JP2009113629A - 車両のフロントウインド構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 十分なワイパの払拭領域を確保しつつ、不使用時のワイパをドライバの視界から外れた場所に格納でき、なおかつ見栄えもよい車両のフロントウインド構造を提供すること。
【解決手段】 フロントウインドガラス7の車幅方向端部は、ルーフレール3前端部の車幅方向内側よりも外側に設定されている。ワイパ10は、フロントウインドガラス7上で揺動し、その不使用時にはカウル部4に沿って格納される。カバー部材14が、フロントピラー2の車幅方向内側に沿ってフロントウインドガラス7の前方に取り付けられる。カバー部材14は、フロントウインドガラス7の少なくとも下方部における、ルーフレール3前端部の車幅方向内側よりも外側の部分を覆う。このカバー部材14は、ワイパ10の格納位置近傍における払拭領域の外周部分を覆うと共に、フロントウインドガラス7表面との間にワイパ先端部を収容可能な隙間を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 フロントウインドガラス7の車幅方向端部は、ルーフレール3前端部の車幅方向内側よりも外側に設定されている。ワイパ10は、フロントウインドガラス7上で揺動し、その不使用時にはカウル部4に沿って格納される。カバー部材14が、フロントピラー2の車幅方向内側に沿ってフロントウインドガラス7の前方に取り付けられる。カバー部材14は、フロントウインドガラス7の少なくとも下方部における、ルーフレール3前端部の車幅方向内側よりも外側の部分を覆う。このカバー部材14は、ワイパ10の格納位置近傍における払拭領域の外周部分を覆うと共に、フロントウインドガラス7表面との間にワイパ先端部を収容可能な隙間を形成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両のフロントウインド構造に関する。
自動車のフロントウインドには、フロントウインドガラスに付着した雨滴、雪、油脂等を払拭して車室側からの前方視界を確保するためのワイパが設けられる。
ワイパには、払拭パターンに依存してさまざまな構造のものが存在する。例えば実開平5−89120号公報(特許文献1)は、左右のワイパがそれぞれ左右フロントピラーに沿って起立した状態から内側に傾倒する払拭パターンをもち、不使用時はワイパブレードをフロントピラーに沿って設けられたレインガターの溝に格納するようにした構造を開示している。
この構造においては、車幅方向中央部で左右ワイパの払拭領域の重複部分が大きくドライバにとって目障りになりやすいという欠点がある。また、フロントピラーに設けられるレインガターの溝によって風切り音が発生するという欠点もある。
そこで、とりわけ乗用車などで最も広く用いられているのは、2本のワイパブレードを同じ方向に同期して動かすようにした構造である。この構造においては、ワイパアームの基端部がフロントウインドガラス下部のカウル部において回動自在に軸支され、不使用時にはワイパアーム及びその先端に取り付けたワイパブレードを横方向に寝かせた状態でカウル部に沿って格納するのが一般的である。
ところで、従来、自動車のルーフレールとルーフパネルとの境界に設けられたウェザーストリップ(いわゆるモヒカン部)が形成する車両前後方向のラインに対して、フロントピラー内側の外観ラインが車幅方向外側に設定されたデザインが採用されることがある。これは、フロントウインドの面積を少しでも大きく確保しようとしたものである。
これに対し、近年の車両デザインの傾向として、より流麗かつ力強いデザインとするべく、モヒカン部が形成するラインとフロントピラー内側の外観ラインとのずれをなくすようにすることが多くなっている。これを実現するには、上記従来デザインに対して、フロントピラーを車幅方向内側に拡幅してフロントピラー内側のラインをモヒカン部のラインに揃えることが考えられる。
しかし、こうしてフロントピラーを車幅方向内側に拡幅することにすると、不使用時のワイパを横方向に寝かせた状態でカウル部に沿って格納する構造の場合、当然のことながら、そのままではフロントピラーとワイパの先端とが干渉してしまうので、この問題を解決する必要が出てくる。
ここで、単純にワイパアーム又はワイパブレードを短くしてフロントピラー内側の外観ラインとワイパの先端との余裕隙間を確保した場合には、ワイパの回転半径が短くなり、フロントウインドの払拭可能領域が狭くなってしまう。とりわけ近年の乗用車では、空力性能の追求のためにフロントウインドの傾斜角を強くした(すなわちフロントウインドをより水平に近く寝かせた)ものが多くなっている。フロントウインドの傾斜角度が強くなるほどフロントウインドの前後方向の長さが長くなり面積が大きくなるから、単純にワイパアームやワイパブレードを短くしたのではフロントウインド上部を払拭することができなくなる。フロントウインド上部は一般にはルームミラーの取り付け位置に対応し、そこには雨滴センサやCCDカメラ等が取り付けられる可能性があり、ワイパによる払拭の必要性は高い。したがって、単純にワイパアームやワイパブレードを短くしてフロントウインドの払拭可能領域を狭くするような設計は許容できない。
