JP2013183717A - コンバイン - Google Patents

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Takafumi Mitsui
孝文 三井
Yuji Tanaka
祐二 田中
Yoshitake Fukuoka
義剛 福岡
Takeshi Kumatori
剛 熊取
Koji Yamagata
山形  浩司
Shinroku Nakajima
伸六 中島
Masaya Mizumoto
雅也 水本
yusuke Tateno
裕介 舘野
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Abstract

【課題】穀粒タンクを、脱穀装置の上方に揺動下降した下降姿勢と下降姿勢から揺動上昇した上昇姿勢とに昇降軸芯まわりに揺動昇降自在に設けたコンバインでありながら、脱穀装置を操作簡単に広く開放できるようにする。
【解決手段】脱穀装置10の天板16を、揺動上昇した開き姿勢と揺動下降した閉じ姿勢とに穀粒タンク20の昇降軸芯Yと平行又はほぼ平行な開閉軸芯Xまわりに揺動開閉自在に支持してある。
【選択図】図7

Description

本発明は、刈取り穀稈が扱室に投入され、前記扱室に投入された刈取り穀稈を扱胴によって脱穀処理する脱穀装置を走行機体に設け、前記脱穀装置からの脱穀粒を貯留する穀粒タンクを、前記脱穀装置の上方に揺動下降した下降姿勢と前記下降姿勢から揺動上昇した上昇姿勢とに昇降軸芯まわりに揺動昇降自在に前記走行機体に設けたコンバインに関する。
従来、たとえば特許文献1に記載されたコンバインがあった。
特許文献1に記載されたコンバインでは、グレンタンクを、脱穀部の側方に位置する側部タンクと脱穀部の上方に位置する上部タンクとにより構成され、側部タンク内の下部に配設された穀粒排出ラセンを中心に回動可能に機体に支持されている。
特開平4−234913号公報
穀粒タンクを脱穀装置の上方に下降揺動するよう構成することにより、脱穀装置の上方スペースを穀粒タンクの設置スペースに利用して、穀粒タンクを大型化することが可能になる。この場合、天板を上昇させて脱穀装置を開口する際、天板を上昇させるに先立って穀粒タンクを上昇させておくことになるが、天板を上昇させる際、天板が上昇揺動させてある穀粒タンクに当たる事態が発生すると、穀粒タンクが天板上昇に対する障害となって天板の開き姿勢での上昇角度が小になり、脱穀装置の開口不足のために点検や清掃などの作業が行い難くなる。
特に刈取り穀稈を穂部に稈身が付いた状態で扱室に投入する全稈投入型の脱穀装置を備えたコンバインにおいては、脱穀装置の点検や清掃などの作業をスムーズに行う為に、扱室に備える扱胴が外部に一部が露出する高位置まで天板を開放する必要がある。また、天板を複数の分割天板によって構成すれば、分割天板の開閉軸芯から遊端までの長さを一枚天板に比して短くして、分割天板の開き姿勢での上昇角度を大にすることが可能となる。しかし、この場合、複数の分割天板を個々に開き操作するという煩わしい操作が必要になる。
本発明の目的は、脱穀装置を操作簡単に広く開放することができるコンバインを提供することにある。
本第1発明は、刈取り穀稈が扱室に投入され、前記扱室に投入された刈取り穀稈を扱胴によって脱穀処理する脱穀装置を走行機体に設け、前記脱穀装置からの脱穀粒を貯留する穀粒タンクを、前記脱穀装置の上方に揺動下降した下降姿勢と前記下降姿勢から揺動上昇した上昇姿勢とに昇降軸芯まわりに揺動昇降自在に前記走行機体に設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置の天板を、揺動上昇した開き姿勢と揺動下降した閉じ姿勢とに前記穀粒タンクの昇降軸芯と平行又はほぼ平行な開閉軸芯まわりに揺動開閉自在に支持してある。
本第1発明の構成によると、天板の揺動昇降が脱穀装置の昇降軸芯寄りの部位において昇降軸芯と平行又はほぼ平行な開閉軸芯まわりに行なわれるように、天板を脱穀装置の昇降軸芯寄りの部位に支持することにより、上昇する際の穀粒タンクの昇降軸芯に沿う方向視での揺動方向と、上昇する際の天板の開閉軸芯に沿う方向視での揺動方向とが同じ又はほぼ同じになり、天板を一枚ものに構成することによって天板の開閉軸芯から遊端までの長さが長くなっても、穀粒タンクが天板の揺動上昇に対する障害物になりにくくて天板の開き姿勢での上昇角度を大にすることができる。
また、天板の揺動昇降が脱穀装置の昇降軸芯側とは反対側の端部において昇降軸芯と平行又はほぼ平行な開閉軸芯まわりに行なわれるように、天板を脱穀装置の昇降軸芯側とは反対側の端部に支持することにより、上昇する際の穀粒タンクの昇降軸芯に沿う方向視での揺動方向と、上昇する際の天板の開閉軸芯に沿う方向視での揺動方向とが逆方向なり、天板を一枚ものに構成することによって天板の開閉軸芯から遊端までの長さが長くなっても、穀粒タンクが天板の揺動上昇に対する障害物になりにくくて天板の開き姿勢での上昇角度を大にすることができる。
従って、本第1発明によると、脱穀装置の上方スペースを穀粒タンクの設置スペースに利用するものでありながら、一枚の天板を揺動操作するだけで操作簡単に脱穀装置を広く開き、脱穀装置の機体内の点検や清掃などの作業を迅速かつ楽に行なうことができる。
本第2発明は、前記上昇姿勢に上昇する際の前記穀粒タンクの前記昇降軸芯に沿う方向視での揺動方向と、前記開き姿勢に上昇する際の前記天板の前記開閉軸芯に沿う方向視での揺動方向とが同じ又はほぼ同じになるように、前記脱穀装置の前記昇降軸芯寄りの部位に前記天板を支持してある。
本第2発明の構成によると、天板を開き姿勢にすると、天板が上昇姿勢の穀粒タンクが位置する側に揺動上昇して、上昇姿勢の穀粒タンク及び開き姿勢の天板が位置する側とは反対の脱穀装置外方側に向かって脱穀装置が開くことになり、脱穀装置の機体内の点検や清掃などの作業を、上昇姿勢の穀粒タンク及び開き姿勢の天板が位置する側とは反対側から穀粒タンクおよび天板による障害を受けずに行なうことができる。
従って、本第2発明によると、脱穀装置の機体内の点検や清掃などの作業を穀粒タンク及び天板による障害を受けずに容易かつ迅速に行なうことができる。
本第3発明は、前記穀粒タンクの昇降軸芯が走行機体前後向きになるように、前記穀粒タンクを支持してある。
本第3発明の構成によると、穀粒タンクの揺動上昇にかかわらず、穀粒タンク及びタンク内穀粒による荷重が走行機体の前後方向に変位せず、走行機体の前後の重量バランスが崩れ難い。
従って、本第3発明によると、穀粒タンクの上昇にかかわらず走行機体の前後の重量バランスが崩れ難い安定した状態で脱穀装置の点検や清掃作業を行なうことができる。
本第4発明は、前記扱胴を走行機体前後向きの扱胴軸芯まわりに回動するように配備してある。
本第4発明の構成によると、扱胴及び扱室を走行機体前後方向に長いものにして配備し、天板を上昇させることによって開く脱穀装置の開口を広くすることができる。
従って、本第4発明によると、脱穀装置を広く開いて点検や清掃作業を楽に能率よく行うことができる。
本第5発明は、前記走行機体を前車輪及び後車輪によって走行するように構成し、前記脱穀装置を前記走行機体の横方向での一端側寄りに配置し、前記穀粒タンクが前記走行機体の横方向での他端側に揺動上昇して上昇姿勢になるように、前記穀粒タンクを支持してある。
本第5発明の構成によると、穀粒タンクを上昇姿勢にして穀粒タンクやタンク内穀粒による荷重が移動しても、荷重の移動方向が走行機体横方向であって、前車輪及び後車輪における荷重変化が発生し難い。穀粒タンクやタンク内穀粒による荷重が走行機体横方向に移動しても、脱穀装置の荷重が位置する側とは反対側に移動することになり、穀粒タンクの上昇に起因する走行機体の左右の重量バランス崩れが発生し難い。
従って、本第5発明によると、穀粒タンクの上昇にかかわらず、走行機体を前後荷重の面でも左右荷重の面でも安定した状態に維持できる。
本第6発明は、前記穀粒タンクを揺動昇降操作するシリンダを、前記穀粒タンクの昇降軸芯方向視で前記脱穀装置に対して走行機体内外方向に並ぶ箇所であって、前記穀粒タンクの下方に位置する箇所に配備してある。
本第6発明の構成によると、シリンダを、穀粒タンクの下方に、脱穀装置と走行機体内外方向に並ぶ状態でコンパクトに配備することができる。
従って、本第6発明によると、穀粒タンクをシリンダによって揺動操作するものでありながら、シリンダをコンパクトに配備した小型状態で得ることができる。
本第7発明は、前記穀粒タンクを枢支する支持構造体を、前記走行機体の機体フレームから上方向きに突設した支柱部材、及び前記支柱部材に連結する走行機体前後向きの支持部材を備えて構成し、前記シリンダを、前記穀粒タンクに連結する側と反対側が前記支持構造体の内側に入り込むよう配備してある。
本第7発明の構成によると、支持構造体を支柱部材及び支持部材が枠体と成って組み合った枠組み構造にでき、シリンダを支持構造体の内部にコンパクトに配備でき、かつ点検や修理作業の手や工具が外部からシリンダに届き易い状態にできる。
従って、本第7発明によると、穀粒タンクをシリンダによって揺動操作するものでありながら、シリンダをコンパクトに配備した小型な状態で、かつシリンダの点検などの作業が行い易い状態で得ることができる。
本第8発明は、前記脱穀装置の選別部からの二番処理物を脱穀部に還元する還元装置を、前記脱穀装置の機体外側における前記穀粒タンクの下方箇所に配備してある。
本第8発明の構成によると、還元装置を穀粒タンクの下方の脱穀装置側と反対側の機体外側に向かって開放する箇所に配備することができる。
従って、本第8発明によると、還元装置の点検や清掃などの作業を行なうのに、脱穀装置側とは反対の機体外側から容易に行なうことができる。
本第9発明は、前記脱穀装置の選別部からの二番処理物を脱穀部に還元する還元装置を、スクリューコンベヤを備えて構成し、前記スクリューコンベヤの搬送筒を、半径方向に二つの半割り搬送筒に分割自在に構成してある。
本第9発明の構成によると、搬送筒を二つの半割り搬送筒に分解して容易に取り外して、スクリューコンベヤの内部を大きく開放できる。
従って、本第9発明によると、スクリューコンベヤの点検や清掃作業を行うのに、内部を容易にかつ大きく開放して楽に能率よく行うことができる。
本第10発明は、前記二つの半割り搬送筒に、周方向での両端部に設けた連結フランジ部を備えるとともに、前記二つの半割り搬送筒の連結フランジ部どうしを連結して、前記二つの半割り搬送筒を前記搬送筒の形態にして前記還元装置に脱着自在に組み付ける連結手段を設けてある。
本第10発明の構成によると、二つの半割り搬送筒の連結手段による連結及び組み付けを解除することにより、二つの半割り搬送筒を分解状態にして還元装置から取り外すことができる。
従って、本第10発明によると、スクリューコンベヤの点検や清掃などの作業を行なうのに、連結手段の解除操作を行なうだけで操作簡単に二つの半割り搬送筒を取り外してスクリューコンベヤ内を開放できて容易かつ迅速に行なうことができる。
コンバインの全体を示す右側面図である。 コンバインの全体を示す左側面図である。 コンバインの全体を示す平面図である。 コンバインの全体を示す後面図である。 脱穀装置を示す右横側面図である。 (a)は、穀粒タンク及び脱穀装置を示す正面図、(b)は、閉じ姿勢の天板を示す縦断正面図である。 (a)は、扱室が閉じられた状態での脱穀装置、貯留姿勢での穀粒タンク及び格納姿勢でのシュートを示す正面図、(b)は、扱室が開かれた状態での脱穀装置、排出姿勢での穀粒タンク及び使用姿勢のシュートを示す正面図である。 (a)は、還元装置を示す後面図、(b)は、スクリューコンベヤの開き状態での還元装置を示す斜視図である。 図6のIX−IX断面矢視図であり、(a)は、供給用位置に位置変更された状態の穀粒吐出筒を示す横断平面図、(b)は、タンク揺動用位置に位置変更された状態の穀粒吐出筒を示す横断平面図である。 (a)は、穀粒タンクの支持構造を示す縦断後面図、(b)は、穀粒タンクの支持構造を示す側面図である。 穀粒タンクの穀粒排出部を示す斜視図である。 穀粒タンクの走行機体に対する配置を示す説明図である。 穀粒タンク、揚穀装置及び脱穀クラッチの操作系を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す右側面図である。図2は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す左側面図である。図3は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す平面図である。図4は、本発明の実施例に係るコンバインの全体を示す後面図である。これらの図に示すように、本発明の実施例に係るコンバインは、左右一対の駆動自在な前車輪1,1、左右一対の操向操作自在な後車輪2,2、及び運転部3を有した走行機体を備え、運転部3の後方に配置して走行機体に設けた脱穀装置10及び穀粒タンク20を備え、脱穀装置10の前部から走行機体前方向きに延出するフィーダ31を有した刈取り部30を備えて構成してある。
