JP2000272357A - コンバインのエンジン冷却構造 - Google Patents

コンバインのエンジン冷却構造

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JP2000272357A
JP2000272357A JP11081292A JP8129299A JP2000272357A JP 2000272357 A JP2000272357 A JP 2000272357A JP 11081292 A JP11081292 A JP 11081292A JP 8129299 A JP8129299 A JP 8129299A JP 2000272357 A JP2000272357 A JP 2000272357A
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JP
Japan
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rotary screen
radiator
outside air
engine
unit
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Tomoyoshi Hirose
知義 広瀬
Toshinori Kirihata
俊紀 桐畑
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラジエターやロータリースクリーンのメンテ
ナンス性を向上させること。 【解決手段】 本発明では、エンジン(61)を冷却するた
めの外気を吸入する外気吸入口(66)にラジエター(64)を
連通連結する一方、スクリーン本体(89)を回動可能に構
成したロータリースクリーン(67)を外気吸入口(66)の開
口部に設けてなるコンバインのエンジン冷却構造におい
て、外気吸入口(66)にロータリースクリーン(67)を開閉
自在に設けることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関す
るものであり、特にエンジンを冷却するための構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインとしては、機体フレー
ムの下部に走行部を配設するとともに、機体フレームの
前端部に刈取部を配設し、同刈取部の直後方位置に脱穀
部を配設し、同脱穀部の直下方位置に揺動選別部を配設
しており、走行部、刈取部、脱穀部、及び揺動選別部に
エンジンを伝動機構を介して連動連結していた。
【0003】かかるエンジンを冷却するための構造とし
ては、機体の側壁中途部に、エンジンを冷却するための
外気を吸入する外気吸入口を形成し、同外気吸入口にラ
ジエターを連通連結する一方、外気吸入口に、円筒状の
スクリーン本体を軸線廻りに回動可能に構成したロータ
リースクリーンを取付けており、スクリーン本体に形成
した複数の吸入孔から外気を吸入し、その外気によって
エンジンを冷却するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コンバインにあっては、外気吸入口にロータリースクリ
ーンを取付けていたため、外気吸入口からロータリース
クリーンを取り外してから、ラジエターやロータリース
クリーンのメンテナンスを行い、その後、外気吸入口に
ロータリースクリーンを取付けなければならず、ラジエ
ターやロータリースクリーンのメンテナンス作業が煩雑
で、多大な労力や時間を要していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
本発明では、エンジンを冷却するための外気を吸入する
外気吸入口にラジエターを連通連結する一方、スクリー
ン本体を回動可能に構成したロータリースクリーンを外
気吸入口の開口部に設けてなるコンバインのエンジン冷
却構造において、外気吸入口にロータリースクリーンを
開閉自在に設けることとした。
【0006】また、請求項2記載の本発明では、ロータ
リースクリーンとラジエターとの間にオイルクーラーを
配設し、しかも、同オイルクーラーをロータリースクリ
ーンに連設して、ロータリースクリーンの開閉に伴っ
て、オイルクーラーが移動すべく構成することとした。
【0007】また、請求項3記載の本発明では、ロータ
リースクリーンとラジエターとを吸引ダクトを介して連
通連結し、しかも、吸引ダクトの少なくとも一部の側壁
がエンジンルームの側壁を形成すべく構成することとし
た。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るコンバインは、エン
ジンを冷却するための外気を吸入する外気吸入口にラジ
エターを連通連結する一方、スクリーン本体を回動可能
に構成したロータリースクリーンを外気吸入口の開口部
に設けたものである。
【0009】しかも、外気吸入口にロータリースクリー
ンを開閉自在に設けたものである。
【0010】そのため、ロータリースクリーンを移動さ
せることにより、ラジエターの前方を開放状態にするこ
とができ、ラジエターの表面に付着した塵の除去やロー
タリースクリーンの駆動部への注油等のメンテナンスを
容易に行うことができるものである。
【0011】また、ロータリースクリーンとラジエター
との間にオイルクーラーを配設し、しかも、同オイルク
ーラーをロータリースクリーンに連設して、ロータリー
スクリーンの開閉に伴って、オイルクーラーが移動すべ
く構成することによって、ラジエターの前面を完全に開
放状態とすることができ、これによってラジエターのメ
ンテナンス性をより一層向上させることができるととも
に、オイルクーラーのメンテナンスをも容易に行うこと
ができるものである。
【0012】また、ロータリースクリーンとラジエター
とを吸引ダクトを介して連通連結し、しかも、吸引ダク
トの少なくとも一部の側壁がエンジンルームの側壁を形
成すべく構成することによって、コンバインの構成部品
を削減することができ、コンバインの製造コストを低減
することができるとともに、コンバインの軽量化を図る
ことができるものである。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明に係るコンバイン1として
の汎用コンバインを示しており、同コンバイン1は、機
体フレーム2の下部に左右一対のクローラ式の走行部3,
3 を配設するとともに、機体フレーム2の前端部に刈取
部4を昇降自在に配設し、同刈取部4の直後方位置に搬
送部5を配設し、同搬送部5の直後方位置に脱穀部6を
配設し、同脱穀部6の直下方位置に揺動選別部7を配設
する一方、同揺動選別部7の後方上部であって、脱穀部
6の直後方位置に排藁処理部8を配設している。
【0015】また、コンバイン1は、機体フレーム2の
前端部であって、搬送部5の直上方位置に運転部9を配
設し、同運転部9の直後方位置であって、脱穀部6の直
上方位置に穀粒貯留部10を配設し、更には、同穀粒貯留
部10の直後方位置であって、揺動選別部7の後端部及び
排藁処理部8の直上方位置に原動機部11を配設してい
る。
【0016】走行部3は、機体フレーム2の下部に走行
フレーム12を取付け、同走行フレーム12の前端部に、原
動機部11に連動連結したミッション13を配設し、同ミッ
ション13に駆動輪14を連動連結する一方、走行フレーム
12の後端部に遊動輪15を回動自在に軸支し、駆動輪14と
遊動輪15との間に履帯16を巻回している。図中、17は転
動輪である。
【0017】刈取部4は、搬送部5の先端部にプラット
ホーム18を連設し、同プラットホーム18の先端上部に掻
き込みリール19を回動可能に横架するとともに、プラッ
トホーム18の下端部に刈刃装置20を横架し、同刈刃装置
20の後方に横送りオーガ21を回動可能に横架している。
図中、22はディバイダー、23は伝動機構である。
【0018】そして、圃場に植立した穀桿を掻き込みリ
ール19によって掻き込みながら刈刃装置20で穀桿の根本
部分を刈り取り、その後、横送りオーガ21で機体の中央
部に刈り取った穀桿を寄せ集めて、後方の搬送部5へ受
け渡すようにしている。
【0019】搬送部5は、機体フレーム2の前端部にフ
ィーダハウス24を上下回動自在に取付け、同フィーダハ
ウス24の内部に搬送コンベア25を配設する一方、機体フ
レーム2の前端上部に搬送ビータ26を回動可能に横架し
ている。図中、27はフィーダハウス24を昇降させるため
の油圧シリンダーである。
【0020】そして、刈取部4で刈り取った穀桿を搬送
コンベア25と搬送ビータ26とで後方の脱穀部6へ搬送す
るようにしている。
【0021】脱穀部6は、第1 ロータ28と第2 ロータ29
とを軸線を左右幅方向に向けて前後に間隔を開けて配設
し、各ロータ28,29の直下方位置に受網30,31を配設し
ている。図中、32,33は各ロータ28,29の外周部に形成
したスクリュー羽根、34は扱歯、35,36は上部壁、37は
第1 ロータ28の右側端部と第2 ロータ29の右側端部とを
連通連結する連通路である。
【0022】そして、搬送部5によって搬送された穀桿
は、第1 ロータ28の作用によって第1 ロータ28の左側端
部から右側端部へ移動しながら脱穀処理された後、第2
ロータ29の作用によって第2 ロータ29の右側端部から左
側端部へ移動しながら脱穀処理され、穀粒は受網30,31
を通過して下方の揺動選別部7へと移動する一方、排藁
は後方の排藁処理部8へと移動するようにしている。
【0023】揺動選別部7は、第1 ロータ28と第2 ロー
タ29の直下方位置に、フィードパン38とチャフシーブ39
とグレンシーブ40とから一体的に形成された揺動体41を
上下方向に揺動可能に配設し、同揺動体41の前側下部に
唐箕42を軸線を左右幅方向に向けて回動可能に配設し、
同唐箕42と揺動体41の中途下部とを送風路43によって連
通連結し、更には、揺動体41の後方下部に穀粒受樋44を
配設している。
【0024】そして、揺動体41を揺動させることによっ
て、フィードパン38で穀層を均平化して選別の効率化を
図るとともに、比重選別を行った後、チャフシーブ39に
よって穀粒と排藁とを粗選別し、その後、グレンシーブ
40と唐箕42からの唐箕風とによって穀粒と排藁とを精選
別し、穀粒を穀粒受樋44に移動させる一方、排藁を排藁
処理部8へと移動させて、穀粒と排藁とを選別するよう
にしている。
【0025】排藁処理部8は、第2ロータ29の直後方位
置に略円筒状の搬送ビータ62を軸線を左右幅方向に向け
て回動可能に配設し、同搬送ビータ62の後方位置に吸引
ファン46を軸線を左右幅方向に向けて回動可能に配設
し、同吸引ファン46の後方位置に略円筒状のカッター45
を配設している。図中、47はカッター刃である。
【0026】そして、脱穀部6で脱穀処理された後の排
藁を搬送ビータ62の作用によってカッター45へ搬送し、
同カッター45によって破砕した後に、機体の外部へ排出
し、一方、吸引ファン46の作用によって揺動選別部7で
選別された排藁を機体の外部に排出するようにしてい
る。
【0027】運転部9は、機体フレーム2の前端中央上
部に略矩形箱型状のキャビン48を配設し、同キャビン48
の平面視中央後部に座席49を配設し、同座席49の前方位
置にフロントコラム50を配設し、同フロントコラム50の
上端部にステアリングホイール51と変速レバー52とを設
ける一方、座席49の左側部にサイドコラム53を配設し、
同サイドコラム53の上端部に各種の操作スイッチ54を設
けている。図中、55はフロントガラス、56は天井壁、57
は開閉扉である。
【0028】穀粒貯留部10は、第1 ロータ28と第2 ロー
タ29の直上方位置にグレンタンク58を配設し、同グレン
タンク58に穀粒受樋44を揚穀コンベア59を介して連通連
結するとともに、グレンタンク58に排出オーガ60を連通
連結している。
【0029】そして、揺動選別部7によって選別された
穀粒をグレンタンク58の内部に貯留するとともに、排出
オーガ60によって機体の外部に排出できるようにしてい
る。
【0030】原動機部11は、機体の上側後部に略矩形箱
型状のエンジンルーム63を形成し、同エンジンルーム63
の内部にエンジン61を配設し、同エンジン61を刈刃装置
20やミッション13等の各動力機構部に伝動機構(図示省
略)を介して連動連結している。
【0031】そして、エンジン61を駆動させることによ
って、各動力機構部が連動して作動するようにしてい
る。
【0032】また、原動機部11は、図2〜図4に示すよ
うに、エンジン61の右側方位置にラジエター64を配設
し、同ラジエター64に吸引ダクト65を連通連結し、同吸
引ダクト65に、エンジン61を冷却するための外気を吸入
する外気吸入口66を形成し、同外気吸入口66にロータリ
ースクリーン67を開閉自在に配設している。図中、68は
吸引ファン、69はエンジン61に吸引ファン68を連動連結
するための連動機構、70は機体の右側後端部に右側方へ
向けて開閉自在に枢着した機体カバー、71は枢軸であ
る。
【0033】そして、エンジン61の駆動に連動して吸引
ファン68が作動して、外気吸入口66から外気を吸引し、
ラジエター64で冷却し、その冷却外気によってエンジン
61を冷却するようにしており、外気を外気吸入口66から
吸入する際に、ロータリースクリーン67によって外気に
混入する塵を除去するようにしている。
【0034】吸引ダクト65は、ラジエター64に取付けた
固定側ダクト構成体72と、同固定側ダクト構成体72の上
端縁部に上下回動自在に枢着した可動側ダクト構成体73
とから構成している。図中、74は枢軸である。
【0035】固定側ダクト構成体72は、ラジエター64の
前面と略同一サイズの外気吸入口66を有する矩形枠状の
後壁75と、同後壁75の左端縁に沿って上下に伸延させた
左側壁76と、同左側壁76の先端縁部から前方に向けて傾
斜状に連設した前壁77と、後壁75の下端縁に沿って左右
に伸延させるとともに左側壁76と前壁77とに連設した底
壁78とから構成し、後壁75の左右両端部に支持板79,79
をそれぞれ連設し、同支持板79,79 によってラジエター
64の左右側壁に固定側ダクト構成体72を取付けている。
【0036】可動側ダクト構成体73は、ラジエター64の
上端縁に沿って左右に伸延させた天井壁80と、ラジエタ
ー64の下端縁に沿って左右に伸延させた底壁81と、天井
壁80と底壁81との間に連設した前壁82と右側壁82' とか
ら構成しており、右側壁82には、作動油を冷却するため
のオイルクーラー83を取付けている。
【0037】そして、エンジンルーム63の上端に吸引ダ
クト65の天井壁80を位置させることにより、図3に示す
ように、吸引ダクト65の天井壁80がエンジンルーム63の
天井壁の一部を形成するようにしている。
【0038】このように、吸引ダクト65の少なくとも一
部の側壁がエンジンルーム63の側壁を形成すべく構成し
ているため、コンバイン1の構成部品を削減することが
でき、コンバイン1の製造コストを低減することができ
るとともに、コンバイン1の軽量化を図ることができ
る。
【0039】ロータリースクリーン67は、吸引ダクト65
の前壁82に円形状の吸入口84を穿設し、同吸入口84の上
下端縁間にモーター支持板85を架設し、同モーター支持
板85の左側面に回動モーター86を取付け、同回動モータ
ー86に、軸線を左右幅方向に向けた回動軸87の基端部を
連動機構88を介して連動連結し、同回動軸87の先端部に
略円筒状のスクリーン本体89を軸線を左右幅方向に向け
て取付けている。図中、90は回動軸87の中途部とスクリ
ーン本体89の内周面上部とを連結する連結桿である。
【0040】そして、回動モーター86を駆動することに
より、スクリーン本体89が水平回動するようにしてい
る。
【0041】スクリーン本体89は、筒状の周壁形成体91
の前後端縁部に円形状の補強枠92,93 をそれぞれ取付け
るとともに、前側の補強枠92に円板状の前壁形成体94を
取付けており、周壁形成体91と前壁形成体94は、表面に
複数の吸入孔95を穿設したパンチングメタルによって形
成している。尚、周壁形成体91や前壁形成体94として
は、金網や不織布等を用いることもできる。図中、96は
補強板である。
【0042】このように、周壁形成体91のみならず前壁
形成体94にも吸入孔95を穿設しているため、周壁形成体
91又は前壁形成体94のいずれか一方のみに吸入孔95を穿
設した場合に比べ、全体の吸入孔95の開口面積を大きく
することができ、周壁形成体91及び前壁形成体94の表面
積を小さくしても、外気の吸入量を維持することができ
ることから、スクリーン本体89を小型化することができ
る。
【0043】周壁形成体91の外周面の下端周縁部には、
吸入口84の開口周縁部に取付けたブラシ97を当接して、
スクリーン本体89の下端周辺部と吸入口84の開口周縁部
との隙間から塵が進入しないようにしている。
【0044】連動機構88は、回動モータ86の駆動軸98の
下端部に駆動用平歯車99を取付ける一方、回動軸87の下
端部に従動用平歯車100 を取付け、駆動用平歯車99と従
動用平歯車100 とを噛合させている。
【0045】このように、本実施例では、吸引ダクト65
の固定側ダクト構成体72に形成した外気吸入口66に、可
動側ダクト構成体73に取付けたロータリースクリーン67
を開閉自在に取付けているため、機体カバー70を開き、
可動側ダクト構成体73を上方へ向けて跳ね上げてロータ
リースクリーン67を上方に移動させることにより、ラジ
エター64の前方を開放状態にすることができ、ラジエタ
ー64の表面に付着した塵の除去やロータリースクリーン
67の駆動部への注油等のメンテナンスを容易に行うこと
ができる。
【0046】しかも、ロータリースクリーン67にオイル
クーラー83を連設して、オイルクーラー83がロータリー
スクリーン67の開閉作動に伴って移動するようにしてい
るため、ラジエター64の前面を完全に開放状態とするこ
とができ、これによってラジエター64のメンテナンス性
をより一層向上させることができるとともに、オイルク
ーラー83のメンテナンスをも容易に行うことができる。
【0047】図5〜図7は、第2実施例としてのコンバ
イン1のエンジン冷却構造を示した図であり、本実施例
では、機体の上側後部に略矩形箱型状のエンジンルーム
63を形成し、同エンジンルーム63の内部にエンジン61を
配設し、同エンジン61の右側方位置にラジエター64を配
設し、同ラジエター64に吸引ダクト101 の基端部を連通
連結し、同吸引ダクト101 の先端部に外気吸入口66を形
成し、同外気吸入口66にロータリースクリーン67を開閉
自在に配設している。図中、102 は機体カバー70の枢軸
71を支持するための支持アームである。
【0048】ロータリースクリーン67は、機体カバー70
の枢軸71に開閉機構103 を介して左右回動自在に取付け
ている。
【0049】開閉機構103 は、機体カバー70の枢軸71に
上下一対の開閉アーム104,104 の基端部を左右回動自在
に取付け、同開閉アーム104,104 の先端部に矩形状の固
定板105 を取付、同固定板105 の略中央部に円形状の吸
入口106 を形成し、同吸入口106 に前記実施例と同様の
構成のロータリースクリーン67を取付けている。図中、
107 は固定板105 の周縁部に取付けたパッキン、108 は
外気吸入口66の周縁部に取付けたパッキンであり、ロー
タリースクリーン67を閉じた状態で両パッキン107,108
が密着するようにしている。
【0050】このように、本実施例でも、吸引ダクト10
1 に形成した外気吸入口66に、ロータリースクリーン67
を開閉自在に取付けているため、機体カバー70を開き、
開閉機構103 によってロータリースクリーン67を右側方
に移動させることにより、ラジエター64の前方を開放状
態にすることができ、ラジエター64の表面に付着した塵
の除去やロータリースクリーン67の駆動部への注油等の
メンテナンスを容易に行うことができる。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】(1)請求項1記載の本発明では、外気吸
入口にロータリースクリーンを開閉自在に設けているた
め、ロータリースクリーンを移動させることにより、ラ
ジエターの前方を開放状態にすることができ、ラジエタ
ーの表面に付着した塵の除去やロータリースクリーンの
駆動部への注油等のメンテナンスを容易に行うことがで
きる。
【0053】(2)請求項2記載の本発明では、ロータ
リースクリーンとラジエターとの間にオイルクーラーを
配設し、しかも、同オイルクーラーをロータリースクリ
ーンに連設して、ロータリースクリーンの開閉に伴っ
て、オイルクーラーが移動すべく構成しているため、ラ
ジエターの前面を完全に開放状態とすることができ、こ
れによってラジエターのメンテナンス性をより一層向上
させることができるとともに、オイルクーラーのメンテ
ナンスをも容易に行うことができる。
【0054】(3)請求項3記載の本発明では、ロータ
リースクリーンとラジエターとを吸引ダクトを介して連
通連結し、しかも、吸引ダクトの少なくとも一部の側壁
がエンジンルームの側壁を形成すべく構成しているた
め、コンバインの構成部品を削減することができ、コン
バインの製造コストを低減することができるとともに、
コンバインの軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインの左側面図。
【図2】ロータリースクリーンを示す平面図。
【図3】同正面図。
【図4】同斜視図。
【図5】他実施例としてのロータリースクリーンを示す
平面図。
【図6】同正面図。
【図7】同斜視図。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 機体フレーム 3 走行部 4 刈取部 5 搬送部 6 脱穀部 7 揺動選別部 8 排藁処理部 9 運転部 10 穀粒貯留部 11 原動機部 61 エンジン 63 エンジンルーム 64 ラジエター 65 吸引ダクト 66 外気吸入口 67 ロータリースクリーン 70 機体カバー 83 オイルクーラー 89 スクリーン本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(61)を冷却するための外気を吸
    入する外気吸入口(66)にラジエター(64)を連通連結する
    一方、スクリーン本体(89)を回動可能に構成したロータ
    リースクリーン(67)を外気吸入口(66)の開口部に設けて
    なるコンバインのエンジン冷却構造において、 外気吸入口(66)にロータリースクリーン(67)を開閉自在
    に設けたことを特徴とするコンバインのエンジン冷却構
    造。
  2. 【請求項2】 ロータリースクリーン(67)とラジエター
    (64)との間にオイルクーラー(83)を配設し、しかも、同
    オイルクーラー(83)をロータリースクリーン(67)に連設
    して、ロータリースクリーン(67)の開閉に伴って、オイ
    ルクーラー(83)が移動すべく構成したことを特徴とする
    請求項1記載のコンバインのエンジン冷却構造。
  3. 【請求項3】 ロータリースクリーン(67)とラジエター
    (64)とを吸引ダクト(65)を介して連通連結し、しかも、
    吸引ダクト(65)の少なくとも一部の側壁がエンジンルー
    ム(63)の側壁を形成すべく構成したことを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のコンバインのエンジン冷却構
    造。
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Cited By (3)

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