JP3778049B2 - ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のフロントガラスの側縁を覆うウィンドサイドモールの下端とフロントガラスの下縁を覆うカウルルーバの側端部とを接続せしめるウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に示すように、車両のフロントガラスGの側縁は、フロントピラーPに沿って固定されたウィンドサイドモール1で被覆されている。フロントガラスGの下縁は、カウルCに沿って固定されたカウルルーバ2で被覆されている。そして、ウィンドサイドモール1とカウルルーバ2とは、フロントガラスGの下端隅角付近で、ウィンドサイドモール1の下端とカウルルーバ2の側端部とが接続されている。
【0003】
図7、図8は従来の代表的なウィンドサイドモール1とカウルルーバ2の接続構造を示す。ウィンドサイドモール1は、フロントガラスGの側縁を覆う本体部1aの下端に、フロントガラスGの下端隅角を覆うようにガラス下縁側へ屈曲する合成樹脂の下端コーナー部1bが一体に成形されている。下端コーナー部1bは扇形の板体で、ガラス下縁の中央側へ向かう端末13を幅広に形成している。端末13には、断面ほぼZ字形に下方へ落ち込む段部14を介してガラス下縁の中央側へ突出するフランジ15が形成されている。フランジ15はガラス下縁の中央側へ向かって斜め下方へ下る傾斜状をなす。
【0004】
カウルルーバ2の側端部22は横方向外側へ向かって立ち上がる傾斜状をなし、側端縁24は下端コーナー部1bの端末13に対応している。側端部22の下面には補強リブ27等を設けている。そして、カウルルーバ2はその側端部22を下端コーナー部1bのフランジ15上にラップさせ、側端縁24を下端コーナー部1bの段部14と対向させて、下端コーナー部1bの端末13に連接させている。図8の6は車両ボデーに設置された支持部材で下から下端コーナー部1bを受けて下端コーナー部1bの落ち込みを防止している。またFは、フェンダパネルで、その端縁には下端コーナー部1bの外周縁16を当接している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、個別に車両ボデーへ取付け固定されたウィンドサイドモール1とカウルルーバ2とは、直接に連結されていないので、両部材1,2のボデーへの建付け精度や部品精度にバラツキが生じると、端末の見切り部がずれる。バラツキが左右方向に生じると、ウィンドサイドモール1の端末13とカウルルーバ2の側端縁24と間の見切り隙間が広がり見栄えがわるい。また、バラツキが前後方向に生じると、ガラス下縁を覆うウィンドサイドモール1の内周縁18とカウルルーバ2の後端縁23とがずれて見栄えがわるい。バラツキが上下方向に生じると、特にカウルルーバ2側が高いと、側端縁24が浮き上がって見栄えがわるい。そこで、浮き上がりを防ぐために段部14の高さを側端縁24の板厚よりも大きくしなければならず、ウィンドサイドモール1とカウルルーバ2とのフラット化が困難である。
【0006】
そこで本発明は、車両ボデーへの建付け精度や部品精度のバラツキの影響を受けにくく、ウィンドサイドモールとカウルルーバとの見切りの見栄えが良好なウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造を実現することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車両のフロントガラスの左右の側縁を覆うウィンドサイドモールの下端と、上記フロントガラスの下縁を覆うカウルルーバの左右の側端部とを連ねる接続部であって、フロントガラスの下端隅角に沿ってガラス下縁側へ屈曲するウィンドサイドモールの下端コーナー部の端末に、段部を介して低位置からガラス下縁の中央側へ突出するフランジを設け、カウルルーバの側端部を上記フランジ上にラップさせ、カウルルーバの側端縁を上記下端コーナー部の端末に連接させるウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造において、上記カウルルーバの側端部の下面に下方へ突出する位置決めリブを設ける一方、上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部のフランジに、上記位置決めリブに対応する嵌合溝を設け、位置決めリブを上記嵌合溝へ嵌入してカウルルーバの側端部の左右位置決めを行なうようにした(請求項1)。カウルルーバの位置決めリブをウィンドサイドモールの嵌合溝に嵌入して、カウルルーバの側端部とウィンドサイドモールの下端とを接続したので、左右方向の位置ずれによるウィンドサイドモールとカウルルーバとの間の見切り隙間の広がりを防ぎ見栄えを向上する。
【0008】
上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部は合成樹脂からなり、下端コーナー部の中間湾曲部を他の部位よりも板厚を薄くして、上記嵌合溝へ上記位置決めリブを嵌入する際に上記中間湾曲部を撓み変形可能な構造とした(請求項2)。位置決めリブを嵌合溝へ嵌入する際に位置ずれがあっても、下端コーナー部を中間湾曲部から撓ませつつ、位置決めリブと嵌合溝とを嵌合できる。
【0009】
上記下端コーナー部には外周縁に、車体パネルに圧接する弾性リップ部を形成した(請求項3)。下端コーナー部が中間湾曲部で撓み変形しても、外周縁の弾性リップ部が車体パネルへ圧接するので、下端コーナー部の外周縁とこれに対向する車体パネルとの間に隙間ができず見栄えがよい。
【0010】
上記カウルルーバの位置決めリブには、その後縁下端から後方へ突出する突出部を設けてカウルルーバの側端部下面と上記突出部との間に位置決め溝を形成し、上記位置決めリブを上記ウィンドサイドモールの上記嵌合溝に嵌入するとともに、上記位置決め溝に上記フランジの嵌合溝の後端縁を嵌入してカウルルーバの側端部の上下位置決めを行なうようにした(請求項4)。カウルルーバの位置決めリブの位置決め溝とウィンドサイドモールの嵌合溝の後端縁とを嵌合したので、ウィンドサイドモールの下端に対するカウルルーバの側端部の浮き上がりを防ぎ、ウィンドサイドモールとカウルルーバとの見切りの見栄えを向上する。
【0011】
車両ボデーに、上面が上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部の下面に当接する支持部材を設け、上記下端コーナー部の下面には下方へ突出する位置決め突起を設ける一方、上記支持部材の上面には上記位置決め突起に対応する挿通穴を形成し、上記位置決め突起を上記挿通穴に嵌入して上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部の上下および前後の位置決めを行なうようにした(請求項5)。ウィンドサイドモールの下端コーナー部は、その下面に設けた位置決め突起を、下方から下端コーナー部を支持する支持部材に設けた挿通穴に嵌入することで、前後方向の位置ずれを防ぎ、ウィンドサイドモールとカウルルーバとの間の見切りの見栄えを向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態を説明する。図6に示すように、車両のフロントウィンドウガラスGには、左右のガラス側縁に沿ってこれを覆うウィンドサイドモール1が設置してある。また、ガラス下縁に沿ってこれを覆うカウルルーバ2が設置してある。そして、両ウィンドサイドモール1の下端とカウルルーバ2の左右の側端とがウィンドガラスGの下端隅角付近で一連に接続してある。
【0013】
ウィンドサイドモール1は、図1(A)に示すように、ウィンドウガラスGのガラス側縁を覆う本体部1aと、本体部1aの下端からウィンドウガラスGの下端隅角に沿うように屈曲してこれを覆う下端コーナー部1bとで構成してある。下端コーナー部1bは比較的軟質合成樹脂からなる扇形の板体で、本体部1aと一体成形してある。ウィンドサイドモール1は、フロントピラーP(図6)の側縁に沿って固着し、下端コーナー部1bがウィンドウガラスGの下端隅角からガラス下縁の側端部を覆うように配してある。
【0014】
図1(A)および図2(A)に示すように、本体部1aから延びる下端コーナー部1bの基端部10は断面ほぼ逆L字形で、上壁101とそのウィンドウガラスG側の側縁から下方へ屈折する側壁102とを備え、内側には上壁101から下方へ突出する補強リブ103が形成してある。基端部10の外周縁には弾性リップ部17が設けてあり、フェンダパネルFの端末に圧接している。
【0015】
図1(A)および図2(B)に示すように、基端部10からガラス下縁の中央側へ屈曲する中間湾曲部11は、フェンダパネルFの端末に沿う縦壁状の外周壁16からガラス下縁へ向かってゆるやかに傾斜する断面形状をなし、板厚を薄目にしてある。外周壁16の上縁には基端部10側から一連に弾性リップ部17が形成してあり、フェンダパネルFの端末に圧接している。中間湾曲部11の内周縁18はリップ状でガラス下縁に上から圧接している。
【0016】
そして、中間湾曲部11から前後に幅を漸次広げながらガラス下縁の中央側へ延びる先端部12の板厚は中間湾曲部11よりも厚目にしてある。先端部12の端末13は車両前後方向に沿う方向に形成してあり、後述のカウルルーバ2の側端縁と対向する。図1(A),(B)に示すように、端末13は、下方へ屈折して段部14を形成し、段部14を介して端末13よりも低い位置からガラス下縁の中央側へ突出するフランジ15が形成してある。フランジ15は段部14から一旦ほぼ水平方向へ突出し、更にガラス下縁の中央側へ向かって斜め下方へ下がる傾斜状をなす。
【0017】
フランジ15には、段部14から所定の間隔をおいた位置に、フランジ前縁で開口し段部14とほぼ平行に後方へ延びる嵌合溝3が形成してある。嵌合溝3は、前端の開口幅がテーパー状に広げてあり、中間から後端にかけての溝幅がほぼ一定に形成してある。フランジ15は下面に、前後左右に延びる複数の補強リブ151を設けて補強してある。
【0018】
一方、図3に示すように、カウルルーバ2は上面を前側から後方に向かってゆるやかに上昇せしめた傾斜状の合成樹脂成形体で、上面にワイパを取付ける取付穴25や外気を取り入れる導入口26が設けてある。カウルルーバ2は前縁および側縁の前側に、車体のフロントウィンドウ開口下縁を形成するカウルC(図6)へ固定する取付けフランジ21が形成してあり、取付けフランジ21には所定の間隔をおいて複数の取付け用の貫通穴210が形成してある。カウルルーバ2は、カウルCおよびウィンドウガラスGの下縁を覆うように設置し、取付けフランジ21を貫通穴210によりカウルCに締結固定してある。
【0019】
カウルルーバ2の側端部22はその後半側に、ウィンドウガラスGの下縁を覆う後縁23と一連の高い位置で、ウィンドサイドモール1の下端コーナー部1bの端末13と対向する側端縁24が設けてある。そして、側端部22の後半側の下面には、側端縁24から所定の間隔をおいた内側の位置に、下端コーナー部1bのフランジ15に設けた嵌合溝3に対応する前後方向の板状の位置決めリブ4が下方へほぼ垂直に突設してある。位置決めリブ4は、その内側面40と側端縁24との間の寸法をウィンドサイドモール1の下端コーナー部1bの端末13の段部14縦面と嵌合溝3の内側溝面30との間の寸法に合わせてある。位置決めリブ4は内側面40の前端部に補強リブ41を設けて補強してある。
【0020】
図1(A),(B)に示すように、カウルルーバ2の側端部22は、カウルルーバ2を車体へ取付ける際に、先に車体へ取付けられたウィンドサイドモール1の下端コーナー部1bの端末13のフランジ15上にラップさせるとともに、側端縁24を段部14に対向させ、位置決めリブ4をフランジ15の嵌合溝3へその前端開口から嵌入して、位置決めリブ4の内側面40を嵌合溝3の内側溝面30に当接係合させて、下端コーナー部1bの端末13と接続せしめてある。この場合、ウィンドサイドモール1やカウルルーバ2の車体への建付け精度および部品精度に左右方向のバラツキがあり、バラツキにより嵌合溝3と位置決めリブ4とがずれていても、薄肉とした下端コーナー部1bの中間湾曲部11を撓み変形させ、嵌合溝3と位置決めリブ4とのずれを矯正して位置決めリブ4を嵌合溝3へ嵌入することができる。
【0021】
このようにバラツキが矯正できるので、従来構造のようにウィンドサイドモール1とカウルルーバ2との見切り隙間が広がらず、両者の見切りの見栄えをよくすることができる。また、嵌合溝3はその前端開口をテーパー状に広げたので位置決めリブ4の嵌入作業も容易にできる。更に、下端コーナー部1bが撓み変形しても、外周縁に設けた弾性リップ部17がフェンダパネルFの端末に圧接しているので、下端コーナー部1bの外周縁とフェンダパネルFの端末との間に隙ができず見栄えを損なわない。
【0022】
次に、図4および図5に基づいて本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態の基本構造は第1の実施形態のそれとほぼ同じで、相違点を中心に説明する。図において同一部材は同一符号で表す。図4(A),(B)および図5(A)に示すように、ウィンドサイドモール1の下端コーナー部1bは、その先端部12の下面に下方へほぼ垂直に突出する円柱状の位置決め突起5が突設してある。また、下端コーナー部1bの端末13には段部14を介して一段低くしたフランジ15が設けてある。段部14の高さ寸法は、これと対向するカウルルーバ2の側端縁24の板厚に合わせてある。フランジ15には段部14から所定の位置に嵌合溝3が形成してある。
【0023】
下端コーナー部1bの先端部12の下方には、車体から上方へ突出して先端部12に当接し、下端コーナー部1bの落ち込みを防ぐ断面ほぼ逆L字形の金属板からなる支持部材6が設けてある。例えば支持部材6は、車体にエンジンフードを開閉可能に連結するヒンジ部材(図略)のベースプレートを切り起こして形成してある。支持部材6にはその上面に、下端コーナー部1bの位置決め突起5に対応する挿通穴60が形成してある。挿通穴60は左右方向に長穴状で、前後方向の穴径は位置決め突起5の直径に合わせてある。
【0024】
ウィンドサイドモール1は、本体部1aをフロントピラーに固着し、下端コーナー部1bの先端部12下面の位置決め突起5を支持部材6の挿通穴60に挿入するとともに、先端部12下面の位置決め突起5まわりを支持部材6の上面に当接載置してある。
【0025】
一方、図4(A),(B)および図5(B)に示すように、カウルルーバ2の側端部22の下面には、側端縁24から所定の間隔をおいた位置に、下端コーナー部1bのフランジ15の嵌合溝3に対応する前後方向に板状の位置決めリブ4Aが下方へほぼ垂直に突設してある。位置決めリブ4Aには後縁の下端に後方へ突出する突出部42が形成してあり、カウルルーバ2の側端部22の下面と、これとほぼ平行に対向する突出部42の上縁との間に位置決め溝7が形成してある。
【0026】
カウルルーバ2の側端部22は、ウィンドサイドモール1の下端コーナー部1bの端末13のフランジ15上にラップさせるとともに、カウルルーバ2の側端縁24を段部14と対向させ、位置決めリブ4Aをフランジ15の嵌合溝3へ嵌入するとともに、位置決めリブ4Aの後縁の位置決め溝7にフランジ15の嵌合溝3の後端縁19を嵌入させて下端コーナー部1bの端末13と接続せしめてある。
【0027】
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に嵌合溝3へ位置決めリブ4Aを嵌入したので、建付け精度や部品精度に左右方向のバラツキがあっても、これを矯正してウィンドサイドモール1とカウルルーバ2との見切りを見栄えよくできる。
【0028】
また、ウィンドサイドモール1は、下端コーナー部1bの下面の位置決め突起5を車体側の支持部材6の挿通穴60に挿入したので、建付け精度や部品精度の前後方向のバラツキを矯正し、下端コーナー部1bを確実に位置決めすることができる。従って、後から取付けるカウルルーバ2の側端部22を下端コーナー部1bの端末13に容易に位置合わせでき、ガラス下縁を覆う下端コーナー部1bの内周縁18とカウルルーバ2の後縁23との位置ずれを防ぐことができる。尚、挿通穴60を左右方向に長径としたので上記左右方向のバラツキに対する下端コーナー部1bの左右方向の撓み変形が可能である。
【0029】
更に、ウィンドサイドモール1の下端コーナー部1bとカウルルーバ2の側端部22とは、位置決めリブ4Aの後縁の位置決め溝7にフランジ15の嵌合溝3の後端縁19を嵌入したので、建付け精度や部品精度の上下方向のバラツキを矯正してウィンドサイドモール1の端末13に対するカウルルーバ2の側端縁24の浮き上がりを防ぐことができる。従って、図4(B)に示すように、段部14の高さ寸法を側端縁24の板厚と合わせることで、ウィンドサイドモール1とカウルルーバ2との見切りをフラットにできる。
【0030】
【発明の効果】
本発明によれば、ウィンドサイドモールとカウルルーバとの接続部において、車両ボデーへの建付け精度や部品精度のバラツキが生じても、その影響を受けにくく、かつ、これを矯正してウィンドサイドモールとカウルルーバとの見切りの見栄えを良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のウィンドサイドモールとカウルルーバとの接続部を示すもので、図1(A)は平面図、図1(B)は図1(A)のIB−IB線に沿う断面図である。
