JPH0516520U - 車両のワイパ装置 - Google Patents

車両のワイパ装置

Info

Publication number
JPH0516520U
JPH0516520U JP9132191U JP9132191U JPH0516520U JP H0516520 U JPH0516520 U JP H0516520U JP 9132191 U JP9132191 U JP 9132191U JP 9132191 U JP9132191 U JP 9132191U JP H0516520 U JPH0516520 U JP H0516520U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
slave
wiper blade
blade
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9132191U
Other languages
English (en)
Inventor
武明 三平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP9132191U priority Critical patent/JPH0516520U/ja
Publication of JPH0516520U publication Critical patent/JPH0516520U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラツク等キヤブオーバ型車両のウインドシ
ールドに設けられる平行二連式ワイパ装置のガス側縁部
分の掃拭面積を拡大してサイドミラーの設置位置を高く
することを可能とし、安全性及び視認性を向上する。 【構成】 平行二連式ワイパ装置の運転席から遠い側の
ワイパ即ち主ワイパのワイパブレードに、スレーブワイ
パのワイパブレードを枢着すると共に、一端を同スレー
ブワイパブレードの略中央部分に枢着連結された伸縮自
在のワイパアームの他端をウインドシールドガラス周辺
の車体部分に枢着する。主ワイパの作動に従動してスレ
ーブワイパが駆動され、通常の平行二連式ワイパ装置で
は拭き残される部分が追加して掃拭されるので、サイド
ミラーの配置位置を高くし、安全性及び視認性を改善す
ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両特にキヤブオーバ型トラツク等に採用されて好適なワイパ装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のキヤブオーバ型トラツクのウインドシールドに取り付けられた二連式ワ イパ装置の構成を図3及び図4を参照して説明する。先ず図3において、符号1 0はキヤブ12の前面に取り付けられたウインドシールドガラス、14はワイパ ブレード16と一端を同ワイパブレード16の略中央部分に枢着され他端をキヤ ブ車体内の駆動リンク18に連結されたワイパアーム20とを具えた第1ワイパ 、22はワイパブレード24と一端を同ワイパブレード24の略中央部分に枢着 され他端を上記駆動リンク18に連結されたワイパアーム26とを具えた第2ワ イパ、28は上記駆動リンク18を介して上記ワイパアーム20及び26を駆動 するワイパモータである。 図はキヤブ10の車室内部から前方を視た図面であつて、運転席は図の右側即 ち第2ワイパ22側に配置されている。雨天等において、ワイパモータ28を作 動させると駆動リンク18を介してワイパアーム20及び26が同一方向に往復 駆動されワイパブレード16及び24によつてガラス面上のA及びA部分が 掃拭される。この平行二連式ワイパ装置では、運転者の前方視界は良好であるが 、運転席から遠い側の上方部分に広い拭き残り部分Bが発生し、この拭き残り部 分Bによつて覆われる視界内にサイドミラー30を配置することは不具合である ので、図示のように本来望ましい位置より下方にサイドミラー30を配置せざる を得ず、サイドミラー30の位置が低くなつて後方視認性が劣り、かつ路上の人 や物品に接触し易くなる不具合がある。
【0003】 次に、図4は、ワイパブレード16を駆動する第1ワイパ14のアーム20と 、ワイパブレード24を駆動する第2ワイパ22のアーム26とが互いに反対方 向に往復動する対向式ワイパ装置であつて、ワイパブレード16及び24によつ てガラス面上のA′及びA′部分が掃拭される。このワイパ装置では、ガラ ス面の運転者から遠い側縁部分が第1ワイパ14の掃拭領域A′に含まれるた めサイドミラー30を、図示のように十分高い位置に配置することができるので 、後方視認性が良くかつ安全上有利であるが、ガラス面の中央部分に広い拭き残 り部分B′が発生し、運転者の前方直接視界が損なわれる欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に鑑み創案されたもので、運転者の前方視界を損なうこと なく、運転席から遠い側のサイドミラーを安全上有利で後方視認性が優れた高い 位置に配置することができるようにしたワイパ装置を提供するこどを目的とする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、ワイパ駆動装置によつて往復駆動される 主ワイパ、及び同主ワイパのワイパブレードに枢着連結されたスレーブワイパブ レードと、一端を同スレーブワイパブレードに枢着され他端を窓ガラス周辺の車 体部分に枢着された伸縮自在のワイパアームとを有するスレーブワイパを具備し てなることを特徴とする車両のワイパ装置を提案するものである。
【0006】
【実施例】
以下本考案の実施例を図1及び図2について具体的に説明する。(なお、図3 及び図4を参照して説明した従前の装置と実質的に同一又は対応する部材及び部 分には、同一の符号を付し、重複にわたる説明は省略する。)図1に示されてい るように、ウインドシールドガラス10の運転席から遠い側のガラス面に接する ワイパブレード16及び同ワイパブレード16の略中央部分に一端を枢着された ワイパアーム20を具えた第1ワイパ14(以下主ワイパという)と、運転席前 方のガラス面に接するワイパブレード24及び同ワイパブレード24の略中央部 分に一端を枢着されたワイパアーム26を具えた第2ワイパ22とが並設され、 上記ワイパアーム20及び26は駆動リンク18及びワイパモータ28からなる 自体周知のワイパ駆動装置によつて同時に同一方向に駆動され、ワイパブレード 16及び24によつて、従前の平行二連式ワイパ装置と実質的に同等のガラス面 上の領域A及びAが掃拭され、運転者に広い前方直接視界が提供される。
【0007】 上記主ワイパ14のワイパブレード16に、総括的に符号32で示されている スレーブワイパのスレーブワイパブレード34の一端部が枢着連結されている。 同スレーブワイパブレード34は、その略中央部分をワイパアーム36の一端に 枢着され、同ワイパアーム36の他端はウインドシールド10の運転席から遠い 側縁上方のキヤブ車体部分に枢支されている。また同ワイパアーム36は、抜き 差し可能に連結された二以上のアーム部材からなる伸縮自在のアームとして構成 されている。
【0008】 図2は、上記主ワイパ14のワイパブレード16と、スレーブワイパ32のス レーブワイパブレード34との枢着部の要部拡大断面図である。図示のように、 ワイパブレード16はウインドシールドガラス10の表面に圧接されるゴムスト リツプ38と、同ゴムストリツプ38を任意の方法で保持する金属薄板製のホル ダ40とからなり、同ホルダ40の端部に段付ボルト42が固着されている。一 方、スレーブワイパブレード34も同様にガラス面に圧接されるゴムストリツプ 44と、同ゴムストリツプ42を任意の方法で保持する金属薄板製のホルダ46 とから構成されている。同ホルダ46の一端に形成された延長部46′が、上記 段付ボルト42に自在に相対回転し得るように嵌装され、スプリングワツシヤ4 8及びキヤツプナツト50によつて保持されている。
【0009】 従つて、上記主ワイパ14の作動に伴いそのワイパブレード16に連結された スレーブワイパブレード34が従動して往復駆動され、同スレーブワイパブレー ド34によつて図1に符号Aで示した領域、即ち運転席から遠い側のガラス側 縁部の上方部分が追加して掃拭される。この結果、サイドミラー30を、従来の 平行二連式ワイパ装置の場合より十分上方に配置することができ、後方視認性を 改善すると共に、安全性を向上することができる。また上記スレーブワイパ32 は、独立したワイパモータ等の駆動装置を必要とせず、主ワイパ14に連動して 駆動されるので、安価に製造することができる。
【0010】
【考案の効果】
叙上のように、本考案に係る車両のワイパ装置は、ワイパ駆動装置によつて往 復駆動される主ワイパ、及び同主ワイパのワイパブレードに枢着連結されたスレ ーブワイパブレードと、一端を同スレーブワイパブレードに枢着され他端を窓ガ ラス周辺の車体部分に枢着された伸縮自在のワイパアームとを有するスレーブワ イパを具備してなることを特徴とし、主ワイパに従動して作動する構造簡単なス レーブワイパを設けることによつて掃拭面積を拡大しサイドミラーの取付位置を 高くすることができるので、後方視認性及び安全性を向上し得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示したワイパ装置の要部拡大断面図であ
る。
【図3】従来の平行二連式ワイパ装置の正面図である。
【図4】従来の対向式ワイパ装置の正面図である。
【符号の説明】
10 ウインドシールドガラス 14 主ワイパ 32 スレーブワイパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイパ駆動装置によって往復駆動される
    主ワイパ、及び同主ワイパのワイパブレードに枢着連結
    されたスレーブワイパブレードと、一端を同スレーブワ
    イパブレードに枢着され他端を窓ガラス周辺の車体部分
    に枢着された伸縮自在のワイパアームとを有するスレー
    ブワイパを具備してなることを特徴とする車両のワイパ
    装置
JP9132191U 1991-08-20 1991-08-20 車両のワイパ装置 Withdrawn JPH0516520U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132191U JPH0516520U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 車両のワイパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132191U JPH0516520U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 車両のワイパ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0516520U true JPH0516520U (ja) 1993-03-02

Family

ID=14023195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9132191U Withdrawn JPH0516520U (ja) 1991-08-20 1991-08-20 車両のワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0516520U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU108350U1 (ru) Устройство стеклоочистителя
US8327495B1 (en) Window wiper system
CN210734093U (zh) 汽车侧窗雨刮器
JPH0516520U (ja) 車両のワイパ装置
US4707876A (en) Windscreen wiper for motor vehicles
US3320627A (en) Rear view mirror wiper
JPH0338045Y2 (ja)
CN211995387U (zh) 一种后视镜
JP4452374B2 (ja) ワイパー装置
JPH0639643U (ja) 自動車の側面窓ガラス用ワイパー
CN210047446U (zh) 车门玻璃清洁装置、车门总成及车辆
CN210101592U (zh) 一种车后窗雨刮器
JP2700037B2 (ja) ワイパー付き後視鏡
JPH0356134Y2 (ja)
KR900004058B1 (ko) 자동차용 와이퍼장치
JP3086086U (ja) ウインドワイパー
JP3058992U (ja) 透明ワイパー
JP3089600U (ja) 透明ワイパー
KR20000056940A (ko) 차량용 와이퍼 블레이드
JPH0532184U (ja) 車両用ワイパーブレードラバー
JPH055623U (ja) ワイパースタンド
JPS6034517Y2 (ja) フロントロアウインドガラスを備えた自動車のワイパ−装置
JPS5828934Y2 (ja) サブブレ−ド付ワイパ−
KR19980037818U (ko) 자동차의 와이퍼
KR100196565B1 (ko) 차량용 윈도우 와이퍼 브레이드

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102