JP2001016962A - コンバインの揺動選別部構造 - Google Patents

コンバインの揺動選別部構造

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JP2001016962A
JP2001016962A JP11188170A JP18817099A JP2001016962A JP 2001016962 A JP2001016962 A JP 2001016962A JP 11188170 A JP11188170 A JP 11188170A JP 18817099 A JP18817099 A JP 18817099A JP 2001016962 A JP2001016962 A JP 2001016962A
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feed pan
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threshing
grain
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Keita Kamikubo
啓太 上窪
Atsushi Terajima
淳 寺島
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 穀粒と泥土とを分離することができ、収穫し
た穀粒に泥土が混入してしまうのを防止すること。 【解決手段】 本発明では、機体の前端に刈取部(4) を
配設するとともに、同刈取部 (4)の後方位置に脱穀部
(6) を配設し、同脱穀部(6) の下方位置に揺動選別部
(7) を配設し、同揺動選別部(7) に、フィードパン(38)
とチャフシーブ(39)とグレンシーブ(40)とからなる揺動
選別体(41)を揺動可能に配設してなるコンバインにおい
て、揺動選別体(41)は、フィードパン(38)の表面に土抜
き用貫通孔(91)を穿設することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関す
るものであり、特に揺動選別部の構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコンバインとしては、機体フレー
ムの下部に走行部を配設するとともに、機体フレームの
前端部に刈取部を配設し、同刈取部の直後方位置に搬送
部を配設し、同搬送部の直後方位置に脱穀部を配設し、
同脱穀部の直下方位置に揺動選別部を配設していた。
【0003】揺動選別部には、フィードパンとチャフシ
ーブとグレンシーブとからなる揺動選別体を揺動可能に
配設していた。
【0004】そして、刈取部で刈り取った穀桿を搬送部
によって脱穀部に搬送する際に、搬送部に設けたスリッ
ト状のコンベアによって、穀桿に付着した泥土を除去し
た後、脱穀部において脱穀するとともに、揺動選別部に
おいて穀粒と排藁とを選別していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
コンバインにあっては、搬送部に設けたスリット状のコ
ンベアによって、穀桿に付着した泥土を除去するように
していたが、コンベアだけでは穀桿に付着した泥土を完
全に除去することが困難であった。
【0006】そのため、収穫した穀粒の中に、泥や土な
どの汚粒が混入してしまうおそれがあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
本発明では、機体の前端に刈取部を配設するとともに、
同刈取部の後方位置に脱穀部を配設し、同脱穀部の下方
位置に揺動選別部を配設し、同揺動選別部に、フィード
パンとチャフシーブとグレンシーブとからなる揺動選別
体を揺動可能に配設してなるコンバインにおいて、揺動
選別体は、フィードパンの表面に土抜き用貫通孔を穿設
することとした。
【0008】また、請求項2記載の本発明では、揺動選
別体にフィードパンを着脱自在に配設することとした。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るコンバインは、機体
の前端に刈取部を配設するとともに、同刈取部の後方位
