JP6352553B2 - レセプタクルコンタクト - Google Patents

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Description

本発明は、レセプタクルコンタクトに関し、より具体的には、接触領域が位置する接触アームが永久歪みを生じることを防止するために過大応力部材を有する多数の接触領域のあるレセプタクルコンタクトに関する。
現在、電気コンタクト又はワイヤコンタクトが、ワイヤを接続するために使用されている。ワイヤコンタクトは、永久接続部を生成するためにワイヤに取り付ける強力な機械的手段と、電気接続を成すために相手コンタクトに嵌合するための手段とを必要としている。例えば、ワイヤコンタクトは、ワイヤを接続するための圧着端と、相手コンタクトに対する雄型又は雌型の嵌合端とを有する場合がある。一部のコンタクトは、金属ストリップ又はプレめっきされた金属ストリップから発展しており、これらの金属ストリップは、打ち抜かれてから折り曲げられる、すなわち、適切な形状に成形される。これらのコンタクトは、ピン型又はブレード型の嵌合端を有するコンタクトに嵌合するための略ボックス型の嵌合端を有する。ボックス型の嵌合端のコンタクトは、コネクタのキャビティ内に嵌合するための外形寸法及び形状の要求事項と、相手コンタクトのピン又はブレードコンタクトを受容して保持するための機械的かつ電気的な接続手段を提供するための内部設計とを有する。略ボックス型の嵌合端を有する現在のコンタクトでは、接触梁すなわち柔軟梁が、相手のピンコンタクトを受容して保持するための手段である場合がある。
しかしながら、既知のコネクタは、典型的には、二つ以内の領域において、ピンすなわち相手コンタクトと接触して嵌合する。これにより、電気的接触の信頼性を低下させ、コネクタが接続の減少又は喪失を生じやすくなる十分な物理的接触の欠如を引き起こす可能性がある。さらに、振動又はその他の運動又は動きが接続の喪失を引き起こす可能性がある。
加えて、一部の既知のコネクタは、高いばね力を有する接触梁を有し、その高いばね力は、接触梁によって印加される垂直抗力を制御する能力を低下させ、コネクタの嵌合力を増大し、誤差に対する感度を増大する。別のコネクタの問題は、接触梁を相手ピンに露出させ、接触梁を外的要因からの損傷から保護されないままにしておくことから生じる可能性がある。
必要とされるのは、これらの要求事項の一つ以上を満足する又はその他の有利な特徴を提供するコンタクト及び挿入方法である。その他の特徴及び利点は、本明細書から明らかになるだろう。開示される教示は、特許請求の範囲内に含まれる実施形態に拡がり、これらの実施形態が上記要求事項の一つ以上を達成するか否かは問わない。
上記課題は、本明細書にて開示されるように、中に相手コンタクトを受容するためのレセプタクルコンタクトによって解決される。このレセプタクルコンタクトは、側壁のある接触部を有し、それらの側壁の各々には開口が設けられる。弾性接触アームがこれらの側壁間に延びる。この弾性接触アームは、固定端と、少なくとも一つの第一の接触領域が近接して配置された先端とを有する。突起が、この弾性接触アームから延び、上記側壁の開口を貫通する。脆弱領域が、上記弾性接触アーム上に設けられ、この脆弱領域は、上記固定端と上記突起との間に配置される。この脆弱領域は、近接して配置された第二の接触領域を有する。上記突起は、上記相手コンタクトが上記レセプタクルコンタクトに挿入されるときに上記側壁の開口の上壁と係合し、上記脆弱領域に近接する上記第二の接触領域を、上記相手コンタクトと係合するように移動させ、それにより、上記弾性接触アームと上記相手コンタクトとの間に安定的かつ確実な電気的接続をもたらすために、上記弾性接触アームと上記相手コンタクトとの間に多数の接触領域を提供する。
本発明を、これから、以下の添付の図面を参照して一例として説明する。
本発明のレセプタクルコンタクトの例示的な一実施形態の斜視の側面図である。
図1のレセプタクルコンタクトの例示的な一実施形態の別の斜視の側面図である。
図2のレセプタクルコンタクトの接触部の長手方向の中心軸に沿って切断された部分的な長手方向の断面の側面図である。
途中の嵌合位置に示された相手ピンを伴う、図3の側面図と類似の、レセプタクルコンタクトの接触部の長手方向の中心軸に沿って切断された部分的な長手方向の断面の側面図である。
接触部に完全に挿入された相手ピンを伴う、図3の側面図と類似の、レセプタクルコンタクトの接触部の長手方向の中心軸に沿って切断された部分的な長手方向の断面の側面図である。
