JPH11113371A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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Publication number
JPH11113371A
JPH11113371A JP30363797A JP30363797A JPH11113371A JP H11113371 A JPH11113371 A JP H11113371A JP 30363797 A JP30363797 A JP 30363797A JP 30363797 A JP30363797 A JP 30363797A JP H11113371 A JPH11113371 A JP H11113371A
Authority
JP
Japan
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threshing
straw
cylinder
handling cylinder
combine
Prior art date
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Pending
Application number
JP30363797A
Other languages
English (en)
Inventor
Akito Yamamoto
本 明 人 山
Yozaburo Narahara
原 陽 三 郎 楢
Hirotaka Otsuka
塚 弘 隆 大
Takeshi Okumura
村 健 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP30363797A priority Critical patent/JPH11113371A/ja
Priority to CN 98209114 priority patent/CN2343765Y/zh
Priority to CN 98104295 priority patent/CN1248566C/zh
Publication of JPH11113371A publication Critical patent/JPH11113371A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱穀部(4)内部の掃除などを容易に
行えると共に、フィードチェン(5)を簡単に着脱でき
る。 【解決手段】 未刈り穀稈の株元を切断する刈刃
(9)と、刈取った穀稈を横倒し姿勢に支持して搬送す
る搬送機構(10)を、機体前側の刈取部(8)に設け
ると共に、前記刈取部(8)から供給される穀稈を脱穀
する扱胴(6)と、該扱胴(6)下方に落下する脱穀物
の穀粒と藁屑とに分離して取出す選別機構(43)を、
機体後側の脱穀部(4)に設けるコンバインにおいて、
脱穀部(4)側方に設けるフィードチェン(5)のレー
ル部材(130)を支点軸(134)回りに水平回転自
在に取付けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は穀稈を連続的に刈取
って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、脱穀部に内設さ
せる扱胴下側などの藁屑を取除くとき、扱胴を上方に持
上げて取出す作業などを行う必要があり、簡単に掃除を
行えない等の問題がある。また、脱穀部に処理胴を設
け、扱胴の脱粒残り物を処理胴によって再脱穀すると、
藁内部の穀粒を効率良く収集できるが、処理胴の駆動機
構を設ける必要があり、駆動構造が複雑になって製造コ
スト低減などを容易に行い得ない等の問題がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、未刈
り穀稈の株元を切断する刈刃と、刈取った穀稈を横倒し
姿勢に支持して搬送する搬送機構を、機体前側の刈取部
に設けると共に、前記刈取部から供給される穀稈を脱穀
する扱胴と、該扱胴下方に落下する脱穀物の穀粒と藁屑
とに分離して取出す選別機構を、機体後側の脱穀部に設
けるコンバインにおいて、脱穀部側方に設けるフィード
チェンのレール部材を支点軸回りに水平回転自在に取付
けたもので、フィードチェンを側方に回動させて脱穀部
内部の掃除などを容易に行い得ると共に、レール部材に
フィードチェンを取付けた状態で着脱し得るものであ
る。
【0004】また、選別機構の藁屑及び塵を排出する横
断流ファンをレール部材に取付けたもので、フィードチ
ェンの側方回動によって横断流ファンも機外に移動させ
るから、前記ファン及び選別機構の掃除などを容易に行
い得るものである。
【0005】また、横断流ファンまたは片側吸排塵ファ
ンの一方を交換自在に取付ける受板をレール部材に設け
たもので、前記受板を共用して横断流ファンまたは片側
吸排塵ファンを択一的に取付けるから、前記各ファンの
仕様を容易に変更し得、各ファン択一装着による選別送
塵機能の向上または各ファン取外し省略による製造コス
トの低減などを容易に図り得るものである。
【0006】また、支点軸に連結させるレール部材後端
部にフィードチェンの駆動スプロケットを設けたもの
で、前記スプロケットの動力伝達を支点軸の近くで行え
るから、他と兼用する伝動ケースを介してスプロケット
を容易に取付け得ると共に、フィードチェンの稈搬送を
安定良く行わせ得るものである。
【0007】また、脱穀部を装設させる機台内部にエン
ジンの燃料タンクを取付けると共に、該タンクの燃料を
エンジンに供給する燃料フィルタを脱穀部の籾受台上面
上方に設けたもので、籾受台に作業者が乗って燃料フィ
ルタの交換を行い得、かつ前記フィルタを大型にしても
取付スペースを容易に確保し得るものである。
【0008】また、未刈り穀稈の株元を切断する刈刃
と、刈取った穀稈を横倒し姿勢に支持して搬送する搬送
機構を、機体前側の刈取部に設けると共に、前記刈取部
から供給される穀稈を脱穀する扱胴と、該扱胴下方に落
下する脱穀物の穀粒と藁屑とに分離して取出す選別機構
を、機体後側の脱穀部に設けるコンバインにおいて、前
記扱胴後部の脱粒物を送給して再脱穀させる処理胴を備
え、前記扱胴を駆動するベルトに処理胴を連結させたも
ので、扱胴の駆動ベルトを介して処理胴に動力を伝える
から、処理胴の駆動構造の簡略化並びに製造コスト低減
などを容易に行い得るものである。
【0009】また、処理胴にベルトを連結させるチェン
ケースを設けたもので、前記チェンケースを追加するだ
けで処理胴を取付けて駆動し得ると共に、処理胴を取外
したときはチェンケースも取外し得るものである。
【0010】また、扱胴にベルトを連結させる減速ギヤ
を設けたもので、処理胴の回転に適した速度でベルトを
駆動してベルトの動力を扱胴に減速伝達させるから、ベ
ルトの動力損失を低減し得、かつ高トルクで扱胴を駆動
し得るものである。
【0011】また、扱胴後面側に配置させる藁巻付防止
板に藁絡み防止棒を設けたもので、扱胴から抜取る藁穂
先部を前記棒の案内によって移動させるから、扱胴後部
で藁穂先が巻付く不具合をなくし得ると共に、藁穂先内
部に残っている穀粒を前記棒によって脱落し得るもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1はコンバインの右側面図、図2は
同左側面図、図3は同平面図であり、図中(1)は左右
一対の走行クローラ(2)(2)を装設するトラックフ
レーム、(3)は前記トラックフレーム(1)上側に架
設する機台、(4)はフィードチェン(5)を左側に張
架しかつ扱胴(6)及び処理胴(7)を内蔵している脱
穀部、(8)は刈刃(9)及び穀稈搬送機構(10)な
どを備える4条刈り用刈取部、(11)は刈取フレーム
(12)を介して刈取部(8)を昇降させる油圧昇降シ
リンダ、(13)は排藁チェン(14)終端を臨ませる
排藁カッタ、(15)は脱穀部(4)からの穀粒を揚穀
筒(16)を介して搬入する穀物タンク、(17)は前
記タンク(15)の穀粒を機外に搬出する籾受台、(1
8)は運転操作部(19)及び運転席(20)を備える
運転台、(21)は運転席(20)下方に設けるエンジ
ンであり、連続的に穀稈を刈取って脱穀するもので、脱
穀部(4)を装設させる機台(3)内部にエンジン(2
1)の燃料タンク(21a)を取付けると共に、該タン
ク(21a)の燃料をエンジン(21)に供給する燃料
フィルタ(21b)を脱穀部(4)の籾受台(17)上
面上方に設け、籾受台(17)に作業者が乗って燃料フ
ィルタ(21b)の交換を行い、かつ前記フィルタ(2
1b)を大型にしても取付スペースの確保などを行える
ように構成している。
【0013】さらに、図4及び図5に示す如く、大小5
枚の分草板(22)…の間の未刈り穀稈を起立させる引
起タイン(23)…を有する4条分の引起ケース(2
4)…と、引起された穀稈の株元側を掻込む4条分のス
ターホイル(25)…及び掻込ベルト(26)…と、掻
込んだ穀稈株元を切断する刈刃(9)と、右側2条分の
刈取穀稈を左斜め後方に搬送する右下部搬送チェン(2
7)及び右上部搬送タイン(28)と、左側2条分の刈
取穀稈を後方の右下部搬送チェン(27)及び右上部搬
送タイン(28)の送り終端位置近傍に合流させる左下
部搬送チェン(29)及び左上部搬送タイン(30)
と、前記右下部搬送チェン(27)の送り終端に合流す
る4条分の刈取穀稈の株元側を受継ぎ搬送する縦搬送チ
ェン(31)と、前記縦搬送チェン(31)の送り終端
部に設けてフィードチェン(5)に適正姿勢で刈取穀稈
を受継ぎ搬送する補助搬送チェン(32)を、4条刈り
用の前記刈取部(8)に備え、4条分の刈取穀稈を縦搬
送チェン(31)に受継ぎ合流させた後、フィードチェ
ン(5)に供給して脱穀処理するように構成している。
【0014】また、扱深調節支点軸(33)を有する搬
送入力ケース(34)を介して前記縦搬送チェン(3
1)の送り始端部を刈取フレーム(12)に取付けると
共に、搬送入力ケース(34)の支点軸(33)を中心
に縦搬送チェン(31)の送り終端部を深扱乃至浅扱位
置に揺動させる電動扱深モータを刈取フレーム(12)
に設け、扱深モータの正逆転制御により、補助搬送チェ
ン(32)の送り始端部に対し、縦搬送チェン(31)
の送り終端部を接離させ、扱胴(6)による穀稈扱深さ
を変更させるように構成している。
【0015】さらに、図6及び図7に示す如く、前記機
台(3)上面に四角箱形の機筐(36)を形成し、機筐
(36)内の前部上方に扱室(37)を形成し、この扱
室(37)内に、外周面に多数本の扱歯(38)…を備
えて時計方向に回転する前記扱胴(6)を、扱胴(6)
の軸線が走行方向に対して略平行になるように設ける。
この扱胴(6)の下方に受網(39)を設け、前記扱胴
(6)後端部の区画板(40)にて区画形成した藁排出
口(41)の部分を除いて受網(39)を張設させると
共に、前記扱室(37)後方に排藁通路(42)を形成
する。
【0016】また、前記扱室(37)の下方に選別機構
(43)を設け、揺動選別盤(44)を配設する。この
揺動選別盤(44)は、前記受網(39)の略下方に設
けた流穀板(45)と、前記藁排出口(41)の下方か
ら後方にわたって設けた漏下横桟(46)と、前記漏下
横桟(46)の前部下方に設けた籾受板(47)と、前
記漏下横桟(46)上面側終端部に設けて藁屑を分解し
て穀粒を取除くフィン(48)と、前記漏下横桟(4
6)下方の籾受板(47)後端に連設させた選別網(4
9)とによって構成される。そして、この揺動選別盤
(44)を、偏心軸(50)の回転によって、前記扱胴
(6)の軸線方向(前後方向)に揺動運動させ、藁屑を
後方に送出させ、かつ穀粒を下方に落下させる。
【0017】また、選別網(49)に向かって選別風を
吹き上げる唐箕(51)と、選別網(49)から落下し
た穀粒を受取る一番樋(52)と、漏下横桟(46)か
ら落下する穀粒と藁の混合物即ち二番物を受取る二番樋
(53)とを、揺動選別盤(44)の下方に設ける。前
記一番樋(52)内に入った穀粒は、一番樋(52)内
の螺旋板形一番コンベヤ(54)と、図8に示す螺旋板
形コンベヤ(55)を内蔵した揚穀筒(16)を介して
上端投入口(56)から前記穀粒タンク(15)に移送
される。また、前記二番樋(53)内に入った二番物
は、二番樋(53)内の螺旋板形二番コンベヤ(57)
及び図8に示す還元コンベヤ(58)を介して、前記揺
動選別盤(44)の漏下横桟(46)上面に還元移送さ
れる。
【0018】前記機筐(36)左側面に、前記刈取部
(8)からの穀稈を前記扱胴(6)の軸線方向に沿って
移送するフィードチェン(5)を設ける。また、前記機
筐(36)の後部上面に、前記フィードチェン(5)の
送り終端から排藁を受継いで機筐(36)後方に移送す
る排藁チェン(14)を設け、刈取部(8)から横倒し
姿勢で供給される稈を、各チェン(5)(14)を介し
て後方の排藁カッタ(13)に排出させて切断し乍ら放
出させると共に、機筐(36)後側の排藁通路(42)
を形成する四番樋(59)後端側に藁放出板(60)を
開閉自在に設け、排藁チェン(59)終端に送られた横
倒し姿勢の藁を前記放出板(60)から機筐(36)後
方の圃場に未切断状態で落下させるもので、刈取部
(8)から供給される穀稈はフィードチェン(5)に受
け継がれ、フィードチェン(5)によって移送される穀
稈は、扱胴(6)によって脱穀され、脱穀後の稈即ち排
藁は、フィードチェン(5)の送り終端から排藁チェン
(14)に受け継がれ、後方に移送されて藁放出板(6
0)から圃場に落下させたり、前記カッタ(13)で切
断してから放出させるもので、機台(3)に立設した支
柱(60a)に支点軸(60b)を介して前記板(6
0)を取付け、軸(60b)回りに後方に板(60)及
びカッター(13)を水平回動させて開放させるように
構成している。
【0019】また、前記扱室(37)で脱穀された穀粒
は、受網(39)から下方に落下し、揺動選別盤(4
4)の流穀板(45)及び選別網(49)を介して一番
樋(52)内に入る。そして、一番樋(52)の穀粒
は、一番コンベヤ(54)及び揚穀筒(55)を経て穀
粒タンク(15)に投入され、タンク(15)下面に形
成した2つの出口から下方の2袋の籾袋の中に落下さ
せ、各袋に詰め込まれる。多数の空の籾袋を受棒に引掛
けて吊下げ、タンク(15)出口に装着した袋が穀粒で
一杯になったとき、次の袋をタンク(15)出口に装着
する袋詰め作業を行う。この作業は、籾受台(17)に
乗った作業者によって行われる。一方、前記受網(3
9)から落下しなかった藁屑等の大きい脱穀物は、扱室
(37)後部の再処理口(61)から左側の処理胴
(7)に送出されて再脱穀された後で下方の漏下横桟
(46)上面に落下させる。前記処理胴(7)は外周に
スクリュ羽根を取付けると共に、処理胴(7)の下方周
囲に処理受網(62)を設け、再処理した穀粒を処理受
網(62)から漏下させる。一方、唐箕(51)からの
選別風及び揺動選別盤(44)の揺動運動によって、重
い脱穀物即ち穀粒が横桟(46)より落下し、大きくて
軽い藁屑が横桟(46)の上面からフィン(48)を経
て機外に排出され、穀粒と藁屑とに選別されるもので、
前記横桟(46)より落下する二番物は、二番樋(5
3)内に入り、この二番樋(53)内の螺旋二番コンベ
ヤ(57)を介して、横桟(46)上面に還元移送さ
れ、再び選別されるように構成している。
【0020】さらに、図6乃至図11に示す如く、前記
トラックフレーム(1)前部にミッションケース(6
3)を設け、前記エンジン(21)の出力軸(64)を
ミッションケース(63)の入力軸(65)にベルト
(66)連結させ、エンジン(21)の動力をミッショ
ンケース(63)を介して走行クローラ(2)に伝え、
走行クローラ(2)を駆動して前後進させると共に、前
記ミッションケース(63)に刈取駆動軸(67)を設
け、また刈取部(8)を昇降自在に設ける筒形の回動支
点軸(68)に刈取1軸(69)を内挿させ、刈取駆動
軸(67)に刈取1軸(69)をベルト(70)連結さ
せ、エンジン(21)の動力をミッションケース(6
3)を介して刈取部(8)の各駆動部に伝えるもので、
前記刈取1軸(69)に刈取2軸(71)を介して刈取
3軸(72)を連結させ、該3軸(72)に引起入力軸
(73)を介して引起軸(74)を連結させる。
【0021】そして、前記刈取1軸(69)を介して前
記の右上部搬送タイン(28)及び補助搬送チェン(3
2)を駆動すると共に、右2条分のスターホイル(2
5)(25)、掻込ベルト(26)(26)、右の搬送
チェン(27)、縦搬送チェン(31)を、前記刈取2
軸(71)を介して駆動する。また、刈取3軸(72)
に刈刃入力軸(75)を連結させ、刈刃(9)を駆動す
ると共に、左2条分のスターホイル(25)(25)及
び掻込ベルト(26)(26)、左の搬送チェン(2
9)及び搬送タイン(30)を、前記引起入力軸(7
3)を介して駆動する。また、4条分の各引起タイン
(23)…を前記引起軸(74)を介して駆動するもの
で、ミッションケース(63)の車速同調駆動力によっ
て走行速度と同調する速度で刈取部(8)各部を駆動す
るように構成している。
【0022】また、前記選別機構(43)前方に選別駆
動ケース(76)を設け、該ケース(76)に選別駆動
軸(77)を内挿させ、前記エンジン(21)の出力軸
(64)を選別駆動軸(77)にベルト(78)連結さ
せ、選別機構(43)の各部に選別駆動軸(77)をベ
ルト(79)(80)(81)連結させ、揺動選別盤
(44)を前後方向に揺動させ、唐箕(51)及び各コ
ンベヤ(54)(57)を駆動し、扱胴(6)下方に落
下する脱粒物を穀粒と藁屑に分離し、穀粒を収集するも
ので、選別機構(43)の唐箕(51)及び一番コンベ
ヤ(54)にエンジン(21)の動力を伝えるベルト
(79)と、一番コンベヤ(54)を介して二番コンベ
ヤ(57)に動力を伝えるベルト(80)と、前記コン
ベヤ(54)(57)の動力を揺動選別盤(44)に伝
えるベルト(81)を設け、選別機構(43)の各部を
3本のベルト(79)(80)(81)によって駆動さ
せる。
【0023】また、前記揺動選別盤(44)の後部上方
で四番樋(59)下面側に横断流ファン(82)を設
け、二番コンベヤ(57)に横断流ファン(82)をベ
ルト(80)連結させ、前記ファン(82)に排藁カッ
タ(13)をベルト(83)連結させ、ベルト(83)
を掛け外し操作してカッタ(13)を必要に応じて取付
けたり取外すことができると共に、前記ファン(82)
の動力をフィードチェンクラッチ(84)を介してフィ
ードチェン(5)に伝えるもので、前記処理胴(7)か
ら排出される藁屑及び塵、並びに揺動選別盤(44)後
部上面に移動する藁屑及び塵のうち軽いものを前記ファ
ン(82)が吸取って機外に放出させる一方、残りの重
い藁屑を揺動選別盤(44)後端から下方の機外に落下
させるように構成している。
【0024】さらに、図8乃至図11に示す如く、前記
選別駆動軸(77)右端部に脱穀入力プーリ(85)を
設けてベルト(78)を張設させ、また前記選別駆動ケ
ース(76)に扱胴駆動プーリ(86)を軸支させ、選
別駆動軸(77)にベベルギヤなどを介して扱胴駆動プ
ーリ(86)を連結させると共に、前記扱胴(6)を支
える扱胴軸(87)前端に入力プーリ(88)を設け、
処理胴入力プーリ(89)とテンションローラ(90)
及び中間ローラ(91)(92)を介して中間部をく形
に折曲げた脱穀駆動ベルト(93)によって扱胴駆動プ
ーリ(86)に入力プーリ(85)を連結させ、扱胴
(6)前方の前面扱口(94)を迂回するように脱穀駆
動ベルト(93)を張設させ、エンジン(21)の動力
を扱胴(6)に伝え、扱胴(6)を回転させて脱穀を行
うもので、未刈り穀稈の株元を切断する刈刃(9)と、
刈取った穀稈を横倒し姿勢に支持して搬送する搬送機構
(10)を、機体前側の刈取部(8)に設けると共に、
前記刈取部(8)から供給される穀稈を脱穀する扱胴
(6)と、該扱胴(6)下方に落下する脱穀物の穀粒と
藁屑とに分離して取出す選別機構(43)を、機体後側
の脱穀部(4)に設けるコンバインにおいて、前記扱胴
(6)後部の脱粒物を送給して再脱穀させる処理胴
(7)を備え、前記扱胴(6)を駆動するベルト(9
3)に処理胴(7)を連結させ、扱胴(6)の駆動ベル
ト(93)を介して処理胴(7)に動力を伝え、処理胴
(7)の駆動構造の簡略化並びに製造コスト低減などを
行えるように構成している。
【0025】また、前記選別駆動軸(77)左端部に選
別入力プーリ(95)を設け、該プーリ(95)に前記
ベルト(79)を張設させて選別機構(43)の各部を
駆動する。また、前記機筐(36)前面板前面に軸受ケ
ース(96)を固定させ、前記プーリ(89)及びロー
ラ(91)(92)を前記ケース(96)に回転自在に
軸支させ、前記プーリ(89)を設ける処理胴入力軸
(97)後端側を機筐(36)前面板後面側に突出させ
ると共に、機筐(36)前面板後面に小形のチェンケー
ス(98)を固定させ、該ケース(98)に内蔵するス
プロケット(99)(100)及びチェン(101)を
介して、処理胴(7)を支える処理胴軸(102)に前
記入力軸(97)を連結させ、エンジン(21)の扱胴
(6)駆動力を分岐して処理胴(7)に伝え、処理胴
(7)を回転させて再処理脱穀を行うもので、処理胴
(7)にベルト(93)を連結させるチェンケース(9
8)を設け、前記チェンケース(98)を追加するだけ
で処理胴(7)を取付けて駆動できると共に、処理胴
(7)を取外したときはチェンケース(98)も取外せ
るように構成している。
【0026】さらに、図12乃至図15及び図25に示
す如く、前記脱穀部(4)の機筐(36)右側部に処理
胴カバー(103)を設け、該カバー(103)内部に
処理胴軸(102)を介して前記処理胴(7)を回転自
在に軸支させ、処理胴(7)前部のカバー(103)内
側と前記扱室(37)後部右側を再処理口(61)によ
って連通させ、扱胴(6)後部の脱粒物(藁と穀粒の混
合物)を再処理口(61)から処理胴(7)前部に送給
させると共に、複数の突起(104)…を略等間隔に固
定させた1枚のスクリュ羽根(105)を螺旋形に処理
胴(7)外周の前部乃至後部に巻付け固定させ、処理胴
(7)後端に4枚の放出羽根(106)…を固定させ、
スクリュ羽根(105)によって脱粒物を移動させ乍ら
処理受網(62)から穀粒を漏下させ、脱粒物を再脱穀
した残りの藁屑を前記カバー(103)後側の放出口
(107)から放出羽根(106)によって飛散させる
もので、扱胴(6)から脱粒物を処理胴(7)に移動さ
せる風力をスクリュ羽根(105)の遮閉によって低減
させると共に、スクリュ羽根(105)によって脱粒物
を処理胴(7)後方に速やかに移動させ乍ら残留穀粒を
確実に取出し、処理胴(7)の再脱穀能力の向上などを
図れるように構成している。
【0027】また、図15に示す如く、網目が小さく藁
屑の漏下量が少ない前記処理受網(62)と、網目が大
きく穀粒の漏下回収を良好に行えるコンケーブ(10
8)を、交換自在に択一的に処理胴(7)下側に取付
け、稲または麦など収穫する穀粒の性状によって処理受
網(62)とコンケーブ(108)を使い分けると共
に、図12に示す如く、脱穀部(4)で収集した穀粒を
入れる籾袋(109)を籾受棒(110)に吊下げると
共に、脱穀部(4)側面の籾受台(17)上方に前記籾
受棒(110)を着脱自在に取付け、籾袋(109)の
入口側に籾受棒(110)を貫通させて多数の空の籾袋
(109)…を籾受棒(110)に吊下げた後、籾受棒
(110)を脱穀部(4)外側の籾受台(17)上方に
取付け、籾袋(109)の補充を短い時間でかつ簡単な
操作で行えるように構成している。
【0028】さらに、図13、図16に示す如く、揺動
選別盤(44)の左右幅内で上方に前記横断流ファン
(82)を取付け、処理胴(7)の後部一側で選別機構
(43)の後部上方に横断流ファン(82)を配設さ
せ、処理胴(7)から放出される塵及び藁屑並びに選別
機構(43)から送出される塵及び藁屑を横断流ファン
(82)が吸込んで機外に排出させ、処理胴(7)の再
脱穀によって生じる塵及び藁屑と、選別機構(43)で
穀粒と分離された塵及び藁屑を、前記横断流ファン(8
2)の機外排出によって速やかに除去し、脱穀部(4)
で収集する穀粒に混入する塵及び藁屑量を低減させるも
ので、前記機筐(36)左側面に軸受板(111)を固
定させ、フィードチェン(5)及びベルト(80)(8
3)を張設させる伝動ケース(112)を軸受板(11
1)機外側面に取付け、横断流ファン(82)の左側及
び上面を覆うメインカバー(113)左側面を軸受板
(111)機内側面に固定させ、前記ファン(82)右
側を覆う右カバー(114)をメインカバー(113)
右端に連結させ、前記ファン(82)下面を覆う下カバ
ー(115)左右両端をメインカバー(113)左側面
と右カバー(114)に連結させ、各カバー(113)
(114)(115)の囲内部に横断流ファン(82)
を内設させ、一体連設する各カバー(113)(11
4)(115)を軸受板(111)にボルト(116)
連結によって着脱自在に片持ち支持させ、メインカバー
(113)左側面と右カバー(114)に前記ファン
(82)左右両端を回転自在に軸支させ、前記ファン
(82)の前方から藁屑及び塵を吸込んで後方に放出さ
せるように構成している。
【0029】さらに、図17、図18に示す如く、前記
穀粒タンク(15)の下部に前後一対のホッパー(11
7)(117)を形成し、各ホッパー(117)(11
7)上部を連通させて略中央部に揚穀筒(16)の上端
投入口(56)を配置させ、該投入口(56)から各ホ
ッパー(117)(117)に穀粒を送出させると共
に、各ホッパー(117)(117)前後外側面に取付
け台(118)(118)を固定させ、脱穀部(4)外
側の籾受台(17)上方に取付け台(118)(11
8)を介して穀粒タンク(15)を着脱自在に支持さ
せ、各ホッパー(117)(117)下部の排出口(1
19)(119)に前記籾袋(109)(109)を吊
下げ、2袋の各袋(109)(109)に穀粒を入れ
る。また、前記タンク(15)上面に上面板(120)
を着脱自在に固定させ、上面板(120)を取外して内
部の掃除を行うと共に、各ホッパー(117)(11
7)の前面上方部に窓(121)(121)を設け、各
窓(121)(121)からホッパー(117)(11
7)内部の穀粒留り具合を作業者が目視確認するように
構成している。
【0030】さらに、図19は上記図8の変形例を示す
もので、図26にも示す如く、扱胴駆動プーリ(88)
に減速ギヤ(122)を介して扱胴軸(87)を連結さ
せ、前記プーリ(88)の回転をギヤ(122)によっ
て減速して扱胴(6)を駆動すると共に、処理胴入力プ
ーリ(89)を処理胴軸(102)に固定させ、図8に
示すチェンケース(98)とスプロケット(99)(1
00)及びチェン(101)を不要にしたもので、扱胴
(6)にベルト(93)を連結させる減速ギヤ(12
2)を設け、処理胴(7)の回転に適した速度でベルト
(93)を駆動してベルト(93)の動力を扱胴(6)
に減速伝達させ、ベルト(93)の動力損失を低減さ
せ、かつ高トルクで扱胴(6)を駆動できるように構成
している。
【0031】さらに、図20は上記図16の変形例を示
すもので、軸受板(111)の機内側面にファンケース
(123)をボルト(124)連結によって着脱自在に
固定させ、4枚の羽根(125)…を有する片側吸排塵
ファン(126)をファンケース(123)に内設さ
せ、伝動ケース(112)に軸支させるファン軸(12
7)にファン(126)を支持させ、ファンケース(1
23)右側面の吸入口(128)を介してファン(12
6)右側から藁屑及び塵を吸込み、ファンケース(12
3)後側の排出口(129)を介してファン(126)
後側から藁屑及び塵を後方に放出させるもので、図16
の横断流ファン(82)及び各カバー(113)(11
4)(115)をユニット構成し、前記ファン(12
6)及びファンケース(123)と相互に交換自在に、
各ファン(82)(126)のいずれか一方を取付ける
ものである。
【0032】さらに、図21に示す如く、前記フィード
チェン(5)をレール部材(130)に駆動スプロケッ
ト(131)及びローラ(132)を介して張設させる
と共に、脱穀側板(36a)及び軸受板(111)及び
伝動ケース(112)をレール部材(130)に一体的
に固定させ、機筐(36)の支柱(133)に支点軸
(134)を介してレール部材(130)後端を連結さ
せ、支点軸(134)の縦軸芯回りにレール部材(13
0)を水平回動させ、フィードチェン(5)及びファン
(82)を機外側に水平移動させ、脱穀部(4)左側面
を開放して扱室(37)及び選別機構(43)上面左側
を開放して掃除などを行うように構成している。また、
扱室(37)後側の区画板(40)に仕切板(136)
前端を連結させ、処理胴(7)左側とファン(82)右
側の間を仕切板(136)によって区切ると共に、図2
2に示す如く、二番コンベヤ(57)の二番物を揺動選
別盤(44)上面に戻す二番還元コンベヤ(137)を
設け、円筒(138)とオーガ(139)によってコン
ベヤ(137)を形成し、コンベヤ(137)の二番物
送出口(140)に設ける円板(141)外径をオーガ
(139)外径よりも大きく形成している。
【0033】上記から明らかなように、脱穀部(4)側
方に設けるフィードチェン(5)のレール部材(13
0)を支点軸(134)回りに水平回転自在に取付け、
フィードチェン(5)を側方に回動させて脱穀部(4)
内部の掃除などを行うと共に、レール部材(130)に
フィードチェン(5)を取付けた状態で着脱させるもの
で、選別機構(43)の藁屑及び塵を排出する横断流フ
ァン(82)をレール部材(130)に取付け、フィー
ドチェン(5)の側方回動によって横断流ファン(8
2)も機外に移動させ、前記ファン(82)及び選別機
構(43)の掃除などを行えるように構成している。
【0034】また、横断流ファン(82)または片側吸
排塵ファン(126)の一方を交換自在に取付ける受板
(111)をレール部材(130)に設け、前記受板
(111)を共用して横断流ファン(82)または片側
吸排塵ファン(126)を択一的に取付け、前記各ファ
ン(82)(126)の仕様変更を簡単に行え、各ファ
ン(82)(126)択一装着による選別送塵機能の向
上または各ファン(82)(126)取外し省略による
製造コストの低減などを図れると共に、支点軸(13
4)に連結させるレール部材(130)後端部にフィー
ドチェン(5)の駆動スプロケット(131)を設け、
前記スプロケット(131)の動力伝達を支点軸(13
4)の近くで行え、他と兼用する伝動ケース(112)
を介してスプロケット(131)を容易に取付けられる
と共に、後方駆動入力によりフィードチェン(5)張り
側で稈搬送を安定良く行わせるように構成している。
【0035】さらに、図23、図24に示す如く、前記
区画板(40)にベルトカバー(142)を固定させ、
排藁チェン(14)を扱胴軸(87)後端に連結させる
ベルト(143)下側をカバー(142)で閉塞し、ベ
ルト(143)に藁が当たって巻付くのを防ぐと共に、
扱胴(6)後面側に配置させる藁巻付防止板(144)
に藁絡み防止棒(145)を設けたもので、扱胴(6)
から抜取る藁穂先部を前記棒(145)の案内によって
移動させ、扱胴(6)後部で藁穂先が巻付く不具合をな
くせると共に、藁穂先内部に残っている穀粒を前記棒
(145)によって脱落させるように構成している。
【0036】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、未刈り穀稈の株元を切断する刈刃(9)と、刈取っ
た穀稈を横倒し姿勢に支持して搬送する搬送機構(1
0)を、機体前側の刈取部(8)に設けると共に、前記
刈取部(8)から供給される穀稈を脱穀する扱胴(6)
と、該扱胴(6)下方に落下する脱穀物の穀粒と藁屑と
に分離して取出す選別機構(43)を、機体後側の脱穀
部(4)に設けるコンバインにおいて、脱穀部(4)側
方に設けるフィードチェン(5)のレール部材(13
0)を支点軸(134)回りに水平回転自在に取付けた
もので、フィードチェン(5)を側方に回動させて脱穀
部(4)内部の掃除などを容易に行うことができると共
に、レール部材(130)にフィードチェン(5)を取
付けた状態で着脱できるものである。
【0037】また、選別機構(43)の藁屑及び塵を排
出する横断流ファン(82)をレール部材(130)に
取付けたもので、フィードチェン(5)の側方回動によ
って横断流ファン(82)も機外に移動させるから、前
記ファン(82)及び選別機構(43)の掃除などを容
易に行うことができるものである。
【0038】また、横断流ファン(82)または片側吸
排塵ファン(126)の一方を交換自在に取付ける受板
(111)をレール部材(130)に設けたもので、前
記受板(111)を共用して横断流ファン(82)また
は片側吸排塵ファン(126)を択一的に取付けるか
ら、前記各ファン(82)(126)の仕様を容易に変
更でき、各ファン(82)(126)択一装着による選
別送塵機能の向上または各ファン(82)(126)取
外し省略による製造コストの低減などを容易に図ること
ができるものである。
【0039】また、支点軸(134)に連結させるレー
ル部材(130)後端部にフィードチェン(5)の駆動
スプロケット(131)を設けたもので、前記スプロケ
ット(131)の動力伝達を支点軸(134)の近くで
行えるから、他と兼用する伝動ケース(112)を介し
てスプロケット(131)を容易に取付けることができ
ると共に、フィードチェン(5)の稈搬送を安定良く行
わせることができるものである。
【0040】また、脱穀部(4)を装設させる機台
(3)内部にエンジン(21)の燃料タンク(21a)
を取付けると共に、該タンク(21a)の燃料をエンジ
ン(21)に供給する燃料フィルタ(21b)を脱穀部
(4)の籾受台(17)上面上方に設けたもので、籾受
台(17)に作業者が乗って燃料フィルタ(21b)の
交換を行うことができ、かつ前記フィルタ(21b)を
大型にしても取付スペースを容易に確保できるものであ
る。
【0041】また、未刈り穀稈の株元を切断する刈刃
(9)と、刈取った穀稈を横倒し姿勢に支持して搬送す
る搬送機構(10)を、機体前側の刈取部(8)に設け
ると共に、前記刈取部(8)から供給される穀稈を脱穀
する扱胴(6)と、該扱胴(6)下方に落下する脱穀物
の穀粒と藁屑とに分離して取出す選別機構(43)を、
機体後側の脱穀部(4)に設けるコンバインにおいて、
前記扱胴(6)後部の脱粒物を送給して再脱穀させる処
理胴(7)を備え、前記扱胴(6)を駆動するベルト
(93)に処理胴(7)を連結させたもので、扱胴
(6)の駆動ベルト(93)を介して処理胴(7)に動
力を伝えるから、処理胴(7)の駆動構造の簡略化並び
に製造コスト低減などを容易に行うことができるもので
ある。
【0042】また、処理胴(7)にベルト(93)を連
結させるチェンケース(98)を設けたもので、前記チ
ェンケース(98)を追加するだけで処理胴(7)を取
付けて駆動できると共に、処理胴(7)を取外したとき
はチェンケース(98)も取外すことができるものであ
る。
【0043】また、扱胴(6)にベルト(93)を連結
させる減速ギヤ(122)を設けたもので、処理胴
(7)の回転に適した速度でベルト(93)を駆動して
ベルト(93)の動力を扱胴(6)に減速伝達させるか
ら、ベルト(93)の動力損失を低減でき、かつ高トル
クで扱胴(6)を駆動できるものである。
【0044】また、扱胴(6)後面側に配置させる藁巻
付防止板(144)に藁絡み防止棒(145)を設けた
もので、扱胴(6)から抜取る藁穂先部を前記棒(14
5)の案内によって移動させるから、扱胴(6)後部で
藁穂先が巻付く不具合をなくすことができると共に、藁
穂先内部に残っている穀粒を前記棒(145)によって
脱落できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの全体右側面図。
【図2】同左側面図。
【図3】同平面図。
【図4】刈取部の側面説明図。
【図5】同平面説明図。
【図6】脱穀部の側面説明図。
【図7】同拡大説明図。
【図8】駆動説明図。
【図9】扱胴駆動正面図。
【図10】同側面図。
【図11】同平面図。
【図12】脱穀部背面図。
【図13】同拡大図。
【図14】処理胴平面図。
【図15】同分解説明図。
【図16】横断流ファン分解説明図。
【図17】穀粒タンク正面図。
【図18】同側面図。
【図19】図8の変形例図。
【図20】図16の変形例図。
【図21】フィードチェンの平面説明図。
【図22】脱穀部の二番還元拡大側面図。
【図23】扱胴後部の側面図。
【図24】同背面図。
【図25】脱穀部の斜視説明図。
【図26】図7の変形例図。
【符号の説明】
(4) 脱穀部 (5) フィードチェン (6) 扱胴 (7) 処理胴 (8) 刈取部 (9) 刈刃 (10) 搬送機構 (21) エンジン (21a) 燃料タンク (21b) 燃料フィルタ (43) 選別機構 (82) 横断流ファン (93) ベルト (98) チェンケース (111) 受板 (122) ギヤ (126) 片側吸排塵ファン (130) レール部材 (131) 駆動スプロケット (134) 支点軸 (144) 藁巻付防止板 (145) 藁絡み防止板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥 村 健 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農機 株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 未刈り穀稈の株元を切断する刈刃と、刈
    取った穀稈を横倒し姿勢に支持して搬送する搬送機構
    を、機体前側の刈取部に設けると共に、前記刈取部から
    供給される穀稈を脱穀する扱胴と、該扱胴下方に落下す
    る脱穀物の穀粒と藁屑とに分離して取出す選別機構を、
    機体後側の脱穀部に設けるコンバインにおいて、脱穀部
    側方に設けるフィードチェンのレール部材を支点軸回り
    に水平回転自在に取付けたことを特徴とするコンバイ
    ン。
  2. 【請求項2】 選別機構の藁屑及び塵を排出する横断流
    ファンをレール部材に取付けたことを特徴とする請求項
    1に記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】 横断流ファンまたは片側吸排塵ファンの
    一方を交換自在に取付ける受板をレール部材に設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  4. 【請求項4】 支点軸に連結させるレール部材後端部に
    フィードチェンの駆動スプロケットを設けたことを特徴
    とする請求項1に記載のコンバイン。
  5. 【請求項5】 脱穀部を装設させる機台内部にエンジン
    の燃料タンクを取付けると共に、該タンクの燃料をエン
    ジンに供給する燃料フィルタを脱穀部の籾受台上面上方
    に設けたことを特徴とするコンバイン。
  6. 【請求項6】 未刈り穀稈の株元を切断する刈刃と、刈
    取った穀稈を横倒し姿勢に支持して搬送する搬送機構
    を、機体前側の刈取部に設けると共に、前記刈取部から
    供給される穀稈を脱穀する扱胴と、該扱胴下方に落下す
    る脱穀物の穀粒と藁屑とに分離して取出す選別機構を、
    機体後側の脱穀部に設けるコンバインにおいて、前記扱
    胴後部の脱粒物を送給して再脱穀させる処理胴を備え、
    前記扱胴を駆動するベルトに処理胴を連結させたことを
    特徴とするコンバイン。
  7. 【請求項7】 処理胴にベルトを連結させるチェンケー
    スを設けたことを特徴とする請求項6に記載のコンバイ
    ン。
  8. 【請求項8】 扱胴にベルトを連結させる減速ギヤを設
    けたことを特徴とする請求項6に記載のコンバイン。
  9. 【請求項9】 扱胴後面側に配置させる藁巻付防止板に
    藁絡み防止棒を設けたことを特徴とするコンバイン。
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