JP4218222B2 - ガーニッシュの取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のバックドアパネル等の取付パネルに取り付けるガーニッシュの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、車体100の後面にバックドアパネル101が設けられている自動車の後面を示したもので、バックドアパネル101の下部側周囲を囲むようにリヤバンパー102の上端部が形成されている。
このバックドアパネル101の下部側には、バックドアガーニッシュ103が装着されて、車体100の下部に装着されているリヤバンパー102の上縁とデザインを合わせるように構成されている。
【0003】
図12は従来のバックドアガーニッシュ103を示したものである。このバックドアガーニッシュ103は、樹脂成形による縦断面L字形状をしたもので、裏面には多数の取付座104が設けられている。
【0004】
一方、バックドアパネル101には、取付座104に対応する位置に、取付穴105が形成されている。上記取付座104には、クリップ106を装着し、クリップ106を上記取付穴105に填めてバックドアガーニッシュ103をバックドアパネル101に取り付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図13および図14に示すように、バックドアガーニッシュ103の外板面103aとバックドアパネル101との距離hが離れていると、取付座104の高さが高くなる。そこで、成形時の外板面103aのひけを考慮すると、付け根部分104aが薄肉となることにより、取付座104が強度不足となり、バックドア開閉時のバックドアガーニッシュ103の取付強度不足が懸念される。樹脂成形に際しては、成形部品の裏面側に、取付座104のような肉厚の厚い部分を成形すると、表面側に凹み部分(いわゆる、ひけ)を生じ、外観が悪くなる欠点があるため、取付座104の付け根部分の肉厚を薄く成形しなければならない。その結果、取付座104の強度が不充分となる不具合を生じる。
また、バックドアガーニッシュ103のフランジ部103bとバックドアパネル101との間隙gも不均一で安定せず、見栄えも悪くなる虞がある。
さらに、バックドアガーニッシュ103の外板面103aおよび下面は、バックドア開閉時に手が触れるおそれがあり、面剛性が不足するため、質感が良くなかった。
【0006】
本発明は上記課題を解決し、取付パネルに取り付けるガーニッシュの剛性の向上を図り、外観の向上を図りうるガーニッシュの取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介してガーニッシュを取り付けたことにある。
また、本発明は、車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介して上記ガーニッシュの周縁部に設けられたフランジ部を取り付けるとともに、該ガーニッシュの裏面側に組み付けられたクリップを介して上記バックドアパネルに取り付けたことにある。
さらに、本発明は、車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介して上記ガーニッシュの周縁部に設けられたフランジ部を取り付けるとともに、該ガーニッシュの裏面側に組み付けられたクリップを介して上記バックドアパネルに取り付け、かつ上記ガーニッシュの両側部に上記バックドアパネルのフランジ部に係合するステーを装着したことにある。
またさらに、本発明は、上記ステーの係合部を弾発力を利用して上記取付パネルに組み付けたことにある。
また、本発明は、上記ガーニッシュの下部側フランジ部の略中央部に湾曲部を設けたことにある。
さらに、本発明は、上記ブラケットに形成した取付穴の周囲に、リブを突設したことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0009】
図1および図2は、バックドアに装着された本発明のガーニッシュの取付構造を示したもので、図3はバックドアガーニッシュ、図4はバックドアガーニッシュを取り付けるブラケットを示したものである。図5ないし図9は、バックドアガーニッシュ取付部の各部を断面にして示したものである。
図1および図2において、1は自動車のバックドアを形成するバックドアパネルであり、このバックドアパネル1には、上部側にバックドアガラス2がはめ込まれ、下部側に、図2に示すような、樹脂製のバックドアガーニッシュ3が装着されている。バックドアパネル1の下部側には、上部側に複数のクリップ取付用孔1aと、下部側に複数のナット埋め込み用孔1bが、それぞれ車幅方向に所定の間隔で形成されている。