各ばねアームの二股梁を示す接触部の部分的な切り取り図である。
図1のレセプタクルコンタクトの正面の立面図である。
レセプタクルコンタクトの接触部の長手方向の中心軸に沿って切断されたレセプタクルコンタクトの別の一実施形態の部分的な長手方向の断面の側面図である。
途中の嵌合位置に示された相手ピンを伴う、図8の側面図と類似の、レセプタクルコンタクトの接触部の長手方向の中心軸に沿って切断された部分的な長手方向の断面の側面図である。
接触部に完全に挿入された相手ピンを伴う、図8の側面図と類似の、レセプタクルコンタクトの接触部の長手方向の中心軸に沿って切断された部分的な長手方向の断面の側面図である。
斜めの又は捻じれた途中の嵌合位置で示された相手ピンとの、図8の側面図と類似の、レセプタクルコンタクトの接触部の長手方向の中心軸に沿って切断された部分的な長手方向の断面の側面図である。
図8に示すレセプタクルコンタクトの別の一実施形態の底面の斜視の側面図である。
可能な場合は常に、類似の参照番号を、本出願の全体を通して類似の要素を指すために使用される。
以下の詳細な説明では、多くの具体的な細部が、様々な実施形態の十分な理解をもたらすために述べられる。しかしながら、当業者は、これらの実施形態が、それらの具体的な細部が無くても実施されてよいこと、及び、これらの実施形態が、描写された実施形態に限定されないこと、及び、これらの実施形態が、様々な別の実施形態で実施されてよいことを理解するだろう。さらに、よく知られた方法、手順、及び部品は、詳細に説明されていない。
さらに、様々な作業が、本実施形態を理解するために有用な方法で実施される多数の個別のステップとして説明される場合がある。しかしながら、説明の順序は、これらの作業が、提示される順序で実施される必要があること、ましてや、これらの作業が順序に依存することを意味していると解釈されるべきではない。さらに、「一実施形態において」という表現の反復的な使用は、同一の実施形態を指している場合もあるが、必ずしも同一の実施形態を指している訳ではない。最後に、本出願において使用されている「備える(cоmprising)」、「含む(including)」、「有する(having)」などの用語は、特に指示がない限り、同義的であることが意図されている。
本開示は、レセプタクルコンタクトと、相手ピンコンタクトをそのレセプタクルコンタクトと機械的かつ電気的に係合する方法とに関する。
図1及び図2の例示的な実施形態は、嵌合部20と、圧着部22と、移行部すなわち移行領域24とを含むレセプタクルコンタクト10の斜視図を示す。レセプタクルコンタクト10の全体は、打ち抜かれた金属板の形状から形成されており、打ち抜かれて成形されている、すなわち、図1及び図2に示す構成に曲げられている。
図示の例示的な実施形態では、圧着部22は、後側の絶縁部材26及び導体部材28を有する。絶縁部材26及び導体部材28は、それぞれ、既知の方法でワイヤの絶縁体及び導体と係合する。圧着接続部が図示されているが、圧着部22は、その他の既知の技術、例えば、限定ではないが、圧接技術を使用して各ワイヤに接続してもよい。移行部24は、嵌合部20と圧着部22との間に延びている。
嵌合部20は、各相手コンタクトすなわち相手ピンコンタクト32(図4及び図5)を受け入れるためのボックス型の接触部30を含む。ボックス型の接触部30は、底壁34と、上壁36と、側壁38,40とを有する。図1及び図2に最も良く示すように、上壁36は、上壁36から外方へ突出する方向付け機能部及び/又はロック機能部すなわちロック突起42を有する。ロック突起42は、レセプタクルコンタクト10をハウジング(図示せず)内の所定の位置に維持するためにこのハウジングのキャビティと協働するような寸法に形成されている。ロック突起42は、ハウジング内でレセプタクルコンタクト10の主要な保持を提供するためにハウジングと協働する。ロック突起42は、極性付与手段(polarizing means)としても作用する。レセプタクルコンタクト10が挿入されるハウジングが、この突起の配置される対応するキャビティを有する場合、レセプタクルコンタクト10をハウジングに不適切には挿入できないことが保証される。
側壁38は、底壁34と上壁36との間に延び、それらに一体的に取り付けられている。側壁40は、図1に最も良く示すように、底壁34から延び、上壁36に近接して配置されている。側壁40の一部分44は、ロック突起42の形状に近似するように構成され、それにより、接触部30の側壁40が、所定の位置に折り曲げられるときにロック突起42のための側面を提供する。折り返しフラップ46は、図5に最も良く示すように、ロック突起42にさらなる強度を提供し、かつ、望ましくない物質がロック突起42の開口から接触部30に侵入することを防止するために、側壁40の一部分44から延びている。図面に示すように、側壁40の自由端と上壁36の自由端は、互いに近接して配置され、シーム48を形成している。
