JP6383309B2 - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、温度制御などの汎用的な分野に利用される制御装置および制御方法に係り、特に目標値軌道を生成して、外乱印加時や目標値変更時の制御によるオーバーシュートを抑制する技術に関するものである。
従来、外乱印加時や目標値変更時の制御によるオーバーシュートを抑制する技術として、特許文献1に開示された技術がある。特許文献1に開示された技術は、制御量PVの特性を与える位相面上の特性曲線に沿って、制御量PVがユーザ指定の設定目標値SPに整定するように、PID制御演算部に生成目標値軌道SLSPを与えるようにしたものである。具体的には、生成目標値軌道SLSPを、偏差(SP−PV)または制御量PVの変化率ΔPVと特性曲線の勾配kとを使って、SLSP=SP+ΔPV/kとしている。
また、別の技術として、一般的な調節計に備わっている目標値ランプ機能がある。目標値ランプ機能は、ユーザが設定目標値を変更するときに、PID制御演算部に与える生成目標値軌道が設定目標値に到達するまでの期間をユーザが指定することで、直線(ランプ)的な目標値軌道を生成する機能である。PID制御演算部に入力される生成目標値の変化がランプ状となり緩やかになるため、設定目標値変更時のオーバーシュート抑制に効果がある。
特許第4310804号公報
特許文献1に開示された技術では、偏差や制御量の変化率を毎制御演算周期で使用して目標値軌道を生成しており、不確定要因(制御対象の動特性、測定ノイズ、環境要因など)が混入した制御量を目標値軌道の生成に使用することになるので、生成目標値が設定目標値に到達するまでの時間を予め指定できないという問題がある。
そのため、予め定められた時間間隔で繰り返し設定目標値が変更されたり、外乱が繰り返し印加されたりする制御対象に特許文献1に開示された技術を適用すると、生成目標値が設定目標値に到達しないうちに、次回の設定目標値変更や外乱印加が発生することになる。設定目標値が繰り返し変更される状況としては、例えば薬品の製造装置において、設定目標値(温度目標値)が繰り返し変更されるという状況がある。また、外乱が繰り返し印加される状況としては、例えば設定目標値(温度目標値)が一定のリフロー炉において、はんだ付けの対象となるプリント基板が定期的に投入されることによって温度が変動するという状況がある。
図7(A)、図7(B)は特許文献1に開示された技術の問題点を説明する図であり、図7(A)は設定目標値変更時の制御応答の例を示す図、図7(B)は外乱印加時の制御応答の例を示す図である。図7(A)、図7(B)におけるSP+はユーザが指定した設定目標値、PVは制御量、ΔSPは設定目標値SP+に対する生成目標値の整形量(設定目標値SP+と生成目標値との差)である。
シミュレーションで求めた図7(A)の結果によると、特許文献1に開示された従来の技術では、設定目標値SP+の初回の変更に対しては制御量PVのオーバーシュートを抑制した望ましい制御応答が得られているが、設定目標値SP+の変更が繰り返されるに従って再現性が低下することが分かる。また、シミュレーションで求めた図7(B)の結果によると、初回の外乱印加に対してはオーバーシュートを抑制した制御応答が得られているが、外乱印加が繰り返されるに従って再現性が低下することが分かる。
特許文献1には明示されていないが、以上のような問題に対応するために次のような処理が考えられる。
(I)前回の生成目標値の最終値から引き続き次回の生成目標値軌道を導出する処理。
(II)次回の生成目標値軌道開始時に何らかの初期化をして、前回の生成目標値が次回の生成目標値軌道に影響し難くする処理。
(I)の場合には、前回の生成目標値が次回の生成目標値軌道に影響を与えることになり、各回の設定目標値変更や外乱印加に対する制御応答の再現性が大きく損なわれることになる。
(II)を採用した場合には、生成目標値の初期化によって偏差に不連続点が発生するため、この偏差を用いる制御にも不連続な動作が現れ、制御応答を乱すことになる。この制御応答の乱れ方は前回の生成目標値の最終値によって異なるので、生成目標値軌道が指定時間後にどのような値になるか保証されないことになり、各回の制御の再現性が得られないことになる。