置に脱穀部を配設し、同脱穀部の下方位置に揺動選別部
を配設し、同揺動選別部に、フィードパンとチャフシー
ブとグレンシーブとからなる揺動選別体を揺動可能に配
設したものである。
【0010】しかも、フィードパンの表面に土抜き用貫
通孔を穿設したものである。
【0011】そのため、穀粒と泥土とを分離することが
でき、収穫した穀粒に泥土が混入してしまうのを防止す
ることができるものである。
【0012】特に、揺動選別体にフィードパンを着脱自
在に配設することにより、フィードパンに穿設した土抜
き用貫通孔に泥土が詰まっても、フィードパンを取り外
すことにより容易にフィードパンのメンテナンスを行う
ことができるものである。
【0013】
【実施例】以下に、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0014】図1は、本発明に係るコンバイン1として
の汎用コンバインを示しており、同コンバイン1は、機
体フレーム2の下部に左右一対のクローラ式の走行部3,
3 を配設するとともに、機体フレーム2の前端部に刈取
部4を昇降自在に配設し、同刈取部4の直後方位置に搬
送部5を配設し、同搬送部5の直後方位置に脱穀部6を
配設し、同脱穀部6の直下方位置に揺動選別部7を配設
する一方、同揺動選別部7の後方上部であって、脱穀部
6の直後方位置に排藁処理部8を配設している。
【0015】また、コンバイン1は、機体フレーム2の
前端部であって、搬送部5の直上方位置に運転部9を配
設し、同運転部9の直後方位置であって、脱穀部6の直
上方位置に穀粒貯留部10を配設し、更には、同穀粒貯留
部10の直後方位置であって、揺動選別部7の後端部及び
排藁処理部8の直上方位置に原動機部11を配設してい
る。
【0016】走行部3は、機体フレーム2の下部に走行
フレーム12を取付け、同走行フレーム12の前端部に、原
動機部11に連動連結したミッション13を配設し、同ミッ
ション13に駆動輪14を連動連結する一方、走行フレーム
12の後端部に遊動輪15を回動自在に軸支し、駆動輪14と
遊動輪15との間に履帯16を巻回している。図中、17は転
動輪である。
【0017】刈取部4は、搬送部5の先端部にプラット
ホーム18を連設し、同プラットホーム18の先端上部に掻
き込みリール19を回動可能に横架するとともに、プラッ
トホーム18の下端部に刈刃装置20を横架し、同刈刃装置
20の後方に横送りオーガ21を回動可能に横架している。
図中、22はディバイダー、23は伝動機構である。
【0018】そして、圃場に植立した穀桿を掻き込みリ
ール19によって掻き込みながら刈刃装置20で穀桿の根本
部分を刈り取り、その後、横送りオーガ21で機体の中央
部に刈り取った穀桿を寄せ集めて、後方の搬送部5へ受
け渡すようにしている。
【0019】搬送部5は、機体フレーム2の前端部にフ
ィーダハウス24を上下回動自在に取付け、同フィーダハ
ウス24の内部に搬送コンベア25を配設する一方、機体フ
レーム2の前端上部に搬送ビータ26を回動可能に横架し
ている。図中、27はフィーダハウス24を昇降させるため
の油圧シリンダーである。
【0020】そして、刈取部4で刈り取った穀桿を搬送
コンベア25と搬送ビータ26とで後方の脱穀部6へ搬送す
るようにしている。
【0021】脱穀部6は、搬送部5の直後方位置に扱室
63を形成し、同扱室63の内部に円筒状の第1 ロータ28と
第2 ロータ29とを軸線を左右幅方向に向けて前後に間隔
を開けて配設し、各ロータ28,29 の直下方位置に受網3
0,31 を配設している。図中、32,33 は各ロータ28,29
の外周部に形成したスクリュー羽根、34は扱歯、35,36
は上部壁、37は第1 ロータ28の右側端部と第2 ロータ29
の右側端部とを連通連結する連通路である。
【0022】そして、搬送部5によって搬送された穀桿
は、第1 ロータ28の作用によって第1 ロータ28の左側端
部から右側端部へ移動しながら脱穀処理された後、第2
ロータ29の作用によって第2 のロータ29の右側端部から
左側端部へ移動しながら脱穀処理され、穀粒93は受網3
0,31 を通過して下方の揺動選別部7へと移動する一
方、排藁は後方の排藁処理部8へと移動するようにして
いる。
