JP4987743B2 - 車両用ワイパ装置 - Google Patents
車両用ワイパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4987743B2 JP4987743B2 JP2008014833A JP2008014833A JP4987743B2 JP 4987743 B2 JP4987743 B2 JP 4987743B2 JP 2008014833 A JP2008014833 A JP 2008014833A JP 2008014833 A JP2008014833 A JP 2008014833A JP 4987743 B2 JP4987743 B2 JP 4987743B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- wiper
- rear wiper
- window glass
- wiper mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
この種の車両用ワイパ装置は、リヤウインドガラスの所定の範囲を、適宜払拭するようにしたものであった。
車両用ワイパ装置に後進検出手段が車両の後進動作を検出したときに、リヤワイパ機構を反転位置にて停止させる制御部を備えたので、車両後進時に後方確認ミラーにリヤワイパ機構が映り込むことを防止できる。すなわち、後方確認ミラーで車両後方確認の妨げを回避することができる。これにより、リヤウインドガラスの視認範囲が拡大するため、駐停車時に駐車場の車止め等を確認することができる。
すなわち、リヤワイパ機構が通常作動しているときは、乗員が意志をもってリヤワイパ機構を作動させているものであり、リヤワイパ機構を不用意に停止させないようにしたので、乗員の意図しないワイパ機構の停止を防止することができる。
すなわち、車両後進状態で且つリヤワイパ機構及びフロントワイパ機構ともに非作動状態のときには雨が降っていない場合であり、ウォッシャー液を吹き付けて良好な後方視界の確保を可能とした。これにより、車両用ワイパ装置の利便性の向上を図ることができる。
また、リヤワイパ機構が、車両の車幅方向中央からオフセットした揺動軸に一端が取付けられるワイパシャンクと、このワイパシャンクの他端に所定角度をもって連結されるアームピースとを有する。すなわち、ワイパシャンクとアームピースとが所定角度をもって連結されるので、リヤワイパ機構の配置が容易となる。これにより、拭き取り面積にも影響を与えることはなく、所定の拭き取り面積を確保することができる。
図1は本発明に係る車両用ワイパ装置を採用した車両の斜視図であり、図2は本発明に係る車両用ワイパ装置を採用した車両の側面図である。
図1及び図2に示されたように、車両10は、車体11の略中央に設けられた車室12と、この車室12の前方を透視可能に覆うフロントウインドガラス14と、車室12の外方に設けられフロントウインドガラス14を払拭するフロントワイパ機構(フロントワイパ)15と、車室12後方に設けられ後方を確認可能な後方確認ミラー16と、車室12の後方を透視可能に覆うリヤウインドガラス17と、車室12の外方に設けられリヤウインドガラス17を払拭するリヤワイパ機構(リヤワイパ)18とを備える。
リヤワイパ機構18は、車両10の車幅方向中央(中心線C1)から右にオフセットした位置に設けられた揺動軸21と、この揺動軸21に一端が取付けられるワイパーシャンク22と、このワイパーシャンク22の他端に所定角度をもって連結されるアームピース(ワイパブレード)23と、車体11側に設けられ揺動軸21を駆動するリヤワイパモータ24(図4参照)と、揺動軸21廻りに設けられ揺動軸21の回転角度を検出するリヤワイパ角度検出手段25(図4参照)とからなり、図3(a)に示される初期位置(基本位置)S1と図3(b)に示される反転位置R1との間を揺動軸21を中心として往復揺動(スイング)してリヤウインドガラス17を払拭するものである。
ワイパシャンク22は、一端よりに曲げ部分を有する略ヘの字形状の部材である。
車両用ワイパ装置30は、リヤワイパ機構(リヤワイパ)18を制御する装置であり、先に説明したリヤウインドガラス17を払拭するリヤワイパ機構18と、このリヤワイパ機構18を制御するリヤワイパ制御部31と、車体11側に設けられたトランスミッション(変速機)32のギヤポジションの位置を検出するギヤポジションセンサ33と、リヤワイパ機構18を作動若しくは停止するリヤワイパスイッチ34とから構成される。
なお、トランスミッション32は、パーキングP、リバース(バック)R、ニュートラルN、ドライブD、「ドライブ2」のギヤポジションを有する。
ST01:ギヤポジションセンサ(後進検出手段)33でトランスミッション32のギヤポジションの位置を検出し、リヤワイパ制御部31でギヤ信号を読み取る。
ST04:リヤワイパ制御部31で、リヤワイパスイッチ34がOFFかどうかを判断する。YESならばST05に進み、NOならばリヤワイパ機構18は乗員が作動の意志をもって作動中(通常動作中)なので、リヤワイパ機構18の制御は行わず制御を終了する。
ST06:リヤワイパ制御部31で、リヤワイパ機構18の角度を読み取る。
ST09:ギヤポジションセンサ33でトランスミッション32のギヤポジションの位置を検出し、リヤワイパ制御部31でギヤ信号を読み取る。
ST11:リヤワイパ制御部31からリヤワイパモータ24に給電する指示を出し、リヤワイパ機構18を作動する。
ST13:リヤワイパ制御部31で、リヤワイパ機構18が図3(a)に示された初期位置(基本位置)S1に達したかどうか判断する。すなわち、アームピース23が略車幅向きでリヤウインドガラス17の下端側に位置したかどうかを判断する。YESならばST14に進み、NOならばST12に戻る。
