JP6091003B2 - 疲労試験機の振動制御装置 - Google Patents

疲労試験機の振動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6091003B2
JP6091003B2 JP2013151981A JP2013151981A JP6091003B2 JP 6091003 B2 JP6091003 B2 JP 6091003B2 JP 2013151981 A JP2013151981 A JP 2013151981A JP 2013151981 A JP2013151981 A JP 2013151981A JP 6091003 B2 JP6091003 B2 JP 6091003B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
displacement
amplitude
control
testing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013151981A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015021903A (ja
Inventor
英司 中島
英司 中島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saginomiya Seisakusho Inc filed Critical Saginomiya Seisakusho Inc
Priority to JP2013151981A priority Critical patent/JP6091003B2/ja
Publication of JP2015021903A publication Critical patent/JP2015021903A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6091003B2 publication Critical patent/JP6091003B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

本発明は、試験体に繰り返し荷重を加えて疲労試験を行う疲労試験機に係わり、詳細には、加振機の振動を制御して試験体に繰り返し変位を与えることで荷重を加えるとともに、オートゲインコントロール(AGC)機能により所定の荷重である目標荷重振幅を制御するようにした疲労試験機の振動制御装置に関する。
従来、疲労試験システムのフィードバック制御は、例えば図6のブロック図で示される。この疲労試験システムでは、サーボ制御装置10に設定した変位または荷重などの設定値に応じて、加振機20により変位または荷重などを試験体Wに加えることができる。試験の目的に合わせて、フィードバックする信号を、変位から荷重などに切り替えることが可能である。
さらにサーボ制御装置10は例えば図7のブロック図で示される。この試験システムは、設定した変位または荷重の設定値に対して、信号発生部等で正弦波などの繰り返し信号を発生し、これを制御器を介して加振機20に与えて、荷重を試験体Wに加えて疲労強度を調べる疲労試験機である。このような疲労試験機は、通常、試験は一定周期、一定振幅で行う。この場合、信号発生部が一定振幅の正弦波信号などを生成し、その信号を設定値として制御量(変位信号)との差異を制御器に入れて操作量を加振機20に加えるフィードバックを構成する。このとき制御器は、比例制御やPID制御などを行う。
一定周波数で繰返し荷重を加える試験では、目標荷重振幅を与えて試験を行うが、荷重振幅の制御は高精度が要求される。しかし、サーボループ(フィードバック制御)で制御した場合、必ずしも目的の荷重振幅にはならない。その原因は、試験体(制御対象)の特性の違いや、外乱があり、さらに、破壊試験では、試験体の破壊が進んだり変形が生じると、システムの特性が変化する。このため、アウターループで荷重振幅を目的の値に制御するのがオートゲインコントロール(AGC)機能である。図7の例では、変位制御で荷重振幅一定で制御する場合の信号の流れを示す。この他に、変位制御で変位振幅制御や、荷重制御で変位振幅制御などが行える。
特開昭59−100918号公報
ところで、一般のオートゲインコントロールの制御ブロックは図8のようになる。このオートゲインコントロールでは、荷重振幅についての目標振幅(S)と制御量(P)の振幅を比較し、操作量(M)の振幅を調整する、いわゆるフィードバックループを構成する。この例では、振幅と中心値も制御している。このとき、振幅差(S−P)に比例ゲインを掛けて、前回の振幅に加える操作を行う、いわゆる積分制御を構成する。また、この積分制御は連続系ではなく離散系となる。サンプリングタイムは最大振幅の繰り返し周期時間となる。
この積分制御を式で現すと以下の(1)式になる。
Figure 0006091003
Mが操作振幅、Sが設定された目標振幅、Pが検出される制御振幅、Kp が比例ゲインである。この演算をコンピュータ処理するために、以下の(2)式の逐次式にする。
Figure 0006091003
図8に示す各機能構成について、SGは信号発生部であり、正弦波等の信号を発生する。Atはアッテネータであり、信号発生部の信号の振幅を調整する。Otはオフセットであり、信号にオフセットを加えて中心値を調整する。DTは振幅/中心値検出部であり、制御信号から振幅と中心値を検出する。PAは振幅コントロールであり、目標振幅と制御振幅の差に比例ゲインを掛けて現在の操作振幅に加える。PCは中央値コントロールであり、目標中心値と制御中心値の差を操作中心値に加える。PID制御部は、操作量と変位信号の差に基づきPID制御を行う。
ここで、変位制御で荷重振幅を制御する場合を例に説明する。オートゲインコントロール機能は1周期(サンプリング周期)のデータにより、荷重振幅(各周期毎の最大振幅)を求める。この荷重振幅と目標荷重振幅との差を求め、それに比例ゲインを掛けて操作量の変位振幅に加えて新たな変位振幅とする。これを1周期毎に繰り返す。
比例ゲイン(AGCゲイン)の適切な値はシステムの特性により決定される。変位制御で荷重振幅のAGC制御を行う場合、図9に示すように変位に対する荷重の関係を表すグラフを作成し、その勾配が理想の比例ゲインとなる。しかし、システムのノイズや外乱を考慮して、比例ゲインとしては実際は理想より小さな値を設定する。また、システムの特性(勾配)がわからないときは小さな値を設定しなければ、振幅が発振してしまう。
比例ゲインとして小さな値を設定すると安定はするが、外乱に対する応答性は著しく遅れる。また、試験開始時や設定振幅(目標荷重振幅)を変更したときには目標振幅に達する時間が大きくなってしまう。
本発明は、疲労試験機の振動制御装置において、変位を制御して試験体に荷重を加えるような疲労試験で、システムがどのような特性を持っていても、なおかつ、その特性が変化しても、安定的に制御することを課題とする。
請求項1の疲労試験機の振動制御装置は、設定された目標荷重振幅と周波数とに基づいて、試験体に対して繰り返し変位を与えることで該試験体に対して繰り返し荷重を加えるとともに、該試験体に加える荷重をAGC機能で調整しながら該試験体の疲労試験を行う疲労試験機の振動制御装置であって、前記繰り返し荷重を加える毎に、前記試験体を含むシステムの変位に対する荷重の比としてシステム特性の勾配を求め、該勾配に予め設定された0<a<1である安定化定数aを掛けて比例ゲインを求め、該比例ゲインを前記AGC機能のAGCゲインとして調整することを特徴とする。
請求項2の疲労試験機の振動制御装置は、設定された目標荷重振幅と周波数とに基づいて、試験体に対して繰り返し変位を与えることで該試験体に対して繰り返し荷重を加えるとともに、該試験体に加える変位に対する荷重を第1のAGC機能で調整し、かつ、操作量に対する変位を第2のAGC機能で調整しながら前記試験体の疲労試験を行う疲労試験機の振動制御装置であって、前記繰り返し荷重を加える毎に、前記試験体を含むシステムの変位に対する荷重の比としてシステム特性の第1の勾配を求め、該第1の勾配に予め設定された0<a≪1である安定化定数aを掛けて比例ゲインを求め、該比例ゲインを前記第1のAGC機能のAGCゲインとして調整し、前記繰り返し荷重を加える毎に、前記試験体を含むシステムの操作量に対する変位の比としてシステム特性の第2の勾配を求め、該第2の勾配に予め設定された0≪a′<1である安定化定数a′を掛けて比例ゲインを求め、該比例ゲインを前記第2のAGC機能のAGCゲインとして調整することを特徴とする。
請求項3の疲労試験機の振動制御装置は、請求項1または2に記載の疲労試験機の振動制御装置であって、システムの変位に対する荷重の関係が線形の特性を持つことを特徴とする。
請求項4の疲労試験機の振動制御装置は、請求項1または2に記載の疲労試験機の振動制御装置であって、システムの変位に対する荷重の関係が非線形の特性を持つことを特徴とする。
請求項1の疲労試験機の振動制御装置によれば、システムの特性の勾配であるシステム特性を検出してAGC機能の比例ゲインを設定するので、システムがどのような特性を持っていても、また、特性が変化しても、安定的に制御することができ、さらに安定化係数により、応答を速くすることができる。
請求項2の疲労試験機の振動制御装置によれば、請求項1と同様に、比例ゲインの設定と安定化係数により、安定的にかつ応答を速く制御できるとともに、第1のAGC機能により、変位に対する荷重の変動を制御し、第2のAGC機能により操作量に対する変位の変動を制御するので、第1のAGC機能で試験体の特性変化に対応した制御を行うことができ、第2のAGC機能により、周波数のスイープによる加振機の特性変化に対応した制御を行うことができる。
請求項3の疲労試験機の振動制御装置によれば、請求項1または2の効果に加えて、システムの変位に対する荷重の関係が線形の特性の場合に対応できる。
請求項4の疲労試験機の振動制御装置によれば、請求項1または2の効果に加えて、システムの変位に対する荷重の関係が非線形の特性の場合に対応できる。
本発明の第1実施形態の振動制御装置を適用した疲労試験機の要部機能ブロック図である。 実施形態における操作振幅に対する制御振幅の関係を示す図である。 実施形態における制御フローのフローチャートである。 実施形態における制御対象の変位に対する荷重の関係が非線形の特性を持つ例を示す図である。 本発明の第2実施形態の振動制御装置を適用した疲労試験機の要部機能ブロック図である。 従来の一般的なフィードバック制御のブロック図である。 従来の振動制御装置の要部機能ブロック図である。 従来の一般的なオートゲインコントロールの機能ブロック図である。 従来の一般的なオートゲインコントロールにおける変位に対する荷重の関係を示す図である。
次に、本発明の疲労試験機の振動制御装置の実施形態について図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の疲労試験機を適用した試験システムの要部機能ブロック図であり、この試験システムは、実施形態の振動制御装置1、加振機2、センサ部3を備えている。加振機2は試験体4に対して変位を与えるアクチュエータ等を備えており、加振機2及び試験体4が制御対象となるシステムである。センサ部3は変位センサ(差動トランス)や荷重センサからなり、試験体4に生じる実際の変位(実変位)と実際の荷重(実荷重)を検知して変位信号と荷重信号を出力し、変位信号と荷重信号は振動制御装置1に入力される。
振動制御装置1は、AGCコントロール部11とPID制御部12を有しており、これらの機能部は、図示しないCPUやメモリを備えたコンピュータが所定の制御プログラムを実行することにより実現される。なお、AGCコントロール部11において、信号発生部SG、アッテネータAt、オフセットOtは、前記図8のものと同様であり、詳細な説明は省略する。
AGCコントロール部11には、設定量として、安定化係数aと、目標荷重振幅を示す設定された目標振幅値(振幅)とその目標中心値(中心)が入力される。この実施形態における振幅/中心値検出部DTは、制御信号から振幅と中心値を検出するとともに、システム(制御対象)の特性の勾配を算出し、その勾配をシステム特性Sとして振幅コントロールPAと中央値コントロールPCに出力する。振幅コントロールPAは、システム特性Sと安定化係数aとを乗算して比例ゲインKを算出し、目標振幅と制御振幅の差に比例ゲインKを掛けて現在の操作振幅に加え、その値をアッテネータAtに出力する。中央値コントロールPCは、システム特性Sと安定化係数aとを乗算して比例ゲインKを算出し、目標中心値と制御中心値の差に比例ゲインKを掛けて現在の操作中心値に加え、その値をオフセットOtに出力する。このように、AGCコントロール部11において、振幅/中心値検出部DTで検出される実荷重と前回までの設定荷重振幅との偏差と、比例ゲインとに基づいて、アッテネータAtに出力する設定荷重振幅を調整する制御がAGC機能である。
次に、比例ゲインKと安定化係数aについて説明する。本発明では、従来は一定であった比例ゲインをサンプリング周期(離散系の繰り返し周期)の1周期前のデータからシステムの特性を計算し、そのシステムの特性に合わせて比例ゲインKを調整する方法をとっている。
すなわち、比例ゲインを次式(3)のように分解する。
比例ゲイン(K)=安定化係数(a)×システム特性(S) …(3)
システム特性Sは、操作振幅M(変位)に対する制御目標振幅P(荷重)の比で表される量であり、次式(4)となる。
S=P/M …(4)
安定化係数aは0<a<1の値であり、システムの安定条件として一定値に設定する。そして、システム特性Sを計算(検出)してサンプリングの1周期毎に比例ゲインKを調整する。収束の速度はシステム特性Sの値に拘わらず、安定化係数aだけで決まる。したがって、システムの制御性能の選択は安定化係数aの選択で決定される。
ここで、操作振幅Mに対する制御振幅Pの関係をグラフに表すと図2のようなグラフになる。理想の比例ゲインはグラフの勾配であるから、図2に示すように操作振幅がMのとき制御量がPとなるとき、比例ゲインは
p =a×P/M
とすることができる。安定化係数aは、1未満で、1に近いほど収束が速くなる。つまり、安定化係数aが収束率を表す因子になる。しかし、安定化係数aが1に近すぎるとシステム特性S(=P/M)が僅かに変化しても比例ゲインKp が一定のままだと結果的に安定化係数aが1を超えた状態と等価になるため操作量が発散してしまう。したがって、上記のように比例ゲインKp を調整する必要がある。
いま、図2に示すように、システムの特性がαであったものが、システムに特性変化などの外乱が発生してシステムの特性がβのように変化し、制御振幅がP′になったとする。制御振幅をPにするには操作振幅をM′にしなければならない。したがって、このときの比例ゲインを
p =a×P/M
とすると、比例ゲインを
p ′=a×P/M′=a×P′/M …(5)
にすればよい。
本発明ではこのように、システムの特性の勾配であるシステム特性S(P/M′あるいはP′/M)を検出して比例ゲインを設定する。これにより、収束性が一定のままでコントロールすることができる。すなわち、システムの特性変化による勾配の変化を計測し、予め設定された安定化係数aを掛けて比例ゲインを調整することにより、応答が速くかつ発散しない安定な試験システムを構成することができる。このように比例ゲインを調整して行うAGCを、以下「A−AGC」という。
図3は実施形態の制御フローのフローチャートである。この制御フローは信号発生部SGの正弦波信号の1周期毎に起動され、以下の順に処理をする。1)振幅制御対象の波形データより1周期の振幅と中心値を計算する。2)振幅制御対象の波形データと操作量データより勾配を計算する。3)目標振幅と目標中心値とに対して、1)で求めた値よりそれぞれの偏差を求める。4)勾配(システム特性S)に安定化係数を掛けて比例ゲインを計算し、この比例ゲインに偏差を掛け合わせて補正量を加算して操作振幅と操作中心値を決定する。このとき安定化係数は振幅用と中心値用とで異なる値を用いる。なお、安定化係数はシステム起動前に設定される。なお、ゼロ振幅からスタートするときには、微少振幅を発生させてから上記の制御を行う。
疲労試験では、試験体に加える変位を制御して試験体に所定の荷重を加え、この制御を所定の周波数で繰り返して、試験体の疲労試験が行われるが、この繰り返す周波数を周期的に変化させる「周波数スイープ制御」も行われる。この周波数スイープ制御を行ったとき、操作振幅Mに対して制御振幅は周波数によって大きく変わってくるが、このような用途でも安定化係数aを1に近い値にすることで即応性が実現できる。
また、比例ゲインの調整は、目標値の近傍での操作である。したがって、制御対象の変位に対する荷重の関係が図4のように非線形の特性を持っていても、目標振幅近傍で振幅を制御するときは、目標値の近傍を直線とみなすことができ、近傍区間のデータから勾配(システム特性S)を検出することで、システムの特性が求められる。このように比例ゲインKp を決定(調整)することで、システム特性が非線形となるシステムでも同様に制御することができる。
ところで、安定化係数aは制御の時定数を表している。したがって、安定化係数aが1に近ければ、すなわち0≪a<1であれば即応性はあるが、安定度が劣る。0に近ければ、すなわち0<a≪1であれば即応性は無いが、安定度は増す。
例として、「変位制御−荷重振幅制御」で周波数スイープ制御を行った場合、それぞれの外乱要因は異なる。したがって、第1実施形態と同様なA−AGCを二重化することでそれぞれの要因に適した比例ゲインを別々に設定する。これにより、周波数スイープ制御を行った場合も適切な制御ができる。
図5は第2実施形態の疲労試験機を適用した試験システムの要部機能ブロック図であり、第1実施形態と同様な要素には同記号及び同符号を付記して、詳細な説明は省略する。この試験システムは、A−AGCの制御を二重ループに構成したものである。第1のAGCコントロール部11−1は「第1のAGC機能」であるA−AGC1の機能を有する。A−AGC1の機能では、変位に対する荷重の変動を制御する。第2のAGCコントロール部11−2は「第2のAGC機能」であるA−AGC2の機能を有する。A−AGC2の機能では、操作量に対する変位の変動を制御する。
すなわち、A−AGC1は試験体4の特性変化に対応した制御を行い、A−AGC2では周波数のスイープによる加振機2の特性変化に対応した制御を行う。A−AGC1は安定化係数aを低く抑えて緩やかに制御し、A−AGC2ではスイープの素早い特性変化に応答するために安定化係数a′を高く設定する。すなわち、
0<a≪1,0≪a′<1
とする。これにより、制御性能が改善される。
1 振動制御装置
2 加振機
3 センサ部
4 試験体
11 AGCコントロール部
12 PID制御部

Claims (4)

  1. 設定された目標荷重振幅と周波数とに基づいて、試験体に対して繰り返し変位を与えることで該試験体に対して繰り返し荷重を加えるとともに、該試験体に加える荷重をAGC機能で調整しながら該試験体の疲労試験を行う疲労試験機の振動制御装置であって、
    前記繰り返し荷重を加える毎に、前記試験体を含むシステムの変位に対する荷重の比としてシステム特性の勾配を求め、該勾配に予め設定された0<a<1である安定化定数aを掛けて比例ゲインを求め、該比例ゲインを前記AGC機能のAGCゲインとして調整することを特徴とする疲労試験機の振動制御装置。
  2. 設定された目標荷重振幅と周波数とに基づいて、試験体に対して繰り返し変位を与えることで該試験体に対して繰り返し荷重を加えるとともに、該試験体に加える変位に対する荷重を第1のAGC機能で調整し、かつ、操作量に対する変位を第2のAGC機能で調整しながら前記試験体の疲労試験を行う疲労試験機の振動制御装置であって、
    前記繰り返し荷重を加える毎に、前記試験体を含むシステムの変位に対する荷重の比としてシステム特性の第1の勾配を求め、該第1の勾配に予め設定された0<a≪1である安定化定数aを掛けて比例ゲインを求め、該比例ゲインを前記第1のAGC機能のAGCゲインとして調整し、
    前記繰り返し荷重を加える毎に、前記試験体を含むシステムの操作量に対する変位の比としてシステム特性の第2の勾配を求め、該第2の勾配に予め設定された0≪a′<1である安定化定数a′を掛けて比例ゲインを求め、該比例ゲインを前記第2のAGC機能のAGCゲインとして調整することを特徴とする疲労試験機の振動制御装置。
