JP4208762B2 - 車両の内装部材の組付構造 - Google Patents

車両の内装部材の組付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4208762B2
JP4208762B2 JP2004134074A JP2004134074A JP4208762B2 JP 4208762 B2 JP4208762 B2 JP 4208762B2 JP 2004134074 A JP2004134074 A JP 2004134074A JP 2004134074 A JP2004134074 A JP 2004134074A JP 4208762 B2 JP4208762 B2 JP 4208762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
assembly
interior member
engagement
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004134074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005313771A (ja
Inventor
裕作 古川
正人 市来
道男 柴野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd, Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2004134074A priority Critical patent/JP4208762B2/ja
Publication of JP2005313771A publication Critical patent/JP2005313771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4208762B2 publication Critical patent/JP4208762B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、基材の表面に、発泡樹脂からなるクッション層と、表皮とを有する車両の内装部材の端縁に、組付部品の端縁を衝き合わせて面一に接合せしめる車両の内装部材の組付構造に関する。
車両の代表的な内装部材であるインストルメントパネルを例にとると、従来、図4ないし図6に示すように、インストルメントパネル1Aは、合成樹脂の成形品からなる基材10の表面に、発泡ウレタンのクッション層11およびウレタンの型成形品からなる表皮12を重合した積層構造としてある。インストルメントパネル1Aには、幅方向中央位置にセンタクラスタ6や、前縁に沿ってデフグリル9等の組付部品類が組付けられている。
図5はデフグリル9のインストルメントパネル1Aへの組付構造を示し、インストルメントパネル1Aの組付け用開口部の周縁の表皮12に段差18を設けてクッション層11を肉薄にし、デフグリル9を上記開口部にその上方から挿入して、デフグリル9の外周部91裏面に形成した縦リブ94を上記段差18に当接せしめてインストルメントパネル1Aの表面とデフグリル9の表面とをほぼ面一に位置決めするとともに、上記開口部の開口縁をなす基材10端縁の係合部19に、デフグリル9の裏面側へ突出する係止片92を係止して組付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
センタクラスタ6はインストルメントパネル1Aの上面側から車室側の表面に至る緩やかな湾曲面に取付られている。センタクラスタ6は、インストルメントパネル1Aの組付け用の開口部にその車室側からほぼ水平方向に挿入され(矢印Y方向)、左右の両側端縁および下端縁が、上記デフグリル9と同様に、センタクラスタの裏面に設けた縦リブをインストルメントパネル1Aの上記開口部周縁の段差に当接して両者を面一に位置決めし、センタクラスタの係合部を上記開口部の開口縁に係合している。そして、図6に示すように、前方へ湾曲状に延びるセンタクラスタ6の前端縁60は、上記組付け方向(矢印Y方向)に沿ってインストルメントパネル1Aの開口部の上端縁17に衝き合わせて接合している。
インストルメントパネル1Aの開口部の上端縁17は、表皮12に段差18を設けてクッション層11が肉薄に形成されている。センタクラスタ6の前端縁60には、裏面側へ突出するほぼ三角形状の縦リブ61が形成され、縦リブ61の上記インストルメントパネル1Aの端縁17と対向する端縁に、上記組付け方向に向かって開口する係合凹部62が形成されている。そして、前端縁60は、係合凹部62の上縁を端縁17の段差18に当接せしめて、インストルメントパネル1Aの表面とセンタクラスタ6の表面とを面一に位置決めするとともに、係合凹部62の下縁側を端縁17の基材10の裏面に当接せしめて前端縁60の浮き上がりを防止するように嵌合している。
実開平6−65058号公報
