JP3125994B2 - 自動車の車体構造 - Google Patents
自動車の車体構造Info
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- JP3125994B2 JP3125994B2 JP2000028522A JP2000028522A JP3125994B2 JP 3125994 B2 JP3125994 B2 JP 3125994B2 JP 2000028522 A JP2000028522 A JP 2000028522A JP 2000028522 A JP2000028522 A JP 2000028522A JP 3125994 B2 JP3125994 B2 JP 3125994B2
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- JP
- Japan
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- mounting portion
- body structure
- side door
- triangular window
- front pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体構造
に関するもので、特にコンバチブル型自動車に有用な車
体構造に関するものである。本発明は、構造に関する。
に関するもので、特にコンバチブル型自動車に有用な車
体構造に関するものである。本発明は、構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンバチブル型自動車は、ルーフレール
を一体に備えていないため、フロントピラーの上半部
(ウインドガラス取付部)に十分な強度を確保しなければ
ならない。
を一体に備えていないため、フロントピラーの上半部
(ウインドガラス取付部)に十分な強度を確保しなければ
ならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、十分な強度を
得るために、フロントピラーを太くすることは、前方視
界を妨げるので、あまり好ましくない。
得るために、フロントピラーを太くすることは、前方視
界を妨げるので、あまり好ましくない。
【0004】そこで、本発明の目的は、フロントピラー
を太くすることなく、十分な強度を確保することのでき
る自動車の車体構造を提供することにある。
を太くすることなく、十分な強度を確保することのでき
る自動車の車体構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動車の車
体構造では、フロントガラスの取付部とサイドドアの取
付部とを有するフロントピラーの後部側に三角窓を設け
た自動車の車体構造において、上記フロントガラスの取
付部とサイドドアの取付部とを補強部材により連結して
略三角形状の窓枠を形成すると共に該窓枠にガラスを嵌
め込んで三角窓を形成し、上記三角窓に対応する上記サ
イドドアの室内側側面の少なくとも一部には、上記三角
窓の窓枠に沿わせるように凹部を形成したことにある。
また、本発明は、フロントガラスの取付部とサイドドア
の取付部とを有するフロントピラーの後部側に三角窓を
設けた自動車の車体構造において、上記フロントガラス
の取付部とサイドドアの取付部とを補強部材により連結
して略三角形状の窓枠を形成してフロントピラーを補強
すると共に該窓枠にガラスを嵌め込んで三角窓を形成
し、上記三角窓の下部に左右のフロントピラーを連結し
てフロントピラーを補強するメンバの一端を固着したこ
とにある。
体構造では、フロントガラスの取付部とサイドドアの取
付部とを有するフロントピラーの後部側に三角窓を設け
た自動車の車体構造において、上記フロントガラスの取
付部とサイドドアの取付部とを補強部材により連結して
略三角形状の窓枠を形成すると共に該窓枠にガラスを嵌
め込んで三角窓を形成し、上記三角窓に対応する上記サ
イドドアの室内側側面の少なくとも一部には、上記三角
窓の窓枠に沿わせるように凹部を形成したことにある。
また、本発明は、フロントガラスの取付部とサイドドア
の取付部とを有するフロントピラーの後部側に三角窓を
設けた自動車の車体構造において、上記フロントガラス
の取付部とサイドドアの取付部とを補強部材により連結
して略三角形状の窓枠を形成してフロントピラーを補強
すると共に該窓枠にガラスを嵌め込んで三角窓を形成
し、上記三角窓の下部に左右のフロントピラーを連結し
てフロントピラーを補強するメンバの一端を固着したこ
とにある。
【0006】本発明に係る自動車の車体構造によれば、
フロントピラーに車体の後方への外力が作用しても、そ
の外力は補強部材としての窓枠を介してフロントピラー
によって受止められる。
フロントピラーに車体の後方への外力が作用しても、そ
の外力は補強部材としての窓枠を介してフロントピラー
によって受止められる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明をコン
バチブル型自動車に適用した例を示している。この自動
車では、L形のステー(補強部材)1を使用し、その一
端1aをフロントピラー2の下半部、即ちサイドドア3
の取付部2aに溶接し、他端1bをフロントピラー2の
上半部、即ちフロントウインドガラスの取付部2bに溶
接して略三角形状の窓枠を形成している。そして、ステ
ー1の中間部(自由端部)1cは、サイドドア3、即ち
車体のサイドボディと平行に配置されている。
バチブル型自動車に適用した例を示している。この自動
車では、L形のステー(補強部材)1を使用し、その一
端1aをフロントピラー2の下半部、即ちサイドドア3
の取付部2aに溶接し、他端1bをフロントピラー2の
上半部、即ちフロントウインドガラスの取付部2bに溶
接して略三角形状の窓枠を形成している。そして、ステ
ー1の中間部(自由端部)1cは、サイドドア3、即ち
車体のサイドボディと平行に配置されている。
【0008】さらに、この自動車では、両側のステー
1, 1間に、図2に示したように、インストルメントパ
ネル4等を支持するためのメンバ5を差渡し、それらの
端部を各ステー1, 1に固着させている。また、サイド
ドア3のステー1と干渉する部分3aは、図2に示した
ように、切除し、凹部Xが形成されている。
1, 1間に、図2に示したように、インストルメントパ
ネル4等を支持するためのメンバ5を差渡し、それらの
端部を各ステー1, 1に固着させている。また、サイド
ドア3のステー1と干渉する部分3aは、図2に示した
ように、切除し、凹部Xが形成されている。
【0009】なお、上記窓枠を構成するステー(補強部
材)1とフロントピラー2によって画成される空間6に
は、ガラスを嵌込むこともでき、またこの空間6に三角
窓Wを構成することもできる。また、上記実施例では、
ステー1をL形に形成しているが、このステー1はV形
でもよく、要はフロントピラー2のサイドドアの取付部
2aとフロントウインドガラスの取付部2bとに亘って
固定され、フロントウインドガラスの取付部2bに作用
する車体後方への外力を受止めるように構成されていれ
ばよい。
材)1とフロントピラー2によって画成される空間6に
は、ガラスを嵌込むこともでき、またこの空間6に三角
窓Wを構成することもできる。また、上記実施例では、
ステー1をL形に形成しているが、このステー1はV形
でもよく、要はフロントピラー2のサイドドアの取付部
2aとフロントウインドガラスの取付部2bとに亘って
固定され、フロントウインドガラスの取付部2bに作用
する車体後方への外力を受止めるように構成されていれ
ばよい。
【0010】さらにまた、上記実施例では、サイドドア
3の一部3aを切除することによって、該ドア3とステ
ー1との干渉を避けているが、ドア3の全体の高さをス
テー1の下面よりも低くしたり、ドア3の一部の高さを
ステー1の下面よりも低くして、ステー1との干渉を避
けてもよく、またステー1をドア3に干渉しない程度に
内側に設置してもよい。また、上記実施例では、本発明
をコンバチブル型自動車に適用しているが、本発明はタ
ルガルーフ, Tルーフ型自動車は勿論のこと、ルーフを
有する一般的な自動車にも適用することができる。
3の一部3aを切除することによって、該ドア3とステ
ー1との干渉を避けているが、ドア3の全体の高さをス
テー1の下面よりも低くしたり、ドア3の一部の高さを
ステー1の下面よりも低くして、ステー1との干渉を避
けてもよく、またステー1をドア3に干渉しない程度に
内側に設置してもよい。また、上記実施例では、本発明
をコンバチブル型自動車に適用しているが、本発明はタ
ルガルーフ, Tルーフ型自動車は勿論のこと、ルーフを
有する一般的な自動車にも適用することができる。
【0011】
【発明の効果】上記したように、本発明に係る自動車の
車体構造によれば、フロントピラーのフロントウインド
ガラスの取付部に車体後方への外力が作用しても、その
外力は窓枠を介してサイドドアの取付部によって受止め
られる。したがって、フロントピラーのフロントガラス
の取付部は、太くすることなく、十分な強度が確保され
る。
車体構造によれば、フロントピラーのフロントウインド
ガラスの取付部に車体後方への外力が作用しても、その
外力は窓枠を介してサイドドアの取付部によって受止め
られる。したがって、フロントピラーのフロントガラス
の取付部は、太くすることなく、十分な強度が確保され
る。
【図1】本発明にかかる車体構造を備えた自動車を概念
的に示した側面図である。
的に示した側面図である。
【図2】本発明に係る車体構造の要部を示した斜視図で
ある。
ある。
1 ステー(窓枠) 1a 一端 1b 他端 1c 中間部 2 フロントピラー 2a サイドドアの取付部 2b フロントウインドガラス(フロントガラス)の取
付部 3 サイドドア 3a 干渉部分 4 インストルメントパネル 5 インストルメントパネル支持メンバ 6 空間
付部 3 サイドドア 3a 干渉部分 4 インストルメントパネル 5 インストルメントパネル支持メンバ 6 空間
Claims (2)
- 【請求項1】 フロントガラスの取付部とサイドドアの
取付部とを有するフロントピラーの後部側に三角窓を設
けた自動車の車体構造において、上記フロントガラスの
取付部とサイドドアの取付部とを補強部材により連結し
て略三角形状の窓枠を形成すると共に該窓枠にガラスを
嵌め込んで三角窓を形成し、上記三角窓に対応する上記
サイドドアの室内側側面の少なくとも一部には、上記三
角窓の窓枠に沿わせるように凹部を形成したことを特徴
とする自動車の車体構造。 - 【請求項2】 フロントガラスの取付部とサイドドアの
取付部とを有するフロントピラーの後部側に三角窓を設
けた自動車の車体構造において、上記フロントガラスの
取付部とサイドドアの取付部とを補強部材により連結し
て略三角形状の窓枠を形成してフロントピラーを補強す
ると共に該窓枠にガラスを嵌め込んで三角窓を形成し、
上記三角窓の下部に、左右のフロントピラーを連結して
フロントピラーを補強するメンバの一端を固着したこと
を特徴とする自動車の車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000028522A JP3125994B2 (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自動車の車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000028522A JP3125994B2 (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自動車の車体構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11029736A Division JP3065062B2 (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | 自動車の車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000168619A JP2000168619A (ja) | 2000-06-20 |
JP3125994B2 true JP3125994B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=18553911
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000028522A Expired - Fee Related JP3125994B2 (ja) | 2000-02-07 | 2000-02-07 | 自動車の車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125994B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102714435B1 (ko) * | 2022-07-27 | 2024-10-07 | 하상엽 | 파티션 프레임의 결속 및 선반기능의 조립식 연결장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0407047D0 (en) * | 2004-03-29 | 2004-04-28 | Nygaard Jens H S | Passenger carrying road vehicle and a strengthening member for a passenger carrying road vehicle |
-
2000
- 2000-02-07 JP JP2000028522A patent/JP3125994B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102714435B1 (ko) * | 2022-07-27 | 2024-10-07 | 하상엽 | 파티션 프레임의 결속 및 선반기능의 조립식 연결장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000168619A (ja) | 2000-06-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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