JP5331854B2 - 車両の後方確認装置 - Google Patents
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しかし、車両後部に設けられたリヤウインドウを払拭するリヤワイパーが車両幅方向中央に配置されていると、リヤワイパーによってマーカ部の視認が阻害されるおそれがある。従って、特許文献2の車両の後方確認装置のように、後進時にリヤワイパーを反転させることが考えられるが、そのための回路や制御が必要となり、リヤワイパーの構造が複雑になる。
また、車両後端を把握するための補助線を設ける場合には、極力、部品点数の削減やコストの削減に貢献できる車両の後方確認装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、車両の後方確認装置に、車両の後部に設けられたリヤウインドガラスと、リヤウインドガラスの近傍に設けられ、車両幅方向中央を含んだ車両後方下部の死角を視認可能とする後方確認ミラーと、車両の後部の車外側に設けられ、車両幅方向中央を通って車両幅方向に延びる装飾部材と、リヤウインドガラスの下端部近傍に設けられ、停止位置と反転位置との間で往復動するリヤワイパーと、を備えた。
装飾部材が、車両の後部の車体色と異なる色に形成されたので、装飾部材を、運転者が車両後端を把握するための補助線として利用することができる。これにより、部品点数の削減及びコストの削減を図ることができる。
例えば、車両の後部の車外側に設けられた装飾部材を視認する際には、リヤワイパーが邪魔をすることが多い。そこで、リヤワイパーが、停止位置において車両幅方向中央よりも外側に全体が配置される。すなわち、車両幅方向中央(一般的な車両において車両の最後端となる部位)からリヤワイパーをずらすことで、車両幅方向中央を通って車両幅方向に延びる補助線としての装飾部材とリヤワイパーとの干渉を回避して装飾部材(補助線)を視認しやすくできる。
なお、反射材には、一般的な反射材の他、実施例のようなメッキ仕様や、鏡面処理された金属部材等も含む。
リヤワイパーが、後方確認ミラーの鏡面の車両幅方向の外端よりも外側に配置された。すなわち、車両幅方向における後方確認ミラーの鏡面の範囲からリヤワイパーが外れるので、後方確認ミラーが平面鏡の場合は、リヤワイパーが映らなくなり、また曲面鏡の場合でも、像の歪みが少ないミラーの中央付近からリヤワイパーの写像を外すことができる。これにより、後方確認ミラーの写像の視認性が向上する。
なお、「偏在する」とは、後方確認ミラーが、リヤワイパーとは反対側に位置していることを意味する。
ウォッシャノズルが、後方確認ミラーの鏡面の車両幅方向の外端よりも外側に配置されるので、ウォッシャノズルから液だれが起きたとしても、車両幅方向における後方確認ミラーの鏡面の範囲から液だれが起こらない。これにより、後方確認ミラーが平面鏡の場合は、液だれ部位が映らなくなり、また曲面鏡の場合でも、像の歪みが少ない範囲から液だれ部位を外すことができる。
ウォッシャノズルを、リヤワイパーのピボット軸の上方に配置したので、リヤワイパーのピボット軸によって、液だれがワイパ払拭範囲よりも下方の意匠面(アウタパネルの意匠面)まで至ることを抑制できる。この結果、車両の外観性の低下を抑制できる。
車両幅方向中央側にウォッシャノズルを配置したので、例えば、ワイパーブレードの上方に配置するよりも、ウォッシャ液の有効利用を図ることができる。
なお、「偏在する」とは、後方確認ミラー21が、リヤワイパー36とは反対側に位置していることを意味する。
リヤワイパー36の車両10に対する配置位置は、停止位置において車両幅方向中央よりも外側に全体が配置され、後方確認ミラー21の鏡面29の車両幅方向の外端29aよりも外側に配置され、且つ車両幅方向中央に対して車両10の運転席23側とは反対側に配置されている。
実施例の車両の後方確認装置20では、図8(a),(b)に示されたように、比較例の車両の後方確認装置の補助線132を装飾部材32で代用している。これにより、車両の後方確認装置20の構成の簡略化を図ることができる。
なお、反射材には、一般的な反射材の他、実施例のようなメッキ仕様や、鏡面処理された金属部材等も含む。
ウォッシャノズル37が、後方確認ミラー21の鏡面29の車両幅方向の外端29aよりも外側に配置されるので、ウォッシャノズル37から液だれが起きたとしても、車両幅方向における後方確認ミラー21の鏡面29の範囲から液だれが起こらない。これにより、後方確認ミラー21が平面鏡の場合は、液だれ部位が映らなくなり、また曲面鏡の場合でも、像の歪みが少い範囲から液だれ部位を外すことができる。
車両幅方向中央側にウォッシャノズル37を配置したので、例えば、ワイパーブレード44の上方に配置するよりも、ウォッシャ液の有効利用を図ることができる。
図9に示されたように、車両の後方確認装置80では、後方確認ミラー81が、車両幅方向中央C2に対して車両70の右側若しくは右寄りに配置され、車両幅方向中央C2に対してリヤワイパー36が車両70の左側若しくは左寄りに配置される。
後方確認ミラー81は、ブレーキ操作に連動して点灯するハイマウントストップランプユニット88内に組み込まれる。
なお、「後方確認ミラー81が、車両幅方向中央C2に対してリヤワイパー36とは反対側に偏在する」とは、後方確認ミラー81の車幅方向の中央線C3が、車幅方向中央C2に対してリヤワイパー36とは反対側に位置することを意味する。」
Claims (9)
- 車両の後部に設けられたリヤウインドガラスと、前記リヤウインドガラスの近傍に設けられ、車両幅方向中央を含んだ車両後方下部の死角を視認可能とする後方確認ミラーと、前記車両の後部の車外側に設けられ、前記車両幅方向中央を通って車両幅方向に延びる装飾部材と、前記リヤウインドガラスの下端部近傍に設けられ、停止位置と反転位置との間で往復動するリヤワイパーと、を備えた車両の後方確認装置であって、
前記装飾部材は、前記車両の後部の車体色と異なる色に形成され、
前記リヤワイパーは、停止位置において車両幅方向中央よりも外側に全体が配置されることを特徴とする車両の後方確認装置。 - 前記後方確認ミラーは、前記リヤウインドガラスよりも車内側に設けられ、
前記装飾部材は、前記リヤウインドガラスの下端部に隣接して設けられることを特徴とする請求項1記載の車両の後方確認装置。 - 前記装飾部材には、該装飾部材の表面よりも後方に突出するエンブレムが設けられ、
前記エンブレムは、前記車両幅方向中央に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の後方確認装置。 - 前記装飾部材は、表面が反射材で形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車両の後方確認装置。
- 前記後方確認ミラーは、前記車両幅方向中央に配置され、
前記リヤワイパーは、前記後方確認ミラーの鏡面の前記車両幅方向の外端よりも外側に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両の後方確認装置。 - 前記後方確認ミラーは、前記車両幅方向中央に対して前記リヤワイパーとは反対側に偏在していることを特徴とする請求項5記載の車両の後方確認装置。
- 前記リヤワイパーは、前記車両幅方向中央に対して前記車両の運転席側とは反対側に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の車両の後方確認装置。
- 前記リヤワイパーの上方に、ウォッシャ液を噴射するウォッシャノズルを備え、
前記ウォッシャノズルは、前記後方確認ミラーの鏡面の前記車両幅方向の外端よりも外側に配置されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の車両の後方確認装置。 - 前記リヤワイパーは、リヤウインドガラスを払拭するワイパーブレードと、前記ワイパーブレードの回動中心となるとともに、前記ワイパーブレードの車両幅方向中央側の端部よりも車両幅方向中央側に配置されるピボット軸と、を備え、
前記ウォッシャノズルは、前記リヤワイパーのピボット軸の上方に配置することを特徴とする請求項8記載の車両の後方確認装置。
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