JP2522652Y2 - ウインドシールドガラス位置決め装置 - Google Patents
ウインドシールドガラス位置決め装置Info
- Publication number
- JP2522652Y2 JP2522652Y2 JP1989102823U JP10282389U JP2522652Y2 JP 2522652 Y2 JP2522652 Y2 JP 2522652Y2 JP 1989102823 U JP1989102823 U JP 1989102823U JP 10282389 U JP10282389 U JP 10282389U JP 2522652 Y2 JP2522652 Y2 JP 2522652Y2
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- JP
- Japan
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- windshield glass
- stopper
- vehicle body
- retainer
- positioning device
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はウインドシールドガラスを組み付ける際に用
いられて、ウインドシールドガラスの位置決めをなすウ
インドシールドガラス位置決め装置に関する。
いられて、ウインドシールドガラスの位置決めをなすウ
インドシールドガラス位置決め装置に関する。
[従来の技術] 第5図には自動車の車体後部窓枠70に接着剤72を介し
てウインドシールドガラス74を取り付けた車体構造が示
されている。この車体構造では、前記窓枠70の下端部を
形成する車体76には座面部78が設けられ、この座面部78
にはゴム製のスペーサ80が配置されて、このスペーサ80
にウインドシールドガラス74が載置されている。また、
ウインドシールドガラス74の車体前後方向位置決めと接
着剤72の流出を防止するダムラバー82が配置されてい
る。
てウインドシールドガラス74を取り付けた車体構造が示
されている。この車体構造では、前記窓枠70の下端部を
形成する車体76には座面部78が設けられ、この座面部78
にはゴム製のスペーサ80が配置されて、このスペーサ80
にウインドシールドガラス74が載置されている。また、
ウインドシールドガラス74の車体前後方向位置決めと接
着剤72の流出を防止するダムラバー82が配置されてい
る。
ところで、近年、車体外面の各部を面一とする所謂フ
ラツシユサーフエス化が進められており、ウインドシー
ルドガラス及び車体の双方に隣接して配置されるモール
も前記双方との面一化が進められている(所謂フラツシ
ユマウントモール)。
ラツシユサーフエス化が進められており、ウインドシー
ルドガラス及び車体の双方に隣接して配置されるモール
も前記双方との面一化が進められている(所謂フラツシ
ユマウントモール)。
上記フラツシユマウントモールを成立させるために
は、フラツシユマウントモールは車体とウインドシール
ドガラスとの間隙に、ウインドシールドガラスにくわえ
こませるように挿入されるため、車体とウインドシール
ドガラスとの隙間寸法は高精度に保たれねばならない。
は、フラツシユマウントモールは車体とウインドシール
ドガラスとの間隙に、ウインドシールドガラスにくわえ
こませるように挿入されるため、車体とウインドシール
ドガラスとの隙間寸法は高精度に保たれねばならない。
ところが、窓枠は複数の車体構成部材が溶接結合され
て構成されるため、窓枠の寸法には、製造誤差が伴うこ
とは避けられない。さらにウインドシールドガラスの寸
法にも製造誤差が伴う。
て構成されるため、窓枠の寸法には、製造誤差が伴うこ
とは避けられない。さらにウインドシールドガラスの寸
法にも製造誤差が伴う。
また、第6図に示される如く、ウインドシールドガラ
ス86の上端部の車幅方向両端部86A、86Bにおけるコーナ
の曲率半径は、ウインドシールドガラス86の下端部の車
幅方向両端部86C、86Dおけるコーナの曲率半径と比べ小
さい。このため、ウインドシールドガラス86の上端部の
車幅方向両端部86A、86Bにおいては、第7図に示される
如く、塩化ビニールの押出成形により製造されたフラツ
シユマウントモール88のリツプ部88Aが、第7図の下側
へ向けて倒れ込む(第7図の破線の状態)。
ス86の上端部の車幅方向両端部86A、86Bにおけるコーナ
の曲率半径は、ウインドシールドガラス86の下端部の車
幅方向両端部86C、86Dおけるコーナの曲率半径と比べ小
さい。このため、ウインドシールドガラス86の上端部の
車幅方向両端部86A、86Bにおいては、第7図に示される
如く、塩化ビニールの押出成形により製造されたフラツ
シユマウントモール88のリツプ部88Aが、第7図の下側
へ向けて倒れ込む(第7図の破線の状態)。
従って、ウインドシールドガラス86の上端部の車幅方
向両端部86A、86Bにおいては、第9図に示される如く、
フラツシユマウントモール88の幅(第9図寸法E)が、
湾曲しない場合のフラツシユマウントモール88の幅(第
8図寸法D)より小さくなるので、車体90とウインドシ
ールドガラス86との間の隙間寸法が正規の寸法よりも大
きくなった場合には、フラツシユマウントモール88のリ
ツプ部88Aが車体90とウインドシールドガラス86との隙
間に落ち込むと云う不具合があった。
向両端部86A、86Bにおいては、第9図に示される如く、
フラツシユマウントモール88の幅(第9図寸法E)が、
湾曲しない場合のフラツシユマウントモール88の幅(第
8図寸法D)より小さくなるので、車体90とウインドシ
ールドガラス86との間の隙間寸法が正規の寸法よりも大
きくなった場合には、フラツシユマウントモール88のリ
ツプ部88Aが車体90とウインドシールドガラス86との隙
間に落ち込むと云う不具合があった。
この不具合を解消するウインドシールドガラス位置決
め装置としては、実開昭62-146619号公報及び実開昭63-
58017号公報に開示される如く、隙間寸法管理用のスペ
ーサをウインドシールドガラス86の上端部側の隙間に配
置した後、ウインドシールドガラス86の下端部に当接配
置されるスペーサによりウインドシールドガラスを上方
へ移動し、車体とウインドシールドガラスとの前記隙間
の精度を高めるウインドシールドガラス位置決め装置が
知られている。
め装置としては、実開昭62-146619号公報及び実開昭63-
58017号公報に開示される如く、隙間寸法管理用のスペ
ーサをウインドシールドガラス86の上端部側の隙間に配
置した後、ウインドシールドガラス86の下端部に当接配
置されるスペーサによりウインドシールドガラスを上方
へ移動し、車体とウインドシールドガラスとの前記隙間
の精度を高めるウインドシールドガラス位置決め装置が
知られている。
しかしながら、これらの従来装置においては、接着剤
によって一度接着されたウインドシールドガラスをスペ
ーサにより上方向へずらし位置決めを行うため、シール
切れが発生し水漏れの原因となる恐れがある。
によって一度接着されたウインドシールドガラスをスペ
ーサにより上方向へずらし位置決めを行うため、シール
切れが発生し水漏れの原因となる恐れがある。
また、従来装置においては、ウインドシールドガラス
を車体に接着した後に発生するウインドシールドガラス
の浮きを防止する構造は特に設けられていない。このた
めウインドシールドガラスを車体に接着した後、製造工
程内において生じる車体の振動やドア開閉時の振動によ
り、ウインドシールドガラスの接着部に浮きが生じ、車
体とウインドシールドガラスのシール不良が発生して水
漏れの原因となる恐れがある。
を車体に接着した後に発生するウインドシールドガラス
の浮きを防止する構造は特に設けられていない。このた
めウインドシールドガラスを車体に接着した後、製造工
程内において生じる車体の振動やドア開閉時の振動によ
り、ウインドシールドガラスの接着部に浮きが生じ、車
体とウインドシールドガラスのシール不良が発生して水
漏れの原因となる恐れがある。
[考案が解決しようとする課題] 本考案は上記事実を鑑みて、ウインドシールドガラス
の位置精度を向上することができ、モールの装着がスム
ーズにかつ見栄え良く装着できるとともに、ウインドシ
ールドガラスの浮きを防止することができシール不良を
防止できるウインドシールドガラス位置決め装置を得る
ことが目的である。
の位置精度を向上することができ、モールの装着がスム
ーズにかつ見栄え良く装着できるとともに、ウインドシ
ールドガラスの浮きを防止することができシール不良を
防止できるウインドシールドガラス位置決め装置を得る
ことが目的である。
[課題を解決するための手段] 本考案は、車体のウインドシールドガラス取付用の開
口部の上辺に止着されストツパ片を有するリテーナと、 ウインドシールドガラスの上縁部の裏面に固着され前
記リテーナのストツパ片に面接触してウインドシールド
ガラス面に沿った方向の位置決めを行う位置決め面と、
前記ストツパ片に形成された係合孔に係合してウインド
シールドガラス面の垂直方向の位置決めを行う突起部
と、を備えたストッパ部と、 を有することを特徴としている。
口部の上辺に止着されストツパ片を有するリテーナと、 ウインドシールドガラスの上縁部の裏面に固着され前
記リテーナのストツパ片に面接触してウインドシールド
ガラス面に沿った方向の位置決めを行う位置決め面と、
前記ストツパ片に形成された係合孔に係合してウインド
シールドガラス面の垂直方向の位置決めを行う突起部
と、を備えたストッパ部と、 を有することを特徴としている。
[作用] 上記構成の本考案では、ウインドシールドガラスの上
縁部の裏面に固着されたストツパのストツパ片が、車体
のウインドシールドガラス取付用の開口部の上辺に止着
されたリテーナの位置決め面と面接触して、ウインドシ
ールドガラス面に沿った方向の位置決めが行われると共
に、ストツパ片に形成された係合孔に、ストツパの突起
部が係合してウインドシールドガラス面の垂直方向の位
置決めが行われる。これにより、ウインドシールドガラ
スの上縁部を基準としてウインドシールドガラスの位置
決めが行われる。このため開口部形状及びウインドシー
ルドガラス形状のばらつきが、ウインドシールドガラス
の上辺に集中することがなく、ウインドシールドガラス
の位置精度を向上することができる。また、ストツパ片
に形成された係合孔に、ストツパの突起部が係合してウ
インドシールドガラス面の垂直方向の位置決めが行われ
るため、ウインドシールドガラスに浮きが発生しようと
した場合に、ストツパのウインドシールドガラス面の垂
直方向の移動を阻止することができ、ウインドシールド
ガラスの浮きを防止することができる。
縁部の裏面に固着されたストツパのストツパ片が、車体
のウインドシールドガラス取付用の開口部の上辺に止着
されたリテーナの位置決め面と面接触して、ウインドシ
ールドガラス面に沿った方向の位置決めが行われると共
に、ストツパ片に形成された係合孔に、ストツパの突起
部が係合してウインドシールドガラス面の垂直方向の位
置決めが行われる。これにより、ウインドシールドガラ
スの上縁部を基準としてウインドシールドガラスの位置
決めが行われる。このため開口部形状及びウインドシー
ルドガラス形状のばらつきが、ウインドシールドガラス
の上辺に集中することがなく、ウインドシールドガラス
の位置精度を向上することができる。また、ストツパ片
に形成された係合孔に、ストツパの突起部が係合してウ
インドシールドガラス面の垂直方向の位置決めが行われ
るため、ウインドシールドガラスに浮きが発生しようと
した場合に、ストツパのウインドシールドガラス面の垂
直方向の移動を阻止することができ、ウインドシールド
ガラスの浮きを防止することができる。
[実施例] 第1図及び第2図には本考案に係るウインドシールド
ガラス位置決め装置の実施例が示されており、第3図及
び第4図には本実施例が適用された自動車の後部が示さ
れている。図中矢印FR方向が車両前方方向を示し、矢印
UP方向が車両上方を示している。
ガラス位置決め装置の実施例が示されており、第3図及
び第4図には本実施例が適用された自動車の後部が示さ
れている。図中矢印FR方向が車両前方方向を示し、矢印
UP方向が車両上方を示している。
第1図及び第2図に示されるように、本実施例に係る
ウインドシールドガラス位置決め装置10は、鋼板製のリ
テーナ12と樹脂製のストツパ14とて構成されている。
ウインドシールドガラス位置決め装置10は、鋼板製のリ
テーナ12と樹脂製のストツパ14とて構成されている。
リテーナ12は、車両前後方向後端部で180度屈曲され
て車両上下方向に沿って2枚の下フランジ12A及び上フ
ランジ12Bが互いに対向する如き形状とされ、下フラン
ジ12Aの前端部は、上フランジ12Bと離間する方向へ穏や
かに屈曲されており、リテーナ12止着時のガイド部16と
されている。また、下フランジ12A及び上フランジ12Bの
略中央部には、それぞれ矩形状の貫通穴18、20が形成さ
れている。
て車両上下方向に沿って2枚の下フランジ12A及び上フ
ランジ12Bが互いに対向する如き形状とされ、下フラン
ジ12Aの前端部は、上フランジ12Bと離間する方向へ穏や
かに屈曲されており、リテーナ12止着時のガイド部16と
されている。また、下フランジ12A及び上フランジ12Bの
略中央部には、それぞれ矩形状の貫通穴18、20が形成さ
れている。
リテーナ12の下フランジ12A及び上フランジ12Bの間に
は、車体22の後部に形成された窓枠24の上側フランジ22
Aが挿入されており、この上側フランジ22Aに下側に向け
て形成されたスリツト26がリテーナ12の貫通穴20に嵌合
している。従って、リテーナ12は止着後車体22の上側フ
ランジ22Aから抜け落ちないようになっている。
は、車体22の後部に形成された窓枠24の上側フランジ22
Aが挿入されており、この上側フランジ22Aに下側に向け
て形成されたスリツト26がリテーナ12の貫通穴20に嵌合
している。従って、リテーナ12は止着後車体22の上側フ
ランジ22Aから抜け落ちないようになっている。
またリテーナ12の車両前後方向後端部には、切り起こ
しによって略上方へ向けて直角に突出し、先端部28Aが
略後方へ向けて直角に屈曲したストツパ片28が形成され
ており、このストツパ片28がストツパ14とウインドシー
ルドガラス面に沿った方向に対して係合状態となってい
る。このストツパ片28の中央部には、矩形状の貫通穴30
が形成されている。
しによって略上方へ向けて直角に突出し、先端部28Aが
略後方へ向けて直角に屈曲したストツパ片28が形成され
ており、このストツパ片28がストツパ14とウインドシー
ルドガラス面に沿った方向に対して係合状態となってい
る。このストツパ片28の中央部には、矩形状の貫通穴30
が形成されている。
ストツパ14は車両幅方向を長手方向とするブロツク
状とされており、ウインドシールドガラス32の上縁部の
裏面32Aに固着されている。ストツパ14の反ウインドシ
ールドガラス側面(以下底面と云う)14Aは、リテーナ1
2の上フランジ12Bの上面に当接している。ストツパ14の
位置決め面としての後面14Bの中央部には、略後方へ向
けて直角に突起部34が一体成形されており、突起部34の
ウインドシールドガラス側面34Aがリテーナ12の貫通穴3
0に係合している。従って、リテーナ12はストッパ14と
ウインドシールドガラス面の垂直方向に対して係合状態
となっている。これによって、ストツパ14のウインドシ
ールドガラス側方向への移動が阻止されている。
状とされており、ウインドシールドガラス32の上縁部の
裏面32Aに固着されている。ストツパ14の反ウインドシ
ールドガラス側面(以下底面と云う)14Aは、リテーナ1
2の上フランジ12Bの上面に当接している。ストツパ14の
位置決め面としての後面14Bの中央部には、略後方へ向
けて直角に突起部34が一体成形されており、突起部34の
ウインドシールドガラス側面34Aがリテーナ12の貫通穴3
0に係合している。従って、リテーナ12はストッパ14と
ウインドシールドガラス面の垂直方向に対して係合状態
となっている。これによって、ストツパ14のウインドシ
ールドガラス側方向への移動が阻止されている。
また、突起部34の反ウインドシールドガラス側面は、
ストツパ14の底面14Aの車両前後方向中央部に達する傾
斜面34Bとされており、ウインドシールドガラス32の組
付時のガイドとされている。
ストツパ14の底面14Aの車両前後方向中央部に達する傾
斜面34Bとされており、ウインドシールドガラス32の組
付時のガイドとされている。
またストツパ14のウインドシールドガラス側面14Dの
車幅方向両端部及び中央部には、それぞれハブ35が車両
前後方向に沿って形成されており、このハブ35によって
ストツパ14とウインドシールドガラス32との間の接着剤
がストツパ14の周辺部にはみ出すのを防止するととも
に、ストツパ14が接着剤によりウインドシールドガラス
32から浮くのを防止するようになっている。
車幅方向両端部及び中央部には、それぞれハブ35が車両
前後方向に沿って形成されており、このハブ35によって
ストツパ14とウインドシールドガラス32との間の接着剤
がストツパ14の周辺部にはみ出すのを防止するととも
に、ストツパ14が接着剤によりウインドシールドガラス
32から浮くのを防止するようになっている。
またストツパ14の前面14Cのウインドシールドガラス
側縁部は、ウインドシールドガラス32に沿って前方へ延
設されており、段部36とされている。なお第1図におけ
る符号40はトリム、符号42はモールである。
側縁部は、ウインドシールドガラス32に沿って前方へ延
設されており、段部36とされている。なお第1図におけ
る符号40はトリム、符号42はモールである。
次に、本実施例に係るウインドシールドガラス位置決
め装置10を用いてフロントウインドシールドガラス32の
位置決めを行なう作業について説明する。
め装置10を用いてフロントウインドシールドガラス32の
位置決めを行なう作業について説明する。
ウインドシールドガラス32に装着されたストツパ26の
底面14Aを車体22の上側フランジ22Aに装着されたリテー
ナ12のストツパ片28の先端部28A上に乗せ、略前方へ摺
動させる。これにより、ストツパ14の傾斜面34Bがガイ
ドとなり、ストツパ14の突起部34がリテーナ12の貫通穴
30に入る。
底面14Aを車体22の上側フランジ22Aに装着されたリテー
ナ12のストツパ片28の先端部28A上に乗せ、略前方へ摺
動させる。これにより、ストツパ14の傾斜面34Bがガイ
ドとなり、ストツパ14の突起部34がリテーナ12の貫通穴
30に入る。
従って、ウインドシールドガラス32の装着状態では、
ストツパ14の厚さCの寸法により、ウインドシールドガ
ラス32と車体22の上側フランジ22Aとの隙間寸法Aが精
度良く確保される。またストツパ14の後面14Bとリテー
ナ12のストツパ片28とが面接触し、これにより、車体22
の窓枠24とウインドシールドガラス32との隙間寸法Bが
精度良く確保される。このため、ウインドシールドガラ
ス32の位置精度を向上することができ、モール42を車体
22とウインドシールドガラス32との間隙に装着する場合
に、モール42の装着がスムーズかつ見栄え良くでき、作
業性を向上することができる。
ストツパ14の厚さCの寸法により、ウインドシールドガ
ラス32と車体22の上側フランジ22Aとの隙間寸法Aが精
度良く確保される。またストツパ14の後面14Bとリテー
ナ12のストツパ片28とが面接触し、これにより、車体22
の窓枠24とウインドシールドガラス32との隙間寸法Bが
精度良く確保される。このため、ウインドシールドガラ
ス32の位置精度を向上することができ、モール42を車体
22とウインドシールドガラス32との間隙に装着する場合
に、モール42の装着がスムーズかつ見栄え良くでき、作
業性を向上することができる。
またストツパ14の突起部34がリテーナ12の貫通穴30に
入り、ストツパ14のウインドシールドガラス32側への移
動が阻止されるため、製造工程内において生じる車体の
振動等によるウインドシールドガラス32の浮きを防止す
ることができ、車体22とウインドシールドガラス32のシ
ール不良による水漏れを防止できる。
入り、ストツパ14のウインドシールドガラス32側への移
動が阻止されるため、製造工程内において生じる車体の
振動等によるウインドシールドガラス32の浮きを防止す
ることができ、車体22とウインドシールドガラス32のシ
ール不良による水漏れを防止できる。
また従来装置に比べ構成が簡素であり、かつ締め付け
等の作業を必要としないため、部品コスト及び組付コス
トを低減できる。
等の作業を必要としないため、部品コスト及び組付コス
トを低減できる。
[考案の効果] 本考案は上記構成としたので、ウインドシールドガラ
スの位置精度を向上することができ、モールの装着がス
ムーズにかつ見栄え良く装着できるとともに、ウインド
シールドガラスの浮きを防止することができシール不良
を防止できる優れた効果を有する。
スの位置精度を向上することができ、モールの装着がス
ムーズにかつ見栄え良く装着できるとともに、ウインド
シールドガラスの浮きを防止することができシール不良
を防止できる優れた効果を有する。
第1図は本考案に係るウインドシールドガラス位置決め
装置の実施例を示す第4図I-I線断面図、第2図は本考
案に係るウインドシールドガラス位置決め装置の実施例
を示す分解斜視図、第3図は本実施例に係るウインドシ
ールドガラス位置決め装置が適用された自動車の後部を
示す側面図、第4図は本実施例に係るウインドシールド
ガラス位置決め装置が適用された自動車の後部を示す後
方から見た平面図、第5図は従来のウインドシールドガ
ラス位置決め装置を示す断面図、第6図は自動車の後部
を示す後方から見た平面図、第7図は第6図VII-VII線
断面図、第8図はフラツシユマウントモールを示す平面
図、第9図はフラツシユマウントモールの湾曲した状態
を示す平面図である。 10……ウインドシールドガラス位置決め装置、12……リ
テーナ、14……ストツパ、22……車体、24……窓枠、28
……ストツパ片、32……ウインドシールドガラス。
装置の実施例を示す第4図I-I線断面図、第2図は本考
案に係るウインドシールドガラス位置決め装置の実施例
を示す分解斜視図、第3図は本実施例に係るウインドシ
ールドガラス位置決め装置が適用された自動車の後部を
示す側面図、第4図は本実施例に係るウインドシールド
ガラス位置決め装置が適用された自動車の後部を示す後
方から見た平面図、第5図は従来のウインドシールドガ
ラス位置決め装置を示す断面図、第6図は自動車の後部
を示す後方から見た平面図、第7図は第6図VII-VII線
断面図、第8図はフラツシユマウントモールを示す平面
図、第9図はフラツシユマウントモールの湾曲した状態
を示す平面図である。 10……ウインドシールドガラス位置決め装置、12……リ
テーナ、14……ストツパ、22……車体、24……窓枠、28
……ストツパ片、32……ウインドシールドガラス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−282117(JP,A) 特開 昭63−141821(JP,A) 特開 昭59−29509(JP,A) 実開 昭57−151113(JP,U) 実開 平1−126814(JP,U) 実開 平3−11914(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】車体のウインドシールドガラス取付用の開
口部の上辺に止着されストツパ片を有するリテーナと、 ウインドシールドガラスの上縁部の裏面に固着され前記
リテーナのストツパ片に面接触してウインドシールドガ
ラス面に沿った方向の位置決めを行う位置決め面と、前
記ストツパ片に形成された係合孔に係合してウインドシ
ールドガラス面の垂直方向の位置決めを行う突起部と、
を備えたストッパと、 を有することを特徴とするウインドシールドガラス位置
決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989102823U JP2522652Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ウインドシールドガラス位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989102823U JP2522652Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ウインドシールドガラス位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342411U JPH0342411U (ja) | 1991-04-22 |
JP2522652Y2 true JP2522652Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31651698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989102823U Expired - Lifetime JP2522652Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1989-09-01 | ウインドシールドガラス位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522652Y2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57151113U (ja) * | 1981-03-19 | 1982-09-22 | ||
JPS5929509A (ja) * | 1982-08-10 | 1984-02-16 | Toyota Motor Corp | フロントウインドシ−ルドガラス取付方法 |
JPS619317U (ja) * | 1984-06-22 | 1986-01-20 | 本田技研工業株式会社 | 窓ガラスの取付装置 |
JPS61282117A (ja) * | 1985-06-10 | 1986-12-12 | Nissan Shatai Co Ltd | 車両用窓ガラスの取付構造 |
DE3639936A1 (de) * | 1986-11-22 | 1988-06-01 | Flachglas Ag | Anordnung fuer die befestigung einer kraftfahrzeugscheibe in der zarge einer kraftfahrzeugkarosserie |
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-
1989
- 1989-09-01 JP JP1989102823U patent/JP2522652Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0342411U (ja) | 1991-04-22 |
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