【図2】図2(A)は図1(A)のIIA−IIA線に沿う断面図、図2(B)は図1(A)のIIB−IIB線に沿う断面図である。
【図3】カウルルーバの側端部の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のウィンドサイドモールとカウルルーバとの接続部を示すもので、図4(A)は平面図、図4(B)は図4(A)のIVB−IVB線に沿う断面図である。
【図5】図5(A)は図4(B)のVA−VA線に沿う断面図、図5(B)は図4(B)のVB−VB線に沿う断面図である。
【図6】本発明を適用する車両のフロントウィンドまわりの斜視図である。
【図7】従来構造のウィンドサイドモールとカウルルーバの接続部の平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ウィンドサイドモール
1b 下端コーナー部
11 中間湾曲部
13 端末
14 段部
15 フランジ
16 外周縁(外周壁)
17 弾性リップ部
19 嵌合溝の後端縁
2 カウルルーバ
22 側端部
24 側端縁
3 嵌合溝
4,4A 位置決めリブ
42 突出部
5 位置決め突起
6 支持部材
60 挿通穴
7 位置決め溝
Claims (5)
- 車両のフロントガラスの左右の側縁を覆うウィンドサイドモールの下端と、上記フロントガラスの下縁を覆うカウルルーバの左右の側端部とを連ねる接続部であって、フロントガラスの下端隅角に沿ってガラス下縁側へ屈曲するウィンドサイドモールの下端コーナー部の端末に、段部を介して低位置からガラス下縁の中央側へ突出するフランジを設け、カウルルーバの側端部を上記フランジ上にラップさせ、カウルルーバの側端縁を上記下端コーナー部の端末に連接させるウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造において、
上記カウルルーバの側端部の下面に下方へ突出する位置決めリブを設ける一方、上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部のフランジに、上記位置決めリブに対応する嵌合溝を設け、位置決めリブを上記嵌合溝へ嵌入してカウルルーバの側端部の左右位置決めを行なうウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造。 - 上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部は合成樹脂からなり、下端コーナー部の中間湾曲部を他の部位よりも板厚を薄くして、上記嵌合溝へ上記位置決めリブを嵌入する際に上記中間湾曲部を撓み変形可能とした請求項1に記載のウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造。
- 上記下端コーナー部には外周縁に、車体パネルに圧接する弾性リップ部を形成した請求項2に記載のウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造。
- 上記カウルルーバの位置決めリブには、その後縁下端から後方へ突出する突出部を設けてカウルルーバの側端部下面と上記突出部との間に位置決め溝を形成し、上記位置決めリブを上記ウィンドサイドモールの上記嵌合溝に嵌入するとともに、上記位置決め溝に上記フランジの嵌合溝の後端縁を嵌入してカウルルーバの側端部の上下位置決めを行なう請求項1に記載のウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造。
- 車両ボデーに、上面が上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部の下面に当接する支持部材を設け、上記下端コーナー部の下面には下方へ突出する位置決め突起を設ける一方、上記支持部材の上面には上記位置決め突起に対応する挿通穴を形成し、上記位置決め突起を上記挿通穴に嵌入して上記ウィンドサイドモールの下端コーナー部の上下および前後の位置決めを行なう請求項1に記載のウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造。
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