ところで、インストルメントパネル1Aは、製造工程において、予め個別に成形された基材10と表皮12とを所定の間隔をおいて対向させて金型内にセットし、基材10と表皮12間に発泡材を注入し、発泡加工することにより基材10と表皮12との間にクッション層11を成形することがおこなわれる。クッション層11はその発泡倍率にバラツキが生じ易く、金型から取り出したときに発泡倍率が大きいとクッション層11が膨らんで、製品の厚さが厚くなり、発泡倍率が小さいと厚さが薄くなるなどバラツキが生じる。
従来のセンタクラスタ6の前端縁60のように組付部品の端縁をインストルメントパネル1Aの端縁17と衝き合わせる組付構造では、インストルメントパネル1Aの厚さにバラツキが生じると両者を面一に組付けることが困難になり、例えば、クッション層11が厚くなる分、段差18を設けて薄肉とした端縁17の厚さも厚くなり係合凹部62を嵌合することができなくなったり、クッション層11が薄くなると端縁17と係合凹部62との間でがたつきが生じるといった建付け不良が発生する。
また、従来の組付構造では縦リブ61からなる係合凹部62の上縁を段差18に当接せしめてインストルメントパネル1Aとセンタクラスタ6とを面一に位置決めしているが、この場合、図7に示すように、縦リブ61の係合凹部62の上縁が当接する表皮12の一点に応力が集中し、経時劣化によりクッション層11および表皮12が凹み、センタクラスタ6が落ち込むといった問題があった。
そこで本発明は、内装部材のクッション層の発泡倍率にバラツキが発生しても建付け不良なく組付部品を組付けることができ、経時劣化による組付部品の落ち込みがなく内装部材の表面と組付部品の表面とが面一で見栄えのよい車両の内装部材の組付構造を実現することを課題としてなされたものである。
本発明は、基材の表面に、発泡樹脂からなるクッション層と、表皮とを有する車両の内装部材の端縁と、内装部材に組付けられる組付部品の端縁とを衝き合せて内装部材と組付部品とを面一に接合する車両の内装部材の組付構造において、上記内装部材の端縁には、裏面側へ向けてほぼL字状に屈曲する端末壁を形成し、該端末壁の表面に、該端末壁の上端の屈曲角部から所定の間隔をおいて上記組付部品側へ突出する係合凸部を設ける。上記組付部品には、裏面側に突出して上記端末壁と対向する突出部を設け、該突出部には、上記組付部品の表面から厚さ方向に、上記屈曲角部から上記係合凸部までの間隔とほぼ同じ間隔をおいた位置に、上記係合凸部と対向する係合凹部を形成し、該係合凹部を上記係合凸部に嵌合せしめて、上記組付部品の端縁の端面を上記端末壁の表面に衝合せしめる(請求項1)。
請求項1の発明は、クッション層の発泡倍率のバラツキで内装部材の厚さにバラツキが生じても、表皮に規制された内装部材の表面形状は一定であることに着目してなされたもので、内装部材の裏面側へ屈曲する端末壁の表面に、表皮で係合凸部を形成し、端末壁の表面に対向して組付部品の端面に設けた突出部に係合凹部を設け、組付部品の表面と係合凹部との位置関係を、内装部材の一般部の表面と係合凸部との位置関係に合致せしめたから、組付部品を内装部材に面一に組付けることができる。
上記組付部品の端縁には、裏面側へ膨出し、上記係合凸部の上面に当接して内装部材と組付部品とを面一に位置決めする膨出面を設ける。上記突出部として組付部品の裏面側に突出する縦リブを設け、該縦リブの先端に、上記膨出面と間隔をおいて対向し、上記係合凸部の下面に当接して組付部品の浮き上がりを規制する係合片を設け、上記膨出面と上記縦リブおよび上記係合片とで上記係合凹部を構成する(請求項2)。組付部品の端縁は、裏面側へ膨出する膨出面を内装部材の係合凸部の上面に当接して内装部材と組付部品とを面一に位置決めするようにしたので、係合凸部は比較的広い範囲で組付部品の端縁を支えることとなり、係合凸部に、従来構造のように応力集中や、経時劣化による凹みが起こり難いので組付部品を面一に保持できる。
上記膨出面を上記組付部品の端縁に沿って設け、膨出面の両側端に、膨出面から組付部品の裏面側の一般面へ連続する緩やかな傾斜面を形成する(請求項3)。膨出面が当接する係合凸部の上面が仮に凹みかけたとしても、その両側周辺が膨出面の両側の傾斜面に当たってこれらを支えるので、組付部品の落ち込みが少なくてすむ。
本発明によれば、内装部材のクッション層の発泡倍率にバラツキが発生しても組付部品を建付け不良なく組付けることができ、内装部材の表面と組付部品の表面とが面一となり、組付部品の取付ガタや経時劣化による組付部品の落ち込みも起こらないので見栄えのよい車両の内装部材の組付構造を実現することができる。
図1ないし図3に基づいて、車両の内装部材たるインストルメントパネル1の幅方向中央部に組付られる組付部品たるセンタクラスタ3の組付構造に本発明を適用した実施形態を説明する。
図1、図2に示すように、インストルメントパネル1は全体的に、厚肉の硬質合成樹脂板からなる基材10の表面に発泡ウレタンからなるクッション層11と薄肉のウレタン材からなる表皮12を重ね合せた3層の積層パネル構造をなす。インストルメントパネル1は、予め型成形した基材10と表皮12とを所定の間隔をおいて金型内にセットし、発泡材を基材10と表皮12との間に注入して発泡加工することにより基材10と表皮12との間にクッション層11を成形して、基材10と表皮12とを結合している。尚、上記表皮12は、発泡ウレタンを金型内に注入し、発泡させたときに金型表面で成型されるようにした、いわゆるインテグラルスキンによって形成してもよい。
