JP2000037133A - 汎用コンバインのグレンタンク - Google Patents

汎用コンバインのグレンタンク

Info

Publication number
JP2000037133A
JP2000037133A JP10206500A JP20650098A JP2000037133A JP 2000037133 A JP2000037133 A JP 2000037133A JP 10206500 A JP10206500 A JP 10206500A JP 20650098 A JP20650098 A JP 20650098A JP 2000037133 A JP2000037133 A JP 2000037133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
glen tank
rotor
discharge
disposed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10206500A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Kirihata
俊紀 桐畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP10206500A priority Critical patent/JP2000037133A/ja
Publication of JP2000037133A publication Critical patent/JP2000037133A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Threshing Machine Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用コンバインの刈取部の後部にスクリュー
型のロータを備え、該ロータの上方にグレンタンクを配
置した構成において、ロータのメンテナンスを容易にす
るとともに、グレンタンク内の籾の排出を迅速にする。 【解決手段】 前記グレンタンク30の左右一側下部に
排出コンベア33を横設し、グレンタンクを排出コンベ
ア33を中心に回動可能とし、グレンタンク30上部の
排出コンベア配置側の側板に排出扉113を配し、グレ
ンタンクの下面に、ロータ21・22上方を被装するカ
バー100a・100bを固設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリュー型ロー
タを進行方向に対して直角方向に配置し、その上方にグ
レンタンクを配置した汎用コンバインの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に汎用コンバインは走行装置より前
方に刈取部を突出し、該刈取部により刈り取った穀稈を
後方へ搬送して脱穀部へ供給し、該脱穀部にはスクリュ
ー型のロータを前後方向に配置して、該ロータの回転に
よって脱穀を行い、脱粒後の排稈は機体後方の圃場面に
放出される。脱穀部における受網を漏下した穀粒や藁屑
やゴミ等は脱穀部下方に配置した選別装置によって選別
され、藁屑やゴミ等は機体後部より排出され、精粒は脱
穀部の側部に配置したグレンタンクに貯留されるように
構成していた。そして、グレンタンクがいっぱいになる
と、グレンタンク上方に旋回及び昇降回動可能に配置し
た排出オーガによってトラックの荷台等へ排出できるよ
うに構成していた。
【0003】また、前記脱穀部のロータを機体の進行方
向に対して左右直角方向に配置し、該ロータを前後に複
数配置して、更に、前記脱穀部のロータの上方に機体の
左右幅に合わせたグレンタンクを配置した技術は同一出
願人によって提案済みである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記グレンタ
ンクをロータの上方に配置する構成においては、ロータ
等の脱穀部内のメンテナンスを行うには、グレンタンク
を取り外す必要があり、このグレンタンクは大型である
ために作業が大変であり、特に、内部に穀粒が満載され
た状態では重いために、簡単に取り外すことができなか
ったのである。
【0005】また、前記グレンタンクの最下部には排出
コンベアが設けられ、該排出コンベア端部がグレンタン
ク外の排出オーガに連結され、グレンタンク内の穀粒を
排出オーガを介して機外に排出していたが、該排出オー
ガでは一度に大量の穀粒を排出することができず、排出
作業に長時間要していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、汎用コンバインの刈取部の
後部に、スクリュー型のロータを左右方向に配置し、該
ロータの上方にグレンタンクを配置し、該グレンタンク
の左右一側下部に排出コンベアを前後方向に配置し、該
排出コンベアを中心にグレンタンクを昇降回動可能に構
成したものである。また、前記グレンタンクの前記排出
コンベアを配置した側の側面に排出扉を配し、また、前
記グレンタンクの下面に、ロータ上方を被装するカバー
を固設したものである。また、汎用コンバインの刈取部
の後部に、スクリュー型のロータを左右方向に配置し、
該ロータの上方にグレンタンクを配置し、該グレンタン
クの上面に上方に回動可能に投入扉を配し、該投入扉の
開閉側の側方に投入用コンベアを配置し、前記投入扉の
下面に、投入される穀粒を分散させるガイド板を配設し
たものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は本発明の汎用コンバインの全体
側面図一部断面図、図2は同じく平面図、図3は同じく
正面断面図、図4は脱穀部と選別装置の動力伝達構成を
