JP2946826B2 - 車両用ハイマウントストップランプ配設構造 - Google Patents
車両用ハイマウントストップランプ配設構造Info
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- JP2946826B2 JP2946826B2 JP12108491A JP12108491A JP2946826B2 JP 2946826 B2 JP2946826 B2 JP 2946826B2 JP 12108491 A JP12108491 A JP 12108491A JP 12108491 A JP12108491 A JP 12108491A JP 2946826 B2 JP2946826 B2 JP 2946826B2
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- Japan
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- wiper blade
- mount stop
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の後方からの視
認性を向上させるとともに、外観品質を向上させたハイ
マウントストップランプ配設構造に関するものである。
認性を向上させるとともに、外観品質を向上させたハイ
マウントストップランプ配設構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のハイマウントストップランプ配設
構造としては、例えば図3又は図4に示すようなものが
ある。車室内側のリヤパーセルシェルフ2上にはハイマ
ウントストップランプ1が配設されている。このハイマ
ウントストップランプ1は、特にセダン、ハードトップ
系の車両においては、車両後方からリヤウインドウパネ
ル3を介して視認されるものであるために、車室内の天
井近傍に設ける場合には後部座席後部座席に座った人の
頭部のクリアランスを確保するように車室内の天井近傍
の後端部の後側に取付けられるエリアを確保しなければ
ならず、かかるエリアを確保しない場合にはリヤパーセ
ルシェルフ2上、つまり、リヤウインドウパネル3の下
端部近傍に配設されている。
構造としては、例えば図3又は図4に示すようなものが
ある。車室内側のリヤパーセルシェルフ2上にはハイマ
ウントストップランプ1が配設されている。このハイマ
ウントストップランプ1は、特にセダン、ハードトップ
系の車両においては、車両後方からリヤウインドウパネ
ル3を介して視認されるものであるために、車室内の天
井近傍に設ける場合には後部座席後部座席に座った人の
頭部のクリアランスを確保するように車室内の天井近傍
の後端部の後側に取付けられるエリアを確保しなければ
ならず、かかるエリアを確保しない場合にはリヤパーセ
ルシェルフ2上、つまり、リヤウインドウパネル3の下
端部近傍に配設されている。
【0003】そして、このリヤウインドウパネル3に取
付けられたリヤワイパ装置には、ワイパブレード4が、
ワイパアーム5を介して車室内の図示しない駆動手段に
接続されている。この駆動手段を駆動することにより、
ピボット軸6を中心としてリヤウインドウパネル3面上
をワイパブレード4が揺動し、払拭範囲8の払拭を行
う。
付けられたリヤワイパ装置には、ワイパブレード4が、
ワイパアーム5を介して車室内の図示しない駆動手段に
接続されている。この駆動手段を駆動することにより、
ピボット軸6を中心としてリヤウインドウパネル3面上
をワイパブレード4が揺動し、払拭範囲8の払拭を行
う。
【0004】このワイパブレード4は、その動作停止時
に、ハイマウントストップランプ1がワイパブレード4
に隠れて車両後方から見えなくならないように一定領域
3aの上側近傍の図4中実線で示す位置に、その停止位
置が設定されている。
に、ハイマウントストップランプ1がワイパブレード4
に隠れて車両後方から見えなくならないように一定領域
3aの上側近傍の図4中実線で示す位置に、その停止位
置が設定されている。
【0005】この停止位置は、ハッチバック、ワゴン系
の車両に用いられるようにリヤピラー9近傍に縦置きに
設定する事も考えられるが、セダン、ハードトップ系の
車両においては、リヤウインドウパネル3の形状が横長
なので、停止位置が中央寄りになり、後方視界の妨げと
なる。このため、上記のようにハイマウントストップラ
ンプ1の上側の停止位置に停止するように設定されてい
る。
