JP6326241B2 - 紛体シール部材 - Google Patents
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発泡弾性材からなる支持層と、
前記支持層にフレームラミネート加工により接着層を介することなく直接接着されて積層された繊維層と、からなり、
前記繊維層が、地糸でループを形成しながら前記ループを経方向に連続して連結して経編した編布が開繊処理された起毛糸からなり、
前記繊維層の前記支持層と接する裏面に合成樹脂系エマルジョンが含浸しほつれを防止するコーティング層が設けられていない、
ことを特徴とする。
発泡弾性材からなる支持層と、
前記支持層にフレームラミネート加工により接着層を介することなく直接接着されて積層された繊維層と、からなり、
前記繊維層が、2枚が互いに対向配置された状態で編み上げられるとともに、2枚の基布の間を架橋するようにそれぞれの前記基布にパイル糸を編み込んだ後、両基布の間で前記パイル糸の中間部を切断し、前記2枚の基布を切り離すことによって形成されたカットパイル形態を有し、
前記繊維層の前記支持層と接する裏面に合成樹脂系エマルジョンが含浸しほつれを防止するコーティング層が設けられていない、
ことを特徴とする。
前記繊維層が、基布上に分割繊維が複数に分割されて形成された極細繊維が起毛されたパイル糸からなる、
ことを特徴とする。
前記繊維層が像保持体の表面を清掃するクリーニング部材の両側端及び前記像保持体の表面に接触して配置され、前記クリーニング部材によって掻き取られたトナーの外部への漏出を前記繊維層で抑制する画像形成装置に用いられる、
ことを特徴とする。
前記繊維層が像保持体にトナーを搬送する現像ローラと前記現像ローラを支持する支持部材との間で前記現像ローラの表面に接触して配置され、前記トナーの外部への漏出を前記繊維層で抑制する画像形成装置に用いられる、
ことを特徴とする。
請求項2ないし5に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比して、繊維層の繊維間に空間を形成して紛体の外部への漏出を抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比して、紛体シール部材の柔軟性を向上させ紛体の外部への漏出を抑制することができる。
請求項7及び8に記載の発明によれば、本構成を有しない場合に比して、紛体シール部材の柔軟性を向上させトナーの画像形成装置外部への漏出を抑制することができる。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1(a)は本実施形態に係る紛体シール部材1の構成を示す断面模式図、(b)は繊維層20の構成を示す拡大部分断面模式図、図2は基布部21を構成する編布の構造を示す模式図、図3は編布に針布起毛処理を施す状態を示す模式図、図4はダブルラッセル編機40によりカットパイル形態を有する変形例1に係る繊維層20Aを形成する状態を示す模式図、図5(a)は変形例2に係る繊維層20Bの構成を示す模式図、(b)は分割繊維の断面形状の一例を示す拡大断面模式図、(c)は変形例3に係る繊維層20Cの構成を示す模式図、図6は支持層10と繊維層20とをフレームラミネート加工で接着して積層する加工工程を説明するための模式図、図10(a)は比較例の紛体シール部材200の構成を示す拡大断面模式図、(b)は屈曲して貼り付けられた比較例の紛体シール部材200の表面状態を説明するための拡大模式図である。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る紛体シール部材1の構成について説明する。
紛体シール部材1は、一面側に接着層が形成された発泡弾性材からなる支持層10と、
支持層10の他面側に繊維層20がフレームラミネート加工で接着して積層された積層体として構成されている。
支持層10は、発泡弾性材の一例としてのポリウレタンフォーム材11と、接着層の一例としての両面接着テープ12からなる。
ポリウレタンフォーム材11としては、弾力性及び耐熱性を有するとともに、変形(へたり)に対する耐久性が高く、フレームラミネート加工に適した、主に軟質ポリウレタンフォームであることが好ましい。
後述するように、フレームラミネート加工は、ポリウレタンフォームが火炎で溶融する性質を利用したものであり、長尺のウレタンフォームの表面にガスバーナーの火炎を接触させ、ウレタンフォームの表面が溶融しているうちに繊維層20を貼り合せ、加圧冷却して接着、積層させるものである。
ポリウレタンフォーム材11の圧縮荷重値が0.3MPaよりも低い場合、繊維層20の被接触部材の一例としての感光体ドラムや現像ローラへの接触力が低くなり、紛体の一例としてのトナーの漏洩を抑制できなくなる虞がある。
また、ポリウレタンフォーム材11の圧縮荷重値が3MPaよりも高い場合、感光体ドラムや現像ローラへの接触力が高くなり、感光体ドラムや現像ローラと繊維層20との間の摩擦力による回転トルクが増大したり、感光体ドラム表面や現像ローラ表面が摩耗しやすくなる虞がある。
繊維層20は、基布部21と起毛糸22とで構成されている。
基布部21は、図2に示すように、地糸21aで連続したループを形成しながら、このループを経方向に連続して連結させる経編(図2中 網点で示す)で編み上げて得られる編布より形成されている。
なお、編布を形成する場合、地糸21aを緯編で編み上げる方法も挙げられるが、緯編で編み上げられた編布は、切断したときに切断端で地糸21aがほつれやすく、また、全方向に伸び易い性質を有している。
従って、紛体シール部材1の繊維層20として、緯編で編み上げられた編布を用いると、ダイカット加工法等で切り抜く際に、ほつれや伸びが発生して紛体シール部材1を正確な形状に切り抜くことができなくなるため、基布部21には経編で編み上げられた編布が用いられている。
このような繊維としては、超高分子ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、アラミド樹脂、ポリエステル、ナイロン、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等よりなる合成繊維、レーヨン等よりなる半合成繊維、綿等よりなる天然繊維等が挙げられる。本実施形態において地糸21aには超高分子ポリエチレン繊維からなるフィラメント糸が使用されている。
具体的には、開繊装置30は、略円柱状をなす支持体31と、支持体31の周面から突設された複数の針32aとから形成された針状体としての針布ローラ32を有している。
針布ローラ32は、その針32aの先端を地糸21aの各ループに摺接させながら回転することができるように配設されている(図3中 矢印R1参照)。
そして、この針布ローラ32が回転し、その針32aで地糸21aの各ループを引っ掻くことにより、基布部21は地糸21aの各ループで切断されて起毛される。
この基布部21上に起毛された起毛糸22は、基布部21の表面から直立しておらず、それぞれが複雑に絡みあっている。このため、基布部21と起毛糸22とで構成された繊維層20は、紛体としてのトナーを起毛糸22の間に保持しやすくトナーの漏出を抑制することができる。
更に、開繊され、起毛された起毛糸22が複雑に絡みあっていることから、紛体シール部材1の被接触部材である感光体ドラムや現像ローラの回転方向に対する繊維層20の斜毛方向を考慮する必要がなく、斜毛加工を省略することが可能となる。
変形例1として、繊維層20Aは、2枚が互いに対向配置された状態で編み上げられるとともに、2枚の基布部21の間を架橋するようにそれぞれの基布部21、21にパイル糸22を編み込んだ後、基布部21、21の間でパイル糸22の中間部を切断し、2枚の基布部21、21を切り離すことによって形成されたカットパイル形態を有しても良い。
具体的には、図4に示すように、ダブルラッセル編機40を用いて形成される。ダブルラッセル編機40は、その両側部に基布部21を編成するための一対の対向する編部41が配設され、両編部41には上方から地糸21aが給糸されることにより、両編部41で基布部21が互いに対向するようにそれぞれ編成されるようになっている。
その結果、基布部21と所定長さに切り揃えられたパイル糸22とから構成されるカットパイル形態の繊維層20Aが2枚同時に形成され、このようにして得られた繊維層20Aに、支持層10を後述するフレームラミネート加工で接着して紛体シール部材1A(不図示)を構成しても良い。
図5(a)は、変形例2に係る繊維層20Bを備えた紛体シール部材1Bの構成を示す模式図である。繊維層20Bは、基布21Bに対して複数のパイル糸22Bがパイル織りで織り込まれて形成されている。
パイル糸22Bは、一例として、繊度が340デシテックス/100フィラメントの分割繊維23よりなる糸からなっている。分割繊維23は、図5(b)にその一例として示すように、複数のノズルを使用し、これらノズルから材料を溶融状態で吐出し、複合させつつ、紡糸を行う複合紡糸法によって得られた繊維である。
さらに、パイル糸22Bは、分割繊維23が開繊されて細繊維23aとなることにより、パイル糸22B同士が互いに支え合い、長期に使用された場合であっても、パイル糸22Bのヘタリを抑制しつつ、被摺接部材に対する摺動性を向上させることができる。
図5(c)は、変形例3に係る繊維層20Cを備えた紛体シール部材1Cの構成を示す断面模式図である。繊維層20Cは、経糸及び緯糸を織り上げて得られる織布21Cが針布起毛処理された起毛布の裏面側にバッキング処理が施されコーティング層21Caが形成されている。
バッキング処理としては、素材との接着性、汎用性等の観点から、アクリル合成樹脂系エマルジョンもしくは酢酸ビニル合成樹脂系エマルジョンよりなるコーティング剤が好適に用いられ、織布21Cを形成する地糸の間に含浸されて、例えば紛体シール部材として所望の形状に切り抜かれて使用される際の切断端におけるほつれを防止している。
針布起毛処理された織布21Cからなる繊維層20Cによれば、低コストの紛体シール部材を提供することができる。
紛体シール部材1は、支持層10と繊維層20がフレームラミネート加工で接着して積層された積層体として構成されている。
フレームラミネート加工は、火炎処理とも称され、図6に示すように、ポリウレタンフォーム材11の表面(積層面となる表面)11aを、都市ガスやプロパンガス等を用いるガスバーナーの火炎Fで炙って熱溶融させ、溶融状態のポリウレタンフォーム材11の表面に繊維層20を重ねて、融着、積層する加工方法である。
また、繊維層20の裏面はガスバーナーの火炎Fで炙って表面が熱溶融された状態の支持層10と融着されて積層されるために、裏面にバッキング処理によるコーティング層を設ける必要がない。そのために、繊維層20は、屈曲抵抗が小さく、曲率の大きい貼付面に貼り付けられた場合に、曲面への追従性をより向上させることができる。
図7(a)はクリーニングブレード126の両側端及び感光体ドラム121の表面に接触して配置されるトナーシールSAの取り付けを説明するための断面模式図、(b)はトナーシールSAのトナーシール機能を説明する模式図、図8(a)は層規制ブレード136の両端部及び現像ローラ132の表面に接触して配置されるトナーシールSBの取り付けを説明するための断面模式図、(b)はトナーシールSBのトナーシール機能を説明する模式図、図9は紛体シール部材1が用いられる一例としての画像形成装置100の画像形成部を示す断面模式図である。
以下、本実施形態に係る紛体シール部材1の作用について画像形成装置100を利用例に説明する。
画像形成装置100の画像形成部は、露光装置110、感光体ユニット120、現像装置130、転写装置140、用紙搬送装置150、定着装置160を備えて構成され、画像処理部(不図示)から受け取った画像情報を、用紙送り装置(不図示)から送り込まれた用紙P上にトナー画像として形成する。
現像装置130各々は、現像ハウジング131に収容される現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
中間転写ベルト141上の重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて用紙送り装置から用紙Pが二次転写部TRに供給される。そして、中間転写ベルト141を介して二次転写ローラ143と対向するバックアップローラ146には、所定の転写電圧が印加され、用紙Pに中間転写ベルト141上の多重トナー像が一括転写される。
以下、本実施形態に係る紛体シール部材1の作用について説明する。
クリーニング装置124は、ハウジング123と、感光体ドラム121の表面に接触して配置されたクリーニングブレード126と、ハウジング123に設けられた開口の下縁部に貼り付けられたトナー飛散防止フィルム127と、その内側縁SAaがクリーニングブレード126の両端部と突き合わされ、表面が感光体ドラム121の表面と接触してハウジング123に貼り付けられたトナーシールSAで主要部が構成されている。
クリーニングブレード126の両側端126bは、ハウジング123に貼り付けられたトナーシールSAの内側縁SAaと突き合わされた状態で接触し、トナーシールSAの表面が感光体ドラム121の表面と接触して配置されている。
この状態で、トナーシールSAの繊維層20は、各ループが切断されて開繊された地糸21aが、切断された上端部で各繊維同士の間隔が広がった状態で基布部21上に起毛されているために、横方向に流れて漏れ出そうとするトナーや紙紛等を起毛された繊維間で捕集するとともに堰き止めてハウジング123の外部への漏出を抑制する。
その結果、感光体ドラム121表面と隙間なく均一に接触してトナーの漏出を抑制することができる。
更に、トナーシールSAの繊維層20は、緯編で編み上げられた基布部21が開繊されて起毛されているために、ダイカット加工法等で切り抜かれた後においても、ほつれが発生しにくく、切断端から繊維が離脱しにくい。その結果、離脱した繊維がクリーニングブレード126の先端126aと感光体ドラム121表面との接触部に混入して発生するクリーニング不良を抑制している。
現像装置130は、現像ハウジング131、感光体ドラム121に対向して配置された現像ローラ132、現像ハウジング131内のトナーを現像ローラ132側へ供給する供給ローラ133、トナーの層厚を規制する層規制ブレード136、現像ハウジング131に設けられた開口の下縁部に貼り付けられたトナー飛散防止フィルム137、その内側縁SBaが層規制ブレード136の両端部と突き合わされ、表面が現像ローラ132の表面と接触して現像ハウジング131に貼り付けられたトナーシールSBで主要部が構成されている。
尚、現像ローラ132は、一例として外径が10ないし20mm程度の円筒状とされ、トナーシールSBは、回転する現像ローラ132のほぼ半周部分に接触するように屈曲して、現像ハウジング131に貼り付けられる。
そして、層規制ブレード136で規制された大半のトナーは供給ローラ133で現像ハウジング131内に回収されるが、層規制ブレード136の両側端136bにおいては、現像ローラ132の回転とともに横方向に流れ現像ハウジング131の外部へ漏れ出そうとする。
トナーシールSBの繊維層20は、各ループが切断されて開繊された地糸21aが、切断された上端部で各繊維同士の間隔が広がった状態で基布部21上に起毛されているために、横方向に流れて漏れ出そうとするトナーを起毛された繊維間で捕集するとともに堰き止めて現像ハウジング131の外部への漏出を抑制する。
本実施形態に係る紛体シール部材1の利用例としてのトナーシールSA及びトナーシールSBは、基材を有しないアクリル系樹脂からなる接着剤が塗布された両面テープ12とポリウレタンフォーム材11からなる支持層10と、針布起毛処理された起毛布からなる繊維層20がフレームラミネート加工で接着して積層された積層体として構成されている。
そのために、屈曲抵抗が小さく、曲率の大きい貼付面を有するハウジングに貼り付けられても、曲面への追従性が高く、感光体ドラム121及び現像ローラ132との接触面における感光体ドラム121及び現像ローラ132の回転軸方向に沿ったシワの発生を抑制し、感光体ドラム121及び現像ローラ132表面と隙間なく均一に接触してトナーの漏出を抑制することができる。
10、101・・・支持層
11・・・ポリウレタンフォーム材
12・・・両面接着テープ
20、20A、20B、20C・・・繊維層
21、21A、21B、21C・・・基布部
21a・・・地糸
22、22B・・・パイル糸
23・・・分割繊維
23a・・・細繊維
30・・・開繊装置
31・・・支持体
32・・・針布ローラ
32a・・・針
40・・・ダブルラッセル編機
41・・・編部
42・・・カッター
100・・・画像形成装置
110・・・露光装置
120・・・感光体ユニット
121・・・感光体ドラム
122・・・帯電ローラ
123・・・ハウジング
124・・・クリーニング装置
126・・・クリーニングブレード
127、137・・・トナー飛散防止フィルム
SA・・・トナーシール(クリーニング装置)
130・・・現像装置
131・・・現像ハウジング
132・・・現像ローラ
133・・・供給ローラ
136・・・層規制ブレード
SB・・・トナーシール(現像装置)
140・・・転写装置
141・・・中間転写ベルト
142・・・一次転写ローラ
143・・・二次転写ローラ
Claims (5)
- 発泡弾性材からなる支持層と、
前記支持層にフレームラミネート加工により接着層を介することなく直接接着されて積層された繊維層と、からなり、
前記繊維層が、地糸でループを形成しながら前記ループを経方向に連続して連結して経編した編布が開繊処理された起毛糸からなり、
前記繊維層の前記支持層と接する裏面に合成樹脂系エマルジョンが含浸しほつれを防止するコーティング層が設けられていない、
ことを特徴とする紛体シール部材。 - 発泡弾性材からなる支持層と、
前記支持層にフレームラミネート加工により接着層を介することなく直接接着されて積層された繊維層と、からなり、
前記繊維層が、2枚が互いに対向配置された状態で編み上げられるとともに、2枚の基布の間を架橋するようにそれぞれの前記基布にパイル糸を編み込んだ後、両基布の間で前記パイル糸の中間部を切断し、前記2枚の基布を切り離すことによって形成されたカットパイル形態を有し、
前記繊維層の前記支持層と接する裏面に合成樹脂系エマルジョンが含浸しほつれを防止するコーティング層が設けられていない、
ことを特徴とする紛体シール部材。 - 前記繊維層が、基布上に分割繊維が複数に分割されて形成された極細繊維が起毛されたパイル糸からなる、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の紛体シール部材。 - 前記繊維層が像保持体の表面を清掃するクリーニング部材の両側端及び前記像保持体の表面に接触して配置され、前記クリーニング部材によって掻き取られたトナーの外部への漏出を前記繊維層で抑制する画像形成装置に用いられる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の紛体シール部材。 - 前記繊維層が像保持体にトナーを搬送する現像ローラと前記現像ローラを支持する支持部材との間で前記現像ローラの表面に接触して配置され、前記トナーの外部への漏出を前記繊維層で抑制する画像形成装置に用いられる、
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の紛体シール部材。
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