示す側面図、図5は本発明のグレンタンクの正面図、図
6は同じく平面図、図7はグレンタンクを回動させた状
態の側面図一部断面図、図8はグレンタンク昇降用シリ
ンダーの別の配置構成を示す全体側面図一部断面図、図
9はグレンタンクと上部カバーを回動させた状態の側面
図一部断面図、図10は排出オーガの駆動入力構成を示
す側面図、図11は縦コンベア下部のギアケースの側面
断面図、図12は排出オーガに駆動を伝達する伝動ケー
スの後面断面図、図13はグレンタンクの回動支持部材
を有する汎用コンバインの全体正面図、図14は別形態
の揚穀コンベアを有する汎用コンバインの全体側面図一
部断面図、図15は別形態の揚穀コンベアとグレンタン
クとの連通構成を示す側面図一部断面図、図16は従来
例と本実施例とでの脱穀部と揺動選別装置との各機器配
置の比較説明図、図17は揺動選別装置の側面図、図1
8は一番コンベアと二番コンベアとの配置を示す図であ
る。
【0008】まず、本発明に係わる汎用コンバインの全
体構成を図1乃至図3により説明する。クローラー式走
行装置1上に本機が搭載され、本機より前方に刈取装置
8及び搬送装置9が突出されている。刈取装置8はプラ
ットホーム2内に横送りオーガ3を左右方向に収納し
て、回転駆動することによって穀稈を略中央に集めるよ
うにしている。前記プラットホーム2前端には刈刃4が
横設され、該刈刃4の前上方には掻込リール5が配設さ
れている。前記プラットホーム2の両側の後部上に昇降
リンク6の後部が枢支され、該昇降リンク6の前端に前
記掻込リール5が回転自在に支持され、油圧モーター等
によって掻込リール5が回転駆動される。また、前記プ
ラットホーム2の両側前端には分草板7が配設されてい
る。
【0009】搬送装置9は、前記プラットホーム2の後
部左右中心よりやや左側寄りで、前記横送りオーガ3の
スクリュー羽根の送り終端位置に合わせてフィーダハウ
ス10が連通され、該フィーダハウス10内にコンベア
11が収納され、該フィーダハウス10の後端は、左右
水平方向に回転軸心を有する円筒状の強制送り用のビー
タ51を介して、脱穀入口12に連通されており、フィ
ーダハウス10の後部は機体フレーム13に昇降回動自
在に支持されている。そして、フィーダハウス10の下
面と本機の機体フレーム13との間には油圧シリンダー
14を介装して、刈取装置8を昇降可能としている。さ
らに、前記フィーダハウス10とビータ51の上方には
運転席15や操向ハンドル16等を収納したキャビン1
7を配置し、該キャビン17は機体左右中央前方の上方
位置に配置して視界を良好として、刈取作業も確認し易
くしている。
【0010】機体中央上部には脱穀部18が配設されて
おり、該脱穀部18は複数のロータ(第一ロータ21と
第二ロータ22)と受網20等からなり、該第一ロータ
21と第二ロータ22は筒の外周にスクリュー羽根21
a・22aを設けたスクリュー型に構成されて、軸心は
左右水平方向に向けられて、前後平行に配置され、該第
一ロータ21の径は第二ロータ22の径よりも大径と
し、穀稈を取り込み易くして、搬送と脱穀が同時に大量
に処理できるようにし、第二ロータ22できめ細かく残
りの穀粒を脱粒している。但し、本実施例では二つのロ
ータを配置しているが3本以上配置して脱穀処理の距離
を長くすることもできる。
【0011】また、前記フィーダハウス10、ビータ5
1及び脱穀入口12は、機体の進行方向に向かって左側
寄りに設けられ、該脱穀入口12は第一ロータ21の左
前部に配置して、穀稈を第一ロータ21の回動によって
右方へ搬送するようにしている。前記第一ロータ21と
第二ロータ22の下方には、図4、図7、図17に示す
ように、それぞれ受網20a・20bが配置され、上方
にはそれぞれ上部カバー58・59が配置され、受網2
0a・20bの右側部が前低後高に緩やかな傾斜状の連
通部20cが形成されて第一ロータ21と第二ロータ2
2との両脱穀空間が連通され、受網20bの左後部には
排出孔20dが開口されている。
【0012】このような構成において、フィーダハウス
10から脱穀入口12へ刈り取った穀稈が送られると、
第一ロータ21の回転によって、刈取穀稈は右方へ搬送
されながら脱粒される。そして、第一ロータ21の右端
に至ると連通部20cから第二ロータ22の脱穀空間に
送られ、該第二ロータ22の回転によって左方へ搬送さ
れながら脱粒され、第二ロータ22の左端に送られる
と、排出孔20dより選別装置19後部上に排稈が落下
されて圃場上へ放出される。
【0013】また、前記脱穀部18下方には選別装置
(揺動選別装置)19が配置され、その構成は、流穀板
25やグレンシーブ26等よりなる揺動本体、及び前記
ビータ51下方の唐箕27等からなる。そして、選別さ
れた一番物は側面視でクローラー式走行装置1の後方に
横設した一番コンベア28で側方に搬送され、該一番コ
ンベア28の一側に連通して立状に配したバケット式の
揚穀コンベア29で上方へ搬送している。該揚穀コンベ
ア29の上部には機体の左端部(グレンタンク30左側
部の上方)に沿って前水平方向にレベリングコンベア5
4を突設し、該レベリングコンベア54の前端をグレン
タンク30の前後略中央位置にまで延出し、レベリング
コンベア54前部に回転羽根等からなるレベリングディ
スク55を設けて、該レベリングディスク55を回転さ
せることによってグレンタンク中央に向かってはね飛ば
し、グレンタンク30内へ穀粒を貯留する構成としてい
る。また、前記一番コンベア28の更に後方に二番コン
ベア31が横設され、該二番コンベア31によって選別
後の二番物を還元コンベア32を介して選別装置19の
前部へ還元させている。
【0014】次に、前記選別装置19やロータ21・2
2への動力伝達構成について説明する。図1、図2、図
4に示すように、前記脱穀部18後方の機体後部にエン
ジン53が配置され、該エンジン53の出力軸上に多連
のプーリ39を設け、該プーリー39よりベルト40、
プーリ41を介して第二ロータ22を駆動している。該
第二ロータ22の回動軸には別の二個のプーリ45・4
6が固設され、プーリ45・ベルト47を介して第一ロ
ータ21のプーリ104に動力が伝達され、さらに図示
せぬプーリ、ベルトを介して前方のビータ51、さらに
前方の刈取装置8に動力を伝達し、搬送装置9と脱穀部
18とを同調させて駆動している。
【0015】また、前記プーリ46よりベルト48を介
して一番コンベア28のコンベア軸上のプーリ108、
二番コンベア31のコンベア軸上のプーリ109に動力
が伝達されている。前記一番コンベア28のコンベア軸
上には、クラッチ機構105が介装され、該クラッチ機
構105を介して一番コンベア28が駆動され、該一番
コンベア28の駆動力が順に揚穀コンベア29、レベリ
ングコンベア54、レベリングディスク55へと伝達さ
れる。尚、前記クラッチ機構105は、ベルト48のテ
ンションを調整するベルトテンション式のクラッチとし
てもよい。同様に二番コンベア31より還元コンベア3
2へ駆動力が伝達される。
【0016】また、前記エンジン53の出力軸上の別の
図示せぬプーリよりベルト等を介して揺動装置19の揺
動本体の図示せぬ偏芯軸が駆動され、ベルト等を介して
唐箕27や、運転席15下方のミッションケース35の
入力軸上のプーリーに動力が伝えられ、クローラー式走
行装置1・1が駆動され走行できるようにしている。
【0017】次に、以上のような全体構成から成る汎用
コンバインおける脱穀部18等の各機器のレイアウト構
成を、図1、図2、図16により更に詳細に説明する。
前記フィーダハウス10の前端は、オーガ3の外周側面
に植設されたスクリュー羽根の送り終端部に連結され、
該終端部にはオーガ3の回動により穀稈が集積され、該
穀稈はフィーダハウス10内に配設されたコンベア11
によりフィーダハウス10後端に搬送される。コンベア
11は、前記第一ロータ21や第二ロータ22等とベル
トやプーリー等を介して動力が伝達されるようにしてい
る。
【0018】また、フィーダハウス10は、キャビン1
7の下方に配置するとともに、本実施例では、ビータ5
1、脱穀入口12とともに機体の進行方向に向かって左
側寄りに設けている。これにより、運転席からの視界を
良好とするばかりでなく、ロータを往復して脱穀される
ようになって、穀稈の脱穀処理の距離を長くし脱穀性能
の向上を図ることができるのである。
【0019】前記フィーダハウス10の後端には円筒状
のビータ51が横架され、該ビータ51の外周側面には
複数の突起57が植設されており、ビータ51の回動に
より突起57も回転されて穀稈をはね飛ばし前記脱穀部
18まで搬送する。該脱穀部18の前部へ搬送された穀
稈は、脱穀入口12を通り第一ロータ21の左前部に取
り込まれて脱穀処理が施され、続いて第二ロータ22に
おいても脱穀されるのである。
【0020】次に、キャビン、ロータ、唐箕の配置構成
を図16により説明する。従来の左右方向にロータを配
置したコンバインは図4(a)に示すように、フィーダ
ハウス10の後部の直後に第一ロータ21が配置され、
キャビン17’の後部が第一ロータ21の上方を覆う構
成となっていた。よって、ロータカバー58を開閉する
際には、キャビン17’が邪魔となるので、該キャビン
17’を前方または側方に傾倒させてからロータカバー
58を開けていたのである。従って、メンテナンスや部
品交換等では煩雑な工程が要求され、順番を間違うと重
大な機械トラブルを招く要因ともなる。
【0021】また、従来では、前記脱穀部18の下方に
脱穀後の穀粒を藁屑を選別するための選別装置19’が
配置され、第一ロータ21の直下にはグレンパンを設
け、更にその下方に唐箕27’を設けていたのである。
これは、前述の如く、第一ロータ21がフィーダハウス
10の直後に配置されるので、必然的に第一ロータ2
1、グレンパン、唐箕27’と上下方向に配置される。
このため脱穀部18の設置高さが高くなり、ひいては車
高が高くなり車体バランスが悪化する事態を招いてい
た。
【0022】本実施形態では図16(b)に示すよう
に、フィーダハウス10の後部と第一ロータ21との間
にビータ51が設けられるので、ビータ51の上方にキ
ャビン17の後部が位置することになる。このビータ5
1の径は第一ロータ21の径よりもかなり小さいので、
キャビン17はそのぶん低く配置することができ、車高
を低くすることができるのである。また、第一ロータ2
1の上方がキャビン17により覆われないので、ロータ
カバー58を上方へ開放するときにキャビン17が邪魔
にならず、容易に開閉可能となった。これにより、機械
の保守点検を頻繁に行うことができ、重大なトラブルを
未然に防ぐことが可能となったのである。
【0023】また、ビータ51の下方には空間ができて
しまうので、その空間に唐箕を配置することが可能とな
り、その空間を有効に利用でき、更に、グレンパンはそ
の後方の第一ロータ21下方に配置できて、選別装置1
9の上下高さを低くすることができ、第一ロータ21や
第二ロータ22等の脱穀部18も低く設置することがで
きて、高さ抑えられ、重心を低くし重量バランスの向上
を図ることができるようになったのである。
【0024】次に、前記選別装置19の構成を、図1、
図17、図18により詳細に説明する。前記第一ロータ
21の略下半分は受け網20aで覆われ、該受け網20
aの下方には若干の傾斜を有する流穀板25が設置さ
れ、該流穀板25上には図示せぬ方向板が設けられてい
る。これにより、第一ロータ21と受け網20aの間の
