JP6129729B2 - カウルルーバ - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、異物が混入することがないように車室内に外気を取り込み可能に硬質性樹脂から成っており、カウルルーバ自身を車両ボデー側に組み付けたとき、エンジンルームからの熱風がフロントピラーの近傍に漏れることを防止する硬質性樹脂から成る整流板を備えているカウルルーバであって、整流板は、カウルルーバ自身に対して少なくとも軟質性樹脂から成る接合部を介して一体を成すように形成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、カウルルーバを車両ボデー側に組み付けるとき、整流板を内側に折り曲げることができる。したがって、従来技術の説明で生じていたような、カウルルーバを車両ボデー側に組み付けるとき、整流板がフード(ボンネット)のヒンジのアームに干渉してしまうことがない。結果として、整流板を一体的に備えていてもカウルルーバを車両ボデー側に組み付けることができる。また、整流板をカウルルーバ1に対して一体を成すように形成しているため、従来技術で説明したように、組み付けの作業工数が増加してしまうことがない。すなわち、整流板の組み付けを必要とすることなく、カウルルーバの組み付けのみで済ますことができる。
この構成によれば、エンジンルームからの熱風が左右のフロントピラーの近傍に漏れることを確実に防止できる。
この構成によれば、カウルルーバを車両ボデー側に組み付けると、整流板のシールは、例えば、フェンダーによってV字が狭められる格好を成すように撓められた状態となっている。したがって、例えば、カウルルーバや整流板にバラつきや熱中伸縮が生じても、シールのV字部位が追従するため、例えば、フェンダーと整流板との間に隙間が生じることを防止できる。
そのため、例えば、カウルルーバを車両ボデー側に組み付けた状態において、カウルルーバや整流板にバラつきや熱中伸縮が生じても、接合部のV字部位が追従するため、例えば、フェンダーと整流板との間に隙間が生じることを防止できる。
実施例では、カウルルーバ1に対して整流板16、16を、予め、個別に成形しておき、これら成形したカウルルーバ1と整流板16、16とを成形金型にセットして溶融樹脂(軟質性樹脂の原料)を射出して成形するインサート成形を採用した形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、図5に示すように、カウルルーバ1に対して整流板16、16をランナー10c、10cを介して、予め、一体に成形しておき、これら成形したカウルルーバ1と整流板16、16とを成形金型にセットして溶融樹脂(軟質性樹脂の原料)を射出して成形するアウトサート成形しても構わない。その場合、カウルルーバ1を車両ボデー側に組み付けるとき、ランナー10cを折って整流板16を接合部14に沿って内側に折り曲げることとなる。このようなアウトサート成形にすると、整流板16、16とカウルルーバ1とを個別に成形する必要がないため、製造工程を簡素化できる。なお、図5からも明らかなように、ランナー10cの下側に切欠10dを形成しておくことが好ましい。そうすると、ランナー10cを折りやすい。
14 接合部
16 整流板
16a シール
30 フロントピラー
Claims (4)
- 異物が混入することがないように車室内に外気を取り込み可能に硬質性樹脂から成っており、カウルルーバ自身を車両ボデー側に組み付けたとき、エンジンルームからの熱風がフロントピラーの近傍に漏れることを防止する硬質性樹脂から成る整流板を備えているカウルルーバであって、
整流板は、カウルルーバ自身に対して少なくとも軟質性樹脂から成る接合部を介して一体を成すように形成されていることを特徴とするカウルルーバ。 - 請求項1に記載のカウルルーバであって、
整流板の外側の縁には、フェンダーやフロントピラーに押し当てられる軟質性樹脂から成るシールが形成されていることを特徴とするカウルルーバ。 - 請求項2に記載のカウルルーバであって、
シールは、整流板の基端側において、縦断面が蛇腹を成す略V字状に形成されていることを特徴とするカウルルーバ。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のカウルルーバであって、
接合部は、縦断面が蛇腹を成す略V字状に形成されていることを特徴とするカウルルーバ。
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JP2013255990A JP6129729B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | カウルルーバ |
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JP2013255990A JP6129729B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | カウルルーバ |
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Family
ID=53527190
Family Applications (1)
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JP2013255990A Active JP6129729B2 (ja) | 2013-12-11 | 2013-12-11 | カウルルーバ |
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- 2013-12-11 JP JP2013255990A patent/JP6129729B2/ja active Active
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