JP6382245B2 - レジスタパネルの取付構造 - Google Patents

Description

本発明は、インストルメントパネルに設けられるレジスタの開口の外周に、レジスタパネルを取り付けるための構造に関する。

特開２００５−２１９５９５号公報（特許文献１）および特開２００３−０７２４２５号公報（特許文献２）に開示されているように、インストルメントパネルに設けられるレジスタの開口（空気吹出口）の外周に、レジスタパネルを取り付けるための構造が知られている。図１０は、一般的な、レジスタパネル４の取付構造１０Ｚの正面側から見た様子を示す図である。図１１は、図１０中のＸＩ−ＸＩ線に沿った断面図である。

図１０および図１１を参照して、レジスタパネル４の取付構造１０Ｚにおいては、レジスタパネル４がインストルメントパネル１に取り付けられている。レジスタパネル４は、センターコンソールに設けられた表示器３（図１０）の左隣に位置しており、全体として縦長の形状を有している。図示されていないが、表示器３の右隣においても、図１０および図１１に示すものと同様なレジスタパネル４の固定構造が採用される。

図１１を参照して、より具体的には、筒状の形状を有するリテーナ１２が、インストルメントパネル１（レジスタパネル４）の裏面側に設けられている。リテーナ１２の内側には、空調用空気を通流させるための流路１３（図１１）が形成されている。リテーナ１２のうちの下流側の開口１４を形成している縁部分１５を正面側から覆うように、レジスタパネル４が配置されている。

リテーナ１２の縁部分１５の内側には、フィン２が揺動可能に配置されている。レジスタパネル４は、クリップ部４Ｔを有しており、このクリップ部４Ｔは、車両前後方向（図１１紙面内の上下方向）における前方側（図１１紙面内の上側）に向かって延びる形状を有している。

インストルメントパネル１は、インストルメントパネル１のうちの正面側に露出する意匠分に加えて、樹脂からなる基材部分６（図１１）を含んでいる。基材部分６は、意匠部分よりも車両前後方向における前方（意匠部分の裏側）に配置されている。基材部分６には、開口６Ｈが設けられている。

レジスタパネル４のクリップ部４Ｔは、基材部分６の開口６Ｈに挿通されるとともに、開口６Ｈの外周部分に係止している。当該係止によって、レジスタパネル４は、位置決めされるとともに、インストルメントパネル１に固定されている。なお、クリップ部４Ｔは、車幅方向に延びるように設けられており、レジスタパネル４の正面側の意匠部分は、車幅方向においておおよそ寸法Ｌ１（図１、図２参照）の幅を有している。

特開２００５−２１９５９５号公報 特開２００３−０７２４２５号公報

図１１を参照して、レジスタパネル４の正面側に位置する表面部分Ｒ１，Ｒ２は、仕様に応じて、互いに異なる色や、異なる模様を有するように構成される場合がある。取付構造１０Ｚに用いられているレジスタパネル４においてこのような色分けを実現する場合には、レジスタパネル４のうちの表面部分Ｒ１を構成している部分と、レジスタパネル４のうちの表面部分Ｒ２を構成している部分とが一体的に構成されているため、溝状の形状を有する見切り線５が表面部分Ｒ１，Ｒ２の間に凹設される必要がある。

本発明は、レジスタパネルの正面側に位置する表面部分に溝状の見切り線をあえて設けなくても、レジスタパネルの正面側に位置する表面部分の色や模様を異ならせることが可能な構成を備えた、新規なレジスタパネルの取付構造を提供することを目的とする。

本発明に基づくレジスタパネルの取付構造は、筒状の形状を有し、空調用空気が通過する流路を内側に形成するリテーナと、上記リテーナのうちの下流側の開口を形成している縁部分に取り付けられるレジスタパネルと、を備え、上記レジスタパネルは、上記縁部分の周方向における一部分のみを正面側から覆う形状を有しており、上記レジスタパネルは、上記縁部分から見て上記開口が位置している側に配置される内側パネルと、上記縁部分から見て上記開口が位置している側とは反対側に配置される外側パネルと、を含み、上記内側パネルおよび上記外側パネルは、上記縁部分の周方向における上記一部分を挟み込んでいる。

