジェクターPJ1に異常発生通知を送るので、プロジェクターPJ1にどのような異常が発生したかを識別させ、2画面表示モードにおいて異常内容を表示させ、ユーザーに対処を促すことが可能となる。
また、報知手段25により、プロジェクターPJ2に異常が発生したことを報知するので、プロジェクターPJ2に異常が発生したことをユーザーに報知することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態について図面を用いて説明する。
図面において、第1実施形態と同じ構成部材には同一符号を付し、ここではそれらの説明を省略又は簡略化する。
また、本実施形態においては、画像表示装置がプロジェクター1’に相当し、複数台のプロジェクター1’としてプロジェクターPJ1’、プロジェクターPJ2’を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクター1’の投写した画面は図1と同様である。
図5は本実施形態のプロジェクター1’の接続状態を示す図であり、他のプロジェクターPJ2’に異常が発生し、プロジェクターPJ2’の画像出力端子7から出力された画像がプロジェクターPJ1’の画像入力端子6に入力されることにより異常発生を通知する場合の接続を示す。
図5に示すようにプロジェクターPJ1’の画像入力端子61Aには映像機器V1(例えばPC)より画像信号が、プロジェクターPJ2’の画像入力端子62Bには映像機器V2(例えばVideo)より画像信号がそれぞれ入力される。
またプロジェクターPJ1’の画像出力端子7AとプロジェクターPJ2’の画像入力端子61B、プロジェクターPJ2’の画像出力端子7BとプロジェクターPJ1’の画像入力端子62Aがそれぞれ接続されている。
プロジェクターPJ2’に異常が発生した場合、映像機器V2から入力される画像信号が画像出力端子7BからプロジェクターPJ1’の画像入力端子62Aに入力されるようになっている。同様にプロジェクターPJ1’に異常が発生した場合、映像機器V1から入力される画像信号が画像出力端子7AからプロジェクターPJ2’の画像入力端子61Bに入力されるようになっている。
図6は本実施形態のプロジェクター1’の回路構成を示すブロック図である。
図6に示すように、プロジェクター1’は、通信手段40や通信端子8を備えておらず、画像出力端子7を備えている。
画像出力端子7(7A,7B)からは、制御手段20の指示に基づき、画像信号入力手段18から画像信号処理手段17に出力される画像信号と同じ信号が画像信号入力手段18から入力され、外部へ出力される。
本実施形態においては、異常検知手段26がプロジェクター1’に異常が発生したことを検知した場合、制御手段20は画像信号入力手段18に指示して入力される画像信号を画像出力端子7より出力させる。画像出力端子7を他のプロジェクターの画像入力端子6に接続することにより、プロジェクター1’に異常が発生した場合に他のプロジェクターに同じ画像信号を入力することが可能となる。
次に、本実施形態のプロジェクターPJ1’がプロジェクターPJ2’の異常を検出した場合の動作を図7のフローチャートを用いて説明する。
図7に示すように、プロジェクターPJ1’が信号検出手段15により所定の画像入力端子6に画像信号が入力されたことを検出すると(ステップS201)、ステップS203に遷移する。ステップS201が異常検出ステップに相当する。
ステップS203においてモード設定手段202は、2画面表示モードに設定し、ステップS204に遷移する。
ステップS204において制御手段20は、プロジェクターPJ1’が現在投写している画像P1と、異常が発生した他のプロジェクターPJ2’が投写していた画像P2とを2画面で画像投写し(図1(b)参照)ステップS205に遷移する。ステップS203、およびステップS204が制御ステップに相当する。
ステップS205において制御手段20は、報知手段25により他のプロジェクターに異常が発生したことを報知し、S206に遷移する。
ステップS206において本動作フローを終了する。
以上、説明したように、本実施形態のプロジェクター1’によれば、プロジェクターPJ1’と他のプロジェクターPJ2’がそれぞれ異なる画像P1,P2を投写するデモンストレーションを行っている場合、プロジェクターPJ2’に異常が発生して画像P2を投写できなくなったときに二つの画像P1,P2を2画面表示モードで投写する。これによりデモンストレーションが中断してしまうのを防止することが可能となる。
また、プロジェクターPJ2’に異常が発生した場合、プロジェクターPJ2’が投写していた画像の画像信号がプロジェクターPJ1’の所定の画像入力端子6に入力されるようにしておくことにより、センサーや通信装置などを用いずにプロジェクターPJ2’に異常が発生したことをプロジェクターPJ1’が検出することが可能となる。
また、報知手段25により、プロジェクターPJ2’に異常が発生したことを報知するので、プロジェクターPJ2’に異常が発生したことをユーザーに報知することが可能となる。
なお、プロジェクター間の異常情報のやり取りは、第1実施形態のような通信手段によるものと、第2実施形態のような画像信号を用いたものと、両方の構成が備えられていてもよい。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上記実施形態のプロジェクター1では他のプロジェクターが1台の場合を想定しているが、複数の他のプロジェクターと接続するようにしてもよい。例えば2台の他のプロジェクターを接続し、一台に異常が発生した場合は2画面表示モード、2台に異常が発生した場合は3画面表示モードで正常なプロジェクターが投写するようにしてもよい。
(変形例2)
上記実施形態のプロジェクター1では、通信手段を介した他のプロジェクターからの通知、または所定の画像入力端子6への画像信号の入力によって、他のプロジェクターの異常を検出していた。しかし、プロジェクター1が撮影装置を備え、他のプロジェクターが投写している画像を撮影し、その撮影画像を基に、他のプロジェクターの異常を検出するようにしてもよい。
1,1‘,PJ1,PJ2,PJ1’,PJ2’…プロジェクター、6,61A,61B,62A,62B…画像入力端子、7,7A,7B…画像出力端子、8,8A,8B…通信端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、15…信号検出手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、20…制御手段、21…記憶手段、22…光源制御手段、23…入力操作手段、25…報知手段、26…異常検知手段、30…電源端子、31…電源部、40…通信手段、201…異常検出手段、202…モード設定手段。

Claims (8)

  1. 画像入力端子より入力される画像信号に基づく画像を表示手段に表示する画像表示装置であって、
    他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する異常検出手段と、
    前記画像入力端子より入力される前記画像信号に基づいた画像のうち、一つの画像を前記表示手段に表示する1画面表示モードと、異なる二つの画像を、前記表示手段に配置された第1表示領域、及び第2表示領域にそれぞれ表示する2画面表示モードとのいずれかを設定するモード設定手段と、
    前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合に、前記モード設定手段により前記2画面表示モードに設定する制御手段と、を備えた
    ことを特徴とする、画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記他の画像表示装置と通信を行う通信手段をさらに備え、
    前記異常検出手段は、前記通信手段により前記他の画像表示装置より異常発生通知を受け付けた場合に、前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する、
    ことを特徴とする、画像表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像表示装置において、
    前記画像入力端子に画像信号が入力されているか否かを検出する信号検出手段をさらに備え、
    前記異常検出手段は、所定の画像入力端子に画像信号が入力された場合に、前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する、
    ことを特徴とする、画像表示装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
    前記異常検出手段により、前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合に報知する報知手段、
    をさらに備えたことを特徴とする、画像表示装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の画像表示装置において、
    当該画像表示装置に異常が発生したことを検知する異常検知手段と、
    前記他の画像表示装置に当該画像表示装置の異常を検出させる手段
    をさらに備えたことを特徴とする、画像表示装置。
  6. 請求項5に記載の画像表示装置において、
    前記通信手段により前記他の画像表示装置に当該画像表示装置の異常を検出させる
    ことを特徴とする、画像表示装置。
  7. 請求項5に記載の画像表示装置において、
    画像信号を出力する画像出力端子をさらに備え、
    前記画像出力端子から当該画像表示装置が表示すべき画像を示す画像信号を前記他の画像表示装置に出力することにより、前記他の画像表示装置に当該画像表示装置の異常を検出させる
    ことを特徴とする、画像表示装置。
  8. 画像入力端子より入力される画像信号に基づく画像を表示する表示手段と、
    前記画像入力端子より入力される前記画像信号に基づいた画像のうち、一つの画像を前記表示手段に表示する1画面表示モードと、異なる二つの画像を、前記表示手段に配置された第1表示領域、及び第2表示領域にそれぞれ表示する2画面表示モードとのいずれかを設定するモード設定手段とを備えた画像表示装置の制御方法であって、
    他の画像表示装置に異常が発生したことを検出する異常検出ステップと、
    前記異常検出ステップにより前記他の画像表示装置に異常が発生したことを検出した場合に、前記モード設定手段により前記2画面表示モードに設定する制御ステップと、を有することを特徴とする、画像表示装置の制御方法。
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