インストルメントパネル1の中央部には、運転席側や助手席側のパネル面に比べ、段差を設けて1段高く形成され上方かつ車室側へ膨出する膨出部1aが設けてある。膨出部1aには車室と対面する部位に、車室側へ向けて開口し、センタクラスタ3を組付ける縦長長方形状の開口部2が形成してある。尚、インストルメントパネル1の下部には硬質の合成樹脂材からなるロアパネル1bが設けられ、膨出部1aおよび開口部2の下半部の周縁はロアパネル1bで構成されている。図中、7はインストルメントパネル1にメーター類を設置するメータークラスタである。
センタクラスタ3は、硬質の合成樹脂からなる板体で、空調エアの吹出し口たるレジスタ35や、図略のオーディオや操作パネル類を取り付ける開口36や取付け面37を備え、これらを囲む枠状に形成されている。センタクラスタ3の上端縁30は膨出部1aの上面側へ向けて緩やかに湾曲して前端面が前方へ向けて形成してある。センタクラスタ3の左右の両側端縁および下端縁には前側へ屈曲した周縁フランジ30aを備えている。
センタクラスタ3は、その上端縁30および周縁フランジ30aの端縁を開口部2の開口周縁に、車室側よりほぼ水平方向(矢印Y方向)に衝き合わせて接合するとともに、センタクラスタ3の周縁内側に所定の間隔をおいて設けた複数の係止片38をそれぞれ、開口部2内のこれらと対応する係止穴21に係止せしめて、センタクラスタ3がインストルメントパネル1の膨出部1aの車室側のパネル面を構成するように組付けられる。
以下、図2に基づいて、開口部2の開口上縁をなすインストルメントパネル1の端縁13とセンタクラスタ3の上端縁30とを接合した本発明の組付構造の詳細を説明する。インストルメントパネル1の端縁13には幅方向ほぼ全幅に、基材10、クッション層11および表皮12の3層パネルを下方へ向けて断面ほぼL字状に屈曲した端末壁14が形成してある。端末壁14の表面には、その上端の屈曲角部から下方へ所定の間隔をおいた位置に、表皮12とクッション層11とをインストルメントパネル1の一般部の表面とほぼ平行にセンタクラスタ3側へ突出せしめた係合凸部15が形成してある。
係合凸部15はその上面がインストルメントパネル1の一般部の表面とほぼ平行面をなし、両者の間にセンタクラスタ3の上端縁30前端面を衝き合わせる段差が形成されている。係合凸部15の下面は、係合凸部15の先端面から端末壁14の下縁側へ向けて斜めに形成してあり、これにより係合凸部15の断面形状は、端末壁14側から先端へ向かって下面側が若干先細テーパー状をなす。
センタクラスタ3の上端縁30は、一般部の板厚(図2(A)の破線)が上記端末壁14の段差の高さ寸法よりも小さくしてある。上端縁30には、幅方向の所定の間隔をおいた複数カ所に、裏面側へ膨出する膨出面31が設けてあり、上端縁30の表面から膨出面31までの板厚が上記端末壁14の段差の高さ寸法と合致している。上端縁30の幅方向に沿う膨出面31の横幅は約5mmとしてあり、膨出面31の両側には、膨出面31と上端縁30の一般部の裏面とをつなぐ緩やか傾斜面310が形成してある。
上端縁30の裏面には、膨出面31と対応して、膨出面31の後方位置から裏面側へ突出する略三角形状の縦リブ32が膨出面31と直交方向に形成してある。縦リブ32は板厚が2mm程度の縦板からなり、先端には上記端末壁14の下縁側へ向けて斜めに延び、膨出面31を間隔をおいて対向する係合片33が形成してある。係合片33の傾斜角度は上記係合凸部15の下面の傾斜角度と合致する。
これら、膨出面31、縦リブ32および係合片33は、センタクラスタ3の上端縁30に、上記端末壁14の係合凸部15に対向して、これと嵌合可能な係合凹部34を構成している。また、上端縁30の表面と係合凹部34との位置関係は、インストルメントパネル1の端縁13の一般部の表面と係合凸部15との位置関係と合致している。
センタクラスタ3の上端縁30は、上記組付け方向Yに沿って前端面を相手方の端末壁14の上記段差に衝き合わせ、係合凹部34を係合凸部15と嵌合せしめる。このとき、上端縁30の膨出面31が係合凸部15の上面に当接して、センタクラスタ3の表面とインストルメントパネル1の一般部の表面とを面一に位置決めするとともに、係合片33が係合凸部15の下面に当接して、センタクラスタ3の浮き上がりを規制する。尚、係合凸部15の下面を傾斜面とし、係合凹部34の係合片33を上記傾斜面に対応する傾斜状にしたので、係合凸部15と係合凹部34との嵌合性が良好で、センタクラスタ3の上端縁30を組付け方向Yに進めることで確実に膨出面31を係合凸部15の上面に当接させる。
本実施形態の組付構造によれば、表皮12で被覆された端末壁14の表面の寸法、形状は、クッション層11の発泡倍率にバラツキがあってもバラツキが発生せず、インストルメントパネル1の一般部の表面と係合凸部15の上面との間の段差の高さ、および係合凸部15の上面と下面との間の厚さは変化しない。従って、上記段差の高さとセンタクラスタ3の上端縁30の膨出面31を含む板厚とを同一に設定し、係合凸部15の厚さとセンタクラスタ3側の係合凹部34の開口寸法を同一に設定しておけば、係合凸部15と係合凹部34とを嵌合不良やガタツキなく嵌合させ、インストルメントパネル1の端縁13とセンタクラスタ3の上端縁30を面一に接合することができる。
