JP2008505020A - パノラマ的ウインドスクリーンを拭く装置 - Google Patents

パノラマ的ウインドスクリーンを拭く装置 Download PDF

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Abstract

横方向正面中央部分(14)、および2箇所の側面部分(16)を有する、ガラスパネル(12)を拭く機構の装置に関し、ガラスパネル(12)の正面部分(14)用の正面拭き部材(24)と、軸(B)の回りに回動するように取付けられる、ガラスパネル(12)の横方向部分(16)用の横方向拭き部材(30)と、ガラスパネル(12)の付随する部分(14、16)の交互掃引動作で、正面拭き部材(24)と側面拭き部材(30)を駆動する手段(26)とを備えている。本発明は、横方向拭き部材(30)の回動軸(B)が、付随する横方向部分(16)の後方端末縁部(16a)に近接して配置されていることを特徴とする。

Description

本発明は、主に横方向に配置されている正面中央部分、および上述の正面部分の横方向端部から後部へ向けて縦方向に延びる2箇所の側面部分を有する、U形状に曲げられる自動車のガラスパネルを拭く装置を提供するものであり、この装置は、
上述のガラスパネルの少なくとも上述の正面部分を拭く少なくとも1個の正面ブレードと、
上述のガラスパネルの1箇所の側面部分を拭く少なくとも1個の側面ブレードであって、上述のガラスパネルの上述の付随する側面部分へ全体が直交する回動軸の回りに回動するように取付けられる少なくとも1個の側面ブレードと、
上述のガラスパネルの上述の付随する部分を通して、交互掃引動作で、上述の正面ブレードと側面ブレードを駆動する手段とを備えている。
現在の一部の自動車は、「パノラマ的」として知られる型式のフロントウインドスクリーンを備え、そのフロントウインドスクリーンは、垂直面に対して後方へ傾斜する正面横方向中央部分と、後方へ向けて延びる2箇所の側面部分と、側面部分をウインドスクリーンの中央部分の側端部へ連結する2箇所の湾曲した部分とを備える、「U」の形状に曲げられたウインドスクリーンである。
ウインドスクリーンのサポートフレームの直立部材は、ウインドスクリーンの中央部分の背後に位置し、ドライバの視界の外側にある。そのため、直立部材は、ドライバが運転しているときに、ドライバの邪魔にならない。
ウインドスクリーンの側面袖部分は、ドライバの視界内に位置しているので、定期的に清浄化しなければならない。
パノラマ的フロントウインドスクリーンと、ウインドスクリーンの中央部分を拭く正面拭きブレード、および側面袖部分を拭くのみならず、湾曲した連結部分と、ウインドスクリーンの中央部分も拭く側面拭きブレードを有するウインドスクリーン用の拭き機構とを備える自動車は知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この目的のために、それぞれの側面ブレードは、ウィンドスクリーンの付随する湾曲した連結部分の下端縁部と同じ高さに位置する軸の回りに、ウインドスクリーンに対して回動するように取付けられている。
かくして、中央部分の部位は、同一の掃引サイクルの間に、中央ブレードにより、ついで、側面ブレードにより2回拭かれる。
しかし、ウインドスクリーンの中央部分のこの頻繁な拭きは、中央部分の部位を拭くときに、側面ブレードの全体がドライバの視界に入るのも必要とするので、ドライバが運転しているときに、ドライバの注意を散漫にさせるという危険がある。
文書US−A−2,827,653
本発明の目的は、「パノラマ的」ウインドスクリーン拭きシステム用の装置を提供することにあり、この装置は、ウインドスクリーンの側面拭き用の少なくとも1個の側面拭きブレードを備え、かつ拭きサイクル中に、ドライバの注意が散漫するのを防止するように位置決めされている。
この目的のために本発明は、側面ブレードの回動軸が、付随する側面部分の後方縁部近くに配置されていることを特徴とする、上述の型式の拭き機構を提供するものである。
本発明の特徴によれば、
側面ブレードの回動軸は、側面部分の下端後方隅部と高さが同一に配置され、
