JPH0338045Y2 - - Google Patents

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JPH0338045Y2
JPH0338045Y2 JP1984175048U JP17504884U JPH0338045Y2 JP H0338045 Y2 JPH0338045 Y2 JP H0338045Y2 JP 1984175048 U JP1984175048 U JP 1984175048U JP 17504884 U JP17504884 U JP 17504884U JP H0338045 Y2 JPH0338045 Y2 JP H0338045Y2
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JP
Japan
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door mirror
wiper
side window
folded
window panel
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JP1984175048U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用ドアミラーワイパに係り、特
に可倒式ドアミラーを折り畳んだ場合にミラーと
サイドウインドウガラスとを同時に払拭できる自
動車用ドアミラーワイパに関する。
〔従来の技術〕
近年、第4図に示すように、ドアミラー1を装
着した車両が多く出回つている。そして、このよ
うなドアミラー1の多くはフエンダミラーの場合
よりも、より車体2外方へ突出することとなるた
め、歩行者に対する安全等の観点から、駐車時に
は格納しておくことができるように可倒式に形成
されている(例えば日産自産車(株)発行「ニツサン
ローレル〈C32型車〉サービス周報」参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来より、第5図に示すように、雨
天走行時にサイドウインドウガラス3及びドアミ
ラー4に雨滴が付着した場合には、ドアミラー4
により後方を視認しにくく後方視界が大きく減殺
されてしまい安全な走行が困難となる場合があつ
た。この場合、車両走行中にサイドウインドウガ
ラス3の外表面3a及びドアミラー4のミラー表
面5を拭くことは難しく、その都度停車して拭く
しかなく極めて煩雑である、という不具合が存し
ていた。
そこで、本考案の目的は、車両走行中であつて
も容易かつ迅速にサイドウインドウガラスの外表
面及びドアミラーのミラー表面を払拭することが
でき、常に後方視界を確保し安全走行を可能とす
る自動車用ドアミラーワイパを提供することにあ
る。
〔本考案の技術的手段〕
かかる目的達成のため本考案にあつては、可倒
式ドアミラーの取付基部に装着されると共にワイ
パブレードに設けられたブレードラバーはドアミ
ラーが折り畳まれた場合にドアミラー表面及びサ
イドウインドウパネル外表面の双方に圧接するよ
うに折り畳まれたドアミラー表面とサイドウイン
ドウパネル外表面との間〓の幅よりも幅広に形成
され、ワイパ作動時に折り畳まれたドアミラー表
面とサイドウインドウパネル外表面とを同時に払
拭できるように構成されている。
〔考案の実施例〕
以下、添付図面に示す一実施例に基づき本考案
を詳細に説明する。
第1図に示すように、本実施例に係るドアミラ
ー6は可倒式であつて、駐車時等にはドアミラー
本体7をヒンジ部8を介して折り畳んで車体9側
に格納しておくことができるように形成されてい
る。そして、ドアミラー6の取付基部10にはド
アミラーワイパ11が装着されている。このドア
ミラーワイパ11はワイパブレード12と該ワイ
パブレード12の両側部に装着されたブレードラ
バー13とからなり、このブレードラバー13は
ドアミラー6が折り畳まれた場合にドアミラー表
面14及びサイドウインドウガラス15の外表面
15aの双方に圧接するように形成されている。
そして、第2図に示すように、取付基部10の下
端部にはモータ16が取付けられ、このモータ1
6にはワイパブレード12の下端部が装着されて
おり、ワイパブレード12は、常態時にあつて
は、該取付基部10の後端に形成された凹部17
内に収納されている。
該ドアミラーワイパ11を作動させる場合に
は、先ずドアミラー本体7を運転席からの遠隔操
作により折り畳み、その後モータ16を作動さ
せ、ドアミラーワイパ11を回転動作させる。本
実施例におけるドアミラーワイパ11はドアミラ
ーワイパ11のモータ16への取付部18を中心
として略90゜回動し、水平状態位置(図中破線で
示す位置)に至つた場合には再度垂直状態位置へ
復帰し、電源がON状態の間はこの作動を繰り返
すものである。この場合、ドアミラー表面14は
所定の曲率が付されていると共にサイドウインド
ウガラス15の表面も曲面となつているが、ブレ
ードラバー13は折り畳まれたドアミラー本体7
のドアミラー表面14とサイドウインドウガラス
15との間の幅lよりも、やや幅広に形成されて
いるので、ドアミラー表面14及びサイドウイン
ドウガラス15の曲率にかかわらず十分に雨滴を
払拭することができる。
また、第3図は本考案の第二の実施例を示す。
本実施例におけるドアミラーワイパ19は、全体
L字状に形成され、スライドアーム20と、該ス
ライドアーム20の先端部に直角に設けられたワ