また、一般的な調節計に備わっている目標値ランプ機能によってPID制御演算部に与える目標値を生成すると、ランプ終了時に生成目標値変化が急激に0になるという不連続な挙動となるため、微分補償のあるコントローラに適用すると、制御応答を乱し、ランプ終了時に制御出力を低下させる方向に作用するので、制御量の整定が遅くなるという問題点があった。また、この目標値ランプ機能は、設定目標値変更に対応するものであり、外乱印加時のオーバーシュートを抑制することはできない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、制御量のオーバーシュートを抑制することができ、設定目標値が繰り返し変更されたり外乱が繰り返し印加されたりする制御対象に適用した場合でも、制御応答の再現性を得ることができる制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
本発明の制御装置は、設定目標値の変更を示す事象または外乱印加を示す事象が生じたタイミングを、生成目標値の軌道の生成開始タイミングとして検出するタイミング検出手段と、前記生成目標値の軌道の生成開始タイミングと判定されたときに、生成目標値の軌道を決定し、決定した軌道に従う生成目標値を制御周期毎に出力する目標値軌道生成手段と、制御量と前記生成目標値を入力として制御演算により操作量を制御周期毎に算出して制御対象に出力する制御演算手段とを備え、前記目標値軌道生成手段は、前記生成目標値が予め指定された目標値到達時間で前記設定目標値に到達し、かつ前記生成目標値が予め定められた曲線軌道の式に従って変化し、前記生成目標値の変化量が漸次0になるように、前記曲線軌道の式を用いて前記生成目標値の軌道を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記曲線軌道の式は、楕円弧軌道の式であることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記目標値軌道生成手段は、前記生成目標値の初期値を予め指定された値とすることを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記目標値軌道生成手段は、前記設定目標値と、予め指定された係数と、前記生成開始タイミングにおける設定目標値と制御量との偏差または前記生成開始タイミングの前後の設定目標値の変化量とに基づいて、前記生成目標値の初期値を決定することを特徴とするものである。
また、本発明の制御装置の1構成例において、前記目標値軌道生成手段は、前記設定目標値と予め指定された値との加減算の結果を前記生成目標値の初期値とすることを特徴とするものである。
また、本発明の制御方法は、設定目標値の変更を示す事象または外乱印加を示す事象が生じたタイミングを、生成目標値の軌道の生成開始タイミングとして検出するタイミング検出ステップと、前記生成目標値の軌道の生成開始タイミングと判定したときに、生成目標値の軌道を決定する生成目標値軌道決定ステップと、この生成目標値軌道決定ステップで決定した軌道に従う生成目標値を制御周期毎に出力する生成目標値出力ステップと、制御量と前記生成目標値を入力として制御演算により操作量を制御周期毎に算出して制御対象に出力する制御演算ステップとを含み、前記生成目標値軌道決定ステップは、前記生成目標値が予め指定された目標値到達時間で前記設定目標値に到達し、かつ前記生成目標値が予め定められた曲線軌道の式に従って変化し、前記生成目標値の変化量が漸次0になるように、前記曲線軌道の式を用いて前記生成目標値の軌道を決定することを特徴とするものである。
本発明によれば、生成目標値が予め指定された目標値到達時間で設定目標値に到達し、かつ生成目標値が曲線軌道で変化し、生成目標値の変化量が漸次0になるように、生成目標値の軌道を決定することにより、制御量のオーバーシュートを抑制することができ、設定目標値が繰り返し変更されたり外乱が繰り返し印加されたりする制御対象に本発明を適用した場合でも、制御応答の再現性を得ることができる。また、本発明では、従来技術と比較して、外乱印加による制御量の降下を小さくすることができるので、外乱の影響を低減することができ、制御の応答性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態における目標値軌道の決定処理を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態における制御応答の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における目標値軌道の決定処理を説明する図である。 本発明の第3の実施の形態における目標値軌道の決定処理を説明する図である。 従来技術の問題点を説明する図である。
[発明の原理]
