WO2006092836A1 - 記憶装置のトラックピッチ検査方法、プログラム及び記憶装置 - Google Patents

記憶装置のトラックピッチ検査方法、プログラム及び記憶装置 Download PDF

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Abstract

 製造検査工程で記憶装置に設けたディスク媒体の全トラックのトラックピッチを検査する。まずトラックを横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生し、目標位置軌道にヘッド検出位置が追従するようにヘッドアクチュエータをフィードバック制御する。目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値を超えた際にトラックピッチ異常を判定し、媒体のトラックスキップテーブルにトラック番号を記録する。目標位置軌道としては、複数トラック幅の振幅をもつ目標位置正弦波軌道を媒体回転に同期して発生する。別の目標位置軌道としては、媒体の最アウタと最インナとの間で各トラック間隔を一定時間で横切る目標位置直線軌道を発生する。

Description

明 細 書
記憶装置のトラックピッチ検査方法、プログラム及び記憶装置
技術分野
[0001] 本発明は、ディスク媒体のトラックピッチを検査するトラックピッチ検査方法、プロダラ ム及び記憶装置に関し、特に、ディスク媒体の全トラックのピッチを検査するトラックピ ツチ検査方法、プログラム及び記憶装置に関する。 背景技術
[0002] 従来、磁気ディスク装置の製造工程にあっては、サーボトラックライタ設備によって 磁気ディスク媒体に要求された記録容量が得られるトラック記録密度 TPI、即ちトラッ クピッチを設定してサーボトラックを書き込んで 、る。
[0003] サーボトラックを書き込む際には、ヘッドのライトコア幅から隣のトラックを消さないよ うにトラックピッチを決める必要がある力 これにカ卩えてサーボトラック書込み時のトラ ック間のピッチ誤差を考慮して、トラックピッチを広げる方向に決めるようにして 、る。
[0004] また従来のサーボトラックライトの処理工程にあっては、工程内検査としてトラック自 体が正しくリードライトできるかの検査をして 、る。
特許文献 1:特開 2003— 331545号公報
発明の開示
発明が解決しょうとする課題
[0005] ところで、近年にあっては、ライトコア及びリードコアの微細化に伴うトラック密度の向 上に伴いトラックピッチが益々狭くなつており、このためサーボトラックライタ設備にお いてサーボトラックを書込む際に生ずるばらつきの影響を受け易くなる。
[0006] し力しながら、工程内検査としてデフヱタト (媒体欠陥)などのトラック自体は検査す る力 トラックピッチは検査しておらず、このため狭いトラックピッチを残したまま検査ェ 程をすり抜けて出荷される恐れがある。このような磁気ディスク装置は出荷後に狭いト ラックが隣接トラックの書込みで書き寄せられ、書込みデータが読めなくなるという可 能性がある。 [0007] 一方、隣接トラックの書き込みの影響を検査する方法として、ライトイレーズマージン を測定する方法がある。このライトイレーズマージンは対象トラックにテストデータを書 き込んだ後に、隣接トラックに別のテストデータを書き込んで対象トラックを読出し、読 出しができたら隣接トラックを幅寄せして書き込み、隣接トラックの幅寄せによる書込 み限界を測定している。
[0008] しかし、ライトイレーズマージンの測定は、隣接トラックの幅寄せ書き込みをしながら 対象トラックのエラーレートを求めており、 1トラックの測定にかなりの時間がかかる。こ のためトラックピッチが狭くなる異常を磁気ディスク媒体の全面について検査すること は、生産性を著しく損なうため、適用できないという問題がある。
[0009] 本発明は、媒体全面につきトラックピッチを短時間で効率よく検査できるようにした 記憶装置のトラックピッチ検査方法、プログラム及び記憶装置を提供することを目的と する。 課題を解決するための手段
[0010] 本発明は、記憶装置のトラックピッチ検査方法を提供する。本発明のトラックピッチ 検査方法は、
トラックを横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生する目標 位置軌道発生ステップと、
目標位置軌道にヘッド検出位置が追従するようにヘッドァクチユエータをフィードバ ック制御するヘッド位置制御ステップと、
目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値を超えた際にトラックピッチ 異常を判定するトラックピッチ判定ステップと、
を備えたことを特徴とする。
[0011] 本発明の具体的形態にあっては、
目標位置軌道発生ステップは、 目標位置軌道として 1又は複数トラック幅の振幅を 有し媒体 1回転当り複数周期で目標トラック位置を正弦変化させる目標位置正弦波 軌道を発生し、
ヘッド位置制御ステップは、 目標位置正弦波軌道にヘッド検出位置が追従するよう にヘッドァクチユエータをフィードバック制御し、
トラックピッチ判定ステップは、目標位置正弦波軌道とヘッド検出位置との誤差を検 出し、誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定する。
[0012] ここで目標位置軌道発生ステップは、サーボフレームに同期して目標位置正弦波 軌道の各目標トラック位置を発生し、トラックピッチ判定ステップは、各目標トラック位 置に同期したヘッド検出位置を抽出して誤差を検出し、誤差が所定の閾値を超えた トラックにっきトラックピッチ異常と判定する。
[0013] また目標位置軌道発生ステップは、サーボフレームに同期して目標位置正弦波軌 道の各目標トラック位置を発生し、トラックピッチ判定ステップは、各目標トラック位置 に同期したヘッド検出位置を媒体 1回転につき抽出して平均し、平均ヘッド検出位置 と目標位置正弦波軌道との誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異 常と判定する。
[0014] 更に、トラックピッチ判定ステップは、目標位置正弦波軌道の各目標トラック位置に 同期したヘッド検出位置の成分を媒体 1回転につき抽出して平均した後に、媒体の 複数回転で得られた平均ヘッド検出位置の 2乗平均の平方根を求め、 2乗平均の平 方根と目標位置正弦波軌道成分との誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラッ クピッチ異常と判定するようにしてもょ 、。
[0015] 本発明の具体的な他の形態にあっては、
目標位置軌道発生ステップは、目標位置軌道として媒体の最ァウタと最インナの間 で、各トラック間隔を一定時間で横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置 直線軌道を発生し、
ヘッド位置制御ステップは、ヘッド検出位置が目標位置直線軌道に追従するように ヘッドァクチユエータをフィードバック制御し、
トラックピッチ判定ステップは、目標位置直線軌道とヘッド検出位置との誤差が閾値 を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定する。
[0016] ここで、目標位置軌道発生ステップは、ァウタとインナの間で目標位置直線軌道を 複数回発生し、トラックピッチ判定ステップは、複数回の目標位置直線軌道の発生で 得られたヘッド検出位置を平均し、目標位置直線軌道と平均ヘッド検出位置との誤 差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定する。
[0017] またトラックピッチ判定ステップは、所定回数の目標位置直線軌道の発生毎で得ら れたヘッド検出位置を平均し、所定回数の軌道発生を繰り返して得られた平均ヘッド 位置の 2乗平均の平方根を求め、 2乗平均の平方根と目標位置直線軌道との誤差が 所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定する。
[0018] 更に、トラックピッチ判定ステップで判定した異常トラックをトラックスキップ情報とし て媒体に記録する。
[0019] 本発明は、記憶装置のトラックピッチ検査プログラムを提供する。本発明のプロダラ ムは、試験設備力も記憶装置にダウンロードされ、記憶装置のコンピュータに、 トラックを横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生する目標 位置軌道発生ステップと、
目標位置軌道にヘッド検出位置が追従するようにヘッドァクチユエータをフィードバ ック制御するヘッド位置制御ステップと、
目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値を超えた際にトラックピッチ 異常を判定するトラックピッチ判定ステップと、
を実行させることを特徴とする。
[0020] 本発明は記憶装置を提供する。本発明の記憶装置は、
トラックを横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生する目標 位置軌道発生部と、
目標位置軌道にヘッド検出位置が追従するようにヘッドァクチユエータをフィードバ ック制御するヘッド位置制御部と、
目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値を超えた際にトラックピッチ 異常を判定するトラックピッチ判定部と、
を備えたことを特徴とする。
[0021] 本発明は、記憶媒体のトラックに対してデータのアクセス行う記憶装置に於いて、ト ラックピッチが異常である異常トラックがある場合に異常トラックをトラックスキップする ように制御部で制御するためのトラックスキップ情報が記憶媒体の管理情報領域に記 録されてなることを特徴とする。 [0022] なお、本発明によるプログラム及び記憶装置の詳細は、本発明のトラックピッチ検査 方法の場合と基本的に同じになる。 発明の効果
[0023] 本発明によれば、 目標位置正弦波軌道や目標位置直線軌道を発生してヘッドを追 従制御させたときの誤差となる振れ量が大きい場合にトラックピッチの異常を判定し ており、 1回の測定で複数トラックについてトラックピッチを検査できることから、媒体全 面のトラックを効率良く短時間で検査することができる。
[0024] このためとトラックピッチの微細化に伴うトラックピッチが狭い異常トラックを確実に検 出し、媒体にトラックスキップ情報として格納しておくことで、異常トラックによるエラー を未然に防止し、記憶装置の信頼性及び性能を向上できる。
[0025] また目標位置正弦波軌道を使用する場合には、媒体 1回転分のトラックピッチが検 查されるため、部分的にトラックピッチが狭くなつているトラックについても確実に異常 トラックとして判定してスキップさせることができる。
[0026] 異常トラックピッチがあってもスキップ処理により、異常トラックに対して記録/再生等 のアクセスを行わない制御をすることが可能である。また、若干の記憶容量の低下が 問題になるものの、規定の記憶容量を満たして ヽれば製品として使用可能な良品で あり、記憶媒体の良品率が向上する製造上の効果の方が記憶容量よりも優先度が高 い効果である。もちろん、大容量メモリとして影響があるレベルの異常トラックが多数 あるものは不良品として使用しないようにすることは言うまでもない。 図面の簡単な説明
[0027] [図 1]本発明のトラックピッチ検査が適用される磁気ディスク装置のブロック図
[図 2]図 1の磁気ディスク装置によるフィードバック制御機能の説明図
[図 3]ディスク媒体のトラックとサーボフレームの説明図
[図 4]本発明のトラックピッチ検査処理で発生する目標位置正弦波軌道の説明図 [図 5]トラックピッチが正常な場合の目標位置正弦波軌道とこれに追従するヘッド検 出位置の説明図 [図 6]トラックピッチの狭い異常トラックが存在した場合の目標位置正弦波軌道とこれ に追従するヘッド検出位置の説明図
[図 7]目標位置正弦波軌道を用いた本発明によるトラックピッチ検査処理のフローチ ヤート
[図 8]媒体 1回転で発生する複数周期の目標位置正弦波軌道に同期したヘッド検出 位置を平均化する処理の説明図
[図 9]図 8の目標位置正弦波軌道に追従した平均ヘッド検出位置の振れ量から異常 を判定する本発明によるトラックピッチ検査処理のフローチャート
[図 10]平均ヘッド検出位置の二乗平均の平方根の振れ量から異常を判定する本発 明によるトラックピッチ検査処理のフローチャート
[図 11]媒体のァウタからインナに向けて発生する目標位置直線軌道の説明図
[図 12]トラックピッチの狭い異常トラックが存在した場合の目標位置直線軌道とこれに 追従するヘッド検出位置、更に振れ量の説明図
[図 13]目標位置直線軌道を用いた本発明によるトラックピッチ検査処理のフローチヤ ート
[図 14]複数回発生した目標位置直線軌道に同期したヘッド検出位置を平均化する 処理の説明図
[図 15]図 14の目標位置直線軌道に追従した平均ヘッド検出位置の振れ量から異常 を判定する本発明によるトラックピッチ検査処理のフローチャート
[図 16]平均ヘッド検出位置の 2乗平均の平方根の振れ量から異常を判定する本発明 によるトラックピッチ検査処理のフローチャート
発明を実施するための最良の形態
[0028] 図 1は本発明のトラックピッチ検査処理が適用される磁気ディスク装置のブロック図 である。図 1において、ハードディスクドライブ (HDD)として知られた磁気ディスク装 置 10は、ディスクェンクロージャ 12と回路ボート 14で構成される。ディスクェンクロー ジャ 12にはスピンドルモータ 16が設けられ、スピンドルモータ 16の回転軸にディスク 媒体 20— 1, 20— 2を装着し、一定時間例えば 4200rpmで回転させる。
