JP6030030B2 - フードシール構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のカウルルーバーとエンジンフードとの間のシール機能を果たすフードシール構造に関する。
この種のフードシール構造は、例えば特許文献1に開示された技術が知られている。この技術では、カウルルーバーに対してエンジンフードとの間のシール機能を果たすフードシールが取付けられている。なお、カウルルーバーは、エンジンルーム内に通じるサービス用の開口部を備えており、この開口部はカバーで塞がれている。
フードシールは、カウルルーバーの長さ方向に沿って連続しており、長さ方向の複数箇所においてカウルルーバーおよびカバーにクリップ等で取付けられている。
特開2006−205966号公報
カウルルーバーにカバーで塞がれた開口部がある場合、カウルルーバーとカバーとの間に見切りが生じる。このため、フードシールをカウルルーバーとは別に成形してクリップ等で取付けることが必要となり、フードシール構造のコストが高くなる。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、カウルルーバーと開口部を塞ぐカバーとの間に見切りがあっても、フードシールをカウルルーバーに対して一体に成形可能とし、コストの軽減を図ることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
車両におけるフロントガラスの下端縁とエンジンフードとの間に位置し、その一部にカバーで塞がれたサービス用の開口部を有するカウルルーバーと、エンジンフードにおいてカウルルーバーの上面に覆い被さる部分との間のシール機能を果たすフードシール構造であって、カウルルーバーに対し、このカウルルーバーの長さ方向に沿って連続したフィン形状のフードシールが開口部を迂回して設けられている。
より好ましくは、フードシールに対し、カウルルーバーの外気吸入路に配置される遮熱板が一体に成形されていることである。
本発明においては、フィン形状のフードシールがカウルルーバーの開口部を迂回して連続していることにより、カウルルーバーと開口部を塞ぐカバーとの間に見切りがあっても、フードシールをカウルルーバーに対して一体に成形することができ、かつ、迂回する箇所のコーナーでもフードシールが潰れた状態で折れ曲がるのを解消することができる。これらのことから、カウルルーバーに対して別成形のフードシールを組付けた構成のフードシール構造と比べてコストが軽減される。
また、フードシールと遮熱板とを一体に成形することにより、フードシールと遮熱板との間に隙間がなくなり、カウルルーバーにおける外気吸入路の気密性能が高められ、この外気吸入路に対するエンジンの熱気の影響をより効果的に防止することができる。
カウルルーバーを表した外観斜視図。 カウルルーバーを表した平面図。 図2のIII−III矢視方向の断面図。 図2のIV−IV矢視方向の断面図。 図2のV−V矢視方向の断面図。 図2のVI−VI矢視方向の断面図。 フードシール構造の変更例を図3と対応させて表した断面図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。なお、図面に示されている矢印Fは車両のフロント方向を示し、矢印Rは車両のリヤ方向を示している。
図1および図2で示す外観を呈した車両用のカウルルーバー10は、樹脂による一体成形品であって、車幅方向へ長く延びている。このカウルルーバー10は、図3および図4で示すフロントガラス30の下端縁とエンジンフード32との間に組付けられ、カウル(図示省略)の上面側を被っている。
カウルルーバー10は、その表裏面に貫通した複数個の通気孔12を備えているとともに、これらの通気孔12のフロント側に位置する凹形状の外気吸入路14を備えている。この外気吸入路14は、カウルルーバー10の長手方向(車幅方向)へ連続しており、その内部には畝形状のリブ16が長手方向に関して所定の間隔で設けられている。
外気吸入路14を流れる外気は、複数個の通気孔12からカウル内に入って車室内(エアコンユニット)に供給される。
カウルルーバー10は、車幅方向に関する一方のサイド寄りにおいてエンジンルーム内に通じるサービス用の開口部18を備えており、この開口部18は図1で示すカバー17によって塞がれる。カバー17で塞がれた状態での開口部18においては、カウルルーバー10とカバー17との端部が互いに突き合わされた見切りが生じる。このため、カウルルーバー10およびカバー17に対し、つぎに説明するフードシール20を例えば多色成形によって連続して一体に成形しようとしたとき、溶融ゴム等のシール材が見切りから洩れることになり、フードシール20の一体成形が不能となる。
カウルルーバー10には、フィン形状のフードシール20が該カウルルーバー10の長さ方向に連続して設けられている。このフードシール20は、カウルルーバー10の開口部18を迂回しており、それによってカウルルーバー10とカバー17との見切りを横切らないようにしている。その結果、カウルルーバー10に対してフードシール20を多色成形によって一体に成形することが可能となる。
なお、フードシール20は、カウルルーバー10と、エンジンフード32においてカウルルーバー10に覆い被さる部分との間のシール機能を果たすことで、外気吸入路14にエンジンの熱気が入り込むのを防止する。
フードシール20は、カウルルーバー10における外気吸入路14のフロント側に位置するフロント壁14a、外気吸入路14の両サイドに位置するサイド壁14b、および開口部18のリヤ側に位置する縦壁18aに対して一体に成形されている。つまり、開口部18の箇所では、フードシール20がフロント壁14aの延長位置から縦壁18aの位置に変更されている。
フードシール20は、その基部20aがカウルルーバー10と一体化され、端部20bがエンジンフード32に接触することで弾性変形によって自由に撓むようになっている。
フードシール20の端部20bは、外気吸入路14のフロント壁14aおよび開口部18の縦壁18aの箇所ではフロント側に向けて湾曲しており(図3,4)、外気吸入路14の両サイド壁14bの箇所では外側に向けてそれぞれ湾曲傾斜している(図5,6)。これにより、エンジンフード32に接触したときのフードシール20の撓み方向が規定され、安定したシール機能が得られる。
以上のように構成されたフードシール構造においては、フードシール20がカウルルーバー10の開口部18を迂回してカウルルーバー10とカバー17との見切りを横切らないことから、カウルルーバー10に対するフードシール20の一体成形が可能となる。これにより、フードシール20を別成形してカウルルーバー10に組付けるといった作業工程が不要になる。
また、フードシール20はフィン形状で連続していることから、フロント壁14aと両サイド壁14bとの間のコーナー部、あるいは一方のサイド壁14bと縦壁18aとの間のコーナー部において、フードシール20が潰れた状態で折れ曲がることが解消される。
フードシール20をカウルルーバー10と一体に成形するときに、図7で示すようにフードシール20に対して遮熱板24を一体に成形することも可能である。この遮熱板24は、外気吸入路14の内部において、両サイド壁14bに近いリブ16の箇所にそれぞれ配置される。これらの遮熱板24により、外気吸入路14におけるリブ16の上部空間が遮蔽される。そして、フードシール20と遮熱板24との間に隙間もないことから、外気吸入路14の気密性能が高められる。したがって、車両の両サイド側から外気吸入路14に入り込むエンジンの熱気を効果的に遮熱することができる。
10 カウルルーバー
17 カバー
18 開口部
20 フードシール
24 遮熱板

Claims (2)

  1. 車両におけるフロントガラスの下端縁とエンジンフードとの間に位置し、その一部にカバーで塞がれたサービス用の開口部を有するカウルルーバーと、エンジンフードにおいてカウルルーバーの上面に覆い被さる部分との間のシール機能を果たすフードシール構造であって、
    カウルルーバーに対し、このカウルルーバーの長さ方向に沿って連続したフィン形状のフードシールが開口部を迂回して設けられているフードシール構造。
  2. 請求項1に記載されたフードシール構造であって、
    フードシールに対し、カウルルーバーの外気吸入路に配置される遮熱板が一体に成形されているフードシール構造。
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