JPH0415124A - 自動車フロント部の冷却風取入構造 - Google Patents

自動車フロント部の冷却風取入構造

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JPH0415124A
JPH0415124A JP11853690A JP11853690A JPH0415124A JP H0415124 A JPH0415124 A JP H0415124A JP 11853690 A JP11853690 A JP 11853690A JP 11853690 A JP11853690 A JP 11853690A JP H0415124 A JPH0415124 A JP H0415124A
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JP
Japan
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front bumper
cooling air
projecting portion
negative pressure
take
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JP11853690A
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Joji Suzuki
譲治 鈴木
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はラジェータ等の熱交換器の冷却を図る自動車
フロント部の冷却風取入構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に、ラジェータ等の熱交換器は外部がら取入れた外
気によって冷却されるもので、冷却風は、例えば、実開
昭55−2701号公報記載の如く熱交換器前方のフロ
ントグリルおよびフロントグリル下側のエプロン部分に
設けた冷却風取入口から取入れられる構造となっている
(発明が解決しようとする課題) 前記した如く熱交換器はフロントグリルおよびその下側
の冷却風取入口から取入れられる冷却風によって冷却さ
れるか、エンジンルーム前方の圧力分布を考察するとフ
ロントグリル前が静圧最、大となるため、冷却風はこの
フロントグリル部分から多く取り入れられる。
しかしながら、近年はデザインの多様化からフロントグ
リルを廃止する場合かあり、このような場合、冷却風は
静圧最大となる点より下方のエプロン部分の取入口のみ
から取入れるため、冷却風の取入れ効率が悪くなる面が
あった。
このために、従来と同様の冷却効率を確保するには冷却
風取入口の開口面積を拡大したり、ラジェータの大型化
を図る必要かあり、特にラジェ−夕の大型化は、コスト
アップや取付はスペースの拡大につながると共に重量増
加等の問題を招来する。
そこで、この発明はフロントグリルを廃止したフロント
部において効率のよい冷却風の取入れができるようにし
た自動車フロント部の冷却風取入構造を提供することを
目的としている。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この発明にあっては、フロ
ントバンパーに、エンジンルーム内に配置された熱交換
器に冷却風を導入する外気取入口を設ける一方、前記エ
ンジンルームの下部に、フロントバンパーの下端縁に続
いて設けられたアンダーカバーの前端部に、前記フロン
トバンパーの下端部に負圧域を作る突出部を設けである
(作用) かかる冷却風取入構造によれば、走行時において走行風
はフロントバンパーの上方と下方に沿う流れに振り分け
られ後方へ流れる。この時、フロントバンパーの下方に
沿って流れる走行風はアンダーカバー前端部から下方へ
延長された突出部に当ることで渦流が発生し、フロント
バンパーの下端部に負圧域が作られる。このために、負
圧域へ向けて多くの走行風が誘導される結果、フロント
バンパーの上方にあった静圧最大となる点はフロントバ
ンパーの領域まで下がり、外気取入口から効率よく冷却
風が取入れられる。したがって、ラジェータの大型化を
図る必要がなくなる。
(実施例) 以下、第1図と第2図の図面を参照しながらこの発明の
一実施例を詳細に説明する。
図中1はエンジンルームを示しており、上方には、フー
ド3が、前方には、フロントバンパー5がそれぞれ設け
られている。フード3は、アウタパネル3aとインナパ
ネル3bとから成り、先端部はフロントバンパー5の上
端縁まで延長され後方(第1図右側)のヒンジ(図示し
ていない)を介して開閉可能となっている。