側面ブレードの駆動手段は、正面ブレードの駆動手段とは異なり、
それぞれの側面ブレードの駆動手段は、側面部分の上述の下端後方隅部と同一の高さに配置され、
拭き機構は、正面ブレードの駆動手段を制御する電子機器、および側面ブレードを制御する電子機器を備え、
側面ブレードの駆動手段を制御する機器は、正面ブレードの駆動手段を制御する機器とは別個のものであり、
側面ブレードの駆動手段を制御する機器は、正面ブレードの駆動手段を制御する機器に依存し、
側面ブレードと正面ブレードは、ガラスパネルの同一の部位を拭くことができ、かつ側面ブレードの駆動手段を制御する機器は、それらのブレードのそれぞれの掃引動作中に、側面ブレードが正面ブレードと衝突するのを防止する手段を備え、
側面ブレードは、側面部分の1箇所の縁部に沿って延びる静止位置を占め、
側面部分は、ほぼ水平の下端縦方向縁部により限界が定められ、かつ側面ブレードは、静止位置にあるとき、側面部分の上述の下端縁部に沿って延び、
ガラスパネルは、自動車の周辺サポート構造部材へ装着され、および側面ブレードの駆動手段は、サポート構造部材に設けられる補完ハウジング内に収容され、
ハウジングは、サポート構造部材の外面上に開放し、かつハウジングの開口部は、自動車の車体の構成部材の外面同一面上にある封止プレートにより閉塞され、
封止プレートは、障害物を検出するため、または後方を見るための電子機器を備え、
側面ブレードの駆動手段は、障害物を検出するため、または後方を見るための電子機器を備え、
電子検出機器は、封止プレートに対して外側へ向けて突出し、
側面ブレードは、静止位置にあるとき、側面部分の下端部と、側面部分の上述の下端部の反対側に位置する自動車の車体構成部材の一部分とにより、横方向に限界が定められているハウジング中に引込まれるようになっている。
本発明の他の特徴と利点は、添付図面を参照してなされる下記の詳細な説明を読めば明らかになると思う。
本発明の説明にあたり、符号V、L、Tにより、図における垂直方向、水平方向および横方向を示すものとする。
前部方向および後部方向も、それぞれ、自動車の前方および後方を、非限定的に示す。
下記の説明において、同一、同様、または類似の構成部材には、同一の符号を付してある。
図1には、自動車10の正面部分が示され、この部分は、後方へ向けて開放する「U」の形状に全体が曲げられている正面ガラスパネル12、すなわち、ウインドスクリーンを備えている。
ウインドスクリーン12は、主に横方向を向き、かつこの場合には、垂直横方向平面に関して後方へ向かって傾斜する正面中央部分14と、正面部分14に関して後方へ向かって延び、かつ正面部分14のいずれかの側面に、横方向に位置する2箇所の側面部分16、すなわち袖部分と、正面部分14の横方向一端部を、付随する側面袖部分16へ、それぞれ連結する2箇所の湾曲した部分18とを備えている。
この場合、各側面袖部分16は、全体が縦方向と垂直方向の平面内で延びている。しかし、本発明は、この型式のパノラマ的ウインドスクリーン12に限定されず、また側面袖部分16は、この垂直縦方向平面に関して傾斜していてもよい。
自動車10には、ウインドスクリーン12を拭く機構も設けられている。この機構は、ウインドスクリーンの正面部分14用の正面拭きシステム20、およびウインドスクリーン12のそれぞれに側面袖部分16用の側面拭きシステム22とを備えている。
この場合、正面拭きシステム20には、軸Aの回りに回動するように取付けられた単一の正面ブレード24が設けられ、その軸Aは、ウインドスクリーン12の正面部分14に対し、全体として直交し、かつ正面部分14の下端右側隅部と高さが同一であるように位置決めされている。しかし、この正面拭きシステム20は、より多くの数の正面ブレード24を備えることができ、それらのブレードの回動軸は、本発明の範囲から逸脱することなく、正面部分14の下端縁部14iに沿って配列されることがある。
正面拭きシステム20は、自動車10の車体28の下に隠される軸Aの回りに回動するように、正面ブレード24を駆動する手段26も備えている。