  3. システムの変位に対する荷重の関係が線形の特性を持つことを特徴とする請求項1または2に記載の疲労試験機の振動制御装置。
  4. システムの変位に対する荷重の関係が非線形の特性を持つことを特徴とする請求項1または2に記載の疲労試験機の振動制御装置。
JP2013151981A 2013-07-22 2013-07-22 疲労試験機の振動制御装置 Active JP6091003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013151981A JP6091003B2 (ja) 2013-07-22 2013-07-22 疲労試験機の振動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013151981A JP6091003B2 (ja) 2013-07-22 2013-07-22 疲労試験機の振動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015021903A JP2015021903A (ja) 2015-02-02
JP6091003B2 true JP6091003B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=52486465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013151981A Active JP6091003B2 (ja) 2013-07-22 2013-07-22 疲労試験機の振動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6091003B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07109392B2 (ja) * 1989-06-30 1995-11-22 株式会社島津製作所 繰り返し衝撃疲労試験機
JP3570056B2 (ja) * 1996-01-26 2004-09-29 株式会社島津製作所 材料試験機
JP5353805B2 (ja) * 2010-04-20 2013-11-27 株式会社島津製作所 試験機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015021903A (ja) 2015-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6364349B2 (ja) マスフローコントローラ、及びマスフローコントローラを動作させる方法
JP4327880B2 (ja) ゲイン自動調整機能を備えたサーボモータ制御装置
KR101841134B1 (ko) 다이나모미터의 제어장치 및 이를 이용한 관성 모멘트 추정 방법
JP5980890B2 (ja) 実験モード解析を用いたフィルタ自動調整機能を有するサーボ制御装置
US20160124417A1 (en) Automatic gain adjustment support device
CN106169897B (zh) 一种电机速度实时抗饱和pid控制方法及装置
JP7348977B2 (ja) 変化するシステムパラメーターのリアルタイム補償を有する検査システム
US10120349B2 (en) Control device and control method
JP6466165B2 (ja) Pid制御装置、および、pid制御方法、ならびに、pid制御装置を備えた試験装置
JP5353805B2 (ja) 試験機
JP6091003B2 (ja) 疲労試験機の振動制御装置
JP2013257279A (ja) 疲労試験機の振動制御装置
JP5465515B2 (ja) Pid制御装置及びpid制御方法
CA2977086C (en) Method and device for detecting an object hidden behind an article
JP2013022110A (ja) ミシンの上糸テンション計測装置
JP4417915B2 (ja) 状態判定装置および状態判定方法
WO2019193678A1 (ja) 制御装置の調整支援装置及び制御装置の調整装置
WO2020003403A1 (ja) 制御装置及び制御方法
JP3138716U (ja) 試験装置
JP6706122B2 (ja) 能動型制振装置
JPH07311124A (ja) 振動制御装置
CN113188649B (zh) 振动电机的谐振频率检测方法、装置、终端设备及存储介质
TW201629651A (zh) 控制裝置及控制方法
JP5865138B2 (ja) 制御パラメータの決定方法及び装置
JP3774376B2 (ja) 制御系の限界ゲインや伝達関数の同定方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6091003

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150