JP2003127661A - ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造 - Google Patents

ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造

Info

Publication number
JP2003127661A
JP2003127661A JP2001321831A JP2001321831A JP2003127661A JP 2003127661 A JP2003127661 A JP 2003127661A JP 2001321831 A JP2001321831 A JP 2001321831A JP 2001321831 A JP2001321831 A JP 2001321831A JP 2003127661 A JP2003127661 A JP 2003127661A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cowl louver
edge
molding
positioning
side molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001321831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3778049B2 (ja
Inventor
Yukio Tanaka
幸男 田中
Kenichi Kaneda
健一 金田
Hideaki Komai
秀章 駒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Auto Body Co Ltd filed Critical Toyota Auto Body Co Ltd
Priority to JP2001321831A priority Critical patent/JP3778049B2/ja
Publication of JP2003127661A publication Critical patent/JP2003127661A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3778049B2 publication Critical patent/JP3778049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウィンドサイドモールとカウルルーバとの見
切りの見栄えを向上する。 【解決手段】 車両のフロントガラスの側縁を覆うウィ
ンドサイドモール1の下端と、フロントガラスの下縁を
覆うカウルルーバ2の側端部とを連ねる接続部であっ
て、フロントガラスの下端隅角に沿って屈曲するウィン
ドサイドモール1の下端コーナー部1bの端末13に、
段部14を介して低位置からガラス下縁の中央側へ突出
するフランジ15を設け、カウルルーバ2の側端部22
をフランジ15上にラップさせ、カウルルーバ2の側端
縁24を下端コーナー部1bの端末13に連接させる接
続構造において、カウルルーバ2の側端部22の下面に
下方へ突出する位置決めリブ4を設ける一方、ウィンド
サイドモール1の下端コーナー部1bのフランジ15
に、位置決めリブ4に対応する嵌合溝3を設け、位置決
めリブ4を嵌合溝3へ嵌入してカウルルーバの側端部の
左右位置決めを行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロントガ
ラスの側縁を覆うウィンドサイドモールの下端とフロン
トガラスの下縁を覆うカウルルーバの側端部とを接続せ
しめるウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、車両のフロントガラ
スGの側縁は、フロントピラーPに沿って固定されたウ
ィンドサイドモール1で被覆されている。フロントガラ
スGの下縁は、カウルCに沿って固定されたカウルルー
バ2で被覆されている。そして、ウィンドサイドモール
1とカウルルーバ2とは、フロントガラスGの下端隅角
付近で、ウィンドサイドモール1の下端とカウルルーバ
2の側端部とが接続されている。
【0003】図7、図8は従来の代表的なウィンドサイ
ドモール1とカウルルーバ2の接続構造を示す。ウィン
ドサイドモール1は、フロントガラスGの側縁を覆う本
体部1aの下端に、フロントガラスGの下端隅角を覆う
ようにガラス下縁側へ屈曲する合成樹脂の下端コーナー
部1bが一体に成形されている。下端コーナー部1bは
扇形の板体で、ガラス下縁の中央側へ向かう端末13を
