JP2014018104A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】穀粒搬出オーガと穀粒流出口との使い分けによる穀粒供給を行なえるのみならず、穀粒流出口を使用する際の穀粒の取り出し漏れを回避し易くする。
【解決手段】穀粒タンク20の底部内に設けた排出スクリュー50と排出スクリュー50に連通する穀粒搬出オーガ51とを備えてある。穀粒タンク20を上昇姿勢と下降姿勢とに昇降軸芯Yまわりに揺動切換え操作する駆動機構66を設けてある。穀粒タンク20の上昇姿勢において走行機体外方向きにかつ下方向きになる穀粒タンク20の側壁25に開閉自在な穀粒流出口26を設けてある。
【選択図】図8

Description

本発明は、刈取り部からの刈取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置及び前記脱穀装置からの脱穀粒を貯留する穀粒タンクを走行機体に設けたコンバインに関する。
従来、たとえば特許文献1に示されるように、グレンタンク、グレンタンクの下部内に収納した横送り排出オーガ、横送り排出オーガに連通する排出オーガが備えられ、グレンタンク外側面に穀粒排出口を設けられたコンバインがあった。
特開2003−250331号公報
穀粒タンクの底部内に設けた排出スクリューと、排出スクリューに連通する穀粒搬出オーガと、穀粒タンクの側壁に開閉自在に設けた穀粒流出口とを備えたコンバインにあっては、たとえば運搬車が走行機体から離れて位置する際、穀粒搬出オーガを利用することにより、荷台が走行機体から離れているにもかかわらず穀粒供給を行ない易く、運搬車が走行機体の近くに位置する際、穀粒流出口を利用することにより、荷台が走行機体の近くに位置するにもかかわらず穀粒供給を行ない易い。つまり、穀粒搬出オーガと穀粒流出口とを使い分けて穀粒供給を有利に行なうことが可能となる。
ところが、穀粒タンクが脱穀装置からの穀粒を送り込まれる貯留姿勢にある状態で、穀粒流出口からの穀粒取り出しを行なうものである場合、殊にタンク内のうちの穀粒流出口側と反対側の部位に位置する穀粒が流出しにくく、穀粒の取り出し漏れが発生しがちであった。
本発明の目的は、穀粒搬出オーガと穀粒流出口との使い分けによる穀粒供給を行なえるのみならず、穀粒流出口を使用する際の穀粒の取り出し漏れを回避し易いコンバインを提供することにある。
本第1発明は、刈取り部からの刈取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置及び前記脱穀装置からの脱穀粒を貯留する穀粒タンクを走行機体に設けたコンバインであって、
前記穀粒タンクを前記脱穀装置の上方に配置し、
前記穀粒タンクの底部内に設けた排出スクリューと、前記排出スクリューに連通する穀粒搬出オーガとを備え、
前記穀粒タンクを上昇姿勢と下降姿勢とに昇降軸芯まわりに揺動切換え操作する駆動機構を設け、
前記穀粒タンクの前記上昇姿勢において走行機体外方向きにかつ下方向きになる前記穀粒タンクの側壁に開閉自在な穀粒流出口を設けてある。
本第1発明の構成によると、排出スクリューによって穀粒タンクから排出される穀粒を穀粒搬出オーガによって搬出することができる。
穀粒タンクを駆動機構によって上昇姿勢に切換えるとともに穀粒流出口を開くことにより、穀粒流出口が走行機体外方向きにかつ下向きに開いた状態となり、タンク内の穀粒流出口付近に位置する穀粒が穀粒流出口から流出し、この流出に伴い、他のタンク内部位の穀粒を穀粒タンクの姿勢変化によって穀粒流出口に強制的に流動させて穀粒流出口から流出し易くできる。
また、穀粒流出口を開くことにより、穀粒流出口を作業口として穀粒タンクの内部点検及び内部清掃を行なうことができる。
従って、本第1発明によると、運搬車荷台などに穀粒供給するのに、穀粒搬出オーガと穀粒流出口とを使い分けて供給できるのみならず、穀粒流出口を使用して穀粒供給する際、タンクの上昇揺動による穀粒の強制的な流動よって穀粒の取り出し漏れが無くなるとか少なくなる。また、穀粒流出口を作業開口に利用して楽に穀粒タンクの内部点検及び内部清掃を行なうことができる。
本第2発明は、前記穀粒流出口から出る脱穀粒を落下案内するシュートを設けてある。
本第2発明の構成によると、穀粒流出口から排出される脱穀粒をシュートによって供給先に案内して、供給先外への穀粒漏れを良好に回避できる。
従って、本第2発明によると、供給先に対する穀粒漏れがない穀粒供給を行なうのに、特別な供給ガイドを準備せずとも行なえる。
本第3発明は、前記シュートを下降使用姿勢と上昇格納姿勢とに上下揺動自在に前記穀粒タンクに支持し、
前記穀粒タンクの前記上昇姿勢への切り換わりに連動して前記シュートが前記下降使用姿勢に切り換わり、前記穀粒タンクの前記下降姿勢への切り換わりに連動して前記シュートが前記上昇格納姿勢に切り換わるように、前記シュートと前記穀粒タンクとを連動させた連動機構を設けてある。
本第3発明の構成によると、穀粒タンクを上昇姿勢に切換えると、シュートが連動機構の作用によって下降使用姿勢に自ずと切り換わる。
従って、本第3発明によると、シュートを使用しながらの穀粒供給を行なうのに、シュートを下降使用姿勢に切換える手間を掛けずに楽に行なえる。
本第4発明は、前記シュートを前記連動機構に優先して前記上昇格納姿勢に保持するロック手段を作用状態と解除状態とに切換え自在に設けてある。
本第4発明の構成によると、穀粒タンクを上昇姿勢に切換えてタンク内穀粒を排出スクリューに流動させながら穀粒搬出オーガによって穀粒搬出する際、ロック手段を作用状態に切換えることにより、シュートを穀粒タンクの上昇姿勢への切り換わりにかかわらず上昇格納姿勢に保持することができる。
従って、本第4発明によると、穀粒流出口を使用しての穀粒供給を行なう際、シュートが下降使用姿勢に自ずと切り換わるようにできるものでありながら、穀粒タンクを上昇姿勢に切換えて穀粒排出オーガによって穀粒搬出する際、シュートが下降使用姿勢に切り換わる不都合を回避できる。
本第5発明は、前記穀粒タンクの昇降軸芯と前記排出スクリューの回転軸芯とが同一軸芯である。
本第5発明の構成によると、排出スクリューに対する伝動構造に穀粒タンクの揺動昇降を可能する特別な機能を備えることなく、穀粒タンクの揺動昇降を可能にできる。
従って、本第5発明によると、排出スクリューを備えながら穀粒タンクの揺動昇降を可能にするものでありながら、穀粒タンクの揺動昇降を可能にする特別な機能を備えない構造簡単な伝動構造によって排出スクリューを駆動できる。
本第6発明は、前記穀粒タンクに、前記脱穀装置に対して側方に位置する側方タンク部と、前記側方タンク部から延出して前記脱穀装置の上方に位置する上方タンク部とを備えてある。
本第6発明の構成によると、穀粒タンクを脱穀装置の側方と上方とにわたって位置する大容量のタンクにできる。
従って、本第6発明によると、穀粒タンクに多量の脱穀粒を貯留し、満杯になった穀粒タンクから脱穀粒を取り出すための作業中断回数を少なく済ませて能率よく作業できる。
本第7発明は、前記側方タンク部が前記脱穀装置に対して走行機体横方向での側方に位置し、
前記穀粒タンクの昇降軸芯が前記側方タンク部に走行機体前後向きに位置している。
本第7発明の構成によると、穀粒タンクの上昇姿勢への切換えにかかわらず、穀粒タンク及びタンク内穀粒による荷重が走行機体の前後方向に変位せず、走行機体の前後の重量バランスが崩れ難い。
従って、本第7発明によると、穀粒タンクの上昇にかかわらず走行機体の前後の重量バランスが崩れ難い安定した状態で穀粒の搬出をしたり、脱穀装置を開放したりできる。
コンバインの全体を示す右側面図である。 コンバインの全体を示す左側面図である。 コンバインの全体を示す平面図である。 コンバインの全体を示す後面図である。 脱穀装置を示す縦断側面図である。 脱穀装置、還元装置及び揚穀装置を示す側面図である。 脱穀装置及び揚穀装置を示す正面図である。 穀粒搬出オーガ及び駆動構造を示す側面図である。 (a)は、下降姿勢での穀粒タンクを示す正面図、(b)は、穀粒搬出オーガによる穀粒取り出しを行なう際の上昇姿勢での穀粒タンクを示す正面図である。 リンク機構及びフックを示す斜視図である。 穀粒流出口による穀粒取り出しを行なう際の上昇姿勢での穀粒タンクを示す正面図である。 (a)は、穀粒タンクを示す側面図、(b)は、穀粒タンクを示す縦断後面図である。 穀粒貯留状態の説明図である。 穀粒流出口による穀粒取り出し状態の説明図である。 穀粒搬出オーガによる穀粒取り出し状態の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す左側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す右側面図である。図3は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す平面図である。図1,2,3に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、左右一対の前車輪1,1及び左右一対の後車輪2,2が装備された走行機体を備え、走行機体の機体フレーム3の後部に設けられた脱穀装置10及び穀粒タンク20を備え、脱穀装置10の前部から機体前方向きに延出するフィーダ31を有した刈取り部30を備えて構成され、刈取り部30を下降作業状態にして走行機体を走行させることにより、稲、麦などの収穫作業を行なう。
走行機体について説明する。
走行機体は、前車輪1と後車輪2の間の走行機体横端部に配備した原動部4、左右一対の前車輪1,1を駆動自在に支持する走行ミッション5を備え、原動部4に設けたエンジン4aからの駆動力を走行ミッション5に入力して左右一対の前車輪1,1を駆動することによって自走するように構成してある。
走行ミッション5は、エンジン4aからの駆動力を前進側及び後進側の駆動力に変換して、かつ前進側及び後進側の駆動力を無段階に変速して前車輪1に伝達する静油圧式無段変速装置を備えている。エンジン4aは、後述する穀粒タンク20における側方タンク部21の下方に位置するよう配備してある。
走行機体は、機体フレーム3の前部に脱穀装置10及び穀粒タンク20の前方に配置して設けた運転部6を備えている。運転部6には、運転キャビン6aを備えてある。この運転部6に搭乗してパワーステアリング装置(図示せず)を操作することにより、左右一対の後車輪2,2を揺動操向操作して走行機体の操向操作を行なうように構成してある。
刈取り部30について説明する。
刈取り部30は、フィーダ31を備える他、フィーダ31の前端部に後端部が連結された刈取りフレーム32を備えている。刈取りフレーム32の左右前端部にデバイダ33を設けてある。刈取りフレーム32は、フィーダ31に連なる搬送デッキ34、搬送デッキ34の前端部に駆動自在に設けたバリカン形の刈取装置35、搬送デッキ34の上方に駆動回転自在に設けた横送りオーガ36、刈取装置35の上方に駆動回転自在に位置する回転リール37を備えている。回転リール37は、刈取りフレーム32の後端部から前方向きに上下揺動操作自在に延出する左右一対の支持アーム37a,37aに支持されており、支持アーム37aの揺動調節によって昇降調節される。
フィーダ31は、脱穀機体11の前部に設けた支持部から運転部6の下方を通って前方に延出するよう配備されている。フィーダ31は、脱穀装置10の前部に上下揺動自在に支持されており、昇降シリンダ38によって揺動操作されることにより、刈取り部30をデバイダ33及び刈取装置35が地面上近くに下降した下降作業状態と、デバイダ33及び刈取装置35が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降操作する。
従って、刈取り部30は、下降作業状態に操作されて、走行機体が走行されることにより、植立穀稈を刈取り、刈取り穀稈を脱穀装置10に供給する。
すなわち、左右一対のデバイダ33,33が植立穀稈を刈取り対象と非刈取り対象の植立穀稈に分草する。回転リール37が刈取り対象の植立穀稈の穂先側を横送りオーガ36の上方に掻き寄せ、刈取装置35がその植立穀稈の株元を刈取る。横送りオーガ36の左右側に螺旋送り板36aを一体回転自在に備えてあり、横送りオーガ36は、螺旋送り板36aにより、刈取り穀稈の刈取装置35による切断箇所から穂先までの全体をフィーダ31の前方箇所に横送りする。フィーダ31の前方箇所に到達した刈取り穀稈の株元から穂先までの全体を、横送りオーガ36の中間部に一体回転自在に設けてある掻き送りアーム36bによってフィーダ31の搬送始端部に送り込み、フィーダ31によって後方側に搬送して脱穀装置10に供給する。
脱穀装置10について説明する。
図5は、脱穀装置10を示す縦断側面図である。図5に示すように、脱穀装置10は、脱穀機体11の内側上部に設けた扱室12及び扱室12に走行機体前後向きの扱胴軸芯13aまわりに駆動回転自在に設けた扱胴13を有する脱穀部10Aを備え、この脱穀部10Aによってフィーダ31からの刈取り穀稈を脱穀処理する。
すなわち、扱胴13の回転支軸13bの前端部に扱胴駆動ギヤ機構14を連結してあり、扱胴13は、扱胴駆動ギヤ機構14に伝達されるエンジン4aからの駆動力によって扱胴軸芯13aまわりに回転駆動される。扱胴13の前端部に、2枚の掻き込み螺旋羽根15aが備えられた掻き込みドラム15を一体回転自在に連結してある。掻き込みドラム15は、フィーダ31によって脱穀機体11の前壁に位置する投入口11aから脱穀機体内に供給された刈取り穀稈の刈取装置35による切断箇所から穂先までの全体を2枚の掻き込み螺旋羽根15aによって扱室12に掻き込み供給する。扱胴13は、回転方向及び周方向に並ぶ複数のバー形の扱歯13cを備え、扱室12に供給された刈取り穀稈を扱歯13cによって扱室後方向きに搬送しながら脱穀処理する。扱胴13は、周方向に間隔を隔てて並ぶ複数本の扱歯支持杆13dを備えて、バー形扱胴に構成してある。扱胴13は、刈取り穀稈の稈身が扱歯支持杆13dどうしの間から内部に入り込んで脱穀負荷を軽減できることにより、扱室12に供給された多量の刈取り穀稈を良好に能率よく脱穀処理する。
脱穀装置10は、扱室12の下方に駆動揺動自在に設けた揺動選別装置16を有した選別部10Bを備え、この選別部10Bによって脱穀部10Aからの脱穀処理物を穀粒と塵埃とに選別処理する。
すなわち、揺動選別装置16は、扱室12から受網12aを介して落下した脱穀処理物を受け止める。揺動選別装置16が受け止めた脱穀処理物を、揺動選別装置16による揺動選別と、揺動選別装置16の前方に配備してある主唐箕17及び副唐箕17aによって後方向きに供給される選別風による風選別とによって脱穀粒と塵埃とに選別し、脱穀粒を揺動選別装置16から落下させ、塵埃を扱室12から排出される脱穀排ワラと共に脱穀機体11の後壁に連結している排ワラ細断装置18に供給する。排ワラ細断装置18は、脱穀部10A及び選別部10Bからの脱穀排ワラ及び塵埃を回転刃18aによって細断し、排塵口18bから走行機体後方側に排出する。
脱穀装置10は、揺動選別装置16の下方に脱穀機体前後方向に並べて設けた1番スクリューコンベヤ19a及び2番スクリューコンベヤ19bを備えている。1番スクリューコンベヤ19aは、揺動選別装置16から落下した1番処理物としての処理粒を機体横方向に搬送して脱穀機体11の横外側に位置する揚穀装置40に供給する。2番スクリューコンベヤ19bは、揺動選別装置16から落下した2番処理物としての未処理粒を脱穀機体横方向に搬送して脱穀機体11の横外側に位置する還元装置45に供給する。図6に示すように、還元装置45は、2番スクリューコンベヤ19bからの未処理粒を回転羽根及び固定刃によって精粒化処理する再処理部45aと、再処理部45aからの穀粒を脱穀機体11の上部に揚送し、脱穀機体11の横壁に位置する還元口(図示せず)から脱穀機体内に送り込んで揺動選別装置16の始端側に送り込むスクリューコンベヤ45bとを備えて構成してある。2番スクリューコンベヤ19bの前方にブロワ17bを配備し、このブロワ17bにより、2番スクリューコンベヤ19bに落下する処理物に選別風を供給するように構成してある。
穀粒タンク20について説明する。
図3,4,7に示すように、穀粒タンク20は、脱穀装置10の上方に配置してある。具体的には、穀粒タンク20は、脱穀装置10に対して走行機体右横側での側方に位置する側方タンク部21と、この側方タンク部21から走行機体左横方向に延出して脱穀装置10の上方に位置する上方タンク部22とを備えて構成してある。
側方タンク部21と上方タンク部22とは、穀粒タンク20全体としての貯留空間が一つになるように連通し合っている。側方タンク部21は、底壁21aが上方タンク部22の底壁22a及び脱穀装置10の天板10aの上端10bよりも低い配置高さに位置するように形成してある。穀粒タンク20の前壁上部に、揚穀装置40の吐出筒41から脱穀粒を投入される穀粒投入口23を設けてある。穀粒投入口23は、上方タンク部22の前壁上部のうちの側方タンク部側と反対側の端寄りに配置してある。
図7,8に示すように、側方タンク部21の底部21bのうちの上方タンク部側とは反対側の角部であって、穀粒排出口21cを設けてある部位に排出スクリュー50を駆動回動自在に設け、この排出スクリュー50の搬送終端部に穀粒搬出オーガ51の搬送始端部を連通させてある。排出スクリュー50の搬送終端部と穀粒搬出オーガ51の搬送始端部とは、側方タンク部21の底部21bの前外側に配備した中継ケース52を介して連通している。
穀粒搬出オーガ51は、中継ケース52から機体上方向きに立ち上がった縦スクリューコンベヤ53と、この縦スクリューコンベヤ53の搬送終端部から水平又はほぼ水平方向に延出し、延出端部に吐出筒54aを設けた横スクリューコンベヤ54とを備えて構成してある。穀粒搬出オーガ51は、縦スクリューコンベヤ53のスクリュー軸芯を旋回軸芯Zとして中継ケース52に対して旋回自在に連結している。穀粒搬出オーガ51は、旋回操作機構90(図8参照)によって旋回操作することにより、横スクリューコンベヤ54が走行機体の横外側に突出した使用状態と、走行機体側に入り込んだ格納状態とに切り換わる。図3,4,7に示すように、穀粒搬出オーガ51の格納状態では、横スクリューコンベヤ54が側方タンク部21の上端部に設けた切り欠き部20aに入り込むとともに走行機体前後向き姿勢になる。旋回操作機構90は、電動モータ91を備え、電動モータ91の駆動力によって穀粒搬出オーガ51を旋回操作する。
