JP6351499B2 - 収穫機 - Google Patents
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Description
エンジンの冷却水を冷却するラジエータと、
前記ラジエータに対して機体内側に配置されて、前記ラジエータを冷却する冷却ファンと、
前記ラジエータを収容するケース本体、及び、前記ラジエータの機体外側を、通気を許容し且つ塵埃の通過を阻止する状態で覆う防塵カバーを有する防塵ケースと、
前記防塵カバーと前記ラジエータとの間に位置する状態で、前記防塵ケースに収容された第1空冷式冷却機器、第2空冷式冷却機器、及び、第3空冷式冷却機器と、が備えられ、
前記第2空冷式冷却機器は、機体外側から前記ラジエータ側を見て前記第1空冷式冷却機器と隣り合う状態で設けられ、
前記第3空冷式冷却機器は、機体外側から前記ラジエータ側を見て前記第1空冷式冷却機器と重複する状態で、前記第1空冷式冷却機器と前記ラジエータとの間に設けられ、
前記第1空冷式冷却機器は、前記ケース本体に揺動可能に支持された保持フレームに保持され、
前記保持フレームの揺動軸心は、前記第1空冷式冷却機器における前記第2空冷式冷却機器側の縁部よりも前記第2空冷式冷却機器側に設けられている点にある。
さらに、第1空冷式冷却機器が、ケース本体に対して揺動可能に支持されているので、ケース本体に対して防塵カバーを移動させてケース本体内の空間を機体外側に向けて露出させてから、第1空冷式冷却機器の揺動操作を行うことにより、ラジエータの機体外側部分や第1空冷式冷却機器の機体内側部分を簡単に露出させることができる。よって、空冷式冷却機器の取り外し作業、及び、再取り付け作業を行う必要がなく、ラジエータの機体外側部分や空冷式冷却機器の機体内側部分等に対する掃除等のメンテナンスを容易に行うことができる。
したがって、本発明によれば、ラジエータや空冷式冷却機器等に対するメンテナンスを行い易くできる。
本発明において、前記揺動軸心は、前記第2空冷式冷却機器における前記第1空冷式冷却機器側の縁部よりも前記第1空冷式冷却機器が位置する側とは反対側に設けられていると好適である。
本発明において、前記第3空冷式冷却機器は、機体外側から前記ラジエータ側を見て前記第2空冷式冷却機器と重複しない状態で設けられていると好適である。
尚、トウモロコシ収穫機(「収穫機」の一例)において、機体前方とは収穫作業時における走行機体の前進方向側であり、機体後方とは走行機体の後進方向側である。図2に、本実施形態における前後左右を表す十字矢印が参考として示されている。図2の十字矢印は、Fが前、Bが後、Lが左、Rが右を表わしている。
図4、図6、図7等に示されるように、機体フレーム10には、エンジン26の機体外側箇所に、ラジエータ30、防塵ケース29等を支持する支持フレーム42が固定されている。支持フレーム42の下端部が、機体フレーム10に固定されている。支持フレーム42には、上方方向に沿って延びる3本の支柱として、角筒状の前外側支柱43、角筒状の後外側支柱44、角筒状の内側支柱45と、が備えられている。また、支持フレーム42には、前後方向に沿って延びる複数の前後向きフレーム体として、第1前後向きフレーム体46と、第2前後向きフレーム体47と、第3前後向きフレーム体48と、が備えられている。また、支持フレーム42には、左右方向に沿って延びる複数の横向きフレーム体として、第1横向きフレーム体49と、第2横向きフレーム体50と、第3横向きフレーム体51と、が備えられている。
図6、図7に示されるように、ラジエータ30は、エンジン26の機体横外側に配置されている。ラジエータ30は、エンジン26を冷却する流動体である冷却水を冷却するように構成されている。ラジエータ30は、支持フレーム42に支持されている。ラジエータ30は、ラジエータ30の下部から下方に突出する係止ピンを、支持ブラケット53に形成された係止孔に上下方向に嵌まり込み係合させることにより、水平方向の位置ズレを阻止した状態で、前後一対の支持ブラケット53に下方から支持されている。また、ラジエータ30の上部側に備えられる連結ステー59が、前後一対の連結ブラケット54にボルト連結されることにより、前外側支柱43と後外側支柱44とに、ラジエータ30の上部が連結支持されるようになっている。
図5〜図7に示されるように、冷却ファン31は、ラジエータ30に対して機体内側に配置されている。冷却ファン31は、ファンシュラウド60の機体内側に備えられている。冷却ファン31は、エンジン26と、ラジエータ30との間に配置されている。冷却ファン31は、ラジエータ30を冷却するように構成されている。
図1〜図8に示されるように、防塵ケース29は、上下方向及び前後方向に沿う幅がラジエータ30の上下幅や前後幅よりも大きい幅広に形成されている。防塵ケース29は、左右方向に沿う幅が上下幅や前後幅に比べて幅狭に形成され、機体左右方向にコンパクトな矩形箱状に構成されている。防塵ケース29は、ケース本体62と、防塵カバー63と、を有している。
図5〜図7に示されるように、防塵ケース29のケース本体62には、空冷により流動体を冷却するための機器としての、ラジエータ30、オイルクーラ74(「第3空冷式冷却機器」)、インタークーラ75(「第1空冷式冷却機器」)、燃料クーラ76、コンデンサ41(「第1空冷式冷却機器」)が収容されている。
コンデンサ41は、空調装置24に用いられる流動体の冷媒を冷却する復水器である。図6、図7に示されるように、コンデンサ41は、防塵カバー63とラジエータ30との間に位置する状態で、防塵ケース29に収容されている。コンデンサ41は、冷却ファン31の機体横外側に位置している。また、コンデンサ41は、ラジエータ30の機体横外側に位置している。また、コンデンサ41は、オイルクーラ74の機体横外側に位置している。
図5〜図8に示されるように、防塵ケース29内には、締結固定装置102(「固定装置」の一例)が備えられている。締結固定装置102には、防塵ケース29に取り付けられた「ブラケット」に相当する前側板部64及び後側板部65と、上記の締結具101と、が備えられている。
エンジン26は、コモンレール式のディーゼルエンジンにより構成されている。図9、図10に示されるように、ECUと呼ばれるエンジン26の制御装置としての制御ユニット110が、各種センサの情報に基づいてインジェクタ111を制御することにより、エンジン26における燃料噴射を制御するように構成されている。
以下、上記実施形態に変更を加えた別実施形態について説明する。以下の各別実施形態は、説明している事項以外は上記実施形態と同様のものである。また、上記実施形態及び以下の各別実施形態は、矛盾が生じない限り、適宜組み合わせることができる。尚、本発明の範囲は、上記実施形態や以下の各別実施形態に限定されるものではない。
29 :防塵ケース
30 :ラジエータ
31 :冷却ファン
41 :コンデンサ(第1空冷式冷却機器)
62 :ケース本体
63 :防塵カバー
64 :前側板部(側板;ブラケット)
65 :後側板部(側板;ブラケット)
74 :オイルクーラ(第3空冷式冷却機器)
75 :インタークーラ(第2空冷式冷却機器)
77 :保持フレーム
92 :前軸部材(軸部材)
93 :後軸部材(軸部材)
102 :締結固定装置(固定装置)
101 :締結具
X :横軸心(揺動軸心)
Claims (7)
- エンジンの冷却水を冷却するラジエータと、
前記ラジエータに対して機体内側に配置されて、前記ラジエータを冷却する冷却ファンと、
前記ラジエータを収容するケース本体、及び、前記ラジエータの機体外側を、通気を許容し且つ塵埃の通過を阻止する状態で覆う防塵カバーを有する防塵ケースと、
前記防塵カバーと前記ラジエータとの間に位置する状態で、前記防塵ケースに収容された第1空冷式冷却機器、第2空冷式冷却機器、及び、第3空冷式冷却機器と、が備えられ、
前記第2空冷式冷却機器は、機体外側から前記ラジエータ側を見て前記第1空冷式冷却機器と隣り合う状態で設けられ、
前記第3空冷式冷却機器は、機体外側から前記ラジエータ側を見て前記第1空冷式冷却機器と重複する状態で、前記第1空冷式冷却機器と前記ラジエータとの間に設けられ、
前記第1空冷式冷却機器は、前記ケース本体に揺動可能に支持された保持フレームに保持され、
前記保持フレームの揺動軸心は、前記第1空冷式冷却機器における前記第2空冷式冷却機器側の縁部よりも前記第2空冷式冷却機器側に設けられている収穫機。 - 前記揺動軸心は、前記第2空冷式冷却機器における前記第1空冷式冷却機器側の縁部よりも前記第1空冷式冷却機器が位置する側とは反対側に設けられている請求項1に記載の収穫機。
- 前記第3空冷式冷却機器は、機体外側から前記ラジエータ側を見て前記第2空冷式冷却機器と重複しない状態で設けられている請求項1又は2記載の収穫機。
- 揺動された前記第1空冷式冷却機器を、その揺動位置に位置決め可能な固定装置が備えられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の収穫機。
- 前記固定装置に、前記ケース本体に取り付けられたブラケットと、前記第1空冷式冷却機器と前記ブラケットとを連結可能な締結具と、が備えられている請求項4に記載の収穫機。
- 前記第1空冷式冷却機器は、前記第2空冷式冷却機器の下方に設けられ、
前記揺動軸心は、前記保持フレームの上部側に設けられ、
前記第1空冷式冷却機器は、横向きの前記揺動軸心周りに揺動可能である請求項1〜5のいずれか一項に記載の収穫機。 - 前記第1空冷式冷却機器を前記揺動軸心周りに揺動自在に支持する軸部材が、前記ケース本体における一対の側板に支持されている請求項6に記載の収穫機。
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