幅広に形成している。端末13には、断面ほぼZ字形に
下方へ落ち込む段部14を介してガラス下縁の中央側へ
突出するフランジ15が形成されている。フランジ15
はガラス下縁の中央側へ向かって斜め下方へ下る傾斜状
をなす。
【0004】カウルルーバ2の側端部22は横方向外側
へ向かって立ち上がる傾斜状をなし、側端縁24は下端
コーナー部1bの端末13に対応している。側端部22
の下面には補強リブ27等を設けている。そして、カウ
ルルーバ2はその側端部22を下端コーナー部1bのフ
ランジ15上にラップさせ、側端縁24を下端コーナー
部1bの段部14と対向させて、下端コーナー部1bの
端末13に連接させている。図8の6は車両ボデーに設
置された支持部材で下から下端コーナー部1bを受けて
下端コーナー部1bの落ち込みを防止している。またF
は、フェンダパネルで、その端縁には下端コーナー部1
bの外周縁16を当接している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、個別に車両
ボデーへ取付け固定されたウィンドサイドモール1とカ
ウルルーバ2とは、直接に連結されていないので、両部
材1,2のボデーへの建付け精度や部品精度にバラツキ
が生じると、端末の見切り部がずれる。バラツキが左右
方向に生じると、ウィンドサイドモール1の端末13と
カウルルーバ2の側端縁24と間の見切り隙間が広がり
見栄えがわるい。また、バラツキが前後方向に生じる
と、ガラス下縁を覆うウィンドサイドモール1の内周縁
18とカウルルーバ2の後端縁23とがずれて見栄えが
わるい。バラツキが上下方向に生じると、特にカウルル
ーバ2側が高いと、側端縁24が浮き上がって見栄えが
わるい。そこで、浮き上がりを防ぐために段部14の高
さを側端縁24の板厚よりも大きくしなければならず、
ウィンドサイドモール1とカウルルーバ2とのフラット
化が困難である。
【0006】そこで本発明は、車両ボデーへの建付け精
度や部品精度のバラツキの影響を受けにくく、ウィンド
サイドモールとカウルルーバとの見切りの見栄えが良好
なウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造を実
現することを課題としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両のフロン
トガラスの左右の側縁を覆うウィンドサイドモールの下
端と、上記フロントガラスの下縁を覆うカウルルーバの
左右の側端部とを連ねる接続部であって、フロントガラ
スの下端隅角に沿ってガラス下縁側へ屈曲するウィンド
サイドモールの下端コーナー部の端末に、段部を介して
低位置からガラス下縁の中央側へ突出するフランジを設
け、カウルルーバの側端部を上記フランジ上にラップさ
せ、カウルルーバの側端縁を上記下端コーナー部の端末
に連接させるウィンドサイドモールとカウルルーバの接
続構造において、上記カウルルーバの側端部の下面に下
方へ突出する位置決めリブを設ける一方、上記ウィンド
サイドモールの下端コーナー部のフランジに、上記位置
決めリブに対応する嵌合溝を設け、位置決めリブを上記
嵌合溝へ嵌入してカウルルーバの側端部の左右位置決め
を行なうようにした(請求項1)。カウルルーバの位置
決めリブをウィンドサイドモールの嵌合溝に嵌入して、
カウルルーバの側端部とウィンドサイドモールの下端と
を接続したので、左右方向の位置ずれによるウィンドサ
イドモールとカウルルーバとの間の見切り隙間の広がり
を防ぎ見栄えを向上する。
【0008】上記ウィンドサイドモールの下端コーナー
部は合成樹脂からなり、下端コーナー部の中間湾曲部を
他の部位よりも板厚を薄くして、上記嵌合溝へ上記位置
決めリブを嵌入する際に上記中間湾曲部を撓み変形可能
な構造とした(請求項2)。位置決めリブを嵌合溝へ嵌
入する際に位置ずれがあっても、下端コーナー部を中間
湾曲部から撓ませつつ、位置決めリブと嵌合溝とを嵌合
できる。
【0009】上記下端コーナー部には外周縁に、車体パ
ネルに圧接する弾性リップ部を形成した(請求項3)。
下端コーナー部が中間湾曲部で撓み変形しても、外周縁
の弾性リップ部が車体パネルへ圧接するので、下端コー
ナー部の外周縁とこれに対向する車体パネルとの間に隙
間ができず見栄えがよい。
【0010】上記カウルルーバの位置決めリブには、そ
の後縁下端から後方へ突出する突出部を設けてカウルル
ーバの側端部下面と上記突出部との間に位置決め溝を形
成し、上記位置決めリブを上記ウィンドサイドモールの
上記嵌合溝に嵌入するとともに、上記位置決め溝に上記
フランジの嵌合溝の後端縁を嵌入してカウルルーバの側