(a)において、後方確認ミラー16で確認可能な後方領域E1が示され、リヤワイパ機構18が初期位置S1(図3(a)参照)にある場合には、(b)に示されるように、後方領域E1と一緒にリヤワイパ機構18が後方確認ミラー16に写り込む。また、リヤワイパ機構18が反転位置R1(図3(b)参照)にある場合には、(c)に示されるように、後方領域E1のみが後方確認ミラー16に写し出される。
車両用ワイパ装置130は、リヤワイパ機構(リヤワイパ)18を制御する装置であり、先に説明したリヤワイパ機構18と、このリヤワイパ機構18を制御するリヤワイパ制御部131と、ギヤポジションセンサ33と、リヤワイパスイッチ34と、リヤウインドガラス17にウォッシャー液を散布するリヤウォッシャー液散布手段137と、フロントウインドガラス14を払拭するフロントワイパ機構(フロントワイパ)15と、このフロントワイパ機構15を作動若しくは停止するフロントワイパスイッチ136とから構成される。
ST101:ギヤポジションセンサ(後進検出手段)33でトランスミッション32のギヤポジションの位置を検出し、リヤワイパ制御部131でギヤ信号を読み取る。
ST104:リヤワイパ制御部131で、リヤワイパスイッチ34がOFFがどうかを判断する。YESならばST105に進み、NOならばリヤワイパ機構18は乗員が作動の意志をもって作動中(通常動作中)なので、リヤワイパ機構18の制御は行わず制御を終了する。
ST106:リヤワイパ制御部131で、フロントワイパスイッチ136がOFFがどうかを判断する。YESならばST107に進み、NOならばST108に進む。
ST108:リヤワイパ制御部131からリヤワイパモータ24に給電する指示を出し、リヤワイパ機構18を作動する。
ST110:リヤワイパ制御部131で、リヤワイパ機構18が図3(b)に示された反転位置(略垂直位置)R1に達したかどうか判断する。すなわち、アームピース23が略車両上下向きでリヤウインドガラス17の車幅外側に位置したかどうかを判断する。YESならばST111に進み、NOならばST109に戻る。
ST112:ギヤポジションセンサ33でトランスミッション32のギヤポジションの位置を検出し、リヤワイパ制御部131でギヤ信号を読み取る。
ST114:リヤワイパ制御部131からリヤワイパモータ24に給電する指示を出し、リヤワイパ機構18を作動する。
ST115:リヤワイパ制御部131で、リヤワイパ機構18の角度を読み取る。
ST117:リヤワイパ制御部131からリヤワイパモータ24に給電を停止する指示を出し、リヤワイパ機構18を初期位置S1で停止させる。
Claims (4)
- 車両のリヤウインドガラス近傍の車室側に設けられ後下方の死角を視認可能とする後方確認ミラーと、前記リヤウインドガラスの下端部近傍に、略車幅向きとなる初期位置と略車両上下向きとなる反転位置との間で往復揺動可能に配置され、往復揺動することにより前記リヤウインドガラスを払拭するリヤワイパ機構と、前記車両の後進動作を検出する後進検出手段とを有し、
前記後進検出手段が前記車両の後進動作を検出したときに、前記リヤワイパ機構を前記反転位置にて停止させる制御部を備えたことを特徴とする車両用ワイパ装置。 - 前記制御部は、前記リヤワイパ機構の作動状態及び非作動状態を検出するリヤワイパ作動検出手段を備え、
前記後進検出手段が前記車両の後進動作を検出し、且つ前記リヤワイパ作動検出手段が前記リヤワイパ機構が作動状態であることを検出したときに、
前記リヤワイパ機構の往復揺動を連続させることを特徴とする請求項1記載の車両用ワイパ装置。 - 前記制御部は、前記車両のフロントウインドガラスを払拭するフロントワイパ機構の作動状態及び非作動状態を検出するフロントワイパ作動検出手段を備え、
前記後進検出手段が前記車両の後進動作を検出し、前記リヤワイパ作動検出手段が前記リヤワイパ機構の非作動状態であることを検出し、且つ前記フロントワイパ作動検出手段が前記フロントワイパ機構の非作動状態であることを検出したときに、
前記リヤウインドガラス近傍に配置されたリヤウォッシャー液散布手段を作動させ、前記リヤウインドガラス面に向けてウォッシャー液を吹き付けることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ワイパ装置。 - 前記リヤワイパ機構は、前記車両の車幅方向中央からオフセットした揺動軸に一端が取付けられるワイパシャンクと、このワイパシャンクの他端に所定角度をもって連結されるアームピースとを有するものであり、
前記初期位置では、前記アームピースが略車幅向きで前記リヤウインドガラスの下端側に位置するとともに、前記反転位置では、前記アームピースが略車両上下向きで前記リヤウインドガラスの車幅外側に位置することを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の車両用ワイパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008014833A JP4987743B2 (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 車両用ワイパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008014833A JP4987743B2 (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 車両用ワイパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009173185A JP2009173185A (ja) | 2009-08-06 |
JP4987743B2 true JP4987743B2 (ja) | 2012-07-25 |
Family
ID=41028789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008014833A Expired - Fee Related JP4987743B2 (ja) | 2008-01-25 | 2008-01-25 | 車両用ワイパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4987743B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5797996B2 (ja) * | 2011-10-04 | 2015-10-21 | アスモ株式会社 | 車両用洗浄装置 |
JP5331854B2 (ja) * | 2011-08-29 | 2013-10-30 | 本田技研工業株式会社 | 車両の後方確認装置 |
JP6144660B2 (ja) * | 2014-10-28 | 2017-06-07 | 本田技研工業株式会社 | テールゲート付き車体構造 |
WO2017038247A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 本田技研工業株式会社 | 電動車両のバッテリケース構造及び電動車両 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01175944U (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-14 | ||
JP2833216B2 (ja) * | 1990-11-30 | 1998-12-09 | 日産自動車株式会社 | 車両用リヤワイパ装置 |
JP3728806B2 (ja) * | 1996-06-19 | 2005-12-21 | 日産自動車株式会社 | リヤアンダーミラー支持構造 |
-
2008
- 2008-01-25 JP JP2008014833A patent/JP4987743B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009173185A (ja) | 2009-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5864500B2 (ja) | ワイパウォッシャ装置 | |
CN105480202B (zh) | 用于擦拭玻璃的机动车辆表面的风挡擦拭器、系统和方法 | |
JP4622693B2 (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JP5933444B2 (ja) | 自動車車両のワイパーブレード、洗浄・払拭装置を備える自動車車両ならびに洗浄・払拭方法 | |
JP4987743B2 (ja) | 車両用ワイパ装置 | |
JP2005536385A (ja) | ワイパブレード | |
WO2012089479A1 (en) | Controller of a wiper system of a motor vehicle and wiper system of a motor vehicle | |
US10384650B2 (en) | Vehicular wiper device | |
JP7107175B2 (ja) | ワイパ装置 | |
CN102029974B (zh) | 刮水器 | |
JPH1059133A (ja) | 雨滴センサ | |
US9975524B2 (en) | Wiper control apparatus | |
US20170001602A1 (en) | Wiper-washer control device | |
EP2560846B1 (en) | Wiper device | |
US11919486B2 (en) | Method for cleaning a glazed surface of a motor vehicle | |
WO2021204394A1 (en) | A windscreen wiper motor system | |
CN110641420B (zh) | 雨刮器刮片提升系统 | |
JP6643927B2 (ja) | ワイパシステム及びワイパシステム制御方法 | |
GB2330922A (en) | Moisture sensing wash/wipe system for a vehicle | |
JP3964895B2 (ja) | ワイパー | |
JP6182037B2 (ja) | ワイパウォッシャ装置 | |
CN113581082B (zh) | 一种外后视镜自动清洗镜片装置 | |
JP2009107421A (ja) | 車両のワイパ装置 | |
JP2700037B2 (ja) | ワイパー付き後視鏡 | |
JP2018127171A (ja) | ワイパ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120417 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120419 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120425 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4987743 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |