JPH0932553A - オイルクーラ取付装置 - Google Patents

オイルクーラ取付装置

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Publication number
JPH0932553A
JPH0932553A JP18451995A JP18451995A JPH0932553A JP H0932553 A JPH0932553 A JP H0932553A JP 18451995 A JP18451995 A JP 18451995A JP 18451995 A JP18451995 A JP 18451995A JP H0932553 A JPH0932553 A JP H0932553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil cooler
radiator
engine hood
holding metal
metal fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP18451995A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Fukunaga
治美 福永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd filed Critical Sumitomo SHI Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP18451995A priority Critical patent/JPH0932553A/ja
Publication of JPH0932553A publication Critical patent/JPH0932553A/ja
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  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設機械のエンジンフード内に設置されたオ
イルクーラの清掃作業を容易化する。 【解決手段】 エンジンフード10内に設置されたラジ
エータ12の上部に、回転支持具14を介してオイルク
ーラ13の上端部を蝶着する。取付フランジ15,16
を締結しているボルトを取り外した後に把手18を前方
へ引き寄せれば、オイルクーラ13は回転支持具14を
回動支点として前方へ傾動する。ラジエータ12とオイ
ルクーラ13との間に保持金具23を装着すればオイル
クーラ13の傾動状態が保持され、清掃作業を容易に行
うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオイルクーラ取付装
置に関するものであり、特に、建設機械のエンジンフー
ド内に設置されたラジエータの前方に配置するオイルク
ーラの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧ショベル等の建設機械に於い
ては、エンジンフード内に設置されたエンジン冷却用の
ラジエータの前方にオイルクーラを配置し、冷却ファン
の回転によりエンジンフード外側から冷却風を吸入し
て、オイルクーラ内の油温及びラジエータ内の水温を低
下させている。
【0003】オイルクーラの周囲には取付フランジが設
けられており、この取付フランジをラジエータの周囲へ
ボルト締めすることにより、ラジエータの前面へオイル
クーラを固定している。
【0004】オイルクーラ及びラジエータを清掃すると
きは、前記取付フランジの上下左右に緊締されているボ
ルトを弛緩し、ラジエータからオイルクーラを離脱して
機体の外へ運び出す。そして、機体から取り外した状態
にてオイルクーラへ加圧エア若しくはスチームを吹き付
け、コアに付着している塵芥を除去する。
【0005】また、ラジエータも同様にして、冷却ファ
ン側から加圧エア若しくはスチームを吹き付けてコアを
清掃し、ラジエータとオイルクーラの双方の清掃が終了
した後に、再びオイルクーラの取付フランジをラジエー
タの前面へ合接し、上下左右のボルトを緊締してオイル
クーラを固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ラジエータの
周囲へオイルクーラの取付フランジをボルト締めしてい
るが、オイルクーラ及びラジエータの清掃時には、取付
フランジの上下左右に緊締されているボルトを全て取り
外し、機体の外へオイルクーラを運び出さなくてはなら
ず、離脱作業に時間がかかっている。
【0007】また、清掃後にオイルクーラを再びラジエ
ータの前面へ取り付けるに当っては、上下左右のボルト
孔を正確に合せながら各ボルトを緊締しなければなら
ず、離脱時以上に煩雑な作業となる。
【0008】そこで、オイルクーラの清掃作業を容易化
するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであ
り、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、エンジンフード内に
設置されたエンジン冷却用のラジエータの前方にオイル
クーラを配置し、冷却ファンによりエンジンフード外側
から冷却風を吸入するようにした冷却装置に於いて、前
記ラジエータの上部に回転支持具を介してオイルクーラ
の上端部を蝶着し、該回転支持具を回動支点としてオイ
ルクーラを前方へ傾動可能に形成したオイルクーラ取付
装置、及び前記オイルクーラの下部に把手を設けたオイ
ルクーラ取付装置、及び前記ラジエータとオイルクーラ
との間に、傾動状態を保持するための保持金具を設けた
オイルクーラ取付装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に従って詳述する。図1はエンジンフード10の内部
を示し、エンジン11の前方にエンジン冷却用のラジエ
ータ12が設置されており、その前部にオイルクーラ1
3を配置してある。前記ラジエータ12の上部に蝶番や
ヒンジピン等の回転支持具14を介してオイルクーラ1
3の上端部を枢着し、該回転支持具14を回動支点とし
てオイルクーラ13を前方へ傾動可能に形成する。
【0011】オイルクーラ13の左右両側には取付フラ
ンジ15が設けられており、この取付フランジ15に対
峙してラジエータ12の左右両側にも取付フランジ16
を設け、双方の取付フランジ15,16を合接してボル
ト17を緊締する。また、オイルクーラ13の下部とラ
ジエータ12の下部もボルト17にて締着する。
【0012】ここで、オイルクーラ13の下部に把手1
8を固設し、作業者が該把手18を把持してオイルクー
ラ13を前方へ傾動できるように形成する。更に、オイ
ルクーラ13の側面下部に保持金具19を固設するとと
もに、ラジエータ12の側面下部にも保持金具20を固
設し、夫々の保持金具19,20に係止孔19a,20
aを開穿する。
【0013】尚、オイルクーラ13の前方にはエンジン
フード10の開口部10aが設けられており、この開口
部10aにハウスドア21を蓋着してある。而して、冷
却ファン22の回転によりエンジンフード10の外側か
ら冷却風を吸入し、オイルクーラ13内の油温及びラジ
エータ12の水温を低下させている。
【0014】オイルクーラ13及びラジエータ12を清
掃する際には、先ず、ハウスドア21を取り外してエン
ジンフード10の前面を開放する。次に、前記取付フラ
ンジ15,16に緊締されているボルト17を弛緩して
取り外すとともに、オイルクーラ13の下部に締結され
ているボルト17も取り外す。
【0015】そして、作業者が把手18を把持して前方
へ引き寄せれば、図2に示すように、オイルクーラ13
は回転支持具14を回動支点として前方へ傾動し、オイ
ルクーラ13の下部とラジエータ12の下部との間が開
放される。
【0016】この状態で、図3に示すように、コ字形の
保持金具23の一端を前記保持金具19の係止孔19a
へ挿入するとともに、該保持金具23の他端を前記保持
金具20の係止孔20aへ挿入すれば、該保持金具23
と前記保持金具19,20との結合によってオイルクー
ラ13は前方へ傾動した状態のまま保持される。
【0017】而して、洗浄機24を使用してラジエータ
12の冷却ファン22側から加圧エア若しくはスチーム
を吹き付け、また、オイルクーラ13の前面側からも加
圧エア若しくはスチームを吹き付ける。然るときは、ラ
ジエータ12のコア及びオイルクーラ13のコアに付着
している塵芥が吹き飛ばされて、ラジエータ12の下部
とオイルクーラ13の下部との間隙から下方へ排出され
る。
【0018】このようにして、オイルクーラ13及びラ
ジエータ12を清掃した後には、前述とは逆の手順にて
オイルクーラ13を固定する。即ち、先ず、コ字形の保
持金具23を保持金具19,20から引き抜き、把手1
8の把持を緩めることにより、オイルクーラ13は回転
支持具14を支点として垂直位置へ回動し、オイルクー
ラ13の取付フランジ15とラジエータ12の取付フラ
ンジ16とが合接する。
【0019】このとき、オイルクーラ13は前記回転支
持具14にて支持されているので、ラジエータ12に対
してオイルクーラ13が一定位置に保持され、双方の取
付フランジ15,16のボルト孔がずれることはない。
従って、取付フランジ15,16へのボルト17の締結
が容易となり、オイルクーラ13の取付作業が迅速化さ
れる。
【0020】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は回転支持
具を回動支点としてオイルクーラを前方へ傾動可能に形
成したことにより、オイルクーラ及びラジエータを清掃
する際にオイルクーラを機体の外へ離脱する必要がなく
なる。
【0022】オイルクーラの下部に把手を設けた場合に
は、オイルクーラの傾動操作が容易になる。また、保持
金具を設けた場合には、オイルクーラの傾動状態を確実
に保持することができる。
【0023】斯くして、オイルクーラ及びラジエータの
清掃に付帯する作業時間が大幅に短縮され、清掃作業の
効率向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オイルクーラ取付状態のエンジンフードの一部
切欠側面図。
【図2】オイルクーラ傾動中のエンジンフードの一部切
欠側面図。
【図3】オイルクーラ傾動保持状態のエンジンフードの
一部切欠側面図。
【符号の説明】
10 エンジンフード 12 ラジエータ 13 オイルクーラ 14 回転支持具 18 把手 19,20 保持金具 22 冷却ファン 23 保持金具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンフード内に設置されたエンジン
    冷却用のラジエータの前方にオイルクーラを配置し、冷
    却ファンによりエンジンフード外側から冷却風を吸入す
    るようにした冷却装置に於いて、前記ラジエータの上部
    に回転支持具を介してオイルクーラの上端部を蝶着し、
    該回転支持具を回動支点としてオイルクーラを前方へ傾
    動可能に形成したことを特徴とするオイルクーラ取付装
    置。
  2. 【請求項2】 前記オイルクーラの下部に把手を設けた
    請求項1記載のオイルクーラ取付装置。
  3. 【請求項3】 前記ラジエータとオイルクーラとの間
    に、傾動状態を保持するための保持金具を設けた請求項
    1または2記載のオイルクーラ取付装置。
JP18451995A 1995-07-20 1995-07-20 オイルクーラ取付装置 Pending JPH0932553A (ja)

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