JP4310804B2 - 調節計 - Google Patents

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Description

本発明は、PID演算等による閉ループ制御の特性を改善する調節計に関し、特に、オーバーシュートの抑制、制御系のロバストネス(制御の強固さ)の向上、外乱の影響を抑制する調節計に関するものである。
従来技術における調節計は、図13に示すように、目標設定値SPが入力され所定の時間でゼロからこの目標設定値SPまで変化する信号である設定値TSPを出力する変化率規制部111と、目標設定値SP、設定値TSP及び制御量PVが入力され、補助設定値SSP及び選択信号SELを出力する補助制御部112と、変化率規制部111からの設定値TSP及び補助制御部112からの補助設定値SSPが入力され、選択信号SELによりいずれか1つを選択してPID制御演算部114に目標値として出力する選択部113と、目標設定値SPと制御量PVとの偏差に比例演算、積分演算、微分演算(PID演算)を施し、操作量を演算して制御対象115に出力するPID制御演算部114と、制御量PVを出力する制御対象115とから大略構成されている。
このような構成からなる補助制御部112は、下記の(1)式、(2)式に基づき、制御量PVのオーバーシュートが、起こり得る(NG)、または、起こり得ない(G)を判定している。
DV≧k・DPVのときはG....(1)
DV<k・DPVのときはNG...(2)
ここで、
DV;目標設定値SP(または設定値TSP)と制御量PVとの偏差
DPV;所定時間tL当たりの制御量PVの変化
k;定数
である。
図14は、制御の一例を示したものであり、PVは制御量、OUTは操作量、SPは目標設定値、LAGは制御対象115に操作量OUTが入力されてから制御量PVが変化するまでの時間である、制御対象115の等価無駄時間を表す。
今、定数k=2とすると、図14(A)の場合は、制御量PVの先端部において、
DV<k・DPV
となるので、上記(2)式から判定は「NG」となり、オーバーシュートが発生しうることとなる。
また、図14(B)に示すものは、制御量PVの先端部において、
DV>k・DPV
となり、上記(1)式から判定は「G」となりオーバーシュートは発生しない。
ここで、所定時間tLとして、制御対象115の等化無駄時間LAGの1/2を用いている。
なお、上記の(1)式、(2)式は経験則によって導出したものであり、制御量PVが十分に立ち上がっていないとき、即ち、偏差DV(目標設定値SP(または設定値TSP)と制御量PVとの偏差)が大きいときは判定は常に「G」となり、オーバーシュートの危険性はない。
図13に戻り、補助制御部112は、判定が「NG」のときは設定値TSPを目標設定値SPから離すように修正した値を補助設定値SSPとして出力し、「G」の判定のときは設定値SPを目標設定値SPに近付けるように修正した値を出力する。このような操作により制御量PVのオーバーシュートを防止している。
特開平3−214202号公報(第7頁 第1図)
しかしながら、従来技術で説明した制御において、制御対象115の特性が2次遅れ系等、オーバーシュートの発生が少ない系では有効だが、4次遅れ系等、オーバーシュートが発生しやすい高次の制御対象では十分な効果をあげることができないという問題がある。
また、パラメータ数が多く、不連続な操作があるため、設定が難しいという問題もある。
従って、4次遅れ系等、オーバーシュートが発生しやすい高次の制御対象においても、十分な効果が得られ、かつ少ないパラメータで簡単に設定でき、しかも制御対象のパラメータへの感度を低くするように改善しなければならない課題を有する。
(1)制御対象から出力された制御量を目標値に近づけるように、所定の演算により算出された操作量を前記制御対象に出力する制御演算部を備えた調節計であって、
記制御量(PV)と目標設定値(SP)が入力され、これらの変化率をもとに生成した特性曲線に沿った目標設定値軌道(SLSP)を前記制御演算部の前記目標値として出力する目標設定値軌道生成手段を備え、
この目標設定値軌道生成手段は、
差(PV−SP)または制御量(PV)の変化率(ΔPV)と前記特性曲線の勾配(k)から SLSP=SP+ΔPV/k を算出し、前記目標設定値軌道(SLSP)として出力する特性曲線ルール発生手段と、
前記目標設定値(SP)及び前記制御量(PV)を入力し偏差(PV−SP)または制御量(PV)の微分演算を行ないその結果を前記変化率(ΔPV)として前記特性曲線ルール発生手段に与える演算手段と、
前記制御演算部における微分時間(Td)に基づいて前記勾配(k)を算出し前記特性曲線ルール発生手段に出力する特性勾配決定手段
具備することを特徴とする調節計。

本発明による調節計は、制御量PVの特性を与える位相面上の特性曲線に沿って、制御量PVが目標設定値SPに整定するように、調節器に目標設定値軌道SLSPを与えること、具体的には目標設定値軌道SLSPを、偏差(PV−SP)または制御量(PV)の変化率(ΔPV)と特性曲線の勾配kを使って、SLSP=SP+ΔPV/kとしたことにより、特性勾配kに沿って原点に向かうことにより、制御結果のオーバーシュートを抑制することができ、また、制御系内のパラメータ変動に対する感度が低く、パラメータの変動に対してロバストな特性を得ることができ、更には、外乱からの影響も抑制することかできるという利点がある。
以下、本発明の調節計の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
本発明の調節計は、本質的には、制御対象と調節手段を含むシステム全体の特性を、原理的にオーバーシュートを発生しない応答、例えば、1次遅れ系の応答に近付ける仕組みにある。
1次遅れのステップ応答は、図1に示す、偏差の初期値“−1”から“0”に向かう一次遅れのステップ応答のトレンド図のように、オーバーシュートを発生しない。即ち、一次遅れのステップ応答は、例えば、時定数20s、時定数10s、時定数5sの場合に、横軸方向に時間s、縦軸方向に偏差をとると、それぞれが時間の経過とともに、偏差“0”に漸近し、偏差“0”を超えるオーバーシュートは発生しない。
この応答を位相面上に表すと、図2に示すように、例えば、時定数20s、時定数10s、時定数5sの場合に、X軸方向に速度(偏差の微分)、Y軸方向に偏差をとると、固有の勾配を有する直線として表される。
従って、この直線上を原点(0,0)、即ち、偏差及び偏差の微分がともに“0”である点に向かう運動は、原理的にオーバーシュートが発生しないと認定することができる。
本発明では、位相面上にあってこのような特徴を持つ直線として表現される特性直線に向かうように、目標設定値軌道SLSPをPID制御演算部に与えることでオーバーシュートを抑制し、かつ近似的に制御対象の動特性をこの特性直線に近づけることにより,ロバストネスを向上させ、また、外乱からの影響を抑制しようとするものである。
図3は、以上の目標設定値軌道を算出する目標設定値軌道生成手段11を備える本発明の調節計の構成ブロックを表わす図である。
ここで、目標設定値軌道生成手段11は、制御演算部(PID調節器)12の前段に位置し、例えば、目標設定値SPと制御量PVとの変化率をもとに、目標設定値軌道SLSPを生成し、PID調節器12に逐次目標値として与える。これにより、制御対象13からの制御量PVの応答は、目標設定値軌道SLSPに対して、後述する図5及び図6に示す特性曲線(この例では特性直線)に沿った運動となる。
図4は、本発明の調節計に適用される目標設定値軌道生成手段11の一例を示す構成ブロック図である。
演算手段14は、目標設定値SPと制御量PVとを入力して制御量変化率ΔPVを求めるブロックであり、偏差(PV−SP)または制御量(PV)の微分演算を行なう。
特性勾配決定手段15は、PID演算における、比例帯Pb、積分時間Ti、微分時間Tdから特性曲線(直線)の勾配kを算出する。
特性曲線ルール発生手段16は、スライディングSPルールとして、目標設定値SP、制御量変化率ΔPV、特性勾配kを入力し、目標設定値軌道SLSPを算出、出力するブロックである。
この実施例において、特性曲線ルール発生手段16に設定する特性曲線ルールは、
SLSP=SP+ΔPV/k
の形式で表わされる直線とする。ここで、
SLSP;目標設定値軌道
SP;目標設定値
ΔPV;制御量変化率
k;勾配
である。
このように与えることで、位相面上において、目標設定値軌道SLSPは、図5に示すように、PV−SP=0を通る、傾きkの直線で表される1次遅れ系の直線として定義され、ある瞬間の目標設定値軌道SLSPは、この直線と、ある瞬間の制御量変化率ΔPVとにより与えられる。
この目標設定値軌道SLSPとの差を“0”に近づけるように、後段の制御演算部12が操作量を演算するため、制御量PVは、図6に示すように、特性直線に沿って原点に向かい、整定する。
図7に示すグラフは、4次遅れ系を従来のPID制御系でPID制御したときと、本発明の目標設定値軌道生成手段11を用いてPID制御を行ったときの制御結果のトレンド図である。ここで、前述の特性勾配設定手段15については、特性勾配k=−1/Td及び、−2/(3*Td)とした。Tdは、制御演算部12のパラメータ微分時間である。尚、横軸は時間、縦軸は偏差である。
図7において、本発明による目標設定値軌道生成手段11を備えた調節計によれば、特性勾配k=−1/Td、特性勾配k=−2(3*Td)の両者ともに通常のPID制御と同じように、立ち上がりの早さを損なうことなく、かつオーバーシュートを抑制できていることが理解できる。
図8に示すグラフは、4次遅れ系を従来のPID制御系でPID制御したときと、本発明の目標設定値軌道生成手段11を用いてPID制御を行ったときの制御結果の位相面図である。ここでも、特性勾配設定手段については、特性勾配k=−1/Td及び、−2/(3*Td)とした。Tdは、制御演算部12のパラメータ微分時間である。尚、横軸は偏差、縦軸は偏差の微分値である。
図8において、位相面で確認すると、目標設定値軌道生成手段11を使用することによって、特性勾配k=−1/Td、特性勾配k=−2/(3*Td)の応答は、それぞれの特性勾配kに沿って、原点に向かっていることが確認できる。これに対して、通常のPID制御における応答は特定の勾配に沿うことなくスパイラル(うずまき)状に原点に向かう。
更に、図8では、2つの特性勾配k=−1/Td及び、−2/(3*Td)を適用したときに、この特性勾配kによって応答の速さを調整できていることが確認できる。これは、制御系の動特性が近似的には特性勾配kによって表現できるようになるためである。
このようにして、制御系内のパラメータ変動に対する感度が低く、パラメータの変動に対してロバストな特性が得られるという効果がある。
更にいえば、制御演算部12のチューニングが不十分な場合や、非線形な制御対象に適用でき、十分な応答を得ることができるようになり、制御系の調整が容易になるという効果がある。
次に、制御対象が非線形なものである場合について、本発明の目標設定値軌道生成手段を備えた調節計によるPID制御について、図面を参照して説明する。
図9は、非線形の制御対象13Aに本発明の目標設定値軌道生成手段11を備えた調節を適用した場合の概念ブロック図である。
この例でも、目標設定値軌道生成手段11は、制御演算部12の前段に位置し、例えば、目標設定値SPと制御量PVとの変化率をもとに、目標設定値軌道SLSPを求めてPID調節器12に対して逐次与える。
これにより、制御対象13Aからの制御量PVの応答は、目標設定値軌道SLSP、上述の図5及び図6に示す特性曲線(直線)に沿った運動となる。制御対象13Aは、動作ポイントによって制御対象のゲインが変化する系である。
図10は、Y軸にステップ幅100に換算した制御量PVを、X軸を時間で表し、非線形な特性を持つ制御対象13Aを従来のPID制御したときのステップ応答の波形を示したもので、10→20%、20→50%、50→60%、60→80%のステップ応答で、動作ポイントによってオーバーシュートの大きさが変化し、ハンチングの発生など大きな違いが発生している。
これに対して、目標設定値軌道生成手段11を使用した、図9に示す構成の調節計を用いることにより、図11に示すように、10→20%、20→50%、50→60%、60→80%のステップ応答で動作ポイントの違いによる大きな特性変化は抑えられる。
そして、より定量的な応答変化の大きさ比較の指標(評価関数)として、後述する各ステップ応答の平均からのずれの大きさによる比較を導入すると、従来のPID制御に対し、本発明の目標設定値軌道生成手段を備えた調節計による制御では、その値は23%となり、ロバスト性が向上したことが確認でき、その根拠は次の通りである。
即ち、詳しくは、この比較の指標は、従来の制御系、本発明による制御系のそれぞれについて各応答の平均を求め、この平均と各応答との差の2乗を時間0から150秒まで積分し、それぞれの制御手段毎にその合計値を求めて、その大きさによって応答変化の大きさ比較の指標とした。応答の変化が大きい場合にはこの合計値は大きな値となる。
このとき、従来の制御系では、応答変化の大きさは“123808”と計算されたのに対し、本発明の目標設定値軌道生成手段を用いた調節計の場合、応答変化の大きさは“28478”であり、23%の値となる。目標設定値軌道生成手段を使用した場合には、各応答間の違いが小さく、ロバストネスが高いことが確認できる。
このようにして、目標設定値軌道生成手段11を備えた構成の調節計を使用することで、オーバーシュートを抑制し、ロバストネスを向上させ、制御対象が線形または非線形のものであっても同様の効果を得られる。
また、本発明によれば、外乱が混入した場合にも、外乱により平衡点から制御量が離れた場合でも目標設定値軌道生成手段により、修正動作が作用するため、その特性を改善することができるものである。
図12は図3に示した制御系で、操作量に対して外乱を外部から注入した時の応答を表わしたものである。(A)は従来の制御系における外乱の影響で34%、(B)は本発明において特性直線の勾配k=−1/Tdのときの外乱の影響25%、(C)は本発明において特性直線の勾配k=−2/(3*Td)ときの外乱の影響23%という結果が得られている。
このように、本発明の調節計によれば、外乱の影響の最大値が抑制され、オーバーシュートを抑制して平衡点に到達する。
尚ここで、制御演算部12での制御演算は、PID制御演算の例を挙げたが、これに限らず、PI制御演算、オンオフ制御演算等でもよい。
以上、本発明の調節計について説明したが、制御対象は特定の制御対象に限定されることなく全ての制御対象に適用できる。より具体的には、温度、流量、圧力、回転数、位置等の制御対象が挙げられる。
また、適用製品として、温調計、温調モジュール等に適用され、更には民生用のエアコン、冷蔵庫等への適用も可能である。
制御量PVの特性を与える位相面上の特性曲線に沿って、制御量PVが目標設定値SPに整定するように、PID調節器に目標設定値軌道SLSPを与えること、具体的には目標設定値軌道SLSPを、偏差(PV−SP)または制御量(PV)の変化率(ΔPV)と特性曲線の勾配kを使って、SLSP=SP+ΔPV/kとしたことにより、特性勾配kに沿って原点に向かうことにより制御系内のパラメータ変動に対する感度が低く、パラメータの変動に対してロバストな特性を得ることができる調節計を提供する。
本願発明の1次遅れのステップ応答のトレンドを示した説明図である 同、1次遅れのステップ応答の位相面図である。 目標設定軌道生成手段PID制御系のブロック図である。 同、オーバーシュート抑制及びロバストネス向上手段の具体例を示したブロック図である。 同、目標設定値軌道SLSPと、ある瞬間の目標設定値SPをグラフで表した説明図である。 同、ある瞬間の制御量PVの状態と軌跡をグラフで表した説明図である。 同、従来のPID制御系でPID制御したものと本願発明の特性勾配kを持たせた4次遅れ系の制御結果のトレンド図である。 同、従来のPID制御系でPID制御したものと本願発明の特性勾配kを持たせた4次遅れ系の制御結果の位相面図である。 非線形な制御対象に、目標設定軌道生成手段を組み込んだPID制御系のブロック図である。 同、非線形な特性を持つ制御対象を従来のPID制御系でPID制御したときのステップ応答の波形図である。 同、非線形な特性を持つ制御対象を目標設定軌道生成手段を組み込んだPID制御系を用いてPID制御したときのステップ応答波形図である。 同、外乱を注入したときの従来のPID制御系でPID制御したものと本願発明によるPID制御したときの制御結果のトレンド図である。 従来技術における調節計を示したブロック図である。 従来技術における調節計の動作を示した説明図である。
符号の説明
11 目標設定値軌道生成手段
12 PID調節器
13,13A 制御対象
14 演算手段
15 特性勾配決定手段
16 特性曲線ルール生成部

Claims (2)

  1. 制御対象から出力された制御量を目標値に近づけるように、所定の演算により算出された操作量を前記制御対象に出力する制御演算部を備えた調節計であって、
    記制御量(PV)と目標設定値(SP)が入力され、これらの変化率をもとに生成した特性曲線に沿った目標設定値軌道(SLSP)を前記制御演算部の前記目標値として出力する目標設定値軌道生成手段を備え、
    この目標設定値軌道生成手段は、
    差(PV−SP)または制御量(PV)の変化率(ΔPV)と前記特性曲線の勾配(k)から SLSP=SP+ΔPV/k を算出し、前記目標設定値軌道(SLSP)として出力する特性曲線ルール発生手段と、
    前記目標設定値(SP)及び前記制御量(PV)を入力し偏差(PV−SP)または制御量(PV)の微分演算を行ないその結果を前記変化率(ΔPV)として前記特性曲線ルール発生手段に与える演算手段と、
    前記制御演算部における微分時間(Td)に基づいて前記勾配(k)を算出し前記特性曲線ルール発生手段に出力する特性勾配決定手段
    具備することを特徴とする調節計。
  2. 前記制御対象は、線形または非線形であることを特徴とする請求項1に記載の調節計。
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