フロントバンパー5は、下端側がエプロンを兼ねた一体
形状となっていてほぼ中央部位には車幅方向に長い外気
取入ロアか設けられると共に左右の支持スティ (図示
していない)によってフロントサイドメンバー(図示し
ていない)に固定支持されている。
フロントバンパー5の後方にはラジェータ等の熱交換器
9が配置されている。熱交換器9の上端部はラジェータ
コアサポートアッパーパネル11に、下端部はラジェー
タコアサポートロアパネル13にそれぞれ支持され、ラ
ジェータコアサポートロアパネル13は閉断面矩形状の
形状となっている。
一方、エンジンルーム1の下部には、エンジンルーム1
の下部全面を覆うアンダーカバー15か設けられている
アンダーカバー15は、前記フロントバンパー5の下端
縁5aに続く高さに配置されると共に車I↑】方向に沿
って突出部17が形成されている。
突出部17は、アンダーカバー15を断面上向きのチャ
ンネル状に一体成形、即ち、エンボスさせることで形成
されると共に前記フロントバンパー5の下端より下方に
延長突出している。突出部17の車中方向の寸法は前記
熱交換器9の巾より大きく設定されると共に内側空間は
、ヘッドランプ、コンデンサー等の補益類に信号を送る
ためのワイヤハーネス配索用のスペース19となってい
る。
なお、第1図において21は熱交換器の後方に設けられ
たラジェータファンシュラウド、23は冷却ファンをそ
れぞれ示している。
このように構成された自動車フロント部の冷却風取入構
造によれば、走行時において、走行風は、フロントバン
パー5の上方と下方に沿う流れに振り分けられ、後向へ
向けてそれぞれ流れるようになる。この時、下方へ流れ
た走行風はアンダーカバー15の前端部の突出部17に
当り、フロントバンパー5の下端部分てこの突出部17
のより後部に渦流が発生して負圧域a−bが作られる。
このために、負圧域a−bへ向けて走行風が強制的に誘
導される結果、静圧最大となる点がフロントバンパー5
の外気取入ロアの領域まで下がり該外気取入ロアから効
率よく冷却風の取入れが行なえるようになる。
したがって、外気取入ロアの開口面積を拡大したり、熱
交換器9を大型化しなくても従来と同様の冷却効率が得
られる。また、エンボスによる突出部17は補強リブと
して機能するためアンダーカバー15の強度剛性のアッ
プが図れると共にワイヤハーネス配常用のスペース19
に、ハーネスpを配索することで、第1図に示す如〈従
来、ラジェータコアサポートアッパーパネル11内に配
索していたハーネスのスペース空間が省略できるため、
該アッパーパネル11が低くなり鎖線で示す如く低フー
ド化が可能となる。
なお、負圧域を作る突出部17は、必ずしもエンボスタ
イプにする必要はなく、第3図に示す如くアンダーカバ
ー15の前端をフロントバンパー5の下端より下方へ延
長突出するようアングル状に屈曲成形してもよいもので
ある。
[発明の効果] 以上、説明したように、この発明の自動車用フロント部
の冷却風取入構造によれば、突出部によってフロントバ
ンパーの下部後方に走行風を誘導する負圧域を作ること
かできるため、静圧最大となる点を外気取入口領域まで
下げることか可能となり、効率のよい冷却風の取入れか
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の冷却風取入構造の概要を示した第2
図の1−1線断面図、第2図は冷却風取入構造を実施(
7た自動車の側面図、第3図は突出部の変形例を示した
第1図と同様の切断面である。 1・・・エンジンルーム 5・・・フロントバンパー 7・・・外気取入口 9・・・熱交換器 15・・・アンダーカバー 17・・・突出部 代理人 弁理士 三 好  秀 和 1・・・エンジンルーム 5・・・フロントパンツ<− 7・・・外気取入口 9・・熱交換器 15・・アンダーカバー 17・・・突出部 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フロントバンパーに、エンジンルーム内に配置された熱
    交換器に冷却風を導入する外気取入口を設ける一方、前
    記エンジンルームの下部に、フロントバンパーの下端縁
    に続いて設けられたアンダーカバーの前端部に、前記フ
    ロントバンパーの下端部に負圧域を作る突出部を設けた
    ことを特徴とする自動車フロント部の冷却風取入構造。
JP2118536A 1990-05-10 1990-05-10 自動車フロント部の冷却風取入構造 Expired - Lifetime JP2569202B2 (ja)

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