【0023】揺動選別部7は、第1 ロータ28と第2 ロー
タ29の直下方位置に、フィードパン38とチャフシーブ39
とグレンシーブ40とから形成した揺動選別体41を上下方
向に揺動可能に配設し、同揺動選別体41の前側下部に唐
箕42を軸線を左右幅方向に向けて回動可能に配設し、同
唐箕42と揺動選別体41の中途下部とを送風路43によって
連通連結し、更には、揺動選別体41の後方下部に穀粒受
樋44を配設している。
【0024】そして、揺動選別体41を揺動させることに
よって、フィードパン38で穀層を均平化して選別の効率
化を図るとともに、比重選別を行った後、チャフシーブ
39によって穀粒93と排藁とを粗選別し、その後、グレン
シーブ40と唐箕42からの唐箕風とによって穀粒93と排藁
とを精選別し、穀粒93を穀粒受樋44に移動させる一方、
排藁を排藁処理部8へと移動させて、穀粒93と排藁とを
選別するようにしている。
【0025】揺動選別体41は、左右一対の側壁86,87 の
前後端部間に前壁88と後壁(図示省略)とを架設して矩
形枠状に形成し、左右側壁86,87 の中途部間にチャフシ
ーブ39を架設するとともに、左右側壁86,87 の後部間に
グレンシーブ40を架設している。
【0026】また、揺動選別体41は、左右側壁86,87 の
前部に断面L字状の支持体95を前後に間隔を開けて取付
け、同支持体95の上部間にフィードパン38を着脱自在に
載置している。
【0027】フィードパン38は、波形板状の選別板部89
と、同選別板部89の右端縁に沿って形成した把持部90と
から形成し、選別板部89の表面には、土抜き用貫通孔91
を複数穿設している。図中、92は、支持体95の直上方位
置に一定間隔を開けて取付けた挟持体であり、フィード
パン38の左端縁部を支持体95と挟持体92とで挟持させな
がらフィードパン38を支持体95の上部に載置することに
よって揺動選別体41にフィードパン38を容易に装着でき
るようにしている。
【0028】そして、揺動選別体41は、穀粒93に泥土94
が付着していたり、穀粒93に泥土94が混入している場合
に、泥土94をフィードパン38に穿設した土抜き用貫通孔
91から機体外部へ排出して、穀粒93と泥土94とを分離す
るようにしている。
【0029】このように、フィードパン38の表面に土抜
き用貫通孔91を穿設しているため、穀粒93と泥土94とを
分離することができ、収穫した穀粒93に泥土94が混入し
てしまうのを防止することができる。
【0030】また、揺動選別体41にフィードパン38を着
脱自在に配設しているため、フィードパン38に穿設した
土抜き用貫通孔91に泥土94が詰まっても、フィードパン
38を取り外すことにより容易にフィードパン38のメンテ
ナンスを行うことができる。
【0031】排藁処理部8は、第2ロータ29の直後方位
置に略円筒状の搬送ビータ62を軸線を左右幅方向に向け
て回動可能に配設し、同搬送ビータ62の後方位置に吸引
ファン46を軸線を左右幅方向に向けて回動可能に配設
し、同吸引ファン46の後方位置であって、かつ、機体の
後端部に排藁排出口64を形成し、同排藁排出口64にカッ
ター45を配設している。図中、47はカッター刃である。
【0032】排藁排出口64は、図2及び図3に示すよう
に、機体の下方へ向けて開口して排藁を機体の下方へ向
けて排出するための下方排出口65と、機体の後方へ向け
て開口して排藁を機体の後方へ向けて排出するための後
方排出口66とから構成し、下方排出口65と後方排出口66
との分岐部に、排藁の排出方向を切り換えるための排出
方向切換ガイド体67を左右幅方向に伸延させた状態で取
付けている。図中、96は排藁処理部8の上部壁であり、
同上部壁96の後端部には、排出方向切換ガイド体67に連
動して移動する補助ガイド体68を配設している。
【0033】排出方向切換ガイド体67は、吸引ファン46
の直後方位置であって、かつ、機体フレーム2の後端部
に基端部を前後揺動自在に枢着しており、先端部を下方
へ向けて伸延させている。
【0034】カッター45は、箱型状のカッターケーシン
グ69の前側部に入口70を形成する一方、カッターケーシ
ング69の後側部に出口71を形成し、カッターケーシング
69の内部に、カッター軸72とカッター刃47からなるカッ
ター体73をカッター軸72の軸線を左右幅方向に向けた状
態で回動自在に配設し、更には、カッターケーシング69
の右端部を機体フレーム2の後端部に左右回動自在に取
付けており、カッター45を前方に移動させることにより
後方排出口66にカッター45の入口を密着させて、カッタ
ー45の入口70と後方排出口66とが連通する破砕姿勢( 図
3中、実線で示す。)と、カッター45を後方に移動させ
ることによりカッター45の入口70を後方排出口66から離
反させて、カッター45の入口70と後方排出口66とが連通
しない非破砕姿勢( 図3中、一点鎖線で示す。)とに姿
勢変更可能に構成している。図中、74はカッター45の出
口71に取付けた排出ダクト、75は枢軸、76は軸支持用ブ
ラケット、77は破砕姿勢固定用ブラケット、78は非破砕
姿勢固定用ブラケット、79は固定ピン、80は固定ピン挿
入孔、81は上部壁、82は下部壁である。
【0035】そして、排出方向切換ガイド体67は、先端
部を後方へ向けて移動した状態( 図2中、実線で示
す。)では、脱穀部6において脱穀処理された排藁を吸
引ファン46から後方排出口66へと案内して、後方排出口
66から機体の後方へ向けて排藁を排出するようにしてい
る。
【0036】その際に、カッター45が破砕姿勢の場合に
は、排藁をカッター45によって破砕した後に機体後方へ
向けて排出し、圃場の全面にわたって破砕した排藁を分
散させるようにし、カッター45を非破砕姿勢の場合に
は、排藁を破砕せずに機体後方へ向けて分散させながら
排出するようにしている。
【0037】このように、後方排出口66にカッター45を
配設しているため、排藁を破砕した後に、破砕排藁を圃
場の全面にわたって分散させることができる。
【0038】しかも、カッター45を破砕姿勢と非破砕姿
勢とに姿勢変更可能に構成しているため、穀桿刈取後の
処理に応じて、排藁を破砕して圃場に排出したり、或い
は、排藁を破砕せずに圃場に排出するように選択するこ
とができ、カッター45の使用又は不使用を容易に切り換
えられ、作業性を向上させることができる。
【0039】一方、排出方向切換ガイド体67は、先端部
を前方へ向けて移動した状態( 図2中、一点鎖線で示
す。)では、脱穀部6において脱穀処理された排藁を吸
引ファン46から下方排出口65へと案内して、下方排出口
65から機体の直下方へ向けて排藁をまとめて排出するよ
うにしている。
【0040】その際に、排出方向切換ガイド体67ととも
に補助ガイド体68を移動し、補助ガイド体68の先端部を
機体の下方へ向けて伸延させた状態にしているため、排
藁が補助ガイド体68の表面に沿って案内され、下方排出
口65から機体の下方に円滑に排出されるようにしてい
る。
【0041】このように、機体後端部に、排藁を機体の
下方へ向けて排出するための下方排出口65と、排藁を機
体の後方へ向けて排出するための後方排出口66とを設け
るとともに、下方排出口65と後方排出口66との分岐部
に、排藁の排出方向を切り換えるための排出方向切換ガ
イド体67を設けているため、穀桿刈取後の処理に応じ
て、排藁をある程度まとまった状態で下方排出口65から
圃場に排出したり、或いは、排藁を分散させた状態で後
方排出口66から圃場に排出するように容易に切り換えら
れ、作業性を向上させることができる。
【0042】吸引ファン46と揺動選別体41との間には、
図4に示すように、左右幅方向に伸延させた吸引ガイド
体83を配設している。
【0043】吸引ガイド体83は、吸引ファン46の直下方
位置であって、かつ、機体フレーム2の後端部に吸引ガ
イド体83の基端部を前後揺動可能に枢着している。図
中、84は枢軸、85はガイド壁である。
【0044】そして、稲や麦等の作物を刈り取り場合に
は、吸引ガイド体83の先端部を前方に向けて伸延させた
状態にして( 図4中、実線で示す。)、揺動選別部7で
分離した粉塵を吸引ファン46によって吸引した後に排藁
排出口64から排出するようにし、一方、大豆やヒマワリ
等の大型の作物を刈り取る場合には、吸引ガイド体83の
先端部を後方に向けて伸延させた状態にして( 図4中、
一点鎖線で示す。)、揺動選別部7で分離して軽量の粉
塵を吸引ファン46によって吸引した後に排藁排出口64か
ら排出するとともに、揺動選別部7で分離した花房や大
きな残穀を吸引ファン46の下方を通過させて排藁排出口
64から排出するようにしている。
【0045】そのため、大型の作物を刈り取る場合に、
吸引ファン46に花房や大きな残穀が詰まるのを未然に防
止することができ、連続して収穫作業を行うことができ
る。
【0046】運転部9は、機体フレーム2の前端中央上
部に略矩形箱型状のキャビン48を配設し、同キャビン48
の平面視中央後部に座席49を配設し、同座席49の前方位
置にフロントコラム50を配設し、同フロントコラム50の
上端部にステアリングホイール51と変速レバー52とを設
ける一方、座席49の左側部にサイドコラム53を配設し、
同サイドコラム53の上端部に各種の操作スイッチ54を設
けている。図中、55はフロントガラス、56は天井壁、57
は開閉扉である。
【0047】穀粒貯留部10は、第1 ロータ28と第2 ロー
タ29の直上方位置にグレンタンク58を配設し、同グレン
タンク58に穀粒受樋44を揚穀コンベア59を介して連通連
結するとともに、グレンタンク58に排出オーガ60を連通
連結している。
【0048】そして、揺動選別部7によって選別された
穀粒93をグレンタンク58の内部に貯留するとともに、排
出オーガ60によって機体の外部に排出できるようにして
いる。
【0049】原動機部11は、機体の上側後部にエンジン
61を配設し、同エンジン61を刈刃装置20やミッション13
等の各動力機構部に伝動機構(図示省略)を介して連動
連結している。
【0050】そして、エンジン61を駆動させることによ
って、各動力機構部が連動して作動するようにしてい
る。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】(1)請求項1記載の本発明では、機体の
前端に刈取部を配設するとともに、同刈取部の後方位置
に脱穀部を配設し、同脱穀部の下方位置に揺動選別部を
配設し、同揺動選別部に、フィードパンとチャフシーブ
とグレンシーブとからなる揺動選別体を揺動可能に配設
してなるコンバインにおいて、フィードパンの表面に土
抜き用貫通孔を穿設しているため、穀粒と泥土とを分離
することができ、収穫した穀粒に泥土が混入してしまう
のを防止することができる。
【0053】(2)請求項2記載の本発明では、揺動選
別体にフィードパンを着脱自在に配設しているため、フ
ィードパンに穿設した土抜き用貫通孔に泥土が詰まって
も、フィードパンを取り外すことにより容易にフィード
パンのメンテナンスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンバインの左側面図。
【図2】排藁処理部の排出方向切換ガイド体の作動を示
す側面断面図。
【図3】カッターを示す平面図。
【図4】排藁処理部の吸引ガイド体の作動を示す側面断
面図。
【図5】揺動選別体を示す一部切欠側面断面図。
【図6】同正面断面図。
【符号の説明】
1 コンバイン 2 機体フレーム 3 走行部 4 刈取部 5 搬送部 6 脱穀部 7 揺動選別部 8 排藁処理部 9 運転部 10 穀粒貯留部 11 原動機部 38 フィードパン 39 チャフシーブ 40 グレンシーブ 41 揺動選別体 91 土抜き用貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前端に刈取部(4) を配設するとと
    もに、同刈取部(4)の後方位置に脱穀部(6) を配設し、
    同脱穀部(6) の下方位置に揺動選別部(7) を配設し、同
    揺動選別部 (7)に、フィードパン(38)とチャフシーブ(3
    9)とグレンシーブ(40)とからなる揺動選別体 (41) を揺
    動可能に配設してなるコンバインにおいて、 揺動選別体(41)は、フィードパン(38)の表面に土抜き用
    貫通孔(91)を穿設したことを特徴とするコンバインの揺
    動選別部構造。
  2. 【請求項2】 揺動選別体(41)にフィードパン(38)を着
    脱自在に配設したことを特徴とする請求項1記載のコン
    バインの排藁処理部構造。
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