JP2865204B2 - ドアミラーの取付構造 - Google Patents

ドアミラーの取付構造

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JP2865204B2 JP63112106A JP11210688A JP2865204B2 JP 2865204 B2 JP2865204 B2 JP 2865204B2 JP 63112106 A JP63112106 A JP 63112106A JP 11210688 A JP11210688 A JP 11210688A JP 2865204 B2 JP2865204 B2 JP 2865204B2
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Description

【発明の詳細な説明】 a. 産業上の利用分野 本発明は、自動車のサイドドアに装着されるドアミラ
ーの取付構造に関する。
b. 従来の技術 従来より、第4図に示すようなフロントサイドドア51
にはドアミラー52が取付けられており、このドアミラー
52は一般的にウインドガラス収納部53の前方上端コーナ
部に設けられたコーナブラケット54に締付固定されるこ
とが多い。このため、コーナブラケット54は、ウインド
ガラス収納部53の上部に形成された略水平なベルトライ
ン部55よりも上方に配置されている。
c. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のドアミラーの取付構造
にあっては、ドアミラー52を取付けるコーナブラケット
54がベルトライン部55よりも上方に設けられているの
で、コーナブラケット54によって車体側方の直接視界が
妨げられ、特に車高の高いキャブオーバ型の自動車では
車体側方の視界を確保する上で好ましくなかった。一
方、ウインドガラス収納部53の内部には、降ろしたウイ
ンドガラス56を完全に収納し、かつドアハンドル、ドア
ロック等の各種機能部品を取付けることから、ベルトラ
イン部55を必要以上に下方に配置することができない。
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、上述の如き欠点を解消し得るドアミ
ラーの取付構造を提供することにある。
d. 課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明
においては、アウタパネルとインナパネルとから成り、
上部に略水平なベルトライン部を有するウインドガラス
収納部と、該ウインドガラス収納部におけるベルトライ
ン部の前後端部からそれぞれ上方に突設された前部側の
後上り傾斜部および後部側の略垂直部と、これら後上り
傾斜部および略垂直部の上端を連結する略水平上部から
成るサッシュ部と、該サッシュ部と前記ウインドガラス
収納部内に昇降自在に配設された1枚のウインドガラス
とから成るドア本体と、車両の前面において前記サッシ
ュ部の前部後上り傾斜部に沿って配設した左右のフロン
トピラー、ルーフ前縁およびフロントボディ上縁の各間
に固定支持されるフロントウインドガラスとを備えた自
動車であって、前記サッシュ部の少なくとも前部後上り
傾斜部の最後部と略水平上部の前部との交差部における
鉛直線範囲内のベルトライン部の前部を、車両側面視で
前記フロントウインドガラスの下縁部分よりも下方へ下
げた低縁部分に形成するとともに、前記ベルトライン部
の前端部における前記前部の後上り傾斜部とのコーナ部
に設けたコーナブラケットにドアミラーを取付け、かつ
該ドアミラーの下縁部を車両側面視で前記ベルトライン
部の低縁部分にほぼ合わせて配設している。
e. 実施例 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すもの
で、図において1は多目的な用途に使用される万能型の
自動車であって、この自動車1の左右両側部にはサッシ
ュ付サイドドア2が配設されている。自動車1は、板金
製のアウタパネルおよびインナパネルから成るウインド
ガラス収納部3と、このウインドガラス収納部3の上方
に形成されたサッシュ部4と、該サッシュ部4とウイン
ドガラス収納部3内に昇降自在に配設された1枚のウイ
ンドガラス5とから成るドア本体6と、車両の前面に固
定されるフロンドウインドガラス7とをそれぞれ備えて
いる。
上記ウインドガラス収納部3は、上部に略水平なベル
トライン部8を有している。また、サッシュ部4は、ウ
インドガラス収納部3におけるベルトライン部8の前後
端部8a,8bからそれぞれ上方に突設された前部側の後上
り傾斜部4aおよび後部側の略垂直部4bと、これら後上り
傾斜部4aおよび略垂直部4bの上端を連結する略水平上部
4cとから成っている。さらに、フロントウインドガラス
7は、車両の前面においてサッシュ部4の前部後上り傾
斜部4aに沿って配設した左右のフロントピラー9、ルー
フ10の前縁およびフロントボディ11の各間に固定支持さ
れている。
上記サッシュ部4の少なくとも前部後上り傾斜部4aの
最後部と略水平上部4cの前部との交差部における鉛直線
範囲内のベルトライン部8の前部は、車両側面視でフロ
ントウインドガラス7の下縁部分よりも下方へ下げた低
縁部分に形成されている。このため、ベルトライン部8
の車体前方側には、前下がりに傾斜した段差部12が設け
られている。これに伴って、ウインドガラス5は、その
前部がウインドガラス収納部3の内部に収納した状態で
ペルトライン部8の前端部8aよりも上方へ突出しないよ
うに配置形成されている。
しかも、上記ベルトライン部8の前端部8aにおけるサ
ッシュ部4の前部後上り傾斜部4aとのコーナ部は、コー
ナブラケット13が設けられ、該コーナブラケット13には
ドアミラー14が取付けられている。ドアミラー14は、図
外のミラーを保持する基体部15を有し、この基体部15を
スクリュなどにてコーナブラケット13に締付固定するこ
とにより取付けられている。また、ドアミラー14の下縁
部は、車両側面視でベルトライン部8の低縁部分にほぼ
合わせて配設されている。なお、ドアミラー14の基体部
15は車体色の同一色に形成され、かつ基体部15のフロン
トボディ11側の前面は車体前方から後方にかけて徐々に
車体外方へ向うような流線形状に形成されている。しか
して、ドアミラー14の基体部15はエンジンルームを覆う
ボンネット16のパネル面に沿って連続一体的に接続され
ている。図において、17はフロントフェンダである。
このように構成したドアミラー14の取付構造によれ
ば、コーナブラケット13およびドアミラー14が従来の取
付位置よりも前方下位に配置されているため、車両の斜
め前方および側方の直接視界とミラー視界(間接後方視
界)が良好になる。また、ウインドガラス5の前部は、
ウインドガラス収納部3の内部に収納した状態でベルト
ライン部8の前端部8aよりも上方へ突出しないように配
置されているため、ウインドガラス5の開放感が良くな
り、乗員の腕等がウインドガラス5に接触するおそれも
なく、ドアミラー14がウインドガラス5を通してではな
く、直接見えることになり、視界が良好となる。さら
に、ベルトライン部8の前部は、車両側面視でフロント
ウインドガラス7の下縁部分よりも下方へ下げた低縁部
分に形成され、ベルトライン部8の低縁部分とドアミラ
ー14の下縁部分とがほぼ合わせられて配設されているた
め、前方視界から側方視界に移動する時、ミラーが邪魔
にならず、視界が全ての方向で良くなる。
それに加えて、ドアミラー14は、従来よりも車体下方
に位置するため、ボンネット16などのボディライン(キ
ャラクタライン)と連続一体化した外観形状に形成しや
すくなり、車体色と同色にすることによってボディの一
部としてのデザインが可能となる。ドアミラー14の基体
部15の前面は流線形状に形成されているため、走行中車
体前方からの空気を写体後方へ円滑に通過させることが
できるとともに、雨天走行時にウインドガラス5に雨滴
が付着しにくくなる。
以上、本発明の一実施例につき述べたが、本発明は既
述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的
思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、既述の実施例におけるドアミラー14の基体部
15の前面形状はボンネット16のパネル面に沿って連続一
体的に形成したが、自動車の型式によっては第3図に示
す如くフロントフェンダ17のパネル面に沿って形成する
ことも可能である。また、本発明は固定式のドアミラー
14に限られず、第3図に示す可倒式のドアミラー18に適
用できることは言う迄もない。
f. 発明の効果 上述の如く、本発明に係るドアミラーの取付構造は、
アウタパネルとインナパネルとから成り、上部に略水平
なベルトライン部を有するウインドガラス収納部と、該
ウインドガラス収納部におけるベルトライン部の前後端
部からそれぞれ上方に突設された前部側の後上り傾斜部
および後部側の略垂直部と、これら後上り傾斜部および
略垂直部の上端を連結する略水平上部から成るサッシュ
部と、該サッシュ部と前記ウインドガラ収納部内に昇降
自在に配設された1枚のウインドガラスとから成るドア
本体と、車両の前面において前記サッシュ部の前部後上
り傾斜部に沿って配設した左右のフロントピラー、ルー
フ前縁およびフロントボディ上縁の各間に固定支持され
るフロントウインドガラスとを備えた自動車であって、
前記サッシュ部の少なくとも前部後上り傾斜部の最後部
と略水平上部の前部との交差部における鉛直線範囲内の
ベルトライン部の前部を、車両側面視で前記フロントウ
インドガラスの下縁部分よりも下方へ下げた低縁部分に
形成するとともに、前記ベルトライン部の前端部におけ
る前記前部後上り傾斜部とのコーナ部に設けたコーナブ
ラケットにドアミラーを取付け、かつ該ドアミラーの下
縁部を車両側面視で前記ベルトライン部の低縁部分にほ
ぼ合わせて配設したので、次のような種々の効果が得ら
れる。
すなわち、本発明の取付構造では、コーナブラケット
およびドアミラーを従来の取付位置よりも前方下位に配
置しているので、車両の斜め前方および側方の直接視界
と間接後方視界が良好になり、視認性の向上が図れる。
また、本発明の取付構造では、ウインドガラス収納部の
内部に収納した状態でベルトライン部の前端部よりも上
方へ突出しないように配置することも可能になるので、
ウインドガラスの開放感が良くなり、乗員の腕等がウイ
ンドガラスに接触するおそれもなく、ドアミラーがウイ
ンドガラスを通してではなく、直接見えることになり、
視界が良好となる。さらに、本発明の取付構造では、ベ
ルトライン部の前部を、車両側面視でフロントウインド
ガラスの下縁部分よりも下方へ下げた低縁部分に形成
し、ベルトライン部の低縁部分とドアミラーの下縁部分
とをほぼ合わせて配設しているため、前方視界から側方
視界に移動する時、ミラーが邪魔にならず、全ての方向
で良好な視界を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図は自動車の全体側面図、第2図は斜め前方
より見たドアミラー付近のサイドドアの斜視図、第3図
は斜め前方より見たドアミラー付近のサイドドアの変形
例を示す斜視図、第4図は従来のドアミラー付近のサイ
ドドアを備えた自動車を示す全体側面図である。 1……自動車、 2……サイドドア、 3……ウインドガラス収納部、 4……サッシュ部、 4a……前部後上り傾斜部、 4b……略垂直部、 4c……略水平上部、 5……ウインドガラス、 6……ドア本体、 7……フロントウインドガラス、 8……ベルトライン部、 8a……ベルトライン部の前端部、 8b……ベルトライン部の後端部、 9……フロントピラー、 10……ルーフ、 11……フロントボディ、 12……段差部、 13……コーナブラケット、 14,18……ドアミラー、 15……基体部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−199321(JP,A) 実開 昭55−171614(JP,U) 実開 昭62−84548(JP,U) 実開 昭62−6121(JP,U) 実開 昭56−14718(JP,U) 実開 昭61−187750(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウタパネルとインナパネルとから成り、
    上部に略水平なベルトライン部を有するウインドガラス
    収納部と、該ウインドガラス収納部におけるベルトライ
    ン部の前後端部からそれぞれ上方に突設された前部側の
    後上り傾斜部および後部側の略垂直部と、これら後上り
    傾斜部および略垂直部の上端を連結する略水平上部から
    成るサッシュ部と、該サッシュ部と前記ウインドガラス
    収納部内に昇降自在に配設された1枚のウインドガラス
    とから成るドア本体と、車両の前面において前記サッシ
    ュ部の前部後上り傾斜部に沿って配設した左右のフロン
    トピラー、ルーフ前縁およびフロントボディ上縁の各間
    に固定支持されるフロントウインドガラスとを備えた自
    動車であって、前記サッシュ部の少なくとも前部後上り
    傾斜部の最後部と略水平上部の前部との交差部における
    鉛直線範囲内のベルトライン部の前部を、車両側面視で
    前記フロントウインドガラスの下縁部分よりも下方へ下
    げた低縁部分に形成するとともに、前記ベルトライン部
    の前端部における前記前部の後上り傾斜部とのコーナ部
    に設けたコーナブラケットにドアミラーを取付け、かつ
    該ドアミラーの下縁部を車両側面視で前記ベルトライン
    部の低縁部分にほぼ合わせて配設したことを特徴とする
    ドアミラーの取付構造。
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