このコンバインは、稲、麦、トウモロコシなどの収穫作業を行なうものである。すなわち、このコンバインは、稲、麦などの植立穀稈を刈取り部30によって刈取り処理し、刈取り穀稈を脱穀装置10によって脱穀処理し、脱穀粒を穀粒タンク20に回収して貯留する。
走行機体について説明する。
走行機体は、前車輪1と後車輪2の間に設けられたエンジン4aを有する原動部4を備え、エンジン4aからの駆動力によって左右一対の前車輪1,1を駆動して自走する。走行機体は、運転部3に設けられた運転キャビン3aを備え、運転部3の運転キャビン内に搭乗して操縦するよう搭乗型になっている。
運転部3には、運転キャビン3aの左右の出入り口3b,3bの一方の出入り口3bの横外側に設けられた乗降用ステップ3c、及び他方の出入り口3bの横外側に設けられた作業用ステップ3dを備えている。乗降用ステップ3cは、階段構造に構成されている。
図4に示すように、左右一対の後車輪2,2を両端側で回転及び操向揺動自在に支持する機体横向きの後輪支持フレーム5を、走行機体の機体フレームFの後部を構成する機体横向きの連結フレーム6に設けた支持部6aに支持させてある。支持部6aと後輪支持フレーム5にわたって装着された機体前後向きのローリング支軸によって形成されるローリング支点7を後輪支持フレーム5に設け、後輪支持フレーム5がローリング支点7の周りに連結フレーム6に対して上下揺動することにより、左右一対の後車輪2,2は、ローリング支点7の周りに機体フレームFに対して背反昇降するようになっている。
刈取り部30について説明する。
刈取り部30は、フィーダ31が昇降シリンダ32によって上下に揺動操作されることにより、フィーダ31の前端部に連結している刈取りフレーム33の底部が地面上近くに下降した下降作業状態と刈取りフレーム33が地面から高く上昇した上昇非作業状態とに昇降操作される。刈取り部30を下降作業状態に下降させた状態で走行機体を走行させることにより、刈取り部30は、刈取りフレーム33の前端部に備えてある左右一対の分草体34,34によって植立穀稈を刈取り対象の植立穀稈と非刈取り対象の植立穀稈に分草し、刈取り対象の植立穀稈の穂先側を回転リール35によって横送りオーガ36の上方に掻き寄せながら、刈取り対象の植立穀稈をバリカン形の刈取装置37によって刈取り、刈取り穀稈を横送りオーガ36の左右の螺旋板36aによって横送りオーガ36の中間部に寄せ集め、寄せ集めた刈取り穀稈の株元から穂先までの全体を、横送りオーガ36の中間部に設けた掻き込みアーム38によってフィーダ31の搬送始端部に送り込み、フィーダ31によって後方に搬送して脱穀装置10に投入する。
脱穀装置10について説明する。
図5は、脱穀装置10を示す右横側面図である。図6(a)は、脱穀装置10を示す正面図である。これらの図及び図3,4に示すように、脱穀装置10は、走行機体の左寄りの部位に配置してある。脱穀装置10は、脱穀機体10aの上部に設けられた脱穀部10bを備え、フィーダ31によって供給される刈取り穀稈を脱穀部10bによって脱穀処理する。
すなわち、脱穀部10bは、脱穀機体10aの上部内に設けられた扱室11、及び扱室11に走行機体前後向きの扱胴軸芯12aまわりに回動自在に設けられた扱胴12を備え、扱室11には刈取り穀稈の株元から穂先までの全体がフィーダ31によって投入され、扱室11に投入された刈取り穀稈を、回動する扱胴12によって扱室後方側に搬送しながら脱穀処理し、脱穀排ワラを脱穀機体10aの後部に設けられた排塵口13(図4参照)から走行機体の後方に排出する。
脱穀装置10は、脱穀機体10aの下部内に設けられた選別部10cを備え、選別部10cには脱穀処理物が扱室11から受網を介して供給され、選別部10cに供給された脱穀処理物を選別風及び揺動選別装置によって穀粒と塵埃とに選別処理し、穀粒のうちの一番処理物を一番スクリューコンベヤ14(図6参照)によって脱穀機体外に設けられた揚穀装置40に供給し、穀粒のうちの二番処理物を二番スクリューコンベヤ15(図8参照)により、脱穀機体外に設けられた還元装置50に供給する。
図5及び図7に示すように、扱室11の上方を覆う天板16を、開閉軸芯Xを備えた枢支構造を介して脱穀機体10aに支持し、扱室11を扱胴12の上方部位で開閉できるように構成してある。天板16の開閉軸芯Xは、脱穀機体10aの走行機体横方向での一端側に走行機体前後向きに位置するように配備してある。
図6(b)は、閉じ姿勢の天板16を示す縦断正面図である。図7(a)は、扱室11が閉じられた状態での脱穀装置10を示す正面図である。これらの図に示すように、天板16を開閉軸芯Xまわりに下降揺動操作し、天板16の遊端側に位置する走行機体前後向き(脱穀装置前後向き)の天板フレーム16aが、扱胴軸芯12aに対して開閉軸芯Xが位置する側とは反対側の脱穀機体10aの部位に走行機体前後向きに位置する脱穀機体フレーム17の上面に当接して受け止め支持されると、天板16が閉じ姿勢になって扱室11を閉じる。天板16が閉じ姿勢になると、天板側に設けた支持部材18aに支持されるネジ式のロック具18を脱穀機体側に設けたロック部材17aに連結することにより、天板16を閉じ姿勢に固定できるように構成してある。ロック具18は、天板16の前後方向(走行機体前後方向)での複数箇所に配備してある。
図7(b)は、扱室11が開かれた状態での脱穀装置10を示す正面図である。この図に示すように、天板16を開閉軸芯Xまわりに上昇揺動操作すると、天板16が開き姿勢になって扱室11を開く。
還元装置50について説明する。
図8(a)は、還元装置50を示す後面図、図8(b)は、スクリューコンベヤ55の開き状態での還元装置50を示す斜視図である。これらの図及び図5に示すように、還元装置50は、二番スクリューコンベヤ15の搬送終端部と脱穀機体10aの側壁上部に設けられた還元口11aとにわたって設けられ、脱穀装置10の選別部10cから送り出される二番処理物を扱室11に還元する。
すなわち、還元装置50は、脱穀機体10aの外面側に装着された搬送処理ケース52、及び二番スクリューコンベヤ15のスクリュー軸15aの端部に一体回転自在に設けられ、搬送処理ケース52の内部で回転駆動される処理搬送体53を備え、二番スクリューコンベヤ15からの二番処理物のうちの未処理粒を、処理搬送体53、及び搬送処理ケース52の内部に固定された固定処理体(図示せず)による扱き作用によって清粒化処理し、処理後の二番処理物を、処理搬送体53による送り作用によって搬送処理ケース52の出口側に送り出す。
還元装置50は、搬送処理ケース52の出口側に下端側が連結され、上端側が脱穀機体10aの側壁上部に連結されたスクリューコンベヤ55を備え、搬送処理ケース52からスクリューコンベヤ55の搬送始端部に送り込まれた二番処理物を、スクリューコンベヤ55によって放出筒56に揚送し、この放出筒56に到達した二番処理物を、スクリューコンベヤ55のスクリュー軸58aの端部に一体回転自在に設けた放出板57による跳ね飛ばしにより、脱穀機体10aの還元口11aから扱室11の前端側に送り込む。
還元装置50におけるスクリューコンベヤ55の搬送筒59を、半径方向に二つの半割り搬送筒59a,59aに分割自在に構成し、二つの半割り搬送筒59aの脱着によってスクリューコンベヤ55を開閉できるようにしてある。
すなわち、図8(b)に示すように、二つの半割り搬送筒59aは、横断面形状が半円形状の半割り搬送筒本体59b、及び半割り搬送筒本体59bの両端部に設けた連結フランジ部59cを備えて構成してある。両端部の連結フランジ部59cは、半割り搬送筒本体59bに一体成形してある。両端部の連結フランジ部59cは、半割り搬送筒本体59bの全長にわたって設けてある。
連結フランジ部59cに設けてあるボルト孔59dに装着した連結手段としての連結ボルト59eによる二つの半割り搬送筒59aの締め付け連結を解除して、搬送処理ケース52及び放出筒56に設けてある環状の支持部52a,56aから二つの半割り搬送筒59aを取り外すことにより、スクリューコンベヤ55が開き状態になって、スクリュー58が露出状態になる。
図8(a)に示すように、二つの半割り搬送筒59aをスクリュー58に対して両横側からスクリュー58を挟むようにして寄せ合わせ、当接し合った連結フランジ部59cを連結ボルト59eによって締め付け連結することにより、二つの半割り搬送筒59aを搬送筒59の形態にした状態で搬送処理ケース52及び放出筒56の支持部52a,56aに組み付けることができ、スクリューコンベヤ55が閉じ状態になる。
揚穀装置40について説明する。
図5,6に示すように、揚穀装置40は、一番スクリューコンベヤ14の搬送終端部と穀粒タンク20の前側の壁面20aの上部に位置する穀粒投入口21とにわたって設けられ、脱穀装置10の選別部10cから一番スクリューコンベヤ14によって送り出された一番処理物としての脱穀粒を、穀粒タンク20の前端側上部の前方に揚送して穀粒投入口21から穀粒タンク20に供給する。
揚穀装置40について詳述すると、揚穀装置40は、一番スクリューコンベヤ14からの脱穀粒を受継いで脱穀装置10の前端側上部の横側方に揚送するバケットコンベヤ41と、このバケットコンベヤ41からの脱穀粒を、中継筒42を介して受継いで穀粒タンク20の前端側上部の前方に揚送するスクリューコンベヤ43と、このスクリューコンベヤ43からの脱穀粒を、穀粒タンク20に穀粒投入口21から送り込むスロワ44とを備えて構成してある。
図5,6及び図9に示すように、スロワ44は、スクリューコンベヤ43の搬送終端部に導入口が接続されたスロワケース44a、及びスロワケース44aの内部に回転自在に設けた翼車44bを備え、スクリューコンベヤ43からスロワケース44aの内部に送り込まれた脱穀粒を、電動式のスロワモータ45によって回転駆動される翼車44bによる跳ね飛ばしにより、スロワケース44aに設けた穀粒吐出筒44cから吐出して穀粒タンク20に送り込む。
スロワケース44aを、スクリューコンベヤ43のスクリュー軸芯のまわりに回転自在に支持させ、スロワケース44aの外周部に設けたギヤ部と電動式の吐出筒モータ46の出力ギヤとを咬合させることによってスロワケース44aと吐出筒モータ46を連動させて、穀粒吐出筒44cを供給用位置Aとタンク揺動用位置Bとに位置変更できるように構成してある。
図9(a)は、供給用位置Aに位置変更された状態の穀粒吐出筒44cを示す横断平面図である。この図に示すように、穀粒吐出筒44cは、スロワケース44aが吐出筒モータ46によって正回転方向に回転操作されることによって供給用位置Aに位置変更される。供給用位置Aに位置変更された穀粒吐出筒44cは、延出端側が穀粒タンク20の穀粒投入口21に入り込んだ状態になり、翼車44bからの脱穀粒を穀粒タンク20の外部にこぼれ出ないように穀粒タンク20の内部で吐出する。
図9(b)は、タンク揺動用位置Bに位置変更された状態の穀粒吐出筒44cを示す横断平面図である。この図に示すように、穀粒吐出筒44cは、スロワケース44aが吐出筒モータ46によって逆回転方向に回転操作されることによってタンク揺動用位置Bに位置変更される。タンク揺動用位置Bに位置変更された穀粒吐出筒44cは、全体が穀粒投入口21の外部に出た状態になる。
つまり、穀粒タンク20の穀粒投入口21を設けてある壁面20aは、後述する穀粒タンク20の昇降軸芯Yに交差する方向に沿っている。従って、穀粒吐出筒44cは、タンク揺動用位置Bに位置変更されることにより、揺動昇降する穀粒タンク20の前側の側壁との当接を回避する。
穀粒タンク20について説明する。
図6,7に示すように、穀粒タンク20は、脱穀装置10の横側方に底部が位置する排出側タンク部20bと、排出側タンク部20bから脱穀装置側に延出する延出タンク部20cとを備えて構成してある。穀粒タンク20は、排出側タンク部20bの横外側の側壁20dに設けられた穀粒排出口25を備えている。
図6,10に示すうように、穀粒タンク20は、排出側タンク部20bの前後側に分散配置した前後一対の支持体60,60を備えた支持構造体62に枢支され、排出側タンク部20bの底部に走行機体前後向きに位置する昇降軸芯Yまわりに揺動昇降するようになっている。