【0010】
上記バックドアガーニッシュ3は、図示しない車体に取り付けられているバンパーと、例えば、同系色など、一体感をなすように形成されたもので、バックドアパネル1の下端部を覆うように配設されている。このバックドアガーニッシュ3は、図3に示すように両側部から下端部に沿って連続するようにフランジ部3a、3bが形成されており、このフランジ部3a、3bがバックドアパネル1の側面および下面に連続するように構成されている。これによって、バックドアパネル1の下端部に膨らみを持たせて、バンパーの表面と面一になるように構成している。
【0011】
このバックドアガーニッシュ3裏面上部には、図3及び図5に示すように、車幅方向に所定間隔を置いて、上記クリップ取付用孔1aに対応する位置に複数のクリップ取付座31が設けられている。このクリップ取付座31には、クリップ4がそれぞれ装着されており、このクリップ4が上記クリップ取付用孔1aに組み付けられている。
【0012】
また、バックドアガーニッシュ3の下部側フランジ部3bには、図3及び図6に示すように、上方に向けて突出する台座部32が車幅方向に所定間隔を開けて複数箇所(図示例では4箇所)設けられている。この台座部32に設けられた取付孔32aにネジ5が装着されて、バックドアガーニッシュ3の下部側フランジ部3bが後述するブラケット6に固定されている。バックドアガーニッシュ3の下部側フランジ部3bの車幅方向の略中央部には、上方に向けて湾曲するオフセット部Xが設けられている(図1参照)。
【0013】
一方、バックドアガーニッシュ3の側面フランジ部3aには、図7に示すように、段差状の凹部33が形成されており、この凹部33には取付孔33aが形成されている。この凹部33の取付孔33aには、樹脂ナット7が組み付けられ、この樹脂ナット7にネジ8を螺着して、バネ性のステー9が取り付けられている。このステー9には、引っかけ部9aが設けられており、ステー9は、この引っかけ部9aをバックドアパネル1のフランジ部1cに引っかけてから、ネジ8を介して樹脂ナット7に螺着されている。このステー9の引っかけ部9aには、傷つき防止用のコーティング材91が施されている。なお、二点鎖線は、ステー9の組付前の形状を示している。
【0014】
上記ブラケット6は、バックドアパネル1の後面、左右に取り付けられたもので、図8に示すように、バックドアパネル1に設けられた複数のナット埋め込み用孔1bに埋め込まれた樹脂ナット10にネジ11を介して螺着されたものである。このブラケット6は、図4に示すように、ネジ11を通す車幅方向の長孔61を左右にそれぞれ1箇所ずつ形成した板面62を設け、この板面62の上下左右を、上下枠板63,64と、左右枠板65で囲うように樹脂材で一体成形されたものである。上下の枠板63,64相互間には、補強用の壁部66が長孔61の両側および中央部と両側部にそれぞれ形成されている。上部側の枠板63には、図4及び図9に示すように車体後方側に突出する突起部63aが複数個設けられており、バックドアガーニッシュ3のベカつきを防止している。
【0015】
上記ブラケット6の下部側枠板64の後端中央部には、下方向に向けて壁部67が設けられ、この壁部67の所定箇所には、車幅方向に所定間隔で複数(図示例では3箇所)の突起部67aが形成されている。この突起部67aの前後面には、図4及び図9に示すように車体の前後方向に延びるリブ68a,68bがそれぞれ設けられている。
上記長孔61の周囲には、図10に示すように、樹脂ナット10を囲むように上下、左右にリブ68cが設けられている。
ブラケット6の下部側枠板64の車幅方向両側上面には、上下方向のボス部69が形成されており、このボス部69に下部側枠板64に開口するネジ孔69aが形成されている。このネジ孔69aには、バックドアガーニッシュ3を固定するネジ5が螺着されている(図6参照)。
【0016】
次に、上記構成によるガーニッシュの取付手順を説明する。
まず、バックドアパネル1に設けられた複数のナット埋め込み用孔1bに樹脂ナット10をはめ込む。次に、ブラケット6の長孔61を樹脂ナット10に合わせ、ネジ11を樹脂ナット10に螺合させて、ブラケット6を組み付ける。このとき、長孔61の上下、左右に設けられたリブ68cを樹脂ナット10のフランジ部10aにはめ込むことにより、位置決めする(図8参照)。
【0017】
次に、バックドアガーニッシュ3をバックドアパネル1に組み付ける。このバックドアガーニッシュ3の組付手順は、クリップ取付座31に予め組み付けられたクリップ4をバックドアパネル1のクリップ取付用孔1aに合わせてバックドアガーニッシュ3を組み付ける。そして、バックドアガーニッシュ3の台座部32に設けられた取付孔32aをブラケット6のネジ孔69aに合わせてネジ5を螺合し、バックドアガーニッシュ3をブラケット6に固定する(図6参照)。また、バックドアガーニッシュ3の両側は、バックドアガーニッシュ3に予め貼付されている両面テープ12をバックドアパネル1に貼り付けるとともに、ステー9の引っかけ部9aをバックドアパネル1のフランジ部1cに引っかけて留める。ステー9は、ばね力を利用してバックドアパネル1のフランジ部1cに留めるので、引っかけ部9aがバックドアパネル1のフランジ部1cから外れにくい(図7参照)。このステー9はバネ特性を有しているので、バックドアガーニッシュ3の温度による膨張方向への変形を吸収する。バックドアガーニッシュ3の上端縁部には、プロテクター13が装着されている。14は、バックドアパネル1のバックドアガーニッシュ3周囲の車体側に設けられるバンパーである(図6参照)。
【0018】
上記実施の形態によると、バックドアガーニッシュ3をブラケット6を介してバックドアパネル1に組み付けるので、バックドアガーニッシュ3の下部を確実に固定できることから、バックドアパネル1との隙間が一定となり、外観の向上、品質の向上を図ることができる。また、バックドアガーニッシュ3は、クリップ4によってバックドアパネル1に固定し、バックドアガーニッシュ3の両側を両面テープ12とステー9によって固定するので、バックドアガーニッシュ3の両側の浮き上がりを防止し、確実にバックドアパネル1に固定することができる。特に、ブラケット6は、バックドアガーニッシュ3に覆われて外部から見えないので、外観の向上を図ることが出来る。ステー9は、バネ性を有するので、バックドアガーニッシュ3の膨張方向の変形を吸収することができることから、外観の向上を図ることができる。
【0019】
また、バックドアガーニッシュ3の下部中央部に、上方に向けて湾曲するオフセット部Xが設けられているので、バックドアガーニッシュ3の下部の面剛性を向上することができる。
さらに、ブラケット6には、突起部63aおよびリブ68a,68bが設けられているので、バックドアガーニッシュ3の面剛性を向上し、質感を向上することができる。
【0020】
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、バックドアガーニッシュ3の形状は、バックドアパネル1の形状あるいは、バンパー14の形状に合わせて任意に設定することができ、かつバックドアガーニッシュ3の固定方法あるいはその固定箇所も任意に設定することができる。また、バックドアパネル1以外のパネルに対してもガーニッシュを適用することもできる。さらに、ブラケット6の構造も必要に応じて任意に変更することができ、かつ補強用リブなどの形状あるいは個数なども任意に変更することができる。等、その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によるガーニッシュの取付構造によれば次のような効果を奏することができる。
請求項1において、車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介してガーニッシュを取り付けたので、ガーニッシュの下部を確実に固定できることから、パネルとの隙間が一定となり、外観の向上、品質の向上を図ることができる。ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設けたので、ガーニッシュの面剛性を向上することができる。
請求項2において、車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介して上記ガーニッシュの周縁部に設けられたフランジ部を取り付けるとともに、該ガーニッシュの裏面側に組み付けられたクリップを介して上記バックドアパネルに取り付けたので、ガーニッシュの上部および下部を確実に固定できることから、パネルとの隙間が一定となり、外観の向上、品質の向上を図ることができる。ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設けたので、ガーニッシュの面剛性を向上することができる。
請求項3において、車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介して上記ガーニッシュの周縁部に設けられたフランジ部を取り付けるとともに、該ガーニッシュの裏面側に組み付けられたクリップを介して上記バックドアパネルに取り付け、かつ上記ガーニッシュの両側部に上記バックドアパネルのフランジ部に係合するステーを装着したので、ガーニッシュの上部および下部、並びに両側部を確実に固定できることから、パネルとの隙間が一定となり、外観の向上、品質の向上を図ることができる。ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設けたので、ガーニッシュの面剛性を向上することができる。
請求項4において、ステーの係合部を弾発力を利用して上記取付パネルに組み付けたので、ガーニッシュの両側部が浮き上がることなく組付けを確実に行うことができる。
請求項5において、ガーニッシュの下部側フランジ部の略中央部に湾曲部を設けたので、ガーニッシュの下部側の面剛性を向上することができる。
請求項6において、ブラケットに形成した取付穴の周囲に、リブを突設したので、ナットへの位置決めが容易となり、組付作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガーニッシュの取付構造の実施の形態を示す概念斜視図である。
【図2】図1のガーニッシュを外した状態を示す概念斜視図である。
【図3】図1のガーニッシュを示す斜視図である。
【図4】図2のブラケットを示す斜視図である。
【図5】図1のA−A線断面図である。
【図6】図1のB−B線断面図である。
【図7】図1のC−C線断面図である。
【図8】図4のD−D線断面図である。
【図9】図4のE−E線断面図である。
【図10】図4のF方向矢視図である。
【図11】従来の自動車のバックドア部分を示す斜視図である。
【図12】従来のガーニッシュを示す概念図である。
【図13】図12のG−G線断面図である。
【図14】図12のH−H線断面図である。
【符号の説明】
1 バックドアパネル
3 バックドアガーニッシュ
4 クリップ
6 ブラケット
7 樹脂ナット
9 ステー
1a クリップ取付用孔
1b ナット埋め込み用孔
3a、3b フランジ部
9a 引っかけ部
61 長孔
67a 突起部
X部 オフセット部

Claims (6)

  1. 車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、
    上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介してガーニッシュを取り付けたことを特徴とするガーニッシュの取付構造。
  2. 車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、
    上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介して上記ガーニッシュの周縁部に設けられたフランジ部を取り付けるとともに、該ガーニッシュの裏面側に組み付けられたクリップを介して上記バックドアパネルに取り付けたことを特徴とするガーニッシュの取付構造。
  3. 車両のバックドアを形成するバックドアパネルの下部に樹脂製のガーニッシュを取り付ける構造において、
    上記バックドアパネルに取付けられ、上記バックドアパネルと上記ガーニッシュの間に配置されるブラケットを設け、上記ガーニッシュは下部側に上記バックドアパネル側に延びるフランジ部を有する縦断面略L字状に形成され、上記ブラケットに、下方向に向けて壁部を設け、この壁部の前後面に車体の前後方向に延びるリブを設け、上記ブラケットに、取付部材を介して上記ガーニッシュの周縁部に設けられたフランジ部を取り付けるとともに、該ガーニッシュの裏面側に組み付けられたクリップを介して上記バックドアパネルに取り付け、かつ上記ガーニッシュの両側部に上記バックドアパネルのフランジ部に係合するステーを装着したことを特徴とするガーニッシュの取付構造。
  4. 上記ステーの係合部を弾発力を利用して上記バックドアパネルに組み付けたことを特徴とする請求項3に記載のガーニッシュの取付構造。
  5. 上記ガーニッシュの下部側フランジ部の車幅方向の略中央部に上方に向けて湾曲する湾曲部を設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のガーニッシュの取付構造。
  6. 上記ブラケットに形成した取付穴の周囲に、リブを突設したことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のガーニッシュの取付構造。
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