本発明では、以下の特徴を持つ目標値軌道を生成して、外乱印加時や設定目標値変更時の制御によるオーバーシュートを抑制する。
(A)生成目標値が予め指定された目標値到達時間で設定目標値に到達する。
(B)生成目標値が曲線軌道で変化し、生成目標値の変化量が時間経過と共に漸次0になる。
特徴(A)により、制御対象の稼働上の条件で定められた時間間隔で設定目標値が繰り返し変更されたり外乱が繰り返し印加されたりする制御対象に本発明を適用した場合でも、目標値到達時間を制御対象の稼働上の条件で定められた時間間隔以下の値に設定することで、生成目標値が目標値到達時間で設定目標値に到達することが保証されるため、特許文献1に開示された従来の技術の問題点を解決することができる。
また、特徴(B)により、生成目標値が設定目標値に到達した時にも連続的な挙動となるため、微分補償のあるコントローラに本発明を適用した場合でも、乱れの少ない円滑な制御応答にすることができ、一般的な調節計に備わっている目標値ランプ機能の問題点を解決することができる。
(A)、(B)のような特徴を満たす軌道の例としては、楕円弧軌道が挙げられる。生成目標値軌道を楕円弧軌道で実現した場合には、上記の目標値到達時間と強度の2つのパラメータ設定で軌道を生成できる。このうち、目標値到達時間については、この値を制御対象の稼働上の条件で定められた時間間隔以下の値に設定することで、設定目標値が繰り返し変更されたり外乱が繰り返し印加されたりする制御対象に本発明を適用した場合でも、指定した丁度のタイミングで生成目標値が設定目標値に到達することが保証されるため、前回の設定目標値変更や外乱印加に対する生成目標値が次回の生成目標値軌道に影響を及ぼすことはなく、各回の設定目標値変更や外乱印加において制御応答の再現性が保たれる。
強度は、生成目標値の初期値を定めるためのパラメータである。生成目標値の初期値を制御量に近い値にするほど制御応答が遅くなるが、オーバーシュート量は抑制できる。生成目標値の初期値を設定目標値に近い値にするほどオーバーシュート量が増加するが、制御応答は速くできる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。制御装置は、計測器によって計測される制御量PVを入力する制御量入力部1と、制御装置のユーザが指定する設定目標値SP+を入力する設定目標値入力部2と、設定目標値SP+の変更を示す事象または外乱印加を示す事象が生じたタイミングを、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングとして検出するタイミング検出部3と、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングと判定されたときに、生成目標値SPの軌道を決定し、決定した軌道に従う生成目標値SPを制御周期毎に出力する目標値軌道生成部4と、制御量PVと生成目標値SPを入力として制御演算により操作量MVを制御周期毎に算出する制御演算部5と、操作量MVを制御対象に出力する操作量出力部6とを備えている。
以下、本実施の形態の制御装置の動作を図2を参照して説明する。図2は制御装置の動作を示すフローチャートである。
制御量PVは、計測器やセンサ(例えば温度センサ)などから与えられ、制御量入力部1を介して制御演算部5とタイミング検出部3とに入力される(図2ステップS1)。なお、後述する生成開始タイミングの検出において制御量PVを使用しない場合には、制御量PVをタイミング検出部3に入力する必要はない。
設定目標値SP+は、ユーザによって設定され、設定目標値入力部2を介して目標値軌道生成部4とタイミング検出部3とに入力される(図2ステップS2)。なお、後述する生成開始タイミングの検出において設定目標値SP+を使用しない場合には、設定目標値SP+をタイミング検出部3に入力する必要はない。
タイミング検出部3は、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングかどうかを判定する(図2ステップS3)。生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングとしては、一般的な工業計器で検出しているイベントや警報などのトリガタイミングを使用する。例として以下のようなものが考えられる。
(a)制御量PVが所定の制御量上限値以上となったとき。
(b)設定目標値SP+が所定の目標値上限値以上となったとき。
(c)偏差(SP+−PV)が所定の偏差上限値以上となったとき。