支持構造体62は、走行機体に脱穀装置10の横側方に配置して設けてある。支持構造体62は、走行機体の機体フレームFに立設された複数本の支柱部材62a、支柱部材62aに連結する走行機体前後向きの支持部材62bとしての梁部材、支持部材62bに連結する走行機体横向きの支持部材62cとしての梁部材、及び前後側の支持部材62cから機体上方向きに突設された前後一対の支持体60,60を備えて構成してある。支持構造体62は、支柱部材62a及び支持部材62b、62cが枠体となって組み合った枠組み構造に成っている。走行機体横向きの支持部材62cは、脱穀装置10の機体壁と支持部材62bにわたって連結している。前後一対の支持体60,60は、穀粒タンク20の前側の壁面20a及び後側の壁面に設けられた支軸部22を昇降軸芯Yまわりに回動自在に支持している。
穀粒タンク20の下部に油圧式のシリンダ61を連結してある。シリンダ61は、穀粒タンク20の昇降軸芯方向視で脱穀装置10に対して走行機体横方向での内外方向に並ぶ箇所であって、穀粒タンク20の下方に位置する箇所に配備してある。さらに詳述すると、シリンダ61は、穀粒タンク20における排出側タンク部20bの下面側に位置するタンクフレームの昇降軸芯Y寄りの部位に設けたシリンダ支持部と、支持構造体62を構成する支柱部材62aに設けたシリンダ支持部62dとにわたって取付けてある。シリンダ61は、穀粒タンク20に連結する側とは反対側が支持構造体62の内側に入り込むよう配備してある。
つまり、穀粒タンク20をシリンダ61によって昇降軸芯Yまわりに貯留姿勢と排出姿勢に揺動昇降操作できるように構成してある。
図6,7に示すように、穀粒タンク20の遊端側(昇降軸芯Yが位置する側とは反対側であって、延出タンク部20cの延出端側)の走行機体前後方向(穀粒タンク20の前後方向)での複数箇所に、穀粒タンク20から下方向きに延出する脚体23を設けてある。各脚体23は、穀粒タンク20の下面側に位置するタンクフレームから下方向きに突設してある。扱胴軸芯12aに対して昇降軸芯Yが位置する側とは反対側の脱穀機体10aの部位に走行機体前後向き(脱穀装置前後向き)に配置されて脱穀機体10aを構成している脱穀機体フレーム17に、複数のタンク受け部17bを設けてある。複数のタンク受け部17bは、穀粒タンク20の複数の脚体23に各別に受け止め作用するよう走行機体前後方向に分散配置してある。
図7(a)は、貯留姿勢での穀粒タンク20を示す正面図である。この図に示すように、穀粒タンク20は、シリンダ61によって脱穀装置10の上方に下降揺動操作されることにより、脱穀装置10からの脱穀粒を貯留するように貯留姿勢になる。
図6(b)に示すように、穀粒タンク20が貯留姿勢になると、穀粒タンク20の複数本の脚体23の下端側が脱穀機体フレーム17のタンク受け部17bに載り、穀粒タンク20の遊端側が脚体23及び天板フレーム16aを介して脱穀機体フレーム17によって受け止め支持される。
穀粒タンク20が貯留姿勢になると、穀粒タンク20のうちの延出タンク部20cにおける底壁24aは、脱穀装置10の天板16より高い箇所に水平又はほぼ水平に位置し、穀粒タンク20のうちの排出側タンク部20bにおける底壁24bは、脱穀装置10の横側方に、延出タンク部20cの底壁24aより低い配置高さで水平又はほぼ水平に位置する。
図7(b)は、排出姿勢での穀粒タンク20の正面図である。この図に示すように、穀粒タンク20は、シリンダ61によって貯留姿勢から脱穀装置10が位置する走行機体横側とは反対の走行機体横側(右側)に揺動上昇操作されると、貯留した脱穀粒を排出するように排出姿勢になる。
すなわち、穀粒タンク20が排出姿勢になると、穀粒排出口25を設けてある側壁20dが走行機体横外側向きに斜め下向きになり、タンク内の脱穀粒を自然落下によって穀粒排出口25から排出する。つまり、穀粒タンク20が排出姿勢になると、排出側タンク部20bの底壁24bが穀粒排出口側ほど低く位置する傾斜姿勢になり、延出タンク部20cの底壁24aが排出側タンク部側ほど低く位置する傾斜姿勢になり、排出側タンク部20bに貯留されている脱穀粒は、底壁24bの傾斜による自然落下によって穀粒排出口25から排出され、延出タンク部20cに貯留されている脱穀粒は、底壁24cの傾斜による自然落下によって排出側タンク部20bに移動して穀粒排出口25から排出される。
図12は、穀粒タンク20の走行機体に対する配置を示す説明図である。図12に示す三角形65は、左右一対の前車輪1,1の接地点1a、及び後輪支持フレーム5に設けたローリング支点7を三つの角とする三角形である。図12に示す重心G1の位置は、貯留姿勢での穀粒タンク20の重心の位置を示し、図12に示す重心G2の位置は、排出姿勢での穀粒タンク20の重心の位置を示す。この図に示すように、穀粒タンク20は、貯留姿勢での重心G1及び排出姿勢での重心G2が三角形65の内側に位置するように配備してある。
図7に示すように、天板16を揺動開閉自在に支持する脱穀装置10の部位を昇降軸芯Y寄りの部位に設定し、排出姿勢に上昇する際の穀粒タンク20の昇降軸芯Yに沿う方向視での揺動方向が、開き姿勢に上昇する際の天板16の開閉軸芯Xに沿う方向視での揺動方向と同じ又はほぼ同じになるように構成してある。従って、排出姿勢に上昇した穀粒タンク20は、天板16の上昇障害にならず、扱室11の開口が大となるように天板16の閉じ姿勢から開き姿勢への上昇角度を大にする。
図11に示すように、穀粒排出口25に、三つの蓋体71,72を備えて構成した開口調節手段70を設け、開口調節手段70によって穀粒排出口25の開口面積及び開口幅を変更調節できるように構成してある。
すなわち、図10及び図11に示すように、穀粒排出口25は、側壁20dの全幅(走行機体前後方向での幅)又はほぼ全幅にわたって設けてある。穀粒排出口25は、下端縁が穀粒タンク20の底壁24bに連なるように側壁20dの下部に配置してある。
三つの蓋体71,72は、穀粒排出口25の横幅方向であって、走行機体前後方向に並んでいる。三つの蓋体71,72は、蓋体71,72の上端側に配置した蝶番73を介して側壁20dに支持され、穀粒タンク20の揺動昇降に伴い、穀粒排出口横幅方向に沿った開閉軸芯Zであって、走行機体前後方向に沿った開閉軸芯Zまわりに垂下によって揺動開閉して、穀粒排出口25を開閉する。三つの蓋体71,72は、穀粒排出口25を横幅方向(走行機体前後方向)に三つの分割排出口25a,25bに分割して個別に開閉するように、独立して揺動開閉する。
三つの蓋体71,72のうちの両端の蓋体72は、下端側に設けたロックピン74によって閉じ姿勢にロックしたり、ロックピン74による閉じロックを解除したりできるように構成してある。すなわち、ロックピン74は、ロックバネ75による摺動操作によって先端側が側壁20d側に設けてあるピン孔に係入されることによって、ロック状態になる。ロックピン74は、ロックバネ75に抗しての人為操作によって先端側が側壁20d側のピン孔から抜き外され、レバー部がホルダー76に係止されることにより、ロック解除状態になる。
従って、開口調節手段70は、両端の蓋体72のロックピン74による閉じロックを解除しておくことにより、三つの蓋体71,72が穀粒タンク20の排出姿勢への上昇揺動に伴う垂下によって開き姿勢に揺動することを許容し、排出姿勢になった穀粒タンク20の穀粒排出口25の横幅が三つの分割排出口25a,25bの横幅の和に相当する横幅になるように、かつ排出姿勢になった穀粒タンク20の穀粒排出口25の開口面積が三つの分割排出口25a,25bの開口面積の和に相当する開口面積になるように、穀粒排出口25の横幅及び開口面積を変更調節する。三つの蓋体71,72が開いた場合、穀粒排出口25の横幅方向(穀粒タンク前後方向)での大きさは、側壁20dの全幅(穀粒タンク前後方向での全長)にわたる大きさになる。
開口調節手段70は、両端の蓋体72をロックピン74によって閉じロックしておくことにより、中央の蓋体71だけが穀粒タンク20の排出姿勢への上昇揺動に伴う垂下によって開き姿勢に揺動することを許容し、排出姿勢になった穀粒タンク20の穀粒排出口25の横幅が中央の分割排出口25aが備える横幅に減少するように、かつ排出姿勢になった穀粒タンク20の穀粒排出口25の開口面積が中央の分割排出口25aが備える開口面積に減少するように、穀粒排出口25の横幅及び開口面積を変更調節する。
開口調節手段70は、両端の蓋体72の一方だけをロックピン74によって閉じロックしておくことにより、中央の蓋体71及び他方の端の蓋体72が穀粒タンク20の排出姿勢への上昇揺動に伴う垂下によって開き姿勢に揺動することを許容し、排出姿勢になった穀粒タンク20の穀粒排出口25の横幅が中央の分割排出口25a及び他方の端の分割排出口25bの横幅の和に相当する横幅に減少するように、かつ排出姿勢になった穀粒タンク20の穀粒排出口25の開口面積が中央の分割排出口25a及び他方の端の分割排出口25bが備える開口面積の和に相当する開口面積に減少するように、穀粒排出口25の横幅及び開口面積を変更調節する。
図7,11に示すように、穀粒タンク20の排出側タンク部20bの外側にシュート80を設けてある。シュート80は、奥端側に配置した走行機体前後向きの枢支軸芯Pまわりに上下揺動して使用姿勢と格納姿勢に切り換わるように穀粒タンク20に枢支され、穀粒タンク20から排出される脱穀粒を運搬車荷台などの受け入れ側に落下案内するように、かつ蓋体71,72を閉じ姿勢に押圧保持するように構成してある。
すなわち、シュート80は、シュート本体80aを構成する底板、及び底板の走行機体前後方向(穀粒タンク前後方向)での両端側から立ち上がった縦板80bを備えて構成してある。
図7(b)は、使用姿勢でのシュート80を示す正面図である。この図に示すように、シュート80の前後側でシュート80と穀粒タンク20にわたって設けた一対の屈伸リンク機構81,81の一方の屈伸リンク機構81に設けたロック機構82による屈曲ロックを解除すると、シュート80が枢支軸芯Pまわりに自重によって下降揺動し、屈伸リンク機構81が伸展状態になると、シュート80が使用姿勢になる。シュート80は、使用姿勢になると、穀粒タンク20から外側に延出した状態になり、かつ伸展状態になった屈伸リンク機構81による引っ張り支持によって使用姿勢に保持された状態になり、穀粒タンク20の穀粒排出口25から排出される脱穀粒を、縦板80bによってシュート本体80aからこぼれ出ることを防止しながら、シュート本体80aによって運搬車荷台などに向けて落下案内する。
図7(a)は、格納姿勢でのシュート80を示す正面図である。この図に示すように、シュート80を上昇揺動操作し、屈伸リンク機構81が屈曲状態になると、シュート80が穀粒タンク側に引退して格納姿勢になる。図7(a)及び図10(a)に示すように、シュート80は、格納姿勢になると、前後側の縦板80bが穀粒タンク20の前後側に側壁20dより機体内側に入り込んで、シュート本体80aが穀粒タンク20の側壁20dに沿って位置して穀粒排出口25の外側を覆い、両端及び中央の蓋体71,72の外面側に当接して押圧作用し、ロックピン74を備えない中央の蓋体71を閉じ姿勢に保持し、両端の蓋体72をロックピン74が効いてなくても閉じ姿勢に保持する。
穀粒タンク20などの操作系について説明する。
図13は、穀粒タンク20、揚穀装置40及び脱穀クラッチ85の操作系を示すブロック図である。この図に示すように、タンクレバー86の操作位置をタンクレバー検出スイッチ87によって検出するように構成し、脱穀クラッチレバー88の操作位置をクラッチレバー検出スイッチ89によって検出するように構成し、タンクレバー検出スイッチ87及びクラッチレバー検出スイッチ89を連係させた制御装置90に、穀粒タンク20を揺動操作するシリンダ61、揚穀装置40の穀粒吐出筒44cを揺動操作する吐出筒モータ46、揚穀装置40のスロワ44を駆動するスロワモータ45、及び電動式のクラッチモータ91を連係させてある。制御装置90には、脱穀クラッチ検出スイッチ92及びタンク姿勢検出スイッチ93を連係させてある。
脱穀クラッチ85は、脱穀装置10をエンジン4aに連動させる入り状態と脱穀装置10のエンジン4aに対する連動を絶つ切り状態とに切り換え操作されることにより、脱穀装置10を駆動及び停止操作するよう構成してある。クラッチモータ91は、脱穀クラッチ85の操作部を駆動操作して、脱穀クラッチ85を入り状態と切り状態に切り換え操作するように構成してある。脱穀クラッチ検出スイッチ92は、脱穀クラッチ85の入り状態及び切り状態を検出し、検出情報を制御装置90に出力する。タンク姿勢検出スイッチ93は、穀粒タンク20の貯留姿勢及び排出姿勢を検出し、検出情報を制御装置90に出力する。
制御装置90は、マイクロコンピュータを利用して構成され、タンク制御手段94、クラッチ牽制手段95、クラッチ制御手段96、スロワ制御手段97、吐出筒制御手段98及びタンク牽制手段99を備えている。
タンク制御手段94は、タンクレバー検出スイッチ87から入力する検出情報を基に、穀粒タンク20をタンクレバー86の操作位置に対応する貯留姿勢及び排出姿勢に切り換え操作させるべくシリンダ61を駆動及び停止制御するよう構成してある。タンク牽制手段99は、脱穀クラッチ検出スイッチ92からの検出情報を基に脱穀クラッチ85が入り状態と切り状態にいずれにあるかを判別し、脱穀クラッチ85が切り状態にあると判別した場合、タンク制御手段94によるシリンダ61の排出側及び貯留側への駆動制御を許容するよう構成してある。タンク牽制手段99は、脱穀クラッチ85が入り状態にあると判別した場合、タンク制御手段94によるシリンダ61の排出側及び貯留側への駆動制御を牽制するよう構成してある。
従って、タンクレバー86を人為操作によって貯留位置[貯]に切り換え操作することにより、脱穀クラッチ85が切り状態になっておれば、タンク牽制手段99が牽制作用しなくてタンク制御手段94がシリンダ61を貯留側に駆動制御し、穀粒タンク20を貯留姿勢に姿勢変更できる。
タンクレバー86を貯留位置[貯]に切り換え操作しても、脱穀クラッチ85が入り状態になっておれば、タンク牽制手段99が牽制作用してタンク制御手段94がシリンダ61を貯留側に駆動制御せず、穀粒タンク20を貯留姿勢に姿勢変更できない。
タンクレバー86を人為操作によって排出位置[排]に切り換え操作することにより、脱穀クラッチ85が切り状態になっておれば、タンク牽制手段99が牽制作用しなくてタンク制御手段94がシリンダ61を排出側に駆動制御し、穀粒タンク20を排出姿勢に姿勢変更できる。
タンクレバー86を排出位置[排]に切り換え操作しても、脱穀クラッチ85が入り状態になっておれば、タンク牽制手段99が牽制作用してタンク制御手段94がシリンダ61を排出側に駆動制御せず、穀粒タンク20を排出姿勢に姿勢変更できない。
従って、タンクレバー86は、穀粒タンク20を貯留姿勢と排出姿勢に切り換え操作するようシリンダ61を駆動操作する人為操作自在なタンク操作手段となる。
クラッチ制御手段96は、クラッチレバー検出スイッチ89から入力する検出情報を基に、脱穀クラッチ85を脱穀クラッチレバー88の操作位置に対応する入り状態及び切り状態に切り換え制御するよう構成してある。クラッチ牽制手段95は、タンク姿勢検出スイッチ93からの検出情報を基に穀粒タンク20が貯留姿勢にあるか否かを判別し、穀粒タンク20が貯留姿勢にないと判別した場合、クラッチ制御手段96による脱穀クラッチ85の入り状態への切り換え制御を牽制する。クラッチ牽制手段95は、穀粒タンク20が貯留姿勢にあると判別した場合、クラッチ制御手段96による脱穀クラッチ85の入り状態への切り換え制御を許容するように構成してある。
従って、脱穀クラッチレバー88を人為操作によって入り位置[入]に切り換え操作することにより、穀粒タンク20が貯留姿勢になっておれば、クラッチ牽制手段95が牽制作用しなくてクラッチ制御手段96がクラッチモータ91を入り側に駆動制御し、脱穀クラッチ85を入り状態に切り換え操作して脱穀装置10を駆動できる。
脱穀クラッチレバー88を入り位置[入]に切り換え操作しても、穀粒タンク20が貯留姿勢になければ、クラッチ牽制手段95が牽制作用してクラッチ制御手段96がクラッチモータ91を入り側に駆動制御せず、脱穀クラッチ85が入り状態に切り換わらなくて脱穀装置10を駆動できない。
脱穀クラッチレバー88を人為操作によって切り位置[切]に切り換え操作することにより、クラッチ制御手段96がクラッチモータ91を切り側に駆動制御し、脱穀クラッチ85を切り状態に切り換え操作できて脱穀装置10を停止できる。
吐出筒制御手段98は、脱穀クラッチ検出スイッチ92による検出情報を基に脱穀クラッチ85が入り状態に切り換わったか否か、あるいは脱穀クラッチ85が切り状態に切り換わったか否かを判別する。吐出筒制御手段98は、脱穀クラッチ85が入り状態に切り換わったと判別した場合、吐出筒モータ46を供給側に駆動制御して穀粒吐出筒44cを供給用位置Aに切り換える。吐出筒制御手段98は、脱穀クラッチ85が入り状態に切り換わっていないと判別した場合、吐出筒モータ46をタンク揺動側に維持制御して穀粒吐出筒44cをタンク揺動用位置Bに維持する。吐出筒制御手段98は、脱穀クラッチ85が切り状態に切り換わったと判別した場合、吐出筒モータ46をタンク揺動側に駆動制御して穀粒吐出筒44cをタンク揺動用位置Bに切り換え、脱穀クラッチ85が切り状態に切り換わっていないと判別した場合、吐出筒モータ46を供給側に維持制御して穀粒吐出筒44cを供給用位置Aに維持する。従って、吐出筒制御手段98は、脱穀クラッチ85の切り状態への切り換りに連係して穀粒吐出筒44cがタンク揺動用位置Bに切り換わるように脱穀クラッチ85と穀粒吐出筒44cを連係させた連係手段となる。
スロワ制御手段97は、脱穀クラッチ検出スイッチ92による検出情報を基に脱穀クラッチ85が入り状態になっているか否かを判別し、脱穀クラッチ85が入り状態になっていると判別した場合、スロワモータ45を駆動制御し、脱穀クラッチ85が入り状態になっていないと判別した場合、スロワモータ45を停止制御するよう構成してある。
従って、脱穀クラッチレバー88を入り位置[入]に切り換え操作して脱穀クラッチ85が入り状態に切り換わると、吐出筒制御手段98による吐出筒モータ46の供給側への駆動制御により、穀粒吐出筒44cが供給用位置に自ずと切り換わり、スロワ制御手段97によるスロワモータ45の駆動制御により、スロワ44が自ずと駆動される。
脱穀クラッチレバー88を入り位置[入]に切り換え操作しても、クラッチ牽制手段95による牽制作用によって脱穀クラッチ85が入り状態に切り換わらない場合、吐出筒制御手段98による吐出筒モータ46のタンク揺動側での停止制御により、穀粒吐出筒44cが供給用位置Aに切り換わらずにタンク揺動用位置Bに位置し、スロワ制御手段97によるスロワモータ45の停止制御により、スロワ44が駆動されないで停止している。
〔別実施例〕
(1)上記した実施例では、穀粒タンク20を脱穀装置10の上方に揺動下降した貯留姿勢にして脱穀粒の貯留を行い、穀粒タンク20を貯留姿勢から揺動上昇した排出姿勢にして脱穀粒の排出を行うよう構成した例を示したが、穀粒タンク20を脱穀装置10の上方に揺動下降した下降姿勢にして脱穀粒の貯留及び排出を行い、脱穀装置10の天板16の開き姿勢への上昇揺動のために穀粒タンク20を下降姿勢から揺動上昇した上昇姿勢にするよう構成して実施してもよい。この場合、穀粒タンク20の下降姿勢で底部が傾斜姿勢になるよう構成し、穀粒タンク20を下降姿勢にしたままで穀粒排出口25から脱穀粒を排出するよう構成する。あるいは、穀粒タンク20の内部に設けた底排出スクリュー及び底排出スクリューに接続するスクリューコンベヤを備えて、穀粒タンク20を下降姿勢にしたままで脱穀粒を搬出するように構成する。
(2)上記した実施例では、脱穀装置10を走行機体の左寄りの部位に配置し、穀粒タンク20を走行機体の右側に揺動上昇するよう構成した例を示したが、脱穀装置10を走行機体の右寄りの部位に設け、穀粒タンク20を走行機体の左側に揺動上昇するよう構成して実施してもよい。
(3)上記した実施例では、穀粒タンク20から穀粒を自然流下によって排出する構成を採用した例を示したが、排出側タンク部20bに内装した底スクリュー及び底スクリューに連通するスクリューコンベヤによって排出するよう構成して実施してもよい。
(4)上記した実施例では、昇降軸芯Y及び開閉軸芯Xが走行機体前後向きになるように穀粒タンク20及び天板16を配備した例を示したが、昇降軸芯Y及び開閉軸芯Xが走行機体横向きになり、穀粒タンク20及び天板16が走行機体前後方向に揺動昇降するよう構成して実施してもよい。
本発明は、植立穀稈を地面付近で切断する一段刈り状態で刈り取るように刈取り部30を構成し、刈取り穀稈が株元から穂先までの全体にわたって扱室11に投入されるように脱穀装置10を構成するに替え、植立穀稈を地面付近箇所、及び地面付近箇所と穂部の間の箇所の二箇所で切断する二段刈り状態で刈り取るように刈取り部を構成し、二段刈りの刈取り穀稈の穂先側だけを扱室に投入される脱穀装置を構成したコンバインにも利用できる。
1 前車輪
2 後車輪
8 燃料タンク
9 支持体
9c 作業用ステップ部
10 脱穀装置
10b 脱穀部
10c 選別部
11 扱室
12 扱胴
12a 扱胴軸芯
16 天板
20 穀粒タンク
50 還元装置
55 スクリューコンベヤ
59 搬送筒
59a 半割り搬送筒
59c 連結フレンジ部
59e 連結手段
60 支持構造体
61 シリンダ
62a 支柱部材
62b 支持部材
F 機体フレーム
X 開閉軸芯
Y 昇降軸芯

Claims (10)

  1. 刈取り穀稈が扱室に投入され、前記扱室に投入された刈取り穀稈を扱胴によって脱穀処理する脱穀装置を走行機体に設け、前記脱穀装置からの脱穀粒を貯留する穀粒タンクを、前記脱穀装置の上方に揺動下降した下降姿勢と前記下降姿勢から揺動上昇した上昇姿勢とに昇降軸芯まわりに揺動昇降自在に前記走行機体に設けたコンバインであって、
    前記脱穀装置の天板を、揺動上昇した開き姿勢と揺動下降した閉じ姿勢とに前記穀粒タンクの昇降軸芯と平行又はほぼ平行な開閉軸芯まわりに揺動開閉自在に支持してあるコンバイン。
  2. 前記上昇姿勢に上昇する際の前記穀粒タンクの前記昇降軸芯に沿う方向視での揺動方向と、前記開き姿勢に上昇する際の前記天板の前記開閉軸芯に沿う方向視での揺動方向とが同じ又はほぼ同じになるように、前記脱穀装置の前記昇降軸芯寄りの部位に前記天板を支持してある請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記穀粒タンクの昇降軸芯が走行機体前後向きになるように、前記穀粒タンクを支持してある請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記扱胴を走行機体前後向きの扱胴軸芯まわりに回動するように配備してある請求項3記載のコンバイン。
  5. 前記走行機体を前車輪及び後車輪によって走行するように構成し、
    前記脱穀装置を前記走行機体の横方向での一端側寄りに配置し、
    前記穀粒タンクが前記走行機体の横方向での他端側に揺動上昇して上昇姿勢になるように、前記穀粒タンクを支持してある請求項3又は4記載のコンバイン。
  6. 前記穀粒タンクを揺動昇降操作するシリンダを、前記穀粒タンクの昇降軸芯方向視で前記脱穀装置に対して走行機体内外方向に並ぶ箇所であって、前記穀粒タンクの下方に位置する箇所に配備してある請求項1〜5のいずれか一項に記載のコンバイン。
  7. 前記穀粒タンクを枢支する支持構造体を、前記走行機体の機体フレームから上方向きに突設した支柱部材、及び前記支柱部材に連結する走行機体前後向きの支持部材を備えて構成し、
    前記シリンダを、前記穀粒タンクに連結する側と反対側が前記支持構造体の内側に入り込むよう配備してある請求項6記載のコンバイン。
  8. 前記脱穀装置の選別部からの二番処理物を脱穀部に還元する還元装置を、前記脱穀装置の機体外側における前記穀粒タンクの下方箇所に配備してある請求項1〜7のいずれか一項に記載のコンバイン。
  9. 前記脱穀装置の選別部からの二番処理物を脱穀部に還元する還元装置を、スクリューコンベヤを備えて構成し、
    前記スクリューコンベヤの搬送筒を、半径方向に二つの半割り搬送筒に分割自在に構成してある請求項1〜8のいずれか一項に記載のコンバイン。
  10. 前記二つの半割り搬送筒に、周方向での両端部に設けた連結フランジ部を備えるとともに、前記二つの半割り搬送筒の連結フランジ部どうしを連結して、前記二つの半割り搬送筒を前記搬送筒の形態にして前記還元装置に脱着自在に組み付ける連結手段を設けてある請求項9記載のコンバイン。
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CN114951714A (zh) * 2021-02-18 2022-08-30 丰田自动车株式会社 提升装置及工件处理系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020027136A1 (ja) 2018-07-30 2020-02-06 株式会社クボタ コンバイン
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