図8に示すように、穀粒タンク20は、側方タンク部21の前後側に分散した前後一対の枢支部61,61を備えた支持構造体60に昇降軸芯Yまわりに揺動昇降自在に支持されている。支持構造体60は、昇降軸芯Yが走行機体前後向きの軸芯になる状態で、かつ昇降軸芯Yと排出スクリュー50の回転軸芯とが同一軸芯になる状態で穀粒タンク20を支持している。
図1,4,8に示すように、支持構造体60は、走行機体に脱穀装置10の横側方に配置して設けてある。支持構造体60は、走行機体の機体フレーム3に立設された複数本の支柱部材62、支柱部材62に連結する走行機体前後向きの支持部材63としての梁部材、支持部材63に連結する走行機体横向きの支持部材64としての梁部材、及び前後側の支持部材64から機体上方向きに突設された前後一対の枢支部61,61を備えて構成してある。支持構造体60は、支柱部材62及び支持部材63,64が枠体となって組み合った枠組み構造になっている。走行機体横向きの支持部材64は、脱穀装置10の機体側壁と支持部材63とにわたって連結している。前後一対の枢支部61,61は、穀粒タンク20の前側の前側壁及び後側壁の壁面に設けられた支軸部を昇降軸芯Yまわりに回動自在に支持している。前側の枢支部61は、中継ケース52によって構成してある。
穀粒タンク20は、側方タンク部21の下方に配備した駆動機構66によって上昇姿勢と下降姿勢とに切り換え操作されるように構成してある。駆動機構66は、油圧式のシリンダによって構成してある。シリンダは、タンクフレームと、支持構造体60の支柱部材62に設けたシリンダブラケット62aとに連結してある。駆動機構66は、以下において、シリンダ66と称する。
図7及び図9(a)は、下降姿勢での穀粒タンク20を示す正面図である。この図に示すように、穀粒タンク20は、シリンダ66によって下降揺動操作して上方タンク部22が脱穀装置10の上方に下降し、上方タンク部22の下部の前後方向での複数箇所から下向きに延出している脚部材24が脱穀装置10の機体フレームに上方から当接して受け止め支持された状態になると、脱穀装置10の1番スクリューコンベヤ19aからの脱穀粒を回収して貯留するように下降姿勢になる。穀粒タンク20が下降姿勢になると、上方タンク部22は、底壁22aが脱穀装置10の上方に水平又はほぼ水平な姿勢で位置した貯留状態になり、側方タンク部21は、底壁21aが脱穀装置10の側方に水平又はほぼ水平な姿勢で位置した貯留状態になる。
図9(b)は、上昇姿勢での穀粒タンク20を示す正面図である。この図に示すように、穀粒タンク20は、シリンダ66によって上昇揺動操作し、上方タンク部22が脱穀装置10から上方に離間すると、貯留した脱穀粒を排出するように上昇姿勢になる。
穀粒タンク20が上昇姿勢になると、側方タンク部21は、底壁21aが排出スクリュー50側ほど低くなる傾斜状態となるように傾斜し、脱穀粒を自重によって排出スクリュー50に向けて流動させる。穀粒タンク20が上昇姿勢になると、上方タンク部22は、底壁22aが側方タンク部側ほど低くなる傾斜状態となるように傾斜し、脱穀粒を自重によって側方タンク部21に向けて流動させる。
図6,7に示すように、揚穀装置40に、吐出筒41を備えたブロワ装置42を設けてある。穀粒タンク20が上昇姿勢と下降姿勢とに切り換え操作される際、ブロワ装置42が電動モータ43によって回動操作され、吐出筒41が穀粒タンク20の揺動に対する障害にならないように穀粒投入口23の外部に退出操作される。
図8,12に示すように、穀粒タンク20の上昇姿勢において走行機体外方向きにかつ下方向きになる穀粒タンク20の側壁25としての側方タンク部21の側壁に穀粒流出口26を設けてある。穀粒流出口26は、上端が排出スクリュー50の上端より高い配置高さに位置するように形成してある。
穀粒流出口26は、蓋体70によって開閉されるように構成してある。蓋体70は、蝶番70aを介して側壁25に取り付けられており、前後向きの開閉軸芯Xまわりに揺動して開閉する。蓋体70は、上端側に位置する開閉軸芯Xまわりに穀粒タンク20の外側に揺動して開くように枢支されており、穀粒タンク20の上昇揺動に伴い、蓋体70の重量及びタンク内穀粒の圧力によって自ずと開いて穀粒流出口26を開く。
図7,13に示すように、穀粒タンク20の横端部にシュート71を装着してある。シュート71は、シュート本体71aとシュート本体71aの前後側から立ち上がり、枢支軸芯Pを介して穀粒タンク20の前後側壁に連結された縦板部71bとを備えている。シュート71は、穀粒タンク20に対して枢支軸芯Pまわりに上下揺動して上昇格納姿勢と下降使用姿勢とに切り換わるようになっている。
図13に示すように、シュート71は、枢支軸芯Pまわりに上昇揺動して前後の縦板部71bが穀粒タンク20の前側や後側に入り込むと、シュート本体71aが穀粒タンク20の側壁25の外側に側壁25に沿って位置するように上昇格納姿勢になる。図10,12,13に示すように、シュート71の前後側にシュート71の縦板部71bと穀粒タンク20とにわたって連結した屈伸リンク機構72を設けてある。図10に示すように、穀粒タンク20の前側にフック73を操作レバー74によって揺動操作自在に支持してある。シュート71が上昇格納姿勢になると、フック73を支軸まわりに揺動操作して屈伸リンク機構72とシュート71との連結軸に係止させることにより、屈伸リンク機構72を屈曲状態にフック73によってロックすることができ、シュート71を上昇格納姿勢に保持できる。図12(b)に示すように、シュート71は、上昇格納姿勢に保持されると、シュート本体71aのガイド面に突出しているリブ部71cが蓋体70の外面側に当接して押圧操作することにより、蓋体70をタンク内の穀粒圧に抗して閉じ姿勢に保持する。
図11,14に示すように、シュート71は、枢支軸芯Pまわりに下降揺動して前後の縦板部71bが穀粒タンク20の横外側に出ると、穀粒流出口26から流出する穀粒をシュート本体71aのガイド面によって供給先に案内する下降使用姿勢になる。このとき、縦板部71bは、穀粒をシュート本体71aから前後側にこぼれ出ないように受け止める。シュート71を下降使用姿勢にする際、フック73による屈伸リンク機構72の屈曲状態でのロックを解除する。フック73によるロックが解除された屈伸リンク機構72は、シュート71の下降揺動によって伸展状態に切り換わり、伸展状態に切り換わると、シュート71を流下する穀粒の重量に抗して下降使用姿勢に吊下げ保持する。
図8,13に示すように、一方の屈伸リンク機構72と、この屈伸リンク機構72を構成するタンク側リンク72aに一端側が連結されたインナケーブル75aを備える操作ケーブル75とにより、穀粒タンク20とシュート71とを連動させる連動機構76を構成してある。
操作ケーブル75を構成するアウタケーブル75bのリンク機構側端部は、穀粒タンク20に連結板部77aで固定されたアルウタホルダー77に保持させ、タンク側端部は、支持構造体60に固定されたアウタホルダー78の上端部に保持させてある。
操作ケーブル75を構成するインナケーブル75aのリンク機構側端部は、屈伸リンク機構72を構成するタンク側リンク72aに連結し、タンク側端部は、穀粒タンク20の下部から下向きに延出したインナホルダー79の延出端部に連結してある。
従って、図14に示すように、連動機構76は、穀粒タンク20が上昇揺動すると、インナホルダー79が穀粒タンク20による持ち上げ操作によってアウタホルダー78に対して上昇移動してインナケーブル75aを屈伸リンク機構72側に緩め操作し、屈伸リンク機構72がシュート71の荷重によって伸展状態に切り換わることを許容することにより、シュート71を穀粒タンク20の上昇姿勢への切り換わりに連動させて下降使用姿勢に切り換える。
図13に示すように、連動機構76は、穀粒タンク20が下降揺動すると、インナホルダー79が穀粒タンク20による引き下げ操作によってインナケーブル75aをタンク側に引っ張り操作し、インナケーブル75aが屈伸リンク機構72を屈曲状態に切り換え操作することにより、シュート71を穀粒タンク20の下降姿勢への切り換わりに連動させて上昇格納姿勢に切り換える。
フック73は、屈伸リンク機構72に掛けておくと、屈伸リンク機構72を屈曲状態にロックすることにより、シュート71を穀粒タンク20の揺動によるインナケーブル75aの操作にかかわらず下降使用姿勢に切り換わらないように上昇格納姿勢に保持する。
従って、フック73は、屈伸リンク機構72に掛け操作されることにより、シュート71を連動機構76に優先して上昇格納姿勢に保持させる。フック73は、屈伸リンク機構72から外し操作されることにより、シュート71の穀粒タンク20の揺動に連動した上昇格納姿勢と下降使用姿勢との切り換わりを許容する。
従って、図9(a)に示すように、作業時には、シリンダ66を操作して穀粒タンク20を下降姿勢に切り換えておく。すると、脱穀装置10の1番スクリューコンベヤ19aからの脱穀粒が揚穀装置40によって穀粒タンク20に供給される。フック73を屈伸リンク機構72に掛けておけば、屈伸リンク機構72がフック73によって屈曲状態にロックされてシュート71を上昇格納姿勢に保持し、蓋体70がシュート71によってタンク内穀粒の圧力に抗して閉じ状態に保持されて穀粒流出口26を閉じており、穀粒流出口26から穀粒が漏れ出ないことにより、脱穀装置10からの脱穀粒を穀粒タンク20の側方タンク部21及び上方タンク部22に回収して貯留できる。
図9(b)、図15に示すように、穀粒タンク20から脱穀粒を取り出すには、穀粒搬出オーガ51を使用状態にして横スクリューコンベヤ54が穀粒タンク20の上昇障害にならないようにした状態で、シリンダ66を操作して穀粒タンク20を上昇姿勢に切り換える。フック73を屈伸リンク機構72に掛けてフック73がシュート71を連動機構76に優先して上昇格納姿勢に保持するようにしておき、蓋体70が穀粒タンク20の上昇姿勢への切り換わりにかかわらずシュート71によって閉じ状態に保持されるようにしておく場合、搬出クラッチ80(図8参照)を入り状態に切り換え操作すれば、排出スクリュー50が駆動されて側方タンク部21の脱穀粒を中継ケース52に排出する。そして、穀粒搬出オーガ51が排出スクリュー50から中継ケース52を介して伝達される駆動力によって駆動され、排出スクリュー50からの脱穀粒を中継ケース52で受継いで搬送する。排出スクリュー50が側方タンク部21の脱穀粒を排出するに伴い、上方タンク部22の脱穀粒が自重によって側方タンク部21に流動して排出スクリュー50によって排出されることにより、穀粒タンク20の側方タンク部21及び上方タンク部22に貯留された脱穀粒を排出スクリュー50及び穀粒搬出オーガ51によって取り出すことができる。
この穀粒取り出しに対し、図11,14に示すように、フック73を屈伸リンク機構72から外して屈伸リンク機構72のフック73による屈曲状態でのロックを解除した場合、穀粒タンク20が上昇姿勢に切り換わると、シュート71が連動機構76の作用によって下降使用姿勢に切り換わって蓋体70の閉じ操作を解除することにより、蓋体70が自重及びタンク内穀粒による押圧によって開き状態に切り換って穀粒流出口26が開き、側方タンク部21の脱穀粒が穀粒流出口26から流出する。側方タンク部21の脱穀粒が流出するに伴い、上方タンク部22の脱穀粒が自重によって側方タンク部21に流動して穀粒流出口26から流出する。従って、排出スクリュー50及び穀粒搬出オーガ51を使用せずに、穀粒タンク20の側方タンク部21及び上方タンク部22に貯留された脱穀粒を自然流出によって取り出すことができる。この穀粒取り出しを行なう場合、穀粒流出口26から流出する脱穀粒を下降使用姿勢になっているシュート71によって運搬車荷台などの供給先に流下案内でき、脱穀粒の供給先外へのこぼれ出しを防止できる。
図14に示す71dは、穀粒流出口26とシュート71とにわたる穀粒こぼれ出し防止の横縦壁を構成するゴム板である。このゴム板は、シュート71が上昇格納姿勢に切り換わった際、シュート71による折り畳み操作を受けて、上昇格納姿勢のシュート71と閉じ状態の蓋体70との間に折り畳み収納される。
図9(b)に示すように、脱穀装置10の扱室12及び扱胴13を清掃や点検するなどの作業を行なう場合、シリンダ66を操作して穀粒タンク20を上昇姿勢に切り換えることにより、脱穀装置10の上方を開放でき、脱穀装置10の天板10aを機体前後向きの開閉軸芯P1まわりに上昇揺動操作して開くことができる。
排出スクリュー50及び穀粒搬出オーガ51の駆動は、図8に示す駆動構造によって行なうように構成してある。この駆動構造は、エンジン4aの出力軸4bの駆動力を伝動ベルト81を介して中継軸82に伝達し、この中継軸82の駆動力を伝動ベルト83を介して伝動ケース84の入力軸に伝達し、この伝動ケース84の出力軸の駆動力を伝動ベルト85及び中継ケース52を介して排出スクリュー50に伝達し、排出スクリュー50の駆動力を穀粒搬出オーガ51のスクリュー軸に伝達する。伝動ベルト85によって搬出クラッチ80を構成してある。
〔別実施例〕
(1)上記した実施例では、前車輪1及び後車輪2のうちの前車輪1だけを駆動する構成を採用した例を示したが、前車輪1及び後車輪2のうちの後車輪2だけを駆動する構成、あるいは前車輪1及び後車輪2を駆動する構成を採用して実施してもよい。
(2)上記した実施例では、側方タンク部21を脱穀装置10に対して走行機体右側の側方に位置するよう配備した例を示したが、脱穀装置10に対して走行機体左側の側方、あるいは走行機体後側の側方、あるいは走行機体前側の側方に位置するよう配備して実施してもよい。
(3)上記した実施例では、排出スクリュー50を穀粒タンク20の前方側に穀粒排出するよう構成し、穀粒搬出オーガ51を格納姿勢の状態で吐出筒54aが穀粒タンク20に対して後方側に位置するよう構成した例を示したが、排出スクリュー50を穀粒タンク20の後方側に穀粒排出するように構成し、穀粒搬出オーガ51の格納姿勢の状態で吐出筒54aが穀粒タンク20に対して前方側に位置するよう構成してもよい。
(4)上記した実施例では、シュート71を連動機構76に優先して上昇格納姿勢に保持するロック手段として、屈伸リンク機構72を屈曲状態に保持するフック73を採用した例を示したが、穀粒タンク20などに固定のピンホルダーとシュート71とにわたって脱着自在なロックピンなど、形状及び具体的な作用が種々異なるものを採用して実施してもよい。
(5)上記した実施例では、蓋体70を閉じ状態に保持する手段としてシュート71を採用した例を示したが、蓋体70を閉じ状態に保持する専用のロックピンなど各種のロック手段を採用して実施してもよい。
(6)上記した実施例では、前車輪1によって自走するよう構成した走行機体を採用した例を示したが、クローラ走行装置によって自走するよう構成した走行機体を採用して実施してもよい。
本発明は、植立穀稈を地面付近で切断する一段刈り状態で刈り取るように刈取り部30を構成し、刈取り穀稈が株元から穂先までの全体にわたって扱室12に投入されるように脱穀装置10を構成するに替え、植立穀稈を地面付近箇所、及び地面付近箇所と穂部の間の箇所の二箇所で切断する二段刈り状態で刈り取るように刈取り部を構成し、二段刈りの刈取り穀稈の穂先側だけを扱室に投入される脱穀装置を構成したコンバインにも利用できる。また、自脱タイプの脱穀装置を採用したコンバインにも利用できる。
10 脱穀装置
20 穀粒タンク
21 側方タンク部
22 上方タンク部
25 側壁
26 穀粒流出口
30 刈取り部
50 排出スクリュー
51 穀粒搬出オーガ
66 駆動機構
71 シュート
73 ロック手段
76 連動機構
Y 昇降軸芯

Claims (7)

  1. 刈取り部からの刈取り穀稈を脱穀処理する脱穀装置及び前記脱穀装置からの脱穀粒を貯留する穀粒タンクを走行機体に設けたコンバインであって、
    前記穀粒タンクを前記脱穀装置の上方に配置し、
    前記穀粒タンクの底部内に設けた排出スクリューと、前記排出スクリューに連通する穀粒搬出オーガとを備え、
    前記穀粒タンクを上昇姿勢と下降姿勢とに昇降軸芯まわりに揺動切換え操作する駆動機構を設け、
    前記穀粒タンクの前記上昇姿勢において走行機体外方向きにかつ下方向きになる前記穀粒タンクの側壁に開閉自在な穀粒流出口を設けてあるコンバイン。
  2. 前記穀粒流出口から出る脱穀粒を落下案内するシュートを設けてある請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記シュートを下降使用姿勢と上昇格納姿勢とに上下揺動自在に前記穀粒タンクに支持し、
    前記穀粒タンクの前記上昇姿勢への切り換わりに連動して前記シュートが前記下降使用姿勢に切り換わり、前記穀粒タンクの前記下降姿勢への切り換わりに連動して前記シュートが前記上昇格納姿勢に切り換わるように、前記シュートと前記穀粒タンクとを連動させた連動機構を設けてある請求項2記載のコンバイン。
  4. 前記シュートを前記連動機構に優先して前記上昇格納姿勢に保持するロック手段を作用状態と解除状態とに切換え自在に設けてある請求項3記載のコンバイン。
  5. 前記穀粒タンクの昇降軸芯と前記排出スクリューの回転軸芯とが同一軸芯である請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンバイン。
  6. 前記穀粒タンクに、前記脱穀装置に対して側方に位置する側方タンク部と、前記側方タンク部から延出して前記脱穀装置の上方に位置する上方タンク部とを備えてある請求項1〜5のいずれ一項に記載のコンバイン。
  7. 前記側方タンク部が前記脱穀装置に対して走行機体横方向での側方に位置し、
    前記穀粒タンクの昇降軸芯が前記側方タンク部に走行機体前後向きに位置している請求項6記載のコンバイン。
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