JP4278811B2 - 冷却ファンのシュラウドの構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラジエータに対面して設けられた冷却ファンの周りを取り囲むシュラウドに係り、特に、冷却ファンの脱着性の向上と風量アップとを図った冷却ファンのシュラウドの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11に示すように、従来から、ラジエータ1に対面して設けられる冷却ファン2の周りには、冷却ファン2の送風性能を向上する目的で、冷却ファン2の周りを取り囲むシュラウド13が配設されていて、シュラウド13と冷却ファン2は通風方向にLだけラップしている。
シュラウド13は、ラジエータ1の後部にボルト13aにより固定されている。また、冷却ファン2はエンジン4の一側に回転自在に支持され、図示しないVベルトを介してエンジン4により駆動されている。そして、ラジエータ1とエンジン4は、それぞれ車体フレーム10に取着されている。
【0003】
上記の構成なので、メンテナンス等のために冷却ファン2やエンジン4を脱着する時は、シュラウド13が付いたラジエータ1等のクーリングアセンブリをエンジン4と反対方向に移動させるか、あるいは冷却ファン2が付いたエンジン4をシュラウド13と反対方向に移動させて、シュラウド13と冷却ファン2のラップ量Lを0にしてから冷却ファン2を外さなければならず、冷却ファン2の脱着が容易でないという問題がある。
また、シュラウド13内部の角部R1 が空気の流れに沿った形状になっていないので、この部分に淀みが生じて空気がスムーズに流れないため、充分な風量が得られないという問題がある。
【0004】
このため、シュラウドを改善したものが考案されている。その先行技術として、例えば、特開平8−260968号公報に開示されたラジエータファンシュラウド(以後、シュラウドと言う)の構造があり、図12,13は同公報に記載されたシュラウドの側面図及び正面図である。
図12,13において、シュラウド15を構成する筒体16は、上半部筒体16Aと下半部筒体16Bとに分割されており、下半部筒体16Bがラジエータ1方向に倒れるように、下半部筒体16Bの上縁部は上半部筒体16Aの下縁部にスプリング17により回動自由に連結されている。また、下半部筒体16Bの横幅は、下半部筒体16Bがラジエータ1方向に倒された時に、上半部筒体16Aの内側に挿入可能となる幅に設定されている。
これにより、シュラウド15を上方から挿入搭載する時において、冷却ファン2との干渉が生じず、スムーズに搭載を行うことができるようにすると共に、シュラウド15にはデッドスペースとなる空間が形成されず、前後方向幅Hを大きく採ることができるため、十分な風量が得られると記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特開平8−260968号公報に開示された技術では、以下のような問題がある。
シュラウド15の下半部筒体16Bは回動自在に取付けられているものの、上半部筒体16Aは固定されているので、冷却ファン2の脱着時には、シュラウド15を取り外す必要があり、作業時間がかかる。特に装置が大型の場合には、冷却ファン2の脱着が困難である。
また、冷却ファン2とシュラウド15との間のチップクリアランスを調整するには、ラジエータ1に取付けられているシュラウド15全体を動かして調整する必要がある。したがって、冷却ファン2の全周に亘ってチップクリアランスを一様に調整することが困難であり、調整時間がかかると共に十分な風量が得られないという問題がある。
さらに、図12,13に示すように、上半部筒体16A及び下半部筒体16Bの冷却ファン2回転軸に垂直な端面19A,19Bに冷却ファン2からの風が衝突してシュラウド15の角部R2 に淀みが生じるので、冷却風の流れがスムーズでなく、冷却効率が十分でないという問題がある。
【0006】
本発明は上記従来の問題点に着目し、冷却ファンを始めとするシュラウド周辺機器の脱着性の向上と冷却効率の向上とを図れる冷却ファンのシュラウドの構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用効果】
上記目的を達成するために、本発明においては、冷却ファンを上方に引き出す際に、シュラウド全体を取り外したり、ラジエータ及びシュラウド、あるいはエンジンをずらすために移動したりする必要がないように、冷却ファンを上方に引き出し可能とする開口部が部分的に得られるようにしている。このため、冷却ファンの外周部に位置する部分のシュラウドのみを部分的に取り外し可能とする分割構成のシュラウドを備えている。したがって、冷却ファン、エンジン又はラジエータの交換作業が非常に容易となり、短時間で交換できる。
また、分割したシュラウドの取付位置をそれぞれこまめに調整することにより、冷却ファンとシュラウドとの間のチップクリアランスを微調整することが容易にできるので、風量をアップできる。さらに、シュラウドの内面を冷却風がスムーズに流れるような滑らかな形状に形成しているので、冷却効率を向上できる。
【0008】
以下に、上記を達成するための構成及び作用効果を詳細に説明する。
まず、本発明に係る冷却ファンのシュラウドの構造の第1発明は、ラジエータに対面して設けられた冷却ファンの周りを取り囲む冷却ファンのシュラウドの構造において、シュラウドをラジエータ側シュラウドとファン側シュラウドとに分割して構成すると共に、ファン側シュラウドを少なくとも2分割して、分割された一方のファン側シュラウドを外したときに冷却ファンを上方に引き上げ可能な開口部を有するようにした構成としている。
第1発明によれば、分割したシュラウド構造のうち、一方の上部のファン側シュラウドのみを外せば、シュラウドとの干渉を気にすることなく冷却ファンを上方に引き上げることができる。したがって、従来のように、ラジエータ及びシュラウドを含むクーリングアセンブリやエンジンを前後に移動させる重作業が不要となり、冷却ファンの脱着作業を容易にできる。
また、ファン側シュラウドの分割された各部とラジエータ側シュラウドとは結合部の自由度が高く、ファン側シュラウドの分割された各部の取付位置を細かく微調節することができる。これにより、冷却ファンの全周に亘って冷却ファンとファン側シュラウドとの間のチップクリアランスが一様になるように微調整することが容易となり、風量をアップして冷却効率を向上できる。
【0009】
第2発明は、第1発明において、前記ファン側シュラウドをベルマウス形状としている。
第2発明によれば、ファン側シュラウドをベルマウ形状としたため、冷却ファンによって誘起される空気の流れがスムーズとなり、風量をアップして冷却効率を向上できる。
【0010】
第3発明は、第1発明において、前記ラジエータ側シュラウドの内面を滑らかなテーパ形状に形成している。
第3発明によれば、ラジエータ側シュラウドの内面を滑らかなテーパ形状に形成したため、ファンによって誘起される空気がラジエータ側シュラウドの角部や回転軸線に垂直な前面に当たって淀むことがなく、空気の流れがスムーズとなるので、風量をアップして冷却効率を向上できる。
【0011】
第4発明は、第1発明において、前記ファン側シュラウドをベルマウス形状とすると共に、前記ラジエータ側シュラウドの内面を滑らかなテーパ形状に形成した構成としている。
第4発明によれば、ファンによって誘起される空気がラジエータ側シュラウド及びファン側シュラウドの内面に沿ってスムーズに流れるので、風量をアップして冷却効率を向上できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して実施形態について説明する。
先ず、第1実施形態について、図1乃至図8により説明する。
図1は、本実施形態に係るシュラウドの側面図であり、図2は図1のZ視図である。なお、図11,12と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省く。
【0013】
図1,2に示ように、ラジエータ1に対面して冷却ファン2がエンジン4の一側に取り付けられている。この冷却ファン2の周りには、冷却ファン2の送風性能を向上させるために、冷却ファン2の周りを取り囲むシュラウド3が配設されている。シュラウド3は、ラジエータ側シュラウド5と、ファン側シュラウド6とを有している。ラジエータ側シュラウド5はボックス形状を、ファン側シュラウド6はベルマウス形状をしている。またラジエータ側シュラウド5は、フランジ5a部でラジエータ1にボルト7により取り付けられている。
【0014】
ファン側シュラウド6は、上部ベルマウスシュラウド6aと下部ベルマウスシュラウド6bとに上下に2分割されており、分割部に設けられた結合用のフランジ6cでボルト8により一体に結合されている。そして、一体に結合されたファン側シュラウド6は、外周部でラジエータ側シュラウド5にボルト9により取り付けられている。
【0015】
図3はラジエータ側シュラウド5の正面図である。同図に示すように、ラジエータ側シュラウド5は、ラジエータ側の端部周縁にフランジ5aを有し、フランジ5aの内側は空気の通路として開放されている。また、中央部上方寄りにはファン側シュラウド6の内壁につながる円形の開口部5dが設けられており、フランジ5aと開口部5dの周縁とをつなぐ側板5cが設けられている。これらのフランジ5aと側板5cとによりボックスを形成している。開口部5dのファン側周端部には、ファン側シュラウド6の取付用のねじ穴5eを設けている。
【0016】
また、側板5cのラジエータに対向する内面は、図3のA−A断面図、B−B断面図、C−C断面図である図4,5,6にそれぞれ示すように、フランジ5aから開口部5dの周縁に向けて滑らかにテーパ形状に形成されていると共に、開口部5dの周縁に沿って周方向にも滑らかに変化するように形成されている。
【0017】
次に、冷却ファン2の取り外しについて、図1,7により説明する。図7は上部ベルマウスシュラウド6aを外した状態を示す図である。
図1に示した状態から、冷却ファン2を取り外す時は、先ず、上部ベルマウスシュラウド6aと下部ベルマウスシュラウド6bとを結合しているボルト8を外す。次いで、上部ベルマウスシュラウド6aとラジエータ側シュラウド5とを結合しているボルト9を外して、上部ベルマウスシュラウド6aを取り外す。すると、図7に示すように、冷却ファン2の上半分が露出する。したがって、この状態で冷却ファン2をエンジン4から外して上方に引き上げれることにより、シュラウド5,6との干渉を気にせずに楽に引き上げることができる。。
なお、冷却ファン2を取り付ける時は、この逆を行えばよい。
【0018】
次に、シュラウド3内の空気の流れについて、図8により説明する。図8は図2のD−D断面におけるシュラウド3内の空気の流れ状態を示す図である。同図に示すように、ファン側シュラウド6はベルマウス形状をなしており、その内壁は空気の流れに沿った形状としている。また、ラジエータ側シュラウド5は、ボックス形状をしているが、開口部5dにつながる側板5cのラジエータ1に対向している内面を滑らかなテーパ形状に形成している。
【0019】
このような第1実施形態によれば、シュラウド3をラジエータ側シュラウド5と、ファン側シュラウド6とに分割して構成し、しかも、ファン側シュラウド6を、上部ベルマウスシュラウド6aと下部ベルマウスシュラウド6bとに上下に2分割したため、上部ベルマウスシュラウド6aのみを外せば、ファン2を上方に楽に引き抜くことができる。
したがって、冷却ファン2の脱着に際して、従来のように、ラジエータ1等のクーリングアセンブリやエンジン4を移動させる等の重作業が不要となり、軽い上部ベルマウスシュラウド6aのみを外せばよいので、冷却ファン2の脱着作業を非常に容易にできる。
【0020】
また、ファン側シュラウド6の上、下部ベルマウスシュラウド6a,6bはボルト8により一体に結合され、更にこの一体化された上部、下部ベルマウスシュラウド6a,6bはラジエータ側シュラウド5にボルト9により結合されるので、結合部の自由度が高い。したがって、冷却ファン2の全周に亘って冷却ファン2と上部、下部シュラウドベルマウス6a,6b間のチップクリアランスを一様に調整することが容易となり、これにより風量をアップして冷却効率を向上することができる。
【0021】
また、ファン側の上部、下部ベルマウスシュラウド6a,6bは内壁面が空気の流れに沿った形状であり、また、ラジエータ側シュラウド5は内面を滑らかなテーパ形状に形成したため、冷却ファン2によって誘起される空気の流れがスムーズになるので、風量をアップして冷却効率を向上することができる。
【0022】
次に、第2実施形態について、図9により説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対して、ラジエータ側シュラウド5を上下に2分割したものである。すなわち、ラジエータ側シュラウド5は、上部ボックスシュラウド5Aと下部ボックスシュラウド5Bとに2分割され、分割部に設けられた結合用のフランジ5Cでボルト8により一体に結合されている。これ以外は第1実施形態と同様であり、説明は省略する。
【0023】
図9に示した状態から、冷却ファン2を取り外す時は、先ず、第1実施形態の要領に従って上部ベルマウスシュラウド6aを取り外す。次いで、上部ボックスシュラウド5Aと下部ボックスシュラウド5Bとを結合しているボルト8を外し、更に上部ボックスシュラウド5Aとラジエータ1を結合しているボルト7を外して、上部ボックスシュラウド5Aを取り外す。すると、冷却ファン2の上半分が大きく露出する。
【0024】
このような第2実施形態によれば、冷却ファン2の脱着時には、上部ベルマウスシュラウド6aと上部ボックスシュラウド5Aとを取り外すことにより、冷却ファン2の上半分を大きく露出させることができる。したがって、冷却ファン2の周囲のスペースが大きくとれるので、足場が悪かったり、工具が充分に準備されていない作業現場においても、シュラウド5,6との干渉を気にせずに安全に短時間で冷却ファン2の脱着作業を行うことができる。
【0025】
次に、第3実施形態について、図10により説明する。
本実施形態は、第1実施形態に対して、ファン側の上部、下部ベルマウスシュラウド6a,6bを、内周面が円筒形状をなす上部、下部円筒シュラウド6A,6Bとしたものである。したがって、上部円筒シュラウド6Aを取り外すことにより、冷却ファン2の上半分を露出させることができる。これ以外は第1実施形態と同一であり、説明は省略する。
【0026】
本実施形態によれば、冷却ファン2の脱着時には、第1実施形態と全く同一の要領に従って、軽い上部円筒シュラウド6Aのみを外せばよいので、冷却ファン2の脱着作業を容易に行うことができる。また、ファン側シュラウド6を円筒形状の上部、下部円筒シュラウド6A,6Bとしたため、第1実施形態と比較して製作が容易でコストを安くできる。
【0027】
尚、これまでの実施形態では、冷却ファン2の脱着作業について説明したが、冷却ファン2を付けたままエンジン4を車体フレーム10から取り外して引き上げる場合にも、冷却ファン2のみの脱着時と全く同様に、ファン側の上部ベルマウスシュラウド6a、あるいは上部円筒シュラウド6Aのみを外せばよいので、エンジン4の引き上げ作業が非常に容易である。
また、ラジエータ1を含むクーリングアセンブリを車体フレーム10から取り外して引き上げる時には、ファン側の下部ベルマウスシュラウド6b、あるいは下部円筒シュラウド6Bのみを外せばよいので、クーリングアセンブリの引き上げ作業が容易である。
【0028】
また、これまでの実施形態ではファン側シュラウド6及びラジエータ側シュラウド5を冷却ファン2の回転軸線を通る略水平面で上下に2分割した例を示したが、これに限定されず、例えば前記回転軸線を通り水平面に対して所定角度傾斜した面で上下に2分割してもよいし、あるいは前記回転軸線の回りの中心角度を180度以上と以下に振り分けて上下に2分割してもよい。
また、分割された一方をさらに分割してもよく、これにより分割シュラウドの軽量化により取り扱いを容易にしたり、部分的にシュラウドを取り外してシュラウド内を点検容易にしたりすることができる。
【0029】
以上説明したように、本発明による冷却ファンのシュラウドの構造によれば、以下のような効果が得られる。
冷却ファンの脱着に際しては、ファン側の軽い上部シュラウドのみを外せばよいので、従来のように、クーリングアセンブリ又はエンジンを前後に移動させる等の重作業が不要となり、冷却ファンの脱着作業が非常に容易である。
また、エンジン又はクーリングアセンブリを車体フレームから引き上げる時も、同様にそれぞれファン側の軽い上部シュラウド又は下部シュラウドのみを外せばよいので、従来のように、エンジン又はクーリングアセンブリを前後に移動させる重作業が不要となり、引き上げ作業が容易である。
【0030】
さらに、ファン側の上部、下部シュラウドはボルトにより一体に結合され、この一体された上部、下部シュラウドはラジエータ側のシュラウドにボルトにより結合されるので、結合部の自由度が高くなる。これにより、冷却ファンの全周に亘って前記結合部でこまめにシュラウド位置調整を行えるので、冷却ファンと上部、下部シュラウドとの間のチップクリアランスを一様に調整することが容易となり、風量をアップして冷却効率を向上できる。
また、ファン側の上部、下部ベルマウスシュラウドは内壁面が空気の流れに沿った形状であり、また、ラジエータ側シュラウドは内面を滑らかなテーパ形状に形成したため、冷却ファンからの空気の流れがスムーズになり、風量をアップして冷却効率を向上できる。
【0031】
さらにまた、ラジエータ側シュラウドを上部、下部ボックスシュラウドに分割することにより、冷却ファンやエンジン、又はクーリングアセンブリの脱着作業を更に容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るシュラウドの側面図である。
【図2】図1のZ視図である。
【図3】第1実施形態のラジエータ側シュラウドの正面図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】図3のB−B断面図である。
【図6】図3のC−C断面図である。
【図7】上部ベルマウスシュラウドを外した状態を示す図である。
【図8】第1実施形態のシュラウド内の空気の流れを示す図である。
【図9】第2実施形態に係るシュラウドの側面図である。
【図10】第3実施形態に係るシュラウドの側面図である。
【図11】従来技術の冷却ファンのシュラウドの側面図である。
【図12】他の従来技術のシュラウドの側面図である。
【図13】図12の正面図である。
【符号の説明】
1…ラジエータ、2…冷却ファン、3…シュラウド、4…エンジン、5…ラジエータ側シュラウド、5A…上部ボックスシュラウド、5B…下部ボックスシュラウド、6…フアン側シュラウド、6a…上部ベルマウスシュラウド、6b…下部ベルマウスシュラウド、6A…上部円筒シュラウド、6B…下部円筒シュラウド、7,8,9…ボルト。

Claims (4)

  1. ラジエータ(1)に対面して設けられた冷却ファン(2)の周りを取り囲む冷却ファンのシュラウドの構造において、
    シュラウド(3)をボックス状のラジエータ側シュラウド(5)と円筒形状のファン側シュラウド(6)とに分割して構成すると共に、
    ファン側シュラウド(6)を少なくとも2分割して、分割された一方のファン側シュラウド(6)を取り外したときに冷却ファン(2)を上方に引き出し可能となる開口部を設け
    前記ラジエータ側シュラウド(5)に、分割された前記ファン側シュラウド(6)がそれぞれボルトにより取り付けられていることを特徴とする冷却ファンのシュラウドの構造。
  2. 請求項1記載の冷却ファンのシュラウドの構造において、
    前記ファン側シュラウド(6) をベルマウス形状とした
    ことを特徴とする冷却ファンのシュラウドの構造。
  3. 請求項1記載の冷却ファンのシュラウドの構造において、
    前記ラジエータ側シュラウド(5) の内面を滑らかなテーパ形状に形成した
    ことを特徴とする冷却ファンのシュラウドの構造。
  4. 請求項1記載の冷却ファンのシュラウドの構造において、
    前記ファン側シュラウド(6) をベルマウス形状とすると共に、前記ラジエータ側シュラウド(5) の内面を滑らかなテーパ形状に形成した
    ことを特徴とする冷却ファンのシュラウドの構造。
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