端部の上下位置決めを行なうようにした(請求項4)。
カウルルーバの位置決めリブの位置決め溝とウィンドサ
イドモールの嵌合溝の後端縁とを嵌合したので、ウィン
ドサイドモールの下端に対するカウルルーバの側端部の
浮き上がりを防ぎ、ウィンドサイドモールとカウルルー
バとの見切りの見栄えを向上する。
【0011】車両ボデーに、上面が上記ウィンドサイド
モールの下端コーナー部の下面に当接する支持部材を設
け、上記下端コーナー部の下面には下方へ突出する位置
決め突起を設ける一方、上記支持部材の上面には上記位
置決め突起に対応する挿通穴を形成し、上記位置決め突
起を上記挿通穴に嵌入して上記ウィンドサイドモールの
下端コーナー部の上下および前後の位置決めを行なうよ
うにした(請求項5)。ウィンドサイドモールの下端コ
ーナー部は、その下面に設けた位置決め突起を、下方か
ら下端コーナー部を支持する支持部材に設けた挿通穴に
嵌入することで、前後方向の位置ずれを防ぎ、ウィンド
サイドモールとカウルルーバとの間の見切りの見栄えを
向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態を説明す
る。図6に示すように、車両のフロントウィンドウガラ
スGには、左右のガラス側縁に沿ってこれを覆うウィン
ドサイドモール1が設置してある。また、ガラス下縁に
沿ってこれを覆うカウルルーバ2が設置してある。そし
て、両ウィンドサイドモール1の下端とカウルルーバ2
の左右の側端とがウィンドガラスGの下端隅角付近で一
連に接続してある。
【0013】ウィンドサイドモール1は、図1(A)に
示すように、ウィンドウガラスGのガラス側縁を覆う本
体部1aと、本体部1aの下端からウィンドウガラスG
の下端隅角に沿うように屈曲してこれを覆う下端コーナ
ー部1bとで構成してある。下端コーナー部1bは比較
的軟質合成樹脂からなる扇形の板体で、本体部1aと一
体成形してある。ウィンドサイドモール1は、フロント
ピラーP(図6)の側縁に沿って固着し、下端コーナー
部1bがウィンドウガラスGの下端隅角からガラス下縁
の側端部を覆うように配してある。
【0014】図1(A)および図2(A)に示すよう
に、本体部1aから延びる下端コーナー部1bの基端部
10は断面ほぼ逆L字形で、上壁101とそのウィンド
ウガラスG側の側縁から下方へ屈折する側壁102とを
備え、内側には上壁101から下方へ突出する補強リブ
103が形成してある。基端部10の外周縁には弾性リ
ップ部17が設けてあり、フェンダパネルFの端末に圧
接している。
【0015】図1(A)および図2(B)に示すよう
に、基端部10からガラス下縁の中央側へ屈曲する中間
湾曲部11は、フェンダパネルFの端末に沿う縦壁状の
外周壁16からガラス下縁へ向かってゆるやかに傾斜す
る断面形状をなし、板厚を薄目にしてある。外周壁16
の上縁には基端部10側から一連に弾性リップ部17が
形成してあり、フェンダパネルFの端末に圧接してい
る。中間湾曲部11の内周縁18はリップ状でガラス下
縁に上から圧接している。
【0016】そして、中間湾曲部11から前後に幅を漸
次広げながらガラス下縁の中央側へ延びる先端部12の
板厚は中間湾曲部11よりも厚目にしてある。先端部1
2の端末13は車両前後方向に沿う方向に形成してあ
り、後述のカウルルーバ2の側端縁と対向する。図1
(A),(B)に示すように、端末13は、下方へ屈折
して段部14を形成し、段部14を介して端末13より
も低い位置からガラス下縁の中央側へ突出するフランジ
15が形成してある。フランジ15は段部14から一旦
ほぼ水平方向へ突出し、更にガラス下縁の中央側へ向か
って斜め下方へ下がる傾斜状をなす。
【0017】フランジ15には、段部14から所定の間
隔をおいた位置に、フランジ前縁で開口し段部14とほ
ぼ平行に後方へ延びる嵌合溝3が形成してある。嵌合溝
3は、前端の開口幅がテーパー状に広げてあり、中間か
ら後端にかけての溝幅がほぼ一定に形成してある。フラ
ンジ15は下面に、前後左右に延びる複数の補強リブ1
51を設けて補強してある。
【0018】一方、図3に示すように、カウルルーバ2
は上面を前側から後方に向かってゆるやかに上昇せしめ
た傾斜状の合成樹脂成形体で、上面にワイパを取付ける
取付穴25や外気を取り入れる導入口26が設けてあ
る。カウルルーバ2は前縁および側縁の前側に、車体の
フロントウィンドウ開口下縁を形成するカウルC(図
6)へ固定する取付けフランジ21が形成してあり、取
付けフランジ21には所定の間隔をおいて複数の取付け
用の貫通穴210が形成してある。カウルルーバ2は、
カウルCおよびウィンドウガラスGの下縁を覆うように