上記の構成によれば、レジスタパネルが、互いに別部材として構成された内側パネルと外側パネルとを含んでいる。パネル組み付けの前に、必要に応じて、内側パネルの色と外側パネルの色とを予め異ならせておくことによって、レジスタパネルの正面側に位置する表面部分の色を異ならせることが可能となる。内側パネルと外側パネルとで模様を異ならせる場合についても同様である。

上記の構成によれば、レジスタパネルの正面側に位置する表面部分に溝状の見切り線をあえて設ける必要はない。なお、必要に応じて、見切り線をレジスタパネルの表面部分に設けても構わない。ここで言う「あえて設ける必要はない」という記載は、溝状の形状を有する見切り線をレジスタパネルの正面側に位置する表面部分に設けるという構成を、本発明の技術的範囲から除外するものではない。

上記レジスタパネルの取付構造において好ましくは、上記外側パネルは、上記リテーナの外側表面に沿って延在する延在部を有し、上記延在部は、上記リテーナの上記外側表面に溶着されている。

上記レジスタパネルの取付構造において好ましくは、上記内側パネルは、第１係止片を有し、上記リテーナは、上記第１係止片を受け入れる第１開口部を有している。

上記レジスタパネルの取付構造において好ましくは、上記内側パネルは、上記縁部分から見て上記開口が位置している側に配置される本体部と、上記縁部分から見て上記開口が位置している側とは反対側に配置される第２係止片と、を有し、上記本体部および上記第２係止片は、上記縁部分の周方向における上記一部分に係止している。

上記レジスタパネルの取付構造において好ましくは、上記外側パネルは、上記第２係止片を受け入れることで上記第２係止片に係止する第２開口部を有している。

上記レジスタパネルの取付構造において好ましくは、上記内側パネルのうちの上記正面側に露出している表面部分と、上記外側パネルのうちの上記正面側に露出している表面部分とは、異なる色を有している。

上記の構成によれば、レジスタパネルの正面側に位置する表面部分の色や模様を異ならせることが可能となる。

実施の形態におけるレジスタパネルの取付構造の正面側から見た様子を示す図である。 図１に示す取付構造において、インストルメントパネル、フィン、およびレジスタパネル（レジスタパネル６０）をリテーナの縁部分から取り外した状態を示す斜視図である。 図２に示す取付構造において、内側パネルおよび外側パネルをリテーナの縁部分から取り外した状態を示す斜視図である。 図２中のＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図である。 図４に示す取付構造において、内側パネルおよび外側パネルをリテーナの縁部分（一部分）から取り外した状態を示す断面図である。 図２中のＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図である。 図６に示す取付構造において、外側パネルをリテーナの縁部分（外側表面）から取り外した状態を示す断面図である。 図２中のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線に沿った断面図である。 図８に示す取付構造において、外側パネルをリテーナの縁部分（外側表面）から取り外した状態を示す断面図である。 一般的な、レジスタパネルの取付構造の正面側から見た様子を示す図である。 図１０中のＸＩ−ＸＩ線に沿った断面図である。

実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。図１は、実施の形態におけるレジスタパネルの取付構造１０の正面側から見た様子を示す図である。図２は、図１に示す取付構造１０において、インストルメントパネル１、フィン２、およびレジスタパネル６０をリテーナ１２（図２）の縁部分１５（図２）から取り外した状態を示す斜視図である。

図１および図２を参照して、レジスタパネルの取付構造１０においては、筒状の形状を有するリテーナ１２（図２）が、インストルメントパネル１（図１）の裏面側に設けられている。リテーナ１２の内側１２Ｕ（図４参照）には、空調用空気を通流させるための流路１３（図２）が形成されている。

リテーナ１２のうちの下流側の開口１４を形成している縁部分１５は、周方向に沿って延びる、環状の形状を有している（図３も参照）。図２においては、縁部分１５のうちのおおよそ右半分の部分１５Ｒのみが露出している様子が図示されている。図３においては、右半分の部分１５Ｒに加えて、縁部分１５のうちの左半分の部分（一部分１５Ｌ）も露出している様子が図示されている。本実施の形態においては、リテーナ１２の縁部分１５は、全体として縦長の環形状（略楕円形状）を有している。リテーナ１２の下流側の縁部分１５（図２）の内側には、フィン２（図１）が揺動可能に配置されている。

本実施の形態においては、１つのリテーナ１２の縁部分１５に対して、レジスタパネルの取付構造１０と、レジスタパネルの取付構造５０（図１）とが適用される。レジスタパネルの取付構造１０は、レジスタパネル２０を、リテーナ１２の縁部分１５（一部分１５Ｌ）に取り付けるためのものである。レジスタパネルの取付構造５０は、レジスタパネル６０を、リテーナ１２の縁部分１５（残りの部分１５Ｒ）に取り付けるためのものである。

レジスタパネル２０は、全体として縦長Ｃ字状の形状を有しており、リテーナ１２の縁部分１５の周方向における一部分１５Ｌ（図３参照）のみを正面側から覆っている。本実施の形態においては、レジスタパネル２０は、正面視において、縁部分１５のおおむね左半分を覆う形状を有している。一方、レジスタパネル６０は、全体として逆向きの縦長Ｃ字状の形状を有しており、リテーナ１２の縁部分１５の周方向における残りの部分１５Ｒ（図３参照）を正面側から覆っている。レジスタパネル６０は、正面視において、縁部分１５のおおむね右半分を覆う形状を有している。

レジスタパネル２０は、互いに別部材として準備された内側パネル３０および外側パネル４０を含み、２つのパネルからなる組立体として構成されている。内側パネル３０は、縁部分１５から見て開口１４が位置している側（リテーナ１２の開口１４の内側）に配置され、外側パネル４０は、縁部分１５から見て開口１４が位置している側とは反対側に配置される。

同様に、レジスタパネル６０は、互いに別部材として準備された内側パネル７０および外側パネル８０を含み、２つのパネルからなる組立体として構成されている。内側パネル７０は、縁部分１５から見て開口１４が位置している側（リテーナ１２の開口１４の内側）に配置され、外側パネル８０は、縁部分１５から見て開口１４が位置している側とは反対側に配置される。

図３は、図２に示す取付構造１０において、内側パネル３０および外側パネル４０をリテーナ１２の縁部分１５から取り外した状態を示す斜視図である。図４は、図２中のＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図である。図５は、図４に示す取付構造１０において、内側パネル３０および外側パネル４０をリテーナ１２の縁部分１５（一部分１５Ｌ）から取り外した状態を示す断面図である。

図６は、図２中のＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図である。図７は、図６に示す取付構造１０において、外側パネル４０をリテーナ１２の縁部分１５（外側表面１２Ｓ）から取り外した状態を示す断面図である。図８は、図２中のＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線に沿った断面図である。図９は、図８に示す取付構造１０において、外側パネル４０をリテーナ１２の縁部分１５（外側表面１２Ｓ）から取り外した状態を示す断面図である。

（内側パネル３０）
図３を主として参照して、内側パネル３０は、全体として縦長Ｃ字状の形状を有している。内側パネル３０は、リテーナ１２の縁部分１５の周方向における一部分１５Ｌの形状に対応するように湾曲している。具体的には、内側パネル３０は、本体部３１と、係止片３２，３３，３４，３５とを含んでいる。本体部３１は、薄板状の形状を有する。本体部３１は、リテーナ１２の縁部分１５（一部分１５Ｌ）から見て開口１４が位置している側（リテーナ１２の内側）に配置される（図４〜図９も参照）。

（第１係止片）
係止片３３，３４は、内側パネル３０の周方向（長手方向）における任意の位置に設けられることができる。係止片３３，３４は、内側パネル３０の本体部３１から前方側に向かって突出するようにして形成される（図３〜図５参照）。ここで言う前方側とは、レジスタパネル２０（内側パネル３０）がリテーナ１２の縁部分１５（一部分１５Ｌ）に取り付けられた状態において、車両前後方向における前方側の意味である。係止片３３，３４は、第１係止片として機能することが可能である。

リテーナ１２は、係止片３３，３４を受け入れる開口部１６，１７を有している（図２〜図５参照）。開口部１６，１７は、縁部分１５の内側であって且つ縁部分１５の近傍の位置に設けられている。係止片３３が第１係止片として機能するとき、開口部１６が第１開口部として機能する。係止片３４が第１係止片として機能するとき、開口部１７が第１開口部として機能する。本実施の形態において必須の構成ではないが、係止片３３，３４の一方が第１係止片として機能していてもよいし、係止片３３，３４の双方が第１係止片として機能していてもよい。

開口部１６，１７の前方側には、凸部（図４、図５に示す凸部１２Ｇを参照）が設けられている。係止片３３，３４は、凸部（凸部１２Ｇ）の形状に対応した凹部（凹部３４Ｔ）を有している。係止片３３，３４が開口部１６，１７に差し込まれた後、凸部（凸部１２Ｇ）と凹部（凹部３４Ｔ）とが互いに係止することによって、内側パネル３０はリテーナ１２の縁部分１５に仮止めされることができる。

（第２係止片）
図３、図６および図７を参照して、係止片３２，３５も、内側パネル３０の周方向（長手方向）における任意の位置に設けられることができる。係止片３２，３５も、内側パネル３０の本体部３１から前方側に向かって突出するようにして形成されている。図６および図７に示す係止片３５のように、係止片３２，３５（図３）は、縁部分１５から見て開口１４が位置している側とは反対側（リテーナ１２の外側）に配置される。本体部３１および係止片３２，３５は、断面視においておおよそＶ字形状を呈している（図６および図７）。

係止片３２は、本体部３１と係止片３２との間に位置するリテーナ１２の縁部分１５（縁部分１５の周方向における一部分）に係止する。同様に、係止片３５は、本体部３１と係止片３５との間に位置する縁部分１５（縁部分１５の周方向における一部分）に係止する。これらの係止によって、内側パネル３０のリテーナ１２（縁部分１５）の車幅方向（図６、図７紙面左右方向）における相対移動が規制される。

（外側パネル４０）
図３を主として参照して、外側パネル４０も、全体として縦長Ｃ字状の形状を有している。外側パネル４０も、リテーナ１２の縁部分１５の周方向における一部分１５Ｌ（図３参照）の形状に対応するように湾曲している。

具体的には、外側パネル４０は、本体部４１と、折返部４２と、延在部４３，４４とを有している。本体部４１は、薄板状の形状を有する。本体部４１は、リテーナ１２の縁部分１５から見て開口１４が位置している側とは反対側（リテーナ１２の外側）に配置される（図４〜図９も参照）。

（延在部）
図３、図８および図９に示すように、外側パネル４０の延在部４３，４４は、リテーナ１２の外側表面１２Ｓの形状に沿って延在する薄板状の形状を有している。延在部４３，４４は、溶接具（図９における溶接具４３Ｌを参照）を挿通するための開口４３Ｈ，４４Ｈ（図３）をそれぞれ有している。

本体部４１と折返部４２とは、断面視においておおよそＣ字形状を呈している。内側パネル３０をリテーナ１２の縁部分１５に係止させた状態で（仮止めさせた状態で）、本体部４１と折返部４２との間に縁部分１５が位置するように、外側パネル４０がリテーナ１２の縁部分１５に宛がわれる（図９参照）。

延在部４３，４４に設けられた開口４３Ｈ，４４Ｈ（図３）に溶接具４３Ｌ（図９）を差し込み、その状態で溶接装置４３Ｋを用いて溶接具４３Ｌを溶融および硬化させる。溶接部４３Ｍ，４４Ｍ（図２および図８）が形成され、延在部４３，４４がリテーナ１２の外側表面１２Ｓに溶着される。これにより、外側パネル４０が延在部４３，４４を介してリテーナ１２の外側表面１２Ｓに取り付けられることとなる。

（第２係止片）
図６および図７を再び照して、ここで、本実施の形態の外側パネル４０は、好適な実施の形態として、開口部（図６、図７における開口部４２Ｈを参照）を有している。この開口部（開口部４２Ｈ）は、折返部４２（４２Ｊ，４２Ｋ）（図３参照）に設けられている。折返部４２（４２Ｊ，４２Ｋ）に設けられた開口部４２Ｈは、内側パネル３０の係止片３２，３５を受け入れることで、係止片３２，３５に係止する。係止片３２，３５は、第２係止片として機能することが可能である。折返部４２（４２Ｊ，４２Ｋ）に設けられた開口部４２Ｈは、第２開口部として機能することが可能である。

係止片３２が第２係止片として機能するとき、折返部４２（４２Ｋ）に設けられた開口部４２Ｈが第２開口部として機能する。係止片３５が第２係止片として機能するとき、折返部４２（４２Ｊ）に設けられた開口部４２Ｈが第２開口部として機能する。本実施の形態において必須の構成ではないが、係止片３２，３５の一方が第２係止片として機能していてもよいし、係止片３２，３５の双方が第２係止片として機能していてもよい。

たとえば溶接工程の前に、内側パネル３０をリテーナ１２の縁部分１５に係止させる。この状態で（仮止めの状態で）、外側パネル４０の本体部４１と折返部４２との間に縁部分１５が位置するように、外側パネル４０がリテーナ１２の縁部分１５に宛がわれる（図７参照）。係止片３２，３５の先端部３２Ｔ，３５Ｔ（図３）は、開口部４２Ｈの中に挿入される。外側パネル４０の折返部４２（４２Ｊ，４２Ｋ）に設けられた開口部４２Ｈは、内側パネル３０の係止片３２，３５に係止することとなる。

係止片３２，３５の開口部４２Ｈへの係止によって、内側パネル３０および外側パネル４０は、リテーナ１２の縁部分１５の周方向における一部分１５Ｌを挟み込むこととなる。外側パネル４０の延在部４３，４４を、リテーナ１２の外側表面１２Ｓに容易に溶接することが可能となる。

図８を参照して、好適な実施の形態として、内側パネル３０のうちの正面側に露出している表面部分Ｒ１と、外側パネル４０のうちの正面側に露出している表面部分Ｒ２とは、異なる色や模様を有するように構成されていてもよい。

（作用および効果）
上記の構成によれば、レジスタパネル２０が、互いに別部材として構成された内側パネル３０と外側パネル４０とを含んでいる。パネル組み付けの前に、必要に応じて、内側パネル３０の色と外側パネル４０の色とを予め異ならせておくことによって、レジスタパネル２０の正面側に位置する表面部分Ｒ１，Ｒ２の色を異ならせることが可能となる。内側パネル３０と外側パネル４０とで模様を異ならせる場合についても同様である。

レジスタパネル２０（内側パネル３０および外側パネル４０）の正面側に位置する表面部分Ｒ１，Ｒ２には、溝状の見切り線をあえて設ける必要はない。なお、必要に応じて、見切り線をレジスタパネル２０（内側パネル３０および外側パネル４０）の表面部分Ｒ１，Ｒ２に設けても構わない。ここで言う「あえて設ける必要はない」という記載は、溝状の形状を有する見切り線をレジスタパネル２０（内側パネル３０および外側パネル４０）の正面側に位置する表面部分Ｒ１，Ｒ２に設けるという構成を、本発明の技術的範囲から除外するものではない。