(d)制御量PVが所定の制御量下限値以下となったとき。
(e)設定目標値SP+が所定の目標値下限値以下となったとき。
(f)偏差(SP+−PV)が所定の偏差下限値以下となったとき。
(g)外部機器からタイミングを通知する信号を受信したとき。
(h)設定目標値SP+が変更されてから指定時間Tが経過したとき。
タイミング検出部3は、(a)〜(h)のうち少なくとも1つの事象が生じたときに、設定目標値変更または外乱印加がなされたと判断し、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングであると判定する。なお、(a)〜(h)の1つ又は複数の事象のうちどれを使用するかは、本実施の形態の制御装置の適用対象によって決まる。
目標値軌道生成部4は、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングでないと判定された場合(ステップS3においてNO)、決定済みの軌道に従う生成目標値SPを制御演算部5に出力する(図2ステップS4)。
また、目標値軌道生成部4は、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングと判定された場合(ステップS3においてYES)、生成目標値SPの軌道を決定する(図2ステップS5)。
本実施の形態では、生成目標値SPの軌道を楕円弧軌道で実現するものとし、生成目標値SPの初期値を上述の強度で直接設定するものとする。
図3(A)、図3(B)に示すように、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングから生成目標値SPが設定目標値SP+に到達するまでの時間である目標値到達時間をa、生成目標値SPの初期値を定めるための値である強度をb、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングからの経過時間をt[0≦t≦a]とすると、tにおける生成目標値SP(t)は以下のような楕円弧軌道の式で与えられる。なお、図3(A)は外乱印加の場合を示し、図3(B)は設定目標値変更の場合を示している。
Figure 0006383309
本実施の形態では、強度bで生成目標値SPの初期値SP(0)を直接設定するのであるから、SP(0)=bである。目標値到達時間aが長いほど、または強度bが大きいほど、オーバーシュート抑制効果が強まるが、制御の応答性が損なわれる。一方、目標値到達時間aが短いほど、または強度bが小さいほど、オーバーシュート抑制効果が弱まるが、制御の応答性が向上する。
強度bについては、外乱印加時の強度bと、設定目標値変更時の強度bとが予め別々に設定されている。例えば設定目標値SP+が変更されていないにも拘わらず、上記の(a)、(c)、(d)、(f)のいずれかの事象が生じた場合、あるいは外部機器から外乱印加を通知する信号を受信した場合(上記の(g))、目標値軌道生成部4は、外乱印加時のために予め設定されている強度bの値を用いる。例えばリフロー炉の温度(制御量PV)を制御する制御装置に本実施の形態を適用する場合、プリント基板の搬送を制御する制御装置(外部機器)は、リフロー炉にプリント基板が投入されるタイミングで本実施の形態の制御装置に対して、外乱印加を通知する信号を送信することが可能である。強度bの値は、予め行うシミュレーションや生産現場で行う試験で決定することができる。
また、外部機器から設定目標値変更を通知する信号を受信した場合(上記の(g))、あるいは設定目標値SP+が変更されてから指定時間Tが経過した場合(上記の(h))、目標値軌道生成部4は、変更後の設定目標値SP+に対応して予め設定されている強度bの値を用いる。例えば薬品製造の炉の温度(制御量PV)を制御する制御装置に本実施の形態を適用する場合、設定目標値SP+をどのように変更するかは予め分かっているので、設定目標値SP+毎に強度bの値を予め設定しておくことが可能である。
なお、制御対象の稼働上の条件などにより指定時間Tが0の場合もあれば0より大きい場合もある。また、外部機器から通知を受ける場合も、外乱印加や設定目標値変更に対して通知に遅延時間が生じる場合もある。したがって、これらの時間を予め考慮して目標値到達時間aを設定しておく必要がある。
次に、目標値軌道生成部4は、ステップS5で決定した軌道(式(1))に従う生成目標値SP(t)を制御演算部5に出力する(図2ステップS6)。生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングにおいては、上記のとおりSP(0)=bが出力される。
制御演算部5は、制御量入力部1から入力された制御量PVと目標値軌道生成部4から入力された生成目標値SP(t)とに基づいて、制御量PVが生成目標値SP(t)と一致するように操作量MVを算出する(図2ステップS7)。フィードバック制御演算アルゴリズムとしてはPIDがある。PID制御演算は周知の技術なので、説明は省略する。
操作量出力部6は、制御演算部5によって算出された操作量MVを制御対象に出力する(図2ステップS8)。操作量MVの実際の出力先は、バルブなどを操作する操作器、ヒータなどを操作する継電器(リレー)や電力調整器(サイリスタユニット)等である。
以上のようなステップS1〜S8の処理が、例えばユーザからの指令によって制御が終了するまで(図2ステップS9においてYES)、制御周期毎に繰り返し実行される。
各制御周期においては、式(1)によって計算される生成目標値SP(t)が目標値軌道生成部4から出力されることになる(ステップS4)。また、生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミング(t=0)からの経過時間tが目標値到達時間aに達すると、生成目標値SP(t)が設定目標値SP+に到達するが、以後、目標値軌道生成部4は、次の生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミングになるまで、式(1)を用いることなく、生成目標値SP(t)=SP+を維持する。
図4(A)は本実施の形態における設定目標値変更時の制御応答の例を示す図、図4(B)は本実施の形態における外乱印加時の制御応答の例を示す図である。図7(A)、図7(B)と同様に、ΔSPは設定目標値SP+に対する生成目標値SP(t)の整形量(設定目標値SP+と生成目標値SP(t)との差)である。
シミュレーションで求めた図4(A)の結果によると、本実施の形態では、制御量PVのオーバーシュートを抑制した望ましい制御応答を得ることができ、かつ高い再現性が得られていることが分かる。同様に、シミュレーションで求めた図4(B)の結果によると、オーバーシュートを抑制した制御応答を得ることができ、かつ高い再現性が得られていることが分かる。
一般的なPID制御は、制御対象のモデルが分からなくても、感覚的に調整ができるという点が魅力である。そのような制御に適用する目標値軌道の生成技術としては、物理モデルの整合性を重視した厳密性よりも、適用環境の柔軟性や制御の再現性に優れたものが望まれることが多い。本実施の形態では、生成目標値SPの軌道を楕円弧軌道で実現することにより、制御量PVのオーバーシュートを抑制することができ、設定目標値SP+が繰り返し変更されたり外乱が繰り返し印加されたりする制御対象に本実施の形態を適用した場合でも、制御応答の再現性を得ることができる。また、図7(B)と図4(A)の比較結果から明らかなように、本実施の形態では、特許文献1に開示された従来技術と比較して、外乱印加による制御量PVの降下を小さくすることができるので、外乱の影響を低減することができ、制御の応答性を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、制御装置の構成および処理の流れは第1の実施の形態と同様であるので、図1、図2の符号を用いて説明する。本実施の形態と第1の実施の形態で異なる点は、生成目標値SP(t)の軌道の決定処理(図2ステップS5)と生成目標値SP(t)の出力処理(図2ステップS4,S6)である。
第1の実施の形態では、生成目標値SP(t)の初期値SP(0)を強度bで直接設定していたのに対し、本実施の形態では、設定目標値SP+と、強度bと、生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミングにおける偏差I=SP+−PVまたは生成開始タイミング前後の設定目標値SP+の変化量I=SP+(t)−SP+(t−1)とを用いて生成目標値SP(t)の初期値SP(0)を決定する。
図5(A)、図5(B)に示すように、目標値到達時間をa、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングからの経過時間をt[0≦t≦a]とすると、tにおける生成目標値SP(t)は以下のような楕円弧軌道の式で与えられる。なお、図5(A)は外乱印加の場合を示し、図5(B)は設定目標値変更の場合を示している。
Figure 0006383309