設置し、取付けフランジ21を貫通穴210によりカウ
ルCに締結固定してある。
【0019】カウルルーバ2の側端部22はその後半側
に、ウィンドウガラスGの下縁を覆う後縁23と一連の
高い位置で、ウィンドサイドモール1の下端コーナー部
1bの端末13と対向する側端縁24が設けてある。そ
して、側端部22の後半側の下面には、側端縁24から
所定の間隔をおいた内側の位置に、下端コーナー部1b
のフランジ15に設けた嵌合溝3に対応する前後方向の
板状の位置決めリブ4が下方へほぼ垂直に突設してあ
る。位置決めリブ4は、その内側面40と側端縁24と
の間の寸法をウィンドサイドモール1の下端コーナー部
1bの端末13の段部14縦面と嵌合溝3の内側溝面3
0との間の寸法に合わせてある。位置決めリブ4は内側
面40の前端部に補強リブ41を設けて補強してある。
【0020】図1(A),(B)に示すように、カウル
ルーバ2の側端部22は、カウルルーバ2を車体へ取付
ける際に、先に車体へ取付けられたウィンドサイドモー
ル1の下端コーナー部1bの端末13のフランジ15上
にラップさせるとともに、側端縁24を段部14に対向
させ、位置決めリブ4をフランジ15の嵌合溝3へその
前端開口から嵌入して、位置決めリブ4の内側面40を
嵌合溝3の内側溝面30に当接係合させて、下端コーナ
ー部1bの端末13と接続せしめてある。この場合、ウ
ィンドサイドモール1やカウルルーバ2の車体への建付
け精度および部品精度に左右方向のバラツキがあり、バ
ラツキにより嵌合溝3と位置決めリブ4とがずれていて
も、薄肉とした下端コーナー部1bの中間湾曲部11を
撓み変形させ、嵌合溝3と位置決めリブ4とのずれを矯
正して位置決めリブ4を嵌合溝3へ嵌入することができ
る。
【0021】このようにバラツキが矯正できるので、従
来構造のようにウィンドサイドモール1とカウルルーバ
2との見切り隙間が広がらず、両者の見切りの見栄えを
よくすることができる。また、嵌合溝3はその前端開口
をテーパー状に広げたので位置決めリブ4の嵌入作業も
容易にできる。更に、下端コーナー部1bが撓み変形し
ても、外周縁に設けた弾性リップ部17がフェンダパネ
ルFの端末に圧接しているので、下端コーナー部1bの
外周縁とフェンダパネルFの端末との間に隙ができず見
栄えを損なわない。
【0022】次に、図4および図5に基づいて本発明の
第2の実施形態を説明する。本実施形態の基本構造は第
1の実施形態のそれとほぼ同じで、相違点を中心に説明
する。図において同一部材は同一符号で表す。図4
(A),(B)および図5(A)に示すように、ウィン
ドサイドモール1の下端コーナー部1bは、その先端部
12の下面に下方へほぼ垂直に突出する円柱状の位置決
め突起5が突設してある。また、下端コーナー部1bの
端末13には段部14を介して一段低くしたフランジ1
5が設けてある。段部14の高さ寸法は、これと対向す
るカウルルーバ2の側端縁24の板厚に合わせてある。
フランジ15には段部14から所定の位置に嵌合溝3が
形成してある。
【0023】下端コーナー部1bの先端部12の下方に
は、車体から上方へ突出して先端部12に当接し、下端
コーナー部1bの落ち込みを防ぐ断面ほぼ逆L字形の金
属板からなる支持部材6が設けてある。例えば支持部材
6は、車体にエンジンフードを開閉可能に連結するヒン
ジ部材(図略)のベースプレートを切り起こして形成し
てある。支持部材6にはその上面に、下端コーナー部1
bの位置決め突起5に対応する挿通穴60が形成してあ
る。挿通穴60は左右方向に長穴状で、前後方向の穴径
は位置決め突起5の直径に合わせてある。
【0024】ウィンドサイドモール1は、本体部1aを
フロントピラーに固着し、下端コーナー部1bの先端部
12下面の位置決め突起5を支持部材6の挿通穴60に
挿入するとともに、先端部12下面の位置決め突起5ま
わりを支持部材6の上面に当接載置してある。
【0025】一方、図4(A),(B)および図5
(B)に示すように、カウルルーバ2の側端部22の下
面には、側端縁24から所定の間隔をおいた位置に、下
端コーナー部1bのフランジ15の嵌合溝3に対応する
前後方向に板状の位置決めリブ4Aが下方へほぼ垂直に
突設してある。位置決めリブ4Aには後縁の下端に後方
へ突出する突出部42が形成してあり、カウルルーバ2
の側端部22の下面と、これとほぼ平行に対向する突出
部42の上縁との間に位置決め溝7が形成してある。
【0026】カウルルーバ2の側端部22は、ウィンド
サイドモール1の下端コーナー部1bの端末13のフラ
ンジ15上にラップさせるとともに、カウルルーバ2の
側端縁24を段部14と対向させ、位置決めリブ4Aを
フランジ15の嵌合溝3へ嵌入するとともに、位置決め
リブ4Aの後縁の位置決め溝7にフランジ15の嵌合溝
3の後端縁19を嵌入させて下端コーナー部1bの端末
13と接続せしめてある。
【0027】本実施形態によれば、第1の実施形態と同
様に嵌合溝3へ位置決めリブ4Aを嵌入したので、建付
け精度や部品精度に左右方向のバラツキがあっても、こ
れを矯正してウィンドサイドモール1とカウルルーバ2
との見切りを見栄えよくできる。
【0028】また、ウィンドサイドモール1は、下端コ
ーナー部1bの下面の位置決め突起5を車体側の支持部
材6の挿通穴60に挿入したので、建付け精度や部品精
度の前後方向のバラツキを矯正し、下端コーナー部1b
を確実に位置決めすることができる。従って、後から取
付けるカウルルーバ2の側端部22を下端コーナー部1
bの端末13に容易に位置合わせでき、ガラス下縁を覆
う下端コーナー部1bの内周縁18とカウルルーバ2の
後縁23との位置ずれを防ぐことができる。尚、挿通穴
60を左右方向に長径としたので上記左右方向のバラツ
キに対する下端コーナー部1bの左右方向の撓み変形が
可能である。
【0029】更に、ウィンドサイドモール1の下端コー
ナー部1bとカウルルーバ2の側端部22とは、位置決
めリブ4Aの後縁の位置決め溝7にフランジ15の嵌合
溝3の後端縁19を嵌入したので、建付け精度や部品精
度の上下方向のバラツキを矯正してウィンドサイドモー
ル1の端末13に対するカウルルーバ2の側端縁24の
浮き上がりを防ぐことができる。従って、図4(B)に
示すように、段部14の高さ寸法を側端縁24の板厚と
合わせることで、ウィンドサイドモール1とカウルルー
バ2との見切りをフラットにできる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ウィンドサイドモール
とカウルルーバとの接続部において、車両ボデーへの建
付け精度や部品精度のバラツキが生じても、その影響を
受けにくく、かつ、これを矯正してウィンドサイドモー
ルとカウルルーバとの見切りの見栄えを良好にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のウィンドサイドモー
ルとカウルルーバとの接続部を示すもので、図1(A)
は平面図、図1(B)は図1(A)のIB−IB線に沿う断
面図である。
【図2】図2(A)は図1(A)のIIA−IIA線に沿う
断面図、図2(B)は図1(A)のIIB−IIB線に沿う
断面図である。
【図3】カウルルーバの側端部の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施形態のウィンドサイドモー
ルとカウルルーバとの接続部を示すもので、図4(A)
は平面図、図4(B)は図4(A)のIVB−IVB線に沿
う断面図である。
【図5】図5(A)は図4(B)のVA−VA線に沿う断面
図、図5(B)は図4(B)のVB−VB線に沿う断面図で
ある。
【図6】本発明を適用する車両のフロントウィンドまわ
りの斜視図である。
【図7】従来構造のウィンドサイドモールとカウルルー
バの接続部の平面図である。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ウィンドサイドモール 1b 下端コーナー部 11 中間湾曲部 13 端末 14 段部 15 フランジ 16 外周縁(外周壁) 17 弾性リップ部 19 嵌合溝の後端縁 2 カウルルーバ 22 側端部 24 側端縁 3 嵌合溝 4,4A 位置決めリブ 42 突出部 5 位置決め突起 6 支持部材 60 挿通穴 7 位置決め溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 駒井 秀章 愛知県刈谷市一里山町金山100番地 トヨ タ車体株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA00 AA18 BB02 CA07 DA18 DA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロントガラスの左右の側縁を覆
    うウィンドサイドモールの下端と、上記フロントガラス
    の下縁を覆うカウルルーバの左右の側端部とを連ねる接
    続部であって、フロントガラスの下端隅角に沿ってガラ
    ス下縁側へ屈曲するウィンドサイドモールの下端コーナ
    ー部の端末に、段部を介して低位置からガラス下縁の中
    央側へ突出するフランジを設け、カウルルーバの側端部
    を上記フランジ上にラップさせ、カウルルーバの側端縁