もみほぐし作用で脱穀された多量の穀粒等の混合物は、
前記穀粒板25上に落下し、そこで、次工程の選別を効
果的に行うために、前記方向板や揺動による穀粒の均平
作用と比重選別が行われる。
【0025】前記第二ロータ22の受網20b下方であ
って、流穀板25の後端部の下方には、前端部が重なる
ようにチャフシーブ60が配設されている。該チャフシ
ーブ60は側面断面視で逆「へ」字状を呈する傾斜板6
0a・60a・・・を前後方向に一定間隔で複数横設さ
せたものであり、流穀板25上を移送された混合物のう
ちの大きな藁等は該傾斜板60a上を後方に移送され、
残りが傾斜板60a間の隙間を通過して、下方に配設し
たグレンシーブ26上に落下し、粗選別が行われる。ま
た、チャフシーブ60上には、第二ロータ22で脱穀さ
れた混合物も落下し、粗選別に供される。前記傾斜板6
0aの角度を大きくすると、漏下量が多くなり高速刈取
作業等での選別量を多くでき、逆に、角度を小さくする
と、漏下量が少なくなり、傾斜板60a下端の鉤部によ
り藁屑の混入を減少させ、穀稈が少ないときに有効であ
る。
【0026】前記チャフシーブ60の下方にはグレンシ
ーブ26が配設され、該グレンシーブ26の前方には唐
箕27が配置されており、チャフシーブ60から漏下し
た混合物は、グレンシーブ26によりふるいにかけられ
ると共に唐箕27による風と相まって精選別された結
果、前記の一番物が得られる。尚、グレンシーブ26
は、チャフシーブ60の前端から一番コンベア28上ま
での範囲を覆う構造となっているため、精選別後に残っ
た混合物は、一番コンベア28の後方に落下させて再選
別に供することができる。
【0027】前記グレンシーブ26の下方の揺動選別部
63の底板63a上には搬送装置61を設け、該搬送装
置61は、一番コンベア28前方に設けた前方搬送装置
61a、一番コンベア28と二番コンベア31間に設け
た後方搬送装置61bとから構成されており、このうち
の前方搬送装置61aにより、一番物は一番コンベア2
8まで搬送され、該一番コンベア28の移送樋28aに
落下する。チャフシーブ60上を後方に搬送された前述
の大きな藁や塵埃等は吸引ファン62によって機体後方
に排出され、短い藁や穀粒等は二番コンベア31に滑り
落ちる。また、チャフシーブ60上を搬送途中に隙間か
ら落下した混合物や、グレンシーブ26後端から落下し
た精選別後の残りの混合物などは、後方搬送装置61b
により二番コンベア31まで搬送されて移送樋31aに
落下する。
【0028】このうち、コンベア内に落下した一番物
は、一番コンベア28によって揚穀コンベア29の下端
まで搬送され、該揚穀コンベア29によりグレンタンク
30に搬入される。二番物は、二番コンベア31よって
還元コンベア32の下端まで搬送された後、揺動選抜部
63の前部の流穀板25上へ還元され、再選別が施され
るのである。
【0029】前記搬送装置61として、本実施例の場合
には流穀板25と同じ揺動フィード板を用いたが、穀粒
や藁を各横移動用コンベアまで確実に搬送できるもので
あればよく、特に限定されるものではない。ただし、雨
天後の刈取作業や高速脱穀作業への対応が必要な場合に
は、ベルトコンベア等の強制搬送式の搬送装置が好まし
い。
【0030】そして、本実施形態においては、図17、
図18に示すように、クローラ式走行装置1の後方に一
番コンベア28を横設し、該一番コンベア28の左端部
には揚穀コンベア29の下端を連通させ、更に、前記一
番コンベア28の後方に二番コンベア31を横設し、該
二番コンベア31の右端部には還元コンベア32の下端
を連通している。そして、一番コンベア28、二番コン
ベア31をクローラ式走行装置1の後方に配置してい
る。
【0031】このように構成することにより、グレンシ
ーブ26やチャフシーブ60等の揺動選別部を左右のク
ローラーの間に配置することができて、選別経路長くし
て選別精度を向上できるとともに、選別装置を従来より
も更に低く配置することを可能としている。また、揚穀
コンベア29と還元コンベア32は選別装置の左右幅よ
りはみ出して配置されるが、クローラ式走行装置1の後
方に配置されるので、クローラーとは干渉することがな
く、また、前記第一ロータ21や第二ロータ22とも干
渉することはない。よって、第一ロータ21と第二ロー
タ22は車幅と略同じ長さとすることができて脱穀経路
を長くすることができ、また、揚穀コンベア29と還元
コンベア32を配置するための自由度が増し、グレンシ
ーブ26とチャフシーブ60の配置の選択幅も拡大する
ことができるのである。
【0032】次に、本発明の前記グレンタンク30の構
成について説明する。図5に示すように、前記グレンタ
ンク30は脱穀部18の上方に配置されて、機体の左右
幅に合わせて、脱穀部18よりも幅広に形成し、上部を
前記レベリングコンベア54の直下方まで延出しタンク
を大容量となるように形成し、大規模な圃場での作業や
長時間の連続運転を可能としている。
【0033】また、前記グレンタンク30の左右一側部
(本実施例において正面視で左側部)は、下方に延出さ
れ、このグレンタンク30左下部に前後方向に排出コン
ベア33が横架されている。該排出コンベア33は、図
11に示すように、内部に回転軸33aを軸支し、該回
転軸33a外周面上にスクリュー33bを巻回したもの
である。前記排出コンベア33は、機体後端部に立設し
た縦コンベア52下部に連通されている。該縦コンベア
52内には、コンベア軸52aが軸支され、該コンベア
軸52aの外周面にスクリュー52bを巻回したもので
ある。更に、前記縦コンベア52上部に上下回動自在に
枢支した排出オーガ34が連結され、グレンタンク30
内の穀粒が排出コンベア33より縦コンベア52、排出
オーガ34を介して機外に排出される。尚、前記縦コン
ベア52上部は回動自在に支持され、排出オーガ34が
水平回動される。前記排出オーガ34をキャビン17の
左側方に回動させて、進行方向と平行で水平の状態とし
た位置を排出オーガ34の収納位置としている。
【0034】また、前記グレンタンク30の上面は投入
扉112に形成され、図5に示すように、該投入扉11
2の左端部が枢軸111によってグレンタンク30上側
部に枢支され、投入扉112の右側(レベリングディス
ク55側)が上方に回動可能とし、図示せぬストッパー
によって投入扉112を開けた状態にして、前記レベリ
ングディスク55の回動で穀粒を投入できるようにして
いる。但し、投入扉112はシリンダー等のアクチュエ
ーターで開閉する構成とすることもできる。
【0035】更に、該投入扉112の下面には、図5、
図6に示すように、レベリングディスク55を中心とし
て放射状に複数枚のガイド板110・110・・・が垂
設され、レベリングディスク55の回動によって投入扉
112方向へ飛ばされた穀粒は前記ガイド板110・1
10・・・によってガイドされて、グレンタンク30内
に均等に分散して貯留されるようにしている。
【0036】また、前記グレンタンク30の排出コンベ
ア33を配置した側(進行方向右側面)の上部には、排
出扉113が形成されている。該排出扉113はその下
部が枢支軸114によってグレンタンク30側板に枢支
され、図示せぬ係合部材でグレンタンク30側面に係合
させて閉じるようにしている。
【0037】また、図5に示すように、グレンタンク3
0は、前記排出コンベア33の回転軸33aを中心とし
て機体フレーム13側に回動自在に枢結されている。即
ち、図13に示すように、左右のクローラー式走行装置
1・1間に機体支持枠140が配置され、クローラー式
走行装置1・1に支持されている。この機体支持枠14
0内には前述した選別装置19が収納されている。前記
機体支持枠140上端部を排出コンベア33直下方まで
延出し、上端部に支持フレーム141を横架している。
該支持フレーム141右端部が排出コンベア33直下方
まで伸延され、この右端上部に回動支点ブロック142
が載置され、該回動支点ブロック142に前記排出コン
ベア33が回動自在に枢支され、グレンタンク30が排
出コンベア33の回転軸33aを中心として回動され
る。
【0038】また、前記支持フレーム141右端の下部
と機体支持枠140右側面下部との間には、傾斜状の補
強フレーム143が頬杖状に固設され、前記グレンタン
ク30を図13中の矢印のように上方に回動させても、
強固に支持することができる。
【0039】一方、図1、図7に示すように、前記グレ
ンタンク30下面前部にステー116を介して油圧シリ
ンダー56のロッドが枢支され、油圧シリンダー56基
部が脱穀部18前部に基部ステー117を介して枢支さ
れている。同様にグレンタンク30下面後部にステー1
18を介して油圧シリンダー56のロッドが枢支され、
油圧シリンダー56基部が脱穀部18後部に基部ステー
119を介して枢支されている。両油圧シリンダー56
・56を伸長させることでグレンタンク30を前記回転
軸33aを中心に上側方へ回動させることができ、図
5、図7に示すように、トラックの荷台120を位置さ
せて、前記油圧シリンダー56を伸長させ、前記排出扉
113を開けて、グレンタンク30内の穀粒を排出扉1
13の開口部から一気にトラックの荷台120へ排出し
て、排出時間を短縮することができるようにしている。
【0040】尚、前記油圧シリンダー56は前後二箇所
に配置する構成に限定するものでなく、図8、図9に示
すように、前記受網20a・20bの間の連結位置の進
行方向左右側に固設したステー102に油圧シリンダー
56基部が枢支され、該油圧シリンダー56のロッドは
後述するグレンタンク30の下面に枢結し、油圧シリン
ダー56を伸縮させることでグレンタンク30を昇降回
動可能としている。また、油圧シリンダーを配置を、グ
レンタンク30底面の三ヵ所若しくはそれ以上の複数箇
所に配置する構成とすることもできる。また、昇降機構
を油圧シリンダー56に限定せずに、リンク機構を用い
て昇降回動させることもできる。
【0041】更に、前記グレンタンク30の下面には、
前記第一ロータ21と第二ロータ22に合わせて上部カ
バー58・59が一体的に固設することもでき、図9に
示すように、グレンタンク30と一体的に回動され、内
部の第一ロータ21と第二ロータ22を開放できるよう
にしている。但し、上部カバー58・59はグレンタン
ク30の底板と兼用させることもできる。また、グレン
タンク30とともに上部カバー58・59を上方回動さ
せる場合には、後述する検出アーム106の回動を利用
して脱穀部18である第一ロータ21と第二ロータ22
との駆動を強制的に停止させている。
【0042】また、前記脱穀部18の後部には、図9に
示すように、グレンタンク30の作業位置を検出する検
出部材としての検出アーム106が配置され、図示せぬ
付勢部材によってグレンタンク30下面に当接するよう
に付勢されている。該検出アーム106の他端にクラッ
チ操作ワイヤー107の一端が接続され、該クラッチ操
作ワイヤー107の他端を前記クラッチ機構105に接
続させている。このように構成して、グレンタンク30
が脱穀部18上の作業位置に位置している時には、検出
アーム106はグレンタンク30下面に当接して下方へ
回動した位置となり、クラッチ機構105は接続された
状態となって一番コンベア28や揚穀コンベア29等を
駆動するようにしている。また、前記グレンタンク30
を上昇回動して排出位置まで回動させると、検出アーム
106は上方に回動してクラッチ機構105は非作動と
なり、一番コンベア28へ駆動が伝達されなくなるよう
にし、安全性を向上させている。
【0043】尚、前記検出機構は、検出アーム106や
クラッチ操作ワイヤー107を用いて機械的にグレンタ
ンク30の位置を検出する構成に限定するものでなく、
センサーでグレンタンク30の位置を検出し、コントロ
ーラーを介してクラッチ機構105をアクチュエータで
切り換える構成とすることもできる。
【0044】このように構成し、収穫作業を開始するに
は、先ず前記投入扉112の左側部を上方に回動させ
て、グレンタンク30上面を開放し、収穫作業を開始し
て前記選別装置19で選別された穀粒は、一番コンベア
28より、揚穀コンベア29、レベリングコンベア54
を介してレベリングディスク55に搬送され、レベリン
グディスク55よりはね飛ばされた穀粒はガイド板11
0・110・・・にガイドされて均一に分散され、グレ
ンタンク30内に均等に貯留されるようにしている。
【0045】そして、前記グレンタンク30内が穀粒で
いっぱいになると、排出オーガ34を用いて、または、
グレンタンク30を上昇回動して排出する。排出オーガ
34を用いる場合は従来と同様であり、排出作業を迅速
に行いたい場合や、排出コンベア33に詰まりが生じて
いる場合等排出オーガが使用できないときには、前記油
圧シリンダー56を伸長駆動し、グレンタンク30を排
出位置に回動し、グレンタンク30側面上部をトラック
の荷台120の上方に位置させる。そして、側面上部の
排出扉113を開放すると排出できるのである。尚、穀
粒を投入するレベリングコンベア54及びレベリングデ
ィスク55はグレンタンク30の回動に干渉しない位置
に配置されている。また、前記グレンタンク30を排出
位置に回動されると、上部カバー58・59も回動し、
脱穀部18の第一ロータ21と第二ロータ22上部が開
放され、内部のメンテナンスが容易にできるようにして
いる。この時に排出扉113と投入扉112を閉じた状
態として、内部の穀粒がこぼれないようにする。
【0046】更に、グレンタンク30の上方回動は前記
検出アーム106で検出されているので、上昇時には前
記一番コンベア28及び揚穀コンベア29の駆動は停止
され、グレンタンク30の回動時に誤操作によって穀粒
を搬送して周囲にこぼすことがないようにしている。
【0047】次に、前記縦コンベア52と排出オーガ3
4内のコンベアを駆動力は、図2に示すように、エンジ
ン53の駆動力を伝動ケース121を介して伝達される
ように構成している。即ち、図10に示すように、前記
縦コンベア52の下部にギアケース115が形成され、
該ギアケース115側方に伝動ケース121を配置され
ている。該伝動ケース121は、図12に示す後面視の
ように、左右方向に第一伝達軸130が軸支され、該伝
達軸130右側下方には、上下に軸芯を有する第二伝達
軸131が軸支され、ベベルギア132・133を介し
て連動されている。前記第一伝達軸130の左端部が伝
動ケース121より左側に突設され、端部にプーリ13
4が固設されている。該プーリ134とエンジン53の
出力軸上のプーリ122とにベルト123が巻回され減
速された動力が伝動ケース121内に伝達されている。
前記第二伝達軸131下端部を伝動ケース121より下
方に突設し、端部にスプロケット136を固設し、伝動
ケース121下端部よりステー150を介してテンショ
ンスプロケット151が枢支されている。
【0048】一方、前記縦コンベア52下部には、図1
0、図11に示すように、ギアケース115が形成さ
れ、該ギアケース115に縦コンベア52のコンベア軸
52a下部が軸支され、コンベア軸52a下端部がギア
ケース115より下方に突設され、端部にスプロケット
135が固設されている。該スプロケット135と前記
第二伝達軸131のスプロケット136とにチェーン1
37を巻回し、前記テンションスプロケット151でチ
ェーン137にテンションを与えて、さらに減速された
動力が伝達され、縦コンベア52が駆動されると同時
に、ギアケース115内のベベルギア138・139を
介して排出コンベア33側に動力が伝達される。
【0049】このように、籾を排出する動力伝達経路を
排出コンベア33方向と、縦コンベア52、排出オーガ
34方向への二方向に分けたので、例えば、排出コンベ
ア33、縦コンベア52、排出オーガ34へと順次動力
を伝達してゆく構成に比べて、連続的に動力を伝達する
伝達部経路を短くできギア等の連動部に過剰な負荷がか
かることを防いでいる。また、後述する如く、グレンタ
ンク30を上側方に回動させた場合に、ベルト123や
チェーン137を取り外す必要がない。
【0050】次に、前記グレンタンク30へ一番物を投
入する別形態について説明する。前記揚穀コンベア2
9’を図14に示すように、スクリュー式のコンベアを
用い、該揚穀コンベア29’上端部をグレンタンク12
後面上部まで延出している。
【0051】一方、前記グレンタンク30後部の左側に
凹部30aを形成し、凹部30a上部に前低後高状の傾
斜部30bを形成し、該傾斜部30bに沿って籾投入口
30cを開口している。そして、前記凹部30aの後方
に揚穀コンベア29’を配置し、該揚穀コンベア29’
上部を傾斜部30b下面に配置し、図15に示すよう
に、グレンタンク30側の籾投入口30cと揚穀コンベ
ア29’側の吐出口146とを合わせて配置している。
【0052】また、前記揚穀コンベア29’側の吐出口
146の外周面には、傾斜部30bの傾斜面と平行状に
ゴムや合成樹脂等の弾性部材より形成されるシール部材
145が固設され、吐出口146と籾投入口30cとが
シールされる。
【0053】よって、この状態よりグレンタンク30を
排出コンベア33を中心として上方に回動させても、揚
穀コンベア29’とグレンタンク30とが干渉されるこ
とがなく、籾の排出後に作業位置に戻すために下方に回
動させると、グレンタンク30の傾斜部30bがシール
部材145に当接され、吐出口146が完全にシールさ
れ、外部に籾を零すことがない。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
次のような効果を奏するものである。即ち、請求項1の
如く、汎用コンバインの刈取部の後部に、スクリュー型
のロータを左右方向に配置し、該ロータの上方にグレン
タンクを配置し、該グレンタンクの左右一側下部に排出
コンベアを前後方向に配置し、該排出コンベアを中心に
グレンタンクを昇降回動可能に構成したので、グレンタ
ンクをロータ上部より上側方に回動させて、ロータ上部
を開放することができ、内部のメンテナンスを容易に行
うことができ、メンテナンス性を向上できる。
【0055】また、請求項2の如く、前記グレンタンク
の前記排出コンベアを配置した側の側面に排出扉を配し
たので、グレンタンクを上側方に回動させて内部に貯留
した穀粒を排出扉を開けて排出することができ、排出オ
ーガを用いて排出する構成に比べて迅速に排出すること
ができ、排出時間を短縮して収穫作業を効率良く行うこ
とができる。
【0056】また、請求項3の如く、前記グレンタンク
の下面に、ロータ上方を被装するカバーを固設したの
で、グレンタンクを上側方に回動させると、ロータ上方
を被装していたカバーが同時に回動され、内部が開放さ
れ、前記カバーをロータより取り外し、取付ける作業を
なくすことができ、作業者の負担を軽減し、メンテナン
ス性を向上できる。
【0057】また、請求項4の如く、汎用コンバインの
刈取部の後部に、スクリュー型のロータを左右方向に配
置し、該ロータの上方にグレンタンクを配置し、該グレ
ンタンクの上面に上方に回動可能に投入扉を配し、該投
入扉の開閉側の側方に投入用コンベアを配置したので、
グレンタンクより上方に離れた位置より穀粒を投入する
ことができ、グレンタンクは機体の幅に一致させた大容
量に構成することができる。そして、グレンタンクを回
動して穀粒を排出する構成とした場合に、上方に配した
コンベアと干渉することがなく、また、グレンタンクの
回動の繰り返しによって、歪みが生じて位置が若干ずれ
るようなことがあっても、穀粒が確実に投入でき、メン
テナンス作業もやり易くなる。
【0058】また、請求項5の如く、前記投入扉の下面
に、投入される穀粒を分散させるガイド板を配設したの
で、側部上方より投入される穀粒をタンクの前後に均等
に分散させることができ、均一化させる作業が不要で、
グレンタンクの内部容積を十分に生かすことができ、グ
レンタンクを効率良く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汎用コンバインの全体側面図一部断面
図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく正面断面図である。
【図4】脱穀部と選別装置の動力伝達構成を示す側面図
である。
【図5】本発明のグレンタンクの正面図である。
【図6】同じく平面図である。
【図7】グレンタンクを回動させた状態の側面図一部断
面図である。
【図8】グレンタンク昇降用シリンダーの別の配置構成
を示す全体側面図一部断面図である。
【図9】グレンタンクと上部カバーを回動させた状態の
側面図一部断面図である。
【図10】排出オーガの駆動入力構成を示す側面図であ
る。
【図11】縦コンベア下部のギアケースの側面断面図で
ある。
【図12】排出オーガに駆動を伝達する伝動ケースの後
面断面図である。
【図13】グレンタンクの回動支持部材を有する汎用コ
ンバインの全体正面図である。
【図14】別形態の揚穀コンベアを有する汎用コンバイ
ンの全体側面図一部断面図である。
【図15】別形態の揚穀コンベアとグレンタンクとの連
通構成を示す側面図一部断面図である。
【図16】従来例と本実施例とでの脱穀部と揺動選別装
置との各機器配置の比較説明図である。
【図17】揺動選別装置の側面図である。
【図18】一番コンベアと二番コンベアとの配置を示す
図である。
【符号の説明】
8 刈取装置 18 脱穀部 19 選別装置 21 第一ロータ 22 第二ロータ 30 グレンタンク 33 排出コンベア 33a コンベア軸 34 排出オーガ 29 揚穀コンベア 54 レベリングコンベア 55 レベリングディスク 100 上部カバー 112 投入扉 110 ガイド板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B396 JA04 JC08 KA02 KC05 KC07 KE03 KE04 KE06 LA07 LA08 LE02 LE03 LG06 LG12 LN02 LN08 LN10 LN12 LN19 LP03 LP08 LP12 LP17 LR02 LR08 LR13 LR19 MA02 MA05 MA07 MC01 MC07 MC12 ME06 ME09 ME26 MG03 MG04 MG19 MG22 MG29 MG35 MJ03 MJ11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用コンバインの刈取部の後部に、スク
    リュー型のロータを左右方向に配置し、該ロータの上方
    にグレンタンクを配置し、該グレンタンクの左右一側下
    部に排出コンベアを前後方向に配置し、該排出コンベア
    を中心にグレンタンクを昇降回動可能に構成したことを
    特徴とする汎用コンバインのグレンタンク。
  2. 【請求項2】 前記グレンタンクの前記排出コンベアを
    配置した側の側面に排出扉を配したことを特徴とする請
    求項1記載の汎用コンバインのグレンタンク。
  3. 【請求項3】 前記グレンタンクの下面に、ロータ上方
    を被装するカバーを固設したことを特徴とする請求項1
    記載の汎用コンバインのグレンタンク。
  4. 【請求項4】 汎用コンバインの刈取部の後部に、スク
    リュー型のロータを左右方向に配置し、該ロータの上方
    にグレンタンクを配置し、該グレンタンクの上面に上方
    に回動可能に投入扉を配し、該投入扉の開閉側の側方に
    投入用コンベアを配置したことを特徴とする汎用コンバ
    インのグレンタンク。
  5. 【請求項5】 前記投入扉の下面に、投入される穀粒を
    分散させるガイド板を配設したことを特徴とする請求項
    4記載の汎用コンバインのグレンタンク。
JP10206500A 1998-07-22 1998-07-22 汎用コンバインのグレンタンク Pending JP2000037133A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206500A JP2000037133A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 汎用コンバインのグレンタンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10206500A JP2000037133A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 汎用コンバインのグレンタンク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000037133A true JP2000037133A (ja) 2000-02-08

Family

ID=16524407

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10206500A Pending JP2000037133A (ja) 1998-07-22 1998-07-22 汎用コンバインのグレンタンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000037133A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013132938A1 (ja) * 2012-03-09 2013-09-12 株式会社クボタ コンバイン
JP2014014324A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Kubota Corp コンバイン
JP2014018104A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kubota Corp コンバイン
JP2017046641A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 株式会社クボタ コンバイン

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013132938A1 (ja) * 2012-03-09 2013-09-12 株式会社クボタ コンバイン
CN104219947A (zh) * 2012-03-09 2014-12-17 株式会社久保田 联合收割机
CN108925250A (zh) * 2012-03-09 2018-12-04 株式会社久保田 联合收割机
JP2014014324A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Kubota Corp コンバイン
JP2014018104A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kubota Corp コンバイン
JP2017046641A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 株式会社クボタ コンバイン

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012077370A1 (ja) 普通型コンバイン
JP2009072068A (ja) コンバイン
JPH10295158A (ja) コンバインの脱穀選別装置
JP2000037133A (ja) 汎用コンバインのグレンタンク
JP5788169B2 (ja) 作業車両
WO2012077496A1 (ja) コンバイン
JP6731880B2 (ja) コンバイン
WO2018179635A1 (ja) コンバイン
JP5808113B2 (ja) 普通型コンバイン
JP6827356B2 (ja) コンバイン
JP3989096B2 (ja) 汎用コンバイン
JP2000037124A (ja) 汎用コンバイン
JP5780628B2 (ja) 普通型コンバイン
JP6775459B2 (ja) コンバイン
JP7114517B2 (ja) コンバイン及びバケット式コンベア
JP2892201B2 (ja) コンバインの穀粒貯留装置
JP6692286B2 (ja) 排ワラ切断装置
JPH026752Y2 (ja)
JP2023047044A (ja) コンバイン
JP4427638B2 (ja) コンバインの脱穀部構造
JP4420160B2 (ja) コンバイン
JP2023082967A (ja) 作業車両
JP2002262654A (ja) コンバインのグレンタンク
JP2003180134A (ja) コンバイン
JP4139484B2 (ja) 汎用コンバイン