JPH07228192A - コーナーブラケット - Google Patents

コーナーブラケット

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Publication number
JPH07228192A
JPH07228192A JP4500494A JP4500494A JPH07228192A JP H07228192 A JPH07228192 A JP H07228192A JP 4500494 A JP4500494 A JP 4500494A JP 4500494 A JP4500494 A JP 4500494A JP H07228192 A JPH07228192 A JP H07228192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
door
bracket
window glass
door window
Prior art date
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Pending
Application number
JP4500494A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Ito
彰 伊藤
Takamasa Suzuki
孝昌 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP4500494A priority Critical patent/JPH07228192A/ja
Publication of JPH07228192A publication Critical patent/JPH07228192A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーナーブラケット40のブラケット上縁部
44は、ドアウインドガラス34のガラス上辺部34U
と意匠性に優れたラインを形成すると共に、その取付の
際に損傷しない。 【構成】 コーナーブラケット40は、自動車20のド
ア下窓枠22に装着されかつドアミラー24を取り付け
るものであり、ドアウインドガラス34を摺動させるた
めのガラス摺動用溝46を有するミラー取付部42と、
ミラー取付部42の上部から延設されたブラケット上縁
部44とを備えている。ガラス摺動用溝46内の上部に
は、ストッパ部48が形成されている。コーナーブラケ
ット40の取付の際に、ストッパ部48のストッパ基準
面48aをガラス前辺部34Fに当接すると、ブラケッ
ト上縁部44は、突き上げられることなく、上昇位置に
あるドアウインドガラス34のガラス上辺部34Uとラ
イン状に位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロントドア
にドアミラーを取り付けるためのコーナーブラケットに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図8に示すように、この種の
ドアミラー110は、フロントドア112に固定したコ
ーナーブラケット140に取り付けられている。コーナ
ーブラケット140は、ドア閉じ状態のドアベルトライ
ンとフロントドアピラーとの間の狭角部を塞ぐ外形であ
り、ほぼ直角三角形である。図9に示すように、コーナ
ーブラケット140は、上記狭角部を塞ぐ外形のミラー
取付部142と、ミラー取付部142の上部に延設され
たブラケット上縁部144と、ドア下窓枠132に固定
される取付脚部152aを有するインサート部材152
と、を備えている。
【0003】上記ミラー取付部142には、ドアウイン
ドガラス134のガラス前辺部134Fに対してシール
性を確保して摺動させるガラス摺動用溝146が形成さ
れている。上記ガラス摺動用溝146は、ドアウインド
ガラス134のガラス前辺部134Fとの円滑な摺動性
を確保するために、その底部でドアウインドガラス13
4に対して間隙を保っている。また、ブラケット上縁部
144は、薄肉弾性形状に形成することにより、ドアウ
インドガラス134のガラス上辺部134Uとのライン
を一致させて意匠性を高めると共に、ドアウインドガラ
ス134との継ぎ目の部分で段差が生じるのを防止して
ドア窓枠側のウエザストリップ(図示省略)に対しても
シール性を高めている。また、薄肉状のブラケット上縁
部144は、ドアウインドガラス134に対して押圧状
態で接するから、ドアウインドガラス134に対してシ
ール性を高める作用もある。
【0004】上記コーナーブラケット140を取り付け
るには、以下の組付工程による。まず、フロントドア1
12にドアウインドガラス134を取り付ける。次に、
コーナーブラケット140のガラス摺動用溝146をド
アウインドガラス134のガラス前辺部134Fに突入
させると共に、ブラケット上縁部144をガラス上辺部
134Uに押圧した状態に位置決めし、その状態でコー
ナーブラケット140の取付脚部152aをボルト(図
示省略)でフロントドア112に螺着する。
【0005】こうした作業によりコーナーブラケット1
40は、組み付けられるが、このとき、コーナーブラケ
ット140のブラケット上縁部144は、ドアウインド
ガラス134に押さえ付けてドアウインドガラス134
に対するシール性を確保している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうしたコー
ナーブラケット140の構成及びその組み付け作業で
は、図10に示すように、ドアウインドガラス134の
組付寸法や、コーナーブラケット140の組付寸法の誤
差が大きくなったときに、ブラケット上縁部144の突
き上げ量が大きくなる。このため、コーナーブラケット
140のブラケット上縁部144の根元部分に大きな力
が加わって、この部位にて損傷する場合があった。
【0007】本発明は、上記従来の技術の問題点を解決
することを課題とし、ドアウインドガラスのガラス上辺
部とのラインを一致させて高いシール性を確保すること
ができると共に、その取付の際に、ドアウインドガラス
に突き上げられて損傷しないコーナーブラケットを提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた発明は、自動車のドア下窓枠に装着され、か
つドアミラーを取り付けるためのコーナーブラケットに
おいて、フロントドアの閉じ状態にてドアベルトライン
とその上方に位置するフロントドアピラーとの狭角部を
塞ぐ外形を有するほぼ直角三角形でありかつドアミラー
を取り付けるミラー取付部と、該ミラー取付部の上部に
設けられ、ドアウインドガラスの上昇位置におけるガラ
ス上辺部と共にフロントドアピラーに沿ったほぼ直線の
一部を形成するブラケット上縁部と、上記ミラー取付部
に形成され、ドアウインドガラスのガラス前辺部を摺動
させるためのガラス摺動用溝と、上記ガラス摺動用溝の
上部に設けられ、上記ドアウインドガラスのガラス前辺
部と接触するストッパ基準面を有するストッパ部とを備
え上記ストッパ基準面は、上記ブラケット上縁部を、上
昇位置にあるドアウインドガラスのガラス上辺部に対し
て、上記直線の一部となるように位置決めするように形
成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係るコーナーブラケットの取付の際
に、フロントドアにドアウインドガラスを組み付けた状
態にて、ドアウインドガラスのガラス前辺部に、ストッ
パ部のストッパ基準面を当接させると、コーナーブラケ
ットがドアウインドガラスに対して位置決めされ、この
状態でドア下窓枠に取り付けられる。このとき、コーナ
ーブラケットのブラケット上縁部は、ドアウインドガラ
スのガラス上辺部と連続的なラインとなるから、ブラケ
ット上縁部とドアウインドガラスのガラス上辺部に段差
が生じないで、高いシール性を確保することができる。
【0010】また、コーナーブラケットの取付の際に、
ストッパ基準面をドアウインドガラスのガラス前辺部に
当接すると、ブラケット上縁部は、ドアウインドガラス
によって突き上げられない状態で位置決めされ、よっ
て、ブラケット上縁部自体が損傷することもない。
【0011】さらに、ストッパ基準面は、ガラス摺動用
溝の一部にだけ形成されているから、ドアウインドガラ
スのガラス前辺部に接触する面積も小さく、ドアウイン
ドガラスとの摺動性を損なうこともない。
【0012】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の好適な実施例について説
明する。
【0013】図1はサッシュレスドアを備えたいわゆる
ハードトップタイプの自動車20の前半部を示し、図2
はドアミラーの周辺を示す。自動車20のフロントドア
26には、ドアミラー24がコーナーブラケット40に
取り付けられている。コーナーブラケット40は、ドア
閉じ状態におけるドアベルトライン28とフロントドア
ピラー32との間の狭角部33を塞ぐほぼ直角三角形で
ある。図3に示すように、コーナーブラケット40は、
ミラー取付部42と、ミラー取付部42の上部から延設
されたブラケット上縁部44と、ミラー取付部42にイ
ンサートされかつその下部に取付脚部52aを有するイ
ンサート部材52とを備えている。
【0014】また、ミラー取付部42は、図4ないし図
6に示すように、断面ほぼU字形でドアウインドガラス
34を摺動させるためのガラス摺動用溝46を有してい
る。ガラス摺動用溝46の開口部の両側には、一対の条
リップ部54が形成されており、条リップ部54がドア
ウインドガラス34の両端面にそれぞれ接してシールす
る。また、上記ガラス摺動用溝46の上部には、ストッ
パ部48が段状に突設されており、このストッパ部48
にストッパ基準面48aが設けられている。ストッパ基
準面48aは、ドアウインドガラス34が上昇位置にあ
ってガラス前辺部34Fと当接した状態にて、ドアウイ
ンドガラス34のガラス上辺部34Uとブラケット上縁
部44とがほぼ直線状に一致するようにドアウインドガ
ラス34との位置関係を規定している。なお、ガラス摺
動用溝46のストッパ基準面48aのない部位は、ドア
ウインドガラス34と接触しないように間隔を保ってい
る(図5参照)。
【0015】また、上記インサート部材52の取付脚部
52aは、ミラー取付部42の下部から突出して、フロ
ントドア26のドア下窓枠22にボルト(図示省略)を
介して固定される金具となっている。
【0016】上記構成のコーナーブラケット40では、
ドアウインドガラス34が昇降すると、ガラス摺動用溝
46内を条リップ部54で僅かに挟持された状態にてド
アウインドガラス34が摺動する。このとき、ドアウイ
ンドガラス34は、ストッパ基準面48aだけで接し、
他のガラス摺動用溝46の底部と接触しないで摩擦力の
小さい円滑な昇降動作を行なう。
【0017】上記コーナーブラケット40を製造するに
は、インサート部材52をU字形に形成し、該インサー
ト部材52を図示しない金型のキャビティにセットし、
ゴム又は樹脂等でトランスファ成形法や射出成形法を適
用して行なう。なお、樹脂材料として、PVC、PVC
/NBRポリブレンド等の高分子樹脂材料やゴム材料と
して、EPDM等を用いることができる。
【0018】次に、フロントドア26にコーナーブラケ
ット40を取付ける作業について説明する。フロントド
ア26にドアウインドガラス34を組み付けた状態にて
(図7)、コーナーブラケット40を取り付ける。すな
わち、コーナーブラケット40のガラス摺動用溝46を
ドアウインドガラス34のガラス前辺部34Fに突入す
ると共に、ストッパ基準面48aをガラス前辺部34F
に当接させて位置決めする。この状態にて、取付脚部5
2aをネジでドア下窓枠22に螺着する。これにより、
図6に示すように、コーナーブラケット40は、フロン
トドア26に取り付けられる。
【0019】このとき、ストッパ部48のストッパ基準
面48aをドアウインドガラス34のガラス前辺部34
Fに当接させて位置決めすると、コーナーブラケット4
0のブラケット上縁部44とドアウインドガラス34の
ガラス上辺部34Uとの連結が滑らかなラインとなるよ
うに取り付けられる。これにより、ブラケット上縁部4
4とドアウインドガラス34の継ぎ目に段差が生じるこ
とがなく、フロントドアピラー32及びドアウインドガ
ラス34との間で高いシール性を確保することができ
る。
【0020】また、ストッパ部48は、ブラケット上縁
部44をガードする補強部として作用し、ブラケット上
縁部44は、ドアウインドガラス34に当接しないか
ら、組み付け寸法の多少のばらつきがあっても突き上げ
られない。よって、ブラケット上縁部44を突き上げる
ような力が加わらず、損傷することもない。
【0021】さらにストッパ基準面48aは、コーナー
ブラケット40の上部の短い部位にだけ形成されている
ので、ストッパ基準面48aがドアウインドガラス34
に接する面積が小さく、ドアウインドガラス34との摺
動性を損なうこともない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコー
ナーブラケットによれば、フロントドアにドアウインド
ガラスを組み付けた状態にて、ドアウインドガラスのガ
ラス前辺部に、ストッパ部のストッパ基準面を当接させ
ると、コーナーブラケットがドアウインドガラスに対し
て位置決めされ、この状態でドア下窓枠に取り付けられ
る。このとき、コーナーブラケットのブラケット上縁部
は、ドアウインドガラスのガラス上辺部と連続的なライ
ンとなるから、ブラケット上縁部とドアウインドガラス
のガラス上辺部に段差が生じないで、高いシール性を確
保することができる。
【0023】また、コーナーブラケットの取付の際に、
ストッパ基準面をドアウインドガラスのガラス前辺部に
当接すると、ブラケット上縁部は、ドアウインドガラス
によって突き上げられない状態で位置決めされ、よっ
て、ブラケット上縁部自体が損傷することもない。
【0024】さらに、ストッパ基準面は、ガラス摺動用
溝の一部にだけ形成されているから、ドアウインドガラ
スのガラス前辺部に接触する面積も小さく、ドアウイン
ドガラスとの摺動性を損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のドア周辺を示す外観図。
【図2】本発明の一実施例に係るコーナーブラケット及
びその周辺を示す斜視図。
【図3】同実施例のコーナーブラケットを示す正面図。
【図4】図3のA−A線に沿った断面図。
【図5】図3のB−B線に沿った断面図。
【図6】同実施例のコーナーブラケットを説明する説明
図。
【図7】同実施例のコーナーブラケットの取付作業を説
明する説明図。
【図8】従来のコーナーブラケット及びその周辺を示す
斜視図。
【図9】従来のコーナーブラケットを示す正面図。
【図10】従来のコーナーブラケットの問題点を説明す
る説明図。
【符号の説明】
20…自動車 22…ドア下窓枠 24…ドアミラー 26…フロントドア 28…ドアベルトライン 32…フロントドアピラー 33…狭角部 34…ドアウインドガラス 34F…ガラス前辺部 34U…ガラス上辺部 40…コーナーブラケット 42…ミラー取付部 44…ブラケット上縁部 46…ガラス摺動用溝 48…ストッパ部 48a…ストッパ基準面 52…インサート部材 52a…取付脚部 54…条リップ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドア下窓枠に装着され、かつド
    アミラーを取り付けるためのコーナーブラケットにおい
    て、 フロントドアの閉じ状態にてドアベルトラインとその上
    方に位置するフロントドアピラーとの狭角部を塞ぐ外形
    を有するほぼ直角三角形でありかつドアミラーを取り付
    けるミラー取付部と、 該ミラー取付部の上部に設けられ、ドアウインドガラス
    の上昇位置におけるガラス上辺部と共にフロントドアピ
    ラーに沿ったほぼ直線の一部を形成するブラケット上縁
    部と、 上記ミラー取付部に形成され、ドアウインドガラスのガ
    ラス前辺部を摺動させるためのガラス摺動用溝と、 上記ガラス摺動用溝の上部に設けられ、上記ドアウイン
    ドガラスのガラス前辺部と接触するストッパ基準面を有
    するストッパ部とを備え上記ストッパ基準面は、上記ブ
    ラケット上縁部を、上昇位置にあるドアウインドガラス
    のガラス上辺部に対して、上記直線の一部となるように
    位置決めするように形成したことを特徴とするコーナー
    ブラケット。
JP4500494A 1994-02-18 1994-02-18 コーナーブラケット Pending JPH07228192A (ja)

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