    を上記下端コーナー部の端末に連接させるウィンドサイ
    ドモールとカウルルーバの接続構造において、 上記カウルルーバの側端部の下面に下方へ突出する位置
    決めリブを設ける一方、上記ウィンドサイドモールの下
    端コーナー部のフランジに、上記位置決めリブに対応す
    る嵌合溝を設け、位置決めリブを上記嵌合溝へ嵌入して
    カウルルーバの側端部の左右位置決めを行なうウィンド
    サイドモールとカウルルーバの接続構造。
  2. 【請求項2】 上記ウィンドサイドモールの下端コーナ
    ー部は合成樹脂からなり、下端コーナー部の中間湾曲部
    を他の部位よりも板厚を薄くして、上記嵌合溝へ上記位
    置決めリブを嵌入する際に上記中間湾曲部を撓み変形可
    能とした請求項1に記載のウィンドサイドモールとカウ
    ルルーバの接続構造。
  3. 【請求項3】 上記下端コーナー部には外周縁に、車体
    パネルに圧接する弾性リップ部を形成した請求項2に記
    載のウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造。
  4. 【請求項4】 上記カウルルーバの位置決めリブには、
    その後縁下端から後方へ突出する突出部を設けてカウル
    ルーバの側端部下面と上記突出部との間に位置決め溝を
    形成し、上記位置決めリブを上記ウィンドサイドモール
    の上記嵌合溝に嵌入するとともに、上記位置決め溝に上
    記フランジの嵌合溝の後端縁を嵌入してカウルルーバの
    側端部の上下位置決めを行なう請求項1に記載のウィン
    ドサイドモールとカウルルーバの接続構造。
  5. 【請求項5】 車両ボデーに、上面が上記ウィンドサイ
    ドモールの下端コーナー部の下面に当接する支持部材を
    設け、上記下端コーナー部の下面には下方へ突出する位
    置決め突起を設ける一方、上記支持部材の上面には上記
    位置決め突起に対応する挿通穴を形成し、上記位置決め
    突起を上記挿通穴に嵌入して上記ウィンドサイドモール
    の下端コーナー部の上下および前後の位置決めを行なう
    請求項1に記載のウィンドサイドモールとカウルルーバ
    の接続構造。
JP2001321831A 2001-10-19 2001-10-19 ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造 Expired - Fee Related JP3778049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001321831A JP3778049B2 (ja) 2001-10-19 2001-10-19 ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001321831A JP3778049B2 (ja) 2001-10-19 2001-10-19 ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003127661A true JP2003127661A (ja) 2003-05-08
JP3778049B2 JP3778049B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=19138979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001321831A Expired - Fee Related JP3778049B2 (ja) 2001-10-19 2001-10-19 ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3778049B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010150426A1 (ja) * 2009-06-25 2010-12-29 トヨタ車体株式会社 自動車におけるカウルルーバ支持構造
JP2015112985A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 小島プレス工業株式会社 カウルルーバ
JPWO2015068814A1 (ja) * 2013-11-11 2017-03-09 本田技研工業株式会社 カウル構造
FR3052432A1 (fr) * 2016-06-14 2017-12-15 Peugeot Citroen Automobiles Sa Ensemble comprenant un element de finition laterale d’une grille d’auvent d’un vehicule et un dispositif de detrompage

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010150426A1 (ja) * 2009-06-25 2010-12-29 トヨタ車体株式会社 自動車におけるカウルルーバ支持構造
JP2011005939A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Toyota Auto Body Co Ltd 自動車におけるカウルルーバ支持構造
US8579365B2 (en) 2009-06-25 2013-11-12 Toyota Shatai Kabushiki Kaisha Cowl louver support structure for automobile
JPWO2015068814A1 (ja) * 2013-11-11 2017-03-09 本田技研工業株式会社 カウル構造
US9796426B2 (en) 2013-11-11 2017-10-24 Honda Motor Co., Ltd. Cowl structure
JP2015112985A (ja) * 2013-12-11 2015-06-22 小島プレス工業株式会社 カウルルーバ
FR3052432A1 (fr) * 2016-06-14 2017-12-15 Peugeot Citroen Automobiles Sa Ensemble comprenant un element de finition laterale d’une grille d’auvent d’un vehicule et un dispositif de detrompage

Also Published As

Publication number Publication date
JP3778049B2 (ja) 2006-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7837251B2 (en) Rear-quarter window appearance
JP2003127661A (ja) ウィンドサイドモールとカウルルーバの接続構造
JP4029716B2 (ja) フロントフェンダ取付構造
US5775768A (en) Sealing structure for front door
JP4099644B2 (ja) フロントバンパ取付構造
JP4494350B2 (ja) 車両のウィンドガラス取付構造
EP1234700B1 (en) Door trim for automobile
JP4055080B2 (ja) 自動車用ドアウインドウのディビジョンバー構造
JP2006224916A (ja) グラスラン型成形部構造
JP2004243792A (ja) 自動車用ウエザストリップ
JP5151677B2 (ja) フロントピラーのモール取付構造
JP2006176070A (ja) カウルルーバ
JP2010137585A (ja) ガラスランの取付構造
JPS61247513A (ja) 自動車のウインドガラス取付構造
JP3630143B2 (ja) ウィンドサイドモール
JP3679622B2 (ja) ガラスランの取付構造
CN218197866U (zh) 车门总成及车辆
JPH0811529A (ja) モールデイングの接続構造
JPH10315774A (ja) 車両のドア構造
JP2001071938A (ja) 車両用カウルルーバ後端の固定構造
JP2001206067A (ja) ドアフレームモール構造
JP2600429Y2 (ja) ダッシュサイドトリムの取付構造
JP2000103363A (ja) 車体の接続構造
KR0126068Y1 (ko) 화물차 백패널 트림보드의 설치구조
JP2522652Y2 (ja) ウインドシールドガラス位置決め装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120310

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130310

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140310

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees