JP6376791B2 - エレベータの釣合おもり装置及びその改修方法 - Google Patents

エレベータの釣合おもり装置及びその改修方法 Download PDF

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Description

この発明は、枠体内に複数の積載おもりが積載されているエレベータの釣合おもり装置、及び既設の釣合おもり装置を流用して吊枠の強度を高くする釣合おもり装置の改修方法に関するものである。
従来のエレベータの釣合おもり装置では、複数の積載おもりが枠体内に積層されている。枠体は、断面コ字形の一対の吊枠と、吊枠の上端部間に固定された上枠と、吊枠の下端部間に固定された下枠とを有している。各吊枠の上下方向の中間部には、板状のストッパが固定されている。ストッパは、釣合おもりガイドレールに対してギャップを介して対向している。また、ストッパは、地震発生時に釣合おもりガイドレールに加わる力を分散させる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−211850号公報
上記のような従来の釣合おもり装置のストッパは、地震発生時に釣合おもりガイドレールに加わる力を分散させるものであり、枠体自体の耐震強度を高めるためのものではなかった。このため、新たに設置するエレベータにおいて、吊枠の耐震強度(垂直及び水平震度に対する強度)を高める必要がある場合には、吊枠のサイズを釣合おもり装置の幅方向又は厚さ方向へ大きくするか、吊枠の板厚を外側又は内側に大きくする必要があった。
これらのうち、吊枠のサイズを大きくする方法では、既存の積載おもりが適用できなくなるため、新たな吊枠に合うように積載おもりの形状も変更する必要が生じ、製品コストが高くなる。また、場合によっては、昇降路の平面寸法を大きくする必要が生じる。
一方、吊枠の板厚を大きくする方法では、曲げ加工が可能な板厚に限界があり、必要な強度が得られない場合がある。また、吊枠の板厚を外側に大きくする場合、既存の上枠及び下枠を流用できなくなり、サイズ変更した上枠及び下枠が必要となるため、枠体の種類が増え、生産性が悪く、製品コストが高くなる。さらに、吊枠の板厚を内側に大きくする場合、既存の積載おもりが適用できなくなるため、新たな吊枠に合うように積載おもりの形状も変更する必要が生じ、製品コストが高くなる。
また、既設のエレベータを改修する際、枠体の耐震強度を高めることが要求された場合、吊枠のサイズ又は板厚を大きくする方法では、既設の釣合おもり装置を流用することができず、釣合おもり装置全体の交換が必要となり、改修工期が長くなる。具体的には、釣合おもり装置を交換する場合、かごを昇降路上部に固定し、釣合おもり装置を昇降路の下部で支持した状態で、釣合おもり装置から主索を切り離す必要があり、改修工期が3日程度長くなる場合がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、コストの増加を抑えつつ、吊枠の耐震強度を高くすることができるエレベータの釣合おもり装置及びその改修方法を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの釣合おもり装置は、一対の吊枠と、吊枠間に接続されている上枠と、上枠の下方で吊枠間に接続されている下枠とを有している枠体、及び枠体内に保持されている複数の積載おもりを備え、各吊枠は、上枠及び下枠が接続されている吊枠本体と、吊枠本体に固定されており、吊枠本体を補強する補強体とを有しており、各吊枠本体は、側面部と、側面部の幅方向の第1の端部を積載おもり側へ折り曲げてなる前面部と、側面部の幅方向の第2の端部を積載おもり側へ折り曲げてなる背面部とを有しており、各補強体は、前面部及び背面部の少なくともいずれか一方の外面に重ね合わせられている。
この発明のエレベータの釣合おもり装置は、補強体を吊枠本体の前面部及び背面部の少なくともいずれか一方の外面に重ね合わせて固定したので、コストの増加を抑えつつ、吊枠の耐震強度を高くすることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータを示す側面図である。 図1の釣合おもり装置を示す斜視図である。 図2の吊枠の水平断面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図である。 図6の吊枠の水平断面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図である。 図8の吊枠の水平断面図である。 図9の側面補強板を省略した変形例を示す断面図である。 図9の背面補強板を省略した変形例を示す断面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータを示す側面図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2内には、機械台3が設置されている。機械台3上には、巻上機4が支持されている。巻上機4は、駆動シーブ5及び巻上機本体6を有している。巻上機本体6は、駆動シーブ5を回転させる巻上機モータと、駆動シーブ5の回転を制動する巻上機ブレーキとを有している。
機械台3には、そらせ車7が取り付けられている。駆動シーブ5及びそらせ車7には、懸架体8が巻き掛けられている。懸架体8としては、例えば、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。
懸架体8の第1の端部には、かご9が接続されている。懸架体8の第2の端部には、釣合おもり装置10が接続されている。かご9及び釣合おもり装置10は、懸架体8により昇降路1内に吊り下げられており、巻上機4の駆動力により昇降路1内を昇降する。
昇降路1内には、かご9の昇降を案内する一対のかごガイドレール11と、釣合おもり装置10の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール12とが設置されている。
かご9は、懸架体8が接続されたかご枠13と、かご枠13に支持されているかご室14とを有している。
図2は図1の釣合おもり装置10を示す斜視図である。釣合おもり装置10は、金属製の枠体21と、枠体21内に積層されて保持されている複数の積載おもり22と、枠体21の幅方向両側に固定されている一対の中間ストッパ23と、枠体21の前後に配置されている一対の吊枠バンド(帯板)24とを有している。
枠体21は、釣合おもり装置10の幅方向の両側に垂直に配置された一対の吊枠(縦枠)25と、吊枠25の上端部間に接続されている断面コ字形の上枠26と、吊枠25の下端部間に接続されている断面コ字形の下枠27とを有している。
上枠26及び下枠27は、水平に配置されている。上枠26の下面には、懸架体接続板28が固定されている。懸架体接続板28には、複数の締結具29を介して懸架体8が接続されている。下枠27は、上枠26の下方に配置されており、積載おもり22を支持している。
各吊枠25は、上枠26及び下枠27が接続されている断面コ字形の吊枠本体31と、吊枠本体31を補強する断面コ字形の補強体32とを有している。各吊枠本体31の内側には、釣合おもり装置10の幅方向の積載おもり22の端部が挿入されている。これにより、積載おもり22は、水平方向に拘束(保持)されている。
補強体32は、溶接又はボルト止めにより吊枠本体31に固定されている。また、補強体32は、吊枠本体31を外側から抱き込むように配置されている。さらに、補強体32は、吊枠本体31の上下両端部を残して、吊枠本体31の上下方向の中間部に連続的に配置されている。さらにまた、補強体32は、吊枠本体31と同じ材料で構成されている。
図3は図2の吊枠25の水平断面図である。各吊枠本体31は、側面部31aと、側面部31aの幅方向の第1の端部を積載おもり22側へ直角に折り曲げてなる前面部31bと、側面部31aの幅方向の第2の端部を積載おもり22側へ直角に折り曲げてなる背面部31cとを有している。
各補強体32は、側面部31aの外面に重ね合わせられている側面補強部32aと、前面部31bの外面に重ね合わせられている前面補強部32bと、背面部31cの外面に重ね合わせられている背面補強部32cとを有している。前面補強部32b及び背面補強部32cは、側面補強部32aの幅方向両端部を直角に折り曲げて形成されている。
側面補強部32aの上下方向の中間部には、中間ストッパ23及び吊枠バンド24をボルト止めするための複数のねじ孔が設けられている。
中間ストッパ23は、釣合おもりガイドレール12に対して隙間を介して対向している。また、中間ストッパ23は、地震時の振動で釣合おもりガイドレール12に撓みが生じると、釣合おもりガイドレール12に接触する。これにより、地震時に釣合おもりガイドレール12に加わる力が分散する。
各吊枠バンド24の両端部は、直角に折り曲げられており、側面補強部32aにボルト止めされている。吊枠バンド24は、地震時に吊枠25の変形を防止し、積載おもり22の枠体21からの脱落を防止する。
このような釣合おもり装置10では、吊枠本体31の側面部31a、前面部31b及び背面部31cの外面に補強体32を重ね合わせて固定し、吊枠25を補強したので、新設のエレベータにおいて吊枠25の耐震強度を高める必要がある場合に、既存の吊枠を吊枠本体31として流用することができ、コストの増加を抑えつつ、吊枠25の耐震強度を高くすることができる。
また、エレベータの改修工事において、釣合おもり装置の吊枠の耐震強度を高くする必要が生じた場合、既設の釣合おもり装置の枠体を懸架体8に接続したまま、既設の吊枠に補強体32を固定する。これにより、既設の釣合おもり装置の吊枠を改修後の吊枠本体31として流用することができ、コストの増加を抑えつつ、吊枠25の耐震強度を高くすることができる。また、改修工事の期間を短縮することができる。
さらに、実施の形態1の釣合おもり装置10及び改修方法では、既存又は既設の積載おもり22、上枠26及び下枠27も流用することができ、コストの増加を抑えることができる。
さらにまた、実施の形態1では、断面コ字形の補強体32を用いたので、補強体32を配置した部分では、吊枠25の断面の全体で厚さ寸法を大きくすることができ、耐震強度を十分に高めることができる。また、追加部品点数が少なくて済み、吊枠本体31への補強体32の固定を容易に行うことができる。
実施の形態2.
次に、図4はこの発明の実施の形態2によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図である。実施の形態2では、各補強体32の上下方向の中間部に、側面部31aに固定された部品、即ち中間ストッパ23及び吊枠バンド24を露出させる開口(切欠)32aが設けられている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成では、実施の形態1の効果に加えて、既存のサイズの吊枠バンド24を使用することができ、コストの増加をさらに抑えることができる。また、改修工事においても、既設の中間ストッパ23及び吊枠バンド24をそのまま流用することができ、コストの増加をさらに抑えることができる。さらに、既設の中間ストッパ23を取り外さずに、補給体32を吊枠本体31に取り付けることができる。
実施の形態3.
次に、図5はこの発明の実施の形態3によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図である。この例では、補強体32が上下に2分割されている。また、分割された補強体32は、側面部31aに固定された部品、即ち中間ストッパ23及び吊枠バンド24を避けて吊枠本体31に固定されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によっても、実施の形態2と同様の効果を得ることができる。
また、既設の中間ストッパ23及び吊枠バンド24を取り外さずに、補給体32を吊枠本体31に取り付けることができる。
実施の形態4.
次に、図6はこの発明の実施の形態4によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図である。各吊枠33は、実施の形態1と同様の吊枠本体31と、吊枠本体31を補強する補強体34とを有している。補強体34は、断面L字形の第1及び第2の補強部材35,36を有している。
第1及び第2の補強部材35,36は、溶接又はボルト止めにより吊枠本体31に固定されている。また、第1及び第2の補強部材35,36は、吊枠本体31の上下両端部を残して、吊枠本体31の上下方向の中間部に連続的に配置されている。さらに、第1及び第2の補強部材35,36は、吊枠本体31と同じ材料で構成されている。
図7は図6の吊枠33の水平断面図である。第1の補強部材35は、前面部31b及び側面部31aの外面に重ね合わせられている。第2の補強部材36は、背面部31c及び側面部31aの外面に重ね合わせられている。
側面部31a上の第1の補強部材35の端部と第2の補強部材36の端部とは、互いに間隔をおいて対向している。これにより、側面部31aの幅方向(図5の上下方向)の中間部の外面は、外部に露出している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によっても、コストの増加を抑えつつ、吊枠33の耐震強度を高くすることができる。また、改修工事において、既設の釣合おもり装置の吊枠を改修後の吊枠本体31として流用することができ、コストの増加を抑えつつ、吊枠33の耐震強度を高くすることができる。さらに、改修工事の期間を短縮することができる。
また、断面L字形の補強部材35,36を用いたので、実施の形態1に比べて、寸法精度及び曲げ加工精度を低くすることができ、コストを低減することができる。
なお、第1及び第2の補強部材35,36のいずれか一方を省略してもよい。
実施の形態5.
次に、図8はこの発明の実施の形態5によるエレベータの釣合おもり装置を示す斜視図、図8の吊枠の水平断面図である。各吊枠37は、実施の形態1と同様の吊枠本体31と、吊枠本体31を補強する補強体38とを有している。補強体38は、前面部31bに重ね合わせられている帯状の前面補強板39と、背面部31cに重ね合わせられている帯状の背面補強板40と、側面部31aに重ね合わせられている帯状の側面補強板41とを有している。
補強板39〜41は、溶接又はボルト止めにより吊枠本体31に固定されている。また、補強板39〜41は、吊枠本体31の上下両端部を残して、吊枠本体31の上下方向の中間部に連続的に配置されている。さらに、補強板39〜41は、吊枠本体31と同じ材料で構成されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によっても、コストの増加を抑えつつ、吊枠37の耐震強度を高くすることができる。また、改修工事において、既設の釣合おもり装置の吊枠を改修後の吊枠本体31として流用することができ、コストの増加を抑えつつ、吊枠37の耐震強度を高くすることができる。さらに、改修工事の期間を短縮することができる。
また、平板状(座板状)の補強板39〜41を用いたので、実施の形態1に比べて、寸法精度及び曲げ加工精度を低くすることができ、コストを低減することができる。また、実施の形態4に比べて、構成をさらに簡単にすることができ、製造コストを低減することができる。
さらに、例えば図10及び図11に示すように、必要に応じて、補強箇所を適宜選択することができる。図10は図9の側面補強板41を省略した変形例、図11は図9の背面補強板40を省略した変形例を示している。これらの他に、図9の前面補強板39を省略したり、図10の前面補強板39又は背面補強板40を省略したりすることも可能である。
なお、実施の形態4、5の補強体34,38を実施の形態3のように上下に分割してもよい。
また、補強体は、吊枠本体と異なる材料で構成することもできる。
さらに、補強体の厚さは、吊枠本体の厚さと同じであっても異なっていてもよい。
さらにまた、吊枠本体を補強するため、補強体は、吊枠本体の上下方向の半分以上の範囲に配置するのが好適であり、2/3以上の範囲に配置するのがさらに好適である。
また、エレベータ全体の機器のレイアウト及びローピング方式等は、図1の例に限定されるものではない。
さらに、この発明は、例えば機械室レスエレベータ、ダブルデッキエレベータ、又はワンシャフトマルチカー方式のエレベータなど、種々のタイプのエレベータの釣合おもり装置及びその改修方法に適用できる。
10 釣合おもり装置、21 枠体、22 積載おもり、23 中間ストッパ(部品)、24 吊枠バンド(部品)、25,33,37 吊枠、26 上枠、27 下枠、31 吊枠本体、31a 側面部、31b 前面部、31c 背面部、32,34,38 補強体、32a 側面補強部、32b 前面補強部、32c 背面補強部、35 第1の補強部材、36 第2の補強部材、39 前面補強板、40 背面補強板、41 側面補強板。

Claims (6)

  1. 一対の吊枠と、前記吊枠間に接続されている上枠と、前記上枠の下方で前記吊枠間に接続されている下枠とを有している枠体、及び
    前記枠体内に保持されている複数の積載おもり
    を備え、
    各前記吊枠は、前記上枠及び前記下枠が接続されている吊枠本体と、前記吊枠本体に固定されており、前記吊枠本体を補強する補強体とを有しており、
    各前記吊枠本体は、側面部と、前記側面部の幅方向の第1の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる前面部と、前記側面部の幅方向の第2の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる背面部とを有しており、
    各前記補強体は、前記前面部及び前記背面部の少なくともいずれか一方の外面に、前記外面の範囲内で重ね合わせられており、
    各前記補強体は、前記吊枠本体の上下方向の半分以上の範囲で、前記吊枠本体の上下方向の中間部に連続的に配置されており、
    各前記積載おもりの両端部は、前記吊枠本体に挿入されており、
    前記側面部の幅方向の各前記積載おもりの寸法は、各前記積載おもりの両端部で中間部よりも小さくなっており、
    各前記補強体は、前記側面部の幅方向について、前記積載おもりの中間部よりも外側へ突出しておらず、
    各前記補強体は、前記側面部に重ね合わせられている側面補強部と、前記前面部に重ね合わせられている前面補強部と、前記背面部に重ね合わせられている背面補強部とを有しており、
    前記前面補強部及び前記背面補強部は、前記側面補強部の幅方向両端部を折り曲げて形成されており、
    前記補強体の上下方向の中間部には、前記側面部に固定された部品を露出させる開口が設けられているエレベータの釣合おもり装置。
  2. 一対の吊枠と、前記吊枠間に接続されている上枠と、前記上枠の下方で前記吊枠間に接続されている下枠とを有している枠体、及び
    前記枠体内に保持されている複数の積載おもり
    を備え、
    各前記吊枠は、前記上枠及び前記下枠が接続されている吊枠本体と、前記吊枠本体に固定されており、前記吊枠本体を補強する補強体とを有しており、
    各前記吊枠本体は、側面部と、前記側面部の幅方向の第1の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる前面部と、前記側面部の幅方向の第2の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる背面部とを有しており、
    各前記補強体は、前記前面部及び前記背面部の少なくともいずれか一方の外面に、前記外面の範囲内で重ね合わせられており、
    各前記補強体は、前記吊枠本体の上下方向の半分以上の範囲で、前記吊枠本体の上下方向の中間部に連続的に配置されており、
    各前記積載おもりの両端部は、前記吊枠本体に挿入されており、
    前記側面部の幅方向の各前記積載おもりの寸法は、各前記積載おもりの両端部で中間部よりも小さくなっており、
    各前記補強体は、前記側面部の幅方向について、前記積載おもりの中間部よりも外側へ突出しておらず、
    各前記補強体は、前記前面部及び前記背面部のいずれか一方と前記側面部とに重ね合わせられている断面L字形の補強部材を有しているエレベータの釣合おもり装置。
  3. 一対の吊枠と、前記吊枠間に接続されている上枠と、前記上枠の下方で前記吊枠間に接続されている下枠とを有している枠体、及び
    前記枠体内に保持されている複数の積載おもり
    を備え、
    各前記吊枠は、前記上枠及び前記下枠が接続されている吊枠本体と、前記吊枠本体に固定されており、前記吊枠本体を補強する補強体とを有しており、
    各前記吊枠本体は、側面部と、前記側面部の幅方向の第1の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる前面部と、前記側面部の幅方向の第2の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる背面部とを有しており、
    各前記補強体は、前記前面部及び前記背面部の少なくともいずれか一方の外面に、前記外面の範囲内で重ね合わせられており、
    各前記補強体は、前記吊枠本体の上下方向の半分以上の範囲で、前記吊枠本体の上下方向の中間部に連続的に配置されており、
    各前記積載おもりの両端部は、前記吊枠本体に挿入されており、
    前記側面部の幅方向の各前記積載おもりの寸法は、各前記積載おもりの両端部で中間部よりも小さくなっており、
    各前記補強体は、前記側面部の幅方向について、前記積載おもりの中間部よりも外側へ突出しておらず、
    各前記補強体は、前記前面部に重ね合わせられている帯状の前面補強板を有しているエレベータの釣合おもり装置。
  4. 一対の吊枠と、前記吊枠間に接続されている上枠と、前記上枠の下方で前記吊枠間に接続されている下枠とを有している枠体、及び
    前記枠体内に保持されている複数の積載おもり
    を備え、
    各前記吊枠は、前記上枠及び前記下枠が接続されている吊枠本体と、前記吊枠本体に固定されており、前記吊枠本体を補強する補強体とを有しており、
    各前記吊枠本体は、側面部と、前記側面部の幅方向の第1の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる前面部と、前記側面部の幅方向の第2の端部を前記積載おもり側へ折り曲げてなる背面部とを有しており、
    各前記補強体は、前記前面部及び前記背面部の少なくともいずれか一方の外面に、前記外面の範囲内で重ね合わせられており、
    各前記補強体は、前記吊枠本体の上下方向の半分以上の範囲で、前記吊枠本体の上下方向の中間部に連続的に配置されており、
    各前記積載おもりの両端部は、前記吊枠本体に挿入されており、
    前記側面部の幅方向の各前記積載おもりの寸法は、各前記積載おもりの両端部で中間部よりも小さくなっており、
    各前記補強体は、前記側面部の幅方向について、前記積載おもりの中間部よりも外側へ突出しておらず、
    各前記補強体は、前記背面部に重ね合わせられている帯状の背面補強板を有しているエレベータの釣合おもり装置。
  5. 各前記補強体は、前記側面部に重ね合わせられている帯状の側面補強板を有している請求項又は請求項に記載のエレベータの釣合おもり装置。
  6. かご及び釣合おもり装置を吊り下げる懸架体に既設の釣合おもり装置の枠体を接続したまま、前記枠体の幅方向両側に配置されている吊枠の側面部、前面部及び背面部のうち、前記前面部及び前記背面部の少なくともいずれか一方の外面に、前記外面の範囲内で補強体を重ね合わせて固定するエレベータの釣合おもり装置の改修方法であって、
    前記枠体内には、複数の積載おもりが保持されており、
    各前記積載おもりの両端部は、前記吊枠本体に挿入されており、
    前記側面部の幅方向の各前記積載おもりの寸法は、各前記積載おもりの両端部で中間部よりも小さくなっており、
    各前記補強体は、前記側面部に重ね合わせられる側面補強部と、前記前面部に重ね合わせられる前面補強部と、前記背面部に重ね合わせられる背面補強部とを有しており、
    前記前面補強部及び前記背面補強部は、前記側面補強部の幅方向両端部を折り曲げて形成されており、
    前記補強体の上下方向の中間部には、前記側面部に固定された部品を露出させる開口が設けられており、
    前記補強体を、前記吊枠の上下方向の半分以上の範囲で、前記側面部の幅方向について前記積載おもりの中間部よりも外側へ突出しないように、前記吊枠の上下方向の中間部に連続的に配置することにより、前記吊枠の耐震強度を高めるエレベータの釣合おもり装置の改修方法。
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