JP2014048617A - プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 - Google Patents

プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プロジェクターに画像を投写する際、所定時間、通常より縮小されたサイズで投写することが可能なプロジェクターを提供する。
【解決手段】プロジェクター1が第1の状態(ステップS100)にあるときに、画像信号検出手段15により、画像信号を検出した場合(ステップS101)、入力画像P1を縮小設定情報211に基づき、縮小し、画像投写手段10により、現在投写されている背景画像B1上に投写する。(ステップS104)。
【選択図】図3

Description

本発明は、プロジェクター、及びプロジェクターの制御方法に関する。
プロジェクターを使ったプレゼンテーション(プレゼン)を行う際、プレゼンの開始前に正しく画像が投写されるか否かを確認したい場合があるが、プロジェクターの拡大された画面にいきなりプレゼン資料などの画像が投写されると、プレゼン前に観衆の注目を集めてしまい確認作業がしにくいことがあった。
下記に示す特許文献1には、ユーザーの希望する画面サイズを入力することで、投写される画面のサイズを縮小・拡大するプロジェクターが開示されている。このプロジェクターによれば入力された希望サイズに対応した位置にズームレンズを駆動することにより、希望のサイズで投写できる。
特開平5−323451号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、一時的な確認作業のために画像サイズの指定入力が必要であり、さらに元に戻すにも画像サイズの指定入力が必要であるなど、操作が煩雑になるという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態、または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るプロジェクターは、光源から射出された光を画像入力端子より入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調して投写面に投写する画像投写手段を備えたプロジェクターであって、前記画像情報が表示されていない第1の状態から表示される第2の状態に変化するとき、所定時間、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで投写する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本適用例によれば、画像情報が投写されていない状態から、画像情報が投写される状態に変化するときに、画像情報を通常より縮小されたサイズで投写するので、プレゼンテーションの開始前などにおいて、観衆の注目を集めずに正しい画像が投写されるかを確認することが可能となる。
[適用例2]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記画像入力端子に前記画像信号が入力されているか否かを検出する画像信号検出手段をさらに備え、前記第1の状態は、前記画像入力端子に前記画像信号が入力されていない状態であり、前記第2の状態は、前記画像入力端子に前記画像信号が入力されている状態である、ことを特徴とする。
本適用例によれば、画像入力端子に画像信号が入力されておらず画像が投写されていない第1の状態から、画像信号が入力されている第2の状態に変化し、画像が投写される状態になったときに、所定時間、通常より縮小されたサイズで画像情報が投写されるので、次のプレゼンテーションに切り替える準備のときなどで、観衆の注目を集めずに画像情報が正しく投写されるか確認することが可能となる。
[適用例3]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記第1の状態は、前記画像投写手段が所定のミュート画像を投写するミュート状態であり、前記第2の状態は、前記ミュート状態が解除された状態である、ことを特徴とする。
本適用例によれば、第1の状態であるミュート状態から、ミュート状態が解除された第2の状態に変化して画像が投写される状態になったときに所定時間、通常より縮小されたサイズで画像情報が投写されるので、ミュート状態にしてプレゼンテーションの切り替えなどを行った場合、ミュート状態解除時に観衆の注目を集めずに画像情報が正しく投写されるか確認することが可能となる。
[適用例4]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御手段は、所定の縮小投写操作を検出した場合に、所定時間、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで投写する、ことを特徴とする。