以下の説明は、図1に示すように、自動車10の右側に位置する側面袖部分16に付随する側面拭きシステム22について行う。側面拭きシステム22は左右同一であるので、この説明は、反対側の拭きシステム22にも同様の態様で適用しうることは理解されると思う。
図2において一層詳細に分かるように、側面拭きシステム22は、側面袖部分16へ全体が直交する軸Bの回りに回動するように取付けられている側面ブレード30と、および軸Bの回りに交互掃引動作で側面ブレードを駆動する手段とを備えている。
本発明によれば、側面ブレード30の回動軸Bは、側面袖部分16の後端部の縁部16aの近くに配置されている。本発明の好ましい実施態様によれば、側面ブレード30の回動軸Bは、側面袖部分16の後端部の縁部16aの下端部と同一の高さに配置されている。すなわち、側面袖部分16の下端後方隅部16bと同じ高さで配置され、また側面袖部分16は、後端部の縁部16aと、および側面袖部分16の下端縦方向縁部16iとにより、限界が定められている。
このようにして、側面袖部分16上を掃引するとき、側面ブレード30の端部の一部分だけが、ドライバの視界の一部分を通過するので、予想される注意放漫は制限される。
本発明によれば、側面ブレード30の駆動手段32は、正面ブレード24の駆動手段26とは、機械的に別個のものである。
すなわち、側面ブレード30の駆動手段32は、小型のアクチュエータ(図示されない)を備え、また正面ブレード24の駆動手段26と、側面ブレード30の駆動手段32との間に、力を伝達する手段は備えていない。
そのため、側面ブレード30の駆動手段32も、下端後方隅部16bと同じ高さに配置されている。
側面袖部分16は、全体として、垂直で縦方向であるので、雨水は、自動車が移動しているときに、外面16s上に蓄積されることなく、自動車が静止しているときにだけ蓄積される。
さらに、側面袖部分16の外面16sは、自動車10が静止しているときに、ダストまたは炭化水素の跳ねかけ物のような種々の汚染物で覆われることが多い。
本発明によれば、側面ブレード30の駆動手段32と正面ブレード24の駆動手段26は、互いに別個のものである電子制御機器(図示されない)により制御される。
本発明の第1の態様によれば、側面ブレード30の駆動手段32を制御する電子機器は、正面ブレード24の駆動手段26を制御する電子機器に依存する。
ついで、側面袖部分16の側面ブレード30の掃引サイクルは、正面部分14の正面ブレード24の掃引と同期して行われる。
たとえば、2個の電子制御機器は、たとえば、雨水センサにより、または自動車10の乗員室の内側に配置されるスイッチにより、同時に起動され、かつドライバにより起動される。
かくして、側面ブレード30の駆動手段32を制御する電子機器は、同一の期間中に正面ブレードにより実施される掃引サイクルの数と異なる数の掃引サイクルを実施するようにプログラムされ、また側面ブレード30のこのサイクル数は、好ましくは、正面ブレードのサイクル数よりも少ない。
これにより、一方では、側面ブレード30の寿命を増加でき、他方では、側面ブレード30がドライバの視界を通過する回数を制限できる。
本発明の他の態様によれば、側面ブレード30の駆動手段32を制御する電子機器は、正面ブレード24の駆動手段26を制御する電子機器とは別個のものである。
ついで、側面袖部分16上の側面ブレード30の掃引サイクルは、ウインドスクリーン12の正面部分14上の正面ブレード24の掃引とは別個に実施され、かつ側面ブレード30の駆動手段32を制御する電子機器は、正面ブレード24の駆動手段26を制御する電子機器を起動するのに使用されるもの以外のスイッチにより起動される。
図に示す本発明の実施態様によれば、正面ブレード24と側面ブレード30は、相互に別個のものである。すなわち、互いに重ならない、正面部分14の部位34と側面袖部分16の部位36を拭く。
本発明による拭き機構の別の実施態様(図示していない)によれば、正面ブレード24と側面ブレード30により拭かれる部位34と36は、特に、湾曲した部分18において重なる。すなわち、正面ブレード24と側面ブレード30がウインドスクリーン12の同一の部位を拭くことができる部分において重なる。
かくして、正面ブレード24と側面ブレード30の駆動手段26と32を制御する電子機器が互いに依存するか、または依存しないかには関係なく、正面ブレード24と側面ブレード30は、ウインドスクリーン12を横断して移動するときに、互いに、接触することがある。
この接触は、ブレード24と30との少なくともいずれかを損傷し、かつ結果として生じる騒音がドライバの注意を散漫にするリスクがあるので、避けるべきである。
この接触を避けるために、本発明によれば、側面ブレード30の駆動手段32を制御する電子機器は、正面ブレード24の到達範囲に関して、側面ブレード30の到達範囲を限定する、所謂「衝突防止」手段を備えている。
ウインドスクリーンは、側面拭きシステム22も支承する周辺サポートフレーム38の手段により、自動車10の車体へ装着されている。
図2において分かるように、側面拭きシステム22の周辺サポートフレーム38への装着は、側面ブレード30の駆動手段32により実現され、その手段は、このサポートフレーム38に少なくとも部分的に配置されるハウジング40内に収容される。
ハウジング40は、駆動手段32をほぼ補完する形状を有し、かつ側面袖部分16の下端後方隅部16bと同一の高さに配置されている。
側面ブレード30の駆動手段32は、自動車10の外側から設置される。この目的のために、ハウジング40は、サポートフレーム38の外面38e上で、外方へ開放している。
さらに、ハウジング40は、側面袖部分16上で部分的に外方にも開放している。そのため、側面袖部分の下端後方隅部16bは、ハウジング40の開口部を補完する形状を有する切取り部分を備えている。
ハウジング40は、側面ブレード30用の駆動シャフト(図示されない)を通過させる孔44を有する封止プレート42により、耐水的に閉塞されている。
自動車10は、側面袖部分16の一部分とサポートフレーム38の一部分を覆う外部覆い、すなわち、車体28を備えている。
この本体28すなわち覆い部材は、ハウジング40の封止プレート42を補完する形状を有し、ハウジング40と対向する開口部を備えている。
かくして、封止プレート42が閉止位置にあるとき、その外面42eは、覆い部材の外面と同一面とになる。
上述のように、側面ブレードの回動軸Bは、側面袖部分16の下端後方隅部16bと同一の高さで配置される。したがって、側面ブレード30により拭かれる部位36は、全体が円板の一部分のように形状が決められ、側面ブレード30の端部角度方向位置は、側面袖部分16の後端部16aの縁部と下端縦方向縁部16iとに沿って、全体が位置決めされる。
本発明によれば、側面拭きシステム22が作動していないとき、側面ブレード30が、図2に示される静止位置にあり、その位置において、側面ブレード30は、側面袖部分16の縁部16aと、および好ましくは、下端縦方向縁部である縁部16iとに沿って延びている。
さらに、自動車の外観を改善するために、側面袖部分16の下端縦方向縁部16iを覆う覆い部材(図示されない)の一部分は、側面袖部分16の下端部と共に、上端へ向けて開放するハウジングを形成するように、側面袖部分16から離間して横方向に延びている。
かくして、覆い部材により形成されるハウジングは、側面ブレード30が静止位置にあるときに、そのブレードを保持する。そのため、そのハウジング中に引込まれる側面ブレード30は、もはや目視されないし、かつ種々の外部からの有害な作用から保護される。
本発明の別の実施態様によれば、側面袖部分16の側面拭きシステム22は、自動車付属部材、とりわけ、方向指示灯や電子検出機器を含む自動車の装置モジュールを形成している。
電子検出機器46は、たとえば、ドライバの視界外にある物体または自動車を検出できるレーダ機器である。
本発明の別の実施態様によれば、検出機器46は、自動車の外側に取付けられるカメラであり、そのカメラは、自動車の乗員室内の表示装置へ連結されている。
このデジタルカメラ46は、衝突の場合に歩行者を傷つける危険がある、かさばった部材である従来の外側後写鏡に取って代わるように設計される。
そのカメラは、車体28に関して自動車10の外側へ向けて突出すように設置されるが、その小さいサイズにより、歩行者と接触する危険が減少される。
この場合、図3において分かるように、カメラ46は、ハウジング40の封止プレート42により支承される。
しかし、側面拭きシステム22の別の実施態様によれば、カメラ46は、側面ブレード30の駆動手段32により保持される。すなわち、封止プレート42へ直接連結されない。
本発明の他の別の実施態様によれば、側面拭きシステム22は、清浄化流体を噴霧する手段(図示されない)を備え、それにより、乾燥したほこりを除去できる。
この噴霧手段は、側面袖部分16の下端後方隅部16bと同一の高さで配置される単純なノズルから構成されるか、または側面ブレード30により支承される公知の種類の噴霧レールから構成される。
以上本発明を、ウインドスクリーン12の側面袖部分16に付随する側面ブレード30を備える拭き機構に関して説明してきた。
しかし、本発明は、この実施態様に限定されないこと、および拭き機構は、ウインドスクリーン12の単一の側面袖部分16、特にドライバの近くに位置する側面袖部分16へ付随する側面ブレードを備えることができることは理解されると思う。
さらに、正面拭きシステム20は、正面部分14に関して回動するように取付けられる1個以上の正面ブレード24を備えるものとして説明してきた。しかし、本発明は、正面拭きシステム20のこの実施態様に限定されず、また本発明は、ウインドスクリーン12の正面部分14に関して、直線状移動に従って移動自在である1個以上の正面ブレードを備えることができることは理解されると思う。
最後に、本発明に従う拭き機構を、自動車10の正面ウインドスクリーンへ装着されるものとして説明されてきた。しかし、本発明は、自動車の他のパノラマ的ガラスパネル、たとえば、後方ガラスパネルにも適用できることが理解されると思う。
パノラマ的ウインドスクリーンと、および本発明に従ってウインドスクリーンを拭く機構とを備える自動車の正面部分の概略透視図である。 ウインドスクリーンの側面袖部分と、および図1に具体的に示される付随する側面ブレードとの拡大した詳細透視図であり、側面ブレードの駆動手段の位置決めを示す図である。 電子検出機器を含む封止プレートの拡大した詳細な後方透視図である。
符号の説明
10 自動車
12 正面ガラスパネル
14 正面中央部分
14i 下端縁部
16 側面袖部分
16a 縁部
16b 下端後方隅部
16i 下端縦方向縁部
16s 外面
18 湾曲した部分
20 正面拭きシステム
22 側面拭きシステム
24 正面ブレード
26 正面ブレード駆動手段
28 車体
30 側面ブレード
32 側面ブレード駆動手段
34 部位
36 部位
38 周辺サポートフレーム
38e 外面
40 ハウジング
42 封止プレート
42e 外面
44 穴
46 電子検出機器
A 軸
B 軸
L 縦方向
T 横方向
V 垂直方向

Claims (16)

  1. 主に横方向に配置されている正面中央部分(14)、および前記正面部分(14)の横方向端部から後部へ向けて縦方向に延びている2箇所の側面部分(16)を有する、U状に曲げられている自動車(10)のガラスパネル(12)を拭く装置であって、
    前記ガラスパネル(12)の少なくとも前記正面部分(14)を拭く少なくとも1個の正面ブレード(24)と、
    前記ガラスパネル(12)の1箇所の側面部分(16)を拭く少なくとも1個の側面ブレード(30)であって、前記ガラスパネル(12)の前記付随する側面部分(16)へ全体が直交する回動軸(B)の回りに回動するように取付けられる少なくとも1個の側面ブレード(30)と、
    前記ガラスパネル(12)の前記付随する部分(14、16)を通して、交互掃引動作で、前記正面ブレード(24)と前記側面ブレード(30)を駆動する手段(26、32)とを備える装置において、
    前記側面ブレード(30)の回動軸(B)は、前記付随する側面部分(16)の後端部の縁部(16a)の近くに配置されていることを特徴とする装置。
  2. 前記側面ブレード(30)の回動軸(B)は、前記側面部分(16)の下端後方隅部(16b)と同じ高さに位置していることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記側面ブレード(30)の駆動手段(32)は、前記正面ブレード(24)の駆動手段(26)と異なっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記側面ブレード(30)それぞれの前記駆動手段(32)は、前記側面部分(16)の下端後方隅部(16b)と同じ高さで配置されていることを特徴とする、請求項2と組合せた請求項3に記載の装置。
  5. 前記拭き機構は、前記正面ブレード(24)の駆動手段(26)を制御する電子機器、および前記側面ブレード(30)の駆動手段(32)を制御する電子機器を備えていることを特徴とする、請求項3または4に記載の装置。
  6. 前記側面ブレード30それぞれの駆動手段(32)を制御する機器は、前記正面ブレード(24)の駆動手段(26)を制御する機器とは別個のものであることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記側面ブレード(30)の駆動手段(32)を制御する機器は、前記正面ブレード(24)の駆動手段(26)を制御する機器に依存していることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  8. 前記側面ブレード(30)と正面ブレード(24)は、前記ガラスパネル(12)の同一の部位を拭くことができるようになっている、請求項5〜7のいずれかに記載の装置において、前記側面ブレード(30)の駆動手段(32)を制御する前記機器は、ブレードのそれぞれの掃引動作中に、前記側面ブレード(30)が、前記正面ブレード(24)と衝突するのを防止する手段を備えていることを特徴とする装置。
  9. 前記側面ブレード(30)は、前記側面部分(16)の1箇所の縁部(16i、16a)に沿って延びる静止位置を占めていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の装置。
  10. 前記側面部分(16)は、ほぼ水平の下端縦方向縁部(16i)により限界が定められている、請求項9に記載の装置において、前記側面ブレード(30)は、静止位置にあるとき、前記側面部分(16)の下端縁部(16i)に沿って延びていることを特徴とする装置。
  11. 前記ガラスパネル(12)が、自動車(10)の周辺サポート構造部材(38)へ装着されている、請求項1〜10のいずれかに記載の装置において、前記側面ブレード(30)の駆動手段は、前記サポート構造部材(38)に設けられる補足ハウジング(40)内に収容されていることを特徴とする装置。
  12. 前記ハウジング(40)は、前記サポート構造部材(38)の外面(38e)上に開放し、かつ前記ハウジング(40)の開口部は、前記自動車(10)の車体(28)の構成部材の外面と同一面上にある封止プレート(42)により閉塞されていることを特徴とする、請求項11に記載の装置。
  13. 前記封止プレート(42)は、障害物を検出するため、または後方を見るための電子機器(46)を備えていることを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記側面ブレード(30)の駆動手段(32)は、障害物を検出するため、または後方を見るための電子機器を備えていることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の装置。
  15. 電子機器(46)は、前記封止プレート(42)から外側へ向けて突出していることを特徴とする、請求項13または14に記載の装置。
  16. 前記側面ブレード(30)は、静止位置にあるとき、前記側面部分(16)の下端部、および前記側面部分(16)の下端部の反対側に位置する前記自動車(10)の車体構成部材(28)の一部分とにより、横方向の限界が定められているハウジング中に引込みうることを特徴とする、請求項11と組合せた、請求項12〜15のいずれかに記載の装置。
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