の車両に用いられるようにリヤピラー9近傍に縦置きに
設定する事も考えられるが、セダン、ハードトップ系の
車両においては、リヤウインドウパネル3の形状が横長
なので、停止位置が中央寄りになり、後方視界の妨げと
なる。このため、上記のようにハイマウントストップラ
ンプ1の上側の停止位置に停止するように設定されてい
る。
【0006】なお、この種のものとしては、例えば実開
平1−81340号公報等に記載されたようなものがあ
る。
平1−81340号公報等に記載されたようなものがあ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来のハイマウントストップランプ配設構造にあって
は、ハイマウントストップランプ1の光線Sを遮らない
ように一定領域3aの上側にワイパブレード4の停止位
置が設定されているので、ワイパブレード4の払拭範囲
8が狭くなってしまう。
な従来のハイマウントストップランプ配設構造にあって
は、ハイマウントストップランプ1の光線Sを遮らない
ように一定領域3aの上側にワイパブレード4の停止位
置が設定されているので、ワイパブレード4の払拭範囲
8が狭くなってしまう。
【0008】又、停止しているワイパブレード4が車両
後方から丸る見えなので、外観品質が良好であるとは言
い難かった。
後方から丸る見えなので、外観品質が良好であるとは言
い難かった。
【0009】さらに、ハイマウントストップランプ1を
リヤパーセルシェルフ2上に配設した場合にはリヤパー
セルシェルフ2上のスペースが減少してしまう。
リヤパーセルシェルフ2上に配設した場合にはリヤパー
セルシェルフ2上のスペースが減少してしまう。
【0010】さらに、車室内の天井後端部近傍に設けた
場合には、該取付部にそのエリアを確保しなければなら
ない。
場合には、該取付部にそのエリアを確保しなければなら
ない。
【0011】そこで、この発明は、ハイマウントストッ
プランプの視認性を確保しつつ、ワイパブレードの払拭
範囲を広げるとともに、外観品質を向上させ、さらにリ
ヤパーセルシェルフ上のスペースを拡大したハイマウン
トストップランプ配置構造を提供することを目的とす
る。
プランプの視認性を確保しつつ、ワイパブレードの払拭
範囲を広げるとともに、外観品質を向上させ、さらにリ
ヤパーセルシェルフ上のスペースを拡大したハイマウン
トストップランプ配置構造を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる課題
に着目してなされたもので、ワイパブレードの停止位置
がリヤウインドウパネルの下端部の近傍に設定されたリ
ヤワイパ装置を備えた車両用ハイマウントストップラン
プの配設構造であって、トランクリッドの前端部に前記
リヤウインドウパネルの下端部を覆い、且つ上端が前記
ワイパブレードの停止位置より上方に位置する隠蔽部を
形成すると共に、該隠蔽部に前記ハイマウントストップ
ランプを配設した車両用ハイマウントストップランプ配
設構造を特徴としている。
に着目してなされたもので、ワイパブレードの停止位置
がリヤウインドウパネルの下端部の近傍に設定されたリ
ヤワイパ装置を備えた車両用ハイマウントストップラン
プの配設構造であって、トランクリッドの前端部に前記
リヤウインドウパネルの下端部を覆い、且つ上端が前記
ワイパブレードの停止位置より上方に位置する隠蔽部を
形成すると共に、該隠蔽部に前記ハイマウントストップ
ランプを配設した車両用ハイマウントストップランプ配
設構造を特徴としている。
【0013】
【作 用】かかる手段によれば、隠蔽部の上端の位置
は、停止位置にあるワイパブレードよりも上方にあるの
で、車両後方からはワイパブレードが隠蔽部に隠れて見
えない。
は、停止位置にあるワイパブレードよりも上方にあるの
で、車両後方からはワイパブレードが隠蔽部に隠れて見
えない。
【0014】又、隠蔽部にハイマウントストップランプ
を設けているので、ハイマウントストップランプの光線
を妨げることなく、ワイパブレードの停止位置をリヤウ
インドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出来
る。このため、ワイパブレードの払拭範囲を従来に比し
て広くする事が出来る。
を設けているので、ハイマウントストップランプの光線
を妨げることなく、ワイパブレードの停止位置をリヤウ
インドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出来
る。このため、ワイパブレードの払拭範囲を従来に比し
て広くする事が出来る。
【0015】しかも、ワイパブレードの停止位置をリヤ
ウインドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出来
るため、隠蔽部の高さはそれ程高くする必要はない。
ウインドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出来
るため、隠蔽部の高さはそれ程高くする必要はない。
【0016】この様に、トランクリッドに設けた隠蔽部
でワイパブレードを隠しているので、単なる板材等から
なる隠蔽部で隠すよりも見栄えが良好である。
でワイパブレードを隠しているので、単なる板材等から
なる隠蔽部で隠すよりも見栄えが良好である。
【0017】さらに、リヤパーセルシェルフ上にハイマ
ウントストップランプを配設する必要はなく、従来のリ
ヤパーセルシェルフ上にハイマウントストップランプを
配設していたものに比べてリヤパーセルシェルフ上のス
ペースが拡大した。
ウントストップランプを配設する必要はなく、従来のリ
ヤパーセルシェルフ上にハイマウントストップランプを
配設していたものに比べてリヤパーセルシェルフ上のス
ペースが拡大した。
【0018】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。
る。
【0019】図1ないし図2は、この発明の実施例を示
す図である。従来のハイマウントストップランプ配設構
造と同一部分については同一符号を付して説明する。
す図である。従来のハイマウントストップランプ配設構
造と同一部分については同一符号を付して説明する。
【0020】まず構成を説明すると、この実施例では、
トランクリッド11のリヤウインドウパネル側端部11
aの上面にハイマウントストップランプ12と外板部1
3a等とからなる隠蔽部13が配設されている。詳しく
は、リヤウインドウパネル側端部11aのトランクリッ
ドアウタ11bとトランクリッドレインフォース11c
との接合部分で、トランクリッドアウタ11bよりも上
方に上記隠蔽部13の下側部を構成するハイマウントス
トップランプ12のランプ部12aが配設されている。
このランプ部12aは車幅方向に上記ワイパブレード4
と略同一程度の長さを有している。そして、このランプ
部12aには車両後方に向けて透明な光透過面12bが
形成されている。また、ランプ部12aの底面部にはソ
ケット12cが配設され、このソケット12cにバルブ
12dが車両後方を向いて螺合して配設されている。
トランクリッド11のリヤウインドウパネル側端部11
aの上面にハイマウントストップランプ12と外板部1
3a等とからなる隠蔽部13が配設されている。詳しく
は、リヤウインドウパネル側端部11aのトランクリッ
ドアウタ11bとトランクリッドレインフォース11c
との接合部分で、トランクリッドアウタ11bよりも上
方に上記隠蔽部13の下側部を構成するハイマウントス
トップランプ12のランプ部12aが配設されている。
このランプ部12aは車幅方向に上記ワイパブレード4
と略同一程度の長さを有している。そして、このランプ
部12aには車両後方に向けて透明な光透過面12bが
形成されている。また、ランプ部12aの底面部にはソ
ケット12cが配設され、このソケット12cにバルブ
12dが車両後方を向いて螺合して配設されている。
【0021】さらにこのランプ部12aの上側には、隠
蔽部13の上側部を構成する外板部13aとバックプレ
ート13cとが配設されている。この外板部13aの下
端部は上記光透過面12bに接着されると共に、バック
プレート13cの下端部がランプ部12aにネジ13d
でネジ止めされている。
蔽部13の上側部を構成する外板部13aとバックプレ
ート13cとが配設されている。この外板部13aの下
端部は上記光透過面12bに接着されると共に、バック
プレート13cの下端部がランプ部12aにネジ13d
でネジ止めされている。
【0022】また、ワイパ装置のワイパブレード4の停
止位置は図1中実線で示すようにリヤウインドウパネル
3の下端部3bに設けられたモール16の近傍に設定さ
れている。
止位置は図1中実線で示すようにリヤウインドウパネル
3の下端部3bに設けられたモール16の近傍に設定さ
れている。
【0023】そして隠蔽部13の上端13bの位置は、
上記ワイパブレード4の停止位置よりも上方となるよう
に設定されている。そしてこの隠蔽部13は、車幅方向
に上記ワイパブレード4と同一よりもやや長く設定され
るとともに、車両前後方向の断面形状を略三角形とし、
長辺に該当する外板部13aの配設角度をリヤウインド
ウパネル3の配設角度と略同一としている。
上記ワイパブレード4の停止位置よりも上方となるよう
に設定されている。そしてこの隠蔽部13は、車幅方向
に上記ワイパブレード4と同一よりもやや長く設定され
るとともに、車両前後方向の断面形状を略三角形とし、
長辺に該当する外板部13aの配設角度をリヤウインド
ウパネル3の配設角度と略同一としている。
【0024】また、図1中、符号17はリヤパーセルシ
ェルフレインフォース、符号18はレインフォース、符
号19はグロメット、符号20はウエザストリップ、符
号21はダムラバー、符号22は接着剤である。
ェルフレインフォース、符号18はレインフォース、符
号19はグロメット、符号20はウエザストリップ、符
号21はダムラバー、符号22は接着剤である。
【0025】次にこの発明の実施例の作用について説明
する。
する。
【0026】今、隠蔽部13の上端13bの位置は、停
止位置にあるワイパブレード4よりも上方にあるので、
車両後方からはワイパブレード4が隠蔽部13に隠れて
見えない。
止位置にあるワイパブレード4よりも上方にあるので、
車両後方からはワイパブレード4が隠蔽部13に隠れて
見えない。
【0027】また、該隠蔽部13にハイマウントストッ
プランプ12を設けているので、ハイマウントストップ
ランプ12から出射される光線を妨げることなく、ワイ
パブレード4の停止位置をリヤウインドウパネル3の下
端部3bのモール16近傍まで下げることが出来る。こ
のため、ワイパブレード4の払拭範囲28は従来に比し
て広く設定する事が出来る。
プランプ12を設けているので、ハイマウントストップ
ランプ12から出射される光線を妨げることなく、ワイ
パブレード4の停止位置をリヤウインドウパネル3の下
端部3bのモール16近傍まで下げることが出来る。こ
のため、ワイパブレード4の払拭範囲28は従来に比し
て広く設定する事が出来る。
【0028】しかも、ワイパブレード4が上記のように
従来に比して下がった停止位置にあるので、隠蔽部13
の高さをそれ程高くする必要はない。
従来に比して下がった停止位置にあるので、隠蔽部13
の高さをそれ程高くする必要はない。
【0029】この様に、この停止位置よりも上方に上端
13bを設定して、ワイパブレード4を隠蔽部13で隠
すことができる。しかも、この隠蔽部13は車幅方向に
上記ワイパブレード4と同一よりもやや長く設定されて
いるので、ワイパブレード4を完全に隠すことが出来
る。
13bを設定して、ワイパブレード4を隠蔽部13で隠
すことができる。しかも、この隠蔽部13は車幅方向に
上記ワイパブレード4と同一よりもやや長く設定されて
いるので、ワイパブレード4を完全に隠すことが出来
る。
【0030】そして、この隠蔽部13は、例えば隠蔽部
のみでワイパブレード4を隠そうとすると一定の幅と高
さとを有する隠蔽部を用いなければならないが、もとも
と車幅方向にワイパブレード4と略同一の長さと所定の
高さとを有するハイマウントストップランプ12を隠蔽
部13に配設して下側部を構成し、該ストップランプ1
2の上側に隠蔽部13の上側部を構成する外板部13a
を配設して該隠蔽部13の上端13bの高さがワイパブ
レード4の停止位置よりも上方となるようにしている。
このため、単独で一定の大きさが必要な隠蔽部材を用い
てこれだけの高さを確保しようとするものに比べて、違
和感がなく容易に隠蔽部13の上端13bの高さを確保
することができ、見栄えが良好である。
のみでワイパブレード4を隠そうとすると一定の幅と高
さとを有する隠蔽部を用いなければならないが、もとも
と車幅方向にワイパブレード4と略同一の長さと所定の
高さとを有するハイマウントストップランプ12を隠蔽
部13に配設して下側部を構成し、該ストップランプ1
2の上側に隠蔽部13の上側部を構成する外板部13a
を配設して該隠蔽部13の上端13bの高さがワイパブ
レード4の停止位置よりも上方となるようにしている。
このため、単独で一定の大きさが必要な隠蔽部材を用い
てこれだけの高さを確保しようとするものに比べて、違
和感がなく容易に隠蔽部13の上端13bの高さを確保
することができ、見栄えが良好である。
【0031】又、隠蔽部材13にハイマウントストップ
ランプ12を設けているので、ハイマウントストップラ
ンプ12から出射される光線を妨げることなく、ワイパ
ブレード4の停止位置をリヤウインドウパネル3の下端
部3bの近傍まで下げることが出来る。このため、ワイ
パブレード4の払拭範囲28は従来に比して広く設定す
る事が出来る。しかもワイパブレード4の停止位置をリ
ヤウインドウパネル3の下端部3bの近傍まで下げるこ
とが出来るので、上記隠蔽部材13の高さもそれほど高
くする必要がなく、この点に於ても見栄えが良好であ
る。
ランプ12を設けているので、ハイマウントストップラ
ンプ12から出射される光線を妨げることなく、ワイパ
ブレード4の停止位置をリヤウインドウパネル3の下端
部3bの近傍まで下げることが出来る。このため、ワイ
パブレード4の払拭範囲28は従来に比して広く設定す
る事が出来る。しかもワイパブレード4の停止位置をリ
ヤウインドウパネル3の下端部3bの近傍まで下げるこ
とが出来るので、上記隠蔽部材13の高さもそれほど高
くする必要がなく、この点に於ても見栄えが良好であ
る。
【0032】このようにワイパブレード4が車両後方か
ら見えず、しかも、隠蔽部13の見栄えがよいので外観
品質が良好である。
ら見えず、しかも、隠蔽部13の見栄えがよいので外観
品質が良好である。
【0033】さらに、この実施例では、車室外であるト
ランクリッド11の上面に設けられた隠蔽部13にハイ
マウントストップランプ12を配設したので、後部座席
のヘッドクリアランス等の問題が解消されるとともに、
リヤパーセルシェルフ2上のスペースを拡大することが
出来る。
ランクリッド11の上面に設けられた隠蔽部13にハイ
マウントストップランプ12を配設したので、後部座席
のヘッドクリアランス等の問題が解消されるとともに、
リヤパーセルシェルフ2上のスペースを拡大することが
出来る。
【0034】なお本実施例では隠蔽部13を車幅方向に
ワイパブレード4と同一よりもやや長く設定したが、隠
蔽部13を車幅方向にトランクリッドと略同一の長さに
設定してもよい。この場合には、隠蔽部13のみがトラ
ンクリッド11上方に突出した本実施例と異なり、隠蔽
部13とトランクリッド11との一体感が生じ見栄えが
さらに向上する。
ワイパブレード4と同一よりもやや長く設定したが、隠
蔽部13を車幅方向にトランクリッドと略同一の長さに
設定してもよい。この場合には、隠蔽部13のみがトラ
ンクリッド11上方に突出した本実施例と異なり、隠蔽
部13とトランクリッド11との一体感が生じ見栄えが
さらに向上する。
【0035】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、隠蔽部の上端の位置は、リヤウインドウパネル上
のワイパブレードの停止位置よりも上方にあるので、車
両後方からはワイパブレードが隠蔽部に隠れて見えな
い。
れば、隠蔽部の上端の位置は、リヤウインドウパネル上
のワイパブレードの停止位置よりも上方にあるので、車
両後方からはワイパブレードが隠蔽部に隠れて見えな
い。
【0036】又、該隠蔽部にハイマウントストップラン
プを配設しているので、ハイマウントストップランプの
光線を妨げることなく、ワイパブレードの停止位置をリ
ヤウインドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出
来る。このため、ワイパブレードの払拭範囲を従来に比
して広くする事が出来る。
プを配設しているので、ハイマウントストップランプの
光線を妨げることなく、ワイパブレードの停止位置をリ
ヤウインドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出
来る。このため、ワイパブレードの払拭範囲を従来に比
して広くする事が出来る。
【0037】しかも、ワイパブレードの停止位置をリヤ
ウインドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出来
るため、隠蔽部の高さはそれ程高くする必要はないと共
に、該隠蔽部にハイマウントストップランプを配設して
いるので、該隠蔽部に違和感がない。このように、隠蔽
部によってワイパブレードが見えず、しかもこの隠蔽部
の見栄えがよいので外観品質が向上した。
ウインドウパネルの下端部の近傍まで下げることが出来
るため、隠蔽部の高さはそれ程高くする必要はないと共
に、該隠蔽部にハイマウントストップランプを配設して
いるので、該隠蔽部に違和感がない。このように、隠蔽
部によってワイパブレードが見えず、しかもこの隠蔽部
の見栄えがよいので外観品質が向上した。
【0038】さらに、リヤパーセルシェルフ上にハイマ
ウントストップランプを配設する必要はなく、従来のリ
ヤパーセルシェルフ上にハイマウントストップランプを
配設していたものや車室内の天井後端部近傍に設けたも
のに比べてリヤパーセルシェルフ上のスペースや、車室
内の天井後端部近傍のスペースが拡大するという実用上
有益な効果を発揮することが出来る。
ウントストップランプを配設する必要はなく、従来のリ
ヤパーセルシェルフ上にハイマウントストップランプを
配設していたものや車室内の天井後端部近傍に設けたも
のに比べてリヤパーセルシェルフ上のスペースや、車室
内の天井後端部近傍のスペースが拡大するという実用上
有益な効果を発揮することが出来る。
【図1】この発明の実施例の車両用ストップランプ配設
構造を示す図2のA−A線に沿った断面図である。
構造を示す図2のA−A線に沿った断面図である。
【図2】この発明の実施例の車両用ストップランプ配設
構造を車両後方から見た部分拡大図である。
構造を車両後方から見た部分拡大図である。
【図3】従来例の車両用ストップランプ配設構造を示
し、図4のB−B線に沿った断面図である。
し、図4のB−B線に沿った断面図である。
【図4】従来例の車両用ストップランプ配設構造を示
し、車両後方から見た部分拡大図である。
し、車両後方から見た部分拡大図である。
3 リヤウインドウパネル 3b 下端部 4 ワイパブレード 11 トランクリッド 11a 前端部 12 ハイマウントストップランプ 13 隠蔽部 13b 上端
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−221955(JP,A) 特開 平3−74243(JP,A) 実開 平1−67150(JP,U) 実開 昭56−152755(JP,U) 実開 昭61−106469(JP,U) 実開 平2−88848(JP,U) 実開 昭63−89823(JP,U) 実開 平2−128688(JP,U) 実開 昭62−105060(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/44 B60S 1/58
Claims (1)
- 【請求項1】ワイパブレードの停止位置がリヤウインド
ウパネルの下端部の近傍に設定されたリヤワイパ装置を
備えた車両用ハイマウントストップランプの配設構造で
あって、トランクリッドの前端部に前記リヤウインドウ
パネルの下端部を覆い、且つ上端が前記ワイパブレード
の停止位置より上方に位置する隠蔽部を形成すると共
に、該隠蔽部に前記ハイマウントストップランプを配設
したことを特徴とする車両用ハイマウントストップラン
プ配設構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12108491A JP2946826B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 車両用ハイマウントストップランプ配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12108491A JP2946826B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 車両用ハイマウントストップランプ配設構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04349046A JPH04349046A (ja) | 1992-12-03 |
JP2946826B2 true JP2946826B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=14802470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12108491A Expired - Fee Related JP2946826B2 (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 車両用ハイマウントストップランプ配設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2946826B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP12108491A patent/JP2946826B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04349046A (ja) | 1992-12-03 |
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