センタクラスタ3の上端縁30に裏面側へ膨出する膨出面31を設け、これをインストルメントパネル1側の係合凸部15上面に当接せしめるようにしたので、係合凸部15上面は比較的広い範囲でセンタクラスタ3の上端縁30を支えることとなり、係合凸部15上面に、応力集中が起こらず、経時劣化による凹みが起こり難いので、インストルメントパネル1の端縁13とセンタクラスタ3の上端縁30を面一に保持する保持性が高い。また、膨出面31に緩やかな傾斜面310を形成したので、例え膨出面31が当接する係合凸部15上面が部分的に凹みかけたとしても、該凹み部の周辺面が傾斜面310に当たってこれらを支えるので、組付部品の落ち込みが少なくてすむ。
尚、センタクラスタ3の上記周縁フランジ30aの上半部の端縁は、上端縁30と同様に3層構造のインストルメントパネル1の端縁からなる開口部2の開口側縁に組付け方向Yに沿って衝き合わせて膨出部1aの側部と面一に接合される。また、下半部の端縁はロアパネル1bの端縁からなる開口部2の開口側縁に衝き合わせて面一に接合される。
図3に示すように、係止片38は、センタクラスタ3の上端縁30付近の裏面から組付け方向Yに沿って前方へ突出する舌片状の板体で、前端部にはコ字形のスリット381により両側縁および後縁が係止片38の本体から分離され、上下方向に若干変位可能とした係止爪382が設けてある。そして、係止爪382をインストルメントパネル1側の端縁13の基材10をその裏面側に屈曲せしめた板部の係止穴21に挿入係止せしめる。係止片38は係止爪382を上下方向に変位可能としたので、インストルメントパネル1のクッション層11の発泡倍率にバラツキが生じ、インストルメントパネル1の表面と係止穴21との距離にバラツキが生じても、係止爪382が上記バラツキを吸収する。従って、インストルメントパネル1側の係合凸部15とセンタクラスタ3側の係合凹部34とを嵌合させてインストルメントパネル1の端縁13とセンタクラスタ3の端縁30とを面一に接合した状態で、係止爪382を無理なく係止穴21に係合させることができる。
尚、上述の実施形態は例示であって本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲には上述の実施形態を様々に変形、変更したものも含まれる。例えば、センタクラスタ3に限らず、メータクラスタや空調エアの吹出口たるレジスタ等のインストルメントパネルへの組付けに適用してもよい。
本発明の組付構造を示すもので、内装部材たるインストルメントパネルに組付部品たるセンタクラスタを組付ける構造の分解斜視図である。 図2(A)は図1のII−II線に沿う断面図、図2(B)は図2(A)のIIB−IIB線に沿う断面図である。 図3(A)は図1のIII −III 線に沿う断面図、図3(B)は上記センタクラスタに設けた係止片の概略平面図である。 従来の車両の内装部材たるインストルメントパネルの斜視図である。 図4のV−V線に沿う従来の組付部品たるデフグリルのインストルメントパネルへの組付構造を示す断面図である。 図2に対応して、従来のセンタクラスタのインストルメントパネルへの組付構造を示す要部断面図である。 図6に対応して、従来のセンタクラスタの経時劣化による落ち込みを示す要部断面図である。
符号の説明
1 インストルメントパネル(内装部材)
10 基材
11 クッション層
12 表皮
13 端縁
14 端末壁
15 係合凸部
2 開口部
3 センタクラスタ(組付部品)
30 端縁
31 膨出面(突出部)
310 傾斜面
32 縦リブ(突出部)
33 係合片
34 係合凹部

Claims (3)

  1. 基材の表面に、発泡樹脂からなるクッション層と、表皮とを有する車両の内装部材の端縁と、内装部材に組付けられる組付部品の端縁とを衝き合せて内装部材と組付部品とを面一に接合する車両の内装部材の組付構造において、
    上記内装部材の端縁には、裏面側へ向けてほぼL字状に屈曲する端末壁を形成し、該端末壁の表面に、該端末壁の上端の屈曲角部から所定の間隔をおいて上記組付部品側へ突出する係合凸部を設け、
    上記組付部品には、裏面側に突出して上記端末壁と対向する突出部を設け、該突出部には、上記組付部品の表面から厚さ方向に、上記屈曲角部から上記係合凸部までの間隔とほぼ同じ間隔をおいた位置に、上記係合凸部と対向する係合凹部を形成し、
    上記係合凹部を係合凸部に嵌合せしめて、上記組付部品の端縁の端面を上記端末壁の表面に衝合せしめることを特徴とする車両の内装部材の組付構造。
  2. 上記組付部品の端縁には、裏面側へ膨出し、上記係合凸部の上面に当接して内装部材と組付部品とを面一に位置決めする膨出面を設ける一方、
    上記突出部として組付部品の裏面側に突出する縦リブを設け、該縦リブの先端に、上記膨出面と間隔をおいて対向し、上記係合凸部の下面に当接して組付部品の浮き上がりを規制する係合片を設け、上記膨出面と上記縦リブおよび上記係合片とで上記係合凹部を構成した請求項1に記載した車両の内装部材の組付構造。
  3. 上記膨出面を上記組付部品の端縁に沿って設け、膨出面の両側端に、膨出面から組付部品の裏面側の一般面へ連続する緩やかな傾斜面を形成した請求項2に記載の車両の内装部材の組付構造。
JP2004134074A 2004-04-28 2004-04-28 車両の内装部材の組付構造 Expired - Fee Related JP4208762B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004134074A JP4208762B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 車両の内装部材の組付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004134074A JP4208762B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 車両の内装部材の組付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005313771A JP2005313771A (ja) 2005-11-10
JP4208762B2 true JP4208762B2 (ja) 2009-01-14

Family

ID=35441637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004134074A Expired - Fee Related JP4208762B2 (ja) 2004-04-28 2004-04-28 車両の内装部材の組付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4208762B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5659674B2 (ja) * 2010-10-07 2015-01-28 スズキ株式会社 内装トリム
JP6084445B2 (ja) * 2012-11-28 2017-02-22 ダイハツ工業株式会社 自動車の合せ部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005313771A (ja) 2005-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060017311A1 (en) Bumper face fastening structure
JP5428784B2 (ja) 車両内装品の組付構造
US7635165B2 (en) Vehicle seat structure and seat comprising such a structure
JPWO2009028535A1 (ja) フットカバー及び車両用シート
JPH0979230A (ja) 支持ブラケット
JP4208762B2 (ja) 車両の内装部材の組付構造
JP5035539B2 (ja) 車両のテールエンドトリム取付構造
JP2008120128A (ja) クリップ取付け座構造
US20090179472A1 (en) Side Shield For Motor Vehicle Seat Assembly
JP5549215B2 (ja) ドアトリム取付構造及びドアトリム
US7695044B2 (en) Under-cover support structure
JP4169707B2 (ja) 車両の内装部材の組付構造
US11772578B2 (en) Plastic vehicle body components and related attachment method
JP6048786B2 (ja) 車両のドア構造
US20180147960A1 (en) Vehicle seat
JP2008149896A (ja) 自動車用内装部品の取付け構造
JP2021084567A (ja) 部材の取付構造
JP2007232163A (ja) クリップ
JP4203580B2 (ja) 車両の収納装置
JP3778049B2 (ja) ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造
JP4441279B2 (ja) 車両外装用の樹脂製板部材の取付け構造
JP4839327B2 (ja) 車両のインストルメントパネル構造
JP4140680B2 (ja) 自動車用内装部品
JP4561717B2 (ja) インストルメントパネル構造
JP3949881B2 (ja) 自動車用ドアのコーナーピース取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080929

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees