JP4169707B2 - 車両の内装部材の組付構造 - Google Patents

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本発明は、基材の表面に発泡樹脂からなるクッション層と表皮とを積層してなる車両の内装部材の開口部に、レジスタ等の組付部品を嵌合装着せしめる車両の内装部材の組付構造に関する。
一般に、図5に示す車両の内装部材たるインストルメントパネル1は、合成樹脂の成形品からなる基材(図6,図7の10)の表面に、発泡ウレタンのクッション層(図6,図7の11)およびウレタンの型成形品からなる表皮(図6,図7の12)を重合した積層構造をなす。インストルメントパネル1には、左右両端に車室へ向けて空調エアを吹き出すレジスタ3や、前縁に沿ってフロントガラスにエアを吹き付けるデフグリル9等の組付部品類が嵌合装着されている。
図6はレジスタ3を事例とした従来の一般的な内装部材(インストルメントパネル)への組付部品の組付構造を示すもので、レジスタ3は筒状の本体3aとそのエア吹き出し口の外周に表面外枠を形成するベゼル3bを備え、本体3aをインストルメントパネル1の開口部2に車室側から挿入するとともに、表皮12からなる開口部2の開口入口周縁にベゼル3bの外周を当接せしめ、インストルメントパネル1の表面とベゼル3b表面とをほぼ面一とした状態で、ベゼル3bの背面から開口部2内へ突出する複数の係止片38の係止爪39が開口部2へ臨む基材10の端縁に係止されている。
また、図7は下記特許文献1に記載されたデフグリル9を事例とした従来の他の組付構造を示し、インストルメントパネル1の開口部8の周縁は、表皮12に段差部15を設けてクッション層11を肉薄に形成するとともに、基材10の端縁にデフグリル9のベゼル(表面外枠)91から開口部8内へ突出する係止片92の先端部を挿入可能な挿通穴を有する包持部16を備えている。デフグリル9は上方より開口部8に筒状の本体90を挿入するとともに、ベゼル91の背面に設けられたフランジ94を開口部8周縁の段差部15に当接せしめて表皮12表面とベゼル91表面とをほぼ面一とし、係止片92を包持部16の上記挿通穴に挿入するとともに、係止片92の係止爪93が基材10の端縁の背面側に位置する係止穴17に嵌合係止されている。
実開平6−65058号公報
ところで、インストルメントパネル1の製造工程において、クッション層11は、個別に型成形された基材10と表皮12との間で発泡加工がなされ、製造したインストルメントパネル1ごとに、クッション層11の発泡率のバラツキが発生し、このため表皮12表面から基材10背面までの肉厚にバラツキが生じる。ところが、従来のレジスタ3やデフグリル9の組付構造ではいずれも、係止片38,92の係止爪39,93を基材10の端縁に係止しているので、インストルメントパネル1の肉厚にバラツキが生じると、レジスタ3やデフグリル9等をインストルメントパネル1と面一に組付けることができず建付け不良が発生する。
そこで本発明は、内装部材のクッション層の発泡率にバラツキが発生しても建付け不良なく組付部品を組付けることができ、内装部材の表面と組付部品の表面とがほぼ面一で見栄えのよい車両の内装部材の組付構造を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は、基材の表面に発泡樹脂からなるクッション層と表皮とを積層してなる車両の内装部材の表面に形成された開口部に、内装部材とは別体の組付部品を挿入して内装部材とほぼ面一に上記組付部品を嵌合装着する車両の内装部材の組付構造において、上記開口部の周縁には、上記内装部材を開口部内側へ向けてほぼL字状に屈曲して開口部内部を囲む周壁部を形成し、上記表皮からなる上記周壁部の壁面に、上記内装部材の表面位置から所定の間隔をおいた位置に該壁面から直角に起立する開口入口側の段差と、該段差よりも開口奥側位置で上記壁面から直角に起立して上記段差と平行面をなす奥側の段差を設けた係合突起を形成する一方、上記組付部品の外周には、組付部品の表面から上記内装部材の表面位置と上記開口入口側の段差との間の距離と同等な間隔をおいた位置に上記外周の周面から直角に起立する第1の係合部と、上記組付部品の表面から上記内装部材の表面位置と上記奥側の段差との間の距離と同等な間隔を置いた位置に、上記外周の周面から直角に起立する第2の係合部を突設し、上記第1および第2の係合部を、上記組付部品の外周の周方向に間隔を置いた複数ヵ所に交互に設け、かつ上記開口入口側段差のうち、上記第2の係合部と対応する個所を後傾するテーパー面に形成し、上記組付部品を上記開口部の入口側より挿入して上記第1の係合部を上記開口入口側の段差に当接せしめるとともに、上記第2の係合部を上記開口入口側の段差のテーパー面形成個所を乗り越えて上記奥側の段差に当接せしめ、上記第1の係合部により組付部品の上記開口部奥側への落ち込みを規制するとともに、上記第2の係合部により組付部品の開口部からの飛び出しを規制せしめる(請求項1)。
本発明はクッション層の発泡率のバラツキに関係なく内装部材の表面位置から組付部品との係合位置までの距離が一定であればよいことに着目してなされたもので、内装部材の表面を形成する表皮の開口部内の周壁部側に係合突起を設け、これに組付部品の係合部を係合せしめるようにしたので、クッション層の発泡バラツキにより基材から表皮までの肉厚にバラツキが生じても、内装部材表面と組付部品との係合位置との間の距離を一定にできる。この場合、第1および第2の係合部の互いに相反する方向への組付部品の移動規制する作用により組付部品を確実に保持することができる。かつ交互に設けた第1および第2の各係合部が係合突起に平行に当接して、組付部品をガタツキなく組付けることができる。
本発明によれば、内装部材のクッション層の発泡率にバラツキが発生しても組付部品を建付け不良なく組付けることができ、内装部材の表面と組付部品の表面とが面一となり、組付部品の取付ガタも起こらないので見栄えのよい車両の内装部材の組付構造を実現することができる。
図1ないし図4に基づいて、車両の内装部材たるインストルメントパネル1の左右両端の開口部2に装着されて車室へ向けて空調エアを吹き出す組付部品たるレジスタ3の組付構造に本発明を適用した実施形態を説明する。尚、左右両側のレジスタ3は同一構造で、一方のレジスタ3の組付構造を中心に説明する。
図1ないし図4に示すように、インストルメントパネル1は、合成樹脂からなる基材10の表面に発泡ウレタンからなるクッション層11と表皮12を重ね合せた3層の積層パネル構造をなす。インストルメントパネル1は、型成形した厚肉の硬質合成樹脂板からなる基材10と型成形した薄肉のウレタン板からなる表皮12との間でクッション層11を発泡成形してある。
インストルメントパネル1の開口部2は車室側へ向けて開口する縦長方形状に形成してあり、開口周縁には基材10、クッション層11および表皮12の3層パネルを開口部2の奥側へ向けて断面ほぼL字状に屈曲して開口部2の奥行き方向に沿って延び、開口部2内の上下左右の四方を囲む周壁部4が形成してある。
図1ないし図3に示すように、周壁部4の左右の両縦壁部41はインストルメントパネル1の表面1aから上記奥行き方向へほぼ直角に屈曲しており、開口部2内へ臨む内壁面には、上記表面1aより所定の間隔をおいた奥行き方向中間位置から表皮12およびクッション層11を開口部2内へ段差状に突出せしめた係合突起43が形成してある。係合突起43の段差44は縦壁部41の一般部(開口入口側)の内壁面からほぼ直角に起立し、係合突起43の突出面は上記内壁面と平行面をなす。
係合突起43は縦壁部41の上下方向中間部がその上方位置および下方位置に比べて若干開口入口側へ張り出すように形成してある。係合突起43の奥行きは、後述の所定の部位を除いて、突出面が段差44から開口部2奥側の縦壁部41端縁まで連設してあり、開口部2の開口横幅を開口入口側よりも奥側が狭くなるようにしてある。尚、上記縦壁部41端縁は基材10の端末フランジ101によりクッション層11と表皮12の端末を囲んでいる。
図1、図2および図4に示すように、係合突起43には縦壁部41の上部、上下中間部および下部の所定の部位にはそれぞれ、突出面の奥側位置に凹状の凹部46を設けて、係合突起43の奥行き寸法を縮小するとともに、係合突起43の奥側に上記突出面に対してほぼ直角な奥側段差45が形成してある。奥側段差45は開口入口側の段差44とほぼ平行に設けてある。また入口側段差44の上記凹部46に対応する部位441は、縦壁部41の開口入口側の内壁面から係合突起43の突出面にかけて開口奥側方向へ向けて傾斜するテーパー状に形成してある。
開口部2の開口上縁および下縁に沿う周壁部4の上壁部47と下壁部48は、開口入口側の内壁面が開口入口側から奥側へ向けて開口縦径を漸次小さくするテーパー状に形成してあり、かつ奥行き方向中間位置には上記縦壁部41の段差44と連通する段差が形成してある。
空調エアの吹き出し口30を構成するレジスタ3は、インストルメントパネル1の開口部2へ挿入する角形筒体からなる本体3aと、本体3aの車室側の開口に設けられ、エア吹き出し口30とその外周を囲む表面外枠を構成するベゼル3bとで構成してある。ベゼル3の外周形状および寸法は、開口部2の入口形状およびその内径寸法と合致してある。図3、図4に示すように、本体3aとベゼル3bとは別体で、ベゼル3bの背面から突出して上記エア吹き出し口30の外周を囲む周壁31を本体3aの車室側の開口内に嵌合して本体3aとベゼル3bとを連結している。尚、ベゼル3bのエア吹き出し口内30には空調エアの吹き出し方向を制御する複数のフィン32が設けてある。
図1ないし図3に示すように、本体3aの左右両側の縦壁外面にはそれぞれ、縦壁外面を上下方向に間隔をおいた2ヵ所の位置に、インストルメントパネル1の係合突起43の入口側段差44に対応する第1の係合部34が突設してある。第1の係合部34は上記縦壁外面からその面直方向に突出する板状突起で、その板背面は上記段差44と面接触する平行面に形成してある。第1の係合部34は上記板状突起の板表面の上縁と上記縦壁外面との間、および上記板表面の下縁と縦壁外面との間を架けわたした略三角形状の補強リブ341により強化してある。第1の係合部34は、ベゼル3b表面から上記板状突起の板背面までの距離を、インストルメントパネル1の表面1aから係合突起43の入口側段差44までの距離と同一の距離となるようにしてある。
また本体3aの左右両側の縦壁外面には、図1、図2および図4に示すように、インストルメントパネル1の係合突起43の各凹部46に対応する上部、上下中間部および下部の上下3ヵ所位置にそれぞれ、上記第1の係合部34とほぼ同一形状の互に向かい合う逆向きの第2の係合部35が突設してある。第2の係合部35は、縦壁外面から面直方向に突出する板状突起の板表面が係合突起43の奥側段差45と面接触する平行面に形成してあり、板状突起の上縁および下縁の略三角形状の補強リブ351により補強してある。第2の係合部35は、ベゼル3b表面から上記板状突起の板表面までの距離を、インストルメントパネル1の表面1aから係合突起43の奥側段差45までの距離と同一の距離となるようにしてある。
第1および第2の係合部34,35の配置は、図2に示すように、上部と中間部の両第2の係合部35間の中間位置に上側の第1の係合部34を配し、中間部と下部に設けた両第2の係合部35の中間位置に下側の第1の係合部34を配し、第1および第2の係合部34,35がそれぞれ、上下位置に互い違いかつ交互に配列するようにしてある。また、第1および第2の係合部34,35は、上記係合突起43の開口入口側の段差44と奥側の段差45とを平行にしたように、各第1の係合部34の上記板背面と各第2の係合部35の上記板表面とを平行に形成している。
ベゼル3bの上枠部の背面および下枠部の背面にはそれぞれ、左右両端位置から突出しインストルメントパネル1の開口部2内へ進入して、開口部2の周壁部4の上壁部47および下壁部48の端縁にそれぞれ係合可能な係止爪37を備えた複数の補助係止片36が突設してある。
このように構成したレジスタ3は、車室側よりインストルメントパネル1の開口部2へ挿入する。レジスタ3の本体3aを開口部2へ挿入していくと、第2の係合部35が開口部2の係合突起43の入口側段差44に当接することとなるが、第2の係合部35の補強リブ351およびこれと対向する上記段差44の部位441とが互いにレジスタ3の挿入方向に沿って相互に案内しあうテーパー状としてあるので、第2の係合部35が容易に係合突起43を乗り越える。
そして、レジスタ3のベゼル3bの外周が開口部2の入口周縁に隙間なく当接し、インストルメントパネル1の表面1aとベゼル3b表面とが面一となった状態で、各第1の係合部34の上記板背面が係合突起43の入口側段差44に当接し、レジスタ3の挿入方向への移動を規制する(図3参照)。これと同時に、係合突起43を乗り越えた各第2の係合部35が各凹部46内へ進入し、各第2の係合部35の上記板表面が係合突起43の奥側段差45に当接してレジスタ3の反挿入方向への移動を規制する(図4参照)
第1および第2の係合部34,35は、ベゼル3b表面からの距離がそれぞれ、インストルメントパネル1の表面1aからの係合突起43の入口側段差44までの距離および奥側段差45までの距離と同一としてあり、第1の係合部34によるレジスタ3の挿入方向への移動規制作用と、第2の係合部35による反挿入方向への移動規制作用とにより、レジスタ3の表面がインストルメントパネル1の表面1aと面一の状態で、レジスタ3をガタなく確実に保持せしめる。
例え、インストルメントパネル1の製造時に、クッション層11の発泡率にバラツキが発生し、これによりインストルメントパネル1の基材10から表皮12までの肉厚にバラツキが生じても、型成形によりインストルメントパネル1の表面1aと周壁部4の壁面を一体成形した表皮12に係合突起43を形成したので、上記肉厚のバラツキに左右されず、表面1aから係合突起43までの距離が一定であり、レジスタ3をインストルメントパネル1と面一に組付けることができる。
レジスタ3のベゼル3b背面の複数の補助係止片36は、各係止爪37が開口部2の周壁部4の上壁部46および下壁部47を乗り越え、これらの端縁よりも奥側の位置で、各端縁との間に所定の間隔をおいて対向するようにしてある。補助係止片36はインストルメントパネル1にかかる衝撃などで万が一、第2の係合部35が係止突起43からはずれ、レジスタ3が車室側へ飛び出そうとしても、係止爪37が上壁部46および下壁部47の端縁に係合して上記飛び出しを規制する。尚、ベゼル3bの表面から各係止爪37までの距離は、クッション層11の発泡が大きくても係止爪37が上壁部46や下壁部47の端縁に係合しないように、発泡バラツキを考慮してインストルメントパネル1の表面1aから上壁部46や下壁部47の端縁までの距離よりも大きめにしてある。
尚、上述の実施形態はすべての点で例示であって本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には上述の実施形態を様々に変形、変更したものも含まれる。上述の実施形態では、開口部2側の係合突起43を全体的に、開口部2の開口横幅が入口側に対して奥側を狭くするように突設し、部分的に凹部46を設けて突起奥側の段差45を形成するようにしたがこれに限らず、例えば係合突起の断面形状をほぼ凸形として全体的に突起奥側の段差を設けるようにしてもよい。またレジスタ2に限らず、デフグリルのインストルメントパネルへの組付けに適用してもよい。
本発明の組付構造を示すもので、内装部材たるインストルメントパネルに組付部品たるレジスタを組付ける構造の分解斜視図である。 上記インストルメントパネルへの組付け状態を示すレジスタの側面図である。 図2のIII −III 線に沿位置での断面図である。 図2のIV−IV線に沿位置での断面図である。 車両の内装部材たるインストルメントパネルの斜視図である。 従来のレジスタのインストルメントパネルへの組付構造を示す要部断面図である。 従来の組付部品たるデフグリルのインストルメントパネルへの組付構造を示す要部断面図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル(内装部材)
1a 表面
10 基材
11 クッション層
12 表皮
2 開口部
3 レジスタ(組付部品)
34 第1の係合部(係合部)
35 第2の係合部(係合部)
4 開口部の周壁部
43 係合突起
44 開口入口側の段差
441 テーパー面
45 奥側の段差

Claims (1)

  1. 基材の表面に発泡樹脂からなるクッション層と表皮とを積層してなる車両の内装部材の表面に形成された開口部に、内装部材とは別体の組付部品を挿入して内装部材とほぼ面一に上記組付部品を嵌合装着する車両の内装部材の組付構造において、
    上記開口部の周縁には、上記内装部材を開口部内側へ向けてほぼL字状に屈曲して開口部内部を囲む周壁部を形成し、
    上記表皮からなる上記周壁部の壁面に、上記内装部材の表面位置から所定の間隔をおいた位置に該壁面からほぼ直角に起立する開口入口側の段差と、該段差よりも開口奥側位置で上記壁面からほぼ直角に起立して上記段差と平行面をなす奥側の段差を設けた係合突起を形成する一方、
    上記組付部品の外周には、組付部品の表面から上記内装部材の表面位置と上記開口入口側の段差との間の距離と同等な間隔をおいた位置に、外周の周面からほぼ直角に起立する第1の係合部と、上記組付部品の表面から上記内装部材の表面位置と上記奥側の段差との間の距離と同等な間隔を置いた位置に、外周の周面からほぼ直角に起立する第2の係合部を突設し、
    上記第1および第2の係合部を、上記組付部品の外周の周方向に間隔を置いた複数ヵ所に交互に設け、
    かつ上記開口入口側段差のうち、上記第2の係合部と対応する個所を後傾するテーパー面に形成し、
    上記組付部品を上記開口部の入口側より挿入して上記第1の係合部を上記開口入口側の段差に当接せしめるとともに、上記第2の係合部を上記開口入口側の段差のテーパー面形成個所を乗り越えて上記奥側の段差に当接せしめ、
    上記第1の係合部により組付部品の上記開口部奥側への落ち込みを規制するとともに、上記第2の係合部により組付部品の開口部からの飛び出しを規制するようになしたことを特徴とする車両の内装部材の組付構造。
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