そこで、現状では次善策として、不使用時にワイパを真横方向に寝かせるのではなく、若干の角度だけ起立させた状態とすることにより、ワイパアーム又はワイパブレードを短くすることなくフロントピラー内側の外観ラインとワイパの先端と間の余裕隙間を確保していた。
しかし、上記のように、不使用時のワイパを若干の角度だけ起立させた状態とする場合には、そのワイパがドライバの視界に入ってしまい目障りである。また、ワイパがカウル部に格納されず斜めに出ている状態は見栄えもよくない。
したがって、本発明は、十分なワイパの払拭領域を確保しつつ、不使用時のワイパをドライバの視界から外れた場所に格納でき、なおかつ見栄えもよい車両のフロントウインド構造を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、車体の左右一対のルーフレール前端部と下方のカウル部左右端部との間にそれぞれ延設されるフロントピラーと、両フロントピラー間に跨って配設され、車幅方向端部が前記ルーフレール前端部の車幅方向内側よりも外側に設定されたフロントウインドガラスと、前記カウル部において基端部が回動自在に軸支されて前記フロントウインドガラス上で揺動し、不使用時には前記カウル部に沿って格納されるワイパと、前記フロントピラーの車幅方向内側に沿って前記フロントウインドガラスの前方に取り付けられ、前記フロントウインドガラスの少なくとも下方部における、前記ルーフレール前端部の車幅方向内側よりも外側の部分を覆うカバー部材とを備え、前記カバー部材は、前記ワイパの格納位置近傍における払拭領域の外周部分を覆うと共に、前記フロントウインドガラス表面との間に前記ワイパの先端部を収容可能な隙間を形成することを特徴とする車両のフロントウインド構造が提供される。
この構成によれば、ワイパの払拭領域を狭めずにピラーを太く力強い外観とし、見栄えが向上するだけでなく、ワイパ不使用時の前方視界を向上させることができる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記カバー部材は、その車幅方向内側の辺が前記ルーフレール前端部の車幅方向内側からカウル部まで前記フロントピラーに沿って延びる略直線形状であることが好ましい。
この構成によれば、フロントピラーからルーフレールに亘って流れるようなデザインを演出できる。また、フロントピラーとフロントウインドガラスとの接合面に一般的に介在するセラミック部を細く見せ、あるいは全く見えなくし、精密な感じを出すことができる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記ワイパは、同一方向に揺動する左右一対のワイパのうちの外周側ワイパであることが好ましい。
この構成によれば、左右ワイパの払拭領域の重複面積を小さくすることができ、ワイパをコンパクト化することができる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記外周側ワイパの払拭領域は、前記フロントウインドガラス中央上部に設けられる車外環境認識手段に対応する部分の領域を含むことが好ましい。
この構成によれば、見栄えがよく、車外環境認識手段に対応するガラス面の汚れを落とすことができる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記カバー部材の上部は、前記フロントウインドガラス表面から盛り上がる盛り上がり部を形成することが好ましい。
この構成によれば、フロントウインドガラスからサイドウインドガラスに回り込む流水対策と、空力、風切り音等の対策や見栄えとを両立することができる。
本発明によれば、十分なワイパの払拭領域を確保しつつ、不使用時のワイパをドライバの視界から外れた場所に格納でき、なおかつ見栄えもよい車両のフロントインドウ構造を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決手段として必須のものであるとは限らない。
図1は、本実施形態における車両1のフロントウインド構造を示す、車両前方から見た正面視図、図2は、本実施形態におけるカバー部材の一例を示す図、図3は、図2のA−A断面図、図4は、図2のB−B断面図である。
2,2は、車体両側部において後傾状態で上方に延びるフロントピラーである。具体的には、フロントピラー2,2は、車体の左右一対のルーフレール3,3の前端部と下方において車幅方向に延在するカウル部4の左右端部との間に延設されている。
7はフロントウインドガラスで、フロントピラー2−2間に跨って配設されている。図3、4に示されるように、フロントウインドガラス7の車幅方向端部にはウインドモール8が取り付けられ、そしてフロントウインドガラス7の車両後方側面と、フロントピラー2によって車幅方向内側に形成されるフランジ部2aの車両前方側面とが接合される。ここで、フロントウインドガラス7側の接合面には、フランジ部2aや接着剤が露見しないように黒色プリントされたセラミック部9が貼付されている。
ルーフパネル5とルーフレール3との境界にはウェザーストリップとしてのモヒカン部6,6が形成されており、フロントピラー2,2の内側の外観ラインは、このモヒカン部6,6外側のラインに対して、車幅方向外側に設定されている。換言すると、フロントウインドガラス2の車幅方向端部がルーフレール3前端部の車幅方向内側(すなわちモヒカン部6の車幅方向外側)よりも外側に設定されている。
また、フロントウインドガラス7の下部のカウル部4には、一対のワイパ10,10が取り付けられている。ワイパ10はワイパアーム11を備え、ワイパアーム11の基端部は、カウル部4内に設けられたワイパモータ(不図示)のワイパ回動軸12に回動自在に軸支される一方、ワイパアーム11の先端部は、ワイパブレード13を揺動自在に支持している。ワイパアーム11がワイパ回動軸12を支点に回動することにより、ワイパブレード13はフロントウインドガラス7上を摺動し、フロントウインドガラス7上に付着した雨滴、雪、油脂等を払拭することができる。また、その不使用時には、ワイパアーム1及びワイパブレード13を横方向に寝かせた状態でカウル部4に沿って格納される。
さてここで、より流麗かつ力強いデザインとするべく、フロントウインドガラス7の車幅方向端部の外観ラインを、ルーフレール3とモヒカン部6との境界ラインに揃えることを考える。最も簡便な手法は、上述したとおり、フロントピラー2を車幅方向内側に拡幅することである。しかしながら、フロントピラー2を車幅方向内側に拡幅すると、ワイパブレード13の先端がフロントピラー2に干渉してしまう。そのため、従来は、不使用時にワイパを真横方向に寝かせるのではなく、図1の10’に示すように、若干の角度だけ起立させた状態とすることで対応していた。
しかし、このような図1のドライバの目線Lで示されるように、起立したワイパ10’はドライバの視界に入り目障りなものとなってしまう。また、ワイパ10’がカウル部4に格納されず斜めに出ている状態は見栄えもよくない。
そこで、本実施形態では、フロントピラー2を車幅方向内側に拡幅するかわりに、フロントウインドガラス7におけるルーフレール3前端部の車幅方向内側よりも外側の部分を覆うカバー部材であるガーニッシュ14を、フロントピラー2の車幅方向内側に沿ってフロントウインドガラス2の前方に取り付ける。このとき、ガーニッシュ14は少なくとも、ワイパ10の格納位置近傍における払拭領域の外周部分を覆うものとする。更に、ガーニッシュ14は、その払拭軌跡の外周部分に対応して、フロントウインドガラス7表面との間にワイパブレード13の先端部を収容可能な隙間14aを形成する。図3に示すように、ワイパ10の不使用時には、ワイパブレード13の先端部が隙間14a内に収容される。なお、図示のように、隙間14aの開口部付近に、ゴミや水沫等の浸入を防止するためのブラシ15を設けてもよい。
この隙間14aの存在は、不使用時にワイパ10を真横方向に寝かせた状態でカウル部4に沿って格納することを可能にする。これにより、不使用時のワイパ10はドライバの視界から外すことができ、加えて、不使用時のワイパ10の見栄えをよくすることもできる。また、図1に示すように、単純にワイパブレードを短くしてフロントピラー2内側の外観ラインとワイパの先端との余裕隙間を確保させた従来のワイパによる払拭領域は、破線で示されるS’であるのに対して、実線Sで示されるように、本実施形態のワイパ10によればより上部まで拭き取ることができるようになる。したがって、ルームミラー20又はその近傍に取り付けられる車外環境認識手段としての雨滴センサ21やステレオカメラ22に対応するフロントウインドガラス7中央上部を払拭領域に含めることが可能になる。すなわち、雨滴センサ21やステレオカメラ22に対応するフロントウインドガラス7面の汚れをワイパ10で落とすことが可能となる。
なお、上記したガーニッシュ14の効果はとりわけ、同一方向に揺動する左右一対のワイパのうちの外周側ワイパで発揮される。これにより左右ワイパの払拭領域の重複面積を小さくすることができ、ワイパをコンパクト化することができる。
図2に示したガーニッシュ14は、ルーフレール3前端部の車幅方向内側からカウル部4までフロントピラー2に沿って延在し、その車幅方向内側の辺を略直線形状としたものである。例えばこのガーニッシュ14をフロントピラー2と同色とすれば、あたかもフロントピラー2が車幅方向に拡幅したかのように見え、フロントピラー2からルーフレール3に亘って流れるようなデザインを演出できる。また、このようなガーニッシュ14は、従来露見していたセラミック部9の少なくとも一部を隠蔽することができる。これにより、セラミック部9を細く見せるか、あるいは全く見えなくなるので、精密な感じを出すことができる。
なお、隙間14aは、ワイパ10の格納位置近傍における払拭領域で揺動するワイパブレード13の先端部を収容可能であればよく、ガーニッシュ14の上部にまで形成される必要はない。そのため、ガーニッシュ14の上部は、図4に示すように、フロントウインドガラス7表面から盛り上がる盛り上がり部を形成する。その盛り上がり部は、図4に示すような切り立った縦壁部14bによって実現されてもよいし、ガーニッシュ14の車幅方向における形状を滑らかに盛り上がる形状としてもよい。
このように、隙間14aを形成する必要のない部分では盛り上がり部を形成することにより、フロントウインドガラス7からサイドウインドガラス16に回り込む流水を阻止できる。また、空力性能の悪化を防止でき、風切り音等の発生も抑制できる。更には、見栄えをよくすることにも繋がる。
なお、フロントウインドガラス7の車幅方向端部の外観ラインを、ルーフレール3とモヒカン部6との境界ラインに揃えることを考えない場合には、図5に示すように、ガーニッシュ14を、隙間14aを形成する部分だけの小型のものにしてもよい。この構成によれば、フロントピラー2とカウル部4のラインを滑らかに繋ぐデザインを提供することができる。
1 車両
2 フロントピラー
3 ルーフレール
4 カウル部
5 ルーフパネル
6 モヒカン部(ウェザーストリップ)
7 フロントウインドガラス
8 ウインドモール
9 セラミック部
10 ワイパ
11 ワイパアーム
12 ワイパ回動軸
13 ワイパブレード
14 ガーニッシュ(カバー部材)
15 ブラシ
16 サイドウインドガラス16
2 フロントピラー
3 ルーフレール
4 カウル部
5 ルーフパネル
6 モヒカン部(ウェザーストリップ)
7 フロントウインドガラス
8 ウインドモール
9 セラミック部
10 ワイパ
11 ワイパアーム
12 ワイパ回動軸
13 ワイパブレード
14 ガーニッシュ(カバー部材)
15 ブラシ
16 サイドウインドガラス16
Claims (5)
- 車体の左右一対のルーフレール前端部と下方のカウル部左右端部との間にそれぞれ延設されるフロントピラーと、
両フロントピラー間に跨って配設され、車幅方向端部が前記ルーフレール前端部の車幅方向内側よりも外側に設定されたフロントウインドガラスと、
前記カウル部において基端部が回動自在に軸支されて前記フロントウインドガラス上を摺動し、不使用時には前記カウル部に沿って格納されるワイパと、
前記フロントピラーの車幅方向内側に沿って前記フロントウインドガラスの前方に取り付けられ、前記フロントウインドガラスの少なくとも下方部における、前記ルーフレール前端部の車幅方向内側よりも外側の部分を覆うカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は、前記ワイパの格納位置近傍における払拭領域の外周部分を覆うと共に、前記フロントウインドガラス表面との間に前記ワイパの先端部を収容可能な隙間を形成することを特徴とする車両のフロントウインド構造。 - 前記カバー部材は、その車幅方向内側の辺が前記ルーフレール前端部の車幅方向内側からカウル部まで前記フロントピラーに沿って延びる略直線形状であることを特徴とする請求項1に記載の車両のフロントウインド構造。
- 前記ワイパは、同一方向に揺動する左右一対のワイパのうちの外周側ワイパであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両のフロントウインド構造。
- 前記外周側ワイパの払拭領域は、前記フロントウインドガラス中央上部に設けられる車外環境認識手段に対応する部分の領域を含むことを特徴とする請求項3に記載の車両のフロントウインド構造。
- 前記カバー部材の上部は、前記フロントウインドガラス表面から盛り上がる盛り上がり部を形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両のフロントウインド構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007288660A JP2009113629A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 車両のフロントウインド構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015066957A (ja) * | 2013-09-26 | 2015-04-13 | 富士重工業株式会社 | ワイパウォッシャ装置 |
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-
2007
- 2007-11-06 JP JP2007288660A patent/JP2009113629A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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