上記で説明したとおり、式(2)のIは生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミングにおける偏差(SP+−PV)または生成開始タイミング前後の設定目標値SP+の変化量SP+(t)−SP+(t−1)である(SP+(t)は変更後の設定目標値、SP+(t−1)は変更前の設定目標値)。本実施の形態では、強度bは偏差(または設定目標値SP+の変化量)Iに掛ける係数(固定値)として予め設定される。
本実施の形態では、生成目標値SPの初期値SP(0)=SP+−b×Iとなる。第1の実施の形態と同様に、目標値到達時間aが長いほど、または強度bが大きいほど、オーバーシュート抑制効果が強まるが、制御の応答性が損なわれる。一方、目標値到達時間aが短いほど、または強度bが小さいほど、オーバーシュート抑制効果が弱まるが、制御の応答性が向上する。
生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングにおいては、初期値SP(0)が目標値軌道生成部4から出力され(図2ステップS6)、以後の各制御周期においては、式(2)によって計算される生成目標値SP(t)が目標値軌道生成部4から出力されることになる(図2ステップS4)。また、生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミング(t=0)からの経過時間tが目標値到達時間aに達すると、生成目標値SP(t)が設定目標値SP+に到達するが、以後、目標値軌道生成部4は、次の生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミングになるまで、式(2)を用いることなく、生成目標値SP(t)=SP+を維持する。
その他の構成は第1の実施の形態で説明したとおりである。こうして、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、第1の実施の形態では、設定目標値SP+が繰り返し変更される度に強度bを変える必要があるが、本実施の形態では、強度bを変える必要はない。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態においても、制御装置の構成および処理の流れは第1の実施の形態と同様であるので、図1、図2の符号を用いて説明する。本実施の形態と第1の実施の形態で異なる点は、生成目標値SP(t)の軌道の決定処理(図2ステップS5)と生成目標値SP(t)の出力処理(図2ステップS4,S6)である。
第1の実施の形態では、生成目標値SP(t)の初期値SP(0)を強度bで直接設定していたのに対し、本実施の形態では、設定目標値SP+と予め指定された値である強度bとの加減算の結果を生成目標値SP(t)の初期値SP(0)とする。
図6(A)、図6(B)に示すように、目標値到達時間をa、生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングからの経過時間をt[0≦t≦a]とすると、tにおける生成目標値SP(t)は以下のような楕円弧軌道の式で与えられる。なお、図6(A)は外乱印加の場合を示し、図6(B)は設定目標値変更の場合を示している。
Figure 0006383309
式(3)中の「±」は制御量PVが降下する外乱印加や設定目標値SP+の上昇により初期値SP(0)が設定目標値SP+以下で生成目標値SP(t)を上昇させる状況、すなわちSP(0)≦SP+のとき「−」となり、制御量PVが上昇する外乱印加や設定目標値SP+の降下により初期値SP(0)が設定目標値SP+より大で生成目標値SP(t)を降下させる状況、すなわちSP(0)>SP+のとき「+」となる。
生成目標値SPの軌道の生成開始タイミングにおいては、初期値SP(0)=SP+±bが目標値軌道生成部4から出力され(図2ステップS6)、以後の各制御周期においては、式(3)によって計算される生成目標値SP(t)が目標値軌道生成部4から出力されることになる(図2ステップS4)。また、生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミング(t=0)からの経過時間tが目標値到達時間aに達すると、生成目標値SP(t)が設定目標値SP+に到達するが、以後、目標値軌道生成部4は、次の生成目標値SP(t)の軌道の生成開始タイミングになるまで、式(3)を用いることなく、生成目標値SP(t)=SP+を維持する。
その他の構成は第1の実施の形態で説明したとおりである。こうして、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、第1の実施の形態では、設定目標値SP+が繰り返し変更される度に強度bを変える必要があるが、本実施の形態では、第2の実施の形態と同様に強度bを変える必要はない。
第1〜第3の実施の形態の制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1〜第3の実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、温度制御などの汎用的な制御に適用することができる。
1…制御量入力部、2…設定目標値入力部、3…タイミング検出部、4…目標値軌道生成部、5…制御演算部、6…操作量出力部。

Claims (10)

  1. 設定目標値の変更を示す事象または外乱印加を示す事象が生じたタイミングを、生成目標値の軌道の生成開始タイミングとして検出するタイミング検出手段と、
    前記生成目標値の軌道の生成開始タイミングと判定されたときに、生成目標値の軌道を決定し、決定した軌道に従う生成目標値を制御周期毎に出力する目標値軌道生成手段と、
    制御量と前記生成目標値を入力として制御演算により操作量を制御周期毎に算出して制御対象に出力する制御演算手段とを備え、
    前記目標値軌道生成手段は、前記生成目標値が予め指定された目標値到達時間で前記設定目標値に到達し、かつ前記生成目標値が予め定められた曲線軌道の式に従って変化し、前記生成目標値の変化量が漸次0になるように、前記曲線軌道の式を用いて前記生成目標値の軌道を決定することを特徴とする制御装置。
  2. 請求項1記載の制御装置において、
    前記曲線軌道の式は、楕円弧軌道の式であることを特徴とする制御装置。
  3. 請求項1または2記載の制御装置において、
    前記目標値軌道生成手段は、前記生成目標値の初期値を予め指定された値とすることを特徴とする制御装置。
  4. 請求項1または2記載の制御装置において、
    前記目標値軌道生成手段は、前記設定目標値と、予め指定された係数と、前記生成開始タイミングにおける設定目標値と制御量との偏差または前記生成開始タイミングの前後の設定目標値の変化量とに基づいて、前記生成目標値の初期値を決定することを特徴とする制御装置。
  5. 請求項1または2記載の制御装置において、
    前記目標値軌道生成手段は、前記設定目標値と予め指定された値との加減算の結果を前記生成目標値の初期値とすることを特徴とする制御装置。
  6. 設定目標値の変更を示す事象または外乱印加を示す事象が生じたタイミングを、生成目標値の軌道の生成開始タイミングとして検出するタイミング検出ステップと、
    前記生成目標値の軌道の生成開始タイミングと判定したときに、生成目標値の軌道を決定する生成目標値軌道決定ステップと、
    この生成目標値軌道決定ステップで決定した軌道に従う生成目標値を制御周期毎に出力する生成目標値出力ステップと、
    制御量と前記生成目標値を入力として制御演算により操作量を制御周期毎に算出して制御対象に出力する制御演算ステップとを含み、
    前記生成目標値軌道決定ステップは、前記生成目標値が予め指定された目標値到達時間で前記設定目標値に到達し、かつ前記生成目標値が予め定められた曲線軌道の式に従って変化し、前記生成目標値の変化量が漸次0になるように、前記曲線軌道の式を用いて前記生成目標値の軌道を決定することを特徴とする制御方法。
  7. 請求項6記載の制御方法において、
    前記曲線軌道の式は、楕円弧軌道の式であることを特徴とする制御方法。
  8. 請求項6または7記載の制御方法において、
    前記生成目標値軌道決定ステップは、前記生成目標値の初期値を予め指定された値とすることを特徴とする制御方法。
  9. 請求項6または7記載の制御方法において、
    前記生成目標値軌道決定ステップは、前記設定目標値と、予め指定された係数と、前記生成開始タイミングにおける設定目標値と制御量との偏差または前記生成開始タイミングの前後の設定目標値の変化量とに基づいて、前記生成目標値の初期値を決定することを特徴とする制御方法。
  10. 請求項6または7記載の制御方法において、
    前記生成目標値軌道決定ステップは、前記設定目標値と予め指定された値との加減算の結果を前記生成目標値の初期値とすることを特徴とする制御方法。
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