[0029] ディスクェンクロージャ 12にはボイスコイルモータ 18が設けられ、ボイスコイルモー タ 18はヘッドァクチユエータのアーム先端にヘッド 22— 1— 22— 4を搭載しており、デ イスク媒体 20—1, 20— 2の記録面に対するヘッドの位置決めを行う。なお、ヘッド 22 —1一 22-4にはライトヘッドとリードヘッドが一体ィ匕されて搭載されている。
[0030] ヘッド 22— 1一 22— 4はヘッド IC24に対し信号線接続されており、ヘッド ICは上位 装置となるホストからのライトコマンドまたはリードコマンドに基づくヘッドセレクト信号 で書込みまたは読出しを行ういずれか 1つのヘッドを選択する。またヘッド IC24には 、ライト系についてはライトアンプが設けられ、リード系についてはプリアンプが設けら れている。
[0031] 回路ボート 14には、リードチヤネノレ 26、ハードディスクコントローラ 28、ホストインタ フェース 30、ノ ッファメモリ 32、 MPU34、フラッシュ ROM36が設けられている。
[0032] このような磁気ディスク装置 10は、ディスクェンクロージャ 12の製造ラインにおける 組立が完了した段階でサーボトラックライト設備により、ディスク媒体 20— 1, 20— 2の 記録面にサーボ情報の書込みが行われ、その後に回路ボート 14と組み合わされて 装置が完成した後、試験設備 11に接続されて試験処理が行われる。
[0033] 試験設備 11は磁気ディスク装置 10を接続した状態で、試験用プログラムを例えば フラッシュ ROM36にダウンロードし、 CPU34はフラッシュ ROM36にダウンロードし た試験用プログラムを実行して必要な試験処理を行う。この試験設備 11からダウン口 ードされる試験用プログラムの中に、本発明によるトラックピッチ検査処理のためのト ラックピッチ検査プログラムが含まれて 、る。
[0034] 試験設備 11からダウンロードされたトラックピッチ検査プログラムを MPU34で実行 することにより、 MPU34に目標位置軌道発生部 40とトラックピッチ判定部 44の機能 が生成され、またサーボ制御部 38によるサーボアクチユエータとしてのボイスコイル モータ 18の駆動によるフィードバック制御のためのヘッド位置制御部 42の機能が生 成される。
[0035] 目標位置軌道発生部 40は、試験対象としたディスク媒体の記録面におけるトラック を横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生させる。 目標位置 軌道発生部 40により発生する目標位置軌道としては、本発明の実施形態にあっては (1)目標位置正弦波軌道 (2)目標位置直線軌道
の!、ずれかを使用して 、る。
[0036] 目標位置正弦波軌道は、検査対象となるディスク媒体の記録面における 1または複 数トラック幅の振幅 Aを有し、媒体 1回転当り所定数の複数周期で目標トラック位置を 正弦変化させる目標位置軌道を発生する。一方、目標位置直線軌道は、ディスク媒 体の最ァウタと最インナの間で各トラック間隔を一定時間で横切るように目標ヘッド位 置を変化させる。
[0037] ヘッド位置制御部 42は、目標位置軌道発生部 40で発生した目標位置軌道にへッ ド検出位置が追従するように、ヘッドァクチユエータとして機能するボイスコイルモー タ 18をフィードバック制御する。
[0038] ヘッド位置制御部 42のフィードバック制御に必要なヘッド位置の検出は、例えばデ イスク媒体 20—1のヘッド 22—1による記録面を例にとると、記録面力 ヘッド 22-1で 読み出したサーボ情報を、ヘッド IC24及びリードチャネル 26を介して復調して、 MP U34でトラック位置を検出し、このトラック検出位置をサーボ制御部 38に与え、目標 位置軌道との偏差を 0とするようにボイスコイルモータ 18をフィードバック制御する。
[0039] トラックピッチ判定部 44は、目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値 を越えた際にトラックピッチ異常を判定する。本発明のトラックピッチ検査にあっては、 目標位置軌道発生部 40で発生した目標位置軌道となるようにヘッド位置制御部 42 でボイスコイルモータ 18を制御してヘッド検出位置を追従させており、トラックピッチ が正 、間隔である場合には目標位置軌道に対しヘッド検出位置が追従する。
[0040] しかし、トラックピッチが正常な間隔より狭くなると、狭くなつたトラックについて目標 位置軌道を発生した場合の媒体上での対応する位置がいびつな形となり、ヘッドが 追従できないことにより大きな振れ量となる誤差を生じ、この誤差が規定の閾値を超 えたときに、トラックピッチが狭い異常トラックと判定する。
[0041] 図 2は図 1の磁気ディスク装置によるトラックピッチ検査の際に形成されるフィードバ ック制御機構の説明図である。
[0042] 図 2において、 MPU34には目標位置軌道発生部 40が設けられ、目標位置軌道 発生部 40から出力された目標位置軌道の目標ヘッド位置は加算部 46に入力され、 リードチャネル 26に設けている位置検出部 52で検出されたヘッド 22によるディスク 媒体のサーボ情報の読出しに基づくヘッド検出位置と比較され、その誤差 (偏差)が 制御器 48に入力される。
[0043] 制御器 48は、誤差に応じて計算した電流指示値をサーボ制御部 38に設けている
VCMアンプ 50に出力し、ボイスコイルモータ 18に駆動電流を流すことで、ヘッド 22 を目標位置軌道の値に追従制御させる。
[0044] 図 3はディスク媒体におけるトラックとサーボフレームの説明図であり、ディスク媒体 の一部を取り出して示している。図 3において、トラック TRO, TR1, TR2, · · ·は、説 明の都合上、直線で示しているが、媒体中心に対し円周方向に同心円上に形成され ている。
[0045] トラック TRO, TR1, TR2, · · ·のそれぞれには、円周方向に一定間隔でサーボフ レーム SVO, SV1, SV2, SV3, SV4, · · ·力 サーボトラックライト設備により書き込 まれている。ここでサーボフレーム SVOは先頭のサーボフレームであり、回転基準位 置を示すインデックス情報を備えている点が他のサーボフレームと異なる。
[0046] サーボフレーム SVO, SV1, SV2, SV3, SV4, · · ·には、例えば 2相位相情報(バ 一スト)を記録することで、トラック幅におけるヘッドの位置を検出できるようにしている 。またサーボフレーム SVO, SV1, SV2, · · ·は、その間にユーザデータを記録する ためのデータフレームを配置しており、ヘッドによるトラックピッチの検出はサーボフレ ームのタイミングで離散的に行われることになる。