各側壁38,40は、各側壁38,40を貫通する開口50を有する。図示の例示的な実施形態では、開口50は、ロック突起42と近接的に整列するが、その他の構成が、本発明の範囲から逸脱することなく使用されてよい。
図3〜図5を参照すると、一体的なレセプタクルコンタクト10は、第一の弾性接触アームすなわちばねアーム52と、第二の弾性接触アームすなわちばねアーム54とを有し、これらの弾性接触アーム52,54は、それぞれ、底壁34及び上壁36から一体的に形成されている。弾性接触アームすなわちばねアーム52,54は、側壁38,40間に延びている。弾性接触アーム52,54は、それぞれ、約180度の角度で、固定端59から接触部30内へ折り返されている。二つの弾性接触アーム52,54の一部分は、互いに向かって延びている。弾性接触アーム52,54の自由端すなわち先端56,58は、先端56,58に近接して設けられるそれぞれの自由に移動可能な接触領域60,62を有する。図示の実施形態では、これらの接触領域は、丸みを帯び、側方にオフセットしているが、相対的に互いに近接しているため、小さなピンコンタクトが挿入される場合でも、安全かつ確実な機械的かつ電気的な接続が保証される。図3に示す例示的な実施形態では、先端56,58は、ずれているが、接触部30の固定端59から接触部30の内部へほぼ中間まで後方に延びている。しかしながら、その他の長さの弾性接触アーム52,54が、本発明の範囲から逸脱することなく組み込まれてよく、それにより、上記接触領域は、異なる長さの相手ピンコンタクト32を収容することができる。少なくとも接触領域60,62の領域では、弾性接触アーム52,54は、好ましくは、金又は錫被覆等のめっき層すなわちメタライズ層を具備し、それにより、挿入されたピンコンタクトとの強化された電気接続をもたらす。
図3を参照すると、ばねアーム52には、支持アームすなわち補助ばね64が近接して配置されている。支持アーム64は、底壁34から形成されている。支持アーム64は、接触部30の内部へと曲げられており、図4に示すように、相手ピンコンタクト52が挿入されるときにばねアーム52が下方に移動すると、ばねアーム52の先端56に近接してばねアーム52を支持する。しかしながら、支持アーム64は、所望の支持に応じてその他の箇所でばねアーム52に接触又は係合してよい。ばねアーム52が支持アーム64上に適切に支持されていることを保証するために、支持アーム64は、その前端が面取りされてよい。支持アーム64は、相手ピンコンタクト32が挿入されるときにばねアーム52と協働してさらなる接触力を提供する。支持アーム64によって供給されるさらなる接触力により、ばねアーム52は、同一のばね移動に対して実質的により高い接触力を印加することができる。
図3〜図5に最も良く示すように、支持デバイス66が、底壁34上に設けられてよい。支持デバイス66は、180度の屈曲部に近接して設けられているが、そこから離間している。ばねアーム52は、相手ピンの挿入時にばねアーム52に印加される力が、支持デバイス66を介して底壁34に伝達可能とするために、支持デバイス66と協働する。支持デバイス66の形状及び間隔は、ばねアーム52及び接触部30の構造に応じて変えることができる。
過大応力突起67が、底壁34上に設けられてもよい。過大応力突起67は、支持デバイス66とばねアーム52の先端56との間に設けられる。過大応力突起67は、相手ピンコンタクト32がレセプタクルコンタクト10に挿入されるときにばねアーム52と協働するために設けられる。ばねアーム52が底壁34に向かって撓められると、過大応力突起67は、底壁34に向かうばねアーム52のさらなる移動を防止するためにばねアーム52と係合してよく、それにより、ばねアーム52が永久歪みを生じることを防止する。過大応力突起67の位置及び寸法は、ばねアーム52が永久歪みを生じるのに必要な撓み量に直接関連付けられてよい。
一実施形態では、底壁34は、支持アーム64を有し、過大応力突起67を有しない。別の実施形態では、底壁34は、過大応力突起67を有するが、支持アーム64を有しない。別の実施形態では、底壁34は、過大応力突起67と支持アーム64の両方を有する。
支持デバイスすなわち戻り止め68が、上壁36上に設けられてよい。支持デバイス68は、ばねアーム54の180度の屈曲部に近接して設けられるが、そこから離間している。ばねアーム54は、相手ピンの挿入時にばねアーム54に印加される力が、支持デバイス68を介して上壁36に伝達可能とするために、支持デバイス68と協働する。180度の屈曲部によって力が生じず、又は本質的には生じず、それにより、180度の屈曲部に応力を生じない。支持デバイス68の形状及び間隔は、ばねアーム54及び接触部30の構造に応じて変えることができる。
先に説明したように、ばねアーム54は、その先端58に近接して設けられる接触領域62を有する。図示の実施形態では、図6及び図7に最も良く示すように、ばねアーム54は、先端58に近接する二つの二股梁70を有する。各二股梁70は、脆弱領域76から先端58に延び、その上に接触領域62を有する。各二股梁70は、さらに十分に説明されるように、二股梁70から側壁38,40の開口50内へ延びる突起72を有する。非二股の片持ち梁74は、一端が二股梁70に、他端がばねアーム54の180度の屈曲部に一体的に取り付けられている。非二股の片持ち梁74と二股梁70の間の相互接続は、非二股の片持ち梁74に対する脆弱領域76であるように構成され、それにより、弾性接触アーム54上に設けられる脆弱領域76は、旋回領域として作用することができ、二股梁70は、さらに十分に説明されるように、脆弱領域76周りに回転すること、及び非二股の片持ち梁74に対して動くことができる。脆弱領域76は、弾性接触アーム54上に設けられ、固定端59と突起72との間に配置されている。二股梁70は、相対的に硬い非二股の片持ち梁74よりも容易に変位される。第二の接触領域77が、脆弱領域76の箇所に、又はそこに近接して設けられている。図5に示すように、接触領域77は、相手ピンコンタクト32の挿入の経路に沿って接触領域62に対して横断方向にずれている。
図3は、相手ピンコンタクトの挿入前のレセプタクルコンタクト10を示す。この位置では、弾性接触アーム52,54は、無応力位置にある。図4は、途中の嵌合位置にある相手ピンコンタクト32を示し、図5は、レセプタクルコンタクト10の接触部30に完全に挿入された相手ピンコンタクト32を示す。弾性接触アーム52の接触領域60は、側方に弾性接触アーム54の接触領域62と弾性接触アーム54の接触領域77との間に配置されている。
図4に示すように、相手ピンコンタクト32が接触部30に挿入されると、相手ピンコンタクト32は、ばねアーム52の接触領域60と係合する。ばねアーム54及び支持アーム64によって生じるばね力は、相手ピンコンタクト32の挿入が続くと、相手ピンコンタクト32をばねアーム54の接触領域62と係合させ、それにより、相手ピンコンタクト32を、ばねアーム52上の接触領域60とばねアーム54の接触領域62に同時に電気的かつ機械的に係合するように配置する。或いは、相手ピンコンタクト32がずれた状態で挿入された場合、又は相手ピンコンタクト32が曲がった場合、相手ピンコンタクト32は、まず、ばねアーム54の接触領域62と係合してよい。この例では、ばねアーム54によって生じるばね力は、相手ピンコンタクト32の挿入が続くと、相手ピンコンタクト32をばねアーム52の接触領域60と係合させ、それにより、相手ピンコンタクト32を接触領域60,62と電気的かつ機械的に係合するように配置する。
相手ピンコンタクト32の挿入が図5に示す位置まで続くと、ばねアーム54は、上壁36に向かって移動する。これが起きると、ばねアーム54の二股梁70の突起72は、開口50の上壁と係合するように移動する。これにより、突起72及び接触領域77は、上壁36に向かうさらなる移動が防止され、接触領域77は、固定された接触領域になる、すなわち、固定された接触領域として作用する。相手ピンコンタクト32の挿入が続くと、ばねアーム52及び支持アーム64のばね力は、相手ピンコンタクト32に対して上方への力を印加し続ける。接触領域77がこれ以上移動することができなくなると、この力の印加により、非二股の片持ち梁74と二股梁70との間の接触領域77及び脆弱領域76は、旋回領域として作用する。その結果、相手ピンコンタクト32の挿入が続くと、接触領域62は、突起72によって所定の位置に維持された脆弱領域76及び接触領域77に対して移動することができる。これは、接触領域77及び接触領域62に近接する領域が全て相手ピンコンタクト32の表面と電気的かつ機械的な係合状態になるまで続く。接触領域77及び接触領域62は、ばねアーム54と相手ピンコンタクト32の間に少なくとも三つの接触領域を提供する。図示の実施形態では、脆弱領域76及び接触領域77は僅かにずれているが、その他の実施形態では、脆弱領域76及び接触領域77は重なり合ってよい。
相手ピンコンタクト32が接触領域62と接触領域77の両方にて係合した状態では、ばねアーム54のさらなる移動は制限される。従って、相手ピンコンタクト32が挿入されるときに必要な弾性接触アーム52,54のさらなる変位は、ばねアーム52及び支持アーム64によって促進される。
相手ピンコンタクト32の挿入中、相手ピンコンタクト32は、ばねアーム54の脆弱領域76及び接触領域77に接触し、「持ち上げ」力、すなわち、移動力を提供する。接触領域77は、ばねアーム54の固定端から離間し、接触領域62は、ばねアーム54の先端58に近接して配置されているため、ばねアーム54を移動させるのに必要な垂直抗力は低減される。嵌合力すなわちばねアーム54を撓ませるのに必要な力は、屈曲部からそれぞれの接触領域への距離すなわち長さの三次関数である。挿入が続き、ばねアーム54の持ち上げが実質的に完了すると、接触領域62は、相手ピンコンタクト32によって接触される。ばねアーム54が脆弱領域76及び接触領域77によってほぼ完全に撓ませられる、すなわち、「持ち上げられる」と、接触領域62は、低い嵌合力と浅い嵌合角度で相手ピンコンタクト32と係合し、それにより、接触領域62は、接触領域62及びそのめっきに対して最小限の摩耗で相手ピンコンタクト32と電気的に接触するように配置できる。
完全に挿入された位置では、接触領域60,62及び接触領域77は全て、相手ピンコンタクト32と電気的かつ機械的な接触状態に設けられる。多数の接触領域により、レセプタクルコンタクト10は、より高い電流レベル、例えば、限定ではないが15〜20アンペア以上が必要な用途において使用できる。
図5に最も良く示すように、接触領域60、接触領域77及び接触領域62は、互いに対して側方に離間し、相手ピンコンタクト32とレセプタクルコンタクト10の間の接続が、高い振動が発生する可能性のある環境において安定することを可能にする。挿入位置では、接触領域77及び接触領域62は、相手ピンコンタクト32を支持できる平らなパッドを形成し、それにより、相手ピンコンタクト32が、振動が発生するときに適切に配置されたままになることを保証する。
加えて、接触領域77、接触領域60及び接触領域62は互いに側方にずれているため、レセプタクルコンタクト10は、相手ピンコンタクト32が曲がっていても多数の接触領域を提供し、相手ピンコンタクト32を特定の領域に係合させない。さらに、多数の接触領域により、相手ピンコンタクト32のねじれ又は位置ずれに抵抗する。
一実施形態では、弾性接触アーム52,54は、ばねアーム54の全ての接触領域が、ばねアーム52が生じる力に対抗するための等しくかつ反対方向の力を生じるように構成される。しかしながら、弾性接触アーム52,54及び支持アーム64の構成は、これらの接触領域が、それぞれに関連付けられた異なる力を有することができるように変えてもよい。特に、接触領域60,62及び接触領域77の配置により、各接触領域によって印加される力を変化させることができる。
接触領域77及び接触領域62は、相手ピンコンタクト32の挿入の経路に対して横断方向にずれているため、特定の領域における相手ピンコンタクト32上のめっき摩耗は、異なる領域に分散されるため、最小限になる。
図1〜図7に示すように、一体的なレセプタクルコンタクト10は、接触部30を提供するために形成される。多くの先行技術のコンタクトでは、ボックスコンタクトは、相手ピンコンタクトの挿入に関連付けられる力が、ボックスを拡げるように変形させるように作用するため、ボックスの完全性を維持するためにボックス上に折り重ねられるさらなる材料を有する必要がある。或いは、先行技術のボックスは、ボックスコンタクトの完全性を維持するためにシームを溶接している。これらの解決方法の各々は、さらなる材料が必要とされ、及び/又は、製造過程においてさらなるステップが必要とされるため、高価である。対照的に、側壁38,40の開口50とのばねアーム54の突起72の協働は、さらなる材料を必要とすることなく、かつさらなる製造ステップを必要とすることなく、同一の機能を果たす。ばねアーム54が動かされると、先に説明したように、突起72は、開口50の壁と係合する。これが起きると、力は、開口から側壁38,40を通って伝達される。上壁36に力は移動しない。側壁内の力は、側壁の横断軸に沿って作用する。その結果、シームを分離する又は拡げるように作用する力がシームに伝達されない。従って、シームは、さらなる材料又は溶接等の任意の種類の補強を必要としない。
図8〜図12を参照すると、別の例示的な一実施形態が示されている。この実施形態では、一体的なレセプタクルコンタクト110は、第一の弾性接触アームすなわちばねアーム152と、第二の弾性接触アームすなわちばねアーム154とを有し、これらの弾性接触アーム152,154は、それぞれ、底壁134及び上壁136から一体的に形成されている。弾性接触アーム152,154は、それぞれ、固定端159から接触部130内へと約180度の角度で折り返されている。二つの弾性接触アーム152,154の一部分は、互いに向かって延びる。弾性接触アーム152,154の自由端すなわち先端156,158は、先端156,158に近接して設けられたそれぞれの自由に移動可能な接触領域160,162を有する。図示の実施形態では、接触領域は、丸みを帯び、側方にずれているが、相対的に互いに近接しているため、小さな接触ピンが挿入される場合でも、安全かつ確実な機械的かつ電気的な接続が保証される。図8に示す例示的な実施形態では、先端156,158は、ずれているが、接触部130の固定端159から接触部130の内部へとほぼ中間まで後方に延びている。しかしながら、その他の長さの弾性接触アーム152,154が、本発明の範囲から逸脱することなく組み込まれてよく、それにより、接触領域は、異なる長さの相手ピンコンタクト32を収容するように配置できる。少なくとも接触領域160,162の領域では、弾性接触アーム152,154は、好ましくは、金又は錫被覆等のめっき層すなわちメタライズ層を具備し、それにより、挿入された相手ピンコンタクト32との強化された電気接続を提供する。弾性接触アーム154は、弾性接触アーム54と本質的に同一であるため、その詳細な説明は繰り返さない。
弾性接触アーム152には、弾性の支持アームすなわち補助ばね164が近接して配置されている。支持アーム164は、底壁134から形成される。支持アーム164は、底壁134から打ち抜きすなわち剪断されている。図示の実施形態では、支持アーム164の自由端163は、底壁134から約50度に剪断されているが、その他の角度及び構成が、本発明の範囲から逸脱することなく使用されてよい。支持アーム164が剪断された後、支持アーム164は、図8及び図12に最も良く示すように、接触部130の内部へと成形すなわち曲げられている。
支持アーム164が接触部130の内部へと成形すなわち曲げられる前又は後のいずれかにおいて、過大応力部材167が、レセプタクルコンタクト110の底壁134上に設けられ、支持アーム164の自由端163に近接して底壁134の自由端169から成形すなわちコイニングされる。底壁134の自由端169における材料は、支持アーム164から約50度で剪断もされる端面を有するが、コイニングすなわちスタンピングされ、自由端169を圧縮させ、すなわち底壁134の残りの部分と比べて厚みを減少させる。自由端169のコイニングにより、底壁134に凹部171が形成される。凹部171は、接触部130の内部キャビティから延びる。図示の実施形態では、自由端169は、底壁134の厚みの約半分にコイニングされている。自由端169のコイニングにより、自由端169は、レセプタクルコンタクト110の長手軸に平行な方向に引き延ばされ、自由端169を、支持アーム164が形成された領域すなわち空間に延出させる。その際、自由端169は、支持アーム164の自由端163と重なり合う。自由端169が説明したように成形された状態で、自由端169は過大応力部材167を形成する。引き延ばされた過大応力部材167と支持アーム164の自由端163が重なり合うため、支持アーム164は、過大応力部材167を越えて、かつ底壁134を越えて移動することが防止される。過大応力部材167のコイニングにより、自由端163,169の角度を50度から45度又はその他の適切な角度に変えてもよい。これにより、過大応力部材167の自由端163は、凹部171内へより良好に移動することができる。
先に述べたように、支持アーム164は、接触部130の内部へと成形すなわち曲げられており、図9に示すように、相手ピンコンタクト32が挿入されるときに弾性接触アーム152が下方に移動すると、その先端156に近接して弾性接触アーム152を支持する。しかしながら、支持アーム164は、所望の支持に応じてその他の箇所にて弾性接触アーム152と接触又は係合してよい。支持アーム164は、相手ピンコンタクト32が挿入されるときにさらなる接触力を提供するために弾性接触アーム152と協働する。支持アーム164によって供給されるさらなる接触力により、弾性接触アーム152は、同一のばね移動に関して実質的により高い接触力を印加することができる。
別の実施形態では、支持アーム164の自由端163はコイニングすなわちスタンピングされ、自由端163を圧縮させ、支持アーム164の残りの部分と比較して厚みを減少させてよい。自由端163のコイニングにより、自由端163は、レセプタクルコンタクト110の長手軸に平行な方向に引き延ばされ、自由端163を、支持アーム164が形成された領域すなわち空間を越えて延出させる。その際、自由端163は、過大応力部材167の自由端169と重なり合う。
別の実施形態では、過大応力部材167及び支持アーム164の剪断面は、角度が50度から45度又はその他の適切な角度に変えられるようにコイニングされてよい。自由端163及び自由端169のコイニングにより、自由端163,169は、レセプタクルコンタクト110の長手軸に平行な方向に引き延ばされ、自由端163,169を、それらが形成された空間を越えて延出させる。その際、自由端163,169は互いに重なり合う。
図8〜図10に最も良く示すように、戻り止めすなわち支持デバイス166が、底壁134上に設けられてよい。支持デバイス166は、180度の屈曲部に近接して設けられるが、そこから離間されている。弾性接触アーム152は、相手ピンコンタクト32の挿入ときに弾性接触アーム152に印加される力が、支持デバイス166を介して底壁134に伝達可能とするために、支持デバイス166と協働する。支持デバイス166の形状及び間隔は、弾性接触アーム152及び接触部130の構造に応じて変えることができる。
過大応力部材167は、支持デバイス166と弾性接触アーム152の先端156の間に設けられる。過大応力部材167は、相手ピンコンタクト32がレセプタクルコンタクト110に挿入されるときに支持アーム164と協働するために設けられる。弾性接触アーム152が底壁134に向かって撓められると、支持アーム164は、底壁134を越える支持アーム164の移動を防止し、次に、弾性接触アーム152が底壁134に向かってさらに移動することを防止するために、過大応力部材167と係合してよい。これにより、弾性の支持アーム164及び弾性接触アーム152は、永久歪みを生じることが防止される。図11に示すように、支持アーム164は、支持アーム164が剪断された領域内へ半分戻るように再進入することが可能である。言い換えれば、支持アーム164の自由端163は、図11に示すように、支持アーム164の自由端163の斜面が、過大応力部材167の凹部171の上面と係合する位置に移動できる。この係合により、接触部130から離れるような支持アーム164のさらなる移動が防止され、次に、接触部から離れるような弾性接触アーム152のさらなる移動が防止される。これにより、弾性接触アーム152も支持アーム164も、永久歪みが生じないことを保証され、それにより、弾性接触アーム152及び支持アーム164が、相手ピンコンタクト32との機械的かつ電気的な接続を維持するために十分な垂直抗力を提供することが保証される。
過大応力保護は、組立中又は使用中に相手ピンの意図しない捩じれが発生しても、接触アーム及び支持アームが相手ピンとの適切な垂直抗力を維持することを保証するために重要である。しかしながら、低背型のコンタクトすなわち端子では、効果的な過大応力保護は、端子の高さ制限及び端子の部品に関連付けられる形成の制約により、提供することが困難である場合がある。本発明は、接触アーム、支持アーム及び過大応力部材が、コンタクトの底壁から形成されているため、これらの制約を克服する。支持アーム又は過大応力部材の一つ以上の端部が、それらの剪断された端部においてコイニングされているため、支持アーム及び過大応力部材の新たに傾斜させた又は引き延ばした表面は、補助的な支持アームが過大応力部材を越えて、かつその支持アームが初めに剪断された領域を越えて押されることを防止するために互いに相互作用し、それにより、支持アームに対する、かつ支持アームが相互作用する接触アームに対する過大応力保護を提供する。
