JPH05238321A - 車両後部構造 - Google Patents

車両後部構造

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Publication number
JPH05238321A
JPH05238321A JP4044143A JP4414392A JPH05238321A JP H05238321 A JPH05238321 A JP H05238321A JP 4044143 A JP4044143 A JP 4044143A JP 4414392 A JP4414392 A JP 4414392A JP H05238321 A JPH05238321 A JP H05238321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
spoiler
vehicle
storage panel
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4044143A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoteru Kato
藤 直 輝 加
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP4044143A priority Critical patent/JPH05238321A/ja
Publication of JPH05238321A publication Critical patent/JPH05238321A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異物等がミラーに付着するのを防ぐこと。 【構成】 車両ボデー1の後部とスポイラー3との間に
回動可能に配設され且つ屈曲した格納パネル9と、格納
パネル9の片側表面に固着されたミラー10とを具備
し、格納パネル9が格納された状態においては格納パネ
ル9とスポイラー3の裏面とによって形成された略密閉
空間内にミラー10が位置するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、後部にミラーを有する
車両に関するものである。
【0003】
【従来の技術】本発明に関する従来技術としては、車両
ボデーの後部に配設されたバックウインドの上部に位置
し車両ボデーに固定されるスポイラーと、スポイラーの
下方にて車両ボデーの後部に固定される後方ミラーとを
有するものが知られている。後方ミラーは常時車両外部
に露出しており、常時運転手が視界に入るようになって
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】常時運転手は後方ミラ
ーが見えるようになっている為、後方ミラーにより後方
の視界が遮られることがある。また、車両ボデーに固定
され且つ外部に露出している為、雨天時において水滴が
後方ミラーに付着してしまい、その結果、後下方の視界
が遮られてしまう。更に、後方ミラーが汚れ易く、車両
内部からは運転手に合わせた微調整が不可能である。
【0005】故に、本発明は上記の問題点を解決するこ
とをその技術的課題とするものである。
【0006】
【発明の構成】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、車両ボデ
ーの後部に配設されたバックウインドの上部に位置し車
両ボデーに固定されるスポイラーを有する車両後部構造
において、回動中心がスポイラーのバックウインド側に
向かって延在する先端部近傍の車両前方側に位置し、車
両ボデーの後部とスポイラーとの間に回動可能に配設さ
れ且つ屈曲した格納パネルと、格納パネルの使用状態に
おいてバックウインドに対向する格納パネルの片側表面
に固着されたミラーと、回動中心を中心として格納パネ
ルを回動させる駆動装置とを具備し、格納パネルが格納
された状態においては格納パネルとスポイラーの内側面
とによって形成された略密閉空間内にミラーが位置する
ようにしたことである。
【0008】
【作用】上記の技術的手段によれば、不必要時において
格納パネル表面上に固着されたミラーの全表面はスポイ
ラーに覆われている為、車両の後下方の視界が向上する
と共に、雨天時において水滴,異物等がミラーに付着す
る恐れは無くなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0010】図1は、本発明による車両後部構造を有す
る車両の斜視図であり、図2は、図1のX−X線断面図
である。
【0011】図1に示されるように、車両ボデー1の後
部にはバツクウインド2が配設されている。このバツク
ウインド2の上部には車両ボデー1に固定されたスポイ
ラー3が配設されており、スポイラー3の最後方に位置
する部分の略中央には、ストップランプ4が配設されて
いる。
【0012】図2に示されるように、スポイラー3は、
車両ボデー1の車両屋根部上に位置する本体部3aと、
車両ボデー1の車両後部上に位置するウイング部3bと
が一体に形成されて構成されており、本体部3aは固定
手段(図示せず)を介して車両ボデー1に固定され、ウ
イング部3bは固定手段(図示せず)を介して車両ボデ
ー1に固定されている。スポイラー3のウイング部3b
の裏側には空間部5がスポイラー3の車両巾方向全域に
おいて形成されている。この空間部5内にはハウジング
6が接着剤及び両面テープによりスポイラー3のウイン
グ部3bに固定されて配設されている。このハウジング
6の一部分には貫通穴部6aが形成されており、ストツ
プランプ4が配設されている。このストップランプ4
は、後方車両の追突を防いでいる。又、図2に示される
ように、ハウジング6の図示左端には、カバー8がビス
止めされており、このカバー8は空間部5図示下方から
のスポイラー3の見栄えを向上させると共に、スポイラ
ー3のウイング部3bの婉曲部分の剛性を向上させてい
る。
【0013】カバー8と車両ボデー1との間には、格納
パネル9が図示Aを中心として回動可能に配設されてお
り、その回動中心Aは、スポイラー3のバックウインド
2側に向かって延在する先端部3c近傍の車両前方側に
位置するようになっている。
【0014】更に、格納パネル9は、スポイラー3のウ
イング部3b及び車両ボデー1後方に配設されたリアワ
イパー12に接触しないように図示Bにて屈曲してお
り、本体部9aと中心A近傍に位置する支点部9bとに
分割されている。格納パネル9の使用状態においてバッ
クウインド2側に対向する本体部9aの片側表面には、
ミラー10が固着されている。更に、格納パネル9は、
モータ等の駆動手段(図示せず)により図2に示すよう
に回動し、その位置が調整できるようになっている。格
納パネル9が格納された状態においては、格納パネル9
とスポイラー3のウイング部3bの内側面とによって略
密閉空間が形成され、この略密閉空間内にミラーが位置
するようになっている。この為、雨天時等のミラー10
を必要とされない場合には、ミラー10に水滴等の異物
が付着する恐れはなくなり、車両後方の視界が向上す
る。
【0015】ここで、図1に示されるように車両後部に
スペアタイヤ15等が配設されている場合には、図2に
示されるようにミラー10の表面に球面ミラー11を配
設することも可能である。従って、この球面ミラー11
により、車両の後下方の視界が向上する。
【0016】図3は、スポイラーの裏面図である。
【0017】図3に示されるように、格納パネル9の車
両巾両端には、フランジ部10が形成されており、格納
時において見栄えを向上させている。又、図3におい
て、カバー8と車両巾方向に配設されたハウジング6b
との間には、カバー13がハウジング6にビス止めされ
ている。このカバー13内のハウジング6の貫通穴部6
aには、前述の駆動装置が設けられている。尚、カバー
13から外方にストップランプ4用の配線を出すことも
可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0019】格納パネルが必要とされない場合には、ミ
ラーの全表面がスポイラーに覆われるように、格納パネ
ルが格納される為、後下方の余分な視界が見えず、車両
後方の視界が向上する。また、雨天時において雨がミラ
ーに付着する危険性はないと共に、異物等が付着し難く
なり、後方の視界が向上する。更に、駆動装置により回
転可能に作動される為、運転席から運転手に合わせて角
度を調整することが可能になる。
【0020】格納パネルが必要とされない場合には、ミ
ラーの全表面がスポイラーに覆われるように、格納パネ
ルが格納される為、見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両後部構造を有する車両の斜視
図である。
【図2】図1に示すX−X線断面図である。
【図3】スポイラーの裏面図である。
【符号の説明】
1 車両ボデー 2 バツクウインド 3 スポイラー 3c スポイラーの先端部 9 格納パネル 10 ミラー 11 球面鏡 A 回動中心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両ボデーの後部に配設されたバックウ
    インドの上部に位置し前記車両ボデーに固定されるスポ
    イラーを有する車両後部構造において、 回動中心が前記スポイラーの前記バックウインド側に向
    かって延在する先端部近傍の車両前方側に位置し、前記
    車両ボデーの後部と前記スポイラーとの間に回動可能に
    配設され且つ屈曲した格納パネルと、 該格納パネルの使用状態において前記バックウインドに
    対向する前記格納パネルの片側表面に固着されたミラー
    と、 前記回動中心を中心として前記格納パネルを回動させる
    駆動装置とを具備し、 前記格納パネルが格納された状態においては前記格納パ
    ネルと前記スポイラーの内側面とによって形成された略
    密閉空間内に前記ミラーが位置するようにしたことを特
    徴とする車両後部構造。
  2. 【請求項2】 球面ミラーが前記ミラーの表面に固着さ
    れることを特徴とする請求項1記載の車両後部構造。
JP4044143A 1992-02-29 1992-02-29 車両後部構造 Pending JPH05238321A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4044143A JPH05238321A (ja) 1992-02-29 1992-02-29 車両後部構造

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JP4044143A JPH05238321A (ja) 1992-02-29 1992-02-29 車両後部構造

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JPH05238321A true JPH05238321A (ja) 1993-09-17

Family

ID=12683422

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4044143A Pending JPH05238321A (ja) 1992-02-29 1992-02-29 車両後部構造

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JP (1) JPH05238321A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6979089B2 (en) * 2004-02-23 2005-12-27 Lowell Martinson Multi-view mirror assembly for a vehicle
JP2008307909A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車用リヤスポイラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6979089B2 (en) * 2004-02-23 2005-12-27 Lowell Martinson Multi-view mirror assembly for a vehicle
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