本適用例によれば、所定の縮小投写操作を検出した場合に、所定時間、通常より縮小されたサイズで画像情報が投写されるので、プレゼンテーションを中断して現在、および以降の投写画像の内容を確認したい場合、観衆の注目を集めずに投写画像が正しく投写されるか確認することが可能となる。
[適用例5]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御手段は、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで投写した後、所定時間をかけて徐々に通常のサイズまで拡大して投写する、ことを特徴とする。
本適用例によれば、画像を通常より縮小されたサイズで投写した後、所定時間をかけて徐々に通常のサイズまで拡大して投写するので、縮小されたサイズの投写状態で画像を確認した後、通常サイズで投写されるまでの間に徐々に拡大される画像で内容を確認することが可能となる。
[適用例6]上記適用例に記載のプロジェクターにおいて、前記制御手段は、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで投写した後、所定の縮小投写解除操作を検出した場合に、前記画像情報を通常のサイズに戻して投写する、ことを特徴とする。
本適用例によれば、画像が通常より縮小されたサイズで投写された後、所定の縮小投写解除操作を検出した場合に、直ちに通常のサイズに戻して投写するので、縮小されたサイズの投写状態で画像を確認した後、所定時間を待つことなく直ちに通常サイズでの画像の投写を開始することが可能となる。
[適用例7]本適用例に係るプロジェクターの制御方法は、光源から射出された光を画像入力端子より入力される前記画像信号に基づく画像情報に応じて変調して投写面に投写する画像投写手段を備えたプロジェクターの制御方法であって、当該プロジェクターを、前記画像情報が投写されていない第1の状態、または前記画像情報投写されている第2の状態のいずれかに設定する状態設定ステップと、前記状態設定ステップにより、前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことを検出した場合に、所定時間、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで投写する縮小投写ステップと、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、画像情報が投写されていない状態から投写される状態に変化する際に画像情報を通常より縮小されたサイズで投写するので、プレゼンテーションの開始前などで、観衆の注目を集めずに正しい画像が投写されるか否かを確認することが可能となる。
プロジェクターの概略構成を示すブロック図。 プロジェクターの投写画像の遷移を示す図。 プロジェクターの動作を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態における特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態のプロジェクターの概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、画像投写手段10、画像信号検出手段15、OSD処理手段16、画像信号処理手段17、画像信号入力手段18、制御手段20、記憶手段21、光源制御手段22、入力操作手段23、電源端子30、電源部31等で構成されており、これらは図示しない筐体の内部、または外面に収容されている。
画像投写手段10は、光源11、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12(12R,12G,12B)、投写光学系としての投写レンズ13、液晶駆動手段14等を含んでいる。画像投写手段10は、光源11から射出された光を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bで変調し、投写レンズ13から投写することによって投写面としてのスクリーンSC等に画像を表示する。
光源11は、超高圧水銀ランプやメタルハライドランプ等からなる放電型の光源ランプ11aと、光源ランプ11aが放射した光を液晶ライトバルブ12R,12G,12B側に反射するリフレクター11bとを含んで構成されている。光源11から射出された光は、図示しないインテグレーター光学系によって輝度分布が略均一な光に変換され、図示しない色分離光学系によって光の3原色である赤色(R),緑色(G),青色(B)の各色光成分に分離された後、それぞれ液晶ライトバルブ12R,12G,12Bに入射する。
液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、一対の透明基板間に液晶が封入された液晶パネル等によって構成される。液晶ライトバルブ12R,12G,12Bには、マトリックス状に配列された複数の画素(図示せず)が形成されており、液晶に対して画素毎に駆動電圧を印加可能となっている。
液晶駆動手段14が、入力される画像情報に応じた駆動電圧を各画素に印加すると、各画素は、画像情報に応じた光透過率に設定される。このため、光源11から射出された光は、この液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを透過することによって変調され、画像情報に応じた画像光が色光毎に形成される。
形成された各色の画像光は、図示しない色合成光学系によって画素毎に合成されてカラーの画像光となった後、投写レンズ13によってスクリーンSC等に拡大投写される。
本実施形態では、光源として光源ランプ11aを用いて投写するプロジェクター1を例示したが、本発明は光源としてLED(Light Emitting Diode)光源やレーザー光源などを用いて投写するプロジェクターにも適用することができる。
なお、本実施形態では、画像投写手段10は、光変調装置としての3つの液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを用いた透過型液晶方式の投写光学系を例示したが、反射型液晶表示方式やマイクロミラーデバイス方式(ライトスイッチ表示方式)など、他の表示方式の光変調装置を採用しても良い。
制御手段20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)や、各種データ等の一時記憶に用いられるRAM(Random Access Memory)等を備え、記憶手段21に記憶されている制御プログラム(図示せず)に従って動作することによりプロジェクター1の動作を統括制御する。つまり、制御手段20は、記憶手段21とともにコンピューターとして機能する。制御手段20は、時間を計時するタイマー201と、プロジェクター1のミュート状態を設定するミュート設定手段202とを備える。ここでミュート状態とは、黒画像など所定のミュート画像を投写することにより画像情報の投写を中断している状態をいう。
記憶手段21は、図示しないフラッシュメモリーやFeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体メモリー)等の書き換え可能な不揮発性のメモリーにより構成されている。記憶手段21には、プロジェクター1の動作を制御するための制御プログラムや、プロジェクター1の動作条件等を規定する各種設定データ等が記憶されている。本実施形態では、縮小設定情報211が記憶される。
縮小設定情報211は、プロジェクター1が通常より縮小されたサイズで投写(縮小投写)を行うときの、画像情報の投写サイズ、投写位置、縮小投写する所定の時間(後述する所定時間T1)などの設定情報が保存される。また、縮小投写状態から通常サイズの投写(通常投写)状態に戻すまでに、順次画像の投写サイズを拡大する段階数、各段階における投写サイズが保存される。
入力操作手段23は、ユーザーがプロジェクター1に対して各種指示を行うための複数の操作キーを備えている。
入力操作手段23が備える操作キーとしては、電源のオン・オフを交互に切り替えるための電源キーや、画像信号入力手段18に入力される複数の画像入力端子6を切り替えるための入力切替キー、各種設定を行うための設定メニューを重畳表示させるメニューキー、メニューからユーザーが設定項目を選択するカーソルキー、決定キー、エスケープキー、画像のミュート状態の設定を切り替えるミュートキー、画像の縮小投写と通常投写とを切り替える縮小投写キー、ヘルプキー等がある。
ユーザーが入力操作手段23の各種操作キーを操作すると、入力操作手段23は、ユーザーの操作内容に応じた操作信号を制御手段20に出力する。なお、入力操作手段23は、リモートコントローラー(リモコン)信号受信手段(図示せず)と遠隔操作が可能なリモートコントローラー(図示せず)を有した構成としてもよい。この場合、リモートコントローラーは、ユーザーの操作内容に応じた赤外線等の操作信号を発し、リモコン信号受信手段がこれを受信して制御情報として制御手段20に伝達する。
画像信号入力手段18は、上述したように複数の画像入力端子6より、ビデオ再生装置やパーソナルコンピューター等、外部の画像出力装置から、図示しないケーブル、又は通信機器などを介して画像情報が入力される。入力された画像情報は、制御手段20の指示に基づき、画像信号検出手段15、及び画像信号処理手段17に出力される。
画像信号検出手段15は、制御手段20の指示に基づき、画像信号入力手段18より画像信号が入力されているか否かの検出結果を制御手段20に通知する。
画像信号処理手段17は、画像信号入力手段18から入力される画像情報を、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bの各画素の階調を表す画像情報に変換する。ここで、変換された画像情報は、赤(R),緑(G),青(B)の色光別になっており、各液晶ライトバルブ12R,12G,12Bのすべての画素に対応する複数の画素値によって構成されている。画素値とは、対応する画素の光透過率を定めるものであり、この画素値によって、各画素を透過し射出する光の強弱(階調)が規定される。
OSD処理手段16は、制御手段20の指示に基づいて、投写画像上に、メニュー画像やメッセージ画像等のOSD(オンスクリーンディスプレイ)画像を重畳して表示するための処理を行う。OSD処理手段16は、図示しないOSDメモリーを備えており、OSD画像を形成するための図形やフォント等を表すOSD画像情報を記憶している。
制御手段20が、OSD画像の重畳表示を指示すると、OSD処理手段16は、必要なOSD画像情報をOSDメモリーから読み出し、投写画像上の所定の位置にOSD画像が重畳されるように、画像信号処理手段17から入力される画像情報にこのOSD画像情報を合成する。OSD画像情報が合成された画像情報は、液晶駆動手段14に出力される。なお、制御手段20からOSD画像を重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理手段16は、画像信号処理手段17から入力される画像情報を、そのまま液晶駆動手段14に出力する。
液晶駆動手段14は、OSD処理手段16から入力される画像情報に従って液晶ライトバルブ12R,12G,12Bを駆動すると、液晶ライトバルブ12R,12G,12Bは、画像情報に応じた画像を形成し、この画像が投写レンズ13から投写される。
光源制御手段22は、制御手段20の指示に基づいて、光源11に対する電力の供給と停止とを制御し、光源11の点灯、及び消灯を切り替える。
電源部31には、AC100V等の電力が電源端子30を介して外部から供給される。電源部31は、例えば、商用電源(交流電源)を所定の電圧の直流電源に変換して、プロジェクター1の各部に電力を供給する。また、電源部31は、制御手段20の指示に基づいて、画像の投写に必要な電力(動作電力)を各部に供給する状態(電源オン状態)と、動作電力の供給を停止して、電源をオンにするための操作を待機する状態(スタンバイ状態)とを切り替えることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、上記のように構成されているため、電源端子30に電源ケーブル(図示せず)が接続され、電源部31に電力が供給されると、電源部31は、少なくとも制御手段20、記憶手段21、入力操作手段23に電力(スタンバイ電力)の供給を行い、制御手段20は、この電力供給を受けて、制御プログラムに従った動作を開始する。
電力が供給された直後には、プロジェクター1は、スタンバイ状態(「電源オフ状態」ともいう。)であり、光源11を消灯させた状態を維持している。そして、入力操作手段23に備わる電源キーがユーザーにより操作されると、制御手段20は、電源部31に指示をして、各部への動作電力の供給を開始させ、プロジェクター1を電源オン状態に移行させる。
次に、本実施形態のプロジェクター1の投写画像の遷移を、図2を用いて説明する。なお、図2の状態(a)〜(e)は投写画像を抽象的に示すものであり、実際の投写画像を限定するものではない。
状態(a)は、プロジェクター1の画像入力端子6に画像信号が入力されていない状態、いわゆる画像信号未検出状態(無信号状態)のときの投写画像を示す。この投写画像は、背景画像B1を背景として、画像信号が入力されていない旨を示す警告メッセージが表示(投写)されたものである。本実施形態の状態(a)、および後述する状態(e)が第1の状態に相当する。
状態(a)において、画像信号が検出されると、状態(b)に遷移する。
状態(b)は、無信号状態から、プロジェクター1の画像入力端子6に画像信号が入力されていることを検出したときの投写画像を示す。
この投写画像では、縮小された画像情報である入力画像P1が表示されている。入力画像P1が表示されていない場所は背景画像B1が表示されている。なお、この例では縮小設定情報211として、画像情報を通常の1/9サイズで画面右下に所定の時間に達するまで投写する、とする設定情報が保存されているものとする。本実施形態の状態(b)、および後述する状態(c),(d)が第2の状態に相当する。
状態(c)は、状態(b)から所定の時間が経過した後の投写画像を示す。状態(b)から所定時間T1が経過すると、状態(c)に示すように入力画像P1の画像サイズが徐々に拡大されていく。この入力画像P1の拡大は、縮小設定情報211として保存されている、縮小投写状態から通常投写状態に戻すまでのステップ数や、各ステップにおける投写サイズに基づいて行われる。
状態(d)は状態(c)の画像サイズの拡大が完了し、通常投写状態になったときの投写画像を示す。この投写画像では、入力画像P1が全画面に表示されている。
状態(e)はミュート状態の投写画像を示す。この投写画像では、黒画像のミュート画像とミュート状態を示す「Mute」文字列が表示されている。状態(e)からミュートキーによるミュート状態の解除操作が行われると、状態(b)に遷移し、以降は上述した画面遷移を行う。
なお、状態(b)や状態(c)から、縮小投写キー操作による縮小投写解除操作によって、直ちに状態(d)に遷移してもよい。また、状態(d)から縮小投写キー操作による縮小投写操作によって、状態(b)に遷移してもよい。
次に、本実施形態のプロジェクター1の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
[画像信号を検出した場合]
図3に示すように、プロジェクター1が無信号状態(ステップS100)にあるときに、画像信号検出手段15により、画像信号が入力されたことが検出されると、(ステップS101)、ステップS102に遷移する。ここで、無信号状態(ステップS100)では、図2の状態(a)のような投写画像が投写されている。なお、ステップS101が状態設定ステップに相当する。
ステップS102において制御手段20は、縮小設定情報211の設定情報に基づき、画像情報の縮小投写が設定されているか否かを調べる。縮小投写が設定されている場合(ステップS102:Y)、ステップS104に遷移する。縮小投写が設定されていない場合(ステップS102:N)、ステップS110に遷移する。
ステップS104において制御手段20は、縮小設定情報211の設定情報に基づき、画像信号入力手段18より入力される入力画像P1を縮小し、画像投写手段10により、現在投写されている背景画像B1の一部に割り込んだ状態で投写する。このときの投写画像は図2の状態(b)のようになる。
ステップS105において、タイマー201による計時をスタートし、ステップS106に遷移する。
ステップS106において制御手段20は、入力操作手段23の縮小投写キーなどによる所定の縮小投写解除操作を検出したか否かを調べる。縮小投写解除操作を検出した場合(ステップS106:Y)、ステップS110に遷移する。縮小投写解除操作を検出していない場合(ステップS106:N)、ステップS107に遷移する。
ステップS107において制御手段20は、タイマー201が所定の時間T10(例えば0.5秒)を経過したか否かを調べる。タイマー201が時間T10を経過した場合(ステップS107:Y)、ステップS108に遷移する。タイマー201が時間T10を経過していない場合(ステップS107:N)、ステップS106に遷移する。
ステップS108において制御手段20は、画像投写手段10により、入力画像P1を現在の状態から1段階拡大して投写し、ステップS109に遷移する。このときの入力画像P1の拡大の様子は図2の状態(c)のようになる。
ステップS109において制御手段20は、ステップS108においてサイズを拡大した入力画像P1が、通常の投写状態のサイズに到達したか否かを調べる。入力画像P1が通常の投写状態のサイズまで拡大した場合(ステップS109:Y)、ステップS110に遷移する。入力画像P1が通常の投写状態のサイズに到達していない場合(ステップS109:N)、ステップS105に遷移する。つまり、所定時間T1が4.5秒であり、入力画像P1を通常の1/9サイズから通常の投写サイズまで10段階で拡大したとすると、時間T10はT1/(10−1)=0.5秒となり、所定時間T1(4.5秒)かけて最初の縮小投写状態から通常の投写状態に戻ることになる。なお、ステップS104からステップS109までが縮小投写ステップに相当する。
ステップS110において制御手段20は、入力画像P1を画像投写手段10により通常のサイズで投写し、ステップS111に遷移する。
ステップS111において本動作フローを終了する。
[ミュート状態の解除を検出した場合]
図3に示すように、プロジェクター1がミュート状態(ステップS120)にあるときに、入力操作手段23のミュートキーによりミュート状態の解除操作を検出すると(ステップS121)、ステップS102に遷移し、以降は上述した動作を行う。
なお、ミュート状態(ステップS120)へは、通常投写状態から入力操作手段23のミュートキーによるミュート状態の設定操作によって移行する。ミュート状態(ステップS120)では、図2の状態(e)のような投写画像が投写されている。
[縮小投写操作を検出した場合]
図3に示すように、プロジェクター1が通常投写状態(ステップS140)にあるときに、入力操作手段23の縮小投写キーによる画像の縮小投写操作を検出すると(ステップS141)、ステップS102に遷移し、以降は上述した動作を行う。
以上説明したように、本実施形態のプロジェクター1によれば、画像情報が投写されていない状態(例えば画像信号が入力されていない状態、ミュート状態)から投写される状態に変化する際に画像情報を通常より縮小されたサイズで投写するので、プレゼンテーションの開始前、切り替え時などで、観衆の注目を集めずに正しい画像が投写されるかを確認することが可能となる。
また、所定の縮小投写操作を検出したときに所定時間T1の間、通常より縮小されたサイズで画像情報が投写されるので、プレゼンテーションを中断して現在、および以降の投写画像の内容を確認したい場合、観衆の注目を集めずに投写画像が正しく投写されているのか確認することが可能となることが可能となる。
また、画像を通常より縮小されたサイズで投写した後、所定時間T1をかけて徐々に通常のサイズまで拡大して投写するので、縮小されたサイズの投写状態で画像を確認した後、通常サイズで投写されるまでの間に徐々に拡大される画像で内容を確認することが可能となる。
また、画像が縮小投写された後、所定の通常投写操作を検出した場合に、直ちに通常のサイズに戻して投写するので、縮小状態で画像を確認した後、所定時間T1を待つことなく直ちに通常サイズでの画像の投写を開始することが可能となる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
(変形例1)
上記実施形態において、画像情報をあらかじめ設定された縮小サイズで投写するとき、及び画像情報を徐々に拡大していくときに、画像を静止するようにしてもよい。これにより、画像情報が変化している場合でも静止された状態の画像により表示状態を確認することが可能となる。
1…プロジェクター、6…画像入力端子、10…画像投写手段、11…光源、12R,12G,12B…液晶ライトバルブ、13…投写レンズ、14…液晶駆動手段、15…画像信号検出手段、16…OSD処理手段、17…画像信号処理手段、18…画像信号入力手段、20…制御手段、201…タイマー、202…ミュート設定手段、21…記憶手段、211…縮小設定情報、22…光源制御手段、23…入力操作手段、30…電源端子、31…電源部。

Claims (7)

  1. 光源から射出された光を、画像入力端子より入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調して投写面に投写する画像投写手段を備えたプロジェクターであって、
    前記画像情報が投写されていない第1の状態から、前記画像情報が投写される第2の状態に変化するとき、所定時間、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで前記画像投写手段に投写させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする、プロジェクター。
  2. 請求項1に記載のプロジェクターであって、
    前記画像入力端子に前記画像信号が入力されているか否かを検出する画像信号検出手段をさらに備え、
    前記第1の状態は、前記画像入力端子に前記画像信号が入力されていない状態であり、
    前記第2の状態は、前記画像入力端子に前記画像信号が入力されている状態である、
    ことを特徴とする、プロジェクター。
  3. 請求項1または2に記載のプロジェクターであって、
    前記第1の状態は、前記画像投写手段が所定のミュート画像を投写するミュート状態であり、
    前記第2の状態は、前記ミュート状態が解除された状態である、
    ことを特徴とする、プロジェクター。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記制御手段は、所定の縮小投写操作を検出した場合に、所定時間、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで前記画像投写手段に投写させる、
    ことを特徴とする、プロジェクター。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記制御手段は、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで投写した後、所定時間をかけて徐々に通常のサイズまで拡大して前記画像投写手段に投写させる、
    ことを特徴とする、プロジェクター。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
    前記制御手段は、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで前記画像投写手段に投写させた後、所定の縮小投写解除操作を検出した場合に、前記画像情報を通常のサイズに戻して前記画像投写手段に投写させる、
    ことを特徴とする、プロジェクター。
  7. 光源から射出された光を、画像入力端子より入力される画像信号に基づく画像情報に応じて変調して投写面に投写する画像投写手段を備えたプロジェクターの制御方法であって、
    当該プロジェクターを、前記画像情報が投写されていない第1の状態、または前記画像情報が投写されている第2の状態のいずれかに設定する状態設定ステップと、
    前記状態設定ステップにより、前記第1の状態から前記第2の状態に変化したことを検出した場合に、所定時間、前記画像情報を通常より縮小されたサイズで投写する縮小投写ステップと、
    を有することを特徴とする、プロジェクターの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11822225B2 (en) 2021-03-08 2023-11-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic apparatus and control method thereof

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