弾性接触アーム52,54,152,154の構成及び多数の接触領域の使用により、レセプタクルコンタクト10,110からの相手ピンコンタクト32の嵌合時及び嵌合解除時のより低い垂直抗力が可能になる。これにより、相手ピンコンタクト32及びレセプタクルコンタクト10,110は、より低い嵌合力すなわち垂直抗力により、めっき摩耗がより小さくなるため、嵌合と嵌合解除の繰り返しに対してより高い耐久性を有することができる。上記多数の接触領域により、高い電流レベルに関連付けられた極度の熱を分散でき、それにより、コンタクトの凹凸の溶着が防止されるため、上記多数の接触領域により、レセプタクルコンタクト10,110を、より高い電流レベルで使用することもできる。しかしながら、新たに傾斜又は引き延ばされた表面により、支持アーム164の自由端163を、支持アーム164が応力を加えられたときに凹部171内に配置することもでき、支持アーム164を、永久歪みを生じることなくほぼその予め形成された位置へ戻すことができる。これにより、レセプタクルコンタクト110は、レセプタクルコンタクト110の高さが支持アーム164の適切な機能を収容するために増大される必要がないため、低背を有することができる。
上記は、相手ピンコンタクトに関して図示されて説明されているが、本発明は、それに限定されず、タブ、ワイヤ、プラグ又はその他の電気コンタクトデバイス等のレセプタクルコンタクト10内に挿入可能な任意の構成の相手電気コンタクトを含み得る。
本明細書は、好適な一実施形態を参照しているが、当業者には、様々な変更及び修正がなされてよいこと、及び、その好適な一実施形態の要素の代わりに、均等物が、請求項によって定められた特許可能な範囲から逸脱することなく使用されてよいことが理解されるだろう。従って、特許可能な範囲は、考え得る最良の形態として開示された特定の実施形態に限定されないことが意図されており、むしろ、その他の実施形態は、請求項の文言と異ならない構造的要素を有する場合、又は、請求項の文言からの差異が実質的ではない均等な構造的要素を含む場合は、請求項の範囲内であることが意図される。

Claims (7)

  1. 中に相手ピンコンタクト(32)を受容するためのレセプタクルコンタクト(110)であって、
    固定端(159)及び先端(156)を有する第一の弾性接触アーム(152)であって、相手コンタクトに接触するための少なくとも一つの第一の接触領域(160)が、前記先端に近接して前記第一の弾性接触アーム上に配置される第一の弾性接触アーム(152)と、
    前記レセプタクルコンタクト(110)の壁(134)の一領域から打ち抜かれて成形された支持アーム(164)であって、前記第一の弾性接触アームを支持するために前記第一の弾性接触アーム(152)と協働する支持アーム(164)と、
    前記レセプタクルコンタクト(110)の前記壁(134)上に設けられる過大応力部材(167)であって、前記支持アームが形成された前記壁の前記一領域内に延びるように形成される過大応力部材(167)と
    を備える接触部(130)を有するレセプタクルコンタクト(110)であって、
    前記過大応力部材(167)は、前記支持アーム(164)が、前記過大応力部材(167)を越えて、かつ前記支持アームが形成された前記壁(134)の前記一領域を越えて移動することを防止するために前記支持アーム(164)と協働し、それにより、前記第一の弾性接触アーム(152)及び前記支持アーム(164)は、前記相手ピンコンタクト(32)との機械的及び電気的な係合を維持するために十分な垂直抗力を提供することを保証するレセプタクルコンタクト(110)。
  2. 前記過大応力部材(167)は、前記支持アーム(164)が形成された前記壁(134)の前記一領域内に延びるようにコイニングすなわちスタンピングされる請求項1に記載のレセプタクルコンタクト。
  3. 前記過大応力部材(167)は、その自由端(169)に近接して配置される凹部(171)を有し、前記凹部は、前記接触部(130)の内部キャビティから延びる請求項1に記載のレセプタクルコンタクト。
  4. 前記過大応力部材(167)は、前記レセプタクルコンタクト(110)の長手軸に平行な方向に引き延ばされる請求項1に記載のレセプタクルコンタクト。
  5. 前記過大応力部材(167)の傾斜した端面(169)と前記支持アーム(164)の傾斜した端面(163)は、前記支持アーム(164)が、前記過大応力部材(167)を越えて、かつ前記支持アームが形成された前記壁(134)の前記一領域を越えて移動することを防止するために互いに係合する請求項1に記載のレセプタクルコンタクト。
  6. 前記支持アーム(164)の自由端(163)が、前記支持アーム(164)が形成された前記壁の前記一領域を越えて延びるように形成される請求項1に記載のレセプタクルコンタクト。
  7. 前記支持アームの前記自由端は、前記レセプタクルコンタクトの長手軸に平行な方向に引き延ばされる請求項6に記載のレセプタクルコンタクト。
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