[0047] このため、本発明によるトラックピッチ検査処理のための目標位置軌道を与える目 標トラック位置についても、各サーボフレームのタイミングに同期して目標トラック位置 を発生し、このタイミングで同時に検出されたヘッド検出位置をフィードバックして追 従制御させること〖こなる。
[0048] 図 4は本発明のトラックピッチ検査処理で発生する目標位置正弦波軌道の説明図 である。
[0049] 図 4 (A)はトラック 60— 1, 60-2, 60— 3の 3トラックを 1回の処理で検査する場合で あり、正しいトラック幅としてのトラックピッチ TP1をそれぞれ持っていたとする。本発明 によるトラックピッチ検査処理にあっては、ヘッド 22を中央のトラック 60— 2のトラックセ ンタ 65にオントラックさせ、オントラック後に最初に得られたサーボフレームのタイミン グから目標位置正弦波軌道 54-1を発生する。
[0050] 目標位置正弦波軌道 54— 1の各目標ヘッド位置は、図 3に示したサーボフレームの タイミングで離散的に発生するが、通常、十分な分解能を持って目標ヘッド位置を発 生することのできる程度のサーボフレーム数を有して 、る。
[0051] 目標位置正弦波軌道 54— 1は、測定対象とするトラックセンタ 65のトラック 60— 2のト ラック番号を TN、トラック対象とするトラック数で決まる振幅を Aとすると、次式で発生 される。
[0052]
(目標位置正弦波軌道) =トラック番号 TN+ Asin ω t (1) なお目標位置正弦波軌道の値は、トラックピッチ TP= 1としたトラック間隔で表わさ れる。
[0053] 本発明の目標位置軌道発生部 40にあっては、前記(1)式で与えられる目標位置 正弦波軌道を、サーボフレームのタイミングを与える(co t)により計算式を解いて発生 するか、あるいは予めサーボフレーム数をアドレスとして (Asin co t)の値を格納したテ 一ブルを参照して目標位置正弦波軌道の目標ヘッド位置を発生する。
[0054] 図 4 (B)はトラックピッチの狭 、異常トラックが存在した場合の目標位置正弦波軌道 の媒体面における軌跡を示している。図 4 (B)において、 3つのトラック 60—1, 60-2 , 60— 3のうち、中央のトラック 60— 2のトラックピッチが図 4 (A)に示す正常なトラックピ ツチ TP1に対し幅の狭!、トラックピッチ TP2となって!/、る。
[0055] このようにトラックピッチの狭 、異常トラック 60— 2が存在した場合、 目標位置軌道発 生部 40で発生した目標ヘッド位置の間隔が狭まることで、いびつな形となる。このた め、図 4 (A)の正しいトラックピッチ TP1の場合には追従できたヘッドの位置が、図 4 ( B)のトラックピッチ TP2と狭 、異常なトラック 60— 2につ 、て発生した目標位置正弦 波軌道 54-2につ 、ては追従できず、その振れ量が大きくなることになる。
[0056] 図 5はトラックピッチが正常な場合の目標位置正弦波軌道と、これに追従するヘッド 検出位置の説明図である。図 5 (A)は振幅 Aとして 3トラック分の幅を設定した目標位 置正弦波軌道 54を発生しており、これに追従して、破線で示すヘッド検出位置 56が 検出される。なお、この例では目標位置正弦波軌道 54を発生するセンタ位置をトラッ ク 60— 2と 60— 3の境界に設定して!/、る。
[0057] 図 5 (B)は図 5 (A)のトラックピッチが正しい場合の目標位置正弦波軌道 54に追従 するヘッド検出位置 56の誤差となる振れ量であり、トラックピッチ異常を判定するため に設定した閾値士 THの範囲内に振れ量が収まっている。
[0058] 図 6はトラックピッチの狭い異常トラックが存在した場合の目標位置正弦波軌道と、 これに追従するヘッド検出位置の説明図である。図 6 (A)にあってはトラック 60— 13 力 他の正常なトラック 60— 11, 60-12, 60-14, 60— 15に _b匕べトラックピッチ力 S狭く なっている。
[0059] このような狭いトラックピッチを持つ異常トラックピッチ 60— 13が存在した場合の目標 位置正弦波軌道 54は、異常トラック 60— 13の部分でトラックピッチが狭くなつたことに 伴って正弦波形に!/、びつな歪みを生ずる。
[0060] この場合のヘッド検出位置 56は、異常トラック 60— 13における目標位置正弦波軌 道 54の 、びつな変化に追従できずに大きくハンチングを起こし、振れ量が増加する 。このような振れ量の増加は、 目標位置正弦波軌道 54の周期ごとに反復して繰り返 される。
[0061] 図 6 (B)は図 6 (A)における目標位置正弦波軌道 54に対するヘッド検出位置 56の 誤差を示す振れ量であり、トラックピッチが狭くなつた異常トラック 60-13に対応した 部分で振れ量が大きく増加して、閾値 +TH及び THを超えて 、る。
[0062] 本発明にあっては、図 6 (B)のような閾値 +THまたは THを超える振れ量が生じ たことを図 1のトラックピッチ判定部 44で比較判定し、トラックピッチ異常と判定したトラ ックにつ 、ては、例えばディスク媒体上のシステム領域に格納して 、るトラックスキッ プテーブルに異常トラックのトラックアドレスを記録する。
[0063] 図 7は目標位置正弦波軌道を用いた本発明によるトラックピッチ検査処理のフロー チャートである。図 7において、トラックピッチ検査処理は、ステップ S1で試験設備 11 力も検査対象とする磁気ディスク装置 10に対し試験用プログラムをダウンロードする [0064] この試験用プログラムには本発明のトラックピッチ検査処理に使用するトラックピッ チ検査プログラムが含まれており、これを実行する。もちろん、本発明のトラックピッチ 検査処理が済めば他の試験用プログラムも実行することになる。
[0065] ステップ S2にあっては、予め定めた所定数のトラック単位、即ち目標位置正弦波軌 道を与える振幅に相当するトラック数、例えば 3トラック単位に目標位置正弦波軌道を 生成し、この目標位置正弦波軌道にヘッドを追従させるようにヘッドをフィードバック 制御し、ヘッド位置を検出して保存する。
[0066] 目標位置正弦波軌道にヘッドを追従させた場合のヘッド位置の検出は、例えばデ イスク媒体の 1回転で行う。また目標位置正弦波軌道の発生は、検査対象とする 3トラ ックのセンタにヘッドを位置決めしてオントラックし、オントラック直後に得られるサー ボフレームのタイミングから目標位置正弦波軌道の発生を開始する。
[0067] 次にステップ S3で、媒体 1回転で得られたヘッド検出位置について、 目標位置正 弦波軌道との誤差として位置振れ量を検出する。そしてステップ S4で検出した位置 振れ量が閾値を超えている場合には、ステップ S5においてトラックテーブルにトラック ピッチ異常トラックとしてトラック番号を登録する。
[0068] 続!、て、ステップ S6で全トラックにつ!/、ての処理が終了したか否かチェックし、未終 了であればステップ S2に戻り、次の処理対象トラックについて処理を繰り返す。ステ ップ S6で全トラックにつ!/、ての処理が終了したならば、ステップ S7で試験用プロダラ ムを出荷用のプログラムに書き替えて、一連の検査処理を終了する。
[0069] ここで 1回のトラックピッチ検査処理は、例えば図 4に示したように、 3トラック分に対 応する振幅の目標位置正弦波軌道を発生し、これに対するヘッドの追従制御で得ら れた位置振れ量が閾値を超えたときに異常トラックと判定しており、この場合、試験対 象となった 3トラック全てをトラック幅の狭 、異常トラックとして、媒体のシステム領域の トラックスキップテーブルに記録する。
[0070] 従って、製品出荷された後の装置使用時には、記憶装置の制御部(MPU/ファー ムウェア)により、媒体上に設けられたシステム領域のトラックスキップテーブルをメモ リに読み込むことにより、異常トラックを記録領域として使用しな 、ように記録 Z再生 等の制御を行うことが可能になる。ゆえに、異常トラックをユーザは意識することなぐ 信頼性の高い製品として装置を使用することができる。
[0071] また図 6から明らかなように、振れ量が閾値を超えるタイミングから検査対象としてい る複数トラックの中の特定トラックが検出できることから、閾値を超える振れ量に対応 するトラックを異常トラックとしてトラックスキップテーブルに記録するようにしてもよい。
[0072] 図 8は媒体 1回転で発生する複数周期の目標位置正弦波軌道に同期したヘッド検 出位置を平均化する処理の説明図である。
[0073] 本発明による目標位置正弦波軌道を発生してヘッドを追従させることによる振れ量 力もトラックピッチが狭い異常を判別する処理にあっては、検出された振れ量と閾値 を比較することでトラックピッチの狭い異常トラックを判定することもできる力 他の回 転同期成分や回転非同期成分による影響がヘッド検出位置に現れると、正確に判定 することが困難になる場合がある。
[0074] そこで図 8の処理にあっては、媒体 1回転で得られたヘッド検出位置につき、各周 期ごとに検出位置を分けて平均計算を行って、平均ヘッド検出位置を求めるようにし ている。
[0075] 図 8 (A)は媒体 1回転で得られたヘッド位置検出信号であり、周期成分 56— 1一 56 nで構成されている。そこで図 8 (B)のように、周期成分 56— 1— 56— nに分解して、 それぞれ対応する検出位置の値について平均計算 62を行って、平均ヘッド検出位 置 64を算出する。
[0076] このようにして算出した平均ヘッド検出位置 64を同じく 1周期分の目標位置正弦波 軌道と比較して 1周期分の振れ量を求め、この振れ量を閾値と比較してトラックピッチ の狭!ヽ異常トラックを判定する。
[0077] このように媒体 1回転で得られた複数周期のヘッド位置検出信号を 1周期単位で分 解して平均化することで、他の回転同期成分や回転非同期成分によるヘッド検出位 置検出信号の誤差を低減し、より正確に振れ量を検出して、トラックピッチの異常の 有無を判定することができる。
[0078] なお、トラック 1周の間に部分的に狭いトラック部分をもつような異常は、平均化によ り誤差が見えなることから、平均化は行わない。
[0079] 図 9は図 8の目標位置正弦波軌道に追従した平均ヘッド検出位置の振れ量から異 常を判定する本発明によるトラックピッチ検査処理のフローチャートである。
[0080] 図 9において、ステップ S1で試験設備 11から試験用プログラムを試験対象とする磁 気ディスク装置 10にダウンロードし、ダウンロードしたプログラムに含まれる本発明の トラックピッチ検査プログラムを実行する。これによりステップ S2で所定数トラック単位 に目標位置正弦波軌道を発生してヘッドを追従制御させ、ヘッド検出位置を保存す る。
[0081] ステップ S3にあっては媒体 1回転をチェックしており、媒体 1回転についてヘッド検 出位置の保存が済むとステップ S4に進み、 目標位置正弦波軌道の 1周期に同期し たヘッド検出位置の平均計算を行 、、ステップ S5で平均ヘッド検出位置の位置振れ 量を検出する。
[0082] そしてステップ S5で検出した位置振れ量が閾値を超えているか否力判定し、超え て 、た場合にはステップ S6でトラックピッチの狭 、異常トラックと判定し、トラックスキッ プテーブルにトラック番号を登録する。このような処理を、ステップ S7で全トラック終了 を判別するまで繰り返し、処理を終了すると、ステップ S8で試験プログラムを出荷用 プログラムに書き替えて、一連の検査処理を終了する。
[0083] 図 10は、トラックピッチ試験処理において目標位置正弦波軌道に追従したヘッド検 出位置に含まれる他の回転同期成分や回転非同期成分による誤差を更に低減する ため、平均ヘッド検出位置の 2乗平均の平方根 RMSを求めて位置の振れ量から異 常を判定する本発明によるトラックピッチ検査処理のフローチャートである。
[0084] 図 10において、ステップ S1で試験設備 11から試験用プログラムをダウンロードし、 その中に含まれるトラックピッチ検査プログラムを実行することにより、ステップ S2で所 定数トラック単位に目標位置正弦波軌道を発生してヘッドを追従制御し、ヘッド検出 位置を保存する。
[0085] ステップ S3で媒体 1回転の到達をチェックしており、媒体 1回転に到達すると、ステ ップ S4で目標位置正弦波軌道の 1周期に同期したヘッド検出位置の平均計算を行 い、平均ヘッド検出位置を保持する。
[0086] 続いてステップ S5で媒体 n回転カゝ否かチェックしており、媒体 n回転に達するまでス テツプ S2— S4の処理を繰り返し、 n個の平均ヘッド検出位置を算出する。 [0087] 続ヽてステップ S6で n個の平均ヘッド検出位置を 2乗平均した平方根 RMSを計算 し、ステップ S7で算出した RMSと 1周期分の目標位置正弦波軌道との誤差から位置 振れ量を検出し、ステップ S8で閾値を超えている場合には、ステップ S9でトラックス キップテーブルにトラックピッチ異常トラックとしてトラック番号を登録する。
[0088] このようなステップ S2— S9の処理を、ステップ S10で全トラック終了まで繰り返し、 全トラックにつ 、て処理を終了すると、ステップ S 11で試験用プログラムを出荷用プロ グラムに書き替えて、一連の検査処理を終了する。
[0089] 図 11は媒体のァウタからインナに向けて発生する目標位置直線軌道の説明図であ る。図 1の MPU34に設けた目標位置軌道発生部 40にあっては、他の実施形態とし て最ァウタと最インナと間で、各トラック間隔を一定時間で横切るように目標ヘッド位 置を変化させる目標位置直線軌道を発生し、これにヘッドを追従させ、そのときのへ ッド検出位置の振れ量 (誤差)から狭!、トラックピッチを持つ異常トラックを判定するよ うにしている。
[0090] 図 11はディスク媒体 20の回転に対しへッドアクチユエータによりヘッドを最ァウタか ら最インナに移動させたときの目標位置直線軌道 66— 1— 66-4であり、この例にあ つては媒体 1回転で 4回、目標位置直線軌道を発生させるようにしている。
[0091] このような目標位置直線軌道の発生は、媒体の 1回転で複数回発生する以外に、 更にゆっくりした速度で移動させることで、 1回の最ァウタカも最インナに向けた目標 位置直線軌道の発生を、媒体の複数回転で発生させるようにしてもょ ヽ。
[0092] 媒体の複数回転で最ァウタから最インナに向けて目標位置直線軌道を発生した場 合には、その直線軌道は最ァウタを起点とし最インナを終点とするスパイラル状の軌 跡を描くことになる。
[0093] 図 12はトラックピッチの狭い異常トラックが存在した場合の目標位置直線軌道と、こ れに追従するヘッド検出位置、更に振れ量の説明図である。図 12 (A)にあっては、 例えば最ァウタのトラック 60—1の境界を起点にインナに向けて目標位置直線軌道 7 0を発生した場合であり、これに追従してヘッド検出位置 72が破線のように現れる。
[0094] ここでトラック 60— 10がトラックピッチが狭い異常トラックとなっていたとすると、実際 の媒体上でのトラックピッチの狭まりに伴 ヽ目標位置直線軌道 70はトラック 60— 10の 間隔を横切る移動速度が遅くなり、このため破線で示すようにヘッドが追従できずに ヘッド検出位置 72が大きくハンチングする。
[0095] このため、図 12 (B)に示す目標位置直線軌道 70に対するヘッド検出位置 72の誤 差としての振れ量は、トラックピッチの狭くなつた異常トラック 60— 10に対応した部分 で大きく変動して閾値 +TH,— THを越えることとなり、これを判定してトラック 60— 10 のトラック番号をディスク媒体のシステム領域のトラックスキップテーブルに記録するこ とになる。
[0096] 図 13は目標位置直線軌道を用いた本発明によるトラックピッチ検査処理のフロー チャートである。図 13において、ステップ S1で試験設備 11から試験用プログラムをダ ゥンロードし、その中に含まれて!/ヽるトラックピッチ検査プログラムを実行することによ り、ステップ S2で最ァウタ力 最インナに向けて目標位置正弦波軌道を発生してへッ ドを追従制御し、ヘッド検出位置を保存する。
[0097] 続、てステップ S3で、保存したヘッド検出位置の目標位置直線軌道に対する誤差 として位置振れ量を検出し、ステップ S4で位置振れ量が閾値を超えて ヽた場合には 、ステップ S5で対応するトラック番号をトラックスキップテーブルにトラックピッチ異常ト ラックとして登録する。そしてステップ S6で試験用プログラムを出荷用プログラムに書 き替えて、一連の検査処理を終了する。
[0098] ここで図 12のように目標位置直線軌道を発生して行うトラックピッチ検査処理にあつ ては、最ァウタカも最インナに向力つて 1回の目標位置直線軌道を発生するだけでト ラック全面についてトラックピッチの検査を完了することができ、極めて短い時間でトラ ック全面についてトラックピッチの検査を行うことができる。
[0099] しかしながら、 目標位置直線軌道を発生したトラックピッチ検査処理にあっては、図 11のように 1回の発生軌道にっ 、てはディスク媒体 20における特定の部分にっ 、て のみトラックピッチを検査していることになる。これに対し図 5に示した目標位置正弦 波軌道 54を用いたトラックピッチ検査処理にあっては、ディスク媒体の全トラックにつ いて円周方向に目標位置正弦波軌道を発生してヘッドを追従させることで、トラック 1 回転における全ての位置についてトラック間隔を検査している。
[0100] このためトラック 1周の特定部分にトラックピッチの狭い部分を持つような場合につい ても、目標位置正弦波軌道を用いた場合には異常を判定することができ、検査処理 に時間は力かるが検査の精度は高くすることができる。
[0101] もちろん図 12の目標位置直線軌道を用いたトラックピッチ検査処理についても、図 11に示したように最ァウタと最インナの間で複数回、目標位置直線軌道 70を繰り返 し発生することで、ディスク媒体 20の記録面の円周方向につき複数箇所のトラックピ ツチを検査し、部分的なトラックピッチの異常についても検査することが可能である。
[0102] 図 14は最インナカも最ァウタに向けて目標位置直線軌道を複数回発生して得られ たヘッド検出位置を平均化する処理の説明図である。図 14にあっては、ディスク媒体 の任意の位置における最ァウタ力 最インナに向けて例えば n回、目標位置直線軌 道 70—1— 70— nを発生し、それぞれにつ 、て追従制御で得られたヘッド検出位置 7 2—1— 72— nを保持している。
[0103] このようにして複数回の軌道発生処理で得られたヘッド検出位置 72— 1一 72— nに ついて平均計算 74を行って平均ヘッド検出位置 76を求め、目標位置直線軌道 70と の誤差として振れ量を検出し、この振れ量について閾値と比較することで、幅の狭い トラックピッチを持つ異常トラックを判定する。
[0104] このようなヘッド検出位置の平均化により、トラックピッチ検査処理の際にヘッド検出 位置に現れる変動要因の影響による誤差を低減し、より正確にトラックピッチの検査 結果を得ることができる。
[0105] 図 15は図 14の目標位置直線軌道に追従した平均ヘッド検出位置の振れ量から異 常を判定する本発明によるトラックピッチ検査処理のフローチャートである。図 15にお いて、ステップ S1で試験設備 11から試験用プログラムをダウンロードし、その中に含 まれるトラックピッチ検査プログラムの実行により、ステップ S2で最ァウタ力 最インナ に向けて目標位置直線軌道を生成してヘッドを追従制御し、ヘッド検出位置を求め て保存する。
[0106] ステップ S3では予め定めた n回の測定回数か否かチェックし、 n回測定するまでス テツプ S2の処理を繰り返す。 n回の測定が済むと、ステップ S4に進み、目標位置直 線軌道に同期したヘッド検出位置の複数について平均計算を行い、ステップ S5で平 均ヘッド検出位置の位置振れ量を検出する。 [0107] ステップ S6で閾値を超えている場合には、閾値を超えたトラック番号をステップ S 7 でトラックスキップテーブルにトラックピッチ異常トラックとして登録する。そしてステツ プ S8で試験用プログラムを出荷用プログラムに書き替えて、一連の検査処理を終了 する。
[0108] 図 16は目標位置直線軌道に追従した平均ヘッド検出位置につき、更に 2乗平均の 平方根を求め、その振れ量力 異常を判定する本発明によるトラックピッチ検査処理 のフローチャートである。
[0109] 図 16において、ステップ S1— S4は図 15の平均ヘッド検出処理と同じである。ステ ップ S5にあっては m回の平均ヘッド検出位置の測定処理を監視しており、 m回の平 均をチェックするとステップ S6に進み、 m回分の平均ヘッド検出位置を 2乗平均した 平方根 RMSを計算する。
[0110] このようにして求めた平均ヘッド検出位置の 2乗平均の平方根である RMSにっき、 ステップ S7で目標位置直線軌道との誤差である位置振れ量を検出し、ステップ S8で 閾値を超えているトラックについて、そのトラック番号をステップ S9でトラックスキップ テーブルにトラックピッチ異常トラックとして登録し、ステップ S 10で試験用プログラム を出荷用プログラムに書き替えて、一連の検査処理を終了する。
[0111] このように平均ヘッド検出位置の 2乗平均の平方根をもとめることにより、トラックピッ チ検査処理の際にヘッド検出位置に現れる変動要因の影響による誤差を更に低減 し、より正確にトラックピッチの検査結果を得ることができる。
[0112] なお、上記の実施形態にあっては、 目標位置軌道として目標位置正弦波軌道と目 標位置直線軌道を発生する場合を例にとっているが、 目標位置軌道としては正弦波 あるいは直線以外に、トラックを横切るように目標トラック位置を発生させる軌道であ れば、適宜の目標位置軌道を発生することができる。
[0113] また本発明は、試験設備 11から磁気ディスク装置 10にダウンロードされ、磁気ディ スク装置 10に設けて 、る MPU (コンピュータ) 34により実行されるトラックピッチ検査 プログラムを提供するものであり、このトラックピッチ検査プログラムは図 7,図 9,図 10 ,図 13,図 15及び図 16に示す処理内容を有する。
[0114] また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の 実施形態に示した数値による限定は受けない。

Claims

請求の範囲
[1] トラックを横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生する目標 位置軌道発生ステップと、
前記目標位置軌道にヘッド検出位置が追従するようにヘッドァクチユエータをフィ ードバック制御するヘッド位置制御ステップと、
前記目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値を超えた際にトラックピ ツチ異常を判定するトラックピッチ判定ステップと、
を備えたことを特徴とする記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[2] 請求項 1記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於!、て、
前記目標位置軌道発生ステップは、前記目標位置軌道として 1又は複数トラック幅 の振幅を有し媒体 1回転あたり複数周期で目標トラック位置を正弦変化させる目標位 置正弦波軌道を発生し、
前記ヘッド位置制御ステップは、前記目標位置正弦波軌道に前記ヘッド検出位置 が追従するようにヘッドァクチユエータをフィードバック制御し、
前記トラックピッチ判定ステップは、前記目標位置正弦波軌道とヘッド検出位置との 誤差を検出し、前記誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判 定することを特徴とする記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[3] 請求項 2記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於 、て、
前記目標位置軌道発生ステップは、サーボフレームに同期して前記目標位置正弦 波軌道の各目標トラック位置を発生し、
前記トラックピッチ判定ステップは、前記各目標トラック位置に同期した前記ヘッド 検出位置を抽出して誤差を検出し、前記誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきト ラックピッチ異常と判定することを特徴とする記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[4] 請求項 2記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於 ヽて、
前記目標位置軌道発生ステップは、サーボフレームに同期して前記目標位置正弦 波軌道の各目標トラック位置を発生し、
前記トラックピッチ判定ステップは、前記各目標トラック位置に同期した前記ヘッド 検出位置を媒体 1回転につき抽出して平均し、前記平均ヘッド検出位置と前記目標 位置正弦波軌道との誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判 定することを特徴とする記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[5] 請求項 4記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於いて、前記トラックピッチ判 定ステップは、前記目標位置正弦波軌道の各目標トラック位置に同期した前記ヘッド 検出位置を媒体 1回転につき抽出して平均した後に、媒体の複数回転で得られた前 記平均ヘッド検出位置の 2乗平均の平方根を求め、前記 2乗平均の平方根と前記目 標位置正弦波軌道との誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と 判定することを特徴とする記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[6] 請求項 1記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於!、て、
前記目標位置軌道発生ステップは、前記目標位置軌道として媒体の最ァウタと最 インナの間で、各トラック間隔を一定時間で横切るように目標トラック位置を変化させ る目標位置直線軌道を発生し、
前記ヘッド位置制御ステップは、前記ヘッド検出位置が前記目標位置直線軌道に 追従するようにヘッドァクチユエータをフィードバック制御し、
前記トラックピッチ判定ステップは、前記目標位置直線軌道とヘッド検出位置との誤 差が前記閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定することを特徴とする記 憶装置のトラックピッチ検査方法。
[7] 請求項 6記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於 、て、
前記目標位置軌道発生ステップは、ァウタとインナの間で目標位置直線軌道を複 数回発生し、
前記トラックピッチ判定ステップは、前記複数回の目標位置直線軌道の発生で得ら れたヘッド検出位置を平均し、前記目標位置直線軌道と平均ヘッド検出位置との誤 差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定することを特徴とする 記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[8] 請求項 7記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於 、て、
前記トラックピッチ判定ステップは、所定回数の前記目標位置直線軌道の発生毎で 得られたヘッド検出位置を平均し、前記所定回数の軌道発生を繰り返して得られた 前記平均ヘッド位置の 2乗平均の平方根を求め、前記 2乗平均の平方根と前記目標 位置直線軌道との誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定 することを特徴とする記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[9] 請求項 1記載の記憶装置のトラックピッチ検査方法に於いて、更に、前記トラックピ ツチ判定ステップで判定した異常トラックをトラックスキップ情報として媒体に記録する ことを特徴とする記憶装置のトラックピッチ検査方法。
[10] 試験設備から記憶装置にダウンロードされ、前記記憶装置のコンピュータに、 トラックを横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生する目標 位置軌道発生ステップと、
前記目標位置軌道にヘッド検出位置が追従するようにヘッドァクチユエータをフィ ードバック制御するヘッド位置制御ステップと、
前記目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値を超えた際にトラックピ ツチ異常を判定するトラックピッチ判定ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
[11] トラックを横切るように目標トラック位置を変化させる目標位置軌道を発生する目標 位置軌道発生部と、
前記目標位置軌道にヘッド検出位置が追従するようにヘッドァクチユエータをフィ ードバック制御するヘッド位置制御部と、
前記目標位置軌道とヘッド検出位置との誤差が所定の閾値を超えた際にトラックピ ツチ異常を判定するトラックピッチ判定部と、
を備えたことを特徴とする記憶装置。
[12] 請求項 11記載の記憶装置に於いて、
前記目標位置軌道発生部は、前記目標位置軌道として 1又は複数トラック幅の振 幅を有し媒体 1回転あたり複数周期で目標トラック位置を正弦変化させる目標位置正 弦波軌道を発生し、
前記ヘッド位置制御部は、前記目標位置正弦波軌道に前記ヘッド検出位置が追 従するようにヘッドァクチユエータをフィードバック制御し、
前記トラックピッチ判定部は、前記目標位置正弦波軌道とヘッド検出位置との誤差 を検出し、前記誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定す ることを特徴とする記憶装置。
[13] 請求項 11記載の記憶装置に於いて、
前記目標位置軌道発生部は、サーボフレームに同期して前記目標位置正弦波軌 道の各目標トラック位置を発生し、
前記トラックピッチ判定部は、前記各目標トラック位置に同期した前記ヘッド検出位 置を抽出して誤差を検出し、前記誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピ ツチ異常と判定することを特徴とする記憶装置。
[14] 請求項 12記載の記憶装置に於いて、
前記目標位置軌道発生ステップは、サーボフレームに同期して前記目標位置正弦 波軌道の各目標トラック位置を発生し、
前記トラックピッチ判定部は、前記各目標トラック位置に同期した前記ヘッド検出位 置を媒体 1回転につき抽出して平均し、前記平均ヘッド検出位置と前記目標位置正 弦波軌道との誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定する ことを特徴とする記憶装置。
[15] 請求項 14記載の記憶装置に於 、て、前記トラックピッチ判定部は、前記目標位置 正弦波軌道の各目標トラック位置に同期した前記ヘッド検出位置を媒体 1回転につ き抽出して平均した後に、媒体の複数回転で得られた前記平均ヘッド検出位置の 2 乗平均の平方根を求め、前記 2乗平均の平方根と前記目標位置正弦波軌道成分と の誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定することを特徴 とする記憶装置。
[16] 請求項 11記載の記憶装置に於いて、
前記目標位置軌道発生部は、前記目標位置軌道として媒体の最ァウタと最インナ の間で、各トラック間隔を一定時間で横切るように目標トラック位置を変化させる目標 位置直線軌道を発生し、
前記ヘッド位置制御部は、前記ヘッド検出位置が前記目標位置直線軌道に追従 するようにへッドアクチユエータをフィードバック制御し、
前記トラックピッチ判定部は、前記目標位置直線軌道とヘッド検出位置との誤差が 前記閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定することを特徴とする記憶装 置。
[17] 請求項 16記載の記憶装置に於いて、
前記目標位置軌道発生部は、ァウタとインナの間で目標位置直線軌道を複数回発 生し、
前記トラックピッチ判定部は、前記複数回の目標位置直線軌道の発生で得られた ヘッド検出位置を平均し、前記目標位置直線軌道と平均ヘッド検出位置との誤差が 所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定することを特徴とする記憶 装置。
[18] 請求項 17記載の記憶装置に於いて、
前記トラックピッチ判定部は、所定回数の前記目標位置直線軌道の発生毎で得ら れたヘッド検出位置を平均し、前記所定回数の軌道発生を繰り返して得られた前記 平均ヘッド位置の 2乗平均の平方根を求め、前記 2乗平均の平方根と前記目標位置 直線軌道との誤差が所定の閾値を超えたトラックにっきトラックピッチ異常と判定する ことを特徴とする記憶装置。
[19] 請求項 18記載の記憶装置に於いて、更に、前記トラックピッチ判定部で判定した異 常トラックをトラックスキップ情報として媒体に記録することを特徴とする記憶装置。
[20] 記憶媒体のトラックに対してデータのアクセス行う記憶装置に於いて、
トラックピッチが異常である異常トラックがある場合に前記異常トラックをトラックスキ ップするように制御部で制御するためのトラックスキップ情報が前記記憶媒体の管理 情報領域に記録されてなることを特徴とする記憶装置。
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