イパブレード21と、該ワイパブレード21の両
端部に取付けられたブレードラバー22とから成
り、該スライドアーム20はその上下をガイド部
材23により抱持されており、また該スライドア
ーム20の端部24にはモータ25から延びるプ
ツシユケーブル26が取付けられている。そし
て、このドアミラーワイパ19は、常態時にはド
アミラーの取付基部10に設けられた凹部17内
に収納されており、必要時に運転席からの遠隔操
作により取付基部10から突出し、サイドウイン
ドウガラス15の外表面15a及びドアミラー表
面14を払拭するように構成されている。即ち、
電源がON状態となつた場合には、モータ25が
作動し、スライドアーム20の端部に取付けられ
ているプツシユケーブル26が延びてドアミラー
ワイパ19を外方へスライドさせる。そして、最
大突出位置(図中点線で示す位置)に至つた場合
にはプツシユケーブル26がドアミラーワイパ1
9を引き戻すためドアミラーワイパ19は収納位
置へ復帰し、電源がON状態の場合は、このスラ
イド作動を繰り返しつつドアミラー表面14及び
サイドウインドウガラス15の外表面15aを払
拭するものである。
尚、上記各実施例に係る自動車用ドアミラーワ
イパ11,19にあつては、ドアミラー本体7を
折り畳まない場合であつても、サイドウインドウ
ガラス15の外表面15aを払拭することもでき
る。また、上記各実施例にあつては、ドアミラー
6が電動格納式のものである場合を例に採り説明
したが、上記各実施例に限定されず、手動により
格納するものであつても良く、上記各実施例に限
定されない。
〔考案の効果〕
本考案は以上のような構成を有することから、
車両走行中であつても容易にサイドウインドウガ
ラスの外表面及びドアミラー表面を同時に払拭す
ることができるため、常に良好な後方視界を確保
することができ、雨天時においても安全に走行す
ることが可能となる、また、装置構成が簡素化さ
れかつ小型化されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用ドアミラーワイ
パの第一実施例を示し、ドアミラーを折り畳みワ
イパにより払拭している状態を示す図、第2図は
同様に本考案に係る自動車用ドアミラーワイパの
第一実施例を示し、ワイパの作動状態を示す正面
図、第3図は本考案に係る自動車用ドアミラーワ
イパの第二実施例を示す第2図と同様の正面図、
第4図はドアミラー装着車を示す斜視図、第5図
は雨天時にサイドウインドウガラスの外表面及び
ドアミラー表面に雨滴が付着した状態を示す斜視
図である。 1,4,6……ドアミラー、10……ドアミラ
ー取付基部、11,19……ドアミラーワイパ、
12,21……ワイパブレード、13,22……
ブレードラバー、14……ドアミラー表面、15
……サイドウインドウパネル(サイドウインドウ
ガラス)、15a……サイドウインドウパネル外
表面(サイドウインドウガラス表面)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可倒式ドアミラーの取付基部に装着されると共
    に、ワイパブレードに設けられたブレードラバー
    はドアミラーが折り畳まれた場合にドアミラー表
    面およびサイドウインドウパネル外表面の双方に
    圧接するように折り畳まれたドアミラー表面とサ
    イドウインドウパネル外表面との間〓の幅よりも
    幅広に形成され、ワイパ作動時に折り畳まれた前
    記ドアミラー表面と前記サイドウインドウパネル
    外表面とを同時に払拭できることを特徴とする自
    動車用ドアミラーワイパ。
JP1984175048U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0338045Y2 (ja)

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JP1984175048U JPH0338045Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JP1984175048U JPH0338045Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6190664U JPS6190664U (ja) 1986-06-12
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613285B2 (ja) * 1986-12-12 1994-02-23 自動車電機工業株式会社 ウオツシヤ装置
DE102016118447A1 (de) * 2016-09-29 2018-03-29 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug-Außenspiegel

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59157955U (ja) * 1983-03-24 1984-10-23 マツダ株式会社 車両のワイパ−装置

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JPS6190664U (ja) 1986-06-12

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