JP2000025457A - ドアミラ―の取付構造 - Google Patents

ドアミラ―の取付構造

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JP2000025457A
JP2000025457A JP11191179A JP19117999A JP2000025457A JP 2000025457 A JP2000025457 A JP 2000025457A JP 11191179 A JP11191179 A JP 11191179A JP 19117999 A JP19117999 A JP 19117999A JP 2000025457 A JP2000025457 A JP 2000025457A
Authority
JP
Japan
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belt line
door
window glass
front side
side window
Prior art date
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Pending
Application number
JP11191179A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoshi Kosaka
元志 向坂
Yuji Kataoka
祐司 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の斜め前方および側方の直接視界と間接
後方視界が良好になり、前方視界から側方視界に移動す
る時、ミラーが邪魔にならず、視認性の向上を図ること
が可能なドアミラーの取付構造を提供することにある。 【解決手段】 上縁にベルトライン8を有するドア本体
3の上部にフロントサイドウインドガラス5が昇降自在
に配設されるフロントサイドドア2と、フロントサイド
ウインドガラス5の後部にベルトライン8と略同じ高さ
のベルトライン9を有するリヤサイドウインド6と、フ
ロントウインドガラス7とを備えた自動車1において、
ベルトライン8の前部8aと後部8bに段差13を設
け、後部8bをリヤサイドウインド6のベルトライン9
と略同じ高さ位置に形成し、前部8aを後部8bよりも
下方へ下げた高さ位置に形成し、ベルトライン8の前部
8a端にドアミラー15が取付けられるコーナブラケッ
ト14を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のフロント
サイドドアに装着されるドアミラーの取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図4に示すようなフロントサ
イドドア51にはドアミラー52が取付けられており、
このドアミラー52は一般的にドア本体53の前方上端
コーナ部に設けられたコーナブラケット54に締付固定
されることが多い。このため、コーナブラケット54
は、ドア本体53の上縁に有する一直線状に形成された
ベルトライン55よりも上方に配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の取付構造にあっては、ドアミラー52を取付け
るコーナブラケット54がベルトライン55よりも上方
に設けられているので、コーナブラケット54によって
車体側方の直接視界が妨げられ、特に車高の高いキャブ
オーバ型の自動車では、車体側方の視界を確保する上で
好ましくなかった。一方、ドア本体53の内部には、ウ
インド開放時に降ろしたウインドガラス56を完全に収
納し、かつドアハンドル、ドアロック等の各種機能部品
を取付けることから、ベルトライン55を必要以上に下
方に配置することができない。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、車両の斜め前方および側方
の直接視界と間接後方視界が良好になり、前方視界から
側方視界に移動する時、ミラーが邪魔にならず、視認性
の向上を図ることが可能なドアミラーの取付構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、車体の左右両
側部に開閉自在に配設され、上縁にベルトラインを有す
るドア本体の上部にフロントサイドウインドガラスが昇
降自在に配設されるフロントサイドドアと、前記フロン
トサイドウインドガラスの後部に該フロントサイドウイ
ンドガラスのベルトラインと略同じ高さのベルトライン
を有するリヤサイドウインドと、左右両側部がフロント
ピラー間に固定され、上下部がルーフレールおよびフロ
ントボディ間に固定されるフロントウインドガラスとを
備えた自動車において、前記フロントサイドドアのベル
トラインの前部部分と後部部分に段差を設け、当該後部
部分を前記リヤサイドウインドのベルトラインと略同じ
高さ位置に形成するとともに、当該前部部分を前記後部
部分よりも下方へ下げた高さ位置に形成し、かつ前記フ
ロントサイドドアのベルトラインの前端部分にコーナブ
ラケットを設け、このコーナブラケットにドアミラーを
取付けている。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1および図2は、本発明に係るドアミラ
ーの取付構造の実施の形態を示している。図において、
1は多目的な用途に使用される万能型の自動車であり、
この自動車1の左右両側部にはサッシュ付フロントサイ
ドドア2が配設されている。このような自動車1は、板
金製のアウタパネルおよびインナパネルから成るドア本
体3と、該ドア本体3の上方に形成されたサッシュ部4
と、該サッシュ部4の内側に昇降自在に配設された1枚
のフロントサイドウインドガラス5と、該フロントサイ
ドウインドガラス5の後部側に配設されるリヤサイドウ
インド6と、車両の前面に固定されるフロントウインド
ガラス7とをそれぞれ備えている。
【0008】上記ドア本体3は上縁にフロントサイドウ
インドガラス5のベルトライン8を有し、リヤサイドウ
インド6はフロントサイドウインドガラス5のベルトラ
イン8と略同じ高さのベルトライン9を有している。ま
た、サッシュ部4は、ベルトライン8の前後部8a,8
bの端部からそれぞれ上方に突設された前部側の後上り
傾斜部4aおよび後部側の略垂直部4bと、これら後上
り傾斜部4aおよび略垂直部4bの上端を連結する略水
平上部4cとから成っている。さらに、フロントウイン
ドガラス7は、車両の前面において左右両側部がサッシ
ュ部4の前部後上り傾斜部4aに沿って配設した左右の
フロントピラー10間に固定され、上下部がルーフレー
ル11およびフロントボディ12間に固定支持されてい
る。
【0009】上記フロントサイドドア2におけるベルト
ライン8の前部8aと後部8bの部分には、前下がりに
傾斜した段差13が設けられており、ベルトライン8の
後部8bはリヤサイドウインド6のベルトライン9と略
同じ高さ位置に形成されている。このため、ベルトライ
ン8の前部8aは、段差13によって後部8bよりも下
方に下げた高さ位置に形成されている。しかも、ベルト
ライン8の前部8aは、段差13によって車両側面視で
フロントウインドガラス7の下縁よりも下方へ下げた低
縁部分に形成されている。これに伴って、ウインドガラ
ス5は、その前部がドア本体3の内部に収納した状態で
ベルトライン8の前部8aよりも上方へ突出しないよう
に配置形成されている。
【0010】しかも、上記フロントサイドドア2におけ
るベルトライン8の前部8aの前端コーナ部にはコーナ
ブラケット14が設けられ、該コーナブラケット14に
はドアミラー15が取付けられている。ドアミラー15
は、図外のミラーを保持する基体部16を有し、この基
体部16をスクリュなどにてコーナブラケット14に締
付固定することにより取付けられている。
【0011】本発明の実施の形態に係るドアミラー15
の取付構造によれば、ベルトライン8の前部8aを後部
8bよりも下方に下げた高さ位置に形成しており、コー
ナブラケット14およびドアミラー15が従来の取付位
置よりも前方下位に配置されているため、車両の斜め前
方および側方の直接視界とミラー視界(間接後方視界)
が良好になる。また、ウインドガラス5の前部は、ドア
本体3の内部に収納した状態でベルトライン8の前部8
aよりも上方へ突出しないように配置されているため、
ウインドガラス5の開放感が良くなり、乗員の腕等がウ
インドガラス5に接触するおそれもなくなり、ドアミラ
ー15がウインドガラス5を通してではなく、直接見え
ることになり、視界が良好となる。さらに、ベルトライ
ン8の前部8aは、車両側面視でフロントウインドガラ
ス7の下縁よりも下方へ下げた低縁部分に形成されてい
るため、ベルトライン8の低縁部分とドアミラー15の
下縁部分とをほぼ合わせると、前方視界から後方視界に
移動する時、ミラーが邪魔にならず、視界が全ての方向
で良くなる。
【0012】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。例えば、本発明は固定式のドアミラー
15に限られず、図3に示す可倒式のドアミラー17に
適用できることは言う迄もない。
【0013】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るドアミラーの
取付構造は、車体の左右両側部に開閉自在に配設され、
上縁にベルトラインを有するドア本体の上部にフロント
サイドウインドガラスが昇降自在に配設されるフロント
サイドドアと、前記フロントサイドウインドガラスの後
部に該フロントサイドウインドガラスのベルトラインと
略同じ高さのベルトラインを有するリヤサイドウインド
と、左右両側部がフロントピラー間に固定され、上下部
がルーフレールおよびフロントボディ間に固定されるフ
ロントウインドガラスとを備えた自動車において、前記
フロントサイドドアのベルトラインの前部部分と後部部
分に段差を設け、当該後部部分を前記リヤサイドウイン
ドのベルトラインと略同じ高さ位置に形成するととも
に、当該前部部分を前記後部部分よりも下方へ下げた高
さ位置に形成し、かつ前記フロントサイドドアのベルト
ラインの前端部分にコーナブラケットを設け、このコー
ナブラケットにドアミラーを取付けているので、次のよ
うな種々の効果が得られる。すなわち、本発明の取付構
造では、コーナブラケットおよびドアミラーを従来の取
付位置よりも前方下位に配置しているので、車両の斜め
前方および側方の直接視界と間接後方視界が良好にな
り、視認性の向上が図れる。また、本発明の取付構造で
は、ウインドガラスの前部をドア本体の内部に収納した
状態でベルトラインの前部よりも上方へ突出しないよう
に配置することも可能になるので、ウインドガラスの開
放感が良くなり、乗員の腕等がウインドガラスに接触す
るおそれもなくなり、ドアミラーがウインドガラスを通
してではなく、直接見えることになり、視界が良好とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るドアミラーの取付構
造が適用された自動車の全体を示す側面図である。
【図2】図1における自動車の斜め前方より見たドアミ
ラー付近を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の変形例に係るドアミラー
の取付構造が適用された自動車において、斜め前方より
見たドアミラー付近を示す斜視図である。
【図4】従来のドアミラーの取付構造が適用された自動
車の全体を示す側面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 フロントサイドドア 3 ドア本体 4 サッシュ部 5 フロントサイドウインドガラス 6 リヤサイドウインド 7 フロントウインドガラス 8 フロントサイドドアのベルトライン 8a ベルトラインの前部 8b ベルトラインの後部 9 リヤサイドウインドのベルトライン 10 フロントピラー 11 ルーフレール 12 フロントボディ 13 段差 14 コーナブラケット 15,17 ドアミラー 16 基体部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の左右両側部に開閉自在に配設さ
    れ、上縁にベルトラインを有するドア本体の上部にフロ
    ントサイドウインドガラスが昇降自在に配設されるフロ
    ントサイドドアと、前記フロントサイドウインドガラス
    の後部に該フロントサイドウインドガラスのベルトライ
    ンと略同じ高さのベルトラインを有するリヤサイドウイ
    ンドと、左右両側部がフロントピラー間に固定され、上
    下部がルーフレールおよびフロントボディ間に固定され
    るフロントウインドガラスとを備えた自動車において、
    前記フロントサイドドアのベルトラインの前部部分と後
    部部分に段差を設け、当該後部部分を前記リヤサイドウ
    インドのベルトラインと略同じ高さ位置に形成するとと
    もに、当該前部部分を前記後部部分よりも下方へ下げた
    高さ位置に形成し、かつ前記フロントサイドドアのベル
    トラインの前端部分にコーナブラケットを設け、このコ
    ーナブラケットにドアミラーを取付けたことを特徴とす
    るドアミラーの取付構造。
JP11191179A 1999-07-06 1999-07-06 ドアミラ―の取付構造 Pending JP2000025457A (ja)

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