JP7317533B2 - 収穫機 - Google Patents
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Description
すなわち、収穫機の周囲の状況が表示されるので、作業環境の把握が容易になる。そして前カメラが運転部における前部に設けられ、後カメラがリアカバー部に設けられ、側部カメラが穀粒タンクにおける側部に設けられるので、収穫部、運転部、脱穀装置、穀粒タンク、及びリアカバー部が上記の通り配置される収穫機において、機体の四方の広い範囲を撮影することが可能となる。これにより、合成画像に機体の周囲の広い範囲を示すことができ、収穫機の周囲の作業環境を把握し易くすることができる。
また、前カメラがキャビンにおける前上部に設けられるので、前カメラを斜め下方向へ向けて機体の近傍から遠方に渡る広い範囲を撮影することが可能となる。これにより、機体近傍を含めた機体前方の広い範囲を合成画像に示すことが可能となり収穫機の周囲の作業環境を更に把握し易くすることができる。
さらに、フロントガラスを支持する強固な前上フレームに支持されるので、前カメラの支持が確実なものとなり、前カメラが撮影する周囲画像の品質を高めることができる。これにより、合成画像の品質を高めることができ、収穫機の周囲の作業環境を更に把握し易くすることができる。
図1-5に収穫機の一例である普通型コンバインを示している。この普通型コンバインの機体Aは、走行機体1に走行装置としての左右一対の前車輪2及び左右一対の後車輪3を備えている。前車輪2は、エンジン4からの動力によって駆動可能に構成されている。後車輪3は操向操作可能に構成されている。走行機体1の前部に運転部5が備えられている。運転部5は、キャビン6によって覆われている。運転部5の左右に、デッキ部21が備えられている。左のデッキ部21に、搭乗ステップ17が備えられている。
図1-4に示されるように、運転部5には、運転座席50の前方に操縦塔51が備えられ、操縦塔51の上方にステアリングホイール52が備えられている。ステアリングホイール52が回転操作されることによって、図示しないパワーステアリング装置によって後車輪3が操向操作される。
普通型コンバインの機体Aに、前カメラ61、後カメラ63、右カメラ65(側部カメラの一例)、及び左カメラ67(側部カメラの一例)が設けられている。これら4つのカメラは、普通型コンバインの機体Aの周辺を撮影して周辺画像を生成し、画像処理装置70(後述)へ出力する。なお、本実施形態において周辺画像、後述する周辺合成画像、及び合成画像とは、静止画であってもよいし、静止画を連続的に表示させるものである動画及び映像であってもよい。
図1-4に示されるように、前カメラ61は、運転部5における前部に設けられている。詳しくは前カメラ61は、キャビン6おける前上部に設けられている。前カメラ61は、キャビン6における機体左右方向中央部に位置しており、機体Aにおける機体左右方向中央部に位置している。詳しくは前カメラ61は、機体Aの機体左右方向の中央やや左寄りに位置している。前カメラ61は、前斜め下方向に向けられており、機体Aの前方を撮影する。
図1、図2等に示されるように、後カメラ63は、機体Aの後端部に設けられたリアカバー部40に設けられている。後カメラ63は、リアカバー部40における機体左右方向中央部に位置しており、機体Aにおける機体左右方向中央部に位置している。後カメラ63は、後斜め下方向に向けられており、機体Aの後方を撮影する。
図1、図2等に示されるように、右カメラ65は、穀粒タンク15における右側の側部の上角部に設けられている。右カメラ65は、穀粒タンク15における前端部に位置しており、走行機体1における機体前後方向中央部に位置しており、機体Aにおける機体前後方向の中央後ろ寄りに位置している。右カメラ65は、右斜め下方向に向けられており、機体Aの右方を撮影する。
図2、図3に示されるように、左カメラ67は、穀粒タンク15における左側の側部の上角部に設けられている。左カメラ67は、穀粒タンク15における前端部に位置しており、走行機体1における機体前後方向中央部に位置しており、機体Aにおける機体前後方向の中央後ろ寄りに位置している。左カメラ67は、左斜め下方向に向けられており、機体Aの左方を撮影する。
以下、図12のブロック図を参照しながら、普通型コンバインに備えられた画像処理装置70に係る構成について説明する。
普通型コンバインが圃場にて前進しながら収穫作業を行っているとする。このときに画像合成部73が生成する合成画像の例を、合成画像100として図13に示す。
普通型コンバインが圃場にて後進しているとする。このときに画像合成部73が生成する合成画像の例を、合成画像110として図14に示す。
普通型コンバインが圃場の端にて穀粒排出装置18を作動させ、穀粒タンク15に貯留された穀粒をコンテナHに排出しているとする。このときに画像合成部73が生成する合成画像の例を、合成画像120として図15に示す。
図14-16にて示された合成画像の例では、機体Aは不透明の状態で示されている。従って、機体Aの向こう側に位置する周辺の物体や前車輪2、後車輪3等は合成画像に示されていない。合成画像において、機体Aの全体又は一部が透明又は半透明の状態で示されてもよい。その場合に、機体Aの輪郭や稜線が実線や点線で合成画像に示されてもよい。図16の例では、合成画像130において、機体Aにおける前車輪2と後車輪3とを除く部分が透明の状態で示されている。機体Aの輪郭及び稜線が二点鎖線で示されている。
〔1〕図17-21に、上記実施形態とは異なる形態の普通型コンバインが示されている。以下の説明では、上記実施形態の構成と同様の構成については、同じ符号を付し、詳細な説明を省略する場合がある。
6 :キャビン
9 :刈取部(収穫部)
14 :脱穀装置
15 :穀粒タンク
15a :右上壁部(傾斜部)
15b :左上壁部(傾斜部)
30 :ルーフ部
30a :突出部
31 :前上フレーム
31a :膨出部
32 :フロントガラス
33 :ワイパー
33a :揺動範囲
40 :リアカバー部
41 :リアカバー
42 :ステー
61 :前カメラ
63 :後カメラ
65 :右カメラ(側部カメラ)
67 :左カメラ(側部カメラ)
72 :記憶部
73 :画像合成部
80 :表示部
100 :合成画像
110 :合成画像
120 :合成画像
130 :合成画像
A :機体
Claims (5)
- 機体と、
前記機体の周辺を撮影して周辺画像を生成する前カメラ、後カメラ、及び2つの側部カメラと、
前記機体の外観形状を示す機体データを記憶する記憶部と、
前記前カメラ、前記後カメラ、及び2つの前記側部カメラが生成した前記周辺画像と、前記記憶部に記憶された前記機体データとに基づいて前記機体と前記機体の周辺とを示す合成画像を生成する画像合成部と、
前記画像合成部が生成した前記合成画像を表示する表示部と、を備え、
前記機体は、圃場の作物を収穫する収穫部と、前記収穫部の後方に設けられた運転部と、前記運転部の後方に設けられ、前記収穫部により収穫された収穫物を脱穀処理する脱穀装置と、前記脱穀装置の上方に設けられ、前記脱穀装置により得られた穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記機体における後端部に設けられたリアカバー部と、を備えており、
前記運転部は、前記運転部を覆うキャビンを備えており、
前記キャビンは、ルーフ部と、前記ルーフ部の前端から下方に延びるフロントガラスと、前記ルーフ部の前部の下方において左右方向に延び、且つ、前記フロントガラスを支持する前上フレームと、を備えており、
前記前カメラは、前記運転部における前部に設けられており、
前記後カメラは、前記リアカバー部に設けられており、
2つの前記側部カメラのうちの一方は、前記穀粒タンクにおける一方の側部に設けられており、
2つの前記側部カメラのうちの他方は、前記穀粒タンクにおける他方の側部に設けられ、
前記前上フレームは、上方に膨らんだ膨出部を備えており、
前記膨出部に、ワイパーと、前記前カメラと、が設けられており、
前記前カメラは、前記膨出部において、前記ワイパーの揺動範囲の外に位置している収穫機。 - 前記ルーフ部は、前記フロントガラスよりも前側に突出した突出部を備えており、
前記前カメラは、前記突出部の真下に設けられている請求項1に記載の収穫機。 - 前記リアカバー部は、リアカバー及びステーを備えており、
前記後カメラは、前記リアカバーの上端よりも上側に位置する状態で、前記ステーに支持されている請求項1または2に記載の収穫機。 - 前記側部カメラは、前記穀粒タンクにおける側部の上角部に設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載の収穫機。
- 前記穀粒タンクの側部の上角部に、側方下がりの傾斜部が設けられており、
前記側部カメラは、前記傾斜部に設けられている請求項4に記載の収穫機。
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