本実施の形態においては、レジスタパネル２０（内側パネル３０および外側パネル４０）の正面側の意匠部分（表面部分Ｒ１，Ｒ２）は、車幅方向においておおよそ寸法Ｌ２（８参照）の幅を有している。本実施の形態においては、冒頭で述べた取付構造１０Ｚの場合とは異なり、外側パネル４０をリテーナ１２の外側表面１２Ｓに溶接で接合している。

本実施の形態においては、内側パネル３０のリテーナ１２への係止構造と、内側パネル３０および外側パネル４０同士の係止構造と、外側パネル４０のリテーナ１２の外側表面１２Ｓへの溶接構造とが、有機的に作用することによって、寸法Ｌ２＜寸法Ｌ１の関係が成立しており、車幅方向におけるレジスタパネルの薄型化を図ることが可能となっている。

以上、実施の形態について説明したが、上記の開示内容はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

１ インストルメントパネル、２ フィン、３ 表示器、４，２０，６０ レジスタパネル、４Ｔ クリップ部、５ 見切り線、６ 基材部分、６Ｈ，１４，４３Ｈ，４４Ｈ 開口、１０，１０Ｚ，５０ レジスタパネルの取付構造、１２ リテーナ、１２Ｇ 凸部、１２Ｓ 外側表面、１２Ｕ 内側、１３ 流路、１５ 縁部分、１５Ｌ 一部分、１５Ｒ 部分、１６，１７，４２Ｈ 開口部、３０，７０ 内側パネル、３１，４１ 本体部、３２，３３，３４，３５ 係止片、３２Ｔ，３５Ｔ 先端部、３４Ｔ 凹部、４０，８０ 外側パネル、４２ 折返部、４３，４４ 延在部、４３Ｋ 溶接装置、４３Ｌ 溶接具、４３Ｍ，４４Ｍ 溶接部、Ｌ１，Ｌ２ 寸法、Ｒ１，Ｒ２ 表面部分。

Claims (4)

1. 筒状の形状を有し、空調用空気が通過する流路を内側に形成するリテーナと、
   前記リテーナのうちの下流側の開口を形成している縁部分に取り付けられるレジスタパネルと、を備え、
   前記レジスタパネルは、前記縁部分の周方向における一部分のみを正面側から覆う形状を有しており、
   前記レジスタパネルは、
   前記縁部分から見て前記開口が位置している側に配置される内側パネルと、
   前記縁部分から見て前記開口が位置している側とは反対側に配置される外側パネルと、を含み、
   前記内側パネルおよび前記外側パネルは、前記縁部分の周方向における前記一部分を挟み込んでおり、
   前記内側パネルは、
   前記縁部分から見て前記開口が位置している側に配置される本体部と、
   前記縁部分から見て前記開口が位置している側とは反対側に配置される係止片と、を有し、
   前記外側パネルは、前記係止片を受け入れることで前記係止片に係止する開口部を有している、
   レジスタパネルの取付構造。
2. 前記外側パネルは、前記リテーナの外側表面に沿って延在する延在部を有し、
   前記延在部は、前記リテーナの前記外側表面に溶着されている、
   請求項１に記載のレジスタパネルの取付構造。
3. 前記内側パネルは、他の係止片を有し、
   前記リテーナは、前記他の係止片を受け入れる他の開口部を有している、
   請求項１または２に記載のレジスタパネルの取付構造。
4. 前記内側パネルのうちの前記正面側に露出している表面部分と、前記外側パネルのうちの前記正面側に露出している表面部分とは、異なる色を有している、
   請求項１から３のいずれか